JP2007017431A - 偏芯量測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検レンズが設置される基台の回転軸と被検レンズの光軸との間、あるいは基台の回転軸と被検レンズに光を照射する測定用光学系の光軸との間等にずれが存在する場合であっても、被検レンズ面の偏芯測定を簡易かつ高精度に行うことができる偏芯量測定方法を提供する。
【解決手段】撮像面上に形成される、被検面10Aおよび設置面10Bからの各反射像の円形軌跡の半径rおよび半径rの差であるΔrを求め、このΔrに、結像面上の距離に対する、実際の空間位置における距離の比に応じた所定の係数Kを乗じることで、被検面10Aの正確な偏芯量を求める。
【選択図】図5

Description

本発明は、レンズ等の光学素子における被検面の偏芯量を測定する偏芯量測定方法に関するものである。
レンズの評価や検査の重要項目として、レンズ面の偏芯量の測定がある。
レンズ面の偏芯量は、このレンズ面の曲率中心とレンズの中心軸とのずれ量によって表される。
このような偏芯量の測定手法として、下記特許文献1等に示されたオートコリメーション法と称される手法が知られている。例えば、図8に示す偏芯測定手法はオートコリメーション法を適用した反射式の偏芯測定装置を用いるものであって、被検レンズ(球面レンズ)110を、その中心軸を中心として回転可能に設置される基台122と、光源111と、光源111からの光を通過させる指標板(ピンホール板)112と、光軸に沿って被検レンズ110に光を照射する測定用光学系131と、被検レンズ110からの光を観測するための撮像手段を備えている。
上記測定用光学系131は、光源111から射出され指標板112を通過した光を略直角に反射するビームスプリッタ113と、ビームスプリッタ113からの光を平行光束とするコリメータレンズ114と、この平行光束を被検レンズ110の近軸焦点に収束せしめる対物レンズ115とを備えている。また、上記撮像手段は、上記ビームスプリッタ113を透過した被検レンズ110からの光を観測する撮像面を備えたCCDカメラ121からなる。
上記偏芯測定装置を用いて偏芯量測定を行う際には、指標板112を通過した光源111からの光を測定用光学系131により被検レンズ110に照射する。
このとき、対物レンズ115の光収束位置Pを移動することにより、被検レンズ110の被検面(上面)の曲率中心に光収束位置Pを一致させる。被検レンズ110の被検面に入射した光は、この被検面の曲率中心から発せられた光と同等にみなせるから、被検面から、入射経路を逆進するように反射される。この反射光について、ビームスプリッタ113を透過せしめてCCDカメラ121に入射させる。この後、基台122を回転させながら被検レンズ110からの反射像を観測すると、偏芯がある場合には、ピンホールの像の軌跡が円を描き、この円の半径を計測することで被検レンズ110の偏芯量を求めることができる。
ここで、被検レンズ110は被検面とは逆側の面(設置面)が基台上に支持されている。この設置面も球面であるから、基本的には被検レンズ110を基台122上でずらしても設置面の曲率中心の位置は変化しない。そこで、このような偏芯測定装置では、得られた偏芯量測定値をそのまま、被検面についての最終的な偏芯量とするようにしていた。
特開2005−55202号公報
しかしながら、被検レンズ110が設置される基台122や測定用光学系131を光軸方向に移動させる機構には、実際には機械加工上の誤差が存在する。したがって、基台122の回転軸と被検レンズ110の光軸との間、あるいは基台122の回転軸と該測定用光学系131の光軸との間等には微小なずれが存在し、このずれの存在により偏芯量の測定精度を向上させることが困難となっている。特に、光学機器が高性能化するにしたがって、偏芯量の測定精度の向上を阻害する上記微小なずれの存在が大きな問題となりつつある。
勿論、設置面の曲率中心がレンズ回転軸上に位置するように光学調整を行うようにすれば、測定精度を向上させることができるが、このような光学調整は多大な労力を要し、煩に耐えない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、被検レンズが設置される基台の回転軸と被検レンズの光軸との間、あるいは該基台の回転軸と測定用光学系の光軸との間等にずれが存在する場合であっても、被検レンズ面の偏芯量測定を簡易かつ高精度に行うことができる偏芯量測定方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため本発明に係る偏芯量測定方法は、
所定の軸を中心として回転可能な基台に被検光学素子を設置し、該設置された被検光学素子の被検面に対して光源からの光を所定形状の指標を含む測定用光学系を介して照射し、該被検面からの反射光または透過光を結像面上に導くとともに該基台に設置された被検光学素子を、所定の回転軸を中心として回転せしめ、該反射光または該透過光により該結像面上に形成された前記指標の像の移動軌跡を観察して前記被検面の偏芯量を測定する偏芯量測定方法において、
前記被検光学素子を、前記被検面とは逆側の面を設置面として前記基台に設置し、
前記測定用光学系と前記被検面とを該測定用光学系の光軸方向に相対的に移動して、前記被検面からの反射光または透過光が前記結像面上に結像されるように調整するとともに、前記基台を回転させることで前記被検光学素子を前記回転軸を中心として回転せしめ、該反射光または該透過光により該結像面上に形成された前記指標の像の移動軌跡の半径rを測定し、
前記測定用光学系と前記設置面とを該測定用光学系の光軸方向に相対的に移動して、前記設置面からの反射光または透過光が前記結像面上に結像されるように調整するとともに、前記基台に設置された前記被検光学素子を回転せしめ、該反射光または該透過光により該結像面上に形成された前記指標の像の移動軌跡の半径rを測定し、
測定された前記半径rと前記半径rとの差Δrを演算し、求められたΔrに基づき、前記被検面の偏芯量を求めることを特徴とするものである。
なお、前記半径rの測定と前記半径rの測定の順序は、いずれを先に行ってもよいものである。
本発明に係る偏芯量測定方法は、結像面上に形成される、被検面からの反射光による指標の像(レチクル像)の円形状軌跡の半径rと、結像面上に形成される、設置面(裏面)からの反射光による指標の像(レチクル像)の円形状軌跡の半径rとの差であるΔrを求め、このΔrに、結像面上の距離に対する、実際の空間位置における距離の比に応じた所定の係数を乗じることで、被検面の偏芯量を高精度で求めることができる、という着想に基づくものである。
すなわち、本発明の偏芯量測定方法によれば、被検面の曲率中心位置に関する情報のみならず、設置面の曲率中心位置に関する情報をも考慮して演算を行うことにより、被検レンズが設置される基台等に機械加工上の誤差等が存在し、基台の回転軸と被検レンズの光軸との間、あるいは基台の回転軸と該測定用光学系の光軸との間等にずれが存在する場合であっても、被検面の偏芯測定を簡易かつ高精度に行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず図1に基づいて、本発明の一実施形態に係る偏芯量測定方法を実施するための反射タイプの偏芯量測定装置の概略構成について説明する。
この偏芯量測定装置1は、被検レンズ10の被検面(上面)10Aの偏芯量を測定するものであり、被検面10Aおよび設置面(下面)10Bに光を照射する光源11と、光源11からの光束を通過させるレチクル板12と、測定用光学系31とを有し、この測定用光学系31は、レチクル板12からの光を略直角に反射するビームスプリッタ13と、入射された光を平行光束とするコリメータレンズ14と、平行光束を所定位置(光収束点)Pに収束せしめる対物レンズ15とを備えている。
また、この偏芯量測定装置1は、被検面10Aおよび設置面10Bからの反射光が、対物レンズ15、コリメータレンズ14およびビームスプリッタ13を介して入射され、レチクル板12のレチクルの像を撮像するCCDカメラ21を有している。
また、この偏芯量測定装置1は、被検レンズ10を載置するレンズ載置部材22と、このレンズ載置部材22を所定の回転軸を中心として回転させる被検レンズ回転駆動手段23と、上記測定用光学系31および上記CCDカメラ21を一体的に保持しつつ、該測定用光学系31の光軸Zの方向に移動せしめるZ軸移動ステージ24と、被検レンズ回転駆動手段23およびZ軸移動ステージ24を一体的に載設固定せしめる固定台25とを有している。
また、CCDカメラ21で得られた像情報を解析し、演算する解析演算部32が設けられている。
ここで、上記レンズ載置部材22は、その上方端面縁部において被検レンズ10を支持する円筒形状の載置部材を用いてもよいが、例えば図2に示すような、Vブロック51と回転円板52よりなるチャック機構により被検レンズ10をその側方において挟持し、該回転円板52を回転駆動することにより、被検レンズ10を回転させるようにすれば、被検レンズ10の位置決めを高精度で行うことができる。
なお、いずれの方法により被検レンズ10を載置する場合にも、被検レンズ10の回転軸Wを被検レンズ10の光軸zと一致するように位置調整を行うことが望ましい。
また、上記レチクル板12のレチクルは、十字形状のものとすることが望ましいが、円形のピンホール等とすることも可能である。また、このレチクル板12の配設位置は、コリメータレンズ14の光源側の焦点位置に一致させることが望ましい。
また、上記測定用光学系31と上記CCDカメラ21としては、オートコリメータ装置を用いて一体的に構成することが可能である。
ここで、図3を用いて偏芯量Ecの定義をしておく。
すなわち、被検レンズ10の両面(被検面10A、設置面10B)がともに球面であるとすると、被検面10Aの曲率中心Cは被検面10Aの光軸上に位置し、設置面10Bの曲率中心Cは設置面10Bの光軸上に位置する。2つの曲率中心C、Cを結ぶ直線が被検レンズ10の光軸zであり、被検レンズ10の回転軸Wが設置面10Bの光軸に一致しているものとすると、この被検レンズ10の光軸zと設置面10Bの光軸とが角度をもって交差している場合、被検面10Aの曲率中心Cから設置面10Bの光軸に下ろした垂線の長さを偏芯量Ecと定義する。被検レンズ10の回転軸Wが設置面10Bの光軸に一致していない場合は、被検面10Aの曲率中心Cから被検レンズ10の回転軸Wに下ろした垂線の長さを偏芯量Ecとする。
以下、上記偏芯量測定装置1を用いた本実施形態に係る偏芯量測定方法について説明する。
(1)まず、被検レンズ10を、その設置面10Bがレンズ載置部材22上に確実に設置されるように載置する。
(2)次に、光源11からの光を被検レンズ10に照射する。
(3)次に、Z軸移動ステージ24を駆動し、被検レンズ10の被検面10Aからの反射光に担持されたレチクルの像がCCDカメラ21の撮像面上に結像されるように調整する。調整が完了した状態では、被検面10Aの曲率中心Cと上記所定位置(光収束点)Pとが一致する。
(4)次に、被検レンズ回転駆動手段23を回転駆動して、被検レンズ10を回転させ、被検面10Aからの反射光によるレチクルの像により撮像面上に円形の軌跡が描かれるようにする。
(5)該撮像面上に描かれた円の半径rを解析演算部32で解析し、被検面10Aの偏芯量情報とする。
(6)次に、再びZ軸移動ステージ24を駆動し、被検レンズ10の設置面10Bからの反射光に担持されたレチクルの像がCCDカメラ21の撮像面上に結像されるように調整する。調整が完了した状態では、設置面10Bの曲率中心Cと上記所定位置(光収束点)Pとが一致する。
(7)次に、被検レンズ回転駆動手段23を回転駆動して、被検レンズ10を回転させ、設置面10Bからの反射光によるレチクルの像により撮像面上に円の軌跡が描かれるようにする。
(8)該撮像面上に描かれた円の半径rを解析演算部32で解析し、設置面10Bの偏芯量情報とする。
(9)次に、解析演算部32において上記半径rと上記半径rとの差を演算し、Δrを求める。
(10)解析演算部32において、Δrに所定の係数Kを乗じる演算を行うことで、偏芯量Ecを求める。
以上に説明したように、本実施形態に係る偏芯量測定方法は、撮像面上に形成される被検面10Aおよび設置面10Bからの各反射像の円形軌跡の半径rおよび半径rの差であるΔrを求め、このΔrに、結像面上の距離に対する、実際に偏芯量を求めたい空間位置における距離の比に応じた所定の係数Kを乗じることで、被検面10Aの正確な偏芯量を求めることができる。
ここで、上記所定の係数Kとは、例えば下式(1)で表される。
Figure 2007017431
なお、上式(1)で表される係数Kは、装置が図1に示すような反射タイプのものの場合であり、透過タイプの装置の場合における係数Kは、下式(2)で表される。
Figure 2007017431
次に、上記被検面10Aあるいは設置面10Bからの反射光による撮像面上のレチクルの像の軌跡が円形に形成される様子を図4(A)に示す。この場合のレチクルは円形のピンホール状のものが用いられている。すなわち、撮像面のピクセルメッシュ上に形成された像軌跡によるドーナッツ帯の中心線がつくる円の半径を、ピクセル数で計数することになる。なお、図4(B)に示すように、各レチクルの像の重み付き中心の軌跡により、上記円の半径を求めるようにすれば、分解能を向上させることができる。
以下、図5〜7を用い、本実施形態を、各軸間の関係に応じた各態様毎に検証する。
なお、図5〜7の各図面において、左方には、実際の空間上における各位置の関係を示す模式図が表されており、右方には、左方の模式図に表された位置関係にある場合における、撮像面上のレチクル像の移動軌跡が表されている。
≪1≫ 測定用光学系31の光軸とレンズ10の回転軸との間、および測定用光学系31のZ軸方向の移動軸とレンズ10の回転軸との間に、ずれが生じていない場合(図5(A)〜(D))。
<a>
図5(A)は、設置面10Bの光軸(以下、設置軸と称する:レンズ載置部材22の中心軸に相当する)とレンズ回転軸が一致するとともに、偏芯が生じていない状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecは0となる。
<b>
図5(B)は、設置軸とレンズ回転軸が一致するとともに、偏芯が生じている状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecはdであり、K・rにより求められる。
<c>
図5(C)は、設置軸とレンズ回転軸が互いに平行にずれるとともに、偏芯が生じていない状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecは0となる。
<d>
図5(D)は、設置軸とレンズ回転軸が互いに平行にずれるとともに、偏芯が生じている状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecはd−dであり、K・(r−r)により求められる。
≪2≫ 測定用光学系31の光軸とレンズ10の回転軸との間にずれが生じている場合(図6(A)〜(D))。
<a>
図6(A)は、設置軸とレンズ回転軸が一致するとともに、偏芯が生じていない状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecは0となる。
<b>
図6(B)は、設置軸とレンズ回転軸が一致するとともに、偏芯が生じている状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecはdであり、K・rにより求められる。
<c>
図6(C)は、設置軸とレンズ回転軸が互いに平行にずれるとともに、偏芯が生じていない状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecは0となる。
<d>
図6(D)は、設置軸とレンズ回転軸が互いに平行にずれるとともに、偏芯が生じている状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecはd−dであり、K・(r−r)により求められる。
≪3≫ 測定用光学系31のZ軸方向の移動軸とレンズ10の回転軸との間に傾きが生じている場合(図7(A)〜(D))。
なお、図7(A)〜(D)において、C、C、およびeは各々、実際の空間上における被検面10Aの曲率中心、設置面10Bの曲率中心、および測定用光学系31のZ軸方向の移動軸とレンズ10の回転軸との間のずれを示すものであり、一方、C′、C′、およびe′は、撮像面上における、C、C、およびeに対応する位置を示すものである。
<a>
図7(A)は、設置軸とレンズ回転軸が一致するとともに、偏芯が生じていない状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecは0となる。
<b>
図7(B)は、設置軸とレンズ回転軸が一致するとともに、偏芯が生じている状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecはdであり、K・rにより求められる。
<c>
図7(C)は、設置軸とレンズ回転軸が互いに平行にずれるとともに、偏芯が生じていない状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecは0となる。
<d>
図7(D)は、設置軸とレンズ回転軸が互いに平行にずれるとともに、偏芯が生じている状態を表すものであり、この場合の偏芯量Ecはd−dであり、K・(r−r)により求められる。
上記、図5〜7を用いた検証結果からも明らかなように、本実施形態によれば、測定用光学系31の光軸とレンズ10の回転軸との間にずれが生じていたり、測定用光学系31のZ軸方向の移動軸とレンズ10の回転軸との間に傾きが生じていたりしても、偏芯量Ecを良好に求めることができる。
なお、本発明の偏芯量測定方法としては、上記実施形態のものに限られるものではなく、その他の種々の態様の変更が可能である。
例えば、被検面は被検レンズの下面とされていてもよく、この場合は被検レンズの上面を設置面とする。
また、上記では、本実施形態に用いられる装置として、主に光反射タイプのものについて説明しているが、これに替えて光透過タイプの装置を用いてもよい。
また、上記実施形態のものでは、測定用光学系を移動させて、光収束点Pを、被検面や設置面の曲率中心C、Cに一致させるようにしているが、被検レンズを移動させて、被検面や設置面の曲率中心C、Cを、光収束点Pに一致させるようにしてもよい。
また、係数Kの決定手法としては、上述したもの以外に種々の決定手法を用いることができる。
本発明の一実施形態に係る偏芯量測定方法を実施するための偏芯量測定装置の概略構成図 Vブロックと回転円板よりなるチャック機構を示す概略斜視図 偏芯量Ecの定義を説明するための図 被検面あるいは設置面からの反射光による撮像面上のレチクルの像の軌跡を示す図 本実施形態を、各軸間の関係に応じた各態様毎に検証するに際し、各態様の状態を視覚的に表した模式図(測定用光学系の光軸とレンズの回転軸との間、および測定用光学系のZ軸方向の移動軸とレンズの回転軸との間に、ずれが生じていない場合)。 本実施形態を、各軸間の関係に応じた各態様毎に検証するに際し、各態様の状態を視覚的に表した模式図(測定用光学系の光軸とレンズの回転軸との間にずれが生じている場合)。 本実施形態を、各軸間の関係に応じた各態様毎に検証するに際し、各態様の状態を視覚的に表した模式図(測定用光学系のZ軸方向の移動軸とレンズの回転軸との間に傾きが生じている場合)。 従来の偏芯量測定装置を示す概略構成図
符号の説明
1 偏芯量測定装置
10、110 被検レンズ
10A 被検面
10B 設置面
11、111 光源
12 レチクル板
13、113 ビームスプリッタ
14、114 コリメータレンズ
15、115 対物レンズ
21、121 CCDカメラ
22 レンズ載置部材
23 被検レンズ回転駆動手段
24 Z軸移動ステージ
25 固定台
31、131 測定用光学系
32 解析演算部
51 Vブロック
52 回転円板
112 指標板(ピンホール板)
122 基台

Claims (1)

  1. 所定の軸を中心として回転可能な基台に被検光学素子を設置し、該設置された被検光学素子の被検面に対して光源からの光を所定形状の指標を含む測定用光学系を介して照射し、該被検面からの反射光または透過光を結像面上に導くとともに該基台に設置された被検光学素子を、所定の回転軸を中心として回転せしめ、該反射光または該透過光により該結像面上に形成された前記指標の像の移動軌跡を観察して前記被検面の偏芯量を測定する偏芯量測定方法において、
    前記被検光学素子を、前記被検面とは逆側の面を設置面として前記基台に設置し、
    前記測定用光学系と前記被検面とを該測定用光学系の光軸方向に相対的に移動して、前記被検面からの反射光または透過光が前記結像面上に結像されるように調整するとともに、前記基台を回転させることで前記被検光学素子を前記回転軸を中心として回転せしめ、該反射光または該透過光により該結像面上に形成された前記指標の像の移動軌跡の半径rを測定し、
    前記測定用光学系と前記設置面とを該測定用光学系の光軸方向に相対的に移動して、前記設置面からの反射光または透過光が前記結像面上に結像されるように調整するとともに、前記基台に設置された前記被検光学素子を回転せしめ、該反射光または該透過光により該結像面上に形成された前記指標の像の移動軌跡の半径rを測定し、
    測定された前記半径rと前記半径rとの差Δrを演算し、求められたΔrに基づき、前記被検面の偏芯量を求めることを特徴とする偏芯量測定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014147902A1 (ja) * 2013-03-21 2014-09-25 シャープ株式会社 レンズ傾き検出装置およびレンズ傾き検出方法

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