JP2007016678A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピエゾアクチュエータのリード線にコネクタのターミナルを接合する際の、誤組付けを防止し、且つ、組み付け工数を低減する。
【解決手段】 ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に挿入しつつ、2本のリード線21、22の先端をインジェクタボデー4の外部に取り出す燃料噴射装置用インジェクタにおいて、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に挿入する際に、2本のリード線21、22をそれぞれ所定の位置にガイドするガイド部材8を有する。これによると、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に組み付けた際に、2本のリード線21、22のそれぞれの取り出し位置が自動的に決まる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ピエゾアクチュエータにてノズルの開閉作動を制御する燃料噴射弁に関するものである。
従来の燃料噴射装置は、コモンレール内に蓄えられた高圧燃料を燃料噴射弁(以下、インジェクタという)を介して内燃機関の各気筒の燃焼室内に噴射供給するように構成されている。インジェクタは、噴孔をニードルにて開閉して開弁時に燃料を噴射するノズルや、ニードルにおける反噴孔側に作用する圧力を制御してノズルの開閉作動を制御するピエゾアクチュエータを備えている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車輌に搭載される内燃機関に用いられる燃料噴射装置用インジェクタは、搭載性向上や、軽量化による燃費向上等のために、小型化の要求がある。その実現手段の一つとして、インジェクタボデー形状をペンシル型と呼ばれるトップフィード形状にしたものがある。これは、インジェクタボデーの軸方向の一端(トップ)に、高圧燃料の配管が接続される構成になっている。
特開2002−257002号公報
しかしながら、このトップフィード形状の場合、インジェクタボデーの一端(トップ)側からピエゾアクチュエータを組み付けることができないため、ピエゾアクチュエータは、インジェクタボデーの他端側からの組付けとなる。
具体的には、給電用の2本のリード線を予めピエゾアクチュエータに接合しておき、まずリード線をインジェクタボデーに挿入し、続いてピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに挿入する。そして、ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに挿入することによって、リード線はインジェクタボデー内を進み、リード線の先端がインジェクタボデーの外部に出てくるようになっている。
ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに組み付けた後に、コネクタのターミナルがピエゾアクチュエータのリード線に接合される。この時、ピエゾアクチュエータの場合は電気極性を考慮して接続しなければならないため、目視によってリード線の色や記号を選別して組付けることになる。したがって、色や記号の見間違いによる誤組付けが発生したり、色や記号の確認のために組み付け工数が大になるという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、ピエゾアクチュエータのリード線にコネクタのターミナルを接合する際の、誤組付けを防止し、且つ、組み付け工数を低減することを目的とする。
請求項1記載の発明では、ピエゾアクチュエータ(2)をインジェクタボデー(4)に挿入しつつ、2本のリード線(21、22)の他端をインジェクタボデー(4)の外部に取り出すように構成された燃料噴射装置用インジェクタにおいて、2本のリード線(21、22)が貫通するガイド部材(8)がインジェクタボデー(4)に装着され、ガイド部材(8)は、ピエゾアクチュエータ(2)をインジェクタボデー(4)に挿入する際に、2本のリード線(21、22)をそれぞれ所定の取り出し位置にガイドする2つの孔部(81、82)を有することを特徴としている。
これによると、ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに組み付けた際に、2本のリード線のそれぞれの取り出し位置が自動的に決まるため、リード線にコネクタのターミナルを接合する際の誤組付けを防止することができる。また、リード線の色や記号の確認が不要になるため、組み付け工数を低減することができる。
請求項2記載の発明では、芯線(211、221)を覆う被覆部材(212、222)の外径が一方のリード線と他方のリード線とで異なることを特徴としている。
これによると、被覆部材の外径が異なることを利用して、2本のリード線をそれぞれ所定の取り出し位置にガイドすることができる。
請求項3記載の発明では、一方の孔部(81)は太いリード線(21)が貫通可能な大きさであり、他方の孔部(82)は細いリード線(22)のみが貫通可能な大きさであることを特徴としている。
これによると、太いリード線は他方の孔部には侵入不可能であるため必ず一方の孔部に侵入する。これに伴い、細いリード線は他方の孔部に侵入する。したがって、2本のリード線をそれぞれ所定の取り出し位置に確実にガイドすることができる。
請求項4記載の発明では、太いリード線(21)の長さが細いリード線(22)の長さよりも長いことを特徴としている。
ところで、細いリード線が太いリード線よりも先にガイド部材に到達した場合、細いリード線は一方の孔部および他方の孔部のいずれにも侵入可能である。
これに対し、請求項4記載の発明によると、長くて太いリード線が短くて細いリード線よりも先にガイド部材に到達し、この際、太いリード線は、他方の孔部には侵入不可能であるため必ず一方の孔部に侵入する。また、短くて細いリード線が一方の孔部および他方の孔部の近傍に到達した時点では、太いリード線によって一方の孔部が塞がれているため、細いリード線は必ず他方の孔部に侵入する。したがって、2本のリード線をそれぞれ所定の取り出し位置に確実にガイドすることができる。
請求項5記載の発明では、ガイド部材(8)が、2本のリード線(21、22)を孔部(81、82)側にガイドするテーパ面(83)を有することを特徴としている。
これによると、ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに挿入する際に、リード線はテーパ面にガイドされて孔部側にスムーズにガイドされる。
請求項7記載の発明では、ガイド部材(8)は、ピエゾアクチュエータ(2)の挿入方向に沿って2本のリード線(21、22)が移動する領域で、2本のリード線(21、22)をガイドすることを特徴としている。
ところで、インジェクタボデーがトップフィード形状である場合、インジェクタボデーの側面からリード線を取り出す必要があるため、ピエゾアクチュエータの挿入方向とリード線の取り出し方向とが一致しない。したがって、ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに組み付ける際に、リード線は屈曲した部位を通過することになる。
このような場合、リード線が屈曲した後の領域でリード線をガイドするよりも、請求項7記載の発明のようにピエゾアクチュエータの挿入方向に沿ってリード線が移動する領域でリード線をガイドする方が、ガイド部材はリード線をスムーズにガイドすることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置用インジェクタの部分断面図、図2は図1のインジェクタの概略内部構成を示す模式的な断面図、図3は図1のリード線を単体で示す斜視図である。
まず、図2に基づいて、インジェクタの基本的な構成、作動について説明する。インジェクタは、コモンレール(図示せず)内に蓄えられた高圧燃料をディーゼル内燃機関(図示せず)の気筒内に噴射するものであり、開弁時に燃料を噴射するノズル1、電荷の充放電により伸縮するピエゾアクチュエータ2、ピエゾアクチュエータ2により駆動されてノズル1の背圧を制御する背圧制御機構3を備えている。
ノズル1は、噴孔11が形成されたノズルボデー12、ノズルボデー12の弁座に接離して噴孔11を開閉するニードル13、ニードル13を閉弁向きに付勢するスプリング14を備えている。
ピエゾアクチュエータ2は、図示しない電源の正極端子に接続される正極リード線21と、電源の負極端子に接続される負極リード線22とを備えている。
背圧制御機構3のバルブボデー31内には、ピエゾアクチュエータ2の伸縮に追従して移動するピストン32、ピストン32をピエゾアクチュエータ2側に向かって付勢する皿ばね33、ピストン32に駆動される球状の弁体34が収納されている。因みに、図2ではバルブボデー31を1つの部品として図示しているが、実際には複数に分割されている。
略円筒状のインジェクタボデー4は、その径方向中心部に、インジェクタ軸線方向に延びる段付き円柱状の収納孔41が形成されており、この収納孔41にピエゾアクチュエータ2および背圧制御機構3が収納されている。また、略円筒状のリテーナ5をインジェクタボデー4に螺合させることにより、インジェクタボデー4の端部にノズル1が保持されている。
ノズルボデー12、インジェクタボデー4、およびバルブボデー31には、コモンレールから常に高圧燃料が供給される高圧通路6が形成され、インジェクタボデー4およびバルブボデー31には、図示しない燃料タンクに接続される低圧通路7が形成されている。
ニードル13における噴孔11側の外周面とノズルボデー12の内周面との間には、高圧室15が形成されている。この高圧室15は、ニードル13が開弁方向に変位した際に噴孔11と連通する。また、高圧室15には、高圧通路6を介して常に高圧燃料が供給されている。ニードル13における反噴孔側には背圧室16が形成されている。この背圧室16には前述したスプリング14が配置されている。
バルブボデー31には、バルブボデー31内の高圧通路6とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に高圧シート面35が形成され、バルブボデー31内の低圧通路7とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に低圧シート面36が形成されている。そして、高圧シート面35と低圧シート面36との間に前述した弁体34が配置されている。
上記構成において、ピエゾアクチュエータ2が縮んだ状態では、図2に示すように弁体34が低圧シート面36に接して背圧室16は高圧通路6と接続され、背圧室16には高圧の燃料圧が導入される。そして、この背圧室16内の燃料圧とスプリング14とによってニードル13が閉弁向きに付勢されて噴孔11が閉じられている。
一方、ピエゾアクチュエータ2に電圧が印加されてピエゾアクチュエータ2が伸びた状態では、弁体34が高圧シート面35に接して背圧室16は低圧通路7と接続され、背圧室16内は低圧になる。そして、高圧室15内の燃料圧によってニードル13が開弁向きに付勢されて噴孔11が開かれ、この噴孔11から内燃機関の気筒内へ燃料が噴射される。
次に、本実施形態のインジェクタの具体的な構成について説明する。図1に示すように、インジェクタボデー4における反ノズル側の端部(以下、トップという)に、燃料の導入口42および配管接続用の雄ねじ部43が形成されている。そして、インジェクタボデー4のトップに高圧燃料の配管が接続されて、コモンレールから高圧燃料がインジェクタに供給されるようになっている。
インジェクタボデー4には、前述したように、その径方向中心部に、インジェクタ軸線方向に延びる円柱状の収納孔41が形成されている。また、インジェクタボデー4には、収納孔41とインジェクタボデー4の外部とを連通させる円柱状の連通孔44が形成されている。
連通孔44は、インジェクタ軸線に対して傾斜している。具体的には、連通孔44は、インジェクタボデー4の径方向中心側からインジェクタボデー4の外部側に行くにしたがって、インジェクタボデー4のトップに近づくように傾斜している。
連通孔44には、ピエゾアクチュエータ2の2本のリード線21、22をそれぞれ所定の取り出し位置にガイドするガイド部材8が挿入されている。このガイド部材8は、ガラス繊維入りナイロン等の樹脂にて、段付き円筒状に形成されている。
図3に示すように、ピエゾアクチュエータ2の2本のリード線21、22は、導電性の芯線211、221の外周側が電気絶縁性を有する被覆部材212、222にて覆われている。そして、正極リード線21の被覆部材212の外径が、負極リード線22の被覆部材222の外径よりも大きくなっている。また、正極リード線21が負極リード線22よりも長くなっている。
次に、ガイド部材8について図4〜6に基づいて説明する。なお、図4はガイド部材8を単体で示す断面図、図5は図4のA矢視図、図6は図4のX−X線に沿う断面図である。
図4〜6に示すように、ガイド部材8には、径が異なる円柱状の第1孔部81と第2孔部82が形成されている。第1孔部81の径は、正極リード線21の被覆部材212の外径よりも僅かに大きく設定されていて、正極リード線21が貫通可能になっている。一方、第2孔部82の径は、負極リード線22の被覆部材222の外径よりも僅かに大きく、且つ、正極リード線21の被覆部材212の外径よりも小さく設定されていて、2本のリード線21、22のうち負極リード線22のみが貫通可能になっている。
第1孔部81と第2孔部82は、インジェクタ外部側(図4の紙面上方)に近い部位では分離されている。また、第1孔部81と第2孔部82は、ガイド部材8の軸方向中間部付近からインジェクタ内部側(図4の紙面下方)にかけては繋がっている。そして、ガイド部材8の軸方向中間部付近では、第1孔部81と第2孔部82を、それらに共通の接線で結んだ形状になっており(図6参照)、また、インジェクタ内部側に近い部位は、インジェクタ外部側からインジェクタ内部側に向かってテーパ状に拡がるテーパ面83が形成されている。
ガイド部材8の外周部には、Oリング84(図1参照)が挿入される環状の溝85が形成されている。
ガイド部材8には、導電性金属よりなる2つのターミナル86、87がインサート成形によって一体化されている。これらのターミナル86、87は、ガイド部材8におけるインジェクタ外部側端面から突出している。そして、正極ターミナル86は、第1孔部81に隣接して配置され、負極ターミナル87は、第2孔部82に隣接して配置されている。
次に、ピエゾアクチュエータ2の、インジェクタボデー4への組み付けについて説明する。
まず、インジェクタボデー4の連通孔44にガイド部材8を挿入する。なお、この時点では、インジェクタボデー4にはガイド部材8以外は組み付けられていない。次いで、インジェクタボデー4の収納孔41にリード線21、22を挿入し、引き続いてピエゾアクチュエータ2の本体部を収納孔41に押し込むようにして挿入する。
このピエゾアクチュエータ2の本体部を収納孔41に押し込む過程において、長くて太い正極リード線21が短くて細い負極リード線22よりも先に、ガイド部材8に到達し、正極リード線21はテーパ面83にガイドされて第1孔部81および第2孔部82側にスムーズにガイドされる。
ここで、第2孔部82の径は正極リード線21の径よりも小さいため、正極リード線21は、第2孔部82には侵入不可能であり、必ず第1孔部81に侵入する。
この後、負極リード線22が第1孔部81および第2孔部82の近傍に到達した時点では、正極リード線21によって第1孔部81が塞がれているため、負極リード線22は必ず第2孔部82に侵入する。
そして、ピエゾアクチュエータ2の本体部を収納孔41の奥まで押し込むと、正極リード線21は第1孔部81内を進み、正極リード線21の先端が正極ターミナル86に対向する位置にガイドされ、同様に、負極リード線22は第2孔部82内を進み、負極リード線22の先端が負極ターミナル87に対向する位置にガイドされる。
以上のようにして、ピエゾアクチュエータ2の、インジェクタボデー4への組み付けが完了した後に、正極リード線21と正極ターミナル86を接合するとともに、負極リード線22と負極ターミナル87を接合する。その後、2次モールドによってコネクタハウジング(図示せず)をガイド部材8に一体に成形する。
さらに、インジェクタボデー4に背圧制御機構3を収納し、リテーナ5をインジェクタボデー4に螺合させてノズル1を保持することにより、図1に示すインジェクタが完成する。
本実施形態によると、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に組み付けた際に、2本のリード線21、22のそれぞれの取り出し位置が自動的に決まるため、リード線21、22にコネクタのターミナル86、87を接合する際の誤組付けを防止することができる。また、リード線21、22の色や記号の確認が不要になるため、組み付け工数を低減することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図7は第2実施形態に係るインジェクタにおける要部の断面図である。本実施形態は、ガイド部材8の装着位置を変更したものである。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、ガイド部材8は、インジェクタボデー4の段付き状の収納孔41のうち奥に位置する小径の収納孔41aに挿入されている。また、ガイド部材8は、第1孔部81および第2孔部82の軸線がインジェクタ軸線と略平行になるようにして挿入されている。換言すると、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に組み付ける際のピエゾアクチュエータ2の挿入方向と、第1孔部81および第2孔部82の軸線が、略平行になっている。
ところで、第1実施形態では、インジェクタボデー4の連通孔44がインジェクタ軸線に対して傾斜しているため、ピエゾアクチュエータ2の挿入方向と第1孔部81および第2孔部82の軸線もある角度を有している。したがって、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に組み付ける際、2本のリード線21、22は屈曲した後に第1孔部81および第2孔部82に侵入しなければならない。
これに対し、本実施形態では、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に組み付ける際、2本のリード線21、22がピエゾアクチュエータ2の挿入方向と略平行に進んでいる時点で、2本のリード線21、22が第1孔部81および第2孔部82に侵入するため、2本のリード線21、22は第1孔部81および第2孔部82にスムーズに侵入することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態において、ガイド部材8の軸方向中間部付近で第1孔部81と第2孔部82が繋がっている部位の形状は、図8(図4のX−X断面相当)に示すように、第1孔部81と第2孔部82を、第2孔部82の平行な2つの接線で結んだ形状でもよい。
或いは、図9(図4のX−X断面相当)に示すように、ガイド部材8の軸方向中間部付近で第1孔部81と第2孔部82を繋がない形状であってもよい。但し、ガイド部材8におけるインジェクタ内部側に近い部位には、上記各実施形態と同様にテーパ面83(図4参照)を設けた方が望ましい。これによると、ガイド部材8を切削加工する場合は、第1孔部81と第2孔部82を繋ぐ部位の加工が不要であるため、加工が容易で且つ加工工数が少なくなり、ガイド部材8を成形する場合は、成型用の型が簡素となる。
上記各実施形態では、正極リード線21を負極リード線22よりも太く長くしたが、負極リード線22を正極リード線21よりも太く長くしてもよい。この場合、負極リード線22が第1孔部81内に侵入するため、負極ターミナル87を第1孔部81に隣接して配置するとともに、正極リード線21が第2孔部82内に侵入するため、正極ターミナル86を第2孔部82に隣接して配置する。
本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置用インジェクタの部分断面図である。 図1のインジェクタの概略内部構成を示す模式的な断面図である。 図1のリード線を単体で示す斜視図である。 図1のガイド部材を単体で示す断面図である。 図4のA矢視図である。 図4のX−X線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係るインジェクタにおける要部の断面図である。 ガイド部材の変形例を示す断面図である。 ガイド部材の他の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1…ノズル、2…ピエゾアクチュエータ、4…インジェクタボデー、8…ガイド部材、21、22…リード線。

Claims (7)

  1. 筒状のインジェクタボデー(4)内に収納され、電荷の充放電により伸縮するピエゾアクチュエータ(2)と、
    一端が前記ピエゾアクチュエータ(2)に接合された給電用の2本のリード線(21、22)と、
    前記ピエゾアクチュエータ(2)の伸縮に応じて開弁または閉弁して開弁時に燃料を噴射するノズル(1)とを備え、
    前記ピエゾアクチュエータ(2)を前記インジェクタボデー(4)に挿入しつつ、前記2本のリード線(21、22)の他端を前記インジェクタボデー(4)の外部に取り出すように構成された燃料噴射弁において、
    前記2本のリード線(21、22)が貫通するガイド部材(8)が前記インジェクタボデー(4)に装着され、
    前記ガイド部材(8)は、前記ピエゾアクチュエータ(2)を前記インジェクタボデー(4)に挿入する際に、前記2本のリード線(21、22)をそれぞれ所定の取り出し位置にガイドする2つの孔部(81、82)を有することを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記2本のリード線(21、22)は、導電性の芯線(211、221)が絶縁性の被覆部材(212、222)にて覆われており、
    前記被覆部材(212、222)の外径が一方のリード線と他方のリード線とで異なることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記2つの孔部(81、82)のうち一方の孔部(81)は、前記被覆部材(212)の外径が大きい方のリード線(21)が貫通可能な大きさであり、
    他方の孔部(82)は、前記2本のリード線(21、22)のうち前記被覆部材(222)の外径が小さい方のリード線(22)のみが貫通可能な大きさであることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記被覆部材(222)の外径が大きい方のリード線(21)の長さが、前記被覆部材(222)の外径が小さい方のリード線(22)の長さよりも長いことを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記ガイド部材(8)は、前記ピエゾアクチュエータ(2)を前記インジェクタボデー(4)に挿入する際に、前記2本のリード線(21、22)を前記孔部(81、82)側にガイドするテーパ面(83)を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  6. 前記2つの孔部(81、82)は分離されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  7. 前記ピエゾアクチュエータ(2)の挿入方向と、前記2本のリード線(21、22)における他端の取り出し方向とが所定の角度を有し、
    前記ガイド部材(8)は、前記ピエゾアクチュエータ(2)の挿入方向に沿って前記2本のリード線(21、22)が移動する領域で、前記2本のリード線(21、22)をガイドすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
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