JP2007014090A - 電動車両の強電ハーネスの配索構造 - Google Patents

電動車両の強電ハーネスの配索構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 強電ハーネスへの影響が大きいエンジンロールに対する耐久力を確保する強電ハーネスの配索構造を提供する。
【解決手段】 発電機3に、車両前方斜め上方又は車両後方斜め上方を外端部が向くように、強電ハーネス5と接続するコネクタ15aを設けるとともに、この発電機3側のコネクタ15aの車両前方又は後方の向きに対応して、インバータ4には、車両前方又は車両後方を外端部が向くように、インバータ4と接続するコネクタ15bを設け、コネクタ1aの外端部近傍に法線が車両幅方向を向く第1の仮想配索面と、コネクタ1bの外端部近傍に法線が車両上下方向を向く第2の仮想配索面と、第1の仮想配索面と第2の仮想配索面との間を滑らかに連結する第3の仮想配索面とを想定し、強電ハーネス5を、両端部は第1及び第2の仮想配索面上を通ってコネクタに接続し、中間部は第3の仮想配索面上に配索している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、強電ハーネスの配索構造に関し、特に、ハイブリッド車や電気自動車のような電動車両の強電ハーネスの配索構造に関する。
強電ハーネスの配索構造の従来技術として、特許文献1記載の発明がある。これは、ハイブリッド車や電気自動車の電動機と電源系装置間の相対運動を吸収可能で且つ、空間利用効率の高い強電ハーネス配索構造を提供しようとするものである。
上述した従来の強電ハーネスの配索構造にあっては、発電機が一体的に取付けられたエンジンを、複数のエンジンマウントを介して車体に搭載し、発電機およびインバータの各々に、強電ハーネスと接続するコネクタが設けられ、発電機と、車体に取着されたインバータとの間を複数本の強電ハーネスで配索しているが、発電機側のコネクタに接続されている強電ハーネスは、車両幅方向にほぼ直角な方向に向かって延びた後、上方に向かって延在し、インバータ側のコネクタに、車両前方方向からほぼ直角に接続されている。
特開2000−152470号公報
しかしながら、上述した従来例にあっては、発電機からの強電ハーネスの取り出し方向が発電機の軸方向になっており、これは、通常の車両レイアウトでは強電ハーネスが車体(通常はサイドメンバ)およびサスペンションに向かって配索されることになり、左サイドメンバ等の周辺部品との干渉が生じ易いため、スペース上の制約から強電ハーネスの最大曲げRを大きく取ることができず、従って、強電ハーネスの耐久性と搭載性との両立ができないという問題点があった。
この問題点を更に詳述すると、エンジンと一体的に取り付けられた発電機を車体に複数のエンジンマウントを介して搭載した構成においては、エンジンと発電機の主な変動は、エンジンの駆動モーメントの反力としての慣性主軸を中心とした車両前後方向のロールと、主に路面外乱からのランダムな上下方向変動および車両の前後加速に伴うロールとに基づいて生じるが、特に、上述した従来例にあっては、強電ハーネスへの影響(変動)が大きいエンジンロールに対する耐久性を確保することができなかった。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであって、強電ハーネスへの影響が大きいエンジンロールに対する耐久力を確保できる強電ハーネスの配索構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の強電ハーネスの配索構造は、発電機が一体的に取付けられたエンジンを、複数のエンジンマウントを介して車体に搭載し、前記発電機と、前記エンジンよりも上方に位置するように前記車体に取着されたインバータとの間を複数本の強電ハーネスで配索する電動車両の強電ハーネス配索構造において、前記発電機に、車両前方斜め上方又は車両後方斜め上方を外端部が向くように、前記強電ハーネスと接続するコネクタを設けるとともに、この発電機側の前記コネクタの車両前方又は後方の向きに対応して、前記インバータには、車両前方又は車両後方を外端部が向くように、前記強電ハーネスと接続するコネクタを設け、前記発電機側の前記コネクタの外端部近傍に位置し且つ法線が車両幅方向を向く第1の仮想配索面と、前記インバータ側の前記コネクタの外端部近傍に位置し且つ法線が車両上下方向を向く第2の仮想配索面と、前記第1の仮想配索面と前記第2の仮想配索面との間を滑らかに連結する曲面である第3の仮想配索面と、を想定し、そして、前記強電ハーネスを、両端部は前記第1及び第2の仮想配索面上を通って前記各コネクタに接続し、中間部は前記第3の仮想配索面上に配索していることを特徴とする。
この構成によれば、発電機からの強電ハーネス取り出し方向が車両前後方向となり、強電ハーネスの搭載性が向上すると共に、強電ハーネスの両端部に曲げモーメントが入らないようにすることが可能になり、強電ハーネスの耐久性向上が図れる。
以上説明したように、本発明の強電ハーネス構造によれば、強電ハーネスの両端部に曲げモーメントが入らないようにすることが可能になり、強電ハーネスの耐久性向上が図れる。
以下、図面を参照して、本発明の強電ハーネス配索構造について詳細に説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る強電ハーネス配索構造の全体構成について説明する。
図1は、本発明の強電ハーネス配索構造の全体構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図2は、図1(a)の平面図である。
図1に示すように、横置式のエンジン1には、発電機3が一体的に設けられ、エンジン1の出力によって発電機3が直接駆動されるようになっている。つまり、エンジン1の出力軸及び発電機3の入力軸は、車両幅方向に延びる同一線上に位置している。
エンジンを挟んで左右に位置するエンジンマウント2a,2bは、一端はエンジン1に、他端は左右のサイドメンバ11a,11bに取着されている。通常この左右のエンジンマウント2a,2bの中心同士を結ぶ線Aは、エンジン1の音振性能向上を目的として慣性主軸に極力近づけるよう構成されている。更に、エンジン1のロール防止用として、エンジン1を前後から挟むようにエンジンマウント8a,8bが設けられており、前後のエンジンマウント8a,8bは、第1クロスメンバ7とサスペンションメンバ9とに取着されたセンターメンバ10に取り付けられている。
インバータ4は、発電機3からの直流電力を交流電力に変換する外形直方体の箱に収められた電気部品であり、前後に離れて設けられた二本のインバータマウントメンバ4a,4bを介して、それらインバータマウントメンバ4a,4bの両端部が固定された車体の左右のストラットタワー13a,13bに取着されている。そして、発電機3とインバータ4との間は、三本の強電ハーネス5を介して接続されている。
強電ハーネス5は、本実施形態では3相交流のため三本で構成されており、発電機3と強電ハーネス5とを連結するコネクターボックス15cを備え、強電ハーネス5の両端末部にはエンジン1のロールや上下振動等の繰り返し変動に対する曲げ強度確保のための口金を備えている。すなわち、コネクターボックス15cおよびインバータ4の端末から所定距離L離れた位置に三本の強電ハーネス5を第1のクランプ16a,第2のクランプ16bで固定し、常時一平面を確保するよう構成されている。
また、発電機3の車両前寄りの位置とインバータ4の車両前面側との各々に、強電ハーネス5と接続するコネクタ15a,15bを設けている。そして、コネクタ15aは、発電機3の前寄りの位置に設けられたコネクターボックス15cから突出し、その外端が車両前方斜め上方を向いている。コネクタ15bは、インバータ4の前面から車両前方に水平に突出して、その外端が車両前方を向いている。
また、図2に示すように、インバータ4と第2のクランプ16bとの間に付勢手段としてコイルバネ17を設け、主として上下振動に伴う曲げ強度の低下防止を図っている。
次に、本発明の強電ハーネス配索構造について説明する。
図3は、本発明の強電ハーネス配索構造の構成を示す概略図である。
本発明の強電ハーネス配索構造は、発電機3側のコネクタ15a外端部近傍に位置し且つ法線が車両幅方向を向いている第1の仮想配索面(平面Sとする)21と、インバータ4側のコネクタ15b外端部近傍に位置し且つ法線が車両上下方向を向いている第2の仮想配索面(平面Pとする)22と、第1の仮想配索面と第2の仮想配索面との間を滑らかに連結する曲面である第3の仮想配索面(曲面Qとする)23とを想定し、強電ハーネス5を、両端部は第1及び第2の仮想配索面21,22上を通ってコネクタ15a,15bに各々接続し、中間部は第3の仮想配索面23上に配索している。
第1の仮想配索面21は、発電機3の出力軸18と直交し、第2の仮想配索面22は、車両上下方向と直交し、第3の仮想配索面23は、第2の仮想配索面22の略中間部で曲げRを設けつつ90度捻って第1の仮想配索面21と連結している。
次に、本発明の実施形態に係る強電ハーネス配索構造の各部の距離関係等について説明する。
インバータ4側のコネクタ15bの前端R1点は、発電機3のコネクターボックス15cと強電ハーネス5との結合部R2点から車両後方L2位置に配置されており、この具体値は、0≦L2とする。また、L2寸法の具体値は、三本の強電ハーネス5のうち外側二本の強電ハーネスの中心線間距離L3と同等以上に設定する。また、第1の仮想配索面(平面S)21の強電ハーネス5の中心線5yと、第3の仮想配索面(曲面Q)23のうち第2の仮想配索面22寄りの部分における三本の強電ハーネス5の幅方向の中間を通る中線5zと、第2の仮想配索面(平面P)22の中心線5xとは、車両幅方向で略同一の位置になるよう配置されている。
次に、図4〜図6を参照して、本実施形態の強電ハーネスの配索構造の作用について説明する。
図4は、発電機が揺動した場合の強電ハーネス5の耐久強度の確保についての説明図であり、(a)は強電ハーネスの揺動作用を示す図、(b)は各ハーネスに加わる力を示す表、(c)はクランプ部の構造を示す図である。
本実施形態の作用の要点は、発電機3の上下振動およびロール振動に対して、強電ハーネス5の一部に局部的に曲げ入力が入らないようにしたことである。以下にその具体的方策と作用との関係について説明する。
発電機3は、エンジン1と一体でエンジンマウント2a,2bを介し主として上下振動及びロール振動を受ける。従って、発電機3とインバータ4とを連結している強電ハーネス5もF1及びF2で示すように上下振動及びロール振動を受け、しかも、特に強電ハーネス5の車両側面方向から見た状態での曲げR(X)部はロール中心から離れたところに位置する為(図1のL1)、大きな相対変位(揺動)を生ずる可能性がある。
そこで、先ず、ロール振動による揺動を低減できる理由について、図1を参照して説明する。車両正面方向から見て慣性主軸近傍に設けられた左右のエンジンマウント2a,2bの中心を結ぶ線Aと、強電ハーネス5の中心線5zとの交点をO点としたとき、車両側面視での三本の強電ハーネス5の中心線5yがO点を通過するよう構成する。これにより、発電機3のロール振動時の揺動中心と強電ハーネス5の揺動中心とが一致したことになり、従って揺動代を最小にすることができる。
尚、左右のエンジンマウント2a,2bの中心とは、エンジンマウントインシュレータの最大変形範囲での移動分を含む。この移動分は、エンジンマウンティングインシュレータの中心点の移動範囲において、左右のエンジンマウント2a,2bの中心を基準インシュレータ中心点を十字型の真中とすると、基準インシュレータ中心点の移動範囲は略楕円形の部分となる。
次に、強電ハーネス5の耐久強度の確保について説明する。
図4(a)に示すように、強電ハーネス5は、コネクターボックス15c側を車両側面方向で発電機3の出力軸18と直交する平面(図の平面S)上に並べて配置することで、ロール入力に対して曲げ剛性を高くでき、且つ曲げ入力が入らない構造にできる為、強電ハーネス5の耐久強度を確保できる。尚、ロールに伴う曲げ入力に対しては、曲げR(X)部の変形で揺動を回避する構成になっている(図のN1で示す)。一方、インバータ4側はロール入力に対して強電ハーネス5の軸方向入力、即ち車両前後方向入力(図のN2で示す)となり、従って、強電ハーネス5への曲げ入力を生じない。尚、強電ハーネス5同士を第1のクランプ16a,第2のクランプ16bで固定することで、平面S及び平面Pの構成を確保できると共に、曲げR部を確保できる。
また、図4(b)に示すように、発電機3のロール時のP部における強電ハーネス5への入力は、ロール方向がF1の時、第1のハーネス5aは圧縮、第2のハーネス5bは入力無し、第3のハーネス5cは引っ張りの力が働き、ロール方向がF2の時、第1のハーネス5aは引っ張り、第2のハーネス5bは入力無し、第3のハーネス5cは圧縮の力が働く。
また、図4(c)に示すように、クランプ部の詳細構造は、各ハーネス5a〜5cは、弾性体(図の破線で示す)より構成され、第1のハーネス5aから第3のハーネス5cは、第1のクランプ16aで連結され、第1のハーネス5aの側にボルトナットが連結されている。そして、これら全体を第1のクランプ16aで固定している。
上述した上下振動に伴うインバータ4側の繰り返し曲げ入力に対しては、コイルバネ17の設定により強電ハーネス5の曲げ強度を確保している。
図5及び図6は、エンジン変動の詳細を説明する図であり、図5(a)はロール時、図5(b)は上下振動時を示す側面図であり、図6は、エンジン変動時のハーネス変形を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の矢印Eから見た矢視図である。なお、図はいずれも三本のハーネスのうち中央の1本の中心線のみを図示している。
図5(a)に示すように、P点はロール角が0度の時におけるハーネス5a〜5cの任意の点を示し、三本のハーネス5a〜5cのP点のバラツキは±15mm程度であり、P点とインバータ4との間は、曲げ入力が大きいので曲げ剛性を低くし、且つ、コイルバネ17で応力集中を分散している。また、ロール半径は、中心線5zと線Aとの交点O点と、第1のクランプ16aの端点との間の距離となる。また、図5(b)に示すように、上下振動のバラツキの端部を上端部(バウンド)と下端部(リバウンド)とすると、両端部の中間部から両端部までの距離は約7mmである。
また、図6に示すように、強電ハーネス5の端末から所定距離Lをもって、複数本の強電ハーネス5を束ねる為のクランプを設定したので、該ハーネス5を一平面上に固定でき、その結果、ハーネスの曲げ剛性がクランプ端部に向かって徐々に変化(軟→剛)する為、曲げ応力の集中が防止でき、強電ハーネス5の耐久性向上が図れる。尚、発電機3のロール振動入力時の車両側面方向での強電ハーネス5の揺動の他に車両横方向変位も生ずるが、前述のようにインバータ4側も三本の強電ハーネス5を平面P上に位置するよう構成したので、前記横方向変位による曲げ入力に対しても曲げ応力の集中が防止でき強電ハーネス5の耐久性向上を図ることができる。
図7は、本発明の他の実施形態に係る強電ハーネスを適用した全体構成を示す。(a)側面図及び(b)正面図である。
本実施形態は、図1に示した実施形態と同様に、発電機3の側面部にコネクタ15aを設けているが、コネクターボックス15cの位置は、前述した実施形態とは逆に車両後方寄りに配置され車両後方の斜め上方に突出している。また、コネクタ15aに接続された強電ハーネスの方向も、車両後方の斜め上方に向かって延在し、他方、該インバータ4に接続する強電ハーネスも、発電機3側から配索された強電ケーブルに向かって連結されるように、コネクタは後方を向いている。その間の経路構成及び他の構造は、前述した実施形態と同様であるので、省略する。
この構造によっても、前述した実施形態と同様に、発電機3からの強電ハーネス5取り出し方向が車両前後方向に可能となり、強電ハーネス5の搭載性が向上すると共に、強電ハーネス5の両端部に曲げモーメントが入らないようにすることが可能になり、強電ハーネス5の耐久性向上が図れる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱することなく種々の変更が可能である。
例えば、上述した実施形態においては、三本の強電ハーネス5を用いて説明したが、これに限定されず、ハーネスの本数に拘らず適用可能である。
また、上述した実施形態においては、インバータ4と第2のクランプ16bとの間にコイルバネ17を設けた例を挙げたが、これに限定されず、付勢手段として他の弾性体等も使用可能である。
本発明の実施形態に係る強電ハーネス構造の全体構成を示す(a)側面図及び(b)正面図である。 図1(a)の平面図である。 本発明の強電ハーネス構造の構成を示す概略図である。 発電機が揺動した場合の強電ハーネスの耐久強度確保手段について説明する図であり、(a)は強電ハーネスの揺動作用を示す図、(b)は各ハーネスに加わる力を示す表、(c)はクランプ部の構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る強電ハーネス(発電機側)のエンジン変動の詳細を説明する正面図である。(a)はエンジンロール時の変動、(b)は上下振動時の変動を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る強電ハーネス(発電機側)のエンジン変動時のハーネスの変形を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の矢印Eから見た矢視図である。 本発明の他の実施形態に係る強電ハーネス構造の全体構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。
符号の説明
1…エンジン、2a,2b…左右エンジンマウント、3…発電機、4…インバータ、4a,4b…前後インバータマウントメンバ、5…強電ハーネス、5a…第1のハーネス、5b…第2のハーネス、5c…第3のハーネス、5x,5y,5c…強電ハーネス中心線、7…第1クロスメンバ、8a,8b…前後エンジンマウント、9…サスペンションメンバ、10…センターメンバ、11a,11b…左右サイドメンバ、13a,13b…左右ストラットタワー、14…ラジエータ、15a…発電機側コネクタ、15b…インバータ側コネクタ、15c…コネクターボックス、16a…第1のクランプ、16b…第2のクランプ、17…コイルバネ、18…出力軸、21…第1の仮想配索面、22…第2の仮想配索面、23…第3の仮想配索面

Claims (7)

  1. 発電機が一体的に取付けられたエンジンを、複数のエンジンマウントを介して車体に搭載し、前記発電機と、前記エンジンよりも上方に位置するように前記車体に取着されたインバータとの間を複数本の強電ハーネスで配索する電動車両の強電ハーネス配索構造において、
    前記発電機に、車両前方斜め上方又は車両後方斜め上方を外端部が向くように、前記強電ハーネスと接続するコネクタを設けるとともに、
    この発電機側の前記コネクタの車両前方又は後方の向きに対応して、前記インバータには、車両前方又は車両後方を外端部が向くように、前記強電ハーネスと接続するコネクタを設け、
    前記発電機側の前記コネクタの外端部近傍に位置し且つ法線が車両幅方向を向く第1の仮想配索面と、
    前記インバータ側の前記コネクタの外端部近傍に位置し且つ法線が車両上下方向を向く第2の仮想配索面と、
    前記第1の仮想配索面と前記第2の仮想配索面との間を滑らかに連結する曲面である第3の仮想配索面と、を想定し、
    そして、前記強電ハーネスを、両端部は前記第1及び第2の仮想配索面上を通って前記各コネクタに接続し、中間部は前記第3の仮想配索面上に配索していることを特徴とする電動車両の強電ハーネス配索構造。
  2. 請求項1記載の電動車両の強電ハーネス配索構造において、車両前方から見て、前記複数のエンジンマウントのうち前記エンジンを挟んで車両左側及び右側に配されているエンジンマウントの中心点同士を結ぶ線と、前記第3の仮想配索面のうち前記第2の仮想配索面寄りの部分における前記複数本の強電ハーネスの幅方向の中間を通る中線との交点を、前記第1の仮想配索面における前記複数本の強電ハーネスの幅方向の中間を通る中線が通過するように配索されていることを特徴とする電動車両の強電ハーネス配索構造。
  3. 請求項1又は2記載の電動車両の強電ハーネス配索構造において、前記第1の仮想配索面上であって前記発電機側の前記コネクタから第1の所定距離離れた位置で前記複数本の強電ハーネスを束ねる第1のクランプと、前記第2の仮想配索面上であって前記インバータ側の前記コネクタから第2の所定距離離れた位置で前記複数本の強電ハーネスを束ねる第2のクランプとを備えてなることを特徴とする電動車両の強電ハーネス配索構造。
  4. 請求項3記載の電動車両の強電ハーネス配索構造において、前記インバータと前記第2のクランプとの間に両者間を広げる方向に付勢する付勢手段を備えてなることを特徴とする電動車両の強電ハーネス配索構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動車両の強電ハーネス配索構造において、車両前後方向で前記インバータ側の前記コネクタの外端部が、前記発電機側の前記コネクタの外端部と同じ位置又は該外端部よりも前記インバータ側に近い位置に配置されていることを特徴とする電動車両の強電ハーネス配索構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電動車両の強電ハーネス配索構造において、前記インバータを前記車体に搭載するために車両幅方向に延在して両端が車体に固定されている部材を備えてなることを特徴とする電動車両の強電ハーネス配索構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動車両の強電ハーネス配索構造において、前記強電ハーネスの両端部において、前記第1の仮想配索面における前記複数本の強電ハーネスの幅方向の中間を通る中線と、第2の仮想配索面における前記複数本の強電ハーネスの幅方向の中間を通る中線とが、車両幅方向で同位置になるよう配索することを特徴とする電動車両の強電ハーネス配索構造。
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