JP2007013995A - 超音波発振装置の作動方法および回路装置 - Google Patents

超音波発振装置の作動方法および回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動作点に達するまでに必要な時間を短縮することのできる超音波発振装置の作動方法を提供することである。
【解決手段】超音波発振器と、発振回路を形成する要素とを有する超音波発振装置の作動方法であって、
励振電流を生成するために、励振電圧が超音波発振回路に供給され、該発振回路の周波数は、超音波発振装置1を所定の動作点APで動作させるために調整可能であり、超音波発振装置スイッチオンにより、周波数がスタートアップ周波数fStartから始まって動作点APに達するまで変化される形式の作動方法において、超音波発振装置1のスイッチオフに基づいて、励振電圧の周波数を記録し、記録された値を、超音波発振装置が再びスイッチオンされるときにスタートアップ周波数fStart-newの決定に使用する、ことを特徴とする作動方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波発振器と、発振回路を形成する要素とを有する超音波発振装置を作動するために請求項1の上位概念による方法に関するものであり、ここでは励振電流を発生するために励振電圧が超音波発振装置に供給され、超音波発振装置の周波数は、超音波発振装置を所定の動作点で作動させるために調整可能であり、超音波発振装置のスイッチオンに基づいて、所定のスタートアップ周波数が開始され、この周波数は動作点に達するまで変化される。
さらに本発明は、上記方法により超音波発振装置を作動する請求項5の上位概念による回路装置に関するものである。
このような方法と回路装置は従来技術で公知であり、例えば超音波溶接装置と関連して使用され、本願の出願人により販売されている。
超音波溶接装置に対しては、特定の加工品に入力されるエネルギーが一定でなければならない。超音波発振装置は一定でなければならない。従って超音波溶接装置と関連してとりわけ、超音波発振装置の発振振幅が一定であることが必要である。特定の加工品へのエネルギー入力は溶接ヘッドの発振振幅に依存しており、このことは特定の加工品へのエネルギー入力は超音波発振装置の発振振幅に依存することを意味する。超音波発振装置の発振振幅は、超音波発信器およびそれを形成する発振回路の要素を含む超音波発振装置の励振電流に依存するから、超音波発振装置の発振振幅は、超音波発振装置の励振電流を一定に保持することにより一定に維持される。
励振電流をコントロールするために、超音波発振装置はその直列回路共振周波数で動作されるのではなく、直列共振周波数と超音波発振装置の並列回路共振周波数との間にある一般的周波数で動作される。超音波発振装置が動作する周波数を変化することによって、超音波発振装置のインピーダンスが変化し、超音波発振装置を流れる電流を、超音波発振装置の動作周波数を変化することによって変化させることができる。
超音波発振装置の動作中に超音波発振装置を流れる電流が、例えば外部の影響により変化されると、超音波発振装置の励振電流が再び以前の値に到達するまで超音波発振装置に適用される励振電圧の周波数が変化される。
動作点に達するために、励振電圧の周波数が、スタートアップ値から始まって励振電流が所定の値に達するまで変化される。スタートアップ周波数は一般的には、超音波発振装置の動作周波数より2から5%高く、従って並列回路共振周波数よりも高い。スタートアップ周波数が超音波発振装置の動作点から比較的大きく離れていることは、スタートアップ周波数が超音波発振装置の動作周波数よりも高いことを保証するために必要である。これは、動作点が例えば超音波発振装置の温度イベントの結果として変化した場合でも高いことを保証するためである。
励振電圧の周波数が低減されると、超音波発振装置のインピーダンスが、並列共振周波数に達するまで変化される。これにより励振電流は低減される。並列共振周波数を越えると、超音波発振装置のインピーダンスは比較的に小さくなり、これにより励振電流が増大する。励振電流がその所定値に達すると、超音波発振装置はその動作点にあり、これに基づいてコントロールが励振電流を一定に維持することによって開始される。
励振電圧は超音波発振装置のスイッチオン中に比較的大きく周波数変化するから、超音波発振装置はその動作状態に僅かな遅延を以て達する。超音波発振装置がその動作状態に達するまでの時間遅延は、数100μsである。このことは非常に不利である。なぜなら結果として、増大した総時間が溶接手続きのためには必要であり、その結果、超音波溶接装置のサイクリングタイムが増大するからである。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の方法または回路装置を改善し、動作点に達するまでに必要な時間を短縮することである。
この課題の解決手段は、請求項1および5の特徴部分に記載されている。本発明の有利な実施例は従属請求項から得られる。
本発明によれば、超音波発振装置の作動方法であって、励振電圧が、超音波発信器と、励振電流を発生するための発振回路を形成する要素とを有する超音波発振装置に供給され、励振電圧の周波数は超音波発振装置を所定の動作点で動作させるために調整可能であり、超音波発振装置のスイッチオンに基づいて、周波数がスタートアップ周波数から始まって動作点に達するまで変化される形式の動作方法において、
超音波発振装置のスイッチオフに基づいて、励振回路の周波数を記録し、記録された値を、超音波発振装置が再びスイッチオンされるときにスタートアップ周波数の決定に使用することを特徴とする。
さらに本発明によれば、上記方法により超音波発振装置を作動するための回路装置であって、入力端と出力端を備える増幅器を有し、該増幅器は励振電圧と励振電流を超音波発振装置に対して供給し、
発振器を有し、該発振器の周波数は制御入力端で調整可能であり、該発振器の出力端は増幅器の入力端と接続されており、
さらにランプ発生器を有し、該ランプ発生器の出力端はランプ状の出力電圧を供給し、該出力端は発振器の制御入力端に接続されている形式の回路装置において、
記憶装置が設けられており、該記憶装置は超音波発振装置のシャットダウン前の最後の動作周波数を記憶することを特徴とする。
本発明の回路装置は、超音波発振装置がスイッチオフされる前の最後の動作周波数をそれぞれ記憶する記憶装置を有するので、超音波発振装置がスイッチオフされる前、すなわち動作サイクルの最後に動作していた周波数のそれぞれの値を、超音波発振装置を次にスイッチオンする際に直ちに考慮することができる。このことは、超音波発振装置の次の動作サイクルでスタートアップ周波数を選択できることを意味し、この周波数は動作点に非常に近似する。このようにして超音波発振装置の動作点に達するまでの時間が実質的に低減される。従って、動作安全性の理由から、スタートアップ周波数を超音波発振装置の動作周波数より実質的に高く選択する必要がなくなる。
超音波発振装置の動作周波数よりも実質的に高いスタートアップ周波数を選択することは、超音波発振装置が長期間にわたり動作しなかった場合だけ必要である。このことは、超音波発振装置が長期間の間、動作しなければ、動作点が例えば温度変化の結果として実質的に変化していることがあり、スタートアップ周波数は最後に記録した超音波発振装置の動作周波数から決定されず、所定の初期値に相応するスタートアップ周波数が選択されることを意味する。従って初期動作は超音波発振装置の第1スタートアップ動作に関連して実行されるだけでなく、長期間シャットダウンされた後の各スタートアップ動作に関連して実行される。
しかし超音波発振装置の動作サイクル中に、スタートアップ周波数が超音波発振装置のそれぞれ最後に記録された動作周波数から形成される。有利にはスタートアップ周波数は動作周波数の記録値と、本発明の実施例に対して設けられたオフセット周波数値から形成される。このようにして有利には、動作サイクルのシャットダウン期間中での動作点の僅かな変化を考慮することができる。有利にはオフセット周波数値は動作周波数の約0.2%から5%、有利には0.5%から2.6%、特に有利には動作周波数の1%である。このようなオフセット周波数によって、スタートアップ周波数を動作点から遠く離さなくてもエラーのない動作が間違えなく得られることが判明した。
本発明のさらなる詳細、フィーチャおよび利点は。添付図面を参照した実施例の説明から明らかとなる。
図1から明らかなように、超音波溶接装置の超音波発振装置1は超音波発振器とこれと共に発振回路を形成する要素を有し、増幅器2の出力端2bと接続されている。増幅器2の入力端2aは発振器3の出力端3bと接続されている。発振器の周波数は制御入力端3aで調整することができる。調整可能な周波数レンジは約15kHzから70kHzに及ぶ。
発振器3の制御入力端3aはスイッチ5の出力端5cと接続されている。スイッチ5は制御入力端5dにより操作され、ここでスイッチ5は第1位置において出力端5cをスイッチ5の入力端5aに接続する。スイッチ5の第2位置では、スイッチの出力端5cがスイッチ5の第2入力端5bに接続される。
スイッチ5の第1入力端5aはランプ発生器4の出力端4bと接続されている。ランプ発生器4はその出力端4bにランプ状の出力電圧を供給し、そのスタートアップ値はランプ発生器4のレベル入力端4aで調整することができる。ランプ発生器4を始動させるためにスタートアップ入力端4cが設けられている。
ランプ発生器4のレベル入力端4aは加算デバイス8の出力端8cと接続されている。加算デバイス8の第1入力端8aは記憶メモリ14の出力端14bと接続されている。加算デバイス8の第2入力端8bはオフセット信号トランスミッタ7の出力端7bと接続されている。加算デバイス8の出力端8cには、記憶メモリ14の出力信号とオフセット信号トランスミッタ7の出力信号から形成された和が供給される。
記憶メモリ14の入力端14aは周波数/電圧変換器6の出力端6bに接続されている。周波数/電圧変換器6の入力端6aはスイッチ9の出力端9bと接続されている。スイッチ9の入力端9aは増幅器2の入力端2aと接続されている。スイッチ9は制御入力端9cによって操作することができる。起動された状態では、スイッチ9の入力端9aはスイッチ9の出力端9bと接続されている。このことは、スイッチ9が起動した状態では、超音波発振装置が動作する周波数の電圧が周波数/電圧変換器6の入力端6aに存在することを意味する。周波数/電圧変換器6の出力端6bに存在する信号は、周波数/電圧変換器6の入力端6aに存在する電圧の周波数に比例する。
スイッチ5の第2入力端5bは減算デバイス10の出力端10cと接続されている。減算デバイス10の第1入力端10aは所望値トランスミッタ11の出力端11aと接続されている。減算デバイス10の第2入力端10bは電流センサ12の出力端12aと接続されている。電流センサ12は増幅器2の出力電流I、すなわち超音波発振装置1の励振電流Iをセンシングする。
減算デバイス10の出力端10cに存在する信号は、減算デバイス10の第1入力端10aに存在する所望値トランスミッタ11の出力信号と、減算デバイス10の第2入力端10bに存在する電流センサ12の出力信号との差に相応する。
所望値トランスミッタ11の出力端11aはコンパレータ13の第1入力端13aと接続されている。コンパレータ13の第2入力端13bは電流センサ12の出力端12aと接続されている。コンパレータ13はその出力端13cに、スイッチ5とスイッチ9を操作するための信号を供給する。
コンパレータ13の第2入力端13bに存在する信号が、コンパレータ13の第1入力端13aに存在する信号よりも小さければ、コンパレータの出力端13cに供給される信号はゼロであり、従ってスイッチ9は起動されず、オープンであり、スイッチ5は出力端5cが第1入力端5aと接続される第1位置にある。コンパレータ13の第2入力端13bに存在する信号が、コンパレータ13の第1入力端13aに存在する信号と同じ大きさであるか、またはこれよりも大きければ、コンパレータ13の出力端13aに信号が供給され、この信号によりスイッチ9は起動され、スイッチ9の入力端9aはスイッチ9の出力端9bと接続され、スイッチ5は第2位置となり、この第2位置でスイッチ5の出力端5cはスイッチ5の第2入力端5bと接続される。
回路構成を非常に高速にエネルギー付勢することにより、または回路構成を延長した期間後にスイッチオンすることにより、開始値が記憶メモリ14の出力端14bに存在する。この開始値は記憶メモリ14の第1記憶エリアに記憶されている。開始値は、ランプ発生器4のランプ状出力電圧の初期値により、発振器3が超音波発振装置1の設計直列共振周波数fsrより約5%上の周波数の電圧を発生するように選択する。この周波数は超音波発振装置1の並列共振周波数fprよりも上である。この周波数は図2に参照符号fStartにより示されている。
図2から明らかなように、曲線Kにより示された超音波発振装置1の抵抗2は、この周波数fStartにおいては動作周波数fAPにおけるよりも大きい。
従ってセンサ12によりセンシングされた励振電流は、動作点APにおける超音波発振装置1の動作中に存在する励振電流の所望値よりも小さい。相応にして、コンパレータ13の第2入力端13bに存在する信号はコンパレータ13の第1入力端13aに存在する信号よりも小さく、従ってコンパレータ13の出力端13cに存在する信号はゼロである。従ってスイッチ5は第1位置にある。すなわちスイッチ5の第1入力端5aがスイッチ5の出力端5cと接続され、これによりランプ発生器4の出力端4bに存在する信号が発振器3の入力端3aにも存在する。
ランプ発生器4の出力信号は連続的に比較的小さくなるから、発振器3の周波数も低くなる。結果として、超音波発振装置1のインピーダンスがまず上昇し、これにより励振電流はさらに低下し、その結果、最初は回路構成の条件に変化が生じない。しかし周波数が並列共振周波数fprより低下すると、超音波発振装置1のインピーダンスZは急速に降下し、これにより励振電流が増大する。励振電流が所望値に達すると、すなわちコンパレータ13の第2入力端13bに存在する信号がコンパレータ13の第1入力端13aに存在する信号、すなわち所望値トランスミッタ11の出力信号と等しくなると、コンパレータ13の出力端13cに信号が供給され、これによりスイッチ5とスイッチ9が切り換えられる。
スイッチ5の起動に基づいて、スイッチ5の第2入力端5bがスイッチ5の出力端5cに接続される。その結果、閉制御回路が確立され、これにより電流センサ12によりセンシングされる励振電流が、所望値トランスミッタ11により供給された所定値に制御される。この制御は一般的に公知の電流制御であり、従ってこれ以上説明しない。スイッチ9の起動により、スイッチ9の入力端9aがスイッチ9の出力端9bに接続される。結果として、発振器3の出力電圧が周波数/電圧変換器6の入力端6aに存在する。この電圧の周波数に相応する値は、記憶デバイス5の第2記憶エリアに連続的に書き込まれる。このようにしてスイッチ9の開放に基づき、スイッチ9が開放したときに発振器の出力電圧が有していた周波数に相応する値が常に記憶デバイス5の第2記憶エリアに存在する。すなわち超音波発振装置がスイッチオフされると、これによりスイッチ9が開放し、信号が記憶デバイス5の第2記憶エリアに記憶される。この信号は、超音波発振装置1がスイッチオフされたときに動作していた周波数に相応する。
超音波発振装置1の動作サイクル中、または超音波発振装置1の次のスイッチオンまでに大きな時間遅延がない場合、記憶デバイス14の出力端14bには記憶デバイス14の第2記憶エリアに記憶された値が供給される。この値にオフセットトランスミッタ7の出力値が加算デバイス8で加算される。結果として、ランプ発生器4の入力端4aには、ランプ発生器にランプ状の出力電圧のスタートアップ値を形成させる値が供給される。これにより発振器は周波数fStart-newの電圧を供給する。この周波数はオフセット値deltafだけ、先行のシャットダウン時に超音波発振装置1が動作していた周波数よりも高い。
この周波数fStart-newでは、超音波発振装置1のインピーダンスが動作点APにおけるインピーダンスよりも大きいから、励振電流は所望値よりも小さい。その結果、コンパレータ13の出力端13cには信号が存在せず、従ってスイッチ5は第1位置にある。これはランプ発生器4の出力端4bが発振器3の入力端3aと接続されていることを意味する。ランプ発生器4の出力信号に相応して、発振器3の周波数は比較的に低くなり、これにより超音波発振装置のインピーダンスが低下し、励振電流は増大する。励振電流がその所望値に達すると、コンパレータ13がその出力端13aに信号を供給し、この信号によりスイッチ5とスイッチ9が起動される。さらなるプロシージャは前に記載したものに相応する。
新たなスタートアップ周波数fStart-newは、動作点周波数fAPより僅かに高いだけであるから、元の周波数fStartからスタートアップする場合よりも格段に迅速に動作点に達する。
超音波発振装置1は、これがシャットダウンされる直前に動作していた周波数に基づく周波数によりスイッチオンされるから、有利には超音波発振装置1の例えば温度変化も特別の測定なしに考慮される。図2に示すように、超音波発振装置1の特性曲線Kは温度の影響により偏移することがある。直列共振周波数は、曲線K'により示されるように上方に偏移する。いずれの場合でも、スタートアップ周波数fStart-newとして最後の動作点周波数fAPより僅かに高い値が使用される。このことは、超音波発振装置1が常に動作点のごく近傍でスイッチオンされることを意味し、このことは動作点が以前の動作中に移動したか否かに関係ない。
図1は、本発明による回路構成の概略図である。 図2は、超音波発振のインピーダンス値を周波数について示す線図である。

Claims (6)

  1. 超音波発振器と、発振回路を形成する要素とを有する超音波発振装置(1)の作動方法であって、
    励振電流を生成するために、励振電圧が超音波発振回路に供給され、該発振回路の周波数は、超音波発振装置(1)を所定の動作点(AP)で動作させるために調整可能であり、
    超音波発振装置(1)のスイッチオンにより、周波数がスタートアップ周波数(fStart)から始まって動作点(AP)に達するまで変化される形式の作動方法において、
    超音波発振装置(1)のスイッチオフに基づいて、励振電圧の周波数を記録し、記録された値を、超音波発振装置が再びスイッチオンされるときにスタートアップ周波数(fStart-new)の決定に使用する、ことを特徴とする作動方法。
  2. 請求項1記載の方法において、
    スタートアップ周波数(fStart-new)は、記録された値およびオフセット周波数値により形成される作動方法。
  3. 請求項1または2記載の方法において、
    超音波発振装置(1)の初期化動作中に、スタートアップ周波数(fStart)を所定の初期値に相応させる作動方法。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項記載の方法による超音波発振装置(1)を作動するための回路装置であって、
    入力端(2a)と出力端(2b)を備える増幅器(2)を有し、該増幅器は励振電圧と励振電流を超音波発振装置(1)に対して供給し、
    発振器(3)を有し、該発振器の周波数は制御入力端(3a)で調整可能であり、該発振器の出力端(3b)は増幅器(2)の入力端(2a)と接続されており、
    さらにランプ発生器(4)を有し、該ランプ発生器の出力端(4b)はランプ状の出力電圧を供給し、該出力端(4b)は発振器(3)の制御入力端(3a)に接続されている形式の回路装置において、
    記憶デバイス(14)が設けられており、該記憶デバイスは、超音波発振装置のスイッチオフに基づいて、超音波発振装置(1)のそれぞれ最後の動作周波数を記憶する、ことを特徴とする回路装置。
  5. 請求項4記載の回路装置において、
    記憶デバイス(14)の出力信号は、ランプ発生器(4)のスタートアップ値を形成する回路装置。
  6. 請求項5記載の回路装置において、
    オフセットトランスミッタ(7)が設けられており、該オフセットトランスミッタの出力信号が記憶デバイス(14)の出力信号に加算される回路装置。
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