JP2007013701A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子部品の発熱によるキャビネットの局所的な温度上昇を抑制することが出来る携帯電話機を提供する。
【解決手段】 本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、前面キャビネット半体4と背面キャビネット半体5とを互いに接合してなる第2キャビネット2内に、テレビチューナアセンブリ42を具え、該テレビチューナアセンブリ42の表面には、第1熱伝導シート71の一端が密着している。背面キャビネット半体5には、バッテリーパック6が設置される共に、該バッテリーパック6の表面には、第2熱伝導シート72の一端が密着している。両キャビネット半体4、5が互いに接合されることにより、第1熱伝導シート71の他端と第2熱伝導シート72との他端とが互いに重なり合って密着し、テレビチューナアセンブリ42から発生した熱は、第1熱伝導シート71と第2熱伝導シート72とを介して、バッテリーパック6に伝えられる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯型電子機器に関し、特にチューナ等の発熱部品を具えた携帯型電子機器に関するものである。
近年、携帯電話機の小型化及び軽量化に伴って、携帯電話機に内蔵される電子部品の小型化が進んできている。
一方、この様な電子部品は、小型化すればするほど放熱に関して不利になるため、小型化の要求と併せて、動作時の発熱に対応できる良好な放熱構造が求められている。例えば、従来の携帯電話機の放熱構造は、携帯電話機の操作部を開閉可能に覆うカバー部材の内面に設けた放熱板と、該放熱板と熱源となる電子部品の間を接続する熱交換体とから構成される(特許文献1参照)。
特開平05−37442号公報 [H04B 7/26]
ところで、携帯電話機の多機能化に伴って、電話通信機能やメール送受信機能のみならず、テレビジョン放送やラジオ放送の受信機能を有するものが開発されている。テレビジョン放送やラジオ放送を受信するためのチューナアセンブリは、携帯電話機に内蔵される他の電子部品に比べて動作時の発熱量が大きいことが知られている。そこで、上記従来の放熱構造によって放熱を図ることが考えられる。
しかしながら、上記従来の放熱構造において、熱交換体は熱源となる電子部品の近辺に配設されているに過ぎず、該電子部品と熱交換体とが互いに直接に接触していないため、電子部品から発生した熱は、空気層を介して熱交換体に伝えられることになる。このため、十分な放熱効果が得られず、この結果、チューナアセンブリに対向するキャビネットの一部の温度が局所的に上昇してしまうこととなり、キャビネットに触れたユーザが不快感をおぼえることがあった。
そこで本発明の目的は、電子部品の発熱によるキャビネットの局所的な温度上昇を効果的に抑制することが出来る携帯型電子機器を提供することである。
本発明に係る携帯型電子機器は、キャビネット(2)の内部に、通電によって発熱する電子部品とシート状の伝熱部材とを具え、該伝熱部材の一端が前記電子部品の表面に密着すると共に、該伝熱部材の他端が、前記電子部品よりも温度が低く且つ該電子部品から離間した位置に設置された他の構成部品の表面に密着している。
上記本発明の携帯型電子機器において、前記電子部品から発生した熱は、伝熱部材を介して、該電子部品よりも温度が低く且つ該電子部品から離間した位置に設置された他の構成部品に熱伝導によって伝えられ、これによって該電子部品の温度が低下し、該電子部品に対向するキャビネット(2)の局所的な温度上昇が抑制される。
従って、上記本発明の携帯型電子機器によれば、電子部品の発熱によるキャビネット(2)の局所的な温度上昇を抑制することが出来る。
具体的構成において、前記キャビネット(2)は、一対のキャビネット半体(4)(5)を互いに接合して構成され、前記電子部品は、前記一対のキャビネット半体(4)(5)の内、一方のキャビネット半体(4)に取り付けられると共に、前記他の構成部品は、他方のキャビネット半体(5)に取り付けられており、前記伝熱部材は、前記一方のキャビネット半体(4)に取り付けられた第1熱伝導シート(71)と、前記他方のキャビネット半体(4)に取り付けられた第2熱伝導シート(72)とから構成され、第1熱伝導シート(71)の一端が前記電子部品の表面に密着すると共に、第2熱伝導シート(72)の一端が前記他の構成部品の表面に密着し、前記一対のキャビネット半体(4)(5)が互いに接合された状態で、前記第1熱伝導シート(71)の他端と第2熱伝導シート(72)との他端とが互いに重なり合って密着している。
具体的には、前記電子部品はチューナアセンブリ(42)であり、前記他の構成部品はバッテリーパック(61)である。
該具体的構成によれば、前記電子部品と前記他の構成部品との間の放熱経路が、第1熱伝導シート(71)と第2熱伝導シート(72)の2枚の熱伝導シートによって形成されているため、キャビネット(2)を構成する2つのキャビネット半体(4)(5)の内、一方のキャビネット半体(4)に熱源である電子部品が設置されると共に、前記他の構成部品が他方のキャビネット半体(5)に設置されている場合にも、2つのキャビネット半体(4)(5)を完全に分離することが可能となる。
又、2つのキャビネット半体(4)(5)を互いに接合した状態においては、第1熱伝導シート(71)の一端と第2熱伝導シート(72)の一端とが互いに重なり合って密着し、前記電子部品から発生した熱は、第1熱伝導シート(71)及び第2熱伝導シート(72)を介して、前記他の構成部品に伝えられることになる。
従って、上記本発明の折り畳み式携帯電話機によれば、組立性や修理時の作業性の悪化を招くことなく、簡易な構成で十分な放熱効果が得られる放熱構造が実現される。
又、具体的構成において、前記一方のキャビネット半体(4)の内面には、メイン基板(41)が取り付けられると共に、前記電子部品は、該メイン基板(41)上に取り付けられたホルダ(43)内に設置されており、該電子部品が設置されるべきホルダ(43)の設置面には、弾性体からなる第1接圧パッド(73)が配備されると共に、該第1接圧パッド(73)と前記電子部品の間に、前記第1熱伝導シート(71)の一端が配備され、前記電子部品、第1熱伝導シート(71)の一端及び第1接圧パッド(73)は、該第1接圧パッド(73)が圧縮された状態で、前記ホルダ(43)の設置面と前記他方のキャビネット半体(5)の内面との間で狭圧されている。
そして、前記メイン基板(41)上には、弾性体からなる第2接圧パッド(74)が配備されると共に、該第2接圧パッド(74)と前記他方のキャビネット半体(5)の内面との間には、前記第1熱伝導シート(71)の他端と前記第2熱伝導シート(72)の他端とが互いに重なり合って配備され、該両熱伝導シート(71)(72)の他端及び前記第2接圧パッド(74)は、該第2接圧パッド(74)が圧縮された状態で、前記他方のキャビネット半体(5)の内面と前記メイン基板(41)の間で狭圧されている。
該具体的構成において、ホルダ(4)の設置面と前記他方のキャビネット半体(5)の内面との間隔は、組み立て誤差等によって若干変動することになるが、前記間隔の変動は、第1接圧パッド(73)の弾性変形により吸収されることになる。従って、前記電子部品と第1熱伝導シート(71)との密着状態は常に安定したものとなる。
同様に、メイン基板(41)と前記他方のキャビネット半体(5)の内面との間隔は、組み立て誤差等によって若干変動することになるが、前記間隔の変動は、第2接圧パッド(74)の弾性変形により吸収されることになる。従って、第1熱伝導シート(71)と第2熱伝導シート(72)との密着状態は常に安定したものとなる。
更に具体的構成において、前記第1熱伝導シート(71)は、前記第2熱伝導シート(72)を構成するシート材よりも熱伝導率の高いシート材から構成されている。
該具体的構成において、第1熱伝導シート(71)及び第2熱伝導シート(72)を構成するシート材の熱伝導率が高ければ高いほど、放熱効果は高くなるが、一般に熱伝導率の高いシート材は高価であるため、熱源である電子部品の発熱量等を考慮して十分な放熱効果が得られる場合には、該電子部品に直接に接触することのない第2熱伝導シート(72)を、第1熱伝導シート(71)を構成するシート材よりも熱伝導率の低い安価なシート材から構成することにより、コストダウンを図ることが出来る。
本発明に係る携帯型電子機器によれば、電子部品の発熱によるキャビネットの局所的な温度上昇を効果的に抑制することが出来る。
以下、本発明を折り畳み式携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1に示す如く、本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、第1キャビネット(1)と第2キャビネット(2)とをヒンジ機構(3)を介して互いに開閉可能に連結して構成される。
第1キャビネット(1)の表面には、液晶ディスプレイ(11)が配備されると共に、第2キャビネット(2)の表面には、複数の操作キー(21)〜(21)が配備されている。
図2及び図3に示す如く、第2キャビネット(2)は、前面キャビネット半体(4)と背面キャビネット半体(5)とを互いに接合してなり、図3に示す如く、前面キャビネット半体(4)の内面には、メイン基板(41)が設置されている。
メイン基板(41)上には、テレビチューナアセンブリ(42)を保持すると共に該テレビチューナアセンブリ(42)に対するシールド機能を発揮するホルダ(43)が取り付けられており、該ホルダ(43)内に、テレビチューナアセンブリ(42)が設置されている。
ホルダ(43)のテレビチューナアセンブリ(42)が設置されるべき設置面には、後述する第1熱伝導シート(41)の一端が配備されており、該第1熱伝導シート(41)の他端が、前面キャビネット半体(4)内の中央部へ向けて伸びている。
又、背面キャビネット半体(5)の背面には、バッテリーパック(6)を収容するための収容室(52)が凹設されており、該収容室(52)の底面には、矩形状の開口(51)が開設されている。
図2に示す如く、背面キャビネット半体(5)内の中央部には、前面キャビネット半体(4)と背面キャビネット半体(5)とを互いに接合した状態において前記第1熱伝導シート(41)の他端と互いに重なることとなる位置に、後述する第2熱伝導シート(72)の一端が配備され、該第2熱伝導シート(72)の他端が、開口(51)の側部に開設されたスリット(53)を通して背面キャビネット半体(5)の外面に露出し、開口(52)を閉塞している。
更に、図3に示す如く、収容室(52)の底面には、品質表示ラベル(62)が貼り付けられ、該収容室(52)内にバッテリーパック(6)が収容されると共に、背面キャビネット半体(5)の背面にはバッテリーカバー(61)が取り付けられて、収容室(52)を閉塞している。
ところで、テレビチューナアセンブリ(42)は動作時の発熱量が大きいため、良好な放熱構造が必要となるが、本発明の折り畳み式携帯電話機においては、図4に示す如く、第1熱伝導シート(71)及び第2熱伝導シート(72)からなる放熱経路を介して、テレビチューナアセンブリ(42)と比較的熱容量の大きいバッテリーパック(6)とを互いに接続し、該放熱経路によってテレビチューナアセンブリ(42)の放熱構造を実現した。
図5は、第2キャビネット(2)から図2及び図3に示すバッテリーカバー(61)及びバッテリーパック(6)を取り外した状態を示しており、図6は、図5のA−A線に沿う断面を示している。
図4及び図6に示す接合状態において、第1熱伝導シート(71)の一端は、テレビチューナアセンブリ(42)の発熱面に密着し、第2熱伝導シート(72)の一端が背面キャビネット(5)の外面に露出して、バッテリーパック(6)が設置されるべき収容室(52)の底面に密着している。
又、背面キャビネット(5)の内面に沿って伸びる第1熱伝導シート(71)の他端と、スリット(53)を通じて背面キャビネット(5)の内部に侵入し該背面キャビネット(5)の内面に沿って伸びる第2熱伝導シート(72)の他端とが、互いに重なり合って密着している。
尚、第1熱伝導シート(71)はグラファイトシートであり、第2熱伝導シート(72)は銅箔である。
図4及び図6に示す如く、ホルダ(43)のテレビチューナアセンブリ(42)が設置された設置面上には、第1熱伝導シート(71)の一端が配備されると共に、該第1熱伝導シート(71)の一端とホルダ(43)の設置面の間には、発泡ウレタン製の第1接圧パッド(73)が配備されている。
又、第2熱伝導シート(71)の一端が背面キャビネット半体(5)の外面に露出して、収容室(52)の底面を閉塞すると共に、他端がスリット(53)を通じて背面キャビネット半体(5)の内面に沿って伸びている。
メイン基板(41)上には、第1熱伝導シート(71)の他端と第2熱伝導シート(72)の他端とが互いに重なることとなる位置に、発泡ウレタン製の第2接圧パッド(74)が配備されている。
図6に示す接合状態において、テレビチューナアセンブリ(42)、第1熱伝導シート(71)の一端及び第1接圧パッド(73)は、該第1接圧パッド(73)が圧縮された状態で、ホルダ(43)の設置面と背面キャビネット半体(5)の内面との間に狭圧されている。
又、第1熱伝導シート(71)の他端、第2熱伝導シート(72)の他端及び第2接圧パッド(74)は、該第2接圧パッド(74)が圧縮された状態で、メイン基板(41)と背面キャビネット半体(5)の内面との間に狭圧されている。
第2キャビネット(2)の組み立て時において、ホルダ(4)の設置面と背面キャビネット半体(5)の内面との間隔は、組み立て誤差等によって若干変動することになるが、前記間隔の変動は、第1接圧パッド(73)の弾性変形により吸収され、該第1接圧パッド(73)の弾性反発力によって、テレビチューナアセンブリ(42)と第1熱伝導シート(71)との密着状態は常に安定したものとなる。
同様に、メイン基板(41)と背面キャビネット半体(5)の内面との間隔は、組み立て誤差等によって若干変動することになるが、前記間隔の変動は、第2接圧パッド(74)の弾性変形により吸収され、該第2接圧パッド(74)の弾性反発力によって、第1熱伝導シート(71)と第2熱伝導シート(72)との密着状態は常に安定したものとなる。
上記本発明の折り畳み式携帯電話機において、第1熱伝導シート(71)が前面キャビネット半体(4)に設置されると共に、第2熱伝導シート(72)が背面キャビネット半体(5)に設置されているので、修理等のために前面キャビネット半体(4)と背面キャビネット半体(5)とを分離した場合には、第1熱伝導シート(71)と第2熱伝導シート(72)とが互いに重なり合ったそれぞれの端部にて分離することになる。従って、図2及び図3に示す如く、前面キャビネット半体(4)と背面キャビネット半体(5)とを完全に分離した状態で、修理作業を行なうことが出来る。
一方、接合状態においては、図4及び図6に示す如く、第1熱伝導シート(71)の一端と第2熱伝導シート(72)の一端とが互いに重なり合って密着し、テレビチューナアセンブリ(42)から発生した熱は、第1熱伝導シート(71)及び第2熱伝導シート(72)を介して、バッテリーパック(6)に伝えられることになる。
従って、上記本発明の折り畳み式携帯電話機によれば、組立性や修理時の作業性の悪化を招くことなく、簡易な構成で十分な放熱効果が得られる放熱構造が実現される。
上記本発明の折り畳み式携帯電話機のテレビチューナアセンブリ(42)及び背面キャビネット(2)の温度を実測したところ、テレビチューナアセンブリ(42)のピーク温度が3℃低下し、背面キャビネット(2)の局所的な温度上昇が抑制されることが明らかとなった。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば本実施例においては、十分な放熱効果が得られたため、第1熱伝導シート(71)としてグラファイトシートを用いると共に、グラファイトシートよりも安価で且つ熱伝導率の低い銅箔を第2熱伝導シート(72)として用いることにより、コストダウンを実現したが、第1熱伝導シート(71)及び第2熱伝導シート(72)の双方にグラファイトシートを採用することにより、更なる放熱効果の向上を図ることが出来る。
本発明に係る折り畳み式携帯電話機の斜視図である。 第2キャビネットの分解斜視図である。 図2とは逆方向から見た第2キャビネットの分解斜視図である。 本発明の放熱経路の構成を簡略化して示す断面図である。 第2キャビネットからバッテリーカバー及びバッテリーパックを取り外した状態を示す背面図である。 図5のA−A線に沿う断面図である。
符号の説明
(1) 第1キャビネット
(2) 第2キャビネット
(3) ヒンジ機構
(4) 表面キャビネット半体
(41) メイン基板
(42) テレビチューナアセンブリ
(43) ホルダ
(5) 背面キャビネット半体
(51) 開口
(52) 収容室
(53) スリット
(6) バッテリーパック
(61) バッテリーカバー
(71) 第1熱伝導シート
(72) 第2熱伝導シート
(73) 第1接圧パッド
(74) 第2接圧パッド

Claims (5)

  1. キャビネット(2)の内部に、通電によって発熱する電子部品を具えた携帯型電子機器において、前記キャビネット(2)の内部には、シート状の伝熱部材が配備され、該伝熱部材の一端が前記電子部品の表面に密着すると共に、該伝熱部材の他端が、前記電子部品よりも温度が低く且つ該電子部品から離間した位置に設置された他の構成部品の表面に密着していることを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記キャビネット(2)は、一対のキャビネット半体(4)(5)を互いに接合して構成され、前記電子部品は、前記一対のキャビネット半体(4)(5)の内、一方のキャビネット半体(4)に取り付けられると共に、前記他の構成部品は、他方のキャビネット半体(5)に取り付けられており、前記伝熱部材は、前記一方のキャビネット半体(4)に取り付けられた第1熱伝導シート(71)と、前記他方のキャビネット半体(4)に取り付けられた第2熱伝導シート(72)とから構成され、第1熱伝導シート(71)の一端が前記電子部品の表面に密着すると共に、第2熱伝導シート(72)の一端が前記他の構成部品の表面に密着し、前記一対のキャビネット半体(4)(5)が互いに接合された状態で、前記第1熱伝導シート(71)の他端と第2熱伝導シート(72)との他端とが互いに重なり合って密着している請求項1に記載の携帯型電子機器。
  3. 前記一方のキャビネット半体(4)の内面には、メイン基板(41)が取り付けられると共に、前記電子部品は、該メイン基板(41)上に取り付けられたホルダ(43)内に設置されており、該電子部品が設置されるべきホルダ(43)の設置面には、弾性体からなる第1接圧パッド(73)が配備されると共に、該第1接圧パッド(73)と前記電子部品の間に、前記第1熱伝導シート(71)の一端が配備され、前記電子部品、第1熱伝導シート(71)の一端及び第1接圧パッド(73)は、該第1接圧パッド(73)が圧縮された状態で、前記ホルダ(43)の設置面と前記他方のキャビネット半体(5)の内面との間で狭圧されており、前記メイン基板(41)上には、弾性体からなる第2接圧パッド(74)が配備されると共に、該第2接圧パッド(74)と前記他方のキャビネット半体(5)の内面との間には、前記第1熱伝導シート(71)の他端と前記第2熱伝導シート(72)の他端とが互いに重なり合って配備され、該両熱伝導シート(71)(72)の他端及び前記第2接圧パッド(74)は、該第2接圧パッド(74)が圧縮された状態で、前記他方のキャビネット半体(5)の内面と前記メイン基板(41)の間で狭圧されている請求項2に記載の携帯型電子機器。
  4. 前記第1熱伝導シート(71)は、前記第2熱伝導シート(72)を構成するシート材よりも熱伝導率の高いシート材から構成されている請求項2又は請求項3に記載の携帯型電子機器。
  5. 前記電子部品はチューナアセンブリ(42)であり、前記他の構成部品はバッテリーパック(61)である請求項1乃至請求項4の何れかに記載の携帯型電子機器。
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