JPH0823467A - バッテリ駆動機器及びそれを用いるカメラ - Google Patents

バッテリ駆動機器及びそれを用いるカメラ

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Publication number
JPH0823467A
JPH0823467A JP6179775A JP17977594A JPH0823467A JP H0823467 A JPH0823467 A JP H0823467A JP 6179775 A JP6179775 A JP 6179775A JP 17977594 A JP17977594 A JP 17977594A JP H0823467 A JPH0823467 A JP H0823467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
heat
circuit board
camera
heat sink
Prior art date
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Pending
Application number
JP6179775A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Matsuzaka
和弘 松坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0823467A publication Critical patent/JPH0823467A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリ駆動機器の回路基板の放熱を行なう
と同時に、放熱される熱エネルギーを有効利用してバッ
テリを温めること、及び放熱板からバッテリへの熱エネ
ルギーを効率よく伝導すること。 【構成】 回路基板1と放熱板2及び、バッテリ4は近
接して配置されており、特に放熱板2はバッテリ取り付
け面の裏面に添うように配置されている。放熱板2は熱
伝導率の良い金属板を用い、回路基板1の熱を効率よく
バッテリ取り付け部に伝導するようになっている。又、
バッテリ取り付け部の一部にプラスチックよりも熱伝導
率の良い金属板5を用いることで、回路基板1の熱を更
に効率良くバッテリ4に伝導するようになっている。こ
れによりバッテリ4が温められ、低温時の容量低下を防
ぐことができビデオカメラの使用時間が延長される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッテリ駆動機器とバッ
テリの配設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、バッテリ駆動機器であるビデオ
カメラの従来例をあげて説明する。
【0003】図3はビデオカメラの回路ブロックを説明
するための図であり、同図において、11はカメラの撮
像部、12は撮像部11からのアナログ信号をデジタル
信号に変換するA/D変換回路、13はA/D変換回路
12のデジタル信号を処理するカメラ信号処理回路、1
4はカメラ信号処理回路13からのデジタル信号をアナ
ログ信号に戻すD/A変換回路、18はカメラ信号処理
回路13からのデジタル信号を取り込みさまざまな特殊
効果に加工するデジタル特殊効果回路、17はカメラ信
号処理回路13とデジタル特殊効果回路18を制御する
マイクロコンピュータ(以下マイコンと略す)である。
16はカメラ部の操作キーでマイコン17がその情報を
読み取る。20もマイコンであり主にVTR全体のシス
テムコントロールを行なう。マイコン20はマイコン1
7と通信を行なっている。19はVTR部の操作キーで
マイコン20がその情報を読み取る。15はビューファ
インダ、22はVTRの機構部、21はVTRの機構部
22を制御するマイコンで、マイコン20と通信を行な
っている。また23はレコーダ信号処理回路でD/A変
換回路14からのアナログ信号を処理し、24の電磁変
換ブロックを経て25の記録媒体(カセットテープ)に
記録させる。記録媒体25はVTRの機構部22によっ
て駆動させる。以上の中で、信号処理関係の回路ブロッ
ク(12、13、14、18等)は特に発熱量が多く、
構造的な放熱対策を行う必要があった。
【0004】図4は従来のビデオカメラの構造的配置を
説明するための断面図であり、同図において1は主たる
発熱源であるところの回路基板、2はこの基板1の熱を
導く放熱板、3はビデオカメラの外装、4はバッテリ、
6はレンズユニット、7および8は他の回路基板、9は
VTR機構のユニットであり。主たる発熱源でありとこ
ろの回路基板1の熱は放熱板2に伝導し、さらに外装3
を通して外気へと放熱される。外装3には主に材質とし
てプラスチックが用いられており熱伝導効率については
あまり配慮がされていない。一方、バッテリ4の配置は
重量配分や操作性といったデザイン上の配慮によって決
定していた。以上説明したようにバッテリ駆動機器の回
路基板の放熱手段とバッテリ取り付け部の配置は、それ
ぞれ独立して行なわれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下のような欠点があった。 (1)放熱される熱エネルギーが無駄になる。 (2)バッテリは低温時に容量が低下する性質があるた
め、バッテリ駆動機器の使用時間が短くなることがさけ
られない。
【0006】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、本出願に係る第1の目的は、バッテリ駆動
機器の回路基板の放熱を行うと同時に、放熱される熱エ
ネルギーを有効利用してバッテリをあたためることであ
り、本出願に係る第2の目的は、放熱板からバッテリへ
の熱エネルギを効率よく伝導する事である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本出願に係る請求項1の発明は、筐体内の少なく
とも1つの機構を駆動させるためのバッテリを有するバ
ッテリ駆動機器において、回路基板の熱を導く放熱板を
回路基板の周辺に配設し、その放熱板とバッテリ取り付
け部が近接して配置されるものであり、また請求項2の
発明はバッテリ取り付け部の一部を熱伝導性の良い板体
で構成するものであり、更に請求項3においては、請求
項1または2記載のバッテリ駆動機器を具備するカメラ
である。
【0008】
【作用】請求項1記載の構成によれば、バッテリ駆動機
器の回路基板の放熱を行なうと同時に、放熱される熱エ
ネルギーを有効利用してバッテリを温めることが可能と
なる。また、請求項2記載の構成によれば、放熱板から
バッテリへの熱を更に効率良く伝達することが可能とな
る。更に、請求項3によれば、放熱効率の良いカメラ等
が得られる。
【0009】
【実施例】
(第1の実施例)図1は本発明の特徴を最もよく表すビ
デオカメラの断面図であり、同図において、1は発熱源
であるところの回路基板、2は回路基板1の熱を導く放
熱板、3はビデオカメラの外装、4はバッテリ、5は金
属板である。
【0010】回路基板1と放熱板2及び、バッテリ4は
近接して配置されており、特に放熱板2はバッテリ取り
付け面の裏面に添うように配置されている。放熱板2は
熱伝導率の良い金属板を用い、回路基板1の熱を効率よ
くバッテリ取り付け部に伝導するようになっている。
又、バッテリ取り付け部の一部にプラスチックよりも熱
伝導率の良い金属板5(銅、アルミ等)を用いること
で、回路基板1の熱を更に効率良くバッテリ4に伝導す
るようになっている。
【0011】これによりバッテリ4が温められ、低温時
の容量低下を防ぐことができビデオカメラの使用時間が
延長される。
【0012】(第2の実施例)図2は本発明の他の実施
例で、ビデオカメラと同様バッテリ駆動機器を備える携
帯型コンピュータの断面図である。同図において31は
メイン基板、32は主たる発熱部品、33は放熱板、3
4はバッテリ、35はキーユニット、36は液晶表示パ
ネル、37は外装カバーである。
【0013】メイン基板31には主たる発熱部品32が
実装されており、放熱板33によって熱を伝達するよう
になっている。又、放熱板33は熱伝導率の良い金属板
(銅、アルミ等)を用いており、バッテリの収納部まで
延びていて、バッテリ34に熱を伝達する。これにより
バッテリ34が温められ、低温時の容量低下を防ぐこと
ができ、携帯型コンピュータの使用時間が延長される。
【0014】なお、以上の各実施例においては、カメ
ラ、ビデオカメラ及び携帯型コンピュータ等のバッテリ
駆動機器について述べたが、本発明のバッテリ駆動機器
は、バッテリで駆動される小型もしくは携帯型の機器で
あれば、どのようなものにも適用できることは勿論であ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおり、本出願の請求項1
の発明によれば、バッテリ駆動機器の回路基板の放熱を
行なうと同時に、放熱される熱エネルギーを有効利用し
てバッテリを温めることが可能となる。これによりバッ
テリの低温時における容量低下を防ぐことができ、バッ
テリ駆動機器の使用時間が延長される。
【0016】また、本出願の請求項2の発明によれば、
放熱板からバッテリへの熱を更に効率良く伝導すること
が可能となる。
【0017】更に請求項3によれば、放熱効率の良い、
ビデオカメラ等が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の主要部概略構成を示す
側断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の主要部の概略構成を示
す側断図面である。
【図3】ビデオカメラの概略構成を示す回路ブロック図
である。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2 放熱板 3 外装 4 バッテリ 5 金属板 6 レンズユニット 7,8 他の回路基板 9 VTR機構のユニット 11 カメラの撮像部 12 A/D変換回路 13 カメラ信号処理回路 14 D/A変換回路 15 ビューファインダ 16 カメラ部の操作キー 17 マイコン 18 デジタル特殊効果回路 19 VTR部の操作キー 20 マイコン 21 マイコン 22 VTRの機構部 23 レコーダ信号処理回路 24 電磁変換ブロック 25 記録媒体(カセットテープ) 31 メイン基板 32 主たる発熱部品 33 放熱板 34 バッテリ 35 キーユニット 36 液晶表示パネル 37 外装カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内の少なくとも1つの機構を駆動さ
    せるためのバッテリを有するバッテリ駆動機器におい
    て、回路基板の熱を導く放熱板を回路基板の周辺に配設
    し、その放熱板とバッテリ取り付け部が近接して配置さ
    れることを特徴とするバッテリ駆動機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバッテリ駆動機器におい
    て、バッテリ取り付け部の一部を熱伝導性の良い板体で
    構成することを特徴とするバッテリ駆動機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のバッテリ駆動機
    器を具備することを特徴とするカメラ。
JP6179775A 1994-07-08 1994-07-08 バッテリ駆動機器及びそれを用いるカメラ Pending JPH0823467A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6179775A JPH0823467A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 バッテリ駆動機器及びそれを用いるカメラ

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JP6179775A JPH0823467A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 バッテリ駆動機器及びそれを用いるカメラ

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JPH0823467A true JPH0823467A (ja) 1996-01-23

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JP6179775A Pending JPH0823467A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 バッテリ駆動機器及びそれを用いるカメラ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006154663A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Pentax Corp 望遠鏡
JP2007013701A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Sanyo Electric Co Ltd 携帯型電子機器
KR101276719B1 (ko) * 2005-06-17 2013-06-19 삼성전자주식회사 배터리 수납부를 갖는 전자기기

Cited By (4)

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