JP2007013663A - ホワイトバランス処理装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のホワイトバランスの効果を視覚的に比較することにより、ユーザのイメージ通りのホワイトバランスモードを容易に設定することを課題とする。
【解決手段】 同一の画像信号に対して複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行って複数の画像を生成するホワイトバランス処理手段(2)と、前記生成された複数の画像を表示する表示手段(9)と、前記表示された複数の画像の中から選択された画像に対応するホワイトバランスモードを設定する設定手段(12)とを有するホワイトバランス処理装置が提供される。
【選択図】 図1
【解決手段】 同一の画像信号に対して複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行って複数の画像を生成するホワイトバランス処理手段(2)と、前記生成された複数の画像を表示する表示手段(9)と、前記表示された複数の画像の中から選択された画像に対応するホワイトバランスモードを設定する設定手段(12)とを有するホワイトバランス処理装置が提供される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ホワイトバランス処理に関する。
従来のデジタルカメラ等の撮像装置では、撮影画像の記録にあたり、画像の色合いを決めるホワイトバランス調整が必須である。このホワイトバランス調整の手法としては、オートホワイトバランス、プリセットホワイトバランス、マニュアルホワイトバランスなどの手法がある。
最も多く使われる手法は、オートホワイトバランス(AWB)で、この手法は、取り込まれた撮影画像を撮像装置内部で解析して、最適なホワイトバランス値を算出し、算出されたホワイトバランス値で、その撮影画像にホワイトバランス処理をするものである。しかしながら、ホワイトバランス調整は、色の具合の調整であって、極めて主観的な要素が強いので、オートホワイトバランスによる理論的に正しい値が必ずしも好まれるとは限らない。
そこで、プリセットホワイトバランス調整と呼ばれる手法があり、この手法は、予め撮像装置に工場出荷時などにおいて記憶させておいたホワイトバランス値、例えば蛍光灯、白熱電球、屋外の光源など撮影条件に対応したホワイトバランス値の中から、撮影者により指定されたホワイトバランス値でホワイトバランス処理を行うものである。
また、マニュアルホワイトバランス調整と呼ばれる手法があり、この手法は、撮影前に撮影環境下で白被写体で予備撮影を行ってホワイトバランス値を設定しておき、その設定されたホワイトバランス値で、撮影画像にホワイトバランス処理を行うものである。
しかし、いずれの手法を用いても、必ずしもユーザのイメージ通りの色合いに設定できるとは限らない。まず、オートホワイトバランス(AWB)やマニュアルホワイトバランスに関しては、ユーザが厳密に“白を白”とした色合いを所望している場合には有効であるが、ユーザが必ずしも厳密に“白を白”とした色合いを所望しない場合には、イメージ通りの色あいに設定できるとは言えない。
また、プリセットホワイトバランスについても、ユーザによっては “結果として肌色に温かみがでる”等の理由から室内での人物撮影時に敢えてプリセットホワイトバランス屋外モード等で撮影するケースも存在し、設計者が想定しなかった使用例も数多くある。このようにモード名などからホワイトバランスを設定するのは難しく、実際にどのような色合いになるのかを視覚的に確認しないとユーザのイメージ通りのホワイトバランスの設定はできないと言える。
それを解決するための方法として、液晶画面などのスルー画を見ながらホワイトバランスを設定するという方法もあるが、複数のホワイトバランスモードの色合いを個別に確認することしかできないため、各モードの違いが分かりにくく、設定に非常に時間が掛かり操作も煩雑である。
そこで、下記の特許文献1には、ホワイトバランスを含むさまざまな撮影条件の組合せを記憶し、一回のシャッターONで前記撮影条件の組合せの数だけ連続して撮影・記録し、撮影画像を一括表示し、その表示された画像から所望の画像を選択することを可能としたデジタルスチルビデオカメラについて開示がなされている。
しかし、これらのデジタルスチルビデオカメラでは、連続して撮影している間に、画角や構図は保つことができても被写体が移動してしまう可能性があるし、この方法では静止画には適用できるが、動画記録には適用することができない。
本発明は、従来のホワイトバランス設定における上記問題点を解消するためになされたもので、静止画記録時及び動画記録待機状態において、撮影画像に対する複数のホワイトバランスの効果を視覚的に比較することで、ユーザのイメージ通りのホワイトバランスモードを容易に設定できるようにしたホワイトバランス処理技術を提供することを目的とする。
本発明のホワイトバランス処理装置は、同一の画像信号に対して複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行って複数の画像を生成するホワイトバランス処理手段と、前記生成された複数の画像を表示する表示手段と、前記表示された複数の画像の中から選択された画像に対応するホワイトバランスモードを設定する設定手段とを有することを特徴とする。
また、本発明のホワイトバランス処理方法は、同一の画像信号に対して複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行って複数の画像を生成するホワイトバランス処理ステップと、前記生成された複数の画像を表示する表示ステップと、前記表示された複数の画像の中から選択された画像に対応するホワイトバランスモードを設定する設定ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明のホワイトバランス処理方法は、同一の画像信号に対して複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行って複数の画像を生成するホワイトバランス処理ステップと、前記生成された複数の画像を表示する表示ステップと、前記表示された複数の画像の中から選択された画像に対応するホワイトバランスモードを設定する設定ステップとを有することを特徴とする。
複数のホワイトバランスの効果を視覚的に比較することができるので、ユーザのイメージ通りのホワイトバランスモードを容易に設定することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1及び第2の実施形態に係るホワイトバランス処理装置及びその設定方法を適用した撮像装置を示す概略ブロック構成図である。図1において、1はレンズ(不図示)からの入射被写体像を電気信号に変換するCCD等の撮像素子である。2はA/D変換回路や、ホワイトバランス(WB)処理部3を含む信号処理回路である。4はAWBモード時に撮影画像データからホワイトバランス値を検出するWB値検出部である。5は工場出荷時に予め設定されたプリセットホワイトバランス値を記憶しているプリセットWB値記憶部である。6はマニュアルホワイトバランスモード時のホワイトバランス値を記憶しているマニュアルWB値記憶部である。7は画像データを記憶する画像メモリである。10は画像データをメモリカードなどのメディア11に記録したり、メディア11から画像データを読み出すための記録・読み出し部である。8は画像メモリ7に記録している画像データを表示部9に表示するため表示回路である。また、12は各構成部を制御するための制御部である。13は制御部12に対して各種入力を行う操作入力部である。
(第1の実施形態)
以上の構成において、第1の実施形態を適用した撮像装置におけるホワイトバランス設定装置及び設定方法の例を示す。
以上の構成において、第1の実施形態を適用した撮像装置におけるホワイトバランス設定装置及び設定方法の例を示す。
静止画記録待機中に、操作入力部(例えば、メニューキー等)13から所定の操作により本ホワイトバランス設定モードに入る。制御部12は図2のフローチャートに示す処理に基づいて撮影・記録を実行する。まず、制御部12は、画面上に図3(a)の表示を行い、ホワイトバランス設定モードであることをユーザに認知させる。
ステップS1でユーザが静止画記録ボタンを押すと、ステップS2では、制御部12は、撮像素子1で撮像したCCD信号(画像信号)を一端画像メモリ7へ格納する。制御部12は、このCCD信号に対して、あらかじめユーザが設定した各ホワイトバランスモードでの処理を逐次的に行う(S3〜S6)。例えば、ユーザがオートホワイトバランス(AWB)モード、プリセットホワイトバランス室内モード(以下PWB1モードという)、プリセットホワイトバランス屋外モード(以下PWB2モードという)、マニュアルホワイトバランス(以下MWBという)モード、以上4つを設定しておいた場合について説明する。
まず、ステップS3では、制御部12は、一端画像メモリ7へ格納したCCD信号を、画像メモリ7からWB処理部3へ読み出す。
次に、ステップS4では、各モードのホワイトバランス値によるホワイトバランス処理を行う。まず、AWBモードの処理を行う。WB処理部3は、ホワイトバランス処理を行う。WB値検出部4は、AWBモード時にWB処理部3の撮影画像データからホワイトバランス値を検出する。制御部12は、WB値検出部4から読み出したホワイトバランス値により、WB処理部3でAWB処理を行う。次に、ステップS5では、制御部12は、その処理結果を画像メモリ7へ再度格納し、表示部9へ転送して表示する。次に、ステップS6では、設定した各WBモードでの処理及び表示が完了していないので、PWB1モードの処理を行うためにステップS3へ戻る。
次に、ステップS3では、制御部12は、再度画像メモリ7からCCD信号をWB処理部3へ読み出す。次に、ステップS4では、制御部12は、プリセットWB値記憶部5からPWB1モードに応じたホワイトバランス値を読み出し、WB処理部3へ出力する。WB処理部3は、PWB1モードのホワイトバランス処理を行う。次に、ステップS5では、制御部12は、その処理結果を画像メモリ7へ格納し、表示部9へ転送して表示する。次に、ステップS6では、設定した各WBモードでの処理及び表示が完了していないので、PWB2モードの処理を行うためにステップS3へ戻る。
ステップS3〜S6では、上記のPWB1モードと同様に、制御部12は、PWB2モードの処理を行う。プリセットWB値記憶部5には、PWB1モード及びPWB2モードのホワイトバランス値が記憶されている。ステップS4では、制御部12は、PWB2モードのホワイトバランス値をプリセットWB値記憶部5から読み出して、ホワイトバランス処理を行う。その後、MWBモードの処理を行うためにステップS3へ戻る。
次に、ステップS3では、制御部12は、再度画像メモリ7からCCD信号をWB処理部3へ読み出す。次に、ステップS4では、MWBモードにおいて、マニュアルWB値記憶部6から以前ユーザが設定したホワイトバランス値を読み出し、WB処理部3へ出力する。WB処理部3は、MWB処理を行う。次に、ステップS5では、制御部12は、その処理結果を画像メモリ7へ格納し、表示部9へ転送して表示する。次に、ステップS6では、すべてのモードの処理及び表示が完了したのので、ステップS7へ進む。
なお、制御部12は、図3(b)のように転送された処理画像を表示部9にマルチ画面表示するように制御する。次に、制御部12は、図3(b)、(c)のように「どの色合いがお好みですか?」という主旨のメッセージを表示部9に表示する。
ステップS7では、ユーザは、操作入力部(例えば、十字キーなど)13の所定の操作によりユーザの所望の画像を選択する。次に、ステップS8では、制御部12は、図3(d)のようにユーザの選択した画像を表示部9に拡大表示し、「この色合いで保存しますか?(WB設定) はい/いいえ/元に戻る」という主旨のメッセージを表示する。
「いいえ」の場合は、ステップS7に戻り、制御部12は一つ前の表示である図3(c)に戻り再度ユーザに画像の選択を求める。
「元に戻る」の場合は、ステップS11へ進み、制御部12は本ホワイトバランス設定モードを抜けて静止画記録待機状態に戻る。
「はい」の場合は、ステップS9へ進む。ステップS9では、制御部12は、選択した画像に応じたホワイトバランスモードにホワイトバランスを設定する。次に、ステップS10では、制御部12は、選択した画像をメディア11に保存する。この際、あらかじめユーザが設定した保存設定に基づき、「選択した画像のみ保存」又は「全ての画像を保存」等の処理を行う。「全ての画像を保存」に設定した場合は、制御部12は、画面上には図4(a)、(b)、(c)のように表示し、ホワイトバランスモードのみを選択させる。その後、ステップS11へ進み、静止画記録待機状態へ戻る。
以上のように、本実施形態によれば、WB処理部3を有する信号処理回路2は、撮像素子1で撮像した同一の画像信号に対して複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行って複数の画像を生成する。制御部12は、前記生成された複数の画像を表示部9にマルチ画面表示し、前記表示された複数の画像の中から選択された画像に対応するホワイトバランスモードを設定する。
このようにして同一の撮影画像に対するホワイトバランスの効果を視覚的に比較することで、ユーザのイメージ通りのホワイトバランスモードを容易に設定することができ、且つ、複数のホワイトバランスモードでの画像を記録し、撮影後にイメージ通りの色合いの画像を選択することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態によるホワイトバランス設定装置及び設定方法の例を示す。
次に、本発明の第2の実施形態によるホワイトバランス設定装置及び設定方法の例を示す。
動画記録待機中に、操作入力部13から所定の操作により本ホワイトバランス設定モードに入ると、制御部12は図5のフローチャートに示す処理に基づいて撮影・記録を実行する。
まず、ステップS12では、制御部12は、自動的に静止画記録モードに遷移する。制御部12は、画面上に図6(a)のように表示し、ホワイトバランス設定モードであることをユーザに認知させる。
次に、ステップS13でユーザが静止画記録ボタンを押すと、ステップS14では、制御部12は、撮像素子1で撮像したCCD信号(画像信号)を一端画像メモリ7へ格納する。ステップS15〜S18では、制御部12は、このCCD信号に対して、あらかじめユーザが設定した各ホワイトバランスモードでの処理を逐次的に行う。第1の実施形態と同様に、ユーザがAWBモード、PWB1モード、PWB2モード、MWBモード、以上4つを設定しておいた場合について説明する。
まず、AWBモードの処理を行う。ステップS15では、制御部12は、一端画像メモリ7へ格納したCCD信号をWB処理部3へ読み出す。WB処理部3は、ホワイトバランス処理を行う。WB値検出部4は、WB処理部3の画像データからホワイトバランス値を検出する。次に、ステップS16では、制御部12は、WB値検出部4から読み出したホワイトバランス値によりAWB処理を行う。次に、ステップS17では、制御部12は、その処理結果を画像メモリ7へ再度格納し、表示部9へ転送して表示する。次に、ステップS18では、PWB1モードの処理を行うためにステップS15へ戻る。
次に、ステップS15では、制御部12は、再度画像メモリ7からCCD信号をWB処理部3へ読み出す。次に、ステップS16では、制御部12は、プリセットWB値記憶部5からPWB1モードに応じたホワイトバランス値を読み出し、WB処理部3へ出力する。WB処理部3は、PWB1モードのホワイトバランス処理を行う。次に、ステップS17では、制御部12は、その処理結果を画像メモリ7へ格納し、表示部9へ転送して表示する。次に、ステップS18では、PWB2モードの処理を行うためにステップS15へ戻る。
次に、ステップS15〜S18では、上記のPWB1モードと同様に、制御部12は、PWB2モードの処理を行う。プリセットWB値記憶部5は、PWB1モード及びPWB2モードのホワイトバランス値を記憶している。ステップS16では、制御部12は、PWB2モードのホワイトバランス値をプリセットWB値記憶部5から読み出して、ホワイトバランス処理を行う。その後、MWBモードの処理を行うためにステップS15へ戻る。
次に、ステップS15では、制御部12は、マニュアルWB値記憶部6から以前ユーザが設定したホワイトバランス値を読み出し、WB処理部3へ出力する。次に、ステップS16では、WB処理部3は、マニュアルホワイトバランス処理を行う。次に、ステップS17では、制御部12は、その処理結果を画像メモリ7へ格納し、表示部9へ転送して表示する。次に、ステップS18では、すべてのモードの処理及び表示が完了したので、ステップS19へ進む。
なお、制御部12は、図6(b)のように転送された処理画像を表示部9にマルチ画面表示するように制御する。次に、制御部12は、図6(b)、(c)のように「どの色合いで動画撮影しますか?」という主旨のメッセージを表示部に表示する。
ステップS19では、ユーザは、操作入力部(例えば、十字キーなど)13の所定の操作によりユーザの所望の画像を選択する。次に、ステップS20では、制御部12は、図6(d)のようにユーザの選択した画像を拡大表示し、「この色合いで撮影します(WB設定) はい/いいえ/元に戻る」という主旨のメッセージを表示する。
「いいえ」の場合は、ステップS19へ戻り、制御部12は、一つ前の表示である図6(c)に戻り再度ユーザに画像の選択を求める。
「元に戻る」の場合は、ステップS23へ進み、制御部12は、本モードを抜けて動画記録待機状態に戻る。
「はい」の場合は、ステップS21へ進み、制御部12は、選択した画像に応じたホワイトバランスモードに設定する。次に、ステップS22では、制御部12は、第1の実施形態と同様に撮影した静止画を画像の保存設定に応じてカード等のメディア11に保存する。なお、ステップS22は省略してもよい。次に、ステップS23では、制御部12は、選択されたホワイトバランスを記憶したまま自動的に動画記録待機状態に遷移する。また、本ホワイトバランス設定中に動画記録開始ボタンを一定時間(例えば3秒程度)以上長押しした場合は、本ホワイトバランス設定モードを抜け、自動的に動画記録待機状態に遷移し、動画記録を開始する。
このようにして、動画記録待機状態においてもユーザが撮影画像に対するホワイトバランスの効果を視覚的に比較することで、ユーザのイメージ通りのホワイトバランスを容易に設定することができ、且つ、モード設定中に急遽記録開始したいという場合に、撮りたい場面を逃すことなく撮影することができる。
以上のように、第1及び第2の実施形態によれば、ホワイトバランス処理装置は、記録・再生可能な撮像装置において、撮影画像信号についてホワイトバランス処理を行うホワイトバランス処理手段と、該ホワイトバランス処理手段により前記撮影画像信号に対して複数のホワイトバランスモードによる処理を制御するホワイトバランス制御手段と、前記ホワイトバランス処理手段によって複数のホワイトバランス処理がなされた各撮影画像をマルチ画面表示する表示手段と、前記マルチ画面表示上で所定の画像を選択することによりホワイトバランスモードを設定する操作手段とを備える。これによれば、同一の撮影画像に対するホワイトバランスの効果を視覚的に比較することで、ユーザのイメージ通りのホワイトバランスモードを容易に設定することができる。
また、ホワイトバランス設定方法は、上記のホワイトバランス処理装置のホワイトバランスを設定するための方法であって、静止画記録待機状態でホワイトバランス設定モードに入ると、各ホワイトバランス処理を施す静止画を撮影し、前記ホワイトバランス処理手段と前記ホワイトバランス制御手段によって複数のホワイトバランス処理がなされた各撮影画像を前記表示手段にマルチ画面表示し、前記マルチ画面表示上で所定の画像を選択することにより、選択した画像をメディアに保存し、さらに選択した画像に応じたホワイトバランスモードに設定し、あらかじめユーザが設定した画像保存に関する設定に基づき「選択した画像のみ保存」又は「全ての画像を保存」等の処理を行う。これによれば、静止画記録時に同一の撮影画像に対するホワイトバランスの効果を視覚的に比較することで、ユーザのイメージ通りのホワイトバランスを容易に設定することができ、且つ、あらかじめユーザが設定した画像の保存に関する設定に基づき「選択した画像のみ保存」又は「全ての画像を保存」等の処理を行うことにより複数のホワイトバランスモードでの画像の記録を可能にすることで、撮影後にイメージ通りの色合いの画像を視覚的に比較しながら選択することもできる。
また、ホワイトバランス設定方法は、上記のホワイトバランス処理装置のホワイトバランスを設定するための方法であって、動画記録待機状態でホワイトバランス設定モードに入ると、静止画記録待機状態に遷移し、各ホワイトバランス処理を施す静止画を撮影し、前記操作手段によるホワイトバランスモードの選択に応じて動画記録待機状態に遷移し、上記設定操作中のいかなる状態においても、動画記録ボタンを一定時間以上長押しするとホワイトバランス設定モードを抜け、動画記録を開始する。これによれば、動画記録待機状態において、ユーザが撮影画像に対するホワイトバランスの効果を視覚的に比較することで、ユーザのイメージ通りのホワイトバランスを容易に設定することができ、且つ、動画記録待機状態から静止画撮影への移行や、ホワイトバランスモード設定後の動画記録待機状態への移行も自動的に行われ、操作が煩雑になるのを防ぎ、且つ、モード設定中に急遽動画したいという場合に、撮りたい場面を逃すことなく撮影することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 撮像素子
2 信号処理回路
3 WB処理部
4 WB値検出部
5 プリセットWB値記憶部
6 マニュアルWB値記憶部
7 画像メモリ
8 表示回路
9 表示部
10 記録・読出し部
11 メディア
12 制御部
13 操作入力部
2 信号処理回路
3 WB処理部
4 WB値検出部
5 プリセットWB値記憶部
6 マニュアルWB値記憶部
7 画像メモリ
8 表示回路
9 表示部
10 記録・読出し部
11 メディア
12 制御部
13 操作入力部
Claims (10)
- 同一の画像信号に対して複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行って複数の画像を生成するホワイトバランス処理手段と、
前記生成された複数の画像を表示する表示手段と、
前記表示された複数の画像の中から選択された画像に対応するホワイトバランスモードを設定する設定手段と
を有することを特徴とするホワイトバランス処理装置。 - 前記表示手段は、前記生成された複数の画像をマルチ画面表示することを特徴とする請求項1記載のホワイトバランス処理装置。
- さらに、前記表示された複数の画像の中から画像を選択操作するための操作手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のホワイトバランス処理装置。
- さらに、撮像した画像信号を前記ホワイトバランス処理手段に出力する撮像手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のホワイトバランス処理装置。
- 前記ホワイトバランス処理手段は、静止画記録待機状態においてホワイトバランス設定が指示されると、前記複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のホワイトバランス処理装置。
- 前記ホワイトバランス処理手段は、動画記録待機状態においてホワイトバランス設定が指示されると、前記複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のホワイトバランス処理装置。
- さらに、前記動画記録待機状態においてホワイトバランス設定が指示された後、動画記録が指示されると動画記録を開始する動画記録手段を有することを特徴とする請求項6記載のホワイトバランス処理装置。
- さらに、前記選択された画像を記録する記録手段を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のホワイトバランス処理装置。
- さらに、前記生成された複数の画像を記録する記録手段を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のホワイトバランス処理装置。
- 同一の画像信号に対して複数のホワイトバランスモードでホワイトバランス処理を行って複数の画像を生成するホワイトバランス処理ステップと、
前記生成された複数の画像を表示する表示ステップと、
前記表示された複数の画像の中から選択された画像に対応するホワイトバランスモードを設定する設定ステップと
を有することを特徴とするホワイトバランス処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005192565A JP2007013663A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | ホワイトバランス処理装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005192565A JP2007013663A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | ホワイトバランス処理装置及び方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=37751537
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101031728B1 (ko) * | 2008-10-02 | 2011-04-29 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 표시 장치의 색 조정 시스템 및 인쇄물 |
-
2005
- 2005-06-30 JP JP2005192565A patent/JP2007013663A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8866835B2 (en) | 2008-02-10 | 2014-10-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Color adjustment system for display device and printed material |
KR101031728B1 (ko) * | 2008-10-02 | 2011-04-29 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 표시 장치의 색 조정 시스템 및 인쇄물 |
TWI415106B (zh) * | 2008-10-02 | 2013-11-11 | Mitsubishi Electric Corp | 顯示裝置之色彩調整系統及印刷物 |
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