JP2007013577A - 通信装置及び通信方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 間欠キャリアセンス動作を行う無線通信端末において、フレーム受信時に自身宛てのフレームか否かを効率的に判断し、効率的な間欠キャリアセンスを実現する。
【解決手段】 無線通信端末ごとに異なる信号パターンの個別プリアンブル信号パターンを各無線通信端末に割当て、無線通信端末1から無線通信端末2へのデータ送信の際に、無線通信端末2の個別プリアンブル信号パターンをデータフレームに挿入して送信し、無線通信端末2では定期的にスリープ状態から立ち上がり、無線通信端末1からのデータフレーム内に自身の個別プリアンブル信号パターンが存在するか否かを判断し、当該個別プリアンブル信号パターンが存在していれば自身宛てのフレームであると判断しフレーム受信を継続し、他の無線通信端末では自身の個別プリアンブル信号パターンが存在しないため、自身宛てのデータではないと判断しフレーム受信を中止し、スリープ状態に戻る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリアンブル信号が含まれるフレーム信号を送受信する通信装置及びその通信方法等に関する。
ここで、プリアンブル信号とは、ビット同期信号のことであり、受信側の通信装置はプリアンブル信号によりビット同期をとり、以降のデータを受信する。
従来の無線通信装置は、受信先ごとにプリアンブル信号の長さを変えることによって必要最小限のプリアンブル長で通信を行えるようにすることで低消費電力を実現していた(例えば、特許文献1)。また、IEEE802.15.4のようにプリアンブル長とパターンを32ビットのバイナリゼロと固定とする場合は、プリアンブル信号を用いた低消費電力制御は行っていなかった(例えば、非特許文献1)。
特開平9−65464号公報 IEEE Std 802.15.4TM−2003,P.43,6.3.1.General packet format
従来の無線通信装置におけるプリアンブル信号は、例えばIEEE802.15.4では、プリアンブル長が32ビットと固定でかつ短いため、間欠キャリアセンス動作ができなかった。ここで、間欠キャリアセンス動作とは、通常は無線装置をスリープ状態にし、定期的に起き上がって無線受信部の電源を投入して電波状態を検出し、何れかの端末が送信を開始しようとしていた場合にはそのまま受信を行い、どの端末も送信を開始しようとしていなかった場合には無線受信部の電源を切断してスリープ状態にもどるという動作である。
また、従来の無線通信装置では、プリアンブル信号の長短によりデータの宛先を区別するため、プリアンブル信号をすべて受信した後でないと受信側で自身宛のデータか否かを判断することができず、このため、自身宛てのデータか否かの判断に時間がかかり、効果的に間欠キャリアセンスによる低消費電力を実現できないという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決することを主な目的としており、受信側で自身宛てのデータか否かの判断を効率的に行い、これにより効率的な間欠キャリアセンスを実現し、低消費電力な無線通信を可能とすることを目的の一つとする。また、IEEE802.15.4のようにプリアンブル長と信号パターンが決まっている仕様の無線通信下においても、間欠キャリアセンス動作を可能とし、低消費電力な無線通信を可能とすることを目的の一つとする。また、同じ仕様の無線通信を行うシステムが隣り合っていても、各システムにおけるプリアンブル信号の信号パターンおよび共通プリアンブル信号パターンを変えることにより、各システムの無線通信を隣のシステムの無線通信と論理的に分離することを可能にすることを目的の一つとする。
本発明に係る通信装置は、
プリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを複数の受信装置に送信する通信装置であって、
受信装置ごとに異なる信号パターンを個別プリアンブル信号パターンとしてそれぞれの受信装置に対応づけて記憶するプリアンブル記憶部と、
いずれかの受信装置に対して送信フレームを送信する際に、送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入する送信プリアンブルパターン設定部と、
送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信するフレーム送信部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、受信装置ごとに異なる信号パターンを個別プリアンブル信号パターンとして管理し、送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信するため、受信装置では自身宛てのデータか否かの判断を早期に行うことができ、受信装置における効率的な間欠キャリアセンスを実現することができ、低消費電力な無線通信が可能になる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る無線通信端末(通信装置)の一構成例を示すブロック図である。
図1において、100は無線通信端末である。1はプロセッサ、2はメモリ、3は制御部である。
本実施の形態において、メモリ2は、個別プリアンブル信号パターンを対象となる無線通信端末と対応付けて記憶する。また、共通プリアンブル信号パターンも記憶する。メモリ2は、プリアンブル記憶部に相当する。なお、個別プリアンブル信号パターンは、無線通信端末ごとに異なる信号パターンであり、無線通信端末ごとに割当てられる。共通プリアンブル信号パターンは、複数の無線通信端末に共通の信号パターンである。
図1において、送信プリアンブルパターン設定部4、送信データ設定部5、セレクタ6、送信信号変換部(フレーム送信部)7は、データフレームの送信のために用いる手段であり、個別受信プリアンブルパターン設定部8、共通受信プリアンブルパターン設定部9、プリアンブル抽出部10、個別プリアンブル比較部(プリアンブル比較部)11、共通プリアンブル比較部(プリアンブル比較部)12、データ抽出部13、受信信号変換部(フレーム受信部)14、デリミタパターン設定部18、デリミタ抽出部19、デリミタ比較部20は、データフレームの受信のために用いる手段である。
送信プリアンブルパターン設定部4は、データフレームの送信時に、データフレームの送信先に対応する個別プリアンブル信号パターンをメモリ2より抽出し、抽出した個別プリアンブル信号パターンを、または、複数の宛先に共通な共通プリアンブル信号パターンをメモリ2より抽出し、抽出した共通プリアンブル信号パターンを、または、個別プリアンブル信号パターンと共通プリアンブル信号パターンの両方を、設定する。これにより、送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入することができる。また、共通ブリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入することができる。
送信データ設定部5には、送信するデータを設定する。
セレクタ6は、送信プリアンブルパターン設定部4及び送信データ設定部5からシフトアウトされたデータを選択する。
送信信号変換部7は、送信フレーム無線信号に変換して、アンテナ15を通じて、受信側の無線通信端末に送信する。
個別受信プリアンブルパターン設定部8は、フレームの受信時に、受信対象のフレームを識別するため、自端末に割当てられている個別プリアンブル信号パターンをメモリ2より抽出し、抽出した個別プリアンブル信号パターンを設定する。
共通受信プリアンブルパターン設定部9は、複数の無線通信端末に共通に送信される共通データフレームを識別するための共通プリアンブル信号パターンをメモリ2より抽出し、抽出した共通プリアンブル信号パターンを設定する。
プリアンブル抽出部10は、受信したフレームからプリアンブル信号を抽出して蓄積する。
個別プリアンブル比較部11は、プリアンブル抽出部10により抽出されたプリアンブル信号の信号パターンと個別受信プリアンブルパターン設定部8により設定された個別プリアンブル信号パターンとを比較する。
共通プリアンブル比較部12は、プリアンブル抽出部10により抽出されたプリアンブル信号の信号パターンと共通受信プリアンブルパターン設定部9により設定された共通プリアンブル信号パターンとを比較する。
データ抽出部13は、受信したフレームに含まれるデータ部分の抽出を行い、データ部分の蓄積を行う。
受信信号変換部14は、他の無線通信端末から無線送信されたフレームを有線信号に変換し、受信フレームとする。
デリミタパターン設定部18は、デリミタパターンを設定する。
デリミタ抽出部19は、受信したフレームに含まれるデリミタパターンを抽出して蓄積する。
デリミタ比較部20は、デリミタ抽出部19により抽出されたデリミタパターンとデリミタパターン設定部18により設定されたデリミタパターンとを比較する。
また、図1において、15はアンテナ、16は個別プリアンブル比較部11による比較の結果プリアンブル信号の信号パターンが一致したことを示す個別プリアンブル受信表示信号、17は共通プリアンブル比較部12による比較の結果プリアンブル信号の信号パターンが一致したことを示す共通プリアンブル受信表示信号、21はデリミタ比較部20による比較の結果デリミタパターンが一致したことを示すデリミタ受信表示信号、22は何れかの無線通信装置が同じ周波数帯を使用して無線送信動作中であることを示すキャリアセンス信号、23はプロセッサ、メモリおよび各部の間でデータ転送に使用するバス、24は制御部信号群である。
また、本実施の形態に係る無線通信端末100は、スリープする場合には、無線通信に必要な部分の電源をオフしたり、プロセッサに供給されるクロックの周波数を低くすることで、無線通信端末が消費する電力を小さくし、また、定期的にスリープ状態から通常動作状態に復帰し、何れかの端末が無線送信中(すなわち、無線受信中)かチェックし、無線受信中でなければ再度スリープし、無線受信中の場合には受信を継続し、一定時間内に自身に対応するプリアンブル信号パターンが受信されなければ再度スリープし、プリアンブル信号パターンが受信されれば、同期データパターンおよびデータの受信まで継続して実行する。
次に図2〜図6を参照して無線通信端末の動作について説明する。
図2は、図1で構成される無線通信端末が複数存在する無線データ通信システムを示す。
図3は、図2に示される無線データ通信システムを管理する管理装置(図示せず)が個別プリアンブル信号パターンを割当てる処理を示す。
図4は、メモリ2にて個別プリアンブル信号パターンを記憶する際の処理(プリアンブル記憶ステップ)を示す。
図5は、送信プリアンブルパターン設定部にて個別プリアンブル信号パターンを含むプリアンブル信号を送信フレームに挿入する処理(送信プリアンブルパターン設定ステップ)、送信信号変換部7にて送信フレームを送信する処理(フレーム送信ステップ)などを示す。
図6は、受信信号変換部14にて有線信号に変換された送信フレームの受信を開始する処理(フレーム受信ステップ)、プリアンブル抽出部10にてプリアンブル信号を抽出する処理(プリアンブル抽出ステップ)、個別プリアンブル比較部11にてプリアンブル信号の信号パターンを比較する処理(プリアンブル比較ステップ)などを示す。
最初に、データ送受信の前段階として、個別プリアンブル信号パターンを割当てる処理を説明する。
まず、図3において、無線データ通信システムを管理する管理装置(図示せず)は、個別プリアンブル信号パターンの割当対象の無線通信端末を選択し(S301)、選択した無線通信端末に対する個別プリアンブル信号パターンを決定する(S302)。前述したように、この個別プリアンブル信号は、無線通信端末ごとに異なる信号パターンである。次に、決定した個別プリアンブル信号を、対象となる無線通信端末装置のIDとともに管理装置内のメモリに記憶させ(S303)、更に、未割当の無線通信端末が存在するか否かを判断し(S304)、未設定の無線通信端末が存在する場合には、ステップS301に戻る。すべての無線通信端末について個別プリアンブル信号を決定した場合は、管理装置内のメモリに格納した個別プリアンブル信号パターンと無線通信端末のIDの対(すべての無線通信端末の個別プリアンブル信号パターンとIDの対)を各無線通信端末に通知する(S305)。通知の方法は、例えば、各無線通信端末に個別プリアンブル信号パターンと無線通信端末のIDの対を送信するようにしてもよい。
一方、各無線通信端末では、図4において、個別プリアンブル信号パターンと無線通信端末のIDの対を入力し(S401)、入力した個別プリアンブル信号パターンと無線通信端末のIDの対をメモリ2に記憶させる(S402)。この際に、自端末に割当てられた個別プリアンブル信号パターンがどれであるかを認識できるように管理する。
図2の例では、例えば、無線通信端末1には、個別プリアンブル信号パターンとして「TERM1 PREAMBLE」が割当てられ、無線通信端末2には、個別プリアンブル信号パターンとして「TERM2 PREAMBLE」が割当てられ、無線通信端末3には、個別プリアンブル信号パターンとして「TERM3 PREAMBLE」が割当てられ、無線通信端末4には、個別プリアンブル信号パターンとして「TERM4 PREAMBLE」が割当てられ、無線通信端末Xには、個別プリアンブル信号パターンとして「TERMX PREAMBLE」が割当てられ、それぞれの無線通信端末に対して異なる信号パターンが個別プリアンブル信号パターンとして割当てられている。そして、各無線通信端末は、無線通信端末1〜Xのすべてについて、それぞれに割当てられた個別プリアンブル信号パターンを把握している。
次に、データを送信する場合の動作を図2及び図5を用いて説明する。
無線通信端末1から無線通信端末2にデータ送信を行う場合を例に動作について説明する。無線通信端末1で無線通信端末2に送信すべきデータが発生した場合(S501)、無線通信端末1のプロセッサ1はメモリ2の中に送信すべきデータを含んだフレームを作成し、キャリアセンス信号22の状態をチェックする(S502、S503)。もしも、キャリアセンス信号22がオンで受信動作中を示していた場合には、送信動作を中断し、受信動作(プリアンブル信号の受信が行われないかのチェック)を開始する(S504)。送信は、受信動作完了後に再度実行する。もしも、キャリアセンス信号22がオフで、何れの無線通信端末も送信動作を行っていなかった場合、送信プリアンブルパターン設定部4が、メモリ2に格納されている個別プリアンブル信号パターンのうち無線通信端末2用の個別プリアンブル信号パターンを抽出し(S505)、制御部2は、プリアンブルパターン長、プリアンブルパターン送信回数、送信フレームの開始メモリアドレス、送信フレーム長を指示し、送信動作を開始させる。送信データ設定部5は制御部2の指示に基づき、まず指定された長さのプリアンブルパターンを、指定された回数分送信フレームに設定し(S506)、更に、指定された送信フレームの開始メモリアドレスから順次データを読出し、送信フレームにセットする。これにより送信するデータフレームに個別プリアンブル信号パターンを含むプリアンブル信号が挿入される。そして、送信プリアンブルパターン設定部4および送信データ設定部5からシフトアウトされたデータはセレクタ6によって有効な方が選択され、送信信号変換部7により無線信号に変換され、アンテナ15経由で無線送信される(S507)。
次にデータを受信する場合の動作について図2及び図6を用いて説明する。
無線通信端末2が無線通信端末1からデータを受信する場合を例に動作について説明する。無線通信端末2は、通常スリープ状態にあり、定期的にウェークアップしてキャリアセンス状態にあるかどうかチェックする(S601)。この時、メモリ2から無線通信端末2特有の個別プリアンブル信号パターンを抽出し個別受信プリアンブルパターン設定部8に設定し、また、デリミタパターン設定部18にデリミタパターンを設定しておくとともに、制御部3にメモリ2の中の受信データ格納領域の開始アドレスと最大受信バイト数を設定する。ウェークアップした時にキャリアセンス信号22がオフか否かを判断し(S602)、オフの状態であれば、再度スリープする。無線通信端末1がプリアンブル信号を含むデータフレームを送信している間に無線通信端末2がウェークアップすると、受信信号変換部14はアンテナ15経由で無線送信が行われていることを検出して、キャリアセンス信号22をオンにする。それを検出したプロセッサ1は何れかの端末が送信しているため、スリープせずに、送信フレームの受信を開始し(S603)、プリアンブル信号が抽出されるのを待つ。無線通信端末1が無線通信端末2へのデータ送信を行う場合、図2に示すように無線通信端末2用の個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号が先頭に含まれたデータフレームが送信されるので、当該データフレームが無線通信端末2のアンテナ15および受信信号変換部14を経由して受信され、プリアンブル抽出部10においてプリアンブル信号の抽出が開始され、プリアンブル信号の1回分を受信すると(例えば、nビットで1パターンを構成していた場合、nビットのプリアンブル信号が全てプリアンブル抽出部に蓄積されると)、個別プリアンブル比較部11がプリアンブル抽出部10に蓄積されたプリアンブル信号の信号パターンと個別受信プリアンブルパターン設定部8に設定されている個別プリアンブル信号パターンとが一致するか否かを判断し(S604)、信号パターンが一致する場合は、個別プリアンブル比較部11は、受信対象のデータが含まれるフレームであることを識別し、個別プリアンブル受信表示信号16をオンとし、データフレームの受信を継続させる。無線通信端末2のプロセッサ1は、個別プリアンブル受信表示信号16がオンとなったことから、無線通信端末2への送信が行われていることを知る。その後、デリミタが受信され、プロセッサ1は、データ受信が開始されるのを待つ。
一方、ステップS606においてプリアンブル信号の信号パターンが一致しない場合(少なくともプリアンブル信号2回分において一致する信号パターンが存在しない)場合には、自身へのデータが含まれるフレームではないと判断し、個別プリアンブル比較部11は、データフレームの受信を中止させ(S608)、スリープ状態への移行をプロセッサ1に要請し、再度スリープ状態に移行する。
データフレームに個別プリアンブル信号パターンに一致する信号パターンのプリアンブル信号が含まれていた場合、デリミタの受信以降の処理は従来と同様である。具体的には以下の処理となる。
もしも、プリアンブルパターン1回分以上経過しても、デリミタが受信されず、再度、プリアンブルパターンも受信されなかった場合には、再度スリープする。プリアンブルパターンが受信された場合には、再度デリミタが受信されるのを待つ動作を繰り返す。無線通信端末1は指定された回数の個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信した後、デリミタパターンを送信する。プリアンブルパターン受信後、デリミタ抽出部19は受信信号を蓄積する。そして、デリミタ抽出部19に蓄積されたパターンはデリミタパターン設定部18に設定されているパターンとデリミタ比較部20によって比較される。この比較が一致すると、デリミタ比較部20はデリミタ受信表示信号21をオンにし、次のデータから受信データが開始されることを示す。デリミタ受信表示信号21がオンになったことを検出したプロセッサ1はデータ受信が開始されることを知る。以降、データを受信する度に制御部3がデータ抽出部13からデータを読出し、メモリ2の受信データ格納領域に格納していく。以降、無線通信端末1による送信が完了するか、最大受信バイト数のデータを受信するか、受信タイムアウトとなるまで、プロセッサ1はデータ受信が終わるのを待つ。なお、受信データフレームは、最初にデータフレームの長さを示すバイトが来て受信バイト数が分る場合には、最大受信バイト数にその値を設定することにより、受信タイムアウトではなく、受信したバイト数でデータ受信動作が完了するように設定できる。データ受信完了すると、プロセッサ1は受信したデータが自身宛のものかなどのチェックを開始する。
このように、無線通信端末ごとに異なる信号パターンの個別プリアンブル信号パターンが指定されているため、無線通信端末3、4、Xでは、スリープからウェークアップした後、無線通信端末2用の個別プリアンブル信号パターンを検知した時点で、信号パターンが一致しないことを認識し、自身へのデータ送信ではないと判断し、再度スリープする。
なお、上記では、送信プリアンブルパターン設定部4、送信データ設定部5、セレクタ6、送信信号変換部7、個別受信プリアンブルパターン設定部8、共通受信プリアンブルパターン設定部9、プリアンブル抽出部10、個別プリアンブル比較部11、共通プリアンブル比較部12、データ抽出部13、受信信号変換部14、デリミタパターン設定部18、デリミタ抽出部19、デリミタ比較部20をハードウェアとしているが、これらの要素を全てソフトウェアにて実現しても良く、またはファームウェアとして実現しても良く、またこれらの組合せとして実現しても良い。この場合には、より安価に無線通信方式および無線通信端末を実現することができる。
このように、本実施の形態に係る無線通信端末は、スリープする場合には、無線通信に必要な部分の電源をオフしたり、プロセッサに供給されるクロックの周波数を低くすることで、無線端末が消費する電力を小さくし、また、定期的にスリープ状態から通常動作状態に復帰し、何れかの端末が無線送信中(すなわち、無線受信中)かチェックし、無線受信中でなければ再度スリープし、無線受信中の場合には受信を継続し、一定時間内にプリアンブルパターンが受信されなければ再度スリープし、プリアンブルパターンが受信されれば、同期データパターンおよびデータの受信まで継続して実行する。そして、無線データ通信を開始する前に、通信を行う端末間における同期をとるために送信端末側は送信するプリアンブル信号の信号パターンを通信相手の無線通信端末毎に変えることにより、受信端末側はプリアンブル信号を受信した時点で、プリアンブルの信号パターンから、自身がプリアンブルに続くデータを受信すべきかどうかチェックし、受信すべきでない(他の端末宛の通信であった)場合には、受信側はデータフレームの受信を行わず、スリープすることを特徴とする。
以上のように、本実施の形態によれば、無線通信端末毎に個別なプリアンブル信号パターンを割当て、フレーム送信の際に送信先の無線通信端末の個別プリアンブル信号パターンを含むプリアンブル信号を挿入させることで、受信側の無線通信端末では、プリアンブル受信中に自分宛のフレームであるかどうかを判定できるため、データ受信を開始する前に自分宛でないフレームを判別でき、より早い時点でスリープ状態に移行できるため、効率よく消費電力の少ない無線通信および無線通信端末を実現できる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、無線通信端末毎に個別プリアンブル信号パターンを割当てるようにしたものであるが、次に幾つかの無線通信端末の個別プリアンブル信号パターンを同じに設定するようにした場合の実施の形態を示す。
図7では、それぞれ複数の無線通信端末からなる二つの通信グループが存在する場合を示す。本実施の形態では、隣り合った2つのグループ毎に別の個別プリアンブル信号パターンを決め、1つのグループ内の全ての無線通信端末に対して共通の個別プリアンブル信号パターンを割当てる。つまり、図7の例では、グループ1に属する無線端末に対しては、共通して、「GROUP1 PREMABLE」の個別プリアンブル信号パターンが割当てられ、グループ2に属する無線端末に対しては、共通して、「GROUP2 PREMABLE」の個別プリアンブル信号パターンが割当てられる。
この場合、グループ1では無線通信端末のID(アドレス)をユニークに設定する必要があるが、隣り合ったグループ2の中にグループ1の中の1つの端末と同じIDの無線通信端末があったとしても、グループ1内の端末間で通信する場合には、そのグループ用の個別プリアンブル信号パターンを送信することで、グループ1内の端末はグループ1の個別プリアンブル信号パターンの検出により自身のグループ宛のフレームであると認識してスリープを止め、データ受信を行おうとするが、隣り合ったグループ2の端末は他グループの個別プリアンブル信号パターンであるため自身のグループ宛のフレームでない判断してスリープ状態に戻る。
なお、無線通信端末の構成は図1に示す構成と同じであり、無線通信端末の動作も図4〜図6に示す動作と同じである。
このように、本実施の形態に係る無線通信端末は、スリープする場合には、無線通信に必要な部分の電源をオフしたり、プロセッサに供給されるクロックの周波数を低くすることで、無線端末が消費する電力を小さくし、また、定期的にスリープ状態から通常動作状態に復帰し、何れかの端末が無線送信中(すなわち、無線受信中)かチェックし、無線受信中でなければ再度スリープし、無線受信中の場合には受信を継続し、一定時間内にプリアンブルパターンが受信されなければ再度スリープし、プリアンブルパターンが受信されれば、同期データパターンおよびデータの受信まで継続して実行する。そして、無線データ通信を開始する前に、通信を行う端末間における同期をとるために送信端末側は送信するプリアンブル信号の信号パターンをグループ毎に変えることにより、受信端末側はプリアンブル信号を受信した時点で、プリアンブルの信号パターンから、自身がプリアンブルに続くデータフレームを受信すべきかどうかチェックし、受信すべきでない(他のグループ宛の通信であった)場合には、受信側はデータフレームの受信を行わず、スリープすることを特徴とする。
以上により、本実施の形態によれば、同じ通信方式をとるグループの無線が届く範囲で隣り合っていても、それぞれ邪魔することなくグループ内の無線通信が可能となり、無線通信端末を識別するためのIDのビット長を少なくすることが可能となる。
実施の形態3.
以上の実施の形態では、無線通信端末毎又は通信グループ毎に信号パターンが異なる個別プリアンブル信号パターンを用いて通信を行う例を説明したが、次に全ての無線通信端末の個別受信プリアンブルパターンについても、共通なプリアンブル信号パターンを用いて通信を行う実施の形態を示す。
図8は、全ての無線通信端末の個別プリアンブル信号パターンとしてnバイトの共通拡張プリアンブルパターンを設定し、共通プリアンブル信号パターンにIEEE802.15.4のようにある仕様で決まったプリアンブルパターンにマッチするプリアンブルパターンを設定した場合の例である。この場合には、送信側の無線通信端末が、まず1回以上の個別プリアンブル信号パターンを送信した後、1回分の共通プリアンブル信号パターンを送信し、その後でデリミタパターン、送信データという順で送信を行う。受信側の無線通信端末は、個別プリアンブルパターンとして共通拡張プリアンブルパターンを、また、共通プリアンブル信号パターンとしてIEEE802.15.4のプリアンブルパターンをメモリ2に記憶させ、データフレームの受信の際に、個別プリアンブルパターン設定部8に共通拡張プリアンブルパターンを設定し、共通受信プリアンブルパターン設定部9にこのIEEE802.15.4のプリアンブルパターンを設定する。これにより、スリープからウェークアップした時、まず個別プリアンブルパターン比較部11により共通拡張プリアンブルパターンを受信していることを検出することにより、ウェークアップ状態を継続し、その後、共通プリアンブル比較部12が、IEEE802.15.4のプリアンブルパターンに一致する信号パターンのプリアンブル信号が受信フレーム中に存在するか否かを判断し、一致するプリアンブル信号が存在する場合には、複数の無線通信端末に対して共通に送信されたフレームであるとして受信動作を継続させる。この場合、受信側の無線端末では、個別プリアンブル信号パターン(共通拡張プリアンブルパターン)から共通受信プリアンブルパターンへの異動には関知せず、共通プリアンブル信号パターンとしてIEEE802.15.4のプリアンブルパターンが受信フレームに含まれていれば共通データフレームであると認識する。
このように、IEEE802.15.4のようにある仕様で決まったプリアンブルパターンが例えば4バイトと短い場合でも、通常スリープし、定期的にウェークアップして、何れかの無線通信端末が送信中かチェックし、送信中の場合には、スリープせず個別プリアンブル信号パターンか個別プリアンブル信号パターンの繰り返しか、あるいは、共通プリアンブル信号パターンが受信されるのを待ち、次にデリミタパターンが受信され、データが受信されるまでウェークアップしていることが可能となる。
このように、本実施の形態では、プリアンブル信号パターンの中に、何れの端末も受信すべきデータフレームが続く可能性があるプリアンブル信号パターンとして少なくとも1つの共通プリアンブル信号パターンを決め、例えばブロードキャストのように1つのデータフレームを複数の無線端末に受信させたいような場合には、共通プリアンブル信号パターンのプリアンブルを送信することを特徴とする。
こうして、本実施の形態によれば、IEEE802.15.4のようにプリアンブルパターンが非常に短く規定された仕様に基いて動作する無線通信においても、通常スリープし、定期的にウェークアップして受信すべきかどうかをチェックする間欠キャリアセンス動作を可能とし、無線通信端末の消費電力を抑えることが可能となる。
実施の形態1〜3に係る無線通信端末の構成例を示す図。 実施の形態1に係る無線データ通信システムの構成例を示す図。 実施の形態1に係る個別プリアンブル信号パターンの割当て時の動作を示す図。 実施の形態1に係る個別プリアンブル信号の記憶時の動作を示す図。 実施の形態1に係るデータフレーム送信時の動作を示す図。 実施の形態1に係るデータフレーム受信時の動作を示す図。 実施の形態2に係る無線データ通信システムの構成例を示す図。 実施の形態3に係る無線データ通信システムの構成例を示す図。
符号の説明
1 プロセッサ、2 メモリ、3 制御部、4 送信プリアンブルパターン設定部、5 送信データ設定部、6 セレクタ、7 送信信号変換部、8 個別受信プリアンブルパターン設定部、9 共通受信プリアンブルパターン設定部、10 プリアンブル抽出部、11 個別プリアンブル比較部、12 共通プリアンブル比較部、13 データ抽出部、14 受信信号変換部、15 アンテナ、18 デリミタパターン設定部、19 デリミタ抽出部、20 デリミタ比較部、100 無線通信端末。

Claims (14)

  1. プリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを複数の受信装置に送信する通信装置であって、
    受信装置ごとに異なる信号パターンを個別プリアンブル信号パターンとしてそれぞれの受信装置に対応づけて記憶するプリアンブル記憶部と、
    いずれかの受信装置に対して送信フレームを送信する際に、送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入する送信プリアンブルパターン設定部と、
    送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信するフレーム送信部とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記プリアンブル記憶部は、
    複数の受信装置に共通の信号パターンを共通プリアンブル信号パターンとして記憶し、
    前記送信プリアンブルパターン設定部は、
    個別プリアンブル信号パターンとともに共通プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 複数の受信装置とともに所定の通信グループを形成し、前記通信グループに属する複数の受信装置に対してプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信する通信装置であって、
    前記通信グループに属する受信装置のみ識別可能な固有の信号パターンを個別プリアンブル信号パターンとして記憶するプリアンブル記憶部と、
    送信フレームを送信する際に、前記プリアンブル記憶部に記憶されている個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入する送信プリアンブルパターン設定部と、
    個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信するフレーム送信部とを有することを特徴とする通信装置。
  4. 前記プリアンブル記憶部は、
    前記通信グループに属する複数の受信装置以外の受信装置にも識別可能な信号パターンを共通プリアンブル信号パターンとして記憶し、
    前記送信プリアンブルパターン設定部は、
    個別プリアンブル信号パターンとともに共通プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. プリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信する送信装置から、自装置が受信対象とする送信データを識別して受信する通信装置であって、
    特定の信号パターンを、受信対象の送信データを識別するための個別プリアンブル信号パターンとして記憶するプリアンブル記憶部と、
    前記送信装置から送信された送信フレームを受信するフレーム受信部と、
    前記フレーム受信部により受信された送信フレームからプリアンブル信号を抽出するプリアンブル抽出部と、
    前記プリアンブル抽出部により抽出されたプリアンブル信号の信号パターンと前記プリアンブル記憶部により記憶された個別プリアンブル信号パターンとを比較し、両者が一致した場合には、受信対象の送信データが含まれていると判断して前記フレーム受信部に送信フレームの受信を継続させ、両者が一致しない場合は、受信対象の送信データが含まれていないと判断して前記フレーム受信部に以降の送信フレームの受信を中止させるプリアンブル比較部とを有することを特徴とする通信装置。
  6. 前記プリアンブル記憶部は、
    自装置に対して個別に割当てられた信号パターンを、個別プリアンブル信号パターンとして記憶し、
    前記プリアンブル比較部は、
    前記プリアンブル抽出部により抽出されたプリアンブル信号の信号パターンと前記プリアンブル記憶部により記憶された個別プリアンブル信号パターンとを比較し、両者が一致した場合には、自装置宛の送信データが含まれていると判断して前記フレーム受信部に送信フレームの受信を継続させ、両者が一致しない場合は、自装置宛の送信データが含まれていないと判断して前記フレーム受信部に以降の送信フレームの受信を中止させることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置は、
    二以上の通信装置からなる所定の通信グループに属し、
    前記プリアンブル記憶部は、
    自装置が属する通信グループに対して個別に割当てられた信号パターンを、個別プリアンブル信号パターンとして記憶し、
    前記プリアンブル比較部は、
    前記プリアンブル抽出部により抽出されたプリアンブル信号の信号パターンと前記プリアンブル記憶部により記憶された個別プリアンブル信号パターンとを比較し、両者が一致した場合には、自装置が属する通信グループ宛の送信データが含まれていると判断して前記フレーム受信部に送信フレームの受信を継続させ、両者が一致しない場合は、自装置が属するグループ宛の送信データが含まれていないと判断して前記フレーム受信部に以降の送信フレームの受信を中止させることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  8. 前記プリアンブル記憶部は、
    特定の信号パターンを、前記送信装置から複数の通信装置に共通に送信される共通送信データを識別するための共通プリアンブル信号パターンとして記憶し、
    前記プリアンブル比較部は、
    前記プリアンブル抽出部により抽出されたプリアンブル信号の信号パターンと前記プリアンブル記憶部により記憶された共通プリアンブル信号パターンとを比較し、両者が一致した場合には、共通送信データが含まれていると判断して前記フレーム受信部に送信フレームの受信を継続させ、両者が一致しない場合は、共通送信データが含まれていないと判断して前記フレーム受信部に以降の送信フレームの受信を中止させることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  9. プリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを複数の受信装置に送信する通信方法であって、
    受信装置ごとに異なる信号パターンを個別プリアンブル信号パターンとしてそれぞれの受信装置に対応づけて記憶するプリアンブル記憶ステップと、
    いずれかの受信装置に対して送信フレームを送信する際に、送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入する送信プリアンブルパターン設定ステップと、
    送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信するフレーム送信ステップとを有することを特徴とする通信方法。
  10. 所定の通信グループに属する複数の受信装置に対してプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信する通信方法であって、
    前記通信グループに属する受信装置のみ識別可能な固有の信号パターンを個別プリアンブル信号パターンとして記憶するプリアンブル記憶ステップと、
    送信フレームを送信する際に、前記プリアンブル記憶部に記憶されている個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入する送信プリアンブルパターン設定ステップと、
    個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信するフレーム送信ステップとを有することを特徴とする通信方法。
  11. プリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信する送信装置から、受信対象とする送信データを識別して受信する通信方法であって、
    特定の信号パターンを、受信対象の送信データを識別するための個別プリアンブル信号パターンとして記憶するプリアンブル記憶ステップと、
    前記送信装置から送信された送信フレームを受信するフレーム受信ステップと、
    前記フレーム受信ステップにより受信された送信フレームからプリアンブル信号を抽出するプリアンブル抽出ステップと、
    前記プリアンブル抽出部により抽出されたプリアンブル信号の信号パターンと前記プリアンブル記憶部により記憶された個別プリアンブル信号パターンとを比較し、両者が一致した場合には、受信対象の送信データが含まれていると判断して前記フレーム受信ステップに送信フレームの受信を継続させ、両者が一致しない場合は、受信対象の送信データが含まれていないと判断して前記フレーム受信ステップに以降の送信フレームの受信を中止させるプリアンブル比較ステップとを有することを特徴とする通信方法。
  12. コンピュータに、プリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを複数の受信装置に送信させるプログラムであって、
    プリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを複数の受信装置に送信する通信方法であって、
    受信装置ごとに異なる信号パターンを個別プリアンブル信号パターンとしてそれぞれの受信装置に対応づけて記憶するプリアンブル記憶処理と、
    いずれかの受信装置に対して送信フレームを送信する際に、送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入する送信プリアンブルパターン設定処理と、
    送信先の受信装置に対応する個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信するフレーム送信処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  13. コンピュータに、所定の通信グループに属する複数の受信装置に対してプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信させるプログラムであって、
    前記通信グループに属する受信装置のみ識別可能な固有の信号パターンを個別プリアンブル信号パターンとして記憶するプリアンブル記憶処理と、
    送信フレームを送信する際に、前記プリアンブル記憶部に記憶されている個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号を送信データの前に挿入する送信プリアンブルパターン設定処理と、
    個別プリアンブル信号パターンを有するプリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信するフレーム送信処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. プリアンブル信号と送信データが含まれる送信フレームを送信する送信装置から、受信対象とする送信データを識別して受信する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    特定の信号パターンを、受信対象の送信データを識別するための個別プリアンブル信号パターンとして記憶するプリアンブル記憶処理と、
    前記送信装置から送信された送信フレームを受信するフレーム受信処理と、
    前記フレーム受信処理により受信された送信フレームからプリアンブル信号を抽出するプリアンブル抽出処理と、
    前記プリアンブル抽出部により抽出されたプリアンブル信号の信号パターンと前記プリアンブル記憶部により記憶された個別プリアンブル信号パターンとを比較し、両者が一致した場合には、受信対象の送信データが含まれていると判断して前記フレーム受信処理に送信フレームの受信を継続させ、両者が一致しない場合は、受信対象の送信データが含まれていないと判断して前記フレーム受信処理に以降の送信フレームの受信を中止させるプリアンブル比較処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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