JP2007012316A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の車両用前照灯ではホットゾーンの形成やホットゾーンの位置調整が煩雑である。
【解決手段】相互に対応する3個の投影レンズ41、432、43と反射面31、32、33のうち、第2投影レンズ42と第2反射面32が基本配光パターンLP、RPを形成し、第1投影レンズ41と第1反射面31が第1ホットゾーンL1HZ、R1HZを形成し、第3投影レンズ43と第3反射面33が第2ホットゾーンL2HZ、R2HZを形成する。第1投影レンズ31の光軸Z1−Z1および第3投影レンズ33の光軸Z3−Z3が仮想光軸Z0−Z0に対して傾斜している。この結果、ホットゾーンの形成やホットゾーンの位置調整が容易となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ヘッドランプやフォグランプなどであって、複数個の投影レンズを有するプロジェクタタイプの車両用前照灯に関するものである。
この種の車両用前照灯は、従来からある(たとえば、特許文献1参照)。以下、従来の車両用前照灯について説明する。従来の車両用前照灯は、1個の光源と、複数個の投影レンズと、複数個の投影レンズに対応する複数個の反射面を有するリフレクタと、を備えるものである。以下、この車両用前照灯の作用について説明する。光源を点灯すると、光源からの光が複数個の反射面で反射され、その反射光が複数個の投影レンズを経て外部に複数個の基本配光パターンでそれぞれ照射される。複数個の基本配光パターンを総合することにより、所定の総合配光パターンが得られる。
ところが、前記の従来の車両用前照灯は、総合配光パターン中に高光度(高照度)のスポット配光パターン(いわゆる、ホットゾーン)を形成するために、複数個の反射面のうち少なくとも1個の反射面であって、基本配光パターン形成用の反射面にホットゾーン形成用の反射面を設けるものである。このために、前記の従来の車両用前照灯では、基本配光パターンとホットゾーンとを同時に形成する場合には基本配光パターン形成用の反射面とホットゾーン形成用の反射面とを同時に光学設計する必要があり、また、基本配光パターンに対してホットゾーンの位置を調整する場合には基本配光パターン形成用の反射面とホットゾーン形成用の反射面とを改めて光学設計する必要があるので、ホットゾーンの形成やホットゾーンの位置調整が煩雑であるという課題がある。
特開2002−343114号公報
この発明が解決しようとする問題点は、従来の車両用前照灯ではホットゾーンの形成やホットゾーンの位置調整が煩雑であるという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、相互に対応する複数個の投影レンズと反射面のうち、少なくとも1個の投影レンズと反射面が基本配光パターンを形成するものであり、また、少なくとも1個の投影レンズと反射面が高光度のスポット配光パターンを形成するものであり、高光度のスポット配光パターンを形成する投影レンズの光軸が、高光度のスポット配光パターンを基本配光パターン中の所定の位置に形成するために、基本配光パターンを形成する投影レンズの光軸とほぼ平行な仮想光軸に対して傾斜している、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、車両の前部の左側に装備される前記の請求項1に記載の車両用前照灯、すなわち、左側車両用前照灯と、車両の前部の右側に装備される前記の請求項1に記載の車両用前照灯、すなわち、右側車両用前照灯と、を備え、左側車両用前照灯の高光度のスポット配光パターンを形成する投影レンズの光軸と、右側車両用前照灯の高光度のスポット配光パターンを形成する投影レンズの光軸とがほぼ同方向に傾斜しており、左側車両用前照灯の複数個の反射面と右側車両用前照灯の複数個の反射面とがほぼ左右対称である、ことを特徴とする。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)は、複数個の投影レンズが左右に配置されておりかつ前後にずれて配置されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯は、相互に対応する複数個の投影レンズと反射面のうち少なくとも1個の投影レンズと反射面が高光度のスポット配光パターン(すなわち、ホットゾーン)を形成するものであるから、1個の反射面で基本配光パターンとホットゾーンとを形成する従来の車両用前照灯と比較して、ホットゾーンを容易に形成することができる。また、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯は、ホットゾーン形成用の投影レンズの光軸を基本配光パターン形成用の投影レンズの光軸とほぼ平行な仮想光軸に対して傾斜させることにより、基本配光パターンに対してホットゾーンの位置を容易に調整することができる。
また、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用前照灯は、左側車両用前照灯のホットゾーン形成用の投影レンズの光軸と右側車両用前照灯のホットゾーン形成用の投影レンズの光軸とをほぼ同方向に傾斜させることにより、左側車両用前照灯の複数個の反射面および右側車両用前照灯の複数個の反射面としてほぼ左右対称のものを使用しても、所定のホットゾーンを所定の位置に得ることができる。このために、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用前照灯は、左側車両用前照灯の複数個の反射面または右側車両用前照灯の複数個の反射面のいずれか一方の光学設計が完了すれば、他方の光学設計が一方の光学設計の左右対称であるから、他方の光学設計を改めて行う必要がなく、その分、左右の複数個の反射面を容易に光学設計することができる。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用前照灯は、複数個の投影レンズが左右に配置されておりかつ前後にずれて配置されているので、奥行き寸法を小さくすることができ、かつ、内側から外側にかけて前後にスラント(湾曲)する車両用前照灯に最適である。
以下、この発明にかかる車両用前照灯の実施例のうちの1例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。図面において、符号「V−V」は、スクリーンの上下の垂直線を示す。符号「H−H」は、スクリーンの左右の水平線を示す。
以下、この実施例にかかる車両用前照灯の構成について説明する。図1において、符号1Lは、この実施例にかかる車両用前照灯であって、車両(図示せず)の前部の左側に装備される左側車両用前照灯である。同じく、符号1Rは、この実施例にかかる車両用前照灯であって、車両(図示せず)の前部の右側に装備される右側車両用前照灯である。
前記左側車両用前照灯1Lおよび前記右側車両用前照灯1R(以下、単に「車両用前照灯」と称する場合もある)は、たとえば、左側通行用のプロジェクタタイプのヘッドランプであって、すれ違い用の配光パターンP(図10参照)を照射するヘッドランプである。前記車両用前照灯1L、1Rは、1個の光源としての放電灯2と、リフレクタ3と、複数個この例では3個の投影レンズ(集光レンズ)41、42、43と、複数個この例では3個のシェード51、52、53と、フレーム部材6を備えるものである。前記車両用前照灯1L、1Rは、3個の投影レンズ(プロジェクタレンズ)41、42、43を左右横に一列に配置したいわゆる3連マルチプロジェクタのヘッドランプである。
前記放電灯2は、いわゆる、メタルハライドランプなどの高圧金属蒸気放電灯、高輝度放電灯(HID)などである。前記放電灯2は、前記リフレクタ3にソケット機構7を介して着脱可能に取り付けられている。前記放電灯2の発光部分は、前記リフレクタ3の共通第1焦点F1もしくはその近傍に位置する。なお、光源としては、前記放電灯2以外に、ハロゲン電球、白熱電球でも良い。
3個の前記投影レンズ41、42、43は、非球面レンズの凸レンズである。前記投影レンズ41、42、43の前方側は、凸非球面をなし、一方、前記投影レンズ41、42、43の後方側は、平非球面をなす。前記投影レンズ41、42、43は、ブラケットなど(図示せず)を介して前記フレーム部材6に固定保持されている。前記投影レンズ41、42、43は、図示されていないが、前記リフレクタ3の第2焦点(図示せず)よりも前側に物空間側の焦点面(メリジオナル像面)を有する。
3個の前記投影レンズ41、42、43は、左右に配置されており、かつ、前後にずれて配置されている。すなわち、車両(自動車)に対して一番外側に位置する第1投影レンズ41は、一番後側に位置する。また、左右真ん中に位置する第2投影レンズ42は、前後真ん中に位置する。さらに、車両(自動車)に対して一番内側に位置する第3投影レンズ43は、一番前側に位置する。
前記リフレクタ3の内凹面には、アルミ蒸着もしくは銀塗装などが施されていて、複数個この例では3個の反射面31、32、33が形成されている。3個の前記反射面31、32、33は、3個の前記投影レンズ41、42、43にそれぞれ対応するように設けられている。すなわち、車両(自動車)に対して一番外側に位置する第1反射面31は、前記第1投影レンズ41に対応し、また、左右真ん中に位置する第2反射面32は、前記第2投影レンズ42に対応し、さらに、車両(自動車)に対して一番内側に位置する第3反射面33は、前記第3投影レンズ43に対応している。前記第1反射面31は、前記放電灯2の発光部の左横または右横に位置していて、面積が1番狭い。前記第2反射面32は、前記放電灯2の発光部の上下左右から後方にかけて位置していて、面積が1番広い。前記第3反射面33は、前記放電灯2の発光部の右横前方または左横前方に位置していて、面積が2番目に広い(狭い)。
前記リフレクタ3の反射面31、32、33は、楕円を基調とした反射面、たとえば、回転楕円面や楕円を基本とした自由曲面(NURBS曲面)などの反射面(たとえば、垂直断面が楕円面をなし、かつ、水平断面が放物面ないし変形放物面をなす反射面)からなる。このために、前記リフレクタ3の反射面31、32、33は、共通の第1焦点F1と、別個の第2焦点(水平断面上の焦線)とを有する。前記リフレクタ3は、ブラケットなどを介して前記フレーム部材6に固定保持されている。なお、前記リフレクタ3の反射面31、32、33の自由曲面(NURBS曲面)は、「Mathematical Elemennts for Computer Graphics」(Devid F. Rogers、J Alan Adams)に記載されているNURBSの自由曲面(Non-Uniform Rational B-Spline Surface)である。
3個の前記シェード51、52、53は、3個の前記反射面31、32、33および3個の前記投影レンズ41、42、43にそれぞれ対応するように設けられている。すなわち、車両(自動車)に対して一番外側に位置する第1シェード51は、前記第1反射面31および前記第1投影レンズ41に対応し、また、左右真ん中に位置する第2シェード52は、前記第2反射面32および前記第2投影レンズ42に対応し、さらに、車両(自動車)に対して一番内側に位置する第3シェード53は、前記第3反射面33および前記第3投影レンズ43に対応している。
3個の前記シェード51、52、53は、3個の前記反射面31、32、33と3個の前記投影レンズ41、42、43との間にそれぞれ設けられている。また、3個の前記シェード51、52、53は、一体化されてブラケットなどを介して前記フレーム部材6に固定保持されている。3個の前記シェード51、52、53は、前記リフレクタ3の反射面31、32、33から前記投影レンズ41、42、43に向かう反射光の一部を遮蔽して残りの反射光を通過させるものである。3個の前記シェード51、52、53の上縁には、すれ違い用の配光パターンP(図10参照)の上縁のカットオフラインを形成するエッジが形成されている。
相互に対応する3個の前記投影レンズ41、42、43と前記反射面31、32、33と前記シェード51、52、53は、下記の配光パターンをそれぞれ形成する。すなわち、前記左側車両前照灯1Lの左側の前記第1投影レンズ41および前記第1反射面31および前記第1シェード51は、図2に示すように、左側第1ホットゾーン(高光度(高照度)のスポット配光パターン)L1HZを形成する。また、前記左側車両前照灯1Lの左右真ん中の前記第2投影レンズ42および前記第2反射面32および前記第2シェード52は、図3に示すように、左側基本配光パターンLPを形成する。さらに、前記左側車両前照灯1Lの右側の前記第3投影レンズ43および前記第3反射面33および前記第3シェード53は、図4に示すように、左側第2ホットゾーン(高光度(高照度)のスポット配光パターン)L2HZを形成する。
一方、前記右側車両前照灯1Rの右側の前記第1投影レンズ41および前記第1反射面31および前記第1シェード51は、図5に示すように、右側第1ホットゾーン(高光度(高照度)のスポット配光パターン)R1HZを形成する。また、前記右側車両前照灯1Rの左右真ん中の前記第2投影レンズ42および前記第2反射面32および前記第2シェード52は、図6に示すように、右側基本配光パターンRPを形成する。さらに、前記右側車両前照灯1Rの左側の前記第3投影レンズ43および前記第3反射面33および前記第3シェード53は、図7に示すように、右側第2ホットゾーン(高光度(高照度)のスポット配光パターン)R2HZを形成する。
図2の左側第1ホットゾーンL1HZと、図3の左側基本配光パターンLPと、図4の左側第2ホットゾーンL2HZと、を合成すると、図8に示す左側合成配光パターンPLが得られる。一方、図5の右側第1ホットゾーンR1HZと、図6の右側基本配光パターンRPと、図7の右側第2ホットゾーンR2HZと、を合成すると、図9に示す右側合成配光パターンPRが得られる。そして、図8に示す左側合成配光パターンPLと図9に示す右側合成配光パターンPRとをさらに合成することにより、図10に示す左側通行用の所定のすれ違い用の配光パターンPが得られる。
前記左側基本配光パターンLPおよび前記右側基本配光パターンRPを形成する前記第2投影レンズ42の光軸Z2−Z2は、前記左側車両用前照灯1Lと前記右側車両用前照灯1Rと共に、前記第2反射面32の光軸や前記放電灯2の光源中心軸とほぼ一致する。前記左側第1ホットゾーンL1HZおよび前記右側第1ホットゾーンR1HZを形成する前記第1投影レンズ41の光軸Z1−Z1は、前記左側車両用前照灯1Lと前記右側車両用前照灯1Rと共に、それぞれ、前記第2投影レンズ42の光軸Z2−Z2とほぼ平行な仮想光軸Z0−Z0に対して左側にθ1(約5°〜約15°であって、この例では、約15°)傾斜している。前記左側第2ホットゾーンL2HZおよび前記右側第2ホットゾーンR2HZを形成する前記第3投影レンズ43の光軸Z3−Z3は、前記左側車両用前照灯1Lと前記右側車両用前照灯1Rと共に、それぞれ、前記第2投影レンズ42の光軸Z2−Z2とほぼ平行な仮想光軸Z0−Z0に対して左側にθ3(約5°〜約15°であって、この例では、約10°)傾斜している。
この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rは、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、放電灯2を点灯する。すると、放電灯2からの光は、リフレクタ3の第1反射面31、第2反射面32、第3反射面33でそれぞれ反射される。その各反射光は、リフレクタ3の第1反射面31、第2反射面32、第3反射面33の第2焦点に集光され、かつ、その第2焦点を通って拡散される。このとき、各反射光の一部は、第1シェード51、第2シェード52、第3シェード53によりそれぞれ遮蔽される。残りの各反射光は、第1シェード51、第2シェード52、第3シェード53をそれぞれ通過して、第1投影レンズ41、第2投影レンズ42、第3投影レンズ43をそれぞれ経て前方に投影(放射、照射)される。
左側車両用前照灯1Lにおいて、第1投影レンズ41から投影される投影光(放射光、照射光)により、図2に示す所定の左側第1ホットゾーンL1HZが形成される。また、第2投影レンズ42から投影される投影光(放射光、照射光)により、図3に示す所定の左側基本配光パターンLPが形成される。さらに、第3投影レンズ43から投影される投影光(放射光、照射光)により、図4に示す所定の左側第2ホットゾーンL2HZが形成される。
一方、右側車両用前照灯1Rにおいて、第1投影レンズ41から投影される投影光(放射光、照射光)により、図5に示す所定の右側第1ホットゾーンR1HZが形成される。また、第2投影レンズ42から投影される投影光(放射光、照射光)により、図6に示す所定の右側基本配光パターンRPが形成される。さらに、第3投影レンズ43から投影される投影光(放射光、照射光)により、図7に示す所定の右側第2ホットゾーンR2HZが形成される。
それから、図2の左側第1ホットゾーンL1HZと図3の左側基本配光パターンLPと図4の左側第2ホットゾーンL2HZとは、それぞれ合成されて、図8に示す左側合成配光パターンPLが得られる。一方、図5の右側第1ホットゾーンR1HZと図6の右側基本配光パターンRPと図7の右側第2ホットゾーンR2HZとは、それぞれ合成されて、図9に示す右側合成配光パターンPRが得られる。そして、図8に示す左側合成配光パターンPLと図9に示す右側合成配光パターンPRとは、さらに合成されて、図10に示す左側通行用の所定のすれ違い用の配光パターンPが得られる。
左側通行用のすれ違い用の配光パターンPは、図10に示すように、上縁にカットオフラインを有する。このカットオフラインは、左側の上位の水平のカットオフラインと、右側の下位の水平のカットオフラインと、中央の斜めのカットオフラインと、からなる。これにより、図10のすれ違い用の配光パターンPは、左側の走行車線において遠方や路肩を照明することができ、右側の対向車線においてグレアを防止でき、左側通行に適した配光パターンである。
また、左側通行用のすれ違い用の配光パターンPは、図10に示すように、斜めのカットオフラインから左側の範囲(左側約5°〜右側約1°で、上側約0°〜下側約1.5°)において、ホットゾーンHZが形成されている。これにより、図10のすれ違い用の配光パターンPは、左側の走行車線における遠方や路肩の視認性がさらに向上され、左側通行に適した配光パターンである。
この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rは、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rは、相互に対応する3個の投影レンズ41、42、43と反射面31、32、33のうち2個の投影レンズ41、43と反射面31、33が第1ホットゾーンL1HZ、R1HZおよび第2ホットゾーンL2HZ、R2HZ(高光度(高照度)のスポット配光パターン)を形成するものである。このために、この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rは、1個の反射面で基本配光パターンとホットゾーンとを形成する従来の車両用前照灯と比較して、ホットゾーンを容易に形成することができる。
また、この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rは、ホットゾーン形成用の第1投影レンズ41の光軸Z1−Z1および第3投影レンズ43の光軸Z3−Z3を基本配光パターン形成用の第2投影レンズ42の光軸Z2−Z2とほぼ平行な仮想光軸Z0−Z0に対してそれぞれ左側に傾斜させることにより、基本配光パターンLP、RPに対して第1ホットゾーンL1HZ、R1HZおよび第2ホットゾーンL2HZ、R2HZの位置を左側に容易に調整することができる。
さらに、この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rは、左側車両用前照灯1Lのホットゾーン形成用の第1投影レンズ41の光軸Z1−Z1および第3投影レンズ43の光軸Z3−Z3と、右側車両用前照灯1Rのホットゾーン形の成用の第1投影レンズ41の光軸Z1−Z1および第3投影レンズ43の光軸Z3−Z3と、をそれぞれ左側に傾斜させることにより、左側車両用前照灯1Lの3個の反射面31、32、33および右側車両用前照灯1Rの3個の反射面31、32、33としてほぼ左右対称のものを使用しても、所定のホットゾーンを所定の位置に得ることができる。
すなわち、左側車両用前照灯1Lにおいて、第1反射面31および第1投影レンズ41により、図2に示すように、所定の左側第1ホットゾーンL1HZを所定の位置に得ることができる。また、第3反射面33および第3投影レンズ43により、図4に示すように、所定の左側第2ホットゾーンL2HZを所定の位置に得ることができる。この結果、左側第1ホットゾーンL1HZと左側第2ホットゾーンL2HZとを合成すると、図8に示すように、左側合成配光パターンPLに対して、所定のホットゾーン(たとえば、30000cd以上のホットゾーン)LHZが所定の位置(左側約3.5°〜右側約0.5°で、上側約0°〜下側約1.5°の範囲)で得られる。
一方、右側車両用前照灯1Rにおいて、第1反射面31および第1投影レンズ41により、図5に示すように、所定の右側第1ホットゾーンR1HZを所定の位置に得ることができる。また、第3反射面33および第3投影レンズ43により、図7に示すように、所定の右側第2ホットゾーンR2HZを所定の位置に得ることができる。この結果、右側第1ホットゾーンR1HZと右側第2ホットゾーンR2HZとを合成すると、図9に示すように、右側合成配光パターンPRに対して、前記の図8のようなホットゾーン(たとえば、30000cd以上のホットゾーン)がない。すなわち、図9に示す右側合成配光パターンPRにおける最高光度は、たとえば、20000cd〜30000cdであって、図8に示す左側合成配光パターンPLにおける30000cd以上のホットゾーンと比較して、光度が低い。
そして、所定のホットゾーン(たとえば、30000cd以上のホットゾーン)LHZが所定の位置(左側約3.5°〜右側約0.5°で、上側約0°〜下側約1.5°の範囲)に位置する図8の左側合成配光パターンPLと、ホットゾーンが解消されて最高光度が20000cd〜30000cdである図9の右側合成配光パターンPRと、が合成されると、図10に示すように、左側通行用のすれ違い用の配光パターンPに対して、所定のホットゾーン(たとえば、50000cd以上のホットゾーン)HZが所定の位置(左側約5°〜右側約1°で、上側約0°〜下側約1.5°)で得られる。
この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rに対して、左側車両用前照灯1Lのホットゾーン形成用の第1投影レンズ41の光軸Z1−Z1および第3投影レンズ43の光軸Z3−Z3と、右側車両用前照灯1Rのホットゾーン形成用の第1投影レンズ41の光軸Z1−Z1および第3投影レンズ43の光軸Z3−Z3と、をそれぞれ傾斜させずに仮想光軸Z0−Z0とほぼ一致させると、図11に示す左側合成配光パターンPL1と図12に示す右側合成配光パターンPR1とがそれぞれ得られる。この図11に示す左側合成配光パターンPL1と図12に示す右側合成配光パターンPR1とは、左右対称である。このために、左側合成配光パターンPL1に対するホットゾーン(たとえば、30000cd以上のホットゾーン)LHZ1の位置(左側約4.5°〜右側約2°で、上側約0.5°〜下側約1.5°の範囲)と、右側合成配光パターンPR1に対するホットゾーン(たとえば、30000cd以上のホットゾーン)RHZ1の位置(右側約4.5°〜右側約2°で、上側約0.5°〜下側約1.5°の範囲)と、が左右対称となる。この結果、図11に示す左側合成配光パターンPL1と図12に示す右側合成配光パターンPR1とを合成すると、図13に示すように、左側通行用のすれ違い用の配光パターンP1に対して、ホットゾーン(たとえば、50000cd以上のホットゾーン)HZ1が(左側約3.5°〜右側約3.5°で、上側約0°〜下側約1°)の位置で得られる。このホットゾーンHZ1を有するすれ違い用の配光パターンP1は、左側通行または右側通行に適していない。
このように、この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rは、左側車両用前照灯1Lの3個の反射面31、32、33および右側車両用前照灯1Rの3個の反射面31、32、33としてほぼ左右対称のものを使用しても、所定のホットゾーンを所定の位置に得ることができる。このために、この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rは、左側車両用前照灯1Lの3個の反射面31、32、33または右側車両用前照灯1Rの3個の反射面31、32、33のいずれか一方の光学設計が完了すれば、他方の光学設計が一方の光学設計の左右対称であるから、他方の光学設計を改めて行う必要がなく、その分、左右の3個の反射面31、32、33を容易に光学設計することができる。
さらに、この実施例にかかる車両用前照灯1L、1Rは、3個の投影レンズ41、42、43が左右に配置されておりかつ前後にずれて配置されているので、奥行き寸法を小さくすることができ、かつ、内側から外側にかけて前後にスラント(湾曲)する車両用前照灯に最適である。
なお、前記の実施例においては、左側通行について説明するものである。ところが、この発明においては、右側通行にも適用することができる。この場合において、配光パターンが左右逆となる。
また、前記の実施例においては、すれ違い用の配光パターンPを照射する車両用前照灯について説明するものである。ところが、この発明においては、すれ違い用の配光パターンPを照射する車両用前照灯以外にも適用することができる。たとえば、高速道路用の配光パターンを照射する車両用前照灯、走行用の配光パターンを照射する車両用前照灯(この場合において、シェード51、52、53は、不要である)、霧用の配光パターンを照射する車両用前照灯などである。
さらに、前記の実施例においては、3個の反射面31、32、33と3個の投影レンズ41、42、43とからなるものである。ところが、この発明においては、2個の反射面と2個の投影レンズとからなるものでもよい。たとえば、図1において、基本配光パターンを形成する第2反射面32および第2投影レンズ42は、必須であり、一方、ホットゾーンを形成する第1反射面31および第1投影レンズ41と第3反射面33および第3投影レンズ43とは、少なくともいずれか一方があればよい。配光上、面積が広い第3反射面33および第3投影レンズ43のほうが好ましい。
この発明にかかる車両用前照灯の実施例を示す左側車両用前照灯と右側車両用前照灯の概略平面図である。 同じく、左側車両用前照灯の第1反射面および第1投影レンズおよび第1シェードにより得られる左側第1ホットゾーンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、左側車両用前照灯の第2反射面および第2投影レンズおよび第2シェードにより得られる左側基本配光パターンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、左側車両用前照灯の第3反射面および第3投影レンズおよび第3シェードにより得られる左側第2ホットゾーンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、右側車両用前照灯の第1反射面および第1投影レンズおよび第1シェードにより得られる右側第1ホットゾーンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、右側車両用前照灯の第2反射面および第2投影レンズおよび第2シェードにより得られる右側基本配光パターンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、右側車両用前照灯の第3反射面および第3投影レンズおよび第3シェードにより得られる右側第2ホットゾーンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、左側車両用前照灯の左側第1ホットゾーンと左側基本配光パターンと左側第2ホットゾーンとが合成された左側合成配光パターンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、右側車両用前照灯の右側第1ホットゾーンと右側基本配光パターンと右側第2ホットゾーンとが合成された右側合成配光パターンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、左側車両用前照灯の左側合成配光パターンと右側車両用前照灯の右側合成配光パターンとが合成された左側通行用のすれ違い用の配光パターンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、第1投影レンズの光軸および第3投影レンズの光軸が傾斜していない場合における左側車両用前照灯の左側合成配光パターンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、第1投影レンズの光軸および第3投影レンズの光軸が傾斜していない場合における右側車両用前照灯の右側合成配光パターンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。 同じく、第1投影レンズの光軸および第3投影レンズの光軸が傾斜していない場合における左側車両用前照灯の左側合成配光パターンと右側車両用前照灯の右側合成配光パターンとが合成された左側通行用のすれ違い用の配光パターンを示すコンピュータシュミレーションによるスクリーン上の等光度曲線図の配光パターンの説明図である。
符号の説明
1L 左側車両用前照灯
1R 右側車両用前照灯
2 放電灯(1個の光源)
3 リフレクタ
31 第1反射面
32 第2反射面
33 第3反射面
41 第1投影レンズ
42 第2投影レンズ
43 第3投影レンズ
51 第1シェード
52 第2シェード
53 第3シェード
6 フレーム部材
7 ソケット部材
F1 共通第1焦点
Z1−Z1 第1投影レンズの光軸
Z2−Z2 第2投影レンズの光軸
Z3−Z3 第3投影レンズの光軸
Z0−Z0 仮想光軸
θ1 第1投影レンズの傾斜角度
θ3 第3投影レンズの傾斜角度
L1HZ 左側第1ホットゾーン
R1HZ 右側第1ホットゾーン
L2HZ 左側第2ホットゾーン
R2HZ 右側第2ホットゾーン
LP 左側基本配光パターン
RP 右側基本配光パターン
PL、PL1 左側合成配光パターン
PR、PR1 右側合成配光パターン
LHZ、LHZ1、RHZ1 ホットゾーン
P、P1 左側通行用のすれ違い用の配光パターン
HZ、HZ1 ホットゾーン

Claims (3)

  1. 複数個の投影レンズを有するプロジェクタタイプの車両用前照灯において、
    1個の光源と、
    複数個の前記投影レンズと、
    複数個の前記投影レンズに対応する複数個の反射面を有するリフレクタと、
    を備え、
    相互に対応する複数個の前記投影レンズと前記反射面のうち、少なくとも1個の前記投影レンズと前記反射面は、基本配光パターンを形成するものであり、また、少なくとも1個の前記投影レンズと前記反射面は、高光度のスポット配光パターンを形成するものであり、
    前記高光度のスポット配光パターンを形成する前記投影レンズの光軸は、前記高光度のスポット配光パターンを前記基本配光パターン中の所定の位置に形成するために、前記基本配光パターンを形成する前記投影レンズの光軸とほぼ平行な仮想光軸に対して傾斜している、
    ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 車両の前部の左側に装備される前記の請求項1に記載の車両用前照灯、すなわち、左側車両用前照灯と、
    車両の前部の右側に装備される前記の請求項1に記載の車両用前照灯、すなわち、右側車両用前照灯と、
    を備え、
    前記左側車両用前照灯の前記高光度のスポット配光パターンを形成する前記投影レンズの光軸と、前記右側車両用前照灯の前記高光度のスポット配光パターンを形成する前記投影レンズの光軸とは、ほぼ同方向に傾斜しており、
    前記左側車両用前照灯の複数個の前記反射面と、前記右側車両用前照灯の複数個の前記反射面とは、ほぼ左右対称である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 複数個の前記投影レンズは、左右に配置されており、かつ、前後にずれて配置されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用前照灯。
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