JP2007012253A - 外乱補償方法、状態制御装置、トラック追従制御装置、ハードディスクドライブ、記録媒体 - Google Patents

外乱補償方法、状態制御装置、トラック追従制御装置、ハードディスクドライブ、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】プラントに印加される外乱をより効果的に補償できる外乱補償方法を提供する。
【解決手段】プラント308の推定された状態を示す状態信号(y)に応じて、第1制御信号(Ue(k))を発生させる推定器及び制御器310を有する状態制御装置によって制御されるプラント308に作用する外乱を補償する外乱補償方法が提供される。この方オフでは、所定の利得/周波数特性を有する伝達関数H(s)を第1制御信号(Ue(k))から誘導された制御信号に適用することによって、第2制御信号(U(k))を発生させる過程と、第2制御信号(Ul(k))と、第1制御信号から誘導された制御信号とに応じて、全体制御信号(U(k))を発生し、全体制御信号をプラント308に印加する過程と、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、外乱補償方法、状態制御装置、トラック追従制御装置、ハードディスクドライブ、記録媒体に関し、特に、ハードディスクドライブ(HDD)のトラック追従制御装置でヘッド駆動装置に印加される外乱による影響を減少させるための外乱補償方法等に関する。
ハードディスクドライブ(HDD)のトラック追従制御装置は、リード用あるいはリード/ライト用のヘッドを目標トラックの中心に位置させるために採用されている。ヘッドに結合された駆動装置に印加される外乱、例えば、機械的な衝撃あるいは振動は、トラック追従エラーを誘発させる。したがって、外乱を効果的に除去するか治癒することが必要である。
図1は、従来のHDDに具現された例示的なトラック追従制御装置の構成を示すブロック図である。図1を参照すれば、トラック追従制御装置は、プラント104、推定器及び制御器106を備える一種の状態制御装置である。
推定器及び制御器106は、プラント104の現在状態を推定し、推定された状態に基づいてプラント104の状態を制御するために採用されたものである。プラント104は、提示された例において、HDDのヘッド駆動装置に相応する。プラント104の出力は、ヘッドと関連したサーボサンプル、例えば、ヘッドと関連した位置情報を含む。
推定器及び制御器106によって提供される推定された状態は、ヘッド駆動装置に関連した位置情報、ヘッドに関連した位置及び速度情報、そしてヘッドと関連した相応するサーボサンプルを含む。推定された状態情報に基づいて、状態推定器及び制御器106は、基準信号によって表される規定された状態を維持するための制御信号を発生させる。
図1において、外乱信号‘d’は、補償される外乱(例えば、外乱の大きさ及び持続期間)を示し、状態信号‘y’は、提示された例におけるヘッドおよび/またはヘッド駆動装置のような制御対象の現在状態(例えば、位置)を示す。
外乱信号‘d’は周波数に関連する。そのような環境で、低周波外乱、すなわち、プラント104に対する所定のクロスオーバー周波数より小さな周波数を有する外乱を除去することが特に重要である。
推定器及び制御器106に関連した利得値は、外乱信号‘d’により表される外乱を効果的に補償するために制御される。例えば、利得値が増加あるいは減少される。推定器及び制御器106の利得が増大するにつれて、低周波外乱に対する補償効果は増大するが、高周波外乱(すなわち、プラント104のクロスオーバー周波数より大きい周波数を有する外乱)に対する効果は、実質的に減少する。
図2は、図1に示された装置において、推定器及び制御器106の利得と例示的なトラック追従制御装置の利得/周波数特性との関係を示すグラフである。図2において、4つの場合の利得に対する利得/周波数特性が示されている。
図2を参照すれば、推定器及び制御器106の利得が増大するほど、利得/周波数特性曲線におけるクロスオーバー周波数が次第に高くシフトされることが分かる。また、推定器及び制御器106の利得が増大するほど、クロスオーバー周波数内にある周波数成分の利得は減少するが、クロスオーバー周波数以上の周波数成分の利得は却って増大することが分かる。このような結果は、‘ウォーターベッド現象(waterbed effect)’と呼ばれる。
図2を参照すれば、理想的な外乱補償の結果は、(1)低周波外乱が除去されること、(2)クロスオーバー周波数のシフトが少ないこと、(3)高周波外乱が増大しないことなどである。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、状態制御装置において、プラントに印加される外乱をより効果的に補償することが可能な、新規かつ改良された外乱補償方法、状態制御装置、トラック追従制御装置、ハードディスクドライブ、記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、プラントの推定された状態を示す状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器を有する状態制御装置によって制御されるプラントに作用する外乱を補償する外乱補償方法において、所定の利得/周波数特性を有する伝達関数H(s)を第1制御信号から誘導された制御信号に適用することによって、第2制御信号を発生させる過程と、第2制御信号と、第1制御信号から誘導された制御信号とに応じて、全体制御信号を発生し、全体制御信号をプラントに印加する過程と、を含むことを特徴とする、外乱補償方法が提供される。
また、伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されるようにしてもよい。
Figure 2007012253

(ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
また、第1制御信号から誘導された制御信号は、基準信号を第1制御信号に加算することにより発生するようにしてもよい。
また、基準信号は、ゼロ(0)信号であるようにしてもよい。
また、全体制御信号は、第1制御信号から誘導された制御信号を第2制御信号に加算することによって発生するようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、外乱を受けるプラントを制御するための状態制御装置において、プラントの推定された状態を示す状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器と、基準信号を第1制御信号に加算する第1加算器と、第1加算器の出力に伝達関数H(s)を適用することによって第2制御信号を発生させる伝達関数変調制御器と、第2制御信号と第1加算器の出力とを加算して、プラントに提供される全体制御信号を発生させる第2加算器と、を備えることを特徴とする、状態制御装置が提供される。
また、伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されるようにしてもよい。
Figure 2007012253
(ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
また、第1加算器の出力は、基準信号を第1制御信号に加算することによって発生するようにしてもよい。
また、プラントの出力信号と外乱を示す外乱信号とを加算して、状態信号を発生させる第3加算器をさらに備えるようにしてもよい。
また、プラントは、ハードディスクドライブで使用されるトラック追従制御装置のヘッド駆動装置を備え、推定された状態は、ヘッド駆動装置のヘッドに関連する1または2以上のサーボサンプルに関連して誘導されるようにしてもよい。
また、伝達関数H(s)は、下記の数式1−1で表されるようにしてもよい。
Figure 2007012253
(ここで、Kは利得定数である。)
また、伝達関数H(s)は、下記の数式1−2で表されるようにしてもよい。
Figure 2007012253

(ここで、Kは利得定数であり、ωはカットオフ周波数である。)
また、伝達関数H(s)は、下記の数式1−3で表されるようにしてもよい。
Figure 2007012253
(ここで、Kは利得定数であり、ωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
また、伝達関数H(s)は、下記の数式1−4で表されるようにしてもよい。
Figure 2007012253
(ここで、KとKは利得定数であり、ωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ヘッド駆動装置と、少なくともヘッド駆動装置のヘッドに関連したサーボサンプルに基づいて推定されたヘッド駆動装置の状態を示す状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器と、第1制御信号から誘導された制御信号に伝達関数H(s)を適用することによって、第2制御信号を発生させる伝達関数変調制御器と、第2制御信号と、第1制御信号から誘導された制御信号とから生成した全体制御信号を、ヘッド駆動装置に提供する加算器と、を備えることを特徴とする、トラック追従制御装置が提供される。
また、伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されるようにしてもよい。
Figure 2007012253
(ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、情報を保存するためのディスクと、ディスクを回転させるスピンドルモータと、ディスクに対して情報を記録/再生するヘッドと、ヘッドをディスクの表面を横切って移動させるボイスコイルモータ(VCM)を駆動するVCM駆動器と、VCM駆動器を制御する制御器と、を備え、制御器は、VCM駆動器に関連した状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器を備え、推定器及び制御器は、所定の利得/周波数特性を有する伝達関数H(s)を第1制御信号から誘導された制御信号に適用して、第2制御信号を発生させることによって、VCMを制御することを特徴とする、ハードディスクドライブが提供される。
また、伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されるようにしてもよい。
Figure 2007012253
(ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、プラントの推定された状態を示す状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器を有する状態制御装置によって制御されるプラントに作用する外乱を補償する外乱補償方法を、コンピュータに実行させるプログラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、外乱補償方法は、所定の利得/周波数特性を有する伝達関数H(s)を第1制御信号から誘導された制御信号に適用することによって、第2制御信号を発生させる過程と、第2制御信号と、第1制御信号から誘導された制御信号とに応じて、全体制御信号を発生し、全体制御信号をプラントに印加する過程と、を含むことを特徴とする、記録媒体が提供される。
また、伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されるようにしてもよい。
Figure 2007012253
(ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
また、プラントは、トラック追従制御装置によって制御されるヘッド駆動装置を備え、第1制御信号は、少なくとも部分的にハードディスクドライブのヘッドに関連したサーボサンプルから誘導されるようにしてもよい。
以上説明したように本発明の外乱補償方法によれば、クロスオーバー周波数より低い周波数帯域で利得が全体的に減少し、クロスオーバー周波数のシフトがほとんどなく、かつクロスオーバー周波数より高い周波数帯域でピークがほとんど増大しない非常に良好な外乱補償を達成することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図3は、本発明の一実施形態にかかるHDDに適用される例示的なトラック追従制御装置の構成を示すブロック図である。
図3を参照すれば、本実施形態にかかるHDDのトラック追従制御装置は、基準信号refと、推定器及び制御器310から出力された第1制御信号u(k)とを加算する第1加算器302を備える。本実施形態において、基準信号refは、例えば、トラック追従制御装置で使われるように適用されたゼロ(0)基準信号である。
トラック追従制御装置は、第2制御信号u(k)を発生させる開放ループ伝達関数変調制御器(LSC)304と、第1加算器302の出力信号に第2制御信号u(k)を加算した全体制御信号u(k)をプラント308に出力する第2加算器306と、をさらに備える。推定器及び制御器310は、プラント308の出力及び外乱に相応する第1制御信号u(k)を演算して発生させるためのものである。第3加算器309は、プラント308からの出力信号と外乱信号‘d’とを加算して、状態信号‘y’を発生させる。
図3に示すような本実施形態にかかるHDDのトラック追従制御装置は、図1に示された従来のトラック追従制御装置に比べて、所定の伝達関数と関連して第1加算器302の出力を変調するために適用された伝達関数変調制御器304をさらに備えることを一つの特徴とする。
伝達関数変調制御器304によって具現される伝達関数H(s)は、以下の数式1のように表現される。
Figure 2007012253
ここで、Kは、所望の外乱補償のための定数である。
Figure 2007012253

は、低周波外乱を−20dB/decadeで減少させるように適用された利得定数Kを有するファクターである。
Figure 2007012253
は、低周波外乱を−40dB/decadeで減少させるように適用された利得定数Kを有するファクターである。
数式1において、ω及びωは、それぞれ−20dB/decade及び−40dB/decadeのカットオフ周波数であり、所定のクロスオーバー周波数より低い。ζは、低周波外乱を−40dB/decadeで減少するに当って、ピークの動態を決定する。ω、ω、及びζは、制御しようとする特定の装置の周波数特性、利得特性などに依存して決定される。
推定器の状態変数は、以下の数式2で表現される。
Figure 2007012253
推定器及び状態変数は、従来から知られているものを使用できる。例えば、Franklin,Gene F.のデジタル制御器第2版(Franklin, Gene
F., J. David Powell and Michael L. Workman, Digital
Control of Dynamic systems, Second edition. Addison-Wesley. Menlo Park, CA (1990))を参照することができる。
数式1は、状態変数を利用して次の数式3のように表現されうる。
Figure 2007012253
状態変数を利用した第1制御信号u(k)は、
Figure 2007012253
で与えられる。
また、全体制御信号は、以下の数式4で表現される。
Figure 2007012253
数式2及び4から、状態推定器の状態変数は、以下の数式5で与えられる。
Figure 2007012253
数式3及び4を利用すれば、プラント308に入力される全体制御信号は、以下の数式6で与えられる。
Figure 2007012253
数式3、5、及び6から、図3のトラック追従制御装置の状態変数は、以下の数式7で与えられる。
Figure 2007012253
図4は、図3に示されたトラック追従装置の周波数/利得特性を示すグラフである。図4の上側に示されたグラフは、伝達関数変調制御器304がない場合の特性を示し、下側に示されたグラフは、伝達関数変調制御器304がある場合の特性を示すものである。
図4を参照すれば、クロスオーバー周波数より低い周波数帯域で利得が全体的に減少しており、クロスオーバー周波数のシフトがほとんどなく、かつクロスオーバー周波数より高い周波数帯域で少しの利得増大はあるが、それほど大きくなく、特に、ピークがほとんど増加せず、実質的に非常に良好な利得/周波数特性を示すことが分かる。
すなわち、低周波外乱を効果的に減少させるために、図3に示された伝達関数変調制御器304が使用可能であるということが分かる。
図5は、図3に示されたトラック追従装置による位置エラー信号(Position Error Signal;PES)のランアウト特性を示す関連グラフである。図5において、上側に示されたグラフは、伝達関数変調制御器304がない場合の特性を示し、下側に示されたグラフは、伝達関数変調制御器304がある場合の特性を示すものである。図5に示されたグラフは、RRO(Repeatable RunOut)とNRRO(Non−Repeatable RunOut)の特性を総合的に示す。
図5を参照すれば、本実施形態にかかる伝達関数変調制御器304を使用した時、全体周波数領域にわたって偏差σが著しく減少し、特に、500Hz以下の領域でPESの偏差σが著しく減少することが分かる。これは、本実施形態にかかる伝達関数変調制御器304を使用した時、ヘッドがトラックに対してさらに安定的に追従するということを意味する。
図6は、本実施形態にかかるHDDのヘッド/ディスクアセンブリ(Head Disk Assembly:HDA)の構成を示す図面である。
図6を参照すれば、HDA10は、スピンドルモータ14上で回転する少なくとも一つ以上のディスク12と、ディスク12の表面に隣接して配置されたヘッド16とを備えている。
ヘッド16は、それぞれのディスク12に関連した磁界を感知するか磁化させることによって、回転するディスク12に対して情報を再生/記録できる。典型的に、ヘッド16は、ディスク12の表面に結合されている。たとえ単一のヘッドでもって説明されているにしても、これは、ディスク12を磁化させるための記録用のヘッドと、ディスク12の磁界を感知するための分離された読み取り用のヘッドとからなると理解されねばならない。読み取り用のヘッドは、例えば、磁気抵抗(Magneto Resistive:MR)素子から構成される。
ヘッド16は、スライダー20に統合されうる。スライダー20は、ヘッド16とディスク12の表面との間に空気軸受を生成させる構造になっている。スライダー20は、ヘッドスタックアセンブリ(Head Stack Assembly:HSA)22に結合されている。ヘッドスタックアセンブリ22は、ボイスコイル26を有するアクチュエータアーム24に付着されている。ボイスコイル26は、ボイスコイルモータ(Voice Coil Motor:VCM)30を特定するマグネチックアセンブリ28に隣接して位置している。ボイスコイル26に供給される電流は、軸受アセンブリ32に対してアクチュエータアーム24を回転させるトルクを発生させる。アクチュエータアーム24の回転は、ディスク12表面を横切ってヘッド16を移動させる。
情報は、典型的にディスク12の環状トラック34に保存される。各トラック34は、複数のセクタに分割され、各セクタは、サーボ領域及びデータ領域を備える。
図7は、本実施形態にかかるHDDの電気的な回路を示すブロック図である。図7に示されたように、本実施形態にかかるHDDは、ディスク12、ヘッド16、プリアンプ210、書き取り/読み取りチャンネル220、バッファ230、コントローラ240、メモリ250及びホストインターフェース260を備える。
プリアンプ210及び書き取り/読み取りチャンネル220を備える回路構成を書き取り/読み取り回路と称する。
メモリ250には、HDDを制御するソフトウェアプログラムが保存されている。この時、メモリ250は、例えば、不揮発性メモリであるフラッシュメモリで設計する。特に、メモリ250には、トラック追従モードで図3に示された装置をソフトウェアで具現するプログラムが保存されている。
データ読み取り(Read)モードで、ディスクドライブは、ディスク12からヘッド16によって感知された電気的な信号をプリアンプ210で信号処理に容易に増幅させる。その後、書き取り/読み取りチャンネル220では、増幅されたアナログ信号をホスト機器(図示せず。)が読み取り可能なデジタル信号に符号化させ、ストリームデータに変換してバッファ230に一時保存させた後に、ホストインターフェース260を通じてホスト機器に伝送する。
次に、書き取り(Write)モードでは、ディスクドライブは、ホストインターフェース260を通じてホスト機器からデータを入力されてバッファ230に一時保存させた後、バッファ230に保存されたデータを順次に出力して、書き取り/読み取りチャンネル220によって記録チャンネルに適したバイナリデータストリームに変換させた後に、プリアンプ210によって増幅された記録電流を、ヘッド16を通じてディスク12に記録させる。
コントローラ240は、ホストインターフェース260を通じてホスト機器から受信される命令によって、図7に示された装置を制御するために適用される。ホスト機器から読み出し命令が入力されれば、コントローラ240は、ヘッド16が目標トラックを追従するようにしながら、ディスク12からデータを読み出す。ホスト機器から記録命令が入力されれば、コントローラ240は、ヘッド16が目標トラックを追従するようにしながら、サーボセクタ間のデータセクタにデータを記録する。
次に、本実施形態にかかるトラック追従制御方法による動作を詳細に説明する。
トラック追従モードでコントローラ240は、図3に示すようなモデルによって、ヘッドが目標オフトラック量をもって目標トラックを追従するように制御する。トラック追従モードにおけるヘッド16は、目標トラック以外の他のトラックには移動しないので、基準信号refは0である。トラック追従動作の間、状態、例えば、ヘッド16の位置及び速度は、ヘッド16に関連したサーボサンプル、すなわち、サーボバーストを通じて推定され、推定された状態情報に基づいてヘッド16の動きが制御される。
本発明は、方法、装置、システムとして実行されうる。ソフトウェアにより実行される時、本発明の構成手段は、必然的に必要な作業を実行するコードセグメントである。プログラムまたはコードセグメントは、プロセッサ読み取り可能媒体に保存され、または伝送媒体または通信網で搬送波と結合されたコンピュータデータ信号によって伝送されうる。プロセッサ読み取り可能な記録媒体は、情報を保存または伝送できるいかなる媒体も含む。プロセッサ読み取り可能な記録媒体の例としては、電子回路、半導体メモリ素子、ROM、フラッシュメモリ、消去可能ROM(EROM:Erasable ROM)、フレキシブルディスク、光ディスク、ハードディスク、光ファイバ媒体、無線周波数(RF)網などがある。コンピュータデータ信号は、電子網チャンネル、光ファイバ、空気、電子系、RF網のような伝送媒体上に伝播されるいかなる信号も含まれる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記伝達関数H(s)としては、下記の数式1−1、数式1−2,数式1−3,数式1−4で表されるものを使用してもよい。
Figure 2007012253
(ここで、Kは利得定数である。)
Figure 2007012253
(ここで、Kは利得定数であり、ωはカットオフ周波数である。)
Figure 2007012253
(ここで、Kは利得定数であり、ωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
Figure 2007012253
(ここで、KとKは利得定数であり、ωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
本発明は、ハードディスクドライブ関連の技術分野に適用可能である。
従来のHDDのトラック追従制御装置の構成を示すブロック図である。 図1に示された装置において推定器及び制御器の利得と例示的なトラック追従制御装置の利得/周波数特性との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態にかかるHDDに適用された例示的なトラック追従制御装置の構成を示すブロック図である。 図3に示されたトラック追従装置の周波数/利得特性を示すグラフである。 図3に示されたトラック追従装置による位置エラー信号(PES)のランアウト特性を示すグラフである。 本実施形態にかかるHDDのヘッド/ディスクアセンブリ(HDA)の構成を示す図面である。 本実施形態にかかるHDDの電気的な回路を示すブロック図である。
符号の説明
302 第1加算器
304 開放ループ伝達関数変調制御器
306 第2加算器
308 プラント
309 第3加算器
310 推定器及び制御器

Claims (21)

  1. プラントの推定された状態を示す状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器を有する状態制御装置によって制御される前記プラントに作用する外乱を補償する外乱補償方法において:
    所定の利得/周波数特性を有する伝達関数H(s)を前記第1制御信号から誘導された制御信号に適用することによって、第2制御信号を発生させる過程と;
    前記第2制御信号と、前記第1制御信号から誘導された前記制御信号とに応じて、全体制御信号を発生し、前記全体制御信号を前記プラントに印加する過程と;
    を含むことを特徴とする、外乱補償方法。
  2. 前記伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されることを特徴とする、請求項1に記載の外乱補償方法。
    Figure 2007012253
    (ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは前記所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
  3. 前記第1制御信号から誘導された前記制御信号は、基準信号を前記第1制御信号に加算することにより発生することを特徴とする、請求項1または2に記載の外乱補償方法。
  4. 前記基準信号は、ゼロ(0)信号であることを特徴とする、請求項3に記載の外乱補償方法。
  5. 前記全体制御信号は、前記第1制御信号から誘導された前記制御信号を前記第2制御信号に加算することによって発生することを特徴とする、請求項3または4に記載の外乱補償方法。
  6. 外乱を受けるプラントを制御するための状態制御装置において:
    プラントの推定された状態を示す状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器と、
    基準信号を前記第1制御信号に加算する第1加算器と、
    前記第1加算器の出力に伝達関数H(s)を適用することによって第2制御信号を発生させる伝達関数変調制御器と、
    前記第2制御信号と前記第1加算器の出力とを加算して、前記プラントに提供される全体制御信号を発生させる第2加算器と、
    を備えることを特徴とする、状態制御装置。
  7. 前記伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されることを特徴とする、請求項6に記載の状態制御装置。
    Figure 2007012253
    (ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは前記所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
  8. 前記第1加算器の出力は、基準信号を前記第1制御信号に加算することによって発生することを特徴とする、請求項6または7に記載の状態制御装置。
  9. 前記プラントの出力信号と前記外乱を示す外乱信号とを加算して、前記状態信号を発生させる第3加算器をさらに備えることを特徴とする、請求項6〜8のいずれかに記載の状態制御装置。
  10. 前記プラントは、ハードディスクドライブで使用されるトラック追従制御装置のヘッド駆動装置を備え、
    前記推定された状態は、前記ヘッド駆動装置のヘッドに関連する1または2以上のサーボサンプルに関連して誘導されることを特徴とする、請求項6〜9のいずれかに記載の状態制御装置。
  11. 前記伝達関数H(s)は、下記の数式1−1で表されることを特徴とする、請求項6に記載の状態制御装置。
    Figure 2007012253
    (ここで、Kは利得定数である。)
  12. 前記伝達関数H(s)は、下記の数式1−2で表されることを特徴とする、請求項11に記載の状態制御装置。
    Figure 2007012253
    (ここで、Kは利得定数であり、ωはカットオフ周波数である。)
  13. 前記伝達関数H(s)は、下記の数式1−3で表されることを特徴とする、請求項12に記載の状態制御装置。
    Figure 2007012253

    (ここで、Kは利得定数であり、ωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
  14. 前記伝達関数H(s)は、下記の数式1−4で表されることを特徴とする、請求項6に記載の状態制御装置。
    Figure 2007012253
    (ここで、KとKは利得定数であり、ωはカットオフ周波数であり、ζは所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
  15. ヘッド駆動装置と;
    少なくとも前記ヘッド駆動装置のヘッドに関連したサーボサンプルに基づいて推定された前記ヘッド駆動装置の状態を示す状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器と;
    前記第1制御信号から誘導された制御信号に伝達関数H(s)を適用することによって、第2制御信号を発生させる伝達関数変調制御器と;
    前記第2制御信号と、前記第1制御信号から誘導された前記制御信号とから生成した全体制御信号を、前記ヘッド駆動装置に提供する加算器と;
    を備えることを特徴とする、トラック追従制御装置。
  16. 前記伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されることを特徴とする、請求項15に記載のトラック追従制御装置。
    Figure 2007012253
    (ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは前記所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
  17. 情報を保存するためのディスクと;
    前記ディスクを回転させるスピンドルモータと;
    前記ディスクに対して情報を記録/再生するヘッドと;
    前記ヘッドを前記ディスクの表面を横切って移動させるボイスコイルモータ(VCM)を駆動するVCM駆動器と;
    前記VCM駆動器を制御する制御器と;
    を備え、
    前記制御器は、前記VCM駆動器に関連した状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器を備え、
    前記推定器及び制御器は、所定の利得/周波数特性を有する伝達関数H(s)を前記第1制御信号から誘導された制御信号に適用して、第2制御信号を発生させることによって、前記VCMを制御することを特徴とする、ハードディスクドライブ。
  18. 前記伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されることを特徴とする、請求項17に記載のハードディスクドライブ。
    Figure 2007012253
    (ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは前記所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
  19. プラントの推定された状態を示す状態信号に応じて、第1制御信号を発生させる推定器及び制御器を有する状態制御装置によって制御される前記プラントに作用する外乱を補償する外乱補償方法を、コンピュータに実行させるプログラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって:
    前記外乱補償方法は、
    所定の利得/周波数特性を有する伝達関数H(s)を前記第1制御信号から誘導された制御信号に適用することによって、第2制御信号を発生させる過程と;
    前記第2制御信号と、前記第1制御信号から誘導された前記制御信号とに応じて、全体制御信号を発生し、前記全体制御信号を前記プラントに印加する過程と;
    を含むことを特徴とする、記録媒体。
  20. 前記伝達関数H(s)は、下記の数式1で表されることを特徴とする、請求項19に記載の記録媒体。
    Figure 2007012253
    (ここで、K、K及びKは利得定数であり、ω及びωはカットオフ周波数であり、ζは前記所定の利得/周波数特性におけるピーク応答の動態を規定するファクターである。)
  21. 前記プラントは、トラック追従制御装置によって制御されるヘッド駆動装置を備え、
    前記第1制御信号は、少なくとも部分的に前記ハードディスクドライブのヘッドに関連したサーボサンプルから誘導されることを特徴とする、請求項20に記載の記録媒体。
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