JP2007012197A - 光学記録媒体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報読取面側が均一厚さのカバー層で覆われた製造歩留まりのよい量産に最適な光学記録媒体の製造方法の提供。
【解決手段】回転テーブル10に載置したディスク基板41をセンターカバー20で覆って、回転テーブル10を低速回転させつつ基板41上中央部にカバー層形成用の液状UV樹脂を供給し半径方向に拡げた後、回転テーブル10を高速回転させて基板41全体に液状UV樹脂を拡げるスピンコーティング工程と、スピンコーティング工程終了時の回転テーブル減速開始時前後にUV照射し樹脂層を仮硬化するUV照射工程とを備えた光学記録媒体の製造方法で、UV照射工程では、UV照度が極めて高いが照射時間が極めて短いキセノンフラッシュランプのパルス発光による照射を行い、UV樹脂層への熱の影響がなく、製造光学記録媒体毎のUV樹脂層の厚さが一定で、半硬化したUV樹脂ミストの基板41上への付着も回避されて、光学記録媒体の製造歩留まりが向上する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、光学記録媒体の製造方法に係わり、特に大容量の情報を記録できる光学記録媒体の製造方法に関する。
レーザーディスクやCDやDVDでは、図10に示すように、例えば厚さ1.2mmの透明なディスク基板1に記録情報となるピットやグルーブ等の凹凸(以下、ピット等という)2が形成され、その上に記録反射膜3が形成され、さらにその上に厚さ数μmの保護膜4が積層形成された構造で、ディスク基板1側(図10下側)から情報を読み取るようになっている。
これらのディスクを製造する従来の一般的な方法としては、まずピット等を形成したスタンパを用いてプラスチック樹脂を射出成形や加圧成形して、ピット等を転写したディスク基板1を作成する。ついで、ディスク基板1のピット等の凹凸2形成面にスパッタ法や真空蒸着法等によりアルミニウムなどの記録反射膜3を積層する。最後にスピナーを用いたスピンコーティングにより記録反射膜3上に保護膜材料である液状の紫外線硬化型樹脂(以下、UV樹脂という)を塗布し、さらに紫外線(以下、UVという)を照射して保護膜4を硬化させる。
なお、スピンコーティングは、ディスク基板を載置した回転テーブルを低速回転させつつディスク基板の記録反射膜上に液状UV樹脂を塗布した後、回転テーブルを高速回転させてディスク基板(の記録反射膜)全体に液状UV樹脂層をコーティングする方法であって、量産に適することから広く利用されている。
そして最近では、図11に示すように、ディスク基板1の表面に情報記録部となる記録反射膜5が形成され、その上に情報読み取り面側となる所定厚さの透明なカバー層6が形成された、小型かつ高密度記録方式の光学記録媒体が開発されつつある。この高密度記録方式の光学記録媒体における情報の読み取りには開口度(NA)の大きな光学系を用いるため、カバー層6表面の僅かな凹凸でも再生信号の大幅な劣化につながることから、記録反射膜5を覆うカバー層6表面は傾斜のない平滑面であることが必要である。さらに、記録反射膜5における情報を正確に読み取るためには、カバー層6の厚さH1は、従来の光学記録媒体における情報読み取り面側のディスク基板1(図10参照)の厚さ1.2mmに比べると非常に薄く、カバー層6の表面から記録反射膜5までの距離(カバー層6の厚さ)H1を使用レーザーの波長,対物レンズの開口数,カバー層6の屈折率に応じた所定値(例えば100μm)となるように正確に形成する必要がある。そして、カバー層6における内周と外周における膜厚差が、例えば4μm(膜厚100μmの4%)以下という高精度が要求されている。
そこで、発明者は、スピンコーターの回転テーブル中央部に、ディスク基板のセンター孔を覆う脱着可能なセンターカバーを装着することで、ディスク基板(のセンターカバー)の中央部に液状UV樹脂を塗布でき、回転テーブルを低速回転または中速回転することで液状UV樹脂を半径方向に拡げた後に、回転テーブルを高速回転させるスピンコーティングによりUV樹脂層を薄くかつ均一な厚さにするスピンコーティング工程を行い、スピンコーティング工程終了時の回転テーブルの減速開始時前後にUV照射してUV樹脂層を硬化するUV照射工程を行うことで、UV樹脂の表面張力でディスクの外周部が盛り上がってしまう現象を抑制し、記録反射膜5を覆うカバー層6の全面に平滑で膜厚精度の高い高密度記録方式の光学記録媒体を製造する方法(特許文献1)を出願した。
特開2004-95108
しかし、この種の従来方法におけるUV照射工程では、水銀ランプ,メタルハライドランプ,水銀−キセノンランプなどのUV発生ランプを連続発光させる方式(以下、連続発光方式という)が採用されており、UV発生ランプを内蔵するUV照射装置のハウジングがスピンコーティング工程終了前に回転テーブル上方を覆って、UV光線がハウジング外に漏れないようにしてUV照射されるため、ランプの連続発光に伴ってハウジングを含むUV照射装置は高温となり、このため、スピンコーティング工程終了までのディスク基板周辺の温度は、光学記録媒体の製造装置の稼働開始直後と長時間の稼働継続した後とで大きく異なり、繰り返し行われるスピンコーティング工程およびUV照射工程の際の液状UV樹脂の粘度が常に一定に保証されるものではなく、製品(光学記録媒体)の品質、特にカバー層の膜厚に大きな誤差を生じてしまっていた。
また、回転テーブルの外周囲下方はミスト回収用ハウジングに覆われて、スピンコーティング工程およびUV照射工程では、ディスク基板の回転により発生するUV樹脂ミストをミスト回収用ハウジングを介して負圧吸引し回収するように構成されているが、UV照射工程では、スピンコーティング工程で開放されていた回転テーブル上方空間がUV照射装置のハウジングで覆われることで、回転テーブル(ディスク基板)上方の気流が乱れ、UV照射されて半硬化したUV樹脂ミストがディスク基板上に付着し易いという問題も発生した。
そこで、発明者は、UV照射工程において、従来のUV発生ランプの連続発光方式に代えて、UV照度が極めて高いキセノンフラッシュランプのパルス発光方式によるUV照射(パルス化照射)の採用を考えた。即ち、キセノンフラッシュランプのパルス発光(パルス化照射)では、常時消灯で照射時のみ短時間発光するので装置及び周囲環境温度が上昇することがなく、またUV照度が極めて高いが照射時間が極めて短いので、UV樹脂膜への熱の影響もほとんどなく、UV樹脂の硬化も早いので、前記した問題点を解消できると考えて試作したところ、前記した全ての問題点を解消する上で有効であることが確認されたので、この度の出願に至ったものである。
本発明は前記従来技術の問題点および発明者の前記した知見に基づきなされたもので、その目的は、情報記録部である記録反射膜が情報読み取り面側となる均一厚さのカバー層で覆われた製造歩留まりのよい量産に最適な光学記録媒体の製造方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に係る光学記録媒体の製造方法においては、ディスク基板を載置した回転テーブル中央凹部に装着した脱着可能なセンターカバーで前記ディスク基板のセンター孔を覆った形態で、回転テーブルを低速回転させつつディスク基板上中央部にカバー層形成用の液状UV樹脂を供給し半径方向に拡げた後、前記回転テーブルを高速回転させて前記ディスク基板全体に液状UV樹脂をコーティングするスピンコーティング工程と、前記スピンコーティング工程終了時の前記回転テーブルの減速開始時前後にUV照射してUV樹脂層を仮硬化するUV照射工程とを備えた光学記録媒体の製造方法において、
前記UV照射工程では、キセノンフラッシュランプのパルス発光によるUV照射を行うように構成した。
また、請求項2においては、請求項1に記載の光学記録媒体の製造方法において、前記回転テーブル外周囲下方は、ミスト回収用ハウジングに覆われて、前記スピンコーティング工程およびUV照射工程を、前記ディスク基板の回転により発生するUV樹脂ミストを下方に負圧吸引しつつ行い、前記UV照射工程を、前記UV照射装置のハウジングが前記回転テーブル上方を覆った形態で行うように構成した。
また、請求項3においては、請求項1または2に記載の光学記録媒体の製造方法において、前記UV照射工程後の前記回転テーブルの回転停止後、前記センターカバーを脱着した後に、UV樹脂層を本硬化するUV照射工程を備えるように構成した。
(作用)回転テーブルが低速回転することで、ディスク基板(のセンターカバー)に塗布された液状UV樹脂は、センターカバーを介してディスク基板全体に円形に拡がる。そして回転テーブルが高速回転することで、液状UV樹脂層は作用する遠心力により半径方向に引っ張られて、薄い膜厚のUV樹脂層となり、スピンコーティング工程終了時の回転テーブルの減速開始時前後にUV照射されることで、UV樹脂層が仮硬化される。回転テーブルの回転停止後、センターカバーを取り外し、回転テーブルから取り出したディスク基板のUV樹脂層を本硬化するUV照射工程を行うことで、光学記録媒体が製造される。
スピンコーティング工程終了前にUV照射装置のハウジングで回転テーブルを覆ってUV樹脂層を仮硬化するUV照射工程は、UV照度が極めて高いが照射時間が極めて短いキセノンフラッシュランプのパルス発光(パルス化照射)方式が採用されているので、スピンコーティング工程終了までのディスク基板周辺の温度は、従来の連続発光方式のようには高くならず、光学記録媒体の製造装置の長時間の稼働継続した後にもこの温度変化はほとんどなく、繰り返し行われるスピンコーティング工程およびUV照射工程における液状UV樹脂層の粘度は常に一定に保証されて、仮硬化したUV樹脂層の厚さは製造される製品(光学記録媒体)の全てに対して一定となる。
また、回転テーブルの外周囲下方はミスト回収用ハウジングに覆われて、スピンコーティング工程およびUV照射工程では、ディスク基板の回転により発生するUV樹脂ミストをミスト回収用ハウジングを介して負圧吸引し回収するように構成されており、UV照射工程では、スピンコーティング工程において開放されていた回転テーブルの上方空間がUV照射装置のハウジングで覆われることで、回転テーブル(ディスク基板)上方の気流が乱れるが、キセノンフラッシュランプのパルス発光のUV照度は極めて高いので、ディスク基板上の液状UV樹脂表層部の硬化が瞬時に進行して液状UV樹脂ミストが発生しにくいため、半硬化したUV樹脂ミストがディスク基板上に付着するという不具合がない、と推定される。
本発明方法によれば、キセノンフラッシュランプのパルス発光(パルス化照射)方式では、常時消灯で照射時のみ短時間発光するので、装置及びその周囲環境温度が上昇することがなく、またUV照度が極めて高いが照射時間が極めて短いので、形成されるUV樹脂層への熱の影響もほとんどなく、製造される光学記録媒体毎のUV樹脂層の厚さが一定となる。
また、キセノンフラッシュランプのパルス発光(パルス化照射)方式では、UV照度が極めて高いので、ディスク基板上の液状UV樹脂表層部の硬化が瞬時に進行してUV樹脂ミストの発生が抑制されるので、半硬化したUV樹脂ミストがディスク基板上に付着するという不具合が回避されて、光学記録媒体の製造歩留まりが著しく向上する。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明方法によって製造された小型かつ高密度記録方式の光学記録媒体である光ディスクの縦断面図、図2〜図9は、図1に示す高密度記録方式の光学記録媒体である光ディスク40の製造方法の実施例を示し、図2は同製造方法におけるスピンコーティング工程に用いるスピンコーター全体の要部構成図、図3はスピンコーターの要部である回転テーブルの縦断面図、図4〜図8はスピンコーティング工程を説明する工程説明図で、図4はセンターカバーを回転テーブルに装着する状態の説明図、図5はディスク基板の中央円孔を覆うセンターカバー上に液体状UV樹脂を塗布する状態の説明図、図5(a)は回転テーブルを低速回転させることでセンターカバー上に塗布される液体状UV樹脂を説明する説明図、図6は回転テーブルを中速回転さらには高速回転する状態の説明図、図7は回転テーブルの高速回転終了時の減速開始時前後に仮UV照射する状態の説明図、図8はスピンコーティング工程終了後にセンターカバーを回転テーブルから脱着する状態の説明図、図9はスピンコーティング工程における回転テーブルの回転速度を制御するタイムチャートである。
図1において、この光ディスク40は、ディスク基板41の表面に情報記録部となる記録反射膜42が形成され、その上に情報読み取り面となる透明な厚さ100μmのカバー層Cが形成された構造である。この高密度記録方式の光ディスクの情報の読み取りには開口度(NA)の大きな光学系を用いるため、カバー層C表面の僅かな凹凸やカバー層C内の僅かな気泡の存在によっても再生信号の大幅な劣化につながることから、記録反射膜42を覆うカバー層Cの表面は傾斜のない平滑面に形成され、カバー層C内には気泡が確実に残存しない形態に構成されている。
さらに、記録反射膜42における情報を正確に読み取ることができるように、カバー層C表面から記録反射膜42までの距離(カバー層Cの厚さ)Tは、従来の光学記録媒体(図10参照)における情報読み取り面側のディスク基板の厚さ1.2mmに比べると非常に薄く、使用レーザーの波長(405nm),対物レンズの開口数(0.85),カバー層Cの屈折率(約1.6)に対応した所定値(100μm)で、カバー層Cの内周と外周における膜厚差が4μm以下という高精度に形成されている。
なお、この光ディスク40は、まずピット等を形成したスタンパを用いてポリカーボネイト等のプラスチック樹脂を射出成形や加圧成形して、ピット等を転写したディスク基板41を作成する。ついで、ディスク基板41のピット等の凹凸形成面にスパッタ法や真空蒸着法等によりアルミニウムなどの記録反射膜42を積層する。次に、後述するスピンコーティング工程により記録反射膜42上にカバー層形成材料である液状UV樹脂を塗布し、さらにUV照射工程により液状UV樹脂層を硬化させることで、カバー層Cをディスク基板41に一体化するようになっている。
図2において、このスピンコーターは、記録反射膜42が積層形成されたディスク基板41を下方から支持して回転させる回転テーブル10と、回転テーブル10の外周囲下方に配置されたミスト回収部18と、ミスト回収部18の外側に配置されるとともに、回転テーブル10の上方に接近動作可能な液体UV樹脂供給ノズル30および仮UV照射器32で主として構成されている。
回転テーブル10は、駆動モータMによって回転するスピンドル11の先端部に固定されており、スピンドル11は回転テーブル10の下方に配置された円筒状の筒部13で回転可能に支承されている。回転テーブル10のディスク載置面10aの中央寄りには、図3に示すように、ドーナツ形状のラバー層12が積層一体されるとともに、周方向4カ所に吸気孔14が開口(吸気孔14は1カ所のみ図示)し、スピンドル11に設けられた吸気通路(図示せず)を介して吸気孔14に負圧が作用することで、回転テーブル10のディスク載置面10aにディスク基板41が吸着固定保持される。
また、回転テーブル10の中央部には、図3に示すように、センターカバー20を装着するための段付き係合凹部10bが設けられており、係合凹部10bの内周面には、スプリング15により付勢された鋼球16が設けられて、係合凹部10bに装着されたセンターカバー20を抜け止めするとともに、スプリング15の付勢力以上の力でセンターカバー20を上方に引っ張ることで、センターカバー20を係合凹部10bから脱着できるように構成されている。
センターカバー20は、図4,図8に示すように、回転テーブル10の係合凹部10bに整合する段付き係合凸部22にセンターピン24が垂設されるとともに、円盤状のスカート部26を有し、係合凸部22の外周には、回転テーブル10側の鋼球が係合する係合溝23が周設されている。そして、図示しないロボットアームがセンターピン24をクランプして回転テーブル10の中央部上方まで前進し、昇降動作することで、センターカバー20(の係合凸部22)を回転テーブル10の係合凹部10bに装脱着できる。
また、円盤状のスカート部26は、図5(a)に示すように、回転テーブル10に載置されたディスク基板41の中央円孔41aからスタンパ押さえの溝41bを越えた位置まで覆う大きさに形成されており、回転テーブル10のディスク載置面10aに吸着固定したディスク基板41の中央円孔41aの周縁部をセンターカバー20が覆う形態にして、ディスク基板41の中央部(センターカバー20の中央部)に液体UV樹脂を塗布できるようになっている。
また、円盤状のスカート部26は、中央が最も高く周縁ほど低い曲面に形成されて、回転テーブル10の回転によりスカート部26上の液体UV樹脂がスカート部26外側のディスク基板41にスムーズに導かれるようになっている。
UV樹脂供給ノズル30は、回転テーブル10の上方において、センターカバー20のセンターピン24に接近した位置から、図5(a)仮想線で示す位置(スカート部26外周縁位置)まで等速でゆっくりと移動できるようになっており、この間に回転テーブル10が低速で等速回転することで、図5および図5(a)に示すように、センターカバー20のスカート部26外周を僅かに越えた位置まで、液体UV樹脂がドーム形に塗布される。
またモータMの回転速度は、図示しない制御ユニットによって、図9に示すように、低速、中速、高速の3段階に制御されている。
即ち、UV樹脂供給ノズル30からセンターカバー20上に液体UV樹脂を供給する時は、センターカバー20全体に均一に塗布できるように、回転テーブル10は低速(例えば、30r.p.m.)で回転し、センターカバー20上の液体UV樹脂を外側に拡げる時は、UV樹脂がディスク全体にほぼ均一に拡がるように、回転テーブル10は中速(例えば、100〜400r.p.m.)で回転し、スピンコーティングの際は、液体UV樹脂にできるだけ大きな遠心力が作用して均一な膜厚となるように、回転テーブル10は高速(例えば、800〜2000r.p.m.)で回転するように制御されている。
また、ディスク基板41上に塗布された液体UV樹脂の仮硬化に使用される仮UV照射器32は、図2,7に示すように、回転テーブル10にほぼ整合する大きさの筒状ケース33内中央上方にUV照射ランプであるキセノンフラッシュランプ34が内蔵され、図示しない制御ユニットによって、キセノンフラッシュランプの発光のタイミングおよびUV照射強度を調整できるように構成された、UV照は極めて高いが照射時間が極めて短いパルスUV照射装置(例えば、米国XENON社製パルスUV照射装置RC−742)で構成されている。そして、回転テーブル10の高速回転による液体UV樹脂のスピンコーティング終了前に、図7に示すように、仮UV照射器32が回転テーブル10に接近した位置となって、UV遮光カバー38がセンターカバー20全体を覆った形態において、微小時間(例えば、6μsecで、2パルス)だけ仮UV照射が行われる。
このとき、UV照射ランプ34の照射光は、センターカバー20からディスク基板10全体にコーティングされたUV樹脂層の内、スカート部26外周より外側にだけ照射されて、遮光カバー38で覆われたスカート部26外周より内側には照射されないので、スカート部26外周の外側におけるUV樹脂層では表面硬化が進み、一方、スカート部26外周の内側におけるUV樹脂層では、まだ硬化の進行していない柔らかい状態に保持される。
このため、後に詳しく説明するが、その後のセンターカバー20の脱着の際に、スカート部26の外周に沿ってUV樹脂層をスムーズに剪断分離できる。
ミスト回収部18は、図2に示すように、回転テーブル10の下方外周囲を取り囲むように配設されたインナーカバー18aと、回転テーブル10およびインナーカバー18aの外周囲を取り囲むように配設されたアウターカバー18bで構成されるとともに、アウターカバー18bの底部には、排気通路19aおよびUV樹脂回収路19bが設けられており、排気通路19を介して回転テーブル10の上方空間に図2矢印に示すような負圧吸引力を作用させることで、回転テーブル10を高速回転させるスピンコーティングの際にディスク基板41上から飛散することで発生した液状UV樹脂のミストがUV樹脂回収路19bを介して回収されるように構成されている。
次に、図2〜9を参照して、スピンコーティング工程により、ディスク基板41の記録反射膜42上にカバー層形成材料である液状UV樹脂をコーティングし、さらにUV照射工程により液状UV樹脂層を硬化させることで、カバー層Cをディスク基板41に一体化する手順を説明する。
まず、図3に示すように、ディスク基板41を回転テーブル10のディスク載置面10aにセットする。次に、図4に示すように、センターカバー20を回転テーブル10の係合凹部10bに装着する。
次に、図5,図5(a)に示すように、UV樹脂供給ノズル30を前進させてセンターカバー20の中心近傍に位置させ、回転テーブル10を低速で等速回転させつつ、UV樹脂供給ノズル30をセンターカバー20のスカート部26外周位置まで半径方向外方にゆっくりと等速で移動させつつ液体UV樹脂を供給する。
次いで、図6に示すように、回転テーブル10が中速回転して、液体UV樹脂が広がり、さらに回転テーブル10が高速回転して、センターカバー20のスカート部26からディスク基板41の全体にスピンコーティングされてUV樹脂層が形成される。一方、UV樹脂供給ノズル30が後退するとともに、回転テーブル10が低速回転から中速及び高速回転に移行すると、仮UV照射器32が前進し下降して、図7に示すように、回転テーブル10上にセットされる。そして、図9に示すように、回転テーブル10の高速回転終了時の減速開始時前後に、仮UV照射器32がパルス発光し、微小時間(例えば6μsecで2パルス)UVパルス化照射を行う。例えば、回転テーブル10が減速開始後0.5秒で完全停止する場合、減速開始時3秒前を起点とした3.0秒後に仮UV照射器32のキセノンランプがパルス発光し、所定時間(例えば6μsecで2パルス)だけUVパルス化照射を行う。仮UV照射が終了すると、仮UV照射器32は上昇して後退する。
次いで、図8に示すように、センターカバー20を脱着し、ディスク基板41を回転テーブル10から取り出して、図示しないUV照射装置にセットする。そして、所定時間UV照射してUV樹脂層を硬化させることで、カバー層Cを形成する。
このように本実施例方法では、スピンコーティング工程において、回転テーブル10を低速回転,中速回転,高速回転と3段階に回転速度を制御することで、ディスク基板41に形成するUV樹脂層に空気を取り込まないようになっている。
即ち、回転テーブル10が低速回転することで、ディスク基板10(のセンターカバー20)に塗布された液状UV樹脂はセンターカバー20(のスカート部26)の全体に円形に拡がる。そして回転テーブル10が中速回転することで、液状UV樹脂層は作用する遠心力(中速回転に対応する比較的小さい遠心力)により半径方向に引っ張られて、ゆっくりとその径を拡げて記録反射膜42と密着して馴染んだ形態となる。このとき、液状UV樹脂層はゆっくりと拡がるので、UV樹脂層と記録反射膜42間の空気をUV樹脂層中に巻き込む(取り込む)ことがない。そして、回転テーブル10が高速回転に移行すると、液状UV樹脂層は作用する遠心力(高速回転に対応する大きな遠心力)により半径方向に拡がり、所望の膜厚のカバー層を気泡の混入もなく形成することができる。
また、本実施例方法では、回転テーブル10の高速回転終了時の減速中にディスク基板41にコーティングしたUV樹脂層だけに仮UV照射し、回転テーブル10の停止後、センターカバー20を回転テーブル10の中央凹部10bから脱着して、UV照射工程に移行するようにすることで、センターカバー20のスムーズな脱着およびUV樹脂層のスムーズな剪断分離を行えるようになっている。
また、本実施例方法では、UV樹脂層に表面張力が作用する前である回転テーブル10の高速回転終了時の減速開始時前後に、ディスク基板41上のUV樹脂層だけに仮UV照射を行う(センターカバー20上のUV樹脂層には仮UV照射を行わない)ことで、ディスク基板41上のUV樹脂層の表層部が硬化する。このため、ディスク基板41からセンターカバー20(スカート部26)にかけてコーティングされているUV樹脂層は、センターカバー20(スカート部26)の外周を境として外側では仮UV照射により表面硬化が進行し、内側では柔らかい表面未硬化状態である。
特に、本実施例方法では、高速回転終了時の減速開始時前後に仮UV照射を行うので、仮UV照射されるUV樹脂層は、遠心力が作用した状態で仮UV照射されるので、UV樹脂の表面張力によるディスク外周部の盛り上がり現象が抑制されて、ディスク基板41表面全体のUV樹脂層が均一な膜厚に形成される。
そして、スピンコーティング工程終了後、センターカバー20を回転テーブル10の中央凹部10bから脱着(上方に持ち上げる)する際に、ある程度硬化の進行したセンターカバー20(スカート部26)外周外側のUV樹脂層に対し、センターカバー20(スカート部26)外周内側の柔らかいUV樹脂層をスカート部26の外周位置で上方に剪断するため、センターカバー20(スカート部26)の外周に沿ってUV樹脂層をスムーズに分離できる。
また、UV樹脂層を仮硬化するUV照射工程では、UV照度が極めて高いが照射時間が極めて短いキセノンフラッシュランプのパルス発光(パルス化照射)方式が採用されているので、スピンコーティング工程およびUV照射工程におけるディスク基板41周辺の温度は、従来の連続発光方式のようには高くならず、光学記録媒体の製造装置の長時間の稼働継続した後にもこの温度変化はほとんどなく、繰り返し行われるスピンコーティング工程およびUV照射工程における液状UV樹脂層の粘度は常に一定に保たれるので、カバー層の膜厚を精度よく安定して形成することができる。
また、回転テーブルの外周囲下方はミスト回収用ハウジングに覆われて、スピンコーティング工程およびUV照射工程では、ディスク基板41の回転により発生するUV樹脂ミストをミスト回収用部18を介して負圧吸引し回収するように構成されており、UV照射工程では、スピンコーティング工程において開放されていた回転テーブル10の上方空間が仮UV照射器32のハウジング33で覆われることで、回転テーブル10(ディスク基板41)上方の気流が乱れるが、キセノンフラッシュランプのパルス発光のUV照度は極めて高いので、ディスク基板41上の液状UV樹脂表層部の硬化が瞬時に進行して液状UV樹脂ミストが発生しにくいため、半硬化したUV樹脂ミストがディスク基板41上に付着するという不具合がない。
したがって、その後のUV照射工程によって本硬化したUV樹脂層であるカバー層Cの表面は半径方向に平滑な面で、しかも平均膜厚100μmに対し内外周における膜厚差が4μmという非常に高精度のカバー層Cが得られる。
このように、本実施例に示す製造方法によれば、製造された光ディスクの情報読み取り面側の表面(カバー層Cの表面)から記録反射膜42までの距離が設計値通りの正確な値(100μm)に高精度に形成することができるので、現在注目されているGaN系青紫色半導体レーザ用等の高情報量光ディスクの製造に有効である。
なお、カバー層Cの膜厚は、液体UV樹脂の粘性と回転テーブル10の速度(特に高速回転速度)および回転時間を調節することで、任意の厚さに形成できる。
また、前記センターカバー20の抜け止め保持手段は、スプリング15で付勢された鋼球16で構成されているが、回転テーブル10の中央凹部10b内に、ディスク載置面10aに開口するような吸気孔14と同様な吸気孔(図示せず)を設けて、負圧によって吸着固定保持するようにしてもよい。そして、センターカバー20を負圧で吸着固定保持する場合は、負圧の作用をONN/OFFすることでセンターカバー20の固定と固定解除を行えるので、センターカバー20の装脱着が容易である。
また、前記実施例の高密度記録方式の光学記録媒体として、読み取り専用の光ディスク(いわゆるROM)について説明したが、本発明はこれに限らず追記型(R)や書き換え型(RW)などの光ディスクにも対応するものである。
本発明方法によって製造された小型かつ高密度記録方式の光学記録媒体である光ディスクの縦断面図である。 図1に示す高密度記録方式の光学記録媒体である光ディスクの製造方法におけるスピンコーティング工程に用いるスピンコーター全体の要部構成図である。 スピンコーターの要部である回転テーブルの縦断面図である。 センターカバーを回転テーブルに装着する状態の説明図である。 ディスク基板の中央円孔を覆うセンターカバー上に液体状UV樹脂を塗布する状態の説明図である。 回転テーブルを低速回転させることでセンターカバー上に塗布される液体状UV樹脂を説明する説明図である。 回転テーブルを中速回転さらには高速回転する状態の説明図である。 回転テーブルの高速回転終了時の減速中に仮UV照射する状態の説明図である。 スピンコーティング工程終了後にセンターカバーを回転テーブルから脱着する状態の説明図である。 スピンコーティング工程における回転テーブルの回転速度を制御するタイムチャートである。 従来の光ディスクの拡大縦断面図である。 最近開発されつつある高密度記録方式の光学記録媒体である光ディスクの縦断面図である。
符号の説明
10 回転テーブル
10a 回転テーブルのディスク載置面
10b 回転テーブル中央の係合凹部
14 吸気孔
M 回転テーブル駆動用モータ
15 センターカバー抜け止め手段である鋼球
16 センターカバー抜け止め手段であるスプリング
17 センターカバー抜け止め手段である吸気孔
18 液状UV樹脂ミスト回収部
18a ミスト回収部を構成するインナーカバー
18b ミスト回収部を構成するアウターカバー
19a 排気通路
19b UV樹脂回収路
20 センターカバー
22 センターカバーの係合凸部
24 センターピン
26 円盤状スカート部
30 UV樹脂供給ノズル
32 仮UV照射器
34 UV照射ランプであるキセノンフラッシュランプ
40 光ディスク
41 ディスク基板
42 記録反射膜
C カバー層

Claims (3)

  1. ディスク基板を載置した回転テーブル中央凹部に装着した脱着可能なセンターカバーで前記ディスク基板のセンター孔を覆った形態で、回転テーブルを低速回転させつつディスク基板上中央部にカバー層形成用の液状UV樹脂を供給し半径方向に拡げた後、前記回転テーブルを高速回転させて前記ディスク基板全体に液状UV樹脂をコーティングするスピンコーティング工程と、前記スピンコーティング工程終了時の前記回転テーブルの減速開始時前後にUV照射してUV樹脂層を仮硬化するUV照射工程とを備えた光学記録媒体の製造方法において、
    前記UV照射工程では、キセノンフラッシュランプのパルス発光によるUV照射を行うことを特徴とする光学記録媒体の製造方法。
  2. 前記回転テーブル外周囲下方は、ミスト回収用ハウジングに覆われて、前記スピンコーティング工程およびUV照射工程は、前記ディスク基板の回転により発生するUV樹脂ミストを下方に負圧吸引しつつ行われ、前記UV照射工程は、前記UV照射装置のハウジングが前記回転テーブル上方を覆った形態で行われることを特徴とする請求項1に記載の光学記録媒体の製造方法。
  3. 前記UV照射工程後の前記回転テーブルの回転停止後、前記センターカバーを脱着した後に、UV樹脂層を本硬化するUV照射工程を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の光学記録媒体の製造方法。
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