JP2007011763A - Cadデータの管理システム、その方法及びそのプログラム - Google Patents

Cadデータの管理システム、その方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 管理者はユーザ毎の設定を行うだけで各ユーザに適合するCADデータを提供することができるCADデータの管理システムを提供する。
【解決手段】 ユーザ及びゾーンからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割して当該ゾーン該当領域のみのCADデータを生成する手段と、当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する手段とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザに応じたCADデータを生成するCADデータの管理システムに関する。
ある製品(車)の開発を他社(サプライヤや協力会社)と協調して開発を進める場合には、自社の甲はプロジェクトリーダであるので全てのデザインのCADデータを必要とし、自社の乙は末端の設計者であるので車のルーフ周辺のデザインのCADデータのみを必要とし、他社の丙はドアの設計をする協力会社の社員なのでドア周辺のデザインのCADデータのみを必要としている。このような場合でも、デザインのCADデータを管理している者は、甲、乙、丙を問わず全てのプロジェクトに係る者に全てのデザインのCADデータをデータ送信の要請に応じてメール等で送信していた。インターネットを介する通信であっても、管理者によっては暗号化すらしない者もいた。
また、容易推考の手段として、管理者がデータを要求する者に応じてCADデータを編集して次のように要求する者に送信することが考えられる。図16のようなネットワーク構成において、甲の要求に応じて管理者が管理コンピュータ130のハードディスクに記録されている全てのCADデータ(原CADデータ)をそのまま複製して全てのデザインのCADデータを必要とする甲に送信する。乙の要求に応じて管理者が車のルーフ周辺のデザインのみを残したCADデータを作成し、作成したCADデータを乙に送信する。丙の要求に応じて管理者が車のドア周辺のデザインのみを残したCADデータを作成し、作成したCADデータを丙に送信する。
以上のように従来は行われていたが、管理者がどの者に対しても原CADデータを送信する場合には、全ての形状を知る必要がない者まで全ての形状を知ることになり、機密保持性が低いという課題を有する。
また、管理者がデータを要求する者に合わせてCADデータを編集し直して送信する場合には、データの要求毎にCADデータを編集する必要があり管理者の作業効率が悪いという課題を有する。仮に、管理者が既に編集したCADデータを管理コンピュータ130内に保存し、同じCADデータを送信すればよい者には既に編集したCADデータを送信することとした場合であっても、記録しているCADデータが多くなってくると適合するCADデータを管理コンピュータ130内で探す手間がかかると共に、同じCADデータを保存する場合もあって管理コンピュータ130のデータ領域を無駄に侵食するという課題を有する。
さらに、管理者がデータを要求する者に合わせてCADデータを編集し直して送信する場合には、管理者が恣意的に編集するため、同じユーザが重複して要求してきた場合や、同じデータを送信すべき複数のユーザに対して異なるCADデータを送信する場合もあり、微小な部分でプロジェクトメンバー内で整合性と取れないという課題も有する。管理者が恣意的に編集するとは、たとえば、全てのモデルからルーフ周辺のみのモデルを作成する場合にこの部分まではルーフ周辺であろうという判断がその都度変更することを意図している。また、CADデータを部外者(他部署など)が閲覧する場合、開発中の製品はデザイン的に特徴のある部分を隠して提供する必要があるが、対応することができないという課題を有する。このような局所的に管理者が編集を施すとより整合性を取ることができない。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、管理者はユーザ毎の設定を行うだけで各ユーザに適合するCADデータを提供することができるCADデータの管理システムを提供することを目的とする。
(1)本発明に係るCADデータの管理システムは、ユーザ及びゾーンからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割して当該ゾーン該当領域のみのCADデータを生成する手段と、当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する手段とを含むものである。このように本発明においては、ユーザからCADデータの要求があった場合に、ユーザ情報から要求したユーザに係るゾーンを読み出し、読み出したゾーンの該当領域をCADデータのモデルから分割し、分割したゾーンの該当領域のモデルからなるCADデータを生成し、生成したCADデータを要求したユーザのコンピュータに出力するので、ユーザが必要とするCADデータのみを原CADデータから抜粋して出力することとなり、該当ユーザに必要ない部分まで含んだCADデータをかかるユーザが所持することなく、機密を保持することができると共に、分割される領域は人間の主観が入ることなく機械的に分割されるためCADデータ同士間で整合性の取れたCADデータを生成することができるという効果を奏する。また、生成したCADデータを記録する記憶スペースがない場合であっても原CADデータを記録するスペースがあれば、ユーザ要求の度にユーザに適合するCADデータを何度でも同様に生成して出力することができる。
(2)本発明に係るCADデータの管理システムは、ユーザ、ゾーン及び秘匿ランクからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータのモデルをゾーン該当領域に分割する手段と、ユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応する秘匿ランクに基づきCADデータのモデルを所定間隔の平行平面で断面作成する手段と、当該断面作成した複数断面からモデルを作成しCADデータを生成する手段と、当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する手段とを含むものである。このように本発明においては、さらに、ユーザ情報に秘匿ランクが包含され、ユーザ情報から読み出した要求したユーザに対応する秘匿ランクに基づき分割したゾーンの該当領域のモデルを所定間隔の平行平面で断面を複数作成し、複数作成した断面からモデルを作成し、作成したモデルからなるCADデータを生成し、生成したCADデータを要求したユーザのコンピュータに出力するので、ユーザが必要とするCADデータとは範囲的側面だけでなく精度的側面も必要とし、つまり、原CADデータのモデルの部分のCADデータだけでなく精度の低いCADデータも必要であり、ユーザが必要最小限とするCADデータを提供することでより機密を保持することができる。すなわち、精度の高いCADデータを必要としないユーザに対してはある程度の精度のCADデータを提供することで、第三者にCADデータが渡った場合でも詳細な部分についてのCADデータが流出しているわけではなく、精度高いCADデータの流出を防止することができたことになる。
(3)本発明に係るCADデータの管理システムは、ユーザ、ゾーン、秘匿ランク及び個人ゾーンからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割する手段と、ユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応する個人ゾーンに基づき個人ゾーン該当領域を特定する手段と、CADデータのモデルの個人ゾーン該当領域内又は外を所定間隔の平行平面で断面作成する手段と、当該断面作成した複数断面からモデルを作成し個人ゾーン該当領域外又は内のモデルと合わせてCADデータを生成する手段と、当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する手段とを含むものである。このように本発明においては、さらに、ユーザ情報に個人ゾーンが包含され、ユーザ情報から読み出した要求したユーザに対応する個人ゾーンに基づき分割したゾーンの該当領域のモデル内の個人ゾーンを特定し、特定した個人ゾーンの該当領域のモデルを秘匿ランクに基づき所定間隔の平行平面で断面を複数作成し、複数作成した断面からモデルを作成し、分割したゾーンの個人ゾーン以外の該当領域のモデルと作成したモデルからなるCADデータを生成し、生成したCADデータを要求したユーザのコンピュータに出力するので、ユーザが取得するCADデータ内には精度の高いモデルとある程度の精度のモデルとが混在しており、ユーザの中には部分的には精度の高いモデルを必要とする者もおり、かかる者に対しても全体で同一の精度のモデルを提供するのではなく部分的に精度の異なるモデルを提供することで、より機密を保持することができる。ここで、個人ゾーン該当領域内を断面作成する場合について説明したが、個人ゾーン該当領域外を断面作成する場合もある。
(4)本発明に係るCADデータの管理方法は、コンピュータがユーザ及びゾーンからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割して当該ゾーン該当領域のみのCADデータを生成する工程と、コンピュータが当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する工程とを含むものである。
(5)本発明に係るCADデータの管理プログラムは、コンピュータに、ユーザ及びゾーンからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割して当該ゾーン該当領域のみのCADデータを生成する手順と、当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する手順を実行させるものである。
上記各手段、方法、手順は一つのコンピュータでなすこともできるが、当業者であれば設計事項であるように分散させて複数のコンピュータを協働させてなすこともできる。さらにまた、一連の手段、方法、手順の順番は、当業者による設計変更の範囲で順番を変更することができることも明らかである。
これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。
ここで、本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、下記の実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。
実施形態では、主にシステムについて説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明はコンピュータで使用可能なプログラム及び方法としても実施できる。また、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、または、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROM、光記憶装置または磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
図1は実施形態に係るCADデータの管理システムの概要説明図である。管理者がデザインのCADデータを本管理システムのサーバ40にチェックインすると、各ユーザからのコンピュータを介した要求に対して各ユーザに適合した形でCADデータが生成されて送信される構成である。
図2は本実施形態に係るCADデータの管理システムのシステム構成図の一例である。パーソナルコンピュータ11、12、21、22はCADデータを要求するユーザが使用するコンピュータである。コンピュータ30は管理者が使用するコンピュータである。大型コンピュータ40は管理サーバが構築されているコンピュータである。大型コンピュータ50は本システムで使用するDBMS(データベース管理システム)が構築されているコンピュータである。コンピュータ11、12、30大型コンピュータ40、50はシステムが構築されている会社の構内通信網に接続しており、相互に通信が可能となっている。コンピュータ21、22は別の会社の構内通信網に接続しており、コンピュータ11、12、30大型コンピュータ40、50と相互に通信する場合には別ネットワークへの中継機器となるルータ60、70等を介してインターネット80を経由して行われる。以下、管理サーバが構築されている大型コンピュータ40を管理サーバ40とし、同様に、DBMSが構築されている大型コンピュータ50をDBMS50とする。
DBMS50内の本システムで使用されるデータベース(共有されるデータの集合)は、管理者が管理者コンピュータ30を用いて本システムを動作させる前に作成する。つまり、スキーマを作成し、データを挿入する。図3は実施形態で使用するユーザ情報テーブルの構造の値の一例を示し、図4は実施形態で使用するゾーンテーブルの構造の値の一例を示す。データベースの構造は、図3に示すとおり、ユーザ情報テーブル、ゾーンテーブルの2つのテーブルからなる。ユーザ情報テーブルは、ユーザ名、ゾーン部位名、ゾーン番号、秘匿ランク、部署、階級、秘匿時限、個人ゾーン作成座標の属性を有するテーブルである。ゾーンテーブルは、ゾーン番号、ゾーン部位名、ゾーン作成座標の属性を有するテーブルである。図3において、ユーザ「い」の秘匿ランクAはすべての形状を閲覧可能であることを示し、ユーザ「ろ」「は」のBは担当部位の形状を閲覧可能であることを示し、ユーザ「に」のCは類似サーフェスが作成されその閲覧が可能であることを示し、ユーザ「ほ」「へ」のCは類似サーフェスが作成されその閲覧が可能である(但し一部はそのままデータを閲覧)ことを示す。個人ゾーン作成座標、ゾーン作成座標も、X、Y、Zの座標を有し、それぞれの座標に対するベクトルを有する。さらに、個人ゾーン作成座標は、inside or outsideの属性も有する。XYZ仮想空間上のある点がX、Y、Zの座標から特定され、また、それぞれの座標のベクトルからX軸、Y軸、Z軸に平行なベクトルが特定される。この座標のベクトルには正負があり、正の場合には正の方向のベクトルであり、負の場合には負の方向のベクトルである。CAD上の仮想空間が無限であっても、実際にCADデータがある領域は有限であり、また、設計対象物が決定されることでその領域も決定される。したがって、前記特定された点を通り、X軸、Y軸、Z軸に特定されるベクトル及び有限領域から画定される領域が作成座標が示すゾーンとなる。このゾーンはX軸、Y軸、Z軸に平行なベクトルにより画定されることから、通常は、長方体である。図6は実施形態に係る座標及びベクトルによる領域指定の説明図である。図6では座標及びベクトルo1(x1+,y1−,z1+)により領域αが特定され、座標及びベクトルo2(x1−,y1+,z1−)により領域βが特定されている。正確には、座標とベクトルでは無限大に延出する線分から囲まれる領域しか特定されないが、製品等でCADを使用する場合には無限に広がる仮想空間上でなく一定の有限空間を定義するので、座標、ベクトル及び有限空間により領域が特定される。2以上の座標及びベクトルであれば重複領域を特定領域とすることができるので、有限空間によらなくとも領域を特定することができる。本実施形態では、このようなゾーンの特定をしたが、立体空間を特定する他の方法を適用してもよい。例えば、一以上のプリミティブを用いて立体空間を特定することができ、この特定された立体空間をゾーンとみなすこともできる。直方体のプリミティブであれば、基準座標と幅、高さ、奥行きにより領域を特定することができる。このように領域を特定することができる方法であれば適用することができる。本実施形態では、前記座標及びベクトルによる領域の特定方法を適用したのは、車の初期設計段階では諸元値を付与されるので、この諸元値を基準にゾーンを特定することが望ましいからである。
例えば、図7(c)の車体の側面図に示すような諸元値が付与されている場合に、ゾーン1ないし4を次の座標で特定することができる。図7(a)(b)はXYZ仮想空間上の軸及び原点の説明のために示した平面図及び正面図である。このとき座標Sは(0,45,0)、座標Tは(-50,80,80)、座標Uは(0,110,120)、座標Vは(-50,140,100)、座標Wは(0,180,120)、座標Xは(-50,200,80)、座標Yは(0,230,75)とする。また、ゾーン作成座標情報は、ゾーン1が(0±,110±,120+)(0±,180±,120+)、ゾーン2が(0±,45−,0±)、ゾーン3が(-50−,80+,80±)(-50−,140±,100−)(-50−,200−,80±)、ゾーン4が(0±,230+,75±)である。なお、図7(a)(b)では説明の便宜上ゾーンを画定する線を重複して作図していない。
個人ゾーンはゾーンにより特定された領域内の特定された領域である。したがって、個人ゾーンは対応するゾーン作成座標と個人ゾーン作成座標により特定される。個人ゾーン作成座標もゾーン作成座標と同じ形式で表現される。ゾーン作成座標に特定される領域と個人作成座標により特定される領域の重複領域をinside領域とし、ゾーン内のかかる重複領域外の領域をoutside領域とする。このinside、outsideは個人ゾーン作成座標の要素であり、指定することができる。なお、個人ゾーンは対応するゾーン作成座標なしに、個人ゾーン作成座標のみにより特定される構成であってもよい。
管理サーバ40は、ユーザ情報テーブル及びゾーンテーブルからCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割する分割手順と(分割というよりゾーン該当領域を抽出又は抜粋と表現することもできる)、ユーザ情報テーブルからCADデータを要求するユーザに対応する個人ゾーンに基づき個人ゾーン該当領域を特定する個人ゾーン該当領域特定手順と、ユーザ情報テーブルからCADデータを要求するユーザに対応する秘匿ランクに基づきCADデータのモデルの個人ゾーン該当領域内又は外を所定間隔の平行平面で断面作成する断面手順と、この断面作成した複数断面からサーフェスモデルを作成し個人ゾーン該当領域外又は内のモデルと合わせてCADデータを生成するCADデータ生成手順と、この生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する出力手順を実行する。ここで個人ゾーン該当領域特定手順は要求したユーザに対応する個人ゾーンがない場合には実施されない。断面手順は要求したユーザに対応する個人ゾーンがない場合には分割したゾーン全体を対象に実施される。CADデータ生成手順は要求したユーザに対応する個人ゾーンがない場合には断面作成した複数断面からサーフェスモデルを作成しCADデータを生成する。
[ゾーン該当領域の分割] ゾーンにより既に仮想空間内でのある領域が特定されており、この特定領域のモデルを分割する。領域が特定されている場合にモデルを分割する方法は様々な周知技術を当業者であれば用いることができる。例えば、この周知技術としてはブーリアン演算がある。図8は実施形態に係るブーリアン演算の説明図である。図8(a)のプリミティブA、プリミティブBからなるモデルがある場合に、プリミティブAとプリミティブBに対してブーリアン演算和、差、積を行った結果が図8(b)の塗りつぶし部分である。また、図8(c)は演算結果のモデルの陰線処理を施したモデルと陰線処理を施さなかったモデルである。和演算は2つのモデルを合わせたモデルを求め、差演算は一方のモデルから他方のモデルに含まれる部分を除去したモデルを求め、積演算は2つのモデルの重複部分のモデルを求める。本実施形態では管理サーバ40がゾーンにより特定される領域と分割対象となるモデルとの重複部分を積演算により切り出す。
[断面作成] 断面の作成はある平面とモデルが交差するカーブを作成することにより行われる。言い換えれば、ある平面とモデルとの交線で特定される面が断面となる。この断面の作成も様々な周知技術を当業者であれば用いることができる。例えば、この周知技術として断面作成(交差と呼称される場合もある)がある。この断面作成を所定間隔で分割したモデルに対して行う。断面に用いる平面は断面作成するそれぞれの平面と平行であればどのような平面を使用することができる。通常は、xy平面、yz平面又はzx平面と平行な平面を用いる。
[断面からのサーフェスモデル作成] 断面からモデルを作成する方法も様々な周知技術を当業者であれば用いることができる。例えば、この周知技術としてはロフト(スキニングと呼称される場合もある)がある。このロフトは曲面の断面形状を示す複数の曲線要素から補間する曲面を作成する方法である。図9は実施形態に係るロフトの説明図である。
[個人ゾーンの分割、断面作成及びサーフェスモデル作成] 個人ゾーンはゾーンと同様に仮想空間内の特定領域であり、さらに、ゾーン内の領域である。したがって、特定領域について分割され、断面作成され、サーフェスモデルが作成されることに関して、ゾーンと異ならない。
[ゾーンと個人ゾーンの対比] 図10は実施形態に係る分割、断面作成、サーフェスモデル作成をゾーンに対して行った場合の説明図である。モデルのゾーン内の部分を分割する。分割したモデルに対して所定間隔の平面で断面を複数作成する。作成した断面からサーフェスモデルを作成する。図11は実施形態に係る個人ゾーン作成座標による個人ゾーンの特定の説明図である。図12は実施形態に係る分割、断面作成、サーフェスモデル作成を個人ゾーン(inside)に対して行った場合の説明図である。ドア部分のゾーンに対して個人ゾーンを設定している図3のユーザ「ほ」の場合が該当する。ゾーンに対して分割がなされ、個人ゾーンのみに対して断面作成、サーフェス作成がなされ、ゾーンの個人ゾーン以外のモデルとサーフェス作成されたモデルが生成されるモデルとなる。図13は実施形態に係る分割、断面作成、サーフェスモデル作成を個人ゾーン(outside)に対して行った場合の説明図である。ドア部分のゾーンに対して個人ゾーンを設定している図3のユーザ「へ」の場合が該当する。ゾーンに対して分割がなされ、ゾーン内の個人ゾーン以外の領域のみに対して断面作成、サーフェス作成がなされ、個人ゾーンのモデルとサーフェス作成されたモデルが生成されるモデルとなる。
[動作] 次に、本実施形態に係るCADデータの管理システムの動作説明を図14に基づき行う。図14は実施形態に係るCADデータの管理システムの動作フローチャートである。予め、管理者はコンピュータ30を用いてCADデータをチェックインし、ユーザ情報テーブル及びゾーンテーブルを作成する必要がある。このCADデータは一つではなく複数のCADデータを登録することができ、それぞれのCADデータに対してユーザ情報テーブル及びゾーンテーブルを要する。
まず、ユーザはパーソナルコンピュータ11、12、21、22を用いて管理サーバ40にアクセスする。管理サーバ40はログイン画面の情報をアクセスしてきたパーソナルコンピュータに送信し、ログインを要請する。ユーザはディスプレイに表示されているログイン画面に対してキーボードを用いてID及びパスワードを入力する。管理サーバ40はID、パスワードを認証し、認証に成功した場合には認証に成功したユーザが参加しているプロジェクト名を選択可能に表示する画面の情報をユーザに係るパーソナルコンピュータに送信する。ユーザが選択可能に表示されているプロジェクト名の中から自己が取得したいプロジェクト名を選択する。管理サーバ40はかかる選択したプロジェクトIDを受信し、プロジェクトID及びユーザIDに対応するCADデータ、ユーザ情報テーブルのゾーン部位名、ゾーン番号、秘匿ランク、秘匿時限、個人ゾーン作成座標(ある場合のみ)、並びに、ゾーンテーブルの読み出したゾーン番号に対応するゾーン作成座標をデータベース50から読み出す(ステップ101)。
管理サーバ40は読み出した情報から分割の必要があるか否かを判断する(ステップ111)。ゾーン番号、秘匿ランクにより判断することができる。分割の必要がないと判断した場合には、ステップ161に移行し、原CADデータの複製を要求したユーザに送信する。分割の必要があると判断した場合には、該当ゾーンの分割を行う(ステップ112)。
管理サーバ40はステップ112の後に、個人ゾーン作成座標があるか否かを判断する(ステップ121)。個人ゾーンがないと判断した場合には、精度を落とす必要があるか否かを判断する(ステップ131)。この判断は秘匿ランクに基づく。精度を落とす必要がないと判断した場合にはステップ151に移行し、CADデータを生成し、生成したCADデータを要求したユーザに送信する(ステップ161)。前記ステップ131で精度を落とす必要があると判断した場合には断面の作成を行い(ステップ141)、作成した断面からモデルを作成し(ステップ142)、作成したモデルのCADデータを生成し(ステップ151)、生成したCADデータを要求したユーザに送信する(ステップ161)。
前記121で個人ゾーンがあると判断した場合には、個人ゾーンを特定し(ステップ171)、insideか否かを判断する(ステップ172)。insideであると判断した場合には個人ゾーン内に対して断面を作成し(ステップ181)、作成した断面からモデルを作成し(ステップ182)、ステップ151に移行する。insideでないと判断した場合には個人ゾーン外に対して断面を作成し(ステップ191)、作成した断面からモデルを作成し(ステップ192)、ステップ151に移行する。
図15は本実施形態に係るCADデータの管理システムのユーザ毎の処理のフローチャートである。ゾーン番号がall以外の場合には、管理サーバ40が読み出したCADデータに対してゾーン作成座標に基づきゾーンを分割する(ゾーン番号がallの場合分割せず、そのままのCADデータを送信対象する)。また、秘匿ランクがcの場合で且つ個人ゾーン作成座標を有しない場合には、管理サーバ40が分割したゾーンに対して所定間隔の平面により断面を作成し、作成した断面に基づきサーフェスモデルを作成する。秘匿ランクがcの場合で且つ個人ゾーン作成座標(inside)を有する場合には、管理サーバ40が分割したゾーンと個人ゾーン作成座標から個人ゾーンを特定し、特定した個人ゾーンを分割し、分割した個人ゾーンを所定間隔で断面を作成し、作成した断面からサーフェスモデルを作成する。他方、秘匿ランクがcの場合で且つ個人ゾーン作成座標(outside)を有する場合には、管理サーバ40が分割したゾーンと個人ゾーン作成座標からゾーン内の個人ゾーン以外の領域を特定し、特定した領域を分割し、分割した領域を所定間隔で断面を作成し、作成した断面からサーフェスモデルを作成する。このように個人ゾーン作成座標でinside及びoutsideを指定することで、生成するCADデータの中で部分的に精度を落としたい領域を特定し難い場合であっても、どちらか一方の指定により容易に特定することができる。
したがって、図15に示すように、ユーザ「い」の場合はゾーン番号がallであり、そのままのCADデータをユーザ「い」に係るコンピュータに送信する。ユーザ「ろ」、「は」の場合はゾーン番号がそれぞれ1、2であり、該当するゾーン部位が分割され、分割されたモデルをCADデータとしてユーザ「ろ」、「は」に係るコンピュータそれぞれに送信する。ユーザ「に」の場合はゾーン番号が2であり、秘匿ランクがCで且つ個人ゾーン作成座標を有しないので、該当するゾーン部位が分割され、分割されたゾーンに対して所定間隔で断面が作成され、作成された断面からサーフェスモデルを作成し、作成したモデルをCADデータとしてユーザ「に」に係るコンピュータに送信する。ユーザ「ほ」の場合はゾーン番号が3であり、秘匿ランクがCで且つ個人ゾーン作成座標(inside)を有するので、該当するゾーン部位が分割され、個人ゾーンを特定し(特定するだけでなくさらに分割してもよい)、特定した個人ゾーンに対して所定間隔で断面を作成し、作成した断面からサーフェスモデルを作成し、作成したサーフェスモデルとゾーン内の個人ゾーン以外のモデルをCADデータとしてユーザ「ほ」に係るコンピュータに送信する。ユーザ「へ」の場合はゾーン番号が3であり、秘匿ランクがCで且つ個人ゾーン作成座標(outside)を有するので、該当するゾーン部位が分割され、ゾーン内の個人ゾーン以外の領域を特定し(特定するだけでなくさらに分割してもよい)、特定した領域に対して所定間隔で断面を作成し、作成した断面からサーフェスモデルを作成し、作成したサーフェスモデルと個人ゾーンのモデルをCADデータとしてユーザ「へ」に係るコンピュータに送信する。
図14が条件分岐で順次処理する動作のフローであるのに対し、図15はユーザアクセス時点でユーザ毎の処理を判別している。言い換えるならば、前者がif文で実装しているのに対し、後者がswitch文で実装していると言うこともできる。
[生成されるCADデータ] 生成するCADデータはモデルのみのデータであってもよいが、ゾーン名称、そのCADデータを一意に他のCADデータから識別できるCAD管理識別番号、ユーザ名、プロジェクト名、断面手順を実行している場合には荒さを示すレベル(秘匿ランクであってもよい)、プロジェクト管理者名及び連絡先、システム管理者名及び連絡先を右下枠の表題部分に表示されるようにCADデータを生成することもできる。ユーザは何かCADデータに不具合がある場合には、CADデータの不備であればシステム管理者にCAD管理識別番号を伝え不具合を説明することで円滑な意思疎通を図ることができる。また、システム管理者側ではCAD管理識別番号を管理サーバ40に対して入力することで、同じルーチンで同一のCADデータを取得する構成にすることもできる(このような構成にするためにはCADデータを生成する度にCAD管理識別番号を生成し、ユーザ識別番号と共にログとして記録する必要がある)。一方、ユーザ情報テーブル及びゾーンテーブルの設定ミスであればテーブルを修正する。
[適用可能なモデル] 本実施形態に係るCADデータの管理システムは、サーフェスモデル、ソリッドモデルのどちらにも適用することができる。
[ゾーン指定は管理者が手動で行う場合] ゾーン指定は管理者がコンピュータ30を用いて諸元値を入力することでゾーン作成座標及び個人ゾーン作成座標の値を入力していたが、ディスプレイに表示されている諸元値のポイントをポインタで選択するだけで自動的に入力する構成にすることもできる。
[ゾーン指定の確認] ゾーン作成座標及び個人ゾーン作成座標に入力されている値が矛盾する場合には警告を管理者に出力することもできる。また、これらゾーン作成座標及び個人ゾーン作成座標に特定される領域をCADデータのモデルと共に識別可能に表示することもでき、ゾーン及び個人ゾーンに特定される領域を確認をすることができる。
[ユーザ情報テーブル及びゾーンテーブルの共通化] ユーザ情報テーブル及びゾーンテーブルは、CADデータ毎に用意することとしたが、部位と選択される諸元値とは他のCADデータでも同様の対応関係になることがあり、部位と諸元値を予め対応付けておき、自動的に部位ごとに諸元値の座標が入力される構成にすることもできる。
[秘匿時限] 前記ユーザ情報テーブルには秘匿時限も包含されており、秘匿時限を経過した後にはユーザの秘匿ランクを上げることができる(下げてもよい)。秘匿時限はユーザ毎に設定することもできるし、全ユーザ、グループ毎に設定することもできる。管理サーバ40は秘匿時限が設定されている場合には、秘匿時限が経過している否かを判断し、経過していなければ通常通り処理し、経過していれば上がった秘匿ランクで処理する。さらに、秘匿時限を経過した場合には、等しく原CADデータを提供する構成にすることもできる。
[一ユーザに対する複数部位の登録] 前記本実施形態では一ユーザに一ゾーンが対応した形式でユーザ情報テーブルを構成していたが、一ユーザに対して複数のゾーンを登録することもできる。
[個人ゾーンの複数登録] 前記本実施形態では一ユーザに一個人ゾーンが対応した形式でユーザ情報テーブルを構成していたが、一ユーザに対して複数の個人ゾーンを登録することもできる。そうすることで、ゾーン内の離れた複数個人ゾーンに対しても断面作成、断面からのモデル作成を行うことができる。
[秘匿ランクとCADデータの荒さ] 前記本実施形態では秘匿ランクがA、B、Cとあり、Cのみ断面手順及びCADデータ生成手順を実行しているが、さらに、複数の秘匿ランクがあり、例えば、D、Eとあり、Cに対しては5[cm]幅で断面手順を実行し、Dに対しては10[cm]幅で断面手順を実行し、Eに対しては15[cm]幅で断面手順を実行するように、秘匿ランクに応じて所定間隔を対応させ、精度の高低を設けることもできる。
[生成データの記録] 生成したCADデータは同一ユーザ毎に記憶スペースに記録し、同一の要求があった場合にCADデータの生成のための手順を経ることなく出力する構成にすることもできる。また、生成したCADデータは、ゾーン、秘匿ランク、個人ゾーン毎に記録することもでき、管理サーバ40はまず読み出したゾーン、秘匿ランク、個人ゾーンと同一のゾーン、秘匿ランク、個人ゾーンに対応するCADデータが記録されていないか否かを判断し、記録されていない場合には通常通りCADデータの生成のための手順を実行し、対応するCADデータが記録されている場合にはCADデータの生成のための手順を経ることなく記録しているCADデータを出力する構成にすることもできる。そうすることで、迅速にCADデータを出力できるだけでなく、生成したCADデータを記録する記憶領域を節約することもできる。
[ユーザ情報テーブルを参照した生成データの記録の決定] 生成したCADデータを記憶領域に記録するか否かを判断する場合に、ユーザ情報テーブルに同じゾーン、秘匿ランク、個人ゾーンのタプルがいくつあるかを算出し、算出した数が閾値を超えている場合にのみ記憶領域に生成したCADデータを記録する構成にすることもできる。同一のゾーン、秘匿ランク、個人ゾーンが複数あるということは、以降同一のCADデータの要求が多数あることが推測され、かかる多数の要求のあるCADデータのみを生成後記録することで記憶領域を節約することができると共に、該当CADデータの検索処理の向上を図ることができ、また、多くのユーザに対して迅速なCADデータの出力を行うことができる。
以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
本発明の実施形態に係るCADデータの管理システムの概要説明図である。 本発明の実施形態に係るCADデータの管理システムのシステム構成図の一例である。 本発明の実施形態で使用するユーザ情報テーブルの構造の値の一例である。 本発明の実施形態で使用するゾーンテーブルの構造の値の一例である。 本発明の実施形態に係るゾーンの説明図である。 本発明の実施形態に係る座標及びベクトルによる領域指定の説明図である。 本発明の実施形態に係るゾーン作成座標によるゾーン特定の説明図である。 本発明の実施形態に係るブーリアン演算の説明図である。 本発明の実施形態に係るロフトの説明図である。 本発明の実施形態に係る分割、断面作成、サーフェスモデル作成をゾーンに対して行った場合の説明図である。 本発明の実施形態に係る個人ゾーン作成座標による個人ゾーンの特定の説明図である。 本発明の実施形態に係る分割、断面作成、サーフェスモデル作成を個人ゾーン(inside)に対して行った場合の説明図である。 本発明の実施形態に係る分割、断面作成、サーフェスモデル作成を個人ゾーン(outside)に対して行った場合の説明図である。 本発明の実施形態に係るCADデータの管理システムの動作フローチャートである。 本発明の実施形態に係るCADデータの管理システムのユーザ毎の処理のフローチャートである。 背景技術のシステム構成図の一例である。
符号の説明
11 パーソナルコンピュータ
12 パーソナルコンピュータ
21 パーソナルコンピュータ
22 パーソナルコンピュータ
30 コンピュータ
40 大型コンピュータ
50 大型コンピュータ
60 ルータ
70 ルータ
80 インターネット
111 パーソナルコンピュータ
112 パーソナルコンピュータ
121 パーソナルコンピュータ
130 管理コンピュータ
160 ルータ
170 ルータ

Claims (5)

  1. ユーザ及びゾーンからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割して当該ゾーン該当領域のみのCADデータを生成する手段と、当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する手段とを含むCADデータの管理システム。
  2. ユーザ、ゾーン及び秘匿ランクからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータのモデルをゾーン該当領域に分割する手段と、ユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応する秘匿ランクに基づきCADデータのモデルを所定間隔の平行平面で断面作成する手段と、当該断面作成した複数断面からモデルを作成しCADデータを生成する手段と、当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する手段とを含むCADデータの管理システム。
  3. ユーザ、ゾーン、秘匿ランク及び個人ゾーンからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割する手段と、ユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応する個人ゾーンに基づき個人ゾーン該当領域を特定する手段と、CADデータのモデルの個人ゾーン該当領域内又は外を所定間隔の平行平面で断面作成する手段と、当該断面作成した複数断面からモデルを作成し個人ゾーン該当領域外又は内のモデルと合わせてCADデータを生成する手段と、当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する手段とを含むCADデータの管理システム。
  4. コンピュータがユーザ及びゾーンからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割して当該ゾーン該当領域のみのCADデータを生成する工程と、コンピュータが当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する工程とを含むCADデータの管理方法。
  5. コンピュータに、ユーザ及びゾーンからなる予め設定されたユーザ情報からCADデータを要求するユーザに対応するゾーンに基づきCADデータをゾーン該当領域に分割して当該ゾーン該当領域のみのCADデータを生成する手順と、当該生成したCADデータを要求してきたユーザに係るコンピュータに出力する手順を実行させるためのCADデータの管理プログラム。

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