JP2007011320A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、式(1−2)中、Ar21、Ar22及びAr24は置換基を有してもよいアリール基を示し、Ar21、Ar22及びAr24は同一でも異なってもよい。Ar21、Ar22及びAr24の置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルキル基、アリール基又はハロゲン原子の何れかから選ばれる。Ar23は置換基を有してもよいフェニレン基を示し、置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、アリール基又はハロゲン原子の何れかから選ばれる。Zは2価の有機残基を示し、nは0又は1を示す。但し、Ar24のみに直接又は有機残基を介して下記一般式(2)〜(6)に示される連鎖重合性官能基を少なくとも2つ有する。
また、本発明の電子写真感光体の最表面層は電子線によって硬化されることが好ましい。
本発明は、ここに記載した電子写真感光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段、静電潜像の形成された電子写真感光体をトナーで現像する現像手段及び転写工程後の電子写真感光体上に残余するトナーを回収するクリーニング手段からなる群より選ばれる少なくとも1つの手段とを共に一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジを提供する。
さらに、本発明は、ここに記載の電子写真感光体、電子写真感光体を帯電させる帯電手段、帯電した電子写真感光体に対し露光を行い静電潜像を形成する露光手段、静電潜像の形成された電子写真感光体にトナーで現像する現像手段及び電子写真感光体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段を備えることを特徴とする電子写真装置を提供する。
以下のルートに従い例示化合物No.18を合成した。
以下のルートに従い例示化合物No.1を合成した。
以下のルートに従い例示化合物No.41を合成した。
以下のルートに従い例示化合物No.72を合成した。
ポリアミド樹脂(6−60−64−124元ナイロン共重合体)1部、8−ナイロン樹脂(メトキシメチル化ナイロン、メトキシ化率約30%)3部をメタノール50部/ブタノール40部に溶解し、中間層用塗料を調製した。この塗料をホーニング処理したφ30mmのアルミニウムシリンダー上に浸漬コーティング法によって塗布し、100℃で20分間乾燥して、膜厚が0.5μmの中間層を形成した。
実施例1−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.17の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、それぞれ化合物例No.1、No.3、No.4、No.5、No.7、No.8、No.9、No.12、No.18、No.19、No.26、No.27、No.29、No.30、No.31、No.33及びNo.34に代えた以外は、実施例1−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表3に示す。
実施例1−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.17の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物36部を、化合物例No.17(18部)及びNo.36(18部)に代えた以外は、実施例1−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表3に示す。
実施例1−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.17の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物36部を、化合物例No.17(27部)及び下記に示される化合物A−1(商品名:ビスコート#540、大阪有機化学工業(株)製)9部に代えた以外は、実施例1−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表3に示す。
実施例1−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.17の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、下記に示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−1)に代えた以外は、実施例1−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表4に示す。
比較例1−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−1)を、下記に示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−2)〜(H−9)に代えた以外は、比較例1−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表4に示す。
比較例1−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−1)36部を、下記に示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送化合物(H−10)18部及び前述した化合物(A−1)18部に代えた以外は、比較例1−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表4に示す。
比較例1−10の化合物(H−10)18部及び化合物(A−1)18部の比率を化合物(H−10)27部及び化合物(A−1)9部に代えた以外は、比較例1−10と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表4に示す。
ポリアミド樹脂(6−60−64−124元ナイロン共重合体)1部、8−ナイロン樹脂(メトキシメチル化ナイロン、メトキシ化率約30%)3部をメタノール50部/ブタノール40部に溶解し、中間層用塗料を調製した。この塗料をホーニング処理したφ30mmのアルミニウムシリンダー上に浸漬コーティング法によって塗布し、100℃で20分間乾燥して、膜厚が0.6μmの中間層を形成した。
実施例2−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.41の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物をそれぞれ化合物例No.42、No.43、No.44、No.45、No.46、No.47、No.48、No.49、No.50、No.57、No.58、No.59、No.60、No.61、No.64、No.65、No.66、No.72、No.73、No.74、No.75、No.77、No.78、No.80、No.81、No.82、No.83、No.84、No.85、No.87及びNo.89に代えた以外は、実施例2−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表5に示す。
実施例2−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.41の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物36部を、化合物例No.41(18部)及びNo.72(18部)に代えた以外は、実施例2−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表5に示す。
実施例2−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.41の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物36部を、化合物例No.41(27部)及び下記に示される化合物A−1(商品名:ビスコート#540、大阪有機化学工業(株)製)9部に代えた以外は、実施例2−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表5に示す。
実施例2−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.41の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、下記に示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−13)に代えた以外は、実施例2−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表6に示す。
比較例2−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−13)を、下記に示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−14)〜(H−21)に代えた以外は、比較例2−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表6に示す。
比較例2−1の電荷輸送層用塗料作製で使用した連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−13)36部を、下記に示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送化合物(H−22)18部及び先の化合物(A−1)18部に代えた以外は、比較例2−1と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表6に示す。
比較例2−10の化合物(H−22)18部及び化合物(A−1)18部の比率を化合物(H−22)27部及び化合物(A−1)9部に代えた以外は、比較例2−10と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表6に示す。
実施例1−1と同様に中間層及び電荷発生層を作製した。次に、電荷輸送材料として下記に示される化合物(D−1)4.0部及び化合物(D−2)0.5部及びビスフェノールZ型ポリカーボネート(粘度平均分子量45,000)5.5部をモノクロロベンゼン38部に溶解し、電荷輸送層用塗料を調製した。この塗料を前記電荷発生層上に浸漬塗布方法で塗布して100℃で60分間乾燥し、膜厚12μmの電荷輸送層を形成した。
実施例1−21の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.3の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、それぞれ化合物例No.8、No.9、No.10、No.11、No.12、No.17、No.26、No.29、No.31及びNo.34に代えた以外は、実施例1−21と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表7に示す。
実施例1−21の保護層用塗料作製で使用した化合物例No.3の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物36部を、化合物例No.3(24部)及び下記に示される化合物A−2(商品名:カヤラッドTMPTA、日本化薬(株)製)12部に代えた以外は、実施例1−21と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表7に示す。
実施例1−21の保護層用塗料作製で使用した化合物例No.3の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、先の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送化合物(H−4)に代えた以外は、実施例1−21と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表8に示す。
比較例1−12の保護層用塗料作製で使用した連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−4)を、先の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送化合物(H−1)、(H−2)、(H−5)、(H−7)及び下記に示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−11)及び(H−12)に代えた以外は、比較例1−12と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表8に示す。
比較例1−12の保護層用塗料作製で使用した連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−4)36部を、先の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送化合物(H−10)18部及び先の化合物(A−2)18部に代えた以外は、比較例1−12と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表8に示す。
実施例2−1と同様に中間層及び電荷発生層を作製した。次に、電荷輸送材料として下記に示される化合物(D−1)4.5部及び化合物(D−2)0.5部及びビスフェノールZ型ポリカーボネート(粘度平均分子量45,000)5.5部をモノクロロベンゼン38部に溶解し、電荷輸送層用塗料を調製した。この塗料を前記の電荷発生層の上に浸漬塗布方法で塗布して100℃で60分間乾燥し、膜厚が10μmの電荷輸送層を形成した。
実施例2−35の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.41の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、それぞれ化合物例No.43、No.45、No.50、No.51、No.53、No.63、No.68、No.70、No.72、No.74、No.83、No.84、No.88、No.91、No.92、No.93、No.94、No.95及びNo.96に代えた以外は、実施例2−35と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表9に示す。
実施例2−35の保護層用塗料作製で使用した化合物例No.41の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物36部を、化合物例No.43(24部)及び下記に示される化合物A−2(商品名:カヤラッドTMPTA、日本化薬(株)製)12部に代えた以外は、実施例2−35と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表9に示す。
実施例2−35の保護層用塗料作製で使用した化合物例No.41の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物36部を、化合物例No.41(24部)及び先の連鎖重合性官能基を有する化合物H−22(12部)に代えた以外は、実施例2−35と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表9に示す。
実施例2−35の保護層用塗料作製で使用した化合物例No.41の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、先の(H−15)に代えた以外は、実施例2−35と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表10に示す。
比較例2−12の保護層用塗料作製で使用した連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−15)を、先の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送化合物(H−13)、(H−14)、(H−17)、(H−20)、及び下記に示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−23)及び(H−24)に代えた以外は、比較例2−12と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表10に示す。
比較例2−13の保護層用塗料作製で使用した連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−13)36部を、先の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送化合物(H−22)24部及び先の化合物(A−2)12部に代えた以外は、比較例2−12と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表10に示す。
実施例2−56の保護層用塗料作製で使用した化合物例No.41の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物24部を先の化合物H−13(24部)に代えた以外は、実施例2−56と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表10に示す。
まず10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した導電性酸化チタン粉体50部、フェノール樹脂25部、メチルセロソルブ20部、メタノール5部及びシリコーン化合物(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレン共重合体、平均分子量3000)0.002部、φ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して調製した。この塗料をφ30mmのアルミニウムシリンダー上に浸漬塗布方法で塗布し、150℃で30分間乾燥して、膜厚が15μmの導電層を形成した。
実施例1−33の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.17の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、それぞれ化合物例No.3、No.26、No.27及びNo.31に代えた以外は、実施例1−33と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表11に示す。
実施例1−33の保護層用塗料作製で使用した化合物例No.17の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、先の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−1)、(H−2)、(H−5)及び(H−12)に代えた以外は、実施例1−33と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表12に示す。
まず10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した導電性酸化チタン粉体50部、フェノール樹脂25部、メチルセロソルブ20部、メタノール5部及びシリコーン化合物(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレン共重合体、平均分子量3000)0.002部、φ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して調製した。この塗料をφ30mmのアルミニウムシリンダー上に浸漬塗布方法で塗布し、150℃で30分間乾燥して、膜厚が15μmの導電層を形成した。
実施例2−57の電荷輸送層用塗料作製で使用した化合物例No.43の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、それぞれ化合物例No.44、No.45、No.91及びNo.93に代えた以外は、実施例2−57と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表13に示す。
実施例2−57の保護層用塗料作製で使用した化合物例No.43の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を、先の連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物(H−13)、(H−14)、(H−23)及び(H−24)に代えた以外は、実施例2−57と同様にして電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。その結果を表14に示す。
2 帯電手段
3 露光手段
4 現像手段
5 転写手段
6 クリーニングブレード
7 前露光手段
8 定着手段
10 電子線発生部
12 ターミナル
12a フィラメント
12b ハウス
12c グリッド
14 加速管
20 照射部
22 照射空間
30 照射窓部
32 窓箔
34 窓枠構造体
100 支持部材
110 案内部材
L 露光光
P 転写材
Claims (19)
- 導電性支持体と該導電性支持体に設けられた感光層とを有する電子写真感光体において、該電子写真感光体の最表面層が、下記一般式(1−1)又は(1−2)で示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物を重合あるいは架橋し、硬化したものを含むことを特徴とする電子写真感光体:
また、式(1−2)中、Ar21、Ar22及びAr24は置換基を有してもよいアリール基を示し、Ar21、Ar22及びAr24は同一でも異なってもよい。Ar21、Ar22及びAr24の置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルキル基、アリール基又はハロゲン原子の何れかから選ばれる。Ar23は置換基を有してもよいフェニレン基を示し、置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、アリール基又はハロゲン原子の何れかから選ばれる。Zは2価の有機残基を示し、nは0又は1を示す。但し、Ar24のみに直接又は有機残基を介して下記一般式(2)〜(6)に示される連鎖重合性官能基を少なくとも2つ有する)。
- 前記一般式(1−1)で示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物が、下記一般式(7)である請求項1に記載の電子写真感光体:
- 前記一般式(8)において、a=1の場合はX11が酸素原子、−O−Z11−(Z11は2価のアルキレン基)又は2価のアルキレン基である請求項2に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1−1)で示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物が、下記一般式(9)である請求項1に記載の電子写真感光体:
- 前記一般式(9)におけるR16及びR17が前記一般式(8)である請求項4に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(8)において、a=1で且つX11がアルキレン基である請求項5に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1−1)、(7)又は(9)で示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物のAr11及びAr12が、置換基を有してもよいフェニル基、置換基を有してもよいビフェニル基又は置換基を有してもよいフルオレニル基の何れかを示し、Ar11とAr12は同一でも異なってもよく、Ar11及びAr12の置換基としてはアルキル基又はアルコキシ基の何れかである請求項1〜6のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記連鎖重合性官能基が前記一般式(2)又は(3)の何れかである請求項1〜7のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1−2)で示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送化合物が下記一般式(10)である請求項1に記載の電子写真感光体:
- 前記一般式(12)において、a=1の場合はX21が酸素原子、2価のアルキレン基又は−O−Z21−(Z21は2価のアルキレン基)である請求項9に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1−2)で示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送化合物が下記一般式(13)である請求項1に記載の電子写真感光体:
- 前記一般式(13)において、b=1の場合、X22が置換基を有してもよい2価のアルキレン基、酸素原子又は−O−Z22−(Z22は2価のアルキレン基)である請求項11に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(13)で示されるR26及びR27が前記一般式(12)である請求項11に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(12)において、a=1、且つX21がアルキレン基である請求項13に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1−2)、(10)又は(13)で示される連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物のAr21及びAr22は、同一でも異なってもよく、置換基を有してもよいフェニル基、置換基を有してもよいビフェニル基又は置換基を有してもよいフルオレニル基の何れかを示し、Ar21及びAr22の置換基としてはアルキル基又はアルコキシ基の何れかである請求項1、9〜14のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記連鎖重合性官能基が前記一般式(2)又は(3)の何れかである請求項1、9〜15のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記電子写真感光体の最表面層が電子線によって硬化される請求項1〜16のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜17のいずれかに記載の電子写真感光体と、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、静電潜像の形成された電子写真感光体をトナーで現像する現像手段及び転写工程後の電子写真感光体上に残余するトナーを回収するクリーニング手段からなる群より選ばれる少なくとも1つの手段とを共に一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項1〜17のいずれかに記載の電子写真感光体、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、帯電した電子写真感光体に対し露光を行い静電潜像を形成する露光手段、静電潜像の形成された電子写真感光体にトナーで現像する現像手段及び電子写真感光体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段を備えることを特徴とする電子写真装置。
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