JP2007011159A - 光ファイバケーブル、及び集合架空ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル敷設時の景観を損なわずにケーブルの識別ができ、しかも、外部との接触による汚損が生じず、劣化することもなく剥がれが少ないケーブル識別用の色帯を備えた自己支持型の光ファイバケーブルを提供する。
【解決手段】ケーブル本体部10と支持線部11を首部12で接続する自己支持型の光ファイバケーブル1において、少なくともケーブル本体部の外被15と支持線部の外被19は同色の樹脂とする。ケーブル本体部10の側面にはノッチ16が設けられ、ノッチ先端部16aを含む部分に上記同色の樹脂の色と異なる色をもつ色帯17を有する。このような色帯17を有するノッチ16をもった光ファイバケーブルであれば、自己支持型の光ファイバケーブルに限らず適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、支持線部とケーブル本体部を首部で接続した自己支持型の光ファイバケーブルをはじめとする光ファイバケーブル、及びそのケーブルを複数集合してなる集合架空ケーブルに関する。
インターネット等の急速な普及により情報通信の高速化、情報量の増大に加え、最近では双方向通信と大容量通信の光ネットワークの構築が進展し、通信事業者と各家庭を直接光ファイバで結び高速通信サービスを提供するFTTH(Fiber To The Home)サービスが開始されている。このため、FTTHを手がける通信会社が増え、各戸に各通信会社専用のドロップケーブルを用いて、光ファイバを引き込む例が多くなっている。
各戸への光ファイバの敷設は、図4に示すように市街の電柱等に敷設された幹線光ケーブルを、通常、クロージャと称されている接続函で分岐し、分岐された光ファイバをドロップケーブルと称されている光ファイバケーブルに接続して、各戸に引き落としている。最近は、通信用以外に映画配信用としても光ファイバを用いる例もあり、図4に示すように1戸に複数本のドロップケーブルが並行して敷設される例が生じている。
この光ファイバの引き落としに用いられるドロップケーブルは、一般に、ケーブル内の光ファイバを単心の状態にして接続することが殆どであるため、ドロップケーブルとしては、単心の光ファイバを1心〜複数心収容したものが多い。また、図5(A)に示すように、ドロップケーブル用の光ファイバケーブル5は、例えば、通常ケーブル本体部50と支持線部51を首部52で接続して一体化した構造のものが用いられる(例えば、特許文献1参照)。
光ファイバケーブル5のケーブル本体部50は、光ファイバ心線53の両側にテンションメンバ54を配し、これらを本体部外被55で一体に収納被覆して形成される。支持線部51は、例えば、1.2mmφ程度の鋼線からなる支持線58の外周を支持線外被59で被覆して形成される。本体部外被55と支持線外被59には、黒色のポリエチレン等の同じ樹脂材が用いられ、両者は細幅の首部52を介して接続される形態で、押出し成型により一括して形成される。
ケーブル本体部50と支持線部51は、首部52の部分を手で切裂いて分離することが可能に形成されている。例えば、光ファイバケーブル5の両端部分でケーブル本体部50と支持線部51を分離し、支持線部51の端部を建造物等に把持具で固定し、ケーブル本体部50の端部をクロージャ或いは屋内に導入する。また、ケーブル本体部50の側面には、V字状のノッチ56が設けられ、このノッチ部分で本体部外被55を引裂いて内部の光ファイバ心線53を取り出し、分岐接続や端末形成が容易に行なえるようにされている。
また、光ファイバケーブル5には、ケーブル本体部50の側面等にマーキングを施して識別性を持たせている。このマーキングは、光ファイバケーブルが輻輳する配線領域、例えば電柱のクロージャ付近などで用いられ、光ファイバケーブル同士の識別のためのものである。このようなマーキング方法としては、黒色のポリエチレンなどの樹脂からなる本体部外被55の表面に、白色の塗料で、社名、製造年月日、長さなどを示す記号乃至は数字を記載している。
また、マーキングの他の方法として、図5(B)に示すように、光ファイバケーブル6の支持線部61の支持線外被69、又は首部(接続部)62の根元に、着色された糸状体67を埋め込み、識別性をもたせることも知られている(例えば、特許文献2参照)。なお、この例では、光ファイバケーブル6のケーブル本体部60は、光ファイバ心線63を本体部外被65で一体に収納被覆して形成される。
特開2001−311859号公報 特開平9−159888号公報
光ファイバケーブルをマーキングにより識別する場合、光ファイバケーブルの敷設時や敷設後の曲げ、或いは、ケーブル同士が擦れることによって、マーキング塗料が剥がれたり、汚れたりして識別が困難になることがあった。特に、複数本の光ファイバケーブルが輻輳するような配線領域では、マーキングの汚損は大きな問題となっている。このため、塗料の塗布によるマーキングに際しては、少なくとも製造工程での汚損を避けるため、マーキング部が製造設備と擦れるのを防ぐなどの管理が必要で、製造に労力を要している。
また、現在のように多数の通信会社が、同一のルート上に光配線を行なう状況では、それぞれの通信会社の施工担当者においては、他社と自社の光ファイバケーブルを瞬時に見分けたいという要求がある。
特許文献2に開示のケーブルの外面に着色された糸状体を埋め込む方法は、耐久性と識別性を付与する方法としては有用であるが、その糸状体を埋め込む個所が限られ、大きさが制限されるという問題があった。また、ケーブル外面に糸状体を埋め込むと、識別性はよくなるが、逆に糸状体が目立って景観がよくないという問題があった。さらに、光ファイバケーブルを屋外使用する場合、風雨、太陽光の曝露等による色帯の耐候性が懸念される。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、ケーブル敷設時の景観を損なわずにケーブルの識別ができ、しかも、外部との接触による汚損が生じず、劣化することもなく剥がれが少ないケーブル識別用の色帯を備えた光ファイバケーブル及びその光ファイバケーブルを複数集合した集合架空ケーブルの提供を課題とする。
本発明による光ファイバケーブルは、ノッチを有した光ファイバケーブルであって、ノッチの先端部を含む部分に外被樹脂の色と異なる色をもつ色帯を有するようにする。また、本発明による光ファイバケーブルは、ケーブル本体部と支持線部を首部で接続する自己支持型の光ファイバケーブルであって、ケーブル本体部の外被及び支持線部の外被は同色の樹脂からなり、ケーブル本体部の側面にノッチを有し、さらにノッチの先端部を含む部分に同色の樹脂の色と異なる色をもつ色帯を有するようにする。また、色帯は、上記同色の樹脂とは異なる色の樹脂で着色成型されるか、上記同色の樹脂とは異なる色の塗料が塗られて、形成するようにしてもよい。さらに、色帯はノッチの先端部のみに形成され、ノッチ開口部からノッチ内部を見たときに色帯が外部から視認可能な形状をもつようにしてもよい。さらに、色帯はノッチの先端部のみに形成され、ノッチは、色帯を外部から視認し難く、且つノッチを開いたときに色帯が外部から視認可能な形状をもつようにしてもよい。また、ノッチは、その先端部が線状であるようにしてもよい。
また、本発明による集合架空ケーブルは、上述の光ファイバケーブルを複数集合した集合架空ケーブルであるようにする。ここで、複数の光ファイバケーブルを中心抗張力体の周囲に配設してなるようにしてもよい。
本発明によれば、ケーブル識別用の色帯はケーブル本体部のノッチに形成されるので、近くの作業者の位置からは容易に識別できるが、地上或いは遠方からの視認は難しく景観的には目立たないものとすることができる。また、ノッチに形成された色帯は、構造的に外部と直接接触しないので、色帯が汚損されたり、劣化されることもなく、剥がれなども生じ難い。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る光ファイバケーブルの例を示す図で、図1及び図2はそれぞれ異なる例を示している。図1及び図2において、1,1′は光ファイバケーブル、10,10′はケーブル本体部、11は支持線部、12は首部、13は光ファイバ心線、14はテンションメンバ、15は本体部外被、16,16′はノッチ、16a,16a′はノッチ先端部、17,17′は識別用色帯、18は支持線、19は支持線外被を示す。
本発明による光ファイバケーブル1(又は光ファイバケーブル1′)は、図5で説明したのと同様に、ケーブル本体部10と支持線部11を首部12で接続して一体化した自己支持型の光ファイバケーブルを対象とする。但し、本発明による光ファイバケーブルは、ノッチをいずれかに有するものであればよく、自己支持型に限ったものでも、ドロップケーブルと称されるものに限ったものではない。なお、これらのケーブルの説明については、図1乃至図3を参照した説明と重複するので省略する。
ケーブル本体部10(又はケーブル本体部10′)内に配される光ファイバ心線13は、1本以上の光ファイバ心線を束ねた形態、又は、複数本の光ファイバ心線をテープ状に一体化した形態で収納被覆される。なお、光ファイバ心線13は、例えば標準外径が125μmのガラスファイバを被覆外径が250μm前後で被覆した光ファイバ素線と称されているもの、並びに、その外側にさらに補強被覆を施した構成のもの全てを含むものとする。
光ファイバ心線13の両側には、テンションメンバ14が並行に配され、これらは本体部外被15により一体に被覆される。支持線部11は、例えば、1.2mmφ程度の鋼線からなる支持線18の外周を支持線外被19で被覆して構成される。本体部外被15と支持線外被19は、通常、黒色のポリエチレン等の同じ樹脂材が用いられ、首部12の成型と共に押出し成型により一括して成型される。ここで、首部12も本体部外被15及び支持線外被19と同色の樹脂で成型されることが好ましいが、首部12は地上或いは遠方からの視認は難しい程度の大きさとすることで他色のもので成型してもよい。
ケーブル本体部10(又はケーブル本体部10′)と支持線部11は、両者を接続している細幅の首部12の部分を手で切り裂いて容易に分離できるようになっている。例えば、光ファイバケーブル1の両端部分でケーブル本体部10(又はケーブル本体部10′)と支持線部11を分離し、支持線部11側の端部を建造物等に把持具等で固定し、ケーブル本体部10(又はケーブル本体部10′)の端部をクロージャ或いは屋内に導入する。
また、ケーブル本体部10又はケーブル本体部10′の側面には、図1のごとくV字状のノッチ16又は図2のごとく楔状のノッチ16′が設けられ、このノッチ部分で本体部外被15を引裂いて、内部の光ファイバ心線13を取り出し、分岐接続や端末形成がし易いように構成されている。ノッチ16,16′は、本体部外被15の一部に設けられたスリットであるとも言える。
ここで、図2に例示した楔状のノッチ16′は、テンションメンバ14間を結ぶケーブル中心を通るラインに対し15°〜45°の角度を有するテンションメンバ14を通る傾斜ライン上で、ノッチ先端部16a′の延長上にテンションメンバ14が位置するようにケーブル中心に関し点対称なものとすることが好ましい。なお、楔状ノッチの開口角度は30°以下で形成するのが好ましい。このような形状にすることで、専用工具を用いることなく光ファイバ心線13を確実に取出すことができ、且つ、蝉の産卵管突き刺しにより光ファイバ心線13が損傷を受けるのを回避することができる。また、本体部外被15の断面形状が矩形状である場合、楔状ノッチ16′を矩形角部から切り込んで形成するとよい。
なお、本体部外被15は、図1及び図2で例示するように断面形状を矩形状とする場合が多いが、特にこれに限定されず、楕円形状や円形状とすることもでき、それに伴い、ノッチ16或いはノッチ16′の場所も適宜設計するとよい。
そして、本発明では、ノッチ先端部16a(又はノッチ先端部16a′)を含む部分に同色の樹脂の色と異なる色をもつ色帯17(又は色帯17′)を有するものとする。色帯17(又は色帯17′)は、ノッチ先端部16a(又はノッチ先端部16a′)を覆うように軸方向に沿って帯状に設けられる。この色帯17,17′は、それぞれ、ノッチ16,16′の内部に設けられた着色層であり、ケーブル同士の識別を行うためのものである。ここで、ノッチ先端部を含む部分に形成された色帯としては、ノッチ全体を覆うような色帯であってもよいが、特にV字状ノッチ16の場合には目立つ可能性があるので先端部のみの最小限の色帯で構成することが好ましい。
色帯17,17′は、本体部外被15及び支持線外被19の樹脂とは異なる色の樹脂で着色成型されて形成されていることが、色帯の剥がれが生じないので好ましい。本体部外被15、支持線外被19及び首部12に例えば黒色の樹脂材が用いられている場合、色帯17,17′には、これと識別可能な色、例えば、白、黄、赤、青等のカラーバッチで着色された樹脂材が用いられる。また、色帯17,17′用の着色樹脂材としては、本体部外被15、支持線外被19及び首部12に用いられる樹脂材と色を異ならせた同種の樹脂材を使用することができる。なお、色帯17,17′は、所望の幅と厚さになるように押出口の形状を設定し、2色押出成型機等を用いて、本体部外被15、支持線外被19及び首部12と同時に成型することができる。
また、色帯17,17′は、本体部外被15及び支持線外被19の樹脂とは異なる色の塗料が塗られて形成されていてもよい。これは、ノッチ16,16′の先端部16a,16a′(特に先端部16a′)の形状によって、塗装の接触面(接合面)が大きくなるからである。また、このように着色材料で塗ることにより、突然の仕様変更により識別色を変更する必要が生じた場合にも柔軟な対応が可能となる。例えば、スリットを設けて着色材料が付与されていない状態でドロップケーブルを在庫しておき、識別色の仕様が確定した段階で着色材料を塗ることも可能となる。
美観上問題となるのは主に地上面からの見栄えであるが、支持線外被19及び本体部外被15をなす樹脂が同色であって、本体部外被15の一部に線状のスリット16,16′を設け、その先端部16a,16a′にケーブル同士の識別を行うための着色層を配置しているため、美観を損なうことはない。また、色帯17,17′は狭い凹んだ部分にあるため、太陽の直射光を受けず、外部との接触による汚損の問題も生じない。他方、光ファイバケーブル1を電柱等に架渉する作業者は、はしご車や電柱へ上がることなどで、光ファイバケーブル1,1′とほぼ同じ高さに位置する。そして、架渉された光ファイバケーブル1は、ほぼ同じ高さで距離も近い作業者の位置からは、ケーブル本体10の側面に形成された色帯17,17′を容易に視認でき、全長に亘ってケーブルの識別を行なうことができる。
さらに、ノッチ16,16′はその先端部16a,16a′が線状であることが好ましい。これにより識別色がさらに剥がれ難くなり、且つ特許文献2のごとく異物として埋め込まずに済むのでパーツが少なく製造し易いケーブル構造が得られるからである。このことは、線状の先端部16a,16a′付近を本体部外被15と一体の樹脂にて着色成型する場合であっても、線状の先端部16a,16a′付近に着色材料を塗る場合であっても言える。
また、色帯17,17′はノッチ先端部16a,16a′のみに形成され、ノッチ16,16′の開口部からノッチ内部を見たときに色帯17,17′が外部から視認可能な形状をもつようにしてもよい。さらに、色帯17,17′はノッチ先端部16a,16a′のみに形成され、ノッチ16,16′は、色帯17,17′を外部から視認し難く、且つノッチ16,16′を開いたときに色帯17,17′が外部から視認可能な形状をもつことが好ましい。このように、識別を行うための着色層をスリット内部に設け、スリットは着色層を隠すような構造を有し、スリットを開いた時に着色層が確認できるよう構成することで、美観を損なうことが全くなくなり、識別が必要な時にのみ着色層を確認することができる。
以上、図1及び図2で例示した形状に限らず、本発明によれば、支持線と本体部を備えた光ファイバケーブルにおいて、特に複数の光ファイバケーブルが輻輳する配線領域において優れた作業性と美観、並びに耐候性を兼ね備えることができる。すなわち、本発明によれば、マーキングのような外部との接触による汚損の問題もなく、容易なケーブル識別性を提供することが可能で作業性の向上が見込める。また、美観上問題となるのは主に地上面からの見栄えであるが、支持線の外被、本体部外被をなす樹脂が同色であって、外被の一部に線状のスリットを設け、その先端部にケーブル同士の識別を行うための着色層を配置しているため、美観を損なうことはない。さらに、光ケーブルを屋外使用する場合、風雨や太陽光の曝露等に対する識別色の耐候性が問題となるが、本発明によれば、識別色部分をスリットでカバーすることで識別色部分の劣化を抑制することが可能となる。
図3は、本発明の集合架空ケーブルの例を示す図である。図3において、2は集合架空ケーブル、1′は図2における光ファイバケーブル、20は外被を示す。
本発明に係る集合架空ケーブル2は、図3で例示するように光ファイバケーブル1′を複数集合してなり、好ましくは外被20で被覆される。また、本発明に係る集合架空ケーブル2は、中心抗張力体の周囲に複数の光ファイバケーブル1′を巻き付けたものであってもよく、その場合も好ましくは外被20で被覆される。
なお、ここで例示するのみならず、本発明は、図2の光ファイバケーブル1′の代わりに図1の光ファイバケーブル1を単純に複数個集合した集合架空ケーブルであってもよい。また、色帯をケーブル毎に異ならしめてもよいが、同じ色帯をもつケーブルが集合されていてもよい。スリットで識別可能なドロップケーブルを集合することで、容易に識別可能な集合ドロップケーブルを実現できる。
本発明の一実施形態に係る光ファイバケーブルの例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る光ファイバケーブルの他の例を示す図である。 本発明の集合架空ケーブルの例を示す図である。 光ファイバケーブルの敷設形態を説明する図である。 従来の技術を説明する図である。
符号の説明
1,1′…光ファイバケーブル、2…集合架空ケーブル、10,10′…ケーブル本体部、11…支持線部、12…首部、13…光ファイバ心線、14…テンションメンバ、15…本体部外被、16,16′…ノッチ、16a,16a′…ノッチ先端部、17,17′…色帯、18…支持線、19…支持線外被、20…外被。

Claims (9)

  1. ノッチを有した光ファイバケーブルであって、前記ノッチの先端部を含む部分に外被樹脂の色と異なる色をもつ色帯を有することを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. ケーブル本体部と支持線部を首部で接続する自己支持型の光ファイバケーブルであって、前記ケーブル本体部の外被及び前記支持線部の外被は同色の樹脂からなり、前記ケーブル本体部の側面にノッチを有し、前記ノッチの先端部を含む部分に前記同色の樹脂の色と異なる色をもつ色帯を有することを特徴とする光ファイバケーブル。
  3. 前記色帯は、前記同色の樹脂とは異なる色の樹脂で着色成型されて形成されていることを特徴とする請求項2記載の光ファイバケーブル。
  4. 前記色帯は、前記同色の樹脂とは異なる色の塗料が塗られて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバケーブル。
  5. 前記色帯は前記ノッチの先端部のみに形成され、前記ノッチ開口部からノッチ内部を見たときに前記色帯が外部から視認可能な形状をもつことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  6. 前記色帯は前記ノッチの先端部のみに形成され、前記ノッチは、前記色帯を外部から視認し難く、且つ前記ノッチを開いたときに前記色帯が外部から視認可能な形状をもつことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  7. 前記ノッチは、その先端部が線状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光ファイバケーブルを複数集合したことを特徴とする集合架空ケーブル。
  9. 前記複数の光ファイバケーブルを中心抗張力体の周囲に配設してなることを特徴とする請求項8に記載の集合架空ケーブル。
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