JP2007010492A - セラミックハニカムフィルタの検査方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来よりも容易にかつ安価に、封止部の端面からの距離及びその長さを計測できるセラミックハニカムフィルタの封止部の検査方法を得ること。
【解決手段】 ハニカム状に形成した多孔質隔壁で仕切られた多数の流路に、封止部を形成したセラミックハニカムフィルタの封止部の検査方法であって、棒状部材を用いて封止部の端面からの位置、及び又は封止部の長さを測定することを特徴とするセラミックハニカムフィルタの検査方法。
【選択図】 図1
【解決手段】 ハニカム状に形成した多孔質隔壁で仕切られた多数の流路に、封止部を形成したセラミックハニカムフィルタの封止部の検査方法であって、棒状部材を用いて封止部の端面からの位置、及び又は封止部の長さを測定することを特徴とするセラミックハニカムフィルタの検査方法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ディーゼルエンジンやボイラー等の燃焼装置から排出される排気ガス中の微粒子状物質を捕集、除去するのに使用されるセラミックハニカムフィルタの検査方法に関する。
ディーゼルエンジンなどの排気ガス中には微粒子状物質が大量に含まれており、これが大気中に放出されると人体や環境に悪影響を与える。このため、ディーゼルエンジンなどの排気系部品には、微粒子状物質を捕捉するためのフィルタが搭載されている。図7(a)は、排気ガスの微粒子状物質を捕捉し、排気ガスを浄化する従来のハニカムフィルタの一例の横断面模式図である。図7(a)で、フィルタ10は多孔質セラミックからなり、外周壁1と、この外周壁の内側に各々直行する隔壁2で仕切られた多数の流路3、4を有するハニカム構造体11が、排気ガスの流入側端面7と流出側端面8で交互に封止部5、6で封止されている。
図7(a)のセラミックハニカムフィルタ10で、排気ガスの浄化は以下のように行われる。図7(a)に示すように排気ガス(点線矢印で示す)は、流入側端面7に開口している流路3から流入する。そして、排気ガス中に含まれる微粒子状物質は、隔壁2を通過する際に捕捉され、浄化された排気ガスは、流出側端面8に開口している流路4から流出、大気中に放出される。一方、隔壁2に捕捉された微粒子が一定量以上になると、目詰まりしてしまうので、バーナーやヒータなどによりこれを燃焼させ、セラミックハニカムフィルタ10の再生が行われる。
しかしながら、図7(a)に示すような封止部5が流入側端面7にあるセラミックハニカムフィルタ10は、流入側端面にある封止部5の前面に微粒子状物質が堆積、成長し、流路3の流入側端面7の開口が次第に狭くなって、圧力損失が増加し、エンジン出力を低下させる虞がある。これを防止するために、図7(b)に示すように、流入側端面7より離れた位置に封止部5aを設けたセラミックハニカムフィルタが開発されている。このような形態のセラミックハニカムフィルタによれば、封止部5aの上流側に流路3aが存在するため流入側端面7への微粒子状物質の堆積が生じにくく、流路の開口が次第に狭くなり圧力損失が増加することによるエンジン出力の低下のおそれが少ない。
ところで、図7(a)、(b)に示す流路に封止部5、5a、6を形成したセラミックハニカムフィルタの場合には、隔壁2がフィルタの役割を果たすが、封止部の長さが所定の長さよりも長い場合、流路に形成されるフィルタ部である隔壁が短くなり、セラミックハニカムフィルタの圧力損失などのフィルタ特性に影響を及ぼす。特に図7(b)に示すような封止部がフィルタの端面から離れた位置に配置されたセラミックハニカムフィルタの場合は、封止部の端面からの距離及びその長さがフィルタとして使用した場合の圧力損失などのフィルタ特性に大きく影響してくる。従って、上記セラミックハニカムフィルタにおいては、封止部の端面からの距離及びその長さを測定する必要があった。
従来から用いられているハニカム構造体の検査方法としては、次の方法がある。
特許文献1には、ハニカム構造体の端面から光を当て、反対側の結像板に投影像を得て、この投影像を画像処理することにより目詰まりを検査する光透過方法が記載されている。しかしながら、この特許文献1の方法では、流路内に形成された封止部により光が遮られるため、流路内に形成された封止部の端面からの距離、封止部の長さを測定することは出来ない。
また、特許文献2には、ハニカム構造体にX線を照射し、ハニカム構造体内部のX線吸収係数の違いに基くデジタル画像データとしてX線透過像を求め、求めたX線透過像のデジタル画像データを画像処理することで、ハニカム構造体の内部欠陥を非破壊で検査するX線透過法が記載されている。このX線透過法を用いれば、ハニカム構造体の流路内部に配置された封止部の端面からの距離や封止部の長さを測定することが可能と思われる。
特許文献1には、ハニカム構造体の端面から光を当て、反対側の結像板に投影像を得て、この投影像を画像処理することにより目詰まりを検査する光透過方法が記載されている。しかしながら、この特許文献1の方法では、流路内に形成された封止部により光が遮られるため、流路内に形成された封止部の端面からの距離、封止部の長さを測定することは出来ない。
また、特許文献2には、ハニカム構造体にX線を照射し、ハニカム構造体内部のX線吸収係数の違いに基くデジタル画像データとしてX線透過像を求め、求めたX線透過像のデジタル画像データを画像処理することで、ハニカム構造体の内部欠陥を非破壊で検査するX線透過法が記載されている。このX線透過法を用いれば、ハニカム構造体の流路内部に配置された封止部の端面からの距離や封止部の長さを測定することが可能と思われる。
しかしながら、特許文献2に記載のX線透過方法を用いて、セラミックハニカムフィルタの封止部の端面からの距離や封止部の長さを測定する場合には、ハニカムフィルタ毎にX線検査装置に固定し、多量のX線透過データを採取した後にデータを画像処理することにより、封止部の端面からの距離及び長さを求めるため、測定に長時間を要するとともに、X線検査装置自体が高額の為に、検査コストが膨大となり、工業的に通常の製品検査に用いることはできないという問題があった。
したがって、本発明の課題は、従来よりも容易にかつ安価に、封止部の端面からの距離及びその長さを計測できるセラミックハニカムフィルタの封止部の検査方法を得ることにある。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、ハニカム状に形成した多孔質隔壁で仕切られた多数の流路に封止部を形成したセラミックハニカムフィルタの封止部の検査方法であって、棒状部材を用いて封止部の端面からの位置及び又は封止部の長さを測定することを特徴とする。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、一方の端部からの所用長さの位置に印をつけた棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記印部の間の長さを測定すると好ましい。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、一方の端部からの所用長さの範囲に印をつけた棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記印部を比較すると好ましい。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、一方の端部からの所用長さの位置に指示部材を固定した棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記指示部材の間の長さを測定すると好ましい。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、指示遊嵌部材を遊嵌した棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で前記指示部材をセラミックハニカムフィルタの端部に接触させると共に棒状部材に固定した後、前記棒状部材を前記流路から抜き出し、前記端部と前記指示遊嵌部材との間の長さを測定すると好ましい。
また、前記棒状部材が鋼線であると好ましく。前記棒状部材が測定するセラミックフィルタの流路の軸方向垂直断面の最大内接円の10%〜95%の直径であると好ましい。
前記棒状部材の先端部に1/100〜1/3のテーパを有すると好ましい。前記棒状部材の先端部に0.05mm以上のRを有すると好ましい。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、一方の端部からの所用長さの位置に印をつけた棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記印部の間の長さを測定すると好ましい。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、一方の端部からの所用長さの範囲に印をつけた棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記印部を比較すると好ましい。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、一方の端部からの所用長さの位置に指示部材を固定した棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記指示部材の間の長さを測定すると好ましい。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、指示遊嵌部材を遊嵌した棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で前記指示部材をセラミックハニカムフィルタの端部に接触させると共に棒状部材に固定した後、前記棒状部材を前記流路から抜き出し、前記端部と前記指示遊嵌部材との間の長さを測定すると好ましい。
また、前記棒状部材が鋼線であると好ましく。前記棒状部材が測定するセラミックフィルタの流路の軸方向垂直断面の最大内接円の10%〜95%の直径であると好ましい。
前記棒状部材の先端部に1/100〜1/3のテーパを有すると好ましい。前記棒状部材の先端部に0.05mm以上のRを有すると好ましい。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法は、棒状部材を用いて封止部の端面からの位置及び又は封止部の長さを測定することから、従来のX線透過法などに比べて簡易に封止部を測定することができ、検査に係わるコストを低減できる効果がある。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法において、一方の端部からの所用長さの位置に印をつけた棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記印部の間の長さを測定すると好ましいのは、例えば図2に示すように、棒状部材30の一方の端部からセラミックハニカムフィルタ10の全長L2に相当する位置に印Aをつけた後(図2(a))、印をつけた棒状部材をセラミックハニカムフィルタの流路の開口端部から流路内に目封止部に接触して動かなくなるまで挿入し(図2(b))、棒状部材の印とセラミックハニカムフィルタの端面との距離L3を読みとることにより、直接封止部の長さを算出することができるからである。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法において、一方の端部からの所用長さの範囲に印をつけた棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記印部を比較すると好ましいのは、例えば図3に示すように、棒状部材30の一方の端部からセラミックハニカムフィルタの封止部長さの許容範囲位置に印Bをつけた後(図3(a))、印をつけた棒状部材をセラミックハニカムフィルタの流路の開口端部から流路内に目封止部に接触して動かなくなるまで挿入し(図3(b))、棒状部材の印とセラミックハニカムフィルタの端面との関係、すなわちセラミックハニカムフィルタの端面方向の視点から棒状部材を観察した際に印Bが認識できるか否かを判定することにより、直接封止長さを読みとらず、簡単に封止長さの合否判定ができるからである。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法において、一方の端部からの所用長さの位置に指示部材を固定した棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記指示部材の間の長さを測定すると好ましいのは、例えば図4に示すように、棒状部材30の一方の端部からセラミックハニカムフィルタの全長L2に相当する位置で指示部材31を固定した後(図4(a))、指示部材31をつけた棒状部材をセラミックハニカムフィルタの流路の開口端部から流路内に目封止部に接触して動かなくなるまで挿入し(図4(b))、棒状部材に固定された指示部材端面とセラミックハニカムフィルタの端面との距離L6を読みとることにより、直接封止部の長さを算出することができるからである。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査方法において、指示遊嵌部材を遊嵌した棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で前記指示遊嵌部材をセラミックハニカムフィルタの端部に接触させると共に棒状部材に固定した後、前記棒状部材を前記流路から抜き出し、前記端部と前記指示遊嵌部材との間の長さを測定すると好ましいのは、例えば図5に示すように、指示遊嵌部材32を遊嵌した棒状部材30を、セラミックハニカムフィルタの流路の開口端部から流路内に目封止部に接触して動かなくなるまで挿入した後(図5(b))、指示遊嵌部材32を棒状部材30に固定手段により固定し、棒状部材を流路から抜き出して、棒状部材の端部と指示遊嵌部材端面との距離L7を読みとることにより、直接セラミックハニカムフィルタの封止部の端面からの距離を算出することができる。
前記棒状部材の材質としては、金属、樹脂、木材等の材質を適用可能であるが、特に棒状部材が鋼線であると好ましいのは、弾性と剛性を兼ね備えているからであり、特にSUS等のステンレス製の場合には棒状部材の表面に錆等の発生がなく、ハニカムフィルタ表面の凹凸との接触により発生する棒状部材の摩耗も少なく好ましい。前記棒状体は可とう部材であると好ましい。これは、ハニカム構造体に形成されている流路はハニカム構造体の軸方向に平行ではなく軸方向に対して曲がっていることもあり、棒状部材に可とう性のある部材を用いると、棒状部材を流路に挿入した際に、流路の曲がりに倣って棒状部材が曲がりながら流路中を進行することができ、流路の曲がりに伴い棒状部材が隔壁に接触して流路を進行出来なくなり、封止部の位置が誤認され、封止部の端面からの位置及び又は封止部の長さを誤って算出することを防ぐことが出来る。また、可とう性のない棒状部材が隔壁の曲がりに追随できずに隔壁を破壊することも防ぐことが出来る。
前記棒状部材が測定するセラミックフィルタの流路の軸方向垂直断面の最大内接円の10%〜95%の直径であると好ましいのは、検査体の直径が流路の軸方向垂直断面最大内接円の10%よりも小さいと、棒状部材が流路内の封止部に接触した際に、棒状部材が変形しやすくなり、正しく測定できなくなる場合があるからである。また、検査体の直径が流路の軸方向垂直断面の最大内接円の95%よりも大きいと流路に挿入する際に隔壁との隙間が少なくなり、隔壁を破損する恐れがおおきくなるためである。好ましくは50〜85%である。前記棒状部材の先端部に1/100〜1/3のテーパを有すると好ましいのは、棒状体は流路内を隔壁表面に接触しながら進行するが、棒状部材の先端部のテーパが1/100よりも小さい場合、隔壁表面の凹凸に引っ掛かりやすく、隔壁表面の凹凸を削りながら進行し、隔壁の強度を部分的に落とす可能性もあるからである。一方、棒状部材の先端部のテーパが1/3よりも大きい場合も、隔壁表面の凹凸に引っ掛かりやすく、隔壁表面の凹凸を削りながら進行し、隔壁の強度を部分的に落とす可能性もあるからである。棒状部材の先端部のテーパは好ましくは、1/5〜1/25である。
前記棒状部材の先端部に0.05mmよりも小さいRを有すると隔壁表面の凹凸に引っ掛かりやすく、隔壁表面の凹凸を削りながら進行し、隔壁の強度を部分的に落とす可能性もあるからである。尚、このRの上限は必然的に棒状部材の半径未満である必要がある。
前記棒状体の表面粗さは最大高さで0.1〜50μmであると好ましい。これは、隔壁表面には細孔が形成されており、検査体の表面に凹凸があると隔壁表面の細孔の凹凸と接触し、隔壁表面の凹凸を破壊しながら進む可能性もあり、検査体の表面粗さは0.1〜50μmが好ましい。好ましくは、0.5〜25μmである。
前記棒状部材が測定するセラミックフィルタの流路の軸方向垂直断面の最大内接円の10%〜95%の直径であると好ましいのは、検査体の直径が流路の軸方向垂直断面最大内接円の10%よりも小さいと、棒状部材が流路内の封止部に接触した際に、棒状部材が変形しやすくなり、正しく測定できなくなる場合があるからである。また、検査体の直径が流路の軸方向垂直断面の最大内接円の95%よりも大きいと流路に挿入する際に隔壁との隙間が少なくなり、隔壁を破損する恐れがおおきくなるためである。好ましくは50〜85%である。前記棒状部材の先端部に1/100〜1/3のテーパを有すると好ましいのは、棒状体は流路内を隔壁表面に接触しながら進行するが、棒状部材の先端部のテーパが1/100よりも小さい場合、隔壁表面の凹凸に引っ掛かりやすく、隔壁表面の凹凸を削りながら進行し、隔壁の強度を部分的に落とす可能性もあるからである。一方、棒状部材の先端部のテーパが1/3よりも大きい場合も、隔壁表面の凹凸に引っ掛かりやすく、隔壁表面の凹凸を削りながら進行し、隔壁の強度を部分的に落とす可能性もあるからである。棒状部材の先端部のテーパは好ましくは、1/5〜1/25である。
前記棒状部材の先端部に0.05mmよりも小さいRを有すると隔壁表面の凹凸に引っ掛かりやすく、隔壁表面の凹凸を削りながら進行し、隔壁の強度を部分的に落とす可能性もあるからである。尚、このRの上限は必然的に棒状部材の半径未満である必要がある。
前記棒状体の表面粗さは最大高さで0.1〜50μmであると好ましい。これは、隔壁表面には細孔が形成されており、検査体の表面に凹凸があると隔壁表面の細孔の凹凸と接触し、隔壁表面の凹凸を破壊しながら進む可能性もあり、検査体の表面粗さは0.1〜50μmが好ましい。好ましくは、0.5〜25μmである。
本発明によれば、従来よりも容易にかつ安価に、流路に形成された封止部の端面からの距離及びその長さを検査できるセラミックハニカムフィルタの検査方法を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、コージェライト質セラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。まず、図1(a)に示すように棒状部材30を端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路3を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部と対応する棒状部材に印Aを付ける。次に棒状部材を引き出し、棒状部材の端部から印A部までの長さL1を測定する(図1(b))。検査を行った流路の封止部の長さは(304.4−L1)、流路に形成されたフィルタ部の長さはL1となる。
図1は、実施の形態1のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、コージェライト質セラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。まず、図1(a)に示すように棒状部材30を端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路3を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部と対応する棒状部材に印Aを付ける。次に棒状部材を引き出し、棒状部材の端部から印A部までの長さL1を測定する(図1(b))。検査を行った流路の封止部の長さは(304.4−L1)、流路に形成されたフィルタ部の長さはL1となる。
(実施の形態2)
図2は、実施の形態2のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、コージェライト質セラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。まず、図2(a)に示すように棒状部材30の端部からセラミックハニカムフィルタ10の長さL2に合わせた位置に印Aを付ける。次に印Aを付けた棒状部材30を端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路3を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部から棒状部材に付けた印Aの間の長さL3を測定する(図2(b))。
検査を行った流路の封止部の長さはL3、流路に形成されたフィルタ部の長さは(L2−L3)となる。
図2は、実施の形態2のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、コージェライト質セラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。まず、図2(a)に示すように棒状部材30の端部からセラミックハニカムフィルタ10の長さL2に合わせた位置に印Aを付ける。次に印Aを付けた棒状部材30を端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路3を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部から棒状部材に付けた印Aの間の長さL3を測定する(図2(b))。
検査を行った流路の封止部の長さはL3、流路に形成されたフィルタ部の長さは(L2−L3)となる。
(実施の形態3)
図3は、実施の形態3のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、コージェライト質セラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。
実施の形態2と同様に、棒状部材30の端部からセラミックハニカムフィルタ10の長さL2に合わせた位置に印Aを記載する。次に、この印Aから封止長さの許容範囲L4〜L5の区間に相当する範囲を塗りつぶす等して棒状部材に第2の印Bを記載する。次に印Bを付けた棒状部材30を端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材は隔壁表面と接触しながら流路を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端面方向の視点から棒状部材を観察し、端部が棒状部材上の印Bの範囲に入っているかどうかの確認を行い、封止部の長さの検査を行う。
図3は、実施の形態3のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、コージェライト質セラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。
実施の形態2と同様に、棒状部材30の端部からセラミックハニカムフィルタ10の長さL2に合わせた位置に印Aを記載する。次に、この印Aから封止長さの許容範囲L4〜L5の区間に相当する範囲を塗りつぶす等して棒状部材に第2の印Bを記載する。次に印Bを付けた棒状部材30を端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材は隔壁表面と接触しながら流路を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端面方向の視点から棒状部材を観察し、端部が棒状部材上の印Bの範囲に入っているかどうかの確認を行い、封止部の長さの検査を行う。
(実施の形態4)
図4は、実施の形態4のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、チタン酸アルミを主結晶とするセラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。まず、図4(a)に示すように棒状部材30の端部からセラミックハニカムフィルタ10の長さL2に合わせた位置に指示部材31を固定する。次に指示部材31を取り付けた棒状部材30を端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路3を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部から指示部材の間の長さL6を測定する。
検査を行った流路の封止部の長さはL6、流路に形成されたフィルタ部の長さは(L2−L6)となる。
図4は、実施の形態4のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、チタン酸アルミを主結晶とするセラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。まず、図4(a)に示すように棒状部材30の端部からセラミックハニカムフィルタ10の長さL2に合わせた位置に指示部材31を固定する。次に指示部材31を取り付けた棒状部材30を端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路3を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部から指示部材の間の長さL6を測定する。
検査を行った流路の封止部の長さはL6、流路に形成されたフィルタ部の長さは(L2−L6)となる。
(実施の形態5)
図5は、実施の形態5のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、炭化珪素を主結晶とするセラミックスからなり、外寸法30mm×30mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。まず、図5(a)に示すように指示遊嵌部材32を遊嵌させた棒状部材30を図5(b)に示すように端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路3を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部に指示遊嵌部材32を接触させるように移動させた後、図示しないネジを用いて指示遊嵌部材32を棒状部材30上に固定した。次に棒状部材30を流路から抜き出し、棒状部材の端部と指示遊嵌部材の間の長さL7を測定する。
検査を行った流路の封止部の長さは(304.4−L7)、流路に形成されたフィルタ部の長さはL7となる。
図5は、実施の形態5のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ10は、炭化珪素を主結晶とするセラミックスからなり、外寸法30mm×30mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。封止部は、両端面に流路が千鳥格子状になるように目標長さ10mmになるように製造されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、直径1.0mmのSUS304製で長さは320mmである。まず、図5(a)に示すように指示遊嵌部材32を遊嵌させた棒状部材30を図5(b)に示すように端面7の流路3から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路3を進み、封止部6に接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部に指示遊嵌部材32を接触させるように移動させた後、図示しないネジを用いて指示遊嵌部材32を棒状部材30上に固定した。次に棒状部材30を流路から抜き出し、棒状部材の端部と指示遊嵌部材の間の長さL7を測定する。
検査を行った流路の封止部の長さは(304.4−L7)、流路に形成されたフィルタ部の長さはL7となる。
(実施の形態6)
図6は、実施の形態6のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ20は、コージェライト質セラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。一方の封止部5aは、端面7から目標90mmの位置に目標長さ10mmの封止部5aが形成され、他の流路には端面8に目標長さ10mmの封止部6が形成されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、先端部分に発光部35を形成した直径1.0mmのSUS304製で長さは400mmである。まず、図6(a)に示すように棒状部材30の端部からセラミックハニカムフィルタ20の長さL2に合わせた位置に指示部材31を固定する。次に、棒状部材30を図6(b)に示すように、セラミックハニカムフィルタ20の端面8に封止部6が形成された側で封止部が形成されていない流路4から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路4を進み、封止部5aに接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部8と指示部材との間の長さL8を測定した。次に棒状部材の先端に形成した発光部35を発光させるとともに端面から離れた位置に封止部を形成させた端面7側から観察し、棒状部材30を挿入した流路を特定した。次に図6(c)に示すように直径1.0mmのSUS304製で長さは150mmの棒状部材33に棒状部材の端部から長さ100mmに合わせた位置に指示部材34を固定し、特定した流路3aに棒状部材33を挿入する。挿入された棒状部材は隔壁表面と接触しながら流路3aを進み、封止部5aに接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部7と指示部材33との間の長さL9を測定した。
検査を行った流路の封止部5aの端面7からの距離は(100−L9)、流路に形成された封止部5aの長さは(304.4−100+L9−L8)となる。
図6は、実施の形態6のセラミックハニカムフィルタの検査方法を説明する為の図である。セラミックハニカムフィルタ20は、コージェライト質セラミックスからなり、外径267mm、長さ304.4mm、隔壁厚さ0.3mm、隔壁ピッチ1.5mmである。一方の封止部5aは、端面7から目標90mmの位置に目標長さ10mmの封止部5aが形成され、他の流路には端面8に目標長さ10mmの封止部6が形成されている。
本発明のセラミックハニカムフィルタの検査に用いられる棒状部材30は、先端部分に発光部35を形成した直径1.0mmのSUS304製で長さは400mmである。まず、図6(a)に示すように棒状部材30の端部からセラミックハニカムフィルタ20の長さL2に合わせた位置に指示部材31を固定する。次に、棒状部材30を図6(b)に示すように、セラミックハニカムフィルタ20の端面8に封止部6が形成された側で封止部が形成されていない流路4から挿入する。挿入された棒状部材30は隔壁表面と接触しながら流路4を進み、封止部5aに接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部8と指示部材との間の長さL8を測定した。次に棒状部材の先端に形成した発光部35を発光させるとともに端面から離れた位置に封止部を形成させた端面7側から観察し、棒状部材30を挿入した流路を特定した。次に図6(c)に示すように直径1.0mmのSUS304製で長さは150mmの棒状部材33に棒状部材の端部から長さ100mmに合わせた位置に指示部材34を固定し、特定した流路3aに棒状部材33を挿入する。挿入された棒状部材は隔壁表面と接触しながら流路3aを進み、封止部5aに接触してそれ以上奥までは挿入出来なくなった。そこで、セラミックハニカムフィルタの端部7と指示部材33との間の長さL9を測定した。
検査を行った流路の封止部5aの端面7からの距離は(100−L9)、流路に形成された封止部5aの長さは(304.4−100+L9−L8)となる。
1:外周壁
2:隔壁
3、3a、4:流路
5、5a、6:封止部
7:流入側端面
8:流出側端面
10、20:セラミックハニカムフィルタ
11、21:ハニカム構造体
30、33:棒状部材
31、34:指示部材
32:指示遊嵌部材
35:発光部
L1、L2、L3、L6、L7、L8、L9:長さ
L4、L5:封止長さの許容範囲
A、B:印
2:隔壁
3、3a、4:流路
5、5a、6:封止部
7:流入側端面
8:流出側端面
10、20:セラミックハニカムフィルタ
11、21:ハニカム構造体
30、33:棒状部材
31、34:指示部材
32:指示遊嵌部材
35:発光部
L1、L2、L3、L6、L7、L8、L9:長さ
L4、L5:封止長さの許容範囲
A、B:印
Claims (5)
- ハニカム状に形成した多孔質隔壁で仕切られた多数の流路に封止部を形成したセラミックハニカムフィルタの封止部の検査方法であって、棒状部材を用いて封止部の端面からの位置及び又は封止部の長さを測定することを特徴とするセラミックハニカムフィルタの検査方法。
- 一方の端部からの所用長さの位置に印をつけた棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記印部の間の長さを測定することを特徴とする請求項1に記載のセラミックハニカムフィルタの検査方法。
- 一方の端部からの所用長さの範囲に印をつけた棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記印部を比較することを特徴とする請求項1に記載のセラミックハニカムフィルタの検査方法。
- 一方の端部からの所用長さの位置に指示部材を固定した棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で、セラミックハニカムフィルタの端部と前記指示部材の間の長さを測定することを特徴とする請求項1に記載のセラミックハニカムフィルタの検査方法。
- 指示遊嵌部材を遊嵌した棒状部材を、流路に挿入し、棒状部材が流路内の封止部に接触した位置で前記指示遊嵌部材をセラミックハニカムフィルタの端部に接触させると共に棒状部材に固定した後、前記棒状部材を前記流路から抜き出し、前記端部と前記指示遊嵌部材との間の長さを測定することを特徴とする請求項1に記載のセラミックハニカムフィルタの検査方法。
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Cited By (3)
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US8953738B2 (en) | 2010-09-24 | 2015-02-10 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Method and apparatus for inspecting honeycomb structure |
WO2015154487A1 (zh) * | 2014-04-09 | 2015-10-15 | 华南理工大学 | 一种基于视觉测量的群孔垂直度检测系统和方法 |
KR102701402B1 (ko) | 2021-12-01 | 2024-09-03 | 주식회사 지스코 | 탈질설비의 필터 처리 장치 및 방법 |
Citations (3)
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-
2005
- 2005-06-30 JP JP2005191860A patent/JP2007010492A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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