JP2007009638A - タイトフレーム用剣先ボルト - Google Patents
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Abstract
【課題】剣先ボルトを折版屋根に叩き込んだときに起ころうとする雄螺子のねじ山の損傷を防止し、雌螺子の螺合装着を迅速かつ円滑に行い、作業効率を高めるボルトを提供する。
【解決手段】折版屋根を取付けるフレーム本体の山部に雄螺子1を突設するタイトフレームにおいて、雄螺子のねじ部2口径より小径に設けた突出部3を等間隔をおいて垂直面部4を周囲に形成した多角柱形状にし、この突出部の上面に多角斜面を形成した尖端部5を設けて成る。
【選択図】図2
【解決手段】折版屋根を取付けるフレーム本体の山部に雄螺子1を突設するタイトフレームにおいて、雄螺子のねじ部2口径より小径に設けた突出部3を等間隔をおいて垂直面部4を周囲に形成した多角柱形状にし、この突出部の上面に多角斜面を形成した尖端部5を設けて成る。
【選択図】図2
Description
本発明は、タイトフレーム用の剣先ボルトに関するものである。
従来、タイトフレームとしては、フレーム本体の山部に剣先ボルトといわれる雄螺子を突設したものを使用して折版屋根を取付けるときは、梁等にタイトフレームを固定した後、前記雄螺子の先端尖鋭部で折版屋根を打抜き、突出した雄螺子に止水部材を介して雌螺子を締付けて取付ける方法がとられていた。
しかし、先端尖鋭部を有する雄螺子を折版屋根に叩き込んだとき、殴打時の衝撃によって雄螺子のねじ山が損傷するため、雄螺子を螺合しようとしても円滑に締め付けができないことが起っていた。
従来、特開平8−170407号、実登第2585676号、特許第2835515号、特開2000−291618号のごとき技術が開示されているが、殴打時の衝撃によって起こる雄螺子のねじ山の損傷を防止することは困難な構造であった。
そこで、本発明は、剣先ボルトを折版屋根に叩き込んだときに起ろうとする雄螺子のねじ山の損傷を防止し、これにより雌螺子の装着を迅速かつ円滑に行い、作業性を高めることを目的とするものである。
本発明は、折版屋根を取付けるフレーム本体の山部に雄螺子を突設するタイトフレームにおいて、雄螺子のねじ部口径より小径に設けた突出部を等間隔をおいて垂直面部を周囲に形成した多角柱形状にし、前記突出部の上面に多角斜面を形成した尖端部を設けて成るものである。
本発明に係る構成の剣先ボルトを使用すれば、折版屋根面は雄螺子の突出部上面の尖端部によってまず穿孔され、続いて突出部周面の多角面部によってさらに開孔されることになるから、その内側にあるねじ部はスムースに開口部を通過することができる。したがって、ねじ部は穿孔された開口部の周面に接触することがないから、損傷されるおそれはない。
これによって、雄螺子のねじ部に螺合する雌螺子は支障なく螺合し装着することができ、折版屋根面への緊締作業の効率を著しく向上することができる。
折版屋根を取付ける際に、梁等にタイトフレームを固定した後、雄螺子の突出部の尖端部で折版屋根面を打抜いてまず穿孔し、続いて突出部の垂直角面部でさらに押し拡げてより大きく開口し、しかる後に雄螺子のねじ部を挿通するようになる。
したがって、雄螺子のねじ部は、折版屋根面に穿孔された開口部をその周囲の抵抗に合うことなくスムースに挿通するから、損傷を受けることがない。
しかる後に、雄螺子のねじ部に雌螺子を螺締すればよい。
1は雄螺子で、この雄螺子のねじ部2の長さは適当に成る。
3は前記ねじ部2の上面部にねじ部口径より小径に設ける突出部で、この突出部は横断面多角柱形状又は円柱形状に成る。
図1の実施例は、断面四角面形状に成る突出部3の各角部を小巾に削去した垂直面部4・・・を設け、似八角形に成る多角柱形状の突出部を形成している。
また、突出部3を断面円柱形状に設けても、その周面には等間隔をおいて小巾に削去した垂直面部を設けた突出部に形成してもよい。
5は前記突出部3の上面部に設ける多角斜面から成る尖端部である。
図4の実施例では、前記ねじ部2の突出部3の上面部に円錐形に成る尖端部6を設けたもので、7・・・は突出部3の基端周囲に設けた上辺面が円弧状に成る突起で、この突起は前記ねじ部口径より内側部に位置している。
1 雄螺子
2 ねじ部
3 突出部
4・・・ 垂直面部
5 尖端部
6 尖端部
7・・・ 突起
2 ねじ部
3 突出部
4・・・ 垂直面部
5 尖端部
6 尖端部
7・・・ 突起
Claims (4)
- 折版屋根を取付けるフレーム本体の山部に雄螺子を突設するタイトフレームにおいて、雄螺子のねじ部口径より小径に設けた突出部を等間隔をおいて垂直面部を周囲に形成した多角柱形状にし、この突出部の上面に多角斜面を形成した尖端部を設けて成ることを特徴とするタイトフレーム用剣先ボルト。
- 折版屋根を取付けるフレーム本体の山部に雄螺子を突設するタイトフレームにおいて、雄螺子のねじ部口径より小径に設けた突出部を等間隔をおいて垂直面部を周囲に形成した円柱形状にし、この突出部の上面に多角斜面を形成した尖端部を設けて成ることを特徴とする剣先ボルト。
- 折版屋根を取付けるフレーム本体の山部に雄螺子を突設するタイトフレームにおいて、雄螺子のねじ部口径より小径で多角柱状に成る尖端部を有する突出部の基端周囲にねじ部口径より内側に位置して複数の突起を設けて成ることを特徴とするタイトフレーム用剣先ボルト。
- 折版屋根を取付けるフレーム本体の山部に雄螺子を突設するタイトフレームにおいて、雄螺子のねじ部口径より小径で円柱状に成る尖端部を有する突出部の基端周囲にねじ部口径より内側に位置して複数の突起を設けて成ることを特徴とするタイトフレーム用剣先ボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005195075A JP2007009638A (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | タイトフレーム用剣先ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005195075A JP2007009638A (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | タイトフレーム用剣先ボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007009638A true JP2007009638A (ja) | 2007-01-18 |
Family
ID=37748490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005195075A Pending JP2007009638A (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | タイトフレーム用剣先ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007009638A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009198004A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Newfrey Llc | 溶接スタッド |
-
2005
- 2005-07-04 JP JP2005195075A patent/JP2007009638A/ja active Pending
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JP2009198004A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Newfrey Llc | 溶接スタッド |
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