JP2007009006A - 粘着剤組成物 - Google Patents

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Shigenobu Fujita
繁信 藤田
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Abstract

【課題】本発明は、アクリル系粘着剤組成物について、高温・高湿の過酷な環境下での発泡抑制性能を維持した低粘度−高固形分化により、作業性及びコストパフォーマンスに優れ、且つ環境問題にも十分配慮した光学ディスプレイ用途等に利用できる粘着剤組成物の提供を目的とする。
【解決手段】アクリル酸ブチルとカルボキシル基含有モノマーを主成分とする共重合物であって、その重量比が99/1〜85/15、重量平均分子量が20万〜70万、且つ分子量分布=5以下の樹脂組成物(A)とメタアクリル酸アルキルエステルとアミノ基含有モノマーを主成分とする共重合物であって、その重量比が99/1〜85/15であり、重量平均分子量が5万以下のアミノ基含有樹脂組成物(B)を100重量部対1〜40重量部の割合で混合してなる粘着剤組成物について、粘度が1000mPa・s〜4000mPa・sの範囲の性状とする。

Description

本発明は粘着剤組成物に関し、より詳しくは、光学ディスプレイの基材の粘着に特に適する粘着剤組成物に関する。
近年、液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレイ(PDP)などのフラットパネルディスプレイ(FPD)が、様々な分野で表示装置として使用されている。例えば、これらの表示装置のひとつである液晶ディスプレイは、プロテクトフィルム、反射防止フィルム、偏光板、ガラス板、位相差板、拡散シート、導光板等の基材が粘着剤により貼り合わされることにより形成されているが、表示装置という性質上、その粘着剤は、高透明性及び高耐久性などが要求され、それらの性能に優れたアクリル系粘着剤が使用されている。
また、これらのFPDは、その利用分野の拡大とともに、より高温高湿条件下に置かれる状況が増えている。こうした中、より高温高湿環境下で十分な耐久性が得られるアクリル系粘着剤の開発が行なわれている。
これらのアクリル系粘着剤は、アルキル基の炭素数が1〜20のアクリル酸アルキルエステルを主成分とし、アクリル酸などの官能基含有モノマーを0.1〜10重量%、及び、共重合可能なその他のモノマーを0〜40重量%程度共重合させたアクリル系ポリマーと架橋剤、場合によっては粘着付与剤などを添加したものであり、高温高湿条件下での耐久性は分子量などを調整する方法により改良が進められている。
例えば、重量平均分子量100万以上で、架橋剤と反応する官能基を多く持つ高分子量アクリル系共重合体に重量平均分子量3万以下で、架橋剤と反応する官能基をほとんど持たないアクリル系共重合体を混合した粘着剤組成物が、高温条件下での発泡やふくれの発生を抑制できる技術が示されている(特許文献1)。
特開平10−279907
また、重量平均分子量80万以上のカルボキシル基含有アクリル系樹脂組成物に重量平均分子量10万以下のアミノ基含有アクリル系樹脂組成物を添加した粘着剤組成物が、高温条件下での発泡やふくれの発生を抑制できる技術も示されている(特許文献2)。
特開平10−310754
しかしながら、これらの粘着剤は、主ポリマーを高分子量体とすることで耐久性を向上させているため非常に高粘度であり、製品として許容されうる固形分の下限値30%での粘度が10000mPa・s程度となるため、塗工には適さない。そのため、使用に際しては、塗工可能な粘度である4000mPa・s以下に粘度を下げる必要があるが、固形分15%以下にまで溶剤で希釈する結果となり実用上問題点を有する。
さらに、一般的に溶剤型粘着剤中の溶剤(トルエン、酢酸エチル等)は基材に粘着剤を加工した後、回収廃棄(焼却処理)されるのが常であり、廃溶剤処理がコストを圧迫し、資源、環境へ悪影響を及ぼしている現状を鑑みると、最終的に作業現場において用いられる粘着剤が低固形分であることは、輸送費及び、作業効率面だけでなく、廃溶剤処理面からも不利であることは、明らかである。
以上のことから、近年におけるコスト競争の激化と環境に対する関心の高まりを背景に、廃棄溶剤低減の為、また輸送面、作業効率の面からも、十分な耐久性を維持した低粘度且つ高固形分である粘着剤が望まれている。
本発明は、光学ディスプレイ用アクリル系粘着剤組成物について、高温高湿の過酷な環境下における発泡、ふくれの発生を抑制できる性能を維持しつつ、低粘度−高固形分化を実現することにより、作業性及びコストパフォーマンスに優れ、且つ環境問題にも十分配慮した粘着剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、粘着剤組成物において、主ポリマーであるカルボキシル基含有アクリル系ポリマーの分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)を小さくする手段により、主ポリマーの重量平均分子量を低く抑えた場合であっても、高分子量の粘着剤に比しても劣らない耐発泡性が維持できることを見出した。また、それに伴い、粘着剤組成物の低粘度−高固形分化によるハンドリング性向上、コスト低減を実現したので、以下に詳説する。
耐発泡性を発現させるためには、ポリマー中の低分子量体を減少させる必要がある。従来の技術においては、主ポリマーを高分子量化する事で、ポリマー中の低分子量体を減少させる方法を採用しており、そのことが、組成物全体の粘度を上昇させる結果となっていた。本発明者らは、主ポリマーの高分子量化という手段に代えて、カルボキシル基含有ポリマーの分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)を狭くするという解決手段を取ることにより、ポリマー中の低分子量体を減少させ、耐発泡性を従来技術と同等に維持しつつ、粘度上昇という不利益が回避可能であることに着目した。
前記手段による本課題の解決の為には、1)粘着剤組成物の耐発泡性、2)粘度(主ポリマーの重量平均分子量に依存する)、3)主ポリマーの分子量分布、の三要素について各々の値の変化が相互に与える影響を考慮することにより、三者のバランスのとれた最適域を明らかにする必要がある。
本発明者らは、鋭意検討の結果、重量平均分子量が20万〜70万の範囲内にあり、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=5以下(好ましくは3以下)の値を有するカルボキシル基含有アクリルモノマー共重合体とアミノ基を含有する低分子ポリマーを混合することにより、求められる耐発泡性、及び粘度性状を有する粘着剤が得られることを導き出した。
前記主ポリマーは、アルキル基の炭素数が1〜20の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分としたカルボキシル基含有ポリマーであり、例えばアクリル酸ブチル(a)とカルボキシル基含有モノマー(b)を主成分とし、(a)/(b)の重量比が99/1〜85/15とする共重合物を含む樹脂組成物(A)が挙げられる。
当該樹脂組成物(A)100重量部(固形分)に対し、メタアクリル酸アルキルエステル(c)とアミノ基含有モノマー(d)を主成分とし、(c)/(d)の重量比が99/1〜85/15であり、重量平均分子量が5万以下のアミノ基含有共重合物を含む樹脂組成物(B)を1〜40重量部(固形分)混合することにより本発明の粘着剤組成物を得ることができる。
当該粘着剤組成物は、固形分30%以上において粘度:1000〜4000mPa・sの性状を有し、また耐発泡性にも優れることから、光学ディスプレイ用粘着剤として非常に有用である。
本発明により、上記粘着剤組成物を用いて、例えば光学ディスプレイ用アクリル系粘着剤組成物に適用すると、高温高湿の過酷な環境下における発泡、ふくれの発生を抑制できる性能を維持しつつ、低粘度−高固形分化を実現することにより、作業性及びコストパフォーマンスに優れ、且つ環境問題にも十分配慮した粘着剤組成物を提供することができた。
特に、例えばポリエステルフィルム又はシート等の基材の片面又は両面に、前記粘着剤組成物を処理してなる粘着樹脂層を備えた光学ディスプレイ用粘着フィルム或はシートは好適に用いることができる。
本発明で使用される主ポリマーは、アクリル酸ブチル(a)とカルボキシル基含有モノマー(b)を主成分とする共重合物であって、(a)および(b)を重合させることにより製造される。
(a)/(b)の重量比は、99/1〜85/15とする。(a)/(b)の重量比が99/1以下とすると、十分な架橋が得られず発泡、ふくれが発生し、また、85/15以上とすると、粘着剤組成物が硬くなりすぎる為、本用途に適した粘着性が発現しないからである。
このうち、(a)成分は、基本的な粘着性を発現させるために必要なものである。また、(b)成分の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、クロトン酸、β−カルボキシエチルアクリレート等が挙げられる。
なお、必要に応じて(a)成分および(b)成分の他に共重合可能な不飽和モノマーを加えてよく、具体的には、アクリル酸エチル、アクリル酸メチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸2−ヒドロキシルエチル等が挙げられる。
一方、メタアクリル酸アルキルエステル(c)とアミノ基含有モノマー(d)を主成分とする共重合物であって、(c)/(d)の重量比が99/1〜85/15であり、且つ、重量平均分子量が5万以下の樹脂組成物は、次の(c)及び(d)を重合させることにより製造され、好ましくは重量平均分子量が3万以下、さらに好ましくは2万以下が好ましい。
(c)/(d)の比率が99/1以下の時は、樹脂組成物(A)と樹脂組成物(B)の相溶性が悪くなり、混合物及び塗工品が白濁する事から本用途には利用出来なく、また、85/15以上であれば、樹脂組成物(A)と樹脂組成物(B)のイオン結合が多くなり極端に増粘することから、本発明の目的から外れるところとなる。
このうち、(c)成分の例としては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。
また、(d)成分の例としては、アミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ビニルピリジン等のアミノ基を含有するものが挙げられる。
上記の樹脂組成物(A)及び樹脂組成物(B)は、それぞれ、ベンゾイルパーオキサイド(BPO)、ラウリルパーオキサイドの様な有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリルの様なアゾ系開始剤を用いたラジカル重合により製造することが好ましい。
本発明の粘着剤組成物を得るには、樹脂組成物(A)及び樹脂組成物(B)を混合することが必要である。混合する場合の量は、樹脂組成物(A)100重量部(固形分)に対し、樹脂組成物(B)を1〜40重量部(固形分)であるが、接着力、粘着性、耐久性のバランスを考慮すると5〜20重量部(固形分)混合することが好ましく、樹脂組成物(B)の比率が低すぎると、目標の耐久性を得ることが出来ず、樹脂組成物(B)の比率が高すぎると接着性、粘着性が低下することから、本用途に利用することは困難となる。
本発明の粘着剤組成物を構成する架橋剤としては、エポキシ化合物系架橋剤、イソシアネート化合物系架橋剤、金属キレート化合物系架橋剤、アジリジン化合物系架橋剤及びアミノ樹脂系架橋剤を挙げることができる。
また、本発明の粘着剤組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で有れば、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、粘着付与樹脂、可塑剤、消泡剤及び濡れ性調整剤等を配合しても良い。
さらに、本発明の粘着剤組成物は、酢酸エチル、トルエン等の溶剤で希釈することにより、固形分を30%に調整した際の粘度が1000〜4000mPa・sの性状を有するものである。なお、前記固形分の測定は、JIS K0067(100℃、2時間)の測定条件により、また粘度の測定は、ブルックフィールド式回転粘度計〔BH型、No.4ローター〕にて10r.p.m、20℃の測定条件により行う。測定に用いる粘着剤組成物の試料量は通常2〜5g程度である。
本発明の光学ディスプレイ用粘着シートは、基材の片面又は両面に前記粘着剤組成物を塗工乾燥してなる粘着樹脂層を備えたものである。具体的には前記粘着剤組成物をポリエステルやポリプロピレン等のフィルムに塗布したものを加熱乾燥して得られるものである。
次に、樹脂組成物の製造例および粘着剤組成物の実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
なお、製造例および実施例で示す部は重量部を示し、重量平均分子量、数平均分子量はゲル浸透クロマトグラフ法(GPC)により測定した値である。なお、測定条件は以下の通りである。
装置:ポンプ;L−6000((株)日立製作所製)、オーブン;CO−8000((株)東ソー製)、検出器;RI−101(昭和電工(株)製)、データ処理;SC−8010((株)東ソー製)、
カラム;TSKgel GMHXL(7.8mmI.D.×30cm)×2+G2000HXL(7.8mmI.D.×30cm)(以上東ソー(株)製)
移動層:THF
流量:1.0mL/分
オーブン温度:40℃
試料:濃度;0.5wt%THF溶液、注入量;200mL
TSK標準ポリスチレン(東ソー(株)製)を標準物質とし、検量線を作成し、ポリスチレンスタンダード換算により測定した。
以下に樹脂組成物の製造例を示す。
<製造例1:樹脂組成物A>
撹拌機、還流冷却器、温度計及び窒素導入管を備えた反応装置に、アクリル酸ブチル98部、アクリル酸2部、酢酸エチル120部を仕込み、BPO 0.2部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で8時間重合反応を行なった。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度2500mPa・s、重量平均分子量60万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=3.2の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例2:樹脂組成物A>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル90部、アクリル酸10部、酢酸エチル120部を仕込み、BPO 0.25部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で8時間重合反応を行なった。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度2700mPa・s、重量平均分子量58万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.8の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例3:樹脂組成物B>
製造例1と同じ反応装置にメタクリル酸メチル 98部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル2部、トルエン100部、BPO 1部を加え、リフラックスさせて8時間重合反応を行った。反応終了後、トルエンにて希釈して固形分30%に調整し、粘度100mPa・s、重量平均分子量2万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.3の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例4:樹脂組成物B>
メタクリル酸メチルの量を91部、メタクリル酸ジメチルアミノエチルの量を9部とする以外は製造例3と同様にして、固形分30%、粘度90mPa・s、重量平均分子量2万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.3の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例5:樹脂組成物A>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル99部、アクリル酸1部、酢酸エチル120部を仕込み、BPO 0.2部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で8時間重合反応を行なった。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度2400mPa・s、重量平均分子量59万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=3.0の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例6:樹脂組成物A>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル85部、アクリル酸15部、酢酸エチル120部を仕込み、BPO 0.2部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で8時間重合反応を行なった。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度3300mPa・s、重量平均分子量60万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=3.1の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例7:樹脂組成物A>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル98部、アクリル酸2部、酢酸エチル180部を仕込み、BPO 0.2部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で8時間重合反応を行なった。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度800mPa・s、重量平均分子量20万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.7の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例8:樹脂組成物A>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル98部、アクリル酸2部、酢酸エチル85部を仕込み、BPO 0.2部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で8時間重合反応を行なった。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度4000mPa・s、重量平均分子量71万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.8の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例9:樹脂組成物A>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル98部、アクリル酸2部、酢酸エチル100部を仕込み、BPO 0.4部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で重合反応を行ない、反応開始4時間後にBPO 0.1部を添加し、その後、さらに4時間重合反応を行った。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度2400mPa・s、重量平均分子量58万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=4.9の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例10:樹脂組成物B>
メタクリル酸メチルの量を99部、メタクリル酸ジメチルアミノエチルの量を1部とする以外は製造例3と同様にして、固形分30%、粘度100mPa・s、重量平均分子量2万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.3の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例11:樹脂組成物B>
メタクリル酸メチルの量を85部、メタクリル酸ジメチルアミノエチルの量を15部とする以外は製造例3と同様にして、固形分30%、粘度100mPa・s、重量平均分子量2万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.4の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<製造例12:樹脂組成物B>
製造例1と同じ反応装置にメタクリル酸メチル 98部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル2部、トルエン100部、BPO 0.5部を加え、リフラックスさせて8時間重合反応を行った。反応終了後、トルエンにて希釈して固形分30%に調整し、粘度320mPa・s、重量平均分子量5万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.5の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
以下に樹脂組成物の比較製造例を示す。
<比較製造例1>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル98部、アクリル酸2部、酢酸エチル50部を仕込み、BPO 0.2部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で8時間重合反応を行なった。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度9000mPa・s、重量平均分子量82万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=3.4の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<比較製造例2>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル98部、アクリル酸2部、酢酸エチル50部を仕込み、BPO 0.2部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で重合反応を行ない、反応開始4時間後にBPO
0.1部を添加し、その後、さらに4時間重合反応を行った。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度8000mPa・s、重量平均分子量80万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=6.0の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<比較製造例3>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル98部、アクリル酸2部、酢酸エチル120部を仕込み、BPO 0.2部を加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて還流下で重合反応を行ない、反応開始4時間後にBPO 0.1部を添加し、その後、さらに4時間重合反応を行った。
反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度2300mPa・s、重量平均分子量59万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=5.6の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<比較製造例4>
製造例1と同じ反応装置に、アクリル酸ブチル98部、アクリル酸2部、酢酸エチル220部を仕込み、BPO 0.2部加え、窒素ガス気流中75〜95℃にて8時間重合反応を行った。反応終了後、酢酸エチルにて希釈し、固形分30%に調整し、粘度500mPa・s、重量平均分子量16万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=3.2の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<比較製造例5>
製造例1と同じ反応装置にメタクリル酸メチル98部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル2部、トルエン60部、BPO 0.5部を加え、リフラックスさせて8時間重合反応を行った。反応終了後、トルエンにて希釈して固形分30%に調整し、粘度1800mPa・s、重量平均分子量17万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.4の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
<比較製造例6>
製造例1と同じ反応装置にアクリル酸ブチル 98部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル2部、トルエン100部、BPO 1部を加え、リフラックスさせて8時間重合反応を行った。反応終了後、トルエンにて希釈して固形分30%に調整し、粘度40mPa・s、重量平均分子量2万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=2.3の重合体溶液(樹脂組成物)を得た。
以上の樹脂組成物の製造例、比較製造例をまとめたものを表1に示す。
Figure 2007009006
以下に粘着物組成物の調製方法及びそれを用いた粘着フィルムの作成方法を示す。なお、実施例における各部数は、固形分当たりの部数を示す。
<実施例 1>
製造例1で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加え、架橋剤として1,3−ビス(N,N,−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサンを0.1部加えて粘着剤組成物を調製し、かかる粘着剤組成物を、厚さ25μmのシリコンコートされたポリエステルフィルムセパレーターに当該粘着樹脂層の厚さが25μmとなる様に塗布し、加熱乾燥後、50μmポリエステルフィルムに転写し、当該処理された粘着樹脂層を備える上記粘着フィルムを作成した。
<実施例 2>
製造例1で得た樹脂組成物100部に製造例4で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 3>
製造例2で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 4>
実施例1の架橋剤をアルミニウムトリスアセチルアセトネート0.2部に変更する以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 5>
製造例5で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 6>
製造例6で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 7>
製造例7で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 8>
製造例8で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 9>
製造例9で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 10>
製造例1で得た樹脂組成物100部に製造例10で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 11>
製造例1で得た樹脂組成物100部に製造例11で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 12>
製造例1で得た樹脂組成物100部に製造例12で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 13>
製造例1で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物1部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<実施例 14>
製造例1で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物40部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<比較例 1>
製造例1で得た樹脂組成物のみを使用する以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<比較例 2>
比較製造例1で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<比較例 3>
比較製造例2で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<比較例 4>
比較製造例3で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<比較例 5>
比較製造例4で得た樹脂組成物100部に製造例3で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<比較例 6>
製造例1で得た樹脂組成物100部に比較製造例5で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<比較例 7>
製造例1で得た樹脂組成物100部に比較製造例6で得た樹脂組成物15部を加える以外は実施例1と同様にして粘着フィルムを作成した。
<評価方法及び評価基準>
[耐発泡性評価方法]
試料を100×150mmの大きさのアクリル板に張り合わせた後、70℃で500時間放置し、外観変化を下記の基準に従って目視で判断することにより行った。
[ 耐発泡性評価基準 ]
基 準 状 況 ○:発泡無し
△:微細発泡5個以内
×:発泡有り
[塗工適正・塗工外観評価方法]
実施例1の方法にて塗工後、外観を下記の基準に従って目視で判断することにより行った。尚、高粘度のため、評価可能な塗工面が得られなかった粘着剤組成物については、3000mPa・s程度まで希釈し塗工を行なった。
[塗工適正評価基準 ]
基 準 状 況 ○:良好
×:ムラ、筋引きあり
[塗工外観評価基準 ]
基 準 状 況 ○:良好
△:若干濁り有り
×:濁り、ムラ等有り
[粘着性評価基準 ]
基 準 状 況 ○:良好
×:ほとんど粘着性無し
以上の評価により得られた結果を表2に示す。
Figure 2007009006
本発明の粘着剤を施工することにより形成される樹脂層は、高温高湿の過酷な環境下に置かれた場合であっても気泡を生ずることなく耐久性に優れるものであり、例えば光学ディスプレイ用途に利用される。また、施工時においては、固形分、粘度等の性状が作業に適していることから、作業現場において溶剤希釈などの工程を不要とするもので、好適に用いることができるものである。

Claims (5)

  1. アクリル酸アルキルエステル(a)とカルボキシル基含有モノマー(b)を主成分とする共重合物を含む樹脂組成物(A)と、メタアクリル酸アルキルエステル(c)とアミノ基含有モノマー(d)を主成分とする共重合物を含む樹脂組成物(B)とを混合してなる粘着剤組成物であって、
    前記樹脂組成物(A)は、
    (a)/(b)の重量比が99/1〜85/15であり、
    重量平均分子量が20万〜70万であり、
    分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)=5以下の樹脂組成物であり、
    前記樹脂組成物(B)は、
    (c)/(d)の重量比が99/1〜85/15であり、
    重量平均分子量が5万以下のアミノ基含有樹脂組成物である
    ことを特徴とする粘着剤組成物。
  2. 前記カルボキシル基含有樹脂組成物(A)100重量部(固形分)に対して、前記アミノ基含有樹脂組成物(B)を1〜40重量部(固形分)の割合で混合してなる請求項1記載の粘着剤組成物。
  3. 粘着剤組成物の固形分30%(100℃×2時間、JIS K0067)調整時における当該粘着剤組成物の粘度が1000mPa・s〜4000mPa・s(ブルックフィールド式回転粘度計〔BH型、No.4ローター〕10r.p.m、20℃)の範囲にある請求項1又は請求項2記載の粘着剤組成物。
  4. 前記アクリル酸エステル(a)がアクリル酸ブチルである請求項1乃至3いずれかの項に記載の粘着剤組成物。
  5. 基材の片面又は両面に、請求項1乃至4いずれかの項に記載の粘着剤組成物を塗工乾燥してなる粘着樹脂層を備えたことを特徴とする光学ディスプレイ用粘着シート。

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