JP2007007120A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転体とは別個に駆動源を配設するスペースを確保する必要がなく、遊技機裏面側のスペースを有効活用することができ、表示装置の大型化に対応し得るとともに、島設備からの遊技球供給位置や貯留タンク形状の設計の自由度が制約されることのない遊技機を提供する。
【解決手段】 貯留タンク11に貯留された遊技球を排出口を通じて1個宛排出可能な球排出ユニット12を備えた遊技機であって、球排出ユニット12は、遊技球を保持可能な球保持部62を形成し、保持した遊技球を回転しながら排出口へ誘導する球保持回転体60と、球保持回転体60を回転駆動させる電気的駆動源70と、を備え、球保持回転体60の回転軸方向の一端部を凹ませて収納空間部67を形成し、電気的駆動源70を収納空間部67内に位置する状態で配置する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、外部から供給される遊技球を貯留する貯留タンクと、該貯留タンクに貯留された遊技球を排出するための球排出ユニットと、を備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
遊技球を使用して遊技を行う遊技機の代表的なものとしてパチンコ遊技機がある。このパチンコ遊技機の裏面側の上部には、遊技球を貯留する貯留タンクが設けられており、遊技球が入賞すると、例えば、貯留タンクに貯留された遊技球を球流路(シュート)を介して、複数の遊技球保持孔を有する回転体やその駆動源等を備えた球排出ユニットに流入させ、賞球としてパチンコ遊技機前面の上皿に排出するように構成されている(特許文献1)。
また、遊技に使用される表示装置の大型化に伴って、遊技機裏面側のスペースを確保するために球流路(シュート)をなくし、球排出ユニットを直接貯留タンクに付設した構造を有するものもある。この場合には、軸周りに回転可能であって、遊技球を保持する回転体の上部を貯留タンクに臨むように配置し、その近傍に設けた駆動源により回転体を駆動して、貯留タンク内の遊技球を所定の個数払い出すように構成していた。
特開平2−13488号公報
ところで、上述した貯留タンクに回転体や駆動源等を備えた球排出ユニットを付設した遊技機では、回転体を駆動するための駆動源を配置する場合に回転体の近傍、詳しくは回転体の横方向や軸方向に所定の間隔を隔てて駆動源を配設し、ベルト駆動やギア駆動等によって回転体を駆動している。
しかしながら、このような構成では、回転体とは別個に駆動源を配設するスペースを確保しなければならず、せっかく球流路(シュート)をなくしたにもかかわらず、余計なスペースを必要とする構造であった。かかる構造は表示装置の大型化に対応できるものではなく、限られた遊技機裏面側のスペースを有効活用しているとは言えなかった。さらに、島設備から供給される遊技球の貯留タンクへの供給位置が駆動源の存在しない場所に制約されることになり、貯留タンク形状の設計の自由度も制約される結果となっていた。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転体とは別個に駆動源を配設するスペースを確保する必要がなく、遊技機裏面側のスペースを有効活用することができ、表示装置の大型化に対応しうるとともに、島設備からの遊技球供給位置や貯留タンク形状の設計の自由度が制約されることのない遊技機を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、外部から供給される遊技球を貯留する貯留タンクと、該貯留タンクに貯留された遊技球を排出口を通じて1個宛排出可能な球排出ユニットと、を備えた遊技機において、
前記球排出ユニットは、
前記貯留タンクの遊技球を保持可能な球保持部を形成し、該球保持部に保持した遊技球を回転しながら前記排出口へ誘導する球保持回転体と、
該球保持回転体を回転駆動させる電気的駆動源と、
を備え、
前記球保持回転体の回転軸方向の一端部を凹ませて収納空間部を形成し、前記電気的駆動源を収納空間部内に位置する状態で配置したことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記貯留タンクは、その外壁を凹ませるとともに内壁を当該貯留タンクの内側へ突出して駆動源取付部を形成し、
該駆動源取付部の凹み部の内側に電気的駆動源を配置し、
前記収納空間部内に駆動源取付部の突出側を収納する状態で球保持回転体を配置したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記球保持回転体は、回転軸を縦向きに配置し、当該球保持回転体の下端部を凹ませて前記収納空間部を形成し、上端部を貯留タンクに臨ませ、
前記球保持部は、前記球保持回転体の外周縁に回転軸に沿って形成される切欠きにより構成され、該切欠きと前記貯留タンクの壁部との間に遊技球を保持可能とし、
前記球保持回転体の上端部に、前記球保持部へ向けて下り傾斜した球誘導部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記貯留タンクは、縦長な筒部材で構成され、遊技機裏面の一側寄りに配置され、
前記球排出ユニットは、前記貯留タンクの下端部に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、前記貯留タンクの内部のうち球排出ユニットよりも上方に、遊技球が複数列で流下可能な蛇行流路を形成したことを特徴とする請求項4に記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、球保持回転体の回転軸方向の一端部を凹ませて収納空間部を形成し、前記電気的駆動源を収納空間部内に位置する状態で配置したので、球保持回転体とは別個に電気的駆動源を配設するスペースを確保する必要がなく、遊技機裏面側のスペースの有効利用することができ、表示装置の大型化に対応し得る。また、島設備からの遊技球供給位置や貯留タンク形状の設計の自由度が制約されることもない。
請求項2に記載の発明によれば、貯留タンクの外壁を凹ませるとともに内壁を当該貯留タンクの内側へ突出して駆動源取付部を形成し、該駆動源取付部の凹み部の内側に電気的駆動源を配置しているので、電気的駆動源が貯留タンクの外側に位置することになり、電気的駆動源のメンテナンス時や故障時などに電気的駆動源のみを取り外すことができ、作業が簡単かつ効率良くできる。
請求項3に記載の発明によれば、球保持回転体の外周縁に形成される切欠きと貯留タンクの壁部との間に遊技球を保持する球保持部が区画されるので、球保持回転体に球保持孔を設ける場合に比較して切欠きの数を多くすることができ、より多くの遊技球を保持することができる。また、球保持回転体のうち収納空間部とは反対側の端部に、球保持部へ向けて下り傾斜した球誘導部を形成したので、球保持回転体の閉塞端部で遊技球が停留することなく、球保持部に遊技球を効率的に誘導することが可能となる。さらに、球保持回転体の回転軸を縦向きに配置し、球保持回転体の上端部に球誘導部を形成したので、球保持回転体の上に遊技球が載り難い。したがって、球保持回転体の回転軸を横向きに配置した場合よりも、球保持回転体に加わる球圧を小さく抑えることができ、電気的駆動源の駆動軸に掛かる負荷を軽減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、貯留タンクを縦長な筒部材で構成して遊技機裏面の一側寄りに配置したので、従来は貯留タンクが横方向に延設されていた遊技機裏面側上部のスペースを有効活用できることになり、表示装置の大型化や役物の配置スペースの確保が可能となる。また、貯留タンクが縦長な筒部材であるので、従来は遊技球の流下路が配設されていた部位に収まり、余計なスペースを必要とせず効率的である。さらに、貯留タンクの下端部に球排出ユニットを配置したので、一定量の貯留球を確保することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、縦長な筒部材の貯留タンクの内部のうち球排出ユニットよりも上方に、遊技球が流下可能な蛇行流路を形成したので、島設備から供給される遊技球の球圧が球保持回転体に直接かかることを防止することができ、正常な排出動作を保つことができる。また、蛇行流路を形成することで貯留数が多少なりとも少なくなるが、蛇行流路は遊技球が複数列で流下可能であるので、一定量の貯留球を確保でき、球保持回転体の全体に遊技球を供給することができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて、本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機1の背面斜視図、図2は裏機構ユニット4の背面斜視図である。なお、以下の説明においては、便宜上、特記しない限りパチンコ遊技機1の遊技者側を「前」として前後方向を示す。
第1の実施形態のパチンコ遊技機1は、外枠(機枠あるいは本体枠)2に、大きな開放開口を有する額縁状の内枠(前面枠)3の一側を開閉可能に取り付け、この内枠3の裏面側に裏機構ユニット4を取り付けている。この裏機構ユニット4には、液晶表示装置などの表示装置(図示せず)を前方から嵌め込み、この表示装置の前面側に遊技盤(図示せず)を装着している。この遊技盤は、ガイドレールなどの区画部材により遊技部を区画し、この遊技部内のほぼ中央に設けたセンターケースの開口部内に表示装置を臨ませて前面側(つまり遊技者側)から表示部を視認することができるように構成されている。裏機構ユニット4の下方には、遊技を統括的に制御する遊技制御装置6、排出制御装置7、電源装置8、中継基板9等をそれぞれ配設している。また、裏機構ユニット4の上方には、遊技球を貯留する貯留タンク11を配設し、この貯留タンク11には、球排出ユニット12を取り付けて一体化している。即ち、球導出流路を間に介在させずに球排出ユニット12を貯留タンク11に直結することで、部品点数や配置スペースを削減している。この球排出ユニット12は、排出制御装置7からの制御信号に基づいて貯留タンク11に貯留されている遊技球の排出を実行するように構成されている。この球排出ユニット12の下方には、排出した遊技球をパチンコ遊技機1の前面の上皿(図示せず)へ案内する球流下路13、および、貯留タンク11内の遊技球を遊技機島内下部の球回収樋へ案内するための球抜流路14の計2条の流路を裏機構ユニット4内に延設している。なお、球排出ユニット12についての詳細は後述する。
裏機構ユニット4は、表示装置5を取り付ける取付フレーム17と、この取付フレーム17の右側縁から前方に突設した固定壁部18と、この固定壁部18とは反対側の取付フレーム17の左側に形成した流路収納部19とから構成されている。固定壁部18は、前方側先端面の上下に止着穴21を開設しており、上下の止着穴21に雄ネジなどの止着部材を通して内枠3側の雌ネジ部に螺合することで内枠3に固定される。流路収納部19は、内部空間を収納空部とした縦長な略筒状の部材であり、収納空部内に上記球流下路13および球抜流路14を収納している。この流路収納部19は蓋部材22を備えており、この蓋部材22を開くことで保守作業を行うことができる。
次に、裏機構ユニット4の上部に配設された貯留タンク11および球排出ユニット12について説明する。
図3は、貯留タンク11および球排出ユニット12の分解斜視図である。図4(a)は貯留タンク11に球排出ユニット12を取り付けた状態の平面図であり、図4(b)は球保持回転体の一種であるスプロケット60を下方から見た斜視図である。図5(a)は図4(a)におけるA−A線断面図であり、図5(b)は貯留タンク11から球排出ユニット12への球流入状況のA−A線断面図である。
貯留タンク11は、上面が開口した横長な有底箱体状に形成されており、その底部30を長手方向の一側(遊技機1の正面から見て右側)から他側(遊技機1の正面から見て左側)に向けて下り傾斜させている。この貯留タンク11の底部30は階段状に3段階で下り傾斜しており、最上段部分にはその長手方向に沿って数条に埃落とし用の溝を31が形成されている。この溝31は、遊技球に付着した埃や、稀ではあるが遊技機島設備から落下から落下してきたビスなどを受けるために形成されており、ビスなどが後述するスプロケット60へと流下して噛み込まないように工夫されている。そして、この貯留タンク11の他側の側壁を平面視円弧状に形成するとともに、その上半部分を切り欠いている。この円弧状の側壁で囲まれた部分が排出ユニット取付部34となり、この排出ユニット取付部34の下部には、略円筒状のスプロケット収容部34´を下方に向けて突設している。
また、排出ユニット取付部34及びスプロケット収容部34´の側壁の外面には、周方向に等間隔を隔てて、ビス等の止着部材を止着する円筒状の止着部(ボス部)35が径方向外方に突き出すように形成されている。各止着部35は縦方向(筒状体の軸方向)に沿って突設され、排出ユニット取付部34及びスプロケット収容部34´に連続する側壁外面には上下端に止着部材を止着可能な止着部35が3箇所に配され、貯留タンク11の底部30の下部に位置するスプロケット収容部34´の側壁外面には下端のみに止着部材を止着可能な止着部35が4箇所に配されている。即ち、上半部分を切り欠いた排出ユニット取付部34の上端面には3箇所の止着部35が位置しており、スプロケット収容部34´の下端面には4箇所の止着部35が位置することになる。
球排出ユニット12は、排出ステージ部材40、スプロケット60、及び駆動モーター等の電気的駆動源70から構成されている。排出ステージ部材40は、円板状のステージ本体41と、このステージ本体41上に重ね合わせて配される円板状のガイドステージ51と、ステージ本体41に開設された排出口43を通過する遊技球を1個宛検出可能な通過センサ44とから成る。
ステージ本体41は、貯留タンク11の排出ユニット取付部34の下部に突設された略円筒状のスプロケット収容部34´の下端開口部を塞ぐように固定される。このステージ本体41の周縁部には、上記球流下路13に連通する排出口43と、上記球抜流路14に連通する球抜排出口47を開設してある。排出口43は、ステージ本体41の底部を矩形に凹ませてセンサ44を収納可能に形成したセンサ収納部48の底部に開口されている。このセンサ収容部48の内側に通過センサ44を収容すると、通過センサ44に開設されたスルーホール44´と排出口43が連通するようになっている。通過センサ44は、遊技球がスルーホール44´を通過した際に検出信号を出力するように構成されている。即ち、通過センサ44は、排出口43を通過する遊技球を検出することができる。ステージ本体41の周縁には、周方向に等間隔を隔てて4箇所に、ビス等の止着部材を挿通する止着孔49が径方向外方に突き出すように形成されている。
ガイドステージ51は、ステージ本体41の上部に重ね合わせて上記スプロケット収容部34´の下端面に固定される。このガイドステージ51の上面の略中央には、駆動モーター70の下端外周部に接触して支持する円弧状の4つの支持部材52が同一円上に突設されている。このガイドステージ51の周縁部であって、通過センサ44のスルーホール44´に対応する位置には、このスルーホール44´を露出させる異形長穴状の露出穴53を開設し、スプロケット60が正転方向R(遊技球を排出口43から排出するときのスプロケット60の回転方向であり、時計回り回転方向に相当する。)へ回転したときに、スプロケット60に保持された遊技球が露出穴53及びスルーホール44´を介して排出口43に流入するように成っている。この露出穴53の一端側、即ち、スプロケット60が正転方向Rの手前側となる部分が周方向へ延出され、その延出端から徐々に拡幅するように異形長穴状に形成されているため、遊技球を徐々に露出穴53内に案内するように成っている。また、ガイドステージ51の周縁部であって露出穴53の近傍には、ステージ本体41に形成した球抜排出口47に連通するように上部に位置する球抜穴54を開設し、スプロケット60が逆転方向L(遊技球を球抜排出口47から排出するときのスプロケット60の回転方向であり、反時計回り回転方向に相当する。)へ回転したときに、スプロケット60に保持された遊技球が球抜穴54を介して球抜排出口47に流入するように成っている。ガイドステージ51の周縁には、周方向に等間隔を隔てて4箇所に、ビス等の止着部材を挿通する止着孔55が径方向外方に突き出すように形成されている。
スプロケット60は、図4に示すように、本発明における球保持回転体として機能するキャップ状の部材であり、回転軸Cを縦向きに配置した姿勢でスプロケット収容部34´に収容され、当該スプロケット60の上端部を貯留タンク11に臨ませている(図5参照)。このスプロケット60の外周縁には、回転軸Cに沿って形成された平面視円弧状の複数の切欠き61により構成され、該切欠き61と上記貯留タンク11のスプロケット収容部34´の内壁部との間に遊技球を受け入れてこの遊技球を保持可能な縦孔状の球保持部62を複数備えており、平面視が略歯車のような形状を呈している。即ち、本実施形態における球保持部62は、平面視において遊技球の外形に倣った円弧状の切欠き61と上記スプロケット収容部34´の内壁部とによって区画され、スプロケット60の周方向に等間隔で合計10箇所形成している。スプロケット60の外周縁に切欠き61を形成し、スプロケット収容部34´の内壁部とともに球保持部62を区画したのは、スプロケット60を円形状に形成してその内側に複数の球保持孔を開設するよりも、多くの球保持部62を配設することができるからである。ここで、スプロケット収容部34´の内径は、スプロケット60の外径よりも若干大きく設定している。このスプロケット収容部34´の内壁面とスプロケット60の切欠き61とにより区画形成される縦孔状の各球保持部62内には、遊技球が最大3個縦に積み重なった状態で保持される(図5(b)参照)。
スプロケット収容部34´の内壁面には、上記ガイドステージ51から球1個分だけ上方に隔てた部位に、その内壁面の周方向に沿って、上記の露出穴53及び球抜穴54の外側縁部を覆うように円弧状のリブ65が径方向内方へ向けて突設されている。このリブ65は、図4(a)において、上記露出穴53の右側方及び上記球抜穴54の左側方に延出されており、当該リブ65の各延出端部はスプロケット60の正転方向Rまたは逆転方向Lに対して、露出穴53及び球抜穴54よりも手前に位置している。スプロケット60が球保持部62に遊技球を保持した状態で正転方向Rへ回転すると、保持された遊技球が露出穴53に到達する手前にリブ65の延出端部(図4(a)において右端部)が存在するので、図5(b)に示すように、3個縦に積み重なった遊技球80のうち1段目と2段目以上がリブ65によって隔てられ、保持された遊技球80が排出口43に至る露出穴53の上方に移動してきた際に、このリブ65が遮蔽板となって2段目以上の遊技球80が排出口43へ流入するのを阻止するようになっている。他方、スプロケット60が球保持部62に遊技球を保持した状態で逆転方向Lへ回転すると、保持された遊技球が球抜穴54に到達する手前にリブ65の延出端部(図4(a)において左端部)が存在するので、3個縦に積み重なった遊技球80のうち1段目と2段目以上がリブ65によって隔てられ、保持された遊技球80が球抜排出口47に至る球抜穴54の上方に移動してきた際に、このリブ65が遮蔽板となって2段目以上の遊技球80が球抜排出口47へ流入するのを阻止するようになっている。これにより、ガイドステージ51上においてスプロケット60の各球保持部62に保持した遊技球80を排出口43または球抜排出口47から1個ずつ確実に排出することができる。
また、スプロケット60内には、図4(b)に示すように、その回転軸方向の一端部(下端部)を凹ませて、駆動モーター70を収納可能な収納空間部67が形成されている。この収納空間部67内に収納される駆動モーター70は、スプロケット60を回転駆動するものであり、ガイドステージ51の上面の支持部材52で囲まれた中央部分に駆動軸71を上方へ臨ませた状態で配置され、その本体の下端部に取り付けられた取付けプレート72の止着孔にビス等の止着部材を止着することにより、ガイドステージ51上に固定される。そして、収納空間部67内の閉塞部中央には駆動モーター70の駆動軸71の先端部を挿入固定可能な固着部68が形成されており、該固着部68に駆動軸71の先端部を挿着することにより、駆動モーター70の本体は収納空間部67内に位置する状態で配置される。このようにスプロケット60の収納空間部67内の固着部68に駆動モーター70の駆動軸71を挿着するので、スプロケット60を駆動モーター70により直接駆動することができる。駆動モーター70は、例えばステップモーターにより構成し、排出制御装置7によってその作動が制御される。この駆動モーター70を作動させることでスプロケット60を所望の角度だけ回転(正転或いは逆転)させることができる。スプロケット60の収納空間部67内に駆動モーター70が位置する状態で配置すると、図5に示すように、スプロケット60の下端面が上記支持部材52の上面を摺動するので、これによりスプロケット60の回転ガタ付きが防止されることになる。
さらに、スプロケット60の上記収納空間部67とは反対側の閉塞端部、即ち、スプロケット60の上面には、球保持部62へ向けて下り傾斜した球誘導部69が形成されている。このようにスプロケット60の上面に球保持部62へ向けて下り傾斜した球誘導部69を形成したので、スプロケット60の上面で遊技球が停留することなく、球保持部62に遊技球を円滑かつ効率的に誘導することが可能となる。さらに、スプロケット60の上に遊技球が載り難い。したがって、スプロケット60の回転軸Cを横向きに配置した場合よりも、スプロケット60に加わる球圧を小さく抑えることができ、駆動モーター70の駆動軸71に掛かる負荷を軽減することができる。本実施形態では、球誘導部69はドーム状の曲面により形成されているが、円錐状の下り傾斜面により形成してもよい。
このように構成された排出ユニット12は、ガイドステージ51上に駆動軸71を上に向けた状態で駆動モーター70を止着固定し、駆動軸71の先端部をスプロケット60の収納空間部67の閉塞端部中央の固着部68に挿着して、該収納空間部67内に駆動モーター70を位置した状態で配置した上で、このガイドステージ51をセンサ収納部48にセンサ44を収納したステージ本体41上に重ね合わせ、ステージ本体41の止着孔49とガイドステージ51の止着孔55にビス等の止着部材を挿通して、上記スプロケット収容部34´の下端面に位置する4箇所の止着部35に該スプロケット収容部34´の開口を塞ぐように止着して組み立てられる。
上述したように、上半部分を切り欠いた排出ユニット取付部34の上端面には3箇所の止着部35が位置しており、これら止着部35には、該排出ユニット取付部34の上部開口を塞ぐように外部出力端子盤91を搭載する取付ベース板92が止着固定される。取付ベース板92の本体部分93は、図3に示すように、排出ユニット取付部34の上半部分の切り欠き形状に合わせて、平面視が略半円状を、背面視がL字状を呈しており、その円弧状部分の外縁部には、ビス等の止着部材を挿通させる止着孔94が上記3箇所の止着部35に対応するように形成されている。また、取付ベース板92の本体部分93上には端子盤取付け部95が設けられており、端子盤取付け部95上にターミナル基板96を搭載し、端子を露出させた状態でケーシング97で覆うことにより、外部出力端子盤91が組み立てられる。
この取付ベース板92の本体部分93の起立部下端には、貯留タンク11内へ臨んで延出され、排出ユニット取付部34及びスプロケット収容部34´内への遊技球の流入を案内する球案内部材98が一体的に設けられている。この球案内部材98は、図5に示すように、遊技球の供給側へ向けて上り傾斜するように湾曲形成されており、貯留タンク11の底部30とともに排出ユニット取付部34及びスプロケット収容部34´内への遊技球の導入空間を区画形成している。即ち、球案内部材98は、スプロケット60の斜め上方に配置され、球案内部材98と貯留タンク11の底部30との間に形成される空間をスプロケット60への導入流路99としており、該導入流路99は貯留タンク11の一側から球排出ユニット12側に向かうにしたがって次第に高さが低くなる。したがって、球案内部材98は、導入流路99の高さを規制しつつ遊技球をスプロケット60側に案内するようになっている。これにより、一度に多くの遊技球がスプロケット60側に流れ込んで幾重にも積み重なった状態でスプロケット60の上方に溜まることを抑制することができる。これにより、上方の遊技球に妨げられることなくスプロケット60を円滑に回転させることができ、その結果、効率良く遊技球を排出することが可能となる。
次に、以上のように構成された球排出ユニット12の動作について説明する。図3及び図5(b)に示すように、貯留タンク11内に貯留された遊技球は、底部30の段差や傾斜、球案内部材98によってスプロケット収容部34´内のスプロケット60側へと流れ込み、このスプロケット60の切欠き61とスプロケット収容部34´の内面とによって区画される球保持部62内に保持される。スプロケット60に保持しきれなかった遊技球はスプロケット60の上方に溜まるが、球案内部材98によってスプロケット上方の空間の高さを規定しているので、導入される遊技球の量が規制されてスプロケット60の回転動作に支障を来すことはない。
本実施形態におけるスプロケット60は、図5(b)に示すように、各球保持部62に縦方向に最大3個までの遊技球を保持することができ、最下段の遊技球はガイドステージ51上に位置する。そして、遊技球が入賞すると、排出制御装置7の制御によって駆動モーター70が作動してスプロケット60がR方向へ正転し、2段目以上の遊技球80が露出穴53よりも手前に位置するリブ65によって遮蔽されることにより、最下段の遊技球のみが露出穴53からスルーホール44´を介して排出口43内へ流入する。そして、通過センサ44に開設されたスルーホール44´を通過する際、遊技球の通過が検出され、検出信号が排出制御装置7に出力される。
露出穴53から排出口43に流入する遊技球の1つ上(2段目)の遊技球は、スプロケット収容部34´の内壁に径方向内方へ向けて突設されたリブ65上を移動し、排出口43への流入が阻止される。したがって、この2段目の遊技球は、排出口43から排出されない。その後、この2段目の遊技球は、スプロケット60の回転に伴ってリブ65が途切れた所でガイドステージ51上に落下する。
このようにして、貯留タンク11の遊技球が、球排出ユニット12によって排出口43から1個宛排出され、球流下路13を通じて賞球としてパチンコ遊技機前面の上皿に排出される。
他方、メンテナンス等の際に遊技機から球抜きを行う場合には、排出制御装置7の制御によって駆動モーター70を作動してスプロケット60をL方向へ逆転させる。スプロケット60をL方向へ回転させると、2段目以上の遊技球80が球抜穴54よりも手前に位置するリブ65によって遮蔽されることにより、最下段の遊技球のみが球抜穴54から球抜排出口47内へ流入し、これに連通する球抜流下路14から排出される。
球抜穴54から球抜排出口47に流入する遊技球の1つ上(2段目)の遊技球は、スプロケット収容部34´の内壁に径方向内方へ向けて突設されたリブ65上を移動し、球抜排出口47への流入が阻止される。したがって、この2段目の遊技球は、球抜排出口47から排出されない。その後、この2段目の遊技球は、スプロケット60の回転に伴ってリブ65が途切れた所でガイドステージ51上に落下する。
このようにして、貯留タンク11の遊技球が、球排出ユニット12によって球抜排出口47から1個宛排出され、球抜流下路14を通じて機外に排出される。
以上説明したように第1の実施形態の遊技機1によれば、スプロケット60の収納空間部67に駆動モーター70が位置するように配設するので、スプロケット60が占有するスペースとは別個に駆動モーター70を配設するスペースを確保する必要がなくなり、遊技機裏面側のスペースを有効利用することができ、表示装置の大型化にも対応し得る。また、駆動モーター70を配設するスペースの確保のために、島設備からの遊技球供給位置や貯留タンク11の形状の設計の自由度が制約されることもない。
図6(a),(b)は、第2の実施形態における球排出ユニットの構造の断面図である。なお、第1の実施形態と同一の構造を有する部材については同一の符号を付して説明する。第2の実施形態における球排出ユニット112は、第1の実施形態のものとは電気的駆動源である駆動モーター70の取り付け構造が異なっている。即ち、貯留タンク111は、その外壁を凹ませるとともに内壁を当該貯留タンク111の内側へ突出して駆動源取付部113を形成し、この駆動源取付部113の凹み部の内側に駆動モーター70を配置している。具体的には、スプロケット収容部34´に駆動源取付部113となる底部114を形成するとともに、該底部114の中央部を貯留タンク111の内側(上方)へ凹ませて円柱状の空間から成る凹み部115を形成し、この凹み部115の内側に駆動モーター70を配置している。そして、スプロケット60の収納空間部67内に駆動源取付部113の突出側、即ち、凹み部115が位置するように、該スプロケット60を配置している。このように第2の実施形態では、貯留タンク111の外側、即ち、スプロケット収容部34´の底部114の外側から駆動モーター70を取り付けるので、上記凹み部115の天井壁となる部分の中心部には、駆動モーター70の駆動軸71を挿通させるための挿通孔116が開設され、この挿通孔116を通過した駆動軸71がスプロケット60の固着部68に挿着される。
図6において、(a)は駆動モーター70の駆動軸71を上向き姿勢とし、その本体の上端部に取付けプレート72を固定し、該取付けプレート72の止着孔にビス等の止着部材を挿通させて、上記凹み部115内に駆動モーター70を位置した状態で該凹み部115の天井壁に止着固定している。他方、(b)は駆動モーター70の駆動軸71を上向き姿勢とし、その本体の下端部に取付けプレート72を固定し、上記凹み部115内に駆動モーター70を位置した状態で該凹み部115を閉塞するように取付けプレート72を配置し、該取付けプレート72の止着孔にビス等の止着部材を挿通させて、凹み部115の外側の上記底部114に止着固定している。
なお、本実施形態では、駆動源取付部113をスプロケット収容部34´の凹み部115を有する底部114により構成し、貯留タンク111と一体的に形成しているが、これに限るものではなく、スプロケット収容部34´の下端面から脱着可能な別部材により構成してもよい。また、取付けプレート72の止着固定は、本実施形態のように貯留タンク111の外部からに限らず、貯留タンク111内から行ってもよい。
第2の実施形態によれば、基本的に第1の実施形態と同様の作用効果を奏するが、特に第2の実施形態では、スプロケット60の収納空間部67内に駆動モーター70が位置しているにもかかわらず、駆動モーター70が貯留タンク111の外側に位置することになり、駆動モーター70のメンテナンス時や故障時などに、球排出ユニット112から駆動モーター70のみを取り外すことができ、メンテナンス作業が簡単で効率良くなる。
図7は、第3の実施形態における貯留タンク及び球排出ユニットの配置を示す背面図である。図8は、第3の実施形態における貯留タンク及び球排出ユニットの分解斜視図である。図9は、第3の実施形態における貯留タンクの内部構造を示す縦断面図である。なお、第1の実施形態と同一の構造を有する部材については同一の符号を付して説明する。これらの図面に示すように、第3の実施形態における貯留タンク121は、横断面が略四角形の縦長な筒部材で構成され、遊技機裏面の一側寄り(左側寄り(図7では右側寄り))に配置されている。具体的には、この縦長な貯留タンク121は、内枠3の裏面側に上部に取り付けられた裏機構ユニット4の表示装置5を取り付ける取付フレーム17の左側縁から前方に突設した流路収納部19に配置されている。この流路収納部19に縦長な貯留タンク121を配するのは、これにより、球排出ユニット122の排出口43に連通する球流下路13、及び球抜排出口47に連通する球抜流路14の大部分を廃止して短くすることを企図したものであるが、これに限るものではなく、取付フレーム17の右側縁から前方に突設した固定壁部18に配置してもよい。即ち、外枠2の開放端側の内枠裏面に配置してもよく、外枠2の軸着端側の内枠裏面に配置してもよい。
縦長な貯留タンク121は前後に分解可能に形成され、前方側に配される前方タンク部材125と、後方側に配される後方タンク部材126とから成っている。これらのタンク部材125、126は、これらの内側同士を組み合わせたときに後述する流路127などの内部構造部材が一致するように対称構造を有しており、ビス等の止着部材により着脱可能に形成されている。球排出ユニット122は、貯留タンク121の下端部に配置され、基本的に第1の実施形態と同一構造を有している。即ち、貯留タンク121の下端部にはタンク上部よりも縮径した略円筒体状のスプロケット収容部124が形成されており、その下端開口部を塞ぐようにセンサ44を備えたステージ本体41及びガイドステージ51が配設され、ガイドステージ51上に搭載した駆動モーター70がスプロケット60の収納空間部67内に位置した状態で配置されることになる。なお、前方タンク部材125の後述する蛇行流路127の間にはネジ等の止着部材を止着するボス状の止着部132が複数形成され、これに対応するように後方タンク部材126には止着部材を挿通させる止着孔133が開設されており、さらに、図8及び9において、タンク部材125、126の上部一端にも相対向するように止着部材を止着する止着孔134、134が形成されている。
貯留タンク121の内部における球排出ユニット122より上方には蛇行流路127が区画形成されており、その最上部には遊技球を一時貯留する球留空間部128が区画形成されている。したがって、球留空間部128の上方には、島設備からの球補給口130が該球留空間部128内に臨んで垂下されている。貯留タンク121内に蛇行流路127を形成したのは、直状の流路ではなく左右に蛇行させて形成することにより、下端部のスプロケット収納部124内に配置するスプロケット60に掛かる球圧を減少させて正常な排出動作を確保するためである。この蛇行流路127を区画形成する流路形成板131は、貯留タンク121の内側の前後厚みに相当する幅を有し、流路形成板131の幅方向において遊技球が複数列で流下可能に形成されており、スプロケット60の全体に遊技球が流下するように成っている。即ち、蛇行流路127を形成することで貯留数が多少なりとも少なくなるが、蛇行流路127は遊技球が複数列で流下可能であるので、一定量の貯留球を確保でき、スプロケット60の全域に亘って偏りなく遊技球を供給することができる。
なお、本実施形態では、裏機構ユニット4における縦長な貯留タンク121を設けた側に外部出力端子盤91を設けている。また、図7のように貯留タンク121を遊技機1の右側に配置した場合には、貯留タンク121の直下に発射装置を配置し、例えば、遊技球をピンボールのように真上に打ち上げるように構成してもよく、この場合には遊技球の移動距離を短くすることができる。
第3の実施形態によれば、球排出ユニット122の作動状況など、基本的に第1の実施形態と同様の作用効果を奏するが、特に第2の実施形態によれば、縦長に構成した貯留タンク121を遊技機裏面の一側寄りに配置したので、横型の貯留タンクが占有していた遊技機裏面側上部のスペースを有効活用することができ、表示装置の大型化や役物の配置スペースを確保することができる。また従来、遊技球の流下路13、14が配設されていた部位に縦長な貯留タンク121を収めることができ、貯留タンク121を設ける余計なスペースを必要とせず、遊技機裏面側スペースを効率的に使用することができる。さらに、貯留タンク121の下端部に球排出ユニット122を配置したので、たとえ貯留空間部128の容量を小さく設定しても、一定量の貯留球を確保することが可能となる。
なお、上記各実施形態では、駆動モーター70を上向き姿勢とし、スプロケット60が該駆動モーター70を上方から覆うように収納空間部67に位置させているが、これに限るものではなく、駆動モーター70を下向き姿勢とし、スプロケット60が該駆動モーター70を下方から覆うように収納空間部67に位置させてもよい。そして、駆動モーター70は、回転軸を鉛直方向にした場合に限らず、斜めや水平方向に配置してもよい。
また、上記各実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例示して説明したが、本発明はこれに限らず、貯留タンクに貯留された遊技球を排出するための球排出ユニットを備えたものであれば、例えば、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
さらに、上記各実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の背面斜視図である。 裏機構ユニットの背面斜視図である。 貯留タンクおよび球排出ユニットの分解斜視図である。 (a)は貯留タンクに球排出ユニットを取り付けた状態の平面図であり、(b)は球保持回転体を下方から見た斜視図である。 (a)は図4(a)におけるA−A線断面図であり、(b)は貯留タンクから球排出ユニットへの球流入状況のA−A線断面図である。 (a)(b)は第2の実施形態における球排出ユニットの構造の断面図である。 第3の実施形態における貯留タンク及び球排出ユニットの配置を示す背面図である。 第3の実施形態における貯留タンク及び球排出ユニットの分解斜視図である。 第3の実施形態における貯留タンクの内部構造を示す縦断面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
5 表示装置
11 貯留タンク
12 球排出ユニット
13 球流下路
14 球抜流路
17 取付フレーム
18 固定壁部
19 流路収納部
34 排出ユニット取付部
34´ スプロケット収容部
43 排出口
44 通過センサ
54 球抜穴
60 スプロケット(球保持回転体)
61 切欠き
62 球保持部
67 収納空間部
70 駆動モーター(電気的駆動源)
71 駆動軸
80 遊技球
111 貯留タンク
112 球排出ユニット
121 貯留タンク
122 球排出ユニット
124 スプロケット収納部
125 前方タンク部材
126 後方タンク部材
127 蛇行流路
128 球留空間部
130 球補給口
131 流路形成板

Claims (5)

  1. 外部から供給される遊技球を貯留する貯留タンクと、該貯留タンクに貯留された遊技球を排出口を通じて1個宛排出可能な球排出ユニットと、を備えた遊技機において、
    前記球排出ユニットは、
    前記貯留タンクの遊技球を保持可能な球保持部を形成し、該球保持部に保持した遊技球を回転しながら前記排出口へ誘導する球保持回転体と、
    該球保持回転体を回転駆動させる電気的駆動源と、
    を備え、
    前記球保持回転体の回転軸方向の一端部を凹ませて収納空間部を形成し、前記電気的駆動源を収納空間部内に位置する状態で配置したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記貯留タンクは、その外壁を凹ませるとともに内壁を当該貯留タンクの内側へ突出して駆動源取付部を形成し、
    該駆動源取付部の凹み部の内側に電気的駆動源を配置し、
    前記収納空間部内に駆動源取付部の突出側を収納する状態で球保持回転体を配置したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記球保持回転体は、回転軸を縦向きに配置し、当該球保持回転体の下端部を凹ませて前記収納空間部を形成し、上端部を貯留タンクに臨ませ、
    前記球保持部は、前記球保持回転体の外周縁に回転軸に沿って形成される切欠きにより構成され、該切欠きと前記貯留タンクの壁部との間に遊技球を保持可能とし、
    前記球保持回転体の上端部に、前記球保持部へ向けて下り傾斜した球誘導部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記貯留タンクは、縦長な筒部材で構成され、遊技機裏面の一側寄りに配置され、
    前記球排出ユニットは、前記貯留タンクの下端部に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記貯留タンクの内部のうち球排出ユニットよりも上方に、遊技球が複数列で流下可能な蛇行流路を形成したことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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