JP2007006621A - 回転機及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 全ての隣り合ったセグメント磁石の側面同士を確実に接合することができかつ、セグメント磁石をロータの周方向に正確に均等配置することが可能なモータ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明によれば、第1と第2のセグメント磁石21A,21Bを、互いに逆向きに幅狭になった形状としかつロータ13の周方向に交互に配置したので、隣り合った第1と第2のセグメント磁石21A,21Bを、ロータ13の軸方向に相対移動するだけで容易に側面25,25同士を接合することができ、これによりモータ10の品質が安定する。また、全ての第1のセグメント磁石21Aをロータ13の周面を均等分した位置に配置して取り付けてから、それら第1のセグメント磁石21Aの側面25を案内にして、全ての第2のセグメント磁石21Bをロータ13の周方向に正確に均等配置することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明によれば、第1と第2のセグメント磁石21A,21Bを、互いに逆向きに幅狭になった形状としかつロータ13の周方向に交互に配置したので、隣り合った第1と第2のセグメント磁石21A,21Bを、ロータ13の軸方向に相対移動するだけで容易に側面25,25同士を接合することができ、これによりモータ10の品質が安定する。また、全ての第1のセグメント磁石21Aをロータ13の周面を均等分した位置に配置して取り付けてから、それら第1のセグメント磁石21Aの側面25を案内にして、全ての第2のセグメント磁石21Bをロータ13の周方向に正確に均等配置することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ロータの外周面に複数のセグメント磁石を備えた回転機及びその製造方法に関する。
従来、この種の回転機として、複数のセグメント磁石をロータの周方向に間隔を開けて取り付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、回転機の出力トルクを上げるために、セグメント磁石の幅を広げ、隣り合ったセグメント磁石の側面同士を接合させたものも知られている。
特開平11−136886号公報(段落[0005])
しかしながら、セグメント磁石の幅を広くした従来の回転機では、セグメント磁石の幅寸法のばらつきにより、隣り合ったセグメント磁石の側面同士が接合した部分と、接合していない部分とが混在し、回転機の品質がばらつくという問題が起きていた。
ところで、隣り合ったセグメント磁石の間に所定の距離以上の間隔が開いている場合には、回転機組付用の公知な磁石把持治具によりセグメント磁石を幅方向で把持してその幅方向の中心だしを行い、各セグメント磁石の幅方向の中心をロータの外周面を均等分した位置に位置決めして取り付けていた。
ところが、セグメント磁石の幅を広くした結果、隣り合ったセグメント磁石の側面同士が接合したり、所定の距離以下に接近したものでは、磁石把持治具が隣のセグメント磁石に干渉してしまう。このため、磁石把持治具を用いた中心だしを行うことができなくなり、ロータに対するセグメント磁石の取り付け位置がばらつくという問題が起きていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、全ての隣り合ったセグメント磁石の側面同士を確実に接合することができかつ、セグメント磁石をロータの周方向に正確に均等配置することが可能な回転機及びその製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る回転機は、ロータの外周面に備えた複数のセグメント磁石を、ロータの軸方向の一端側から他端側に向かって徐々に幅狭になった複数の第1のセグメント磁石と、他端側から一端側に向かって徐々に幅狭になった複数の第2のセグメント磁石とで構成し、それら第1と第2のセグメント磁石をロータの周方向に交互に配置して隣り合った第1と第2のセグメント磁石の側面同士を接合させたところに特徴を有する。ここで、「第1と第2のセグメント磁石の側面同士」の「接合」には、それら側面同士の間に接着剤を介して接合したものも含まれる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の回転機において、第1及び第2のセグメント磁石の両側面を、左右対称に傾斜させたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の回転機において、ロータの外径をDとし、セグメント磁石のうち幅狭になった端部における内側円弧長をaとし、セグメント磁石のうち幅広になった端部における内側円弧長をbとし、回転機のステータに備えたスロットの数をSとし、円周率をπとしたときに、0.7(a+π・D/S)<b<1.3(a+π・D/S)の関係式が成立するように構成したところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の回転機において、第1及び第2のセグメント磁石は、同一形状であるところに特徴を有する。
請求項5の発明に係る回転機の製造方法は、請求項1乃至4の何れかに記載の回転機を製造するための製造方法において、全ての第1のセグメント磁石を、ロータの外周面を均等分にした位置に取り付ける第1磁石取付工程と、隣り合った第1のセグメント磁石の間に第2のセグメント磁石をそれぞれ配置しかつロータの軸方向に移動して、第2のセグメント磁石の側面を第1のセグメント磁石の側面に接合する第2磁石取付工程とを行うところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載の回転機の製造方法において、ロータを回転可能に軸支しかつそのロータの回転位置を位置決め制御可能なロータ回転位置決治具と、第1のセグメント磁石を幅方向で把持することでその第1のセグメント磁石の幅方向の中心だしを行うことが可能な磁石把持治具とを用意し、第1及び第2のセグメント磁石の両側面を、ロータの軸方向に対して対称に傾斜させかつ、それら第1及び第2のセグメント磁石或いは前記ロータの少なくとも一方に接着剤を塗布しておき、第1磁石取付工程では、ロータ回転位置決治具によりロータを間欠的に回転して、ロータの外周面を均等分した複数の磁石取付位置を、ロータ回転位置決治具に設定された基準位置に順次位置決めすると共に、それら各磁石取付位置が基準位置に順次位置決めされる度に、磁石把持治具が把持した第1のセグメント磁石の幅方向の中心を基準位置に位置決めして、その第1のセグメント磁石をロータに取り付けるところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項5又は6に記載の回転機の製造方法において、第1磁石取付工程では、第1のセグメント磁石の間で、それら第1のセグメント磁石の幅広側の端面が面一になるように位置決めするところに特徴を有する。
請求項1の構成では、第1と第2のセグメント磁石が、互いに逆向きに幅狭になってロータの周方向に交互に配置されているので、ロータの軸方向にそれら第1と第2のセグメント磁石を相対移動することで、隣り合った第1及び第2のセグメント磁石の側面同士を接合することができる。これにより、セグメント磁石の幅寸法のばらつきに拘わらず、全ての隣り合ったセグメント磁石の側面同士を確実に接合することができ、回転機の品質が安定する。
ここで、第1及び第2のセグメント磁石の両側面は、左右対称に傾斜していることが好ましい(請求項2)。また、第1及び第2のセグメント磁石の両側面が、互いに異なる角度でロータの回転軸に対して傾斜した構造や、左右の何れか一方の側面のみがロータの回転軸に対して傾斜した構造にしてもよい。さらに、請求項3の構成によれば、第1及び第2のセグメント磁石がロータの軸方向に沿って徐々に幅狭になる形状が、所謂、スキューの役割を果たす。これにより、本発明に係る回転機がモータである場合に、コギングトルクを抑えることができる。また、第1及び第2のセグメント磁石を同一形状にすれば、部品の共通化によるコスト低減が図られる(請求項4の発明)。
請求項1乃至4の何れかの回転機を製造する際には、請求項5に係る回転機の製造方法のように、全ての第1のセグメント磁石を、ロータの外周面を均等分にした位置に取り付けてから、隣り合った第1のセグメント磁石の間に第2のセグメント磁石をそれぞれ配置して、第2のセグメント磁石の側面を第1のセグメント磁石の側面に接合することが好ましい。これにより、それら第1のセグメント磁石の側面を案内にして、全ての第2のセグメント磁石をロータの周方向に均等配置することができる。
この場合、第2のセグメント磁石より先に全ての第1のセグメント磁石がロータの外周面に間隔を開けて配置されるので、従来のように磁石把持治具が隣のセグメント磁石に干渉することもなくなる。従って、請求項6の発明のように、ロータ回転位置決治具によりロータの各磁石取付位置を基準位置に順次位置決めしかつ、磁石把持治具により第1のセグメント磁石の幅方向の中心を基準位置に位置決めして、全ての第1のセグメント磁石をロータの周方向に正確に均等配置して取り付けることができる。そして、それら第1のセグメント磁石を案内にして、第2のセグメント磁石をロータの周方向に正確に均等配置することができる。即ち、請求項6の発明によれば、ロータ回転位置決治具と磁石把持治具とを用いることで、作業者の技量に頼ることなく、第1及び第2のセグメント磁石をロータの周方向に正確に均等配置することができる。ここで、請求項7の発明のように、第1のセグメント磁石の間で幅広側の端面が面一になるように位置決めすれば、第1のセグメント磁石のロータの軸方向における位置のばらつきが抑えられる。これにより、第1のセグメント磁石を案内にした第2のセグメント磁石のロータの周方向における位置のばらつきも抑えられる。
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態のモータ10(本発明の「回転機」に相当する)は、例えばブラシレスモータであって、円筒ケース11の内部にステータ12を備え、そのステータ12の内側にロータ13を回転可能に備えている。ステータ12は、ステータコア14と複数のコイル15とから構成されている。ステータコア14の内面からは、複数のティース16が内側に向かって突出しており、それら各ティース16の先端部は、鳩尾状に広がっている。そして、各ティース16に電線を巻回してコイル15が構成され、各コイル15の一部が隣り合ったティース16,16の間のスロット17に収容されている。なお、本実施形態のステータ12に備えたティース16及びスロット17は、共に例えば12個になっている。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態のモータ10(本発明の「回転機」に相当する)は、例えばブラシレスモータであって、円筒ケース11の内部にステータ12を備え、そのステータ12の内側にロータ13を回転可能に備えている。ステータ12は、ステータコア14と複数のコイル15とから構成されている。ステータコア14の内面からは、複数のティース16が内側に向かって突出しており、それら各ティース16の先端部は、鳩尾状に広がっている。そして、各ティース16に電線を巻回してコイル15が構成され、各コイル15の一部が隣り合ったティース16,16の間のスロット17に収容されている。なお、本実施形態のステータ12に備えたティース16及びスロット17は、共に例えば12個になっている。
図2に示すようにロータ13は、円筒状をなして、外周面13Aに複数のセグメント磁石21を固着して備えている。セグメント磁石21は、第1のセグメント磁石21Aと第2のセグメント磁石21Bとからなる。
第1のセグメント磁石21Aは、ロータ13の軸方向の一端側から他端側に向かって徐々に幅狭になっている。これとは逆に、第2のセグメント磁石21Bは、ロータ13の軸方向の他端側から一端側に向かって徐々に幅狭になっている。これら第1及び第2のセグメント磁石21A,21Bは、同一形状になっており、幅狭になった向きをロータ13における一端側に配置するか他端側に配置するかによって、第1のセグメント磁石21A群と第2のセグメント磁石21B群とに分けられている。また、第1のセグメント磁石21Aと第2のセグメント磁石21Bとは共に例えば7つずつ備えられ、ロータ13の周方向に交互に配置されている。また、第1のセグメント磁石21Aは、ロータ13の径方向の内側から外側に向かってNS極になっており、その逆に、第2のセグメント磁石21Bは、ロータ13の径方向の外側から内側に向かってNS極になっている。以下、これら第1と第2のセグメント磁石21A,21Bを区別しない場合には、セグメント磁石21と呼ぶこととし、セグメント磁石21の構成を詳細に説明する。
図3に示すように、セグメント磁石21のうち幅狭側の端面23及び幅広側の端面24は共に扇形をなしている。そして、幅狭の端面23における両側辺23A,23Aの間の角度θ10が、幅広の端面24における両側辺24A,24Aの間の角度θ11より僅かに小さくなっている。また、セグメント磁石21の両側面25,25は、両端面23,24の側辺23A,24Aの間を繋ぐようにして延び、図4に示すようにセグメント磁石21における幅方向の中心線CL1に対して左右対称に傾斜している。そして、中心線CL1に対する側面25の傾斜角度θ1が、例えば、約4.5度になっている。なお、図1〜図6には、説明の便宜上、セグメント磁石21の幅狭側の端部と幅広側の端部との差が強調して示されている。
本実施形態に係るモータ10の構成は以上である。次に、モータ10の製造方法について説明する。まず、磁性粉体を焼結して複数のセグメント磁石21を成形する。具体的には、セグメント磁石用の成形型に磁性粉体を充填し、その成形型全体に磁束を貫通させた状態にして磁性粉体を焼結する。これにより、セグメント磁石21を成形し、そのセグメント磁石21が肉厚方向に配向した状態にしておく。従って、本工程では、形状のみならず磁気の極性においても、第1と第2のセグメント磁石21A,21Bの区別がない。これにより、セグメント磁石21を安価に製造することができる。
次いで、セグメント磁石21の内面22に熱硬化性の接着剤を塗布し、本発明に係る第1と第2の磁石取付工程を行う。これら第1と第2の磁石取付工程では、図5に示した磁石自動取付システム39を用いる。磁石自動取付システム39は、ロータ回転位置決治具40、磁石把持治具50、ワークフィーダー(図示せず)及び制御装置(図示せず)とからなる。ロータ回転位置決治具40は、例えば支持ボディ41に減速機42を固定し、その減速機42の出力回転軸にロータ支持軸43を連結する一方、減速機42の入力軸にサーボモータ44を連結した構造になっている。そして、セグメント磁石21を取り付ける前の状態のロータ13が、ロータ支持軸43の外側に勘合固定される。また、ロータ回転位置決治具40においては、ロータ支持軸43に固定されたロータ13のうち鉛直方向の最上部の位置が本発明に係る基準位置Pになっている。換言すれば、ロータ支持軸43の回転軸を含む架空の鉛直面とロータ13の外周面13Aにおける上部の交線の位置が本発明に係る基準位置Pになっている。
磁石把持治具50は、例えば図示しない産業用ロボットの先端部にチャック51と押圧ツール(図示せず)とを組み付けてなる。チャック51は、互いに対向した1対の把持爪52,52を鉛直下方に垂下して備えている。そして、例えば圧縮エアー、ソレノイド、コイルバネ等の何れかを動力源として、これら把持爪52,52を開閉駆動し、セグメント磁石21を把持爪52,52の間に把持することができる。また、チャック51においては、両把持爪52,52の内面52A,52Aと平行かつそれら内面52A,52Aから同じ距離の鉛直面とセグメント磁石21の内面22との交線の位置が、ツール基準位置Tになっている。
図示しないワークフィーダーは、セグメント磁石21を間欠的に搬送して、セグメント磁石21を所定のワーク供給位置に搬送する。ワーク供給位置においては、セグメント磁石21は、その内面22が鉛直下方に向けられかつ、一方の端面24が図示しない当接基準壁(図示せず)に当接されて長手方向で位置決めされた状態になる。
図示しない制御装置には、第1磁石取付工程用プログラムと、第2磁石取付工程用プログラムとが記憶されている。第1磁石取付工程用プログラムが実行されると、ロータ回転位置決治具40が、ロータ支持軸43と共にロータ13を所定角度ずつ間欠的に回転駆動する。その所定角度は、ロータ支持軸43の1回転を第1のセグメント磁石21Aの数(例えば、7つ)で均等分した角度に設定されている。これにより、ロータ13の外周面を均等分(7等分)した複数の第1の磁石取付位置が前記した基準位置Pに順次位置決めされる。
また、ロータ支持軸43が所定角度だけ回転駆動する間に磁石把持治具50は以下の動作を行う。即ち、磁石把持治具50の産業用ロボットがチャック51をワークフィーダーのワーク供給位置に移動して、そこでチャック51により第1のセグメント磁石21Aとしてのセグメント磁石21を幅方向で把持する。これにより、セグメント磁石21の幅方向の中心だしが行われる。即ち、チャック51のうち把持爪52,52の間の中心であるツール基準位置Tにセグメント磁石21の幅方向の中心が位置決めされる。また、ワーク供給位置においては、当接基準壁(図示せず)がセグメント磁石21を長手方向で位置決めしているので、チャック51は常にセグメント磁石21の長手方向における一定の位置を把持する。
チャック51がセグメント磁石21を把持すると、産業用ロボットが作動してロータ回転位置決治具40における基準位置Pの鉛直上方にチャック51におけるツール基準位置Tを一致させる。そして、チャック51を鉛直下方に移動して、セグメント磁石21をロータ13の外周面13Aに固着させる。磁石把持治具50は、この一連の動作を、ロータ13の各第1の磁石取付位置が基準位置Pに順次位置決めされる度に繰り返して行う。このようにして、第1磁石取付工程用プログラムが実行されている間に、全ての第1のセグメント磁石21Aとしてのセグメント磁石21が、ロータ13の外周面を均等分にした第1の磁石取付位置に配置される。そして、ロータ13全体に例えば熱風を吹き付けて熱硬化性の接着剤を硬化させることで、第1のセグメント磁石21Aが、ロータ13に固定される。
第2磁石取付工程用プログラムは、ロータ13が所定温度以下まで下がってから実行される。同プログラムが実行されると、ロータ回転位置決治具40が、ロータ13に既に固着した第1のセグメント磁石21Aの間の第2の磁石取付位置を、前記した基準位置Pに順次位置決めする。それら第2の磁石取付位置が基準位置Pに順次位置決めされる度に、磁石把持治具50は以下の動作を行う。即ち、磁石把持治具50は、第1磁石取付工程用プログラムを行った場合と同様に、ワークフィーダーのワーク供給位置でチャック51によりセグメント磁石21を把持する。そして、ロータ回転位置決治具40における基準位置Pの鉛直上方にチャック51におけるツール基準位置Tを一致させる。このとき、産業用ロボットがチャック51を180度旋回される。そして、チャック51の把持爪52がロータ13に固着された第1のセグメント磁石21Aと干渉しない位置まで鉛直下方に下げられ、把持爪52,52を開いてセグメント磁石21を解放する。これにより、図6における中央に示すように、隣り合った第1のセグメント磁石21A,21Aの間に第2のセグメント磁石21Bが載置されかつ、第1のセグメント磁石21Aの側面25と第2のセグメント磁石21Bの側面25,25とが隙間を開けて対向した状態になる。この状態で、産業用ロボットが押圧ツール(図示せず)を第2のセグメント磁石21Bの端面24に押し付け、第2のセグメント磁石21Bをロータ13の軸方向に移動する。これにより、第2のセグメント磁石21Bの側面25が、第1のセグメント磁石21Aの側面25に接合される。即ち、ロータ13の周方向に均等配置して固定されている第1のセグメント磁石21Aを案内にして、全ての第2のセグメント磁石21Bがロータ13の周方向に均等配置される。そして、再度、ロータ13全体に例えば熱風を吹き付けることで熱硬化性の接着剤を硬化させて、第2のセグメント磁石21Bをロータ13に固定する。
全てのセグメント磁石21がロータ13に取り付けられた状態で、第1及び第2の各セグメント磁石21A,21Bの外面26に図示しない電磁コイルを対向させて磁束を付与する。そして、第1のセグメント磁石21Aが内面22から外面26に向かってNS極になり、第2のセグメント磁石21Bは、外面26から内面22に向かってNS極になるように着磁させる。これにより、ロータ13が完成し、このロータ13を、予め作製しておいたステータ12の内側に回転可能に組み付けてモータ10が完成する。
このように本実施形態の構成によれば、第1と第2のセグメント磁石21A,21Bを、互いに逆向きに幅狭にしてロータ13の周方向に交互に配置したことにより、第1のセグメント磁石21Aのみを全てロータ13の外周面13Aに取り付けてから、それら第1のセグメント磁石21Aの側面25を案内にして、第2のセグメント磁石21Bを、ロータ13の外周面13Aに均等に配置することができる。また、第1のセグメント磁石21Aのみをロータ13に取り付ける際に、第1のセグメント磁石21Aはロータ13の外周面13Aに間隔を開けて配置されるので、磁石把持治具とセグメント磁石21との干渉の問題もない。これにより、作業者の技量に頼ることなく、磁石把持治具50を用いて第1のセグメント磁石21Aをロータ13の周方向に正確に均等配置することができる。そして、それら第1のセグメント磁石21Aを案内にして、第2のセグメント磁石21Bもロータ13の周方向に正確に均等配置することができる。しかも、第1及び第2のセグメント磁石21A,21Bの幅寸法のばらつきに拘わらず、全ての隣り合った第1及び第2のセグメント磁石21A,21Bの側面25,25同士を接合させることができ、モータ10の品質が安定する。また、第1及び第2のセグメント磁石21A,21Bを同一形状にしたので、部品の共通化によるコスト低減が図られる。
[第2実施形態]
本実施形態では、セグメント磁石21の各側面25と幅方向の中心線CL1とがなす傾斜角度θ1(図4参照)は、以下の式(1)を成立させる角度になっている点のみが前記第1実施形態と異なる。即ち、図7に示すようにロータ13の外径をDとし、セグメント磁石21のうち幅狭の端部における外側円弧長をaとし、幅広の端部における外側円弧長をbとし、ステータ12に備えたスロットの数をSとし、円周率をπとすると、本実施形態のセグメント磁石21は次式(1)が成立する形状になっている。
0.9(a+π・D/S)<b<1.1(a+π・D/S) ・・・(1)
従って、セグメント磁石21のうちロータ13の軸方向の長さをL3とすると、セグメント磁石21の各側面25と幅方向の中心線CL1との間の角度θ1は、概ね以下の関係式で演算される角度になっている。
本実施形態では、セグメント磁石21の各側面25と幅方向の中心線CL1とがなす傾斜角度θ1(図4参照)は、以下の式(1)を成立させる角度になっている点のみが前記第1実施形態と異なる。即ち、図7に示すようにロータ13の外径をDとし、セグメント磁石21のうち幅狭の端部における外側円弧長をaとし、幅広の端部における外側円弧長をbとし、ステータ12に備えたスロットの数をSとし、円周率をπとすると、本実施形態のセグメント磁石21は次式(1)が成立する形状になっている。
0.9(a+π・D/S)<b<1.1(a+π・D/S) ・・・(1)
従って、セグメント磁石21のうちロータ13の軸方向の長さをL3とすると、セグメント磁石21の各側面25と幅方向の中心線CL1との間の角度θ1は、概ね以下の関係式で演算される角度になっている。
θ1=π・D/(2・S・L3) ・・・・・・・・・・・・・・・(2)
本実施形態の構成によれば、セグメント磁石21がロータ13の軸方向に沿って徐々に幅狭になる形状が、所謂、スキューの役割を果たし、コギングトルクを抑えることができる。なお、本実施形態のセグメント磁石21の外面26が略台形であるのに対し、図8に示すように、スキューを備えて外面が略平行四辺形になった一般的なセグメント磁石21Xでは、そのセグメント磁石21Xの周方向において、セグメント磁石21の一端部21Vと他端部21Wとのオフセット量Lfは、下記式(3)が成立する値が好ましいことが知られている。上記式(1)は、下記式(3)に基づいて導出したものである。
Lf=π・D/(2・S) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
本実施形態の構成によれば、セグメント磁石21がロータ13の軸方向に沿って徐々に幅狭になる形状が、所謂、スキューの役割を果たし、コギングトルクを抑えることができる。なお、本実施形態のセグメント磁石21の外面26が略台形であるのに対し、図8に示すように、スキューを備えて外面が略平行四辺形になった一般的なセグメント磁石21Xでは、そのセグメント磁石21Xの周方向において、セグメント磁石21の一端部21Vと他端部21Wとのオフセット量Lfは、下記式(3)が成立する値が好ましいことが知られている。上記式(1)は、下記式(3)に基づいて導出したものである。
Lf=π・D/(2・S) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1及び第2の実施形態では、セグメント磁石21の両側面25,25が左右対称に傾斜した構造であったが、セグメント磁石の一方の側面と他方の側面とが、ロータの軸方向に対して異なる角度で傾斜した構造にしてもよい。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1及び第2の実施形態では、セグメント磁石21の両側面25,25が左右対称に傾斜した構造であったが、セグメント磁石の一方の側面と他方の側面とが、ロータの軸方向に対して異なる角度で傾斜した構造にしてもよい。
(2)また、セグメント磁石の一方の側面が、ロータの軸方向と平行になり、他方の側面がロータの軸方向に対して傾斜した構造にしてもよい。
(3)セグメント磁石21の着磁に関しては、セグメント磁石21の幅方向の中心部から側面25,25に向かうに従って磁束密度が徐々に小さくなるように着磁することで、セグメント磁石21の幅方向における磁束密度分布を略台形、又は、サイン波半周期分の山形にしてもよい。これにより、モータの回転特性が向上する。
(4)また、セグメント磁石21の厚さを幅方向の中心部よりも両側部が薄くなるように構成して、磁束密度分布を前述の如く略台形又は山形にしてもよい。さらに、セグメント磁石21を多色成形して幅方向の中心部を焼結材で構成すると共に両側部を非磁性体(例えば、樹脂)、或いは、ボンド磁石で構成してもよい。又、前述のように、両側部が薄いセグメント磁石21を焼結材で成形し、それら薄くなった両側部にボンド磁石を重ねて全体の断面形状を扇形にしてもよい。
(5)セグメント磁石21の何れの端部が幅狭であるかを目視で判別することが困難な場合には、幅広側の端部と幅狭側の端部とを区別するために、何れかの端部に判別子を付してもよい。具体的には、セグメント磁石21用の成形型によりセグメント磁石21の何れかの端面に判別子としての凹凸を成形してもよい。
(6)前記第1実施形態では、全ての第1のセグメント磁石21Aをロータ13に取り付けてから、第2のセグメント磁石21Bをロータ13に取り付けていたが、第1と第2のセグメント磁石21A,21Bを一度にロータ13に取り付けてもよい。具体的には、図9に示すようにロータ13の外側に嵌合可能な1対のリング形治具70,70を用意する。そのうちの一方のリング形治具70を第1のセグメント磁石21A群の幅広側の端面24に宛がうと共に、他方のリング形治具70を第2のセグメント磁石21B群の幅広側の端面24に押し付ける。そして、第1及び第2のセグメント磁石21A,21B群の外面全体を図示しない締付具にて周方向から締め付けた状態にして、リング形治具70,70同士を互いに接近させるように押す。これにより、隣り合った第1と第2のセグメント磁石の間で側面同士が摺接し、全てのセグメント磁石がロータの周方向を均等分した位置に配置される。
(7)前記実施形態では、回転機の一例としてモータを例示したが、発電機としての回転機に本発明を適用してもよい。
10 モータ
12 ステータ
13 ロータ
17 スロット
21 セグメント磁石
21A 第1のセグメント磁石
21B 第2のセグメント磁石
22 内面
23,24 端面
25 側面
26 外面
40 ロータ回転位置決治具
50 磁石把持治具
51 チャック
12 ステータ
13 ロータ
17 スロット
21 セグメント磁石
21A 第1のセグメント磁石
21B 第2のセグメント磁石
22 内面
23,24 端面
25 側面
26 外面
40 ロータ回転位置決治具
50 磁石把持治具
51 チャック
Claims (7)
- ロータの外周面に備えた複数のセグメント磁石を、前記ロータの軸方向の一端側から他端側に向かって徐々に幅狭になった複数の第1のセグメント磁石と、前記他端側から前記一端側に向かって徐々に幅狭になった複数の第2のセグメント磁石とで構成し、それら第1と第2のセグメント磁石を前記ロータの周方向に交互に配置して隣り合った前記第1と第2のセグメント磁石の側面同士を接合させたことを特徴とする回転機。
- 前記第1及び第2のセグメント磁石の両側面を、左右対称に傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の回転機。
- 前記ロータの外径をDとし、
前記セグメント磁石のうち幅狭になった端部における内側円弧長をaとし、
前記セグメント磁石のうち幅広になった端部における内側円弧長をbとし、
前記回転機のステータに備えたスロットの数をSとし、
円周率をπとしたときに、
0.7(a+π・D/S)<b<1.3(a+π・D/S)
の関係式が成立するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の回転機。 - 前記第1及び第2のセグメント磁石は、同一形状であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の回転機。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の回転機を製造するための製造方法において、
全ての前記第1のセグメント磁石を、前記ロータの外周面を均等分にした位置に取り付ける第1磁石取付工程と、
隣り合った前記第1のセグメント磁石の間に前記第2のセグメント磁石をそれぞれ配置しかつ前記ロータの軸方向に移動して、前記第2のセグメント磁石の側面を前記第1のセグメント磁石の側面に接合する第2磁石取付工程とを行うことを特徴とする回転機の製造方法。 - 前記ロータを回転可能に軸支しかつそのロータの回転位置を位置決め制御可能なロータ回転位置決治具と、
前記第1のセグメント磁石を幅方向で把持することでその第1のセグメント磁石の幅方向の中心だしを行うことが可能な磁石把持治具とを用意し、
前記第1及び第2のセグメント磁石の両側面を、前記ロータの軸方向に対して対称に傾斜させかつ、それら第1及び第2のセグメント磁石或いは前記ロータの少なくとも一方に接着剤を塗布しておき、
前記第1磁石取付工程では、前記ロータ回転位置決治具により前記ロータを間欠的に回転して、前記ロータの外周面を均等分した複数の磁石取付位置を、前記ロータ回転位置決治具に設定された基準位置に順次位置決めすると共に、それら各磁石取付位置が前記基準位置に順次位置決めされる度に、前記磁石把持治具が把持した前記第1のセグメント磁石の幅方向の中心を前記基準位置に位置決めして、その第1のセグメント磁石を前記ロータに取り付けることを特徴とする請求項5に記載の回転機の製造方法。 - 前記第1磁石取付工程では、前記第1のセグメント磁石の間で、それら第1のセグメント磁石の幅広側の端面が面一になるように位置決めすることを特徴とする請求項5又は6に記載の回転機の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005183975A JP2007006621A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | 回転機及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005183975A JP2007006621A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | 回転機及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007006621A true JP2007006621A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37691665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005183975A Withdrawn JP2007006621A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | 回転機及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007006621A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010081676A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp | 回転電機の回転子及び回転電機 |
JP2011139625A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-07-14 | Valeo Equipments Electriques Moteur | 回転電気機器、主として自動車のスタータ用回転電気機器 |
JP2011259574A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Meidensha Corp | 保護リング付き永久磁石式同期電動機及びその製造方法 |
DE102013017632A1 (de) | 2012-10-30 | 2014-04-30 | Fanuc Corporation | Rotor mit Überständen zur Positionierung von Permanentmagneten und Elektromotor, der einen solchen Rotor umfasst |
DE102014012008A1 (de) | 2013-08-19 | 2015-02-19 | Fanuc Corporation | Elektromotor mit Struktur zur Verringerung des Rastdrehmoments |
-
2005
- 2005-06-23 JP JP2005183975A patent/JP2007006621A/ja not_active Withdrawn
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