JP2007006589A - 交流直接変換器の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】PLL等の電源位相検出手段を用いずに入力電流指令を作成し、電源投入時や停電後の復電時等においても迅速に始動可能とした交流直接変換器の制御方法を提供する。
【解決手段】半導体スイッチング素子を用いて多相交流電圧を任意の大きさ及び周波数の多相交流電圧に直接変換するマトリクスコンバータ等の交流直接変換器において、マトリクスコンバータ2の制御回路は、電源電圧を検出する電源電圧検出手段200と、電源電圧検出値から電源位相を検出せずに交流直接変換器の入力電流指令を作成する入力電流指令作成手段201Aと、入力電流指令に基づいてマトリクスコンバータ2のPWM信号を作成するPWM信号作成手段202と、電源異常を検出する電源異常検出手段203とを備え、電源投入時や停電後の復電時に、入力電流指令作成手段201A及びPWM信号作成手段202を動作させてマトリクスコンバータ2を瞬時に始動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電圧を任意の大きさ及び周波数の交流電圧に直接変換する交流直接変換器の制御方法であって、特に、電源投入時の直接変換器の始動時間を短縮し、また、電源の停電や欠相、不平衡などの異常時に直接変換器の運転を停止して電源が復帰(以下、復電という)した後に短時間で運転を再開(以下、再始動という)すると共に、電源周波数の変動時においても運転を継続可能とする技術に関するものである。
図4は、この種の交流直接変換器の一例であるマトリクスコンバータ及びその制御回路の従来技術を示している。ここでは、マトリクスコンバータ2の入出力を三相とし、入力相をR,S,T相、出力相をU,V,W相としてある。
一般に、マトリクスコンバータは、電解コンデンサ等の大形のエネルギーバッファを用いずに、交流電源電圧から任意の大きさ及び周波数の交流電圧を直接発生する交流直接変換器であり、長寿命、省スペースであって電力回生が可能であると共に、入力電流の制御により高調波を抑制できるという特徴がある。
以下、図4の動作を簡単に説明する。
電源電圧検出手段200は三相交流電源1の電源電圧vr,,vを検出し、位相検出手段221により電源位相θを検出する。電源位相θの演算には、PLL(Phase Locked Loop)を用いるのが一般的である。なお、PLLを用いた電源位相の検出方法は、後述する特許文献1の図4等によって公知となっている。また、PLLを用いる以外にも、電源電圧をコンパレータによりしきい値と比較して得た矩形波のエッジ相互の間隔をタイマによって測定しても良い。
入力電流指令作成手段201は、上記電源位相θに基づいて入力電流指令i ,i ,i を生成する。PWM信号作成手段202は、入力電流指令i ,i ,i と出力電圧指令とに基づいて、マトリクスコンバータ2の9個の双方向スイッチSWに対する所定パルスパターンのPWM信号を作成する。上記双方向スイッチSWは、例えば逆耐圧特性のあるIGBT等の半導体スイッチング素子を2個、逆並列に接続して双方向に電流を通流可能にした半導体スイッチである。
なお、簡略化のため図示を省略してあるが、通常はマトリクスコンバータ2の電源側に、リアクトル及びコンデンサからなる入力フィルタを備えている。
ここで、電源1の異常要因としては停電や欠相等があり、例えば電源異常として停電が発生すると、電源電圧vr,,vが入力されている検電源異常検出手段203から異常信号が出力される。この異常信号が入力されたPWM信号作成手段202は、パルスの出力を停止して全ゲートをオしフ、マトリクスコンバータ2は運転を停止する。
その後、電源1が復電すると、電源異常検出手段203からの異常信号は解除されるが、前述したようにPWM信号の作成には入力電流指令i ,i ,i が必要であり、この入力電流指令の演算には電源位相θが確立していることが不可欠である。
通常、電源位相θを検出するPLLの演算結果が安定するまでには、復電後に電源周期の1/2〜数倍程度の時間を必要とするので、電源1の復電直後に入力電流指令を作成することは困難であり、復電後に瞬時にマトリクスコンバータ2を再始動することは不可能である。
なお、後述する非特許文献1には、電源が瞬時停電した場合に、入力フィルタコンデンサの存在によってマトリクスコンバータの入力電圧が直流になることから停電を検出して運転を停止すると共に、復電後に電源位相を検出してマトリクスコンバータを再始動する技術が記載されているが、前述したように電源位相の検出に時間を要するため、復電してから再始動までに要する時間は電源周期の3/4程度となっている。
一方、特許文献1には、マトリクスコンバータを再始動するまでに要する時間を短縮する方法が開示されている。図5は、この特許文献1に係る発明を図4に即して再構成したものであり、図4と同一の構成要素には同一の番号を付してある。
図5において、通常位相検出手段222はPLLにて電源位相θを検出し、瞬時位相検出手段223は電源電圧の瞬時値から電源位相θを検出する。ここで、瞬時位相検出手段223は、電源電圧の大小関係と三相電圧のうち中間の大きさを有する中間電圧相の極性とに応じて電源一周期を12の区分に分割し、電源位相θを検出している。
位相切替手段224は、電源1の状態に応じて、電源健全時には通常位相検出手段222により検出した位相θを選択し、また、電源異常時には瞬時位相検出手段223により検出した位相θを選択し、両者の何れかを電源位相θとして入力電流指令作成手段201に出力する。
電源1が停電した場合の復電直後は、PLLは正確な電源位相を検出できないため、位相切替手段224は瞬時位相検出手段223からの位相θを選択し、一定期間経過後に、通常位相検出手段222による検出位相θを選択するように切替動作する。
上記の動作により、入力電流指令作成手段201では、復電直後であっても適切な電源位相θを用いて入力電流指令を演算することができ、その結果、復電後瞬時にマトリクスコンバータ2を再始動可能にしている。
原英則,姜俊求,山本栄治,山田健二,善家充彦,渡邊英司,「マトリクスコンバータドライブの性能改善」,平成14年電気学会産業応用部門大会論文集、pp.931-934 特開2003−309974号公報([0005]〜[0008]、図1,図9等)
図4や非特許文献1に記載された従来技術では、停電後の復電直後にはPLLの演算結果が安定しないため、入力電流指令を演算できず、マトリクスコンバータ2を瞬時に再始動することができない。
また、図5に示した特許文献1に記載されている方法では、電源一周期を12分割するシーケンスが複雑となり、演算装置の演算量が増加する。更に、瞬時位相検出手段223による位相演算結果の誤差により、復電直後の制御性能が悪化する恐れがあり、位相切替時に検出した二つの電源位相θ,θが大きく異なる場合には動作が不安定になる可能性もある。
加えて、何れの従来技術も通常運転時にPLLを用いて電源位相を検出しているので、電源投入直後からマトリクスコンバータ2を始動するまでに時間がかかるほか、電源周波数が連続的に変化した場合には、電源位相を正確に検出することができない。このように電源位相が検出できないと過電流トリップ等を生じる恐れがあり、マトリクスコンバータ2の運転を継続できなくなるという問題がある。
そこで本発明の解決課題は、PLLを用いずに入力電流指令を作成可能とし、電源投入時や復電による再始動時、電源周波数の変動時等においても、演算負荷の増加や複雑なシーケンスを要することなく交流直接変換器を迅速に始動できるようにした交流直接変換器の制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載した発明は、半導体スイッチング素子を用いて多相交流電圧を任意の大きさ及び周波数の多相交流電圧に直接変換する交流直接変換器において、
前記交流直接変換器の制御回路は、電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、電源電圧検出値から電源位相を検出せずに前記交流直接変換器の入力電流指令を作成する入力電流指令作成手段と、前記入力電流指令に基づいて前記交流直接変換器の駆動信号を作成する駆動信号作成手段と、を備え、
電源投入時に、前記入力電流指令作成手段及び駆動信号作成手段を動作させて前記交流直接変換器を瞬時に始動するものである。
請求項2に記載した発明は、半導体スイッチング素子を用いて多相交流電圧を任意の大きさ及び周波数の多相交流電圧に直接変換する交流直接変換器において、
前記交流直接変換器の制御回路は、電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、電源電圧検出値から電源位相を検出せずに前記交流直接変換器の入力電流指令を作成する入力電流指令作成手段と、前記入力電流指令に基づいて前記交流直接変換器の駆動信号を作成する駆動信号作成手段と、電源異常を検出して異常信号を出力する電源異常検出手段と、を備え、
電源異常からの復帰時に、前記入力電流指令作成手段及び駆動信号作成手段の動作により前記交流直接変換器を運転するものである。
請求項3に記載した発明は、請求項2において、
電源異常が停電である場合に前記異常信号により前記交流直接変換器の運転を停止させ、復電後に前記異常信号を解除すると共に前記入力電流指令作成手段及び駆動信号作成手段の動作により前記交流直接変換器を瞬時に再始動するものである。
請求項4に記載した発明は、請求項1〜3の何れか1項において、
前記入力電流指令作成手段は、前記電源電圧検出値と、瞬時有効電力及び瞬時無効電力とを用いて入力電流指令を作成するものである。
本発明によれば、PLLを用いずに電源電圧検出値に基づいて入力電流指令を作成するため、電源異常からの再始動時に演算装置の演算量を増加させたり複雑な切替シーケンスを用いることなく、マトリクスコンバータ等の交流直接変換器のPWM信号を作成することができる。従って、復電後には瞬時かつ安定して交流直接変換器を再始動可能であり、電源周波数が変動した場合にも、交流直接変換器の安定した運転を継続可能な制御方法を実現することができる。
更に、PLLを用いて電源位相を検出する従来技術に比べ、電源投入から始動までの間においても、電源電圧検出値に基づいて直ちに入力電流指令を作成できるため、PLLの演算結果が安定するまでの待機時間を不要にして始動までの時間を短縮できるという効果がある。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1は本発明の第1実施形態を示すマトリクスコンバータ及びその制御回路の構成図である。
本実施形態におけるマトリクスコンバータ2の制御回路は、三相交流電源1に接続された電源電圧検出手段200と、電源電圧検出値vr,,vが入力される入力電流指令作成手段201Aと、入力電流指令i ,i ,i が出力電圧指令と共に与えられる駆動信号作成手段としてのPWM信号作成手段202と、電源電圧検出値vr,,vから電源1の停電、欠相等を検出してPWM信号作成手段202に異常信号を出力する電源異常検出手段203と、を備えている。
本実施形態では、入力電流指令作成手段201Aが、電源位相情報を用いずに、電源電圧検出値から入力電流指令を作成する。電源位相情報を用いずに入力電流指令を作成する方法は、例えば本出願人の先願である特願2004−80302(本願の出願時において未だ出願公開されていない)に開示されている。
以下、上記先願に開示された入力電流指令の演算方法について説明する。
まず、直交2軸の静止座標上で表した電源電圧をvα,vβとし、同じく直交2軸の静止座標上で表した入力電流指令をiα ,iβ とすれば、瞬時有効電力、瞬時無効電力はそれぞれ数式1,2によって表される。
[数式1]
p=vαα+vββ
[数式2]
q=vβα−vαβ
マトリクスコンバータの場合、入力電流の振幅は出力電力と電源電圧に依存する。従って、瞬時有効電力で電源電圧及び入力電流指令を規格化すれば、瞬時有効電力は“1”となる。ここで、瞬時無効電力の指令値をqとすれば、数式1,2はそれぞれ数式3,4となる。
[数式3]
1=vαα +vββ
[数式4]
=vβα −vαβ
数式3,4から直交2軸の静止座標上の入力電流指令iα ,iβ を求めると、数式5,6となる。
[数式5]
α =(vα+vβ)/(vα +vβ
[数式6]
β =(vβ−vα)/(vα +vβ
つまり、数式5,6により入力電流指令を与えれば瞬時有効電力は一定となり、瞬時無効電力は数式4で示される所望の値qに一致する。なお、通常は入力力率が1になるように制御されるので、瞬時無効電力指令qはゼロを用いるのが一般的であり、その場合には、入力電流指令iα ,iβ を電源電圧vα,vβのみから演算できることになる。
以上により、電源位相θを検出せずに電源電圧検出値のみを用いた簡単な演算によって入力電流指令を作成することができる。
ここで、図2は図1における入力電流指令作成手段201Aの具体的な構成を示している。
すなわち、図1の電源電圧検出手段200から出力された電源電圧検出値v,v,vを三相/二相変換手段201aにより直交2軸の静止座標上のvα,vβに変換し、二相電流指令演算手段201bにより数式5,6に基づいて静止座標上の電流指令iα ,iβ を求める。更に、二相/三相変換手段201cにより、電流指令iα ,iβ を三相量に変換して入力電流指令i ,i ,i を得る。この入力電流指令i ,i ,i を用いたPWM信号作成等、以後の動作は図4,図5と同様である。
なお、本実施形態では、電源電圧が低下すれば、すなわちvα,vβが低下すれば、数式3に従って入力電流指令iα ,iβ は増加し、電源電圧が上昇すれば入力電流指令は低下する。このため、停電等により電源電圧がゼロまで低下すると、理論上、入力電流指令は無限大となるが、実際のCPU等では無限大を演算することはできないので、入力電流指令作成手段201A内にリミッタを設け、入力電流指令が上限値を超えないように演算を行うことが必要である。
本実施形態によれば、従来のようにPLLを用いて電源位相を検出することなく、電源電圧検出値から入力電流指令を直接演算するので、例えば電源投入から始動までの間において、PLLによる演算結果が安定するまで待機する必要がなく、直ちに入力電流指令を演算してPWM信号を作成し、マトリクスコンバータ2を始動することができる。
また、停電時に電源異常検出手段203からの異常信号によりPWM信号作成手段202を介してマトリクスコンバータ2が動作を停止しても、入力電流指令作成手段201Aが入力電流指令を演算することができる。更に、復電直後でも直ちに入力電流指令を演算することができ、電源異常検出手段203からの異常信号が解除された後は、マトリクスコンバータ2を瞬時に再始動することが可能になる。
加えて、電源周期を分割して電源位相を検出するような複雑なシーケンスも必要なく、位相切替時の位相差に起因した不安定動作の心配もない。
また、本実施形態では電源周波数が急峻に変化したり、連続的に変化したりしても、過電流トリップを発生させることなく運転を継続することができる。
なお、図1では図示を省略しているが、マトリクスコンバータ2の電源側にリアクトル及びコンデンサからなる入力フィルタを備える場合には、電源電圧vr,,vを入力フィルタの一次側、二次側のどちらから検出しても構わない。
ここで、PWM信号作成手段202では、特開2004-222338号公報に開示されているように、マトリクスコンバータを仮想のPWM整流器及びインバータに見立て、それぞれのPWMパルスまたはそれぞれの入力電流指令と出力電圧指令とからPWM信号を作成しても良い。また、特開平11−341807号公報に係る「三相PWMサイクロコンバータの制御装置」や、小山純,夏暁戎,樋口剛,黒木恒二,山田英二,古賀高志による文献「PWMサイクロンコンバータのVVVFオンライン制御」(電気学会論文誌D部門 vol.116 No.6, pp.664-651, 1996)に開示されているように、入力電流指令に基づいて入力電流分配率を決定し、この入力電流分配率と出力電圧指令とを用いてPWM信号を作成しても良い。
この入力電流分配率は、例えば、入力電流指令i ,i ,i のある位相区間における最大入力電流指令と中間入力電流指令との比であり、この入力電流分配率、出力電圧指令及びキャリアを用いて所望のパルスパターンを有するPWM信号を作成することができる。なお、入力電流分配率は、入力電流指令i ,i ,i に基づいて予め計算しておき、PWM信号作成手段202に記憶しておけばよい。
次に、図3は、本発明の第2実施形態を示す交流直接変換器及びその制御回路の構成図である。
本発明は、図1に示したマトリクスコンバータ2ばかりでなく、図3に示す第2実施形態のように、PWM整流器21及びインバータ22を備え、直流リンク部に電解コンデンサ等のエネルギーバッファを有しない交流直接変換器2Aの制御にも適用可能である。
すなわち、第1実施形態と同様に構成された入力電流指令作成手段201Aにより電源電圧検出値から入力電流指令i ,i ,i を作成すると共に、この指令を駆動信号作成手段としての整流器PWM信号作成手段210に入力してPWM整流器21の半導体スイッチSWに対するPWM信号を作成し、PWM整流器21の入力電流を上記入力電流指令i ,i ,i に従って制御すればよい。211は、インバータ22の半導体スイッチSWに対するPWM信号を作成する駆動信号作成手段としてのインバータPWM信号作成手段である。
なお、電源異常検出手段203からの異常信号は整流器PWM信号作成手段210及びインバータPWM信号作成手段211に入力されており、電源異常時にはPWM整流器21及びインバータ22の双方が運転を停止するように構成されている。
この実施形態においても、電源位相を用いずに入力電流指令を演算してPWM整流器21のPWM信号を作成することにより、電源投入時の始動や復電後の再始動を瞬時に行うことができ、電源の周波数変動等に対しても支障なく運転を継続することが可能である。
上記実施形態では、三相入出力の交流直接変換器を対象として説明したが、本発明は更に多相の交流直接変換器を制御する場合にも適用可能である。
本発明の第1実施形態を示すマトリクスコンバータ及びその制御回路の構成図である。 図1における入力電流指令作成手段の構成図である。 本発明の第2実施形態を示す交流直接変換器及びその制御回路の構成図である。 従来技術を示すマトリクスコンバータ及びその制御回路の構成図である。 特許文献1に係る従来技術を示すマトリクスコンバータ及びその制御回路の構成図である。
符号の説明
1:三相交流電源
2:マトリクスコンバータ
2A:交流直接変換器
21:PWM整流器
22:インバータ
200:電源電圧検出手段
201A:入力電流指令作成手段
201a:三相/二相変換手段
201b:二相電流指令演算手段
201c:二相/三相変換手段
202:PWM信号作成手段
203:電源異常検出手段
210:整流器PWM信号作成手段
211:インバータPWM信号作成手段
SW:双方向スイッチ
SW,SW:半導体スイッチ

Claims (4)

  1. 半導体スイッチング素子を用いて多相交流電圧を任意の大きさ及び周波数の多相交流電圧に直接変換する交流直接変換器において、
    前記交流直接変換器の制御回路は、電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、電源電圧検出値から電源位相を検出せずに前記交流直接変換器の入力電流指令を作成する入力電流指令作成手段と、前記入力電流指令に基づいて前記交流直接変換器の駆動信号を作成する駆動信号作成手段と、を備え、
    電源投入時に、前記入力電流指令作成手段及び駆動信号作成手段を動作させて前記交流直接変換器を瞬時に始動することを特徴とする交流直接変換器の制御方法。
  2. 半導体スイッチング素子を用いて多相交流電圧を任意の大きさ及び周波数の多相交流電圧に直接変換する交流直接変換器において、
    前記交流直接変換器の制御回路は、電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、電源電圧検出値から電源位相を検出せずに前記交流直接変換器の入力電流指令を作成する入力電流指令作成手段と、前記入力電流指令に基づいて前記交流直接変換器の駆動信号を作成する駆動信号作成手段と、電源異常を検出して異常信号を出力する電源異常検出手段と、を備え、
    電源異常からの復帰時に、前記入力電流指令作成手段及び駆動信号作成手段の動作により前記交流直接変換器を運転することを特徴とする交流直接変換器の制御方法。
  3. 請求項2に記載した交流直接変換器の制御方法において、
    電源異常が停電である場合に前記異常信号により前記交流直接変換器の運転を停止させ、復電後に前記異常信号を解除すると共に前記入力電流指令作成手段及び駆動信号作成手段の動作により前記交流直接変換器を瞬時に再始動することを特徴とする交流直接変換器の制御方法。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した交流直接変換器の制御方法において、
    前記入力電流指令作成手段は、前記電源電圧検出値と、瞬時有効電力及び瞬時無効電力とを用いて入力電流指令を作成することを特徴とする交流直接変換器の制御方法。
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