JP2007005476A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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雅仁 沼波
Takayuki Tsutsui
孝幸 筒井
Shigehiro Yuyama
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Abstract

【課題】 RF特性および放熱性などの特性を維持したままRFモジュールの小型化を実現する。
【解決手段】 ICチップおよび受動素子が実装されるモジュール基板MCBを絶縁性基板37に信号伝達に用いられる導体パターン36Sおよび基準電位と電気的に接続する導体パターン36Gを含む導体パターンを貼付した単層の配線構造とする。導体パターン36Sと導体パターン36Gとが並行するコプレーナライン構造とし、ICチップおよび受動素子は、絶縁性基板37に形成された開口部にて導体パターン36S、36Gと接続するようにする。
【選択図】 図12

Description

本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、特に、RF(Radio Frequency)信号を扱う半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
特開平10−107200号公報(特許文献1)には、信号用リードと接地用リードとによって形成される信号伝送路が所定の特性インピーダンスのコプレーナガイド構造を形成するように、信号用リードと接地用リードとの間の間隙と信号用リードの幅とが設定され、高周波・高速信号を低損失で伝送することができる半導体装置が開示されている。
特開平10−107200号公報
RF−ICパッケージ、RFパワーモジュールおよびRFフィルタなどのRFモジュールに対しては、小型化が求められており、RF特性および放熱性などを維持したまま小型化することが課題となっている。
本発明者らは、RF特性および放熱性などを維持したままRFモジュールを小型化する技術について検討している。具体的には以下の通りである。
すなわち、半導体チップ(以下、単にチップと記す)が実装される配線(実装)基板としては両面配線基板または多層配線基板を用い、マイクロストリップおよびストリップラインにより配線を形成する。このような配線基板においてRF信号の伝達ロスを低減するためには、配線基板の厚さとして一定の厚さを確保する必要があり、RFモジュールを高さ方向で小型化(薄型化)することが困難となっている。
また、コプレーナ技術によって配線を形成した場合では、リードフレーム構造を採用すると、RFモジュールの小型化と複雑な構造との両方を実現することが困難になる。複雑な構造で配線を形成できなくなると、インピーダンス整合回路の形成が困難になる。
本発明の目的は、RF特性および放熱性などの特性を維持したままRFモジュールの小型化を実現できる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置は、
500MHz以上の周波数で動作する第1回路と、
第1主面および前記第1主面と反対側の第2主面を有する絶縁性基板と、
前記絶縁性基板の前記第2主面上にて同一の導体層から形成され、前記絶縁性基板に保持される配線パターンと、
前記絶縁性基板の前記第1主面に形成され、前記配線パターンに達する第1開口部と、
前記絶縁性基板の前記第1主面において前記第1開口部にて実装され、前記第1回路を形成する能動素子を含む半導体チップと、
前記絶縁性基板の前記第2主面を覆うソルダーレジストとを有するものである。
また、本発明による半導体装置は、上記構成における前記配線パターンが、信号伝達用の第1配線と、前記第1配線と平行に延在し固定電位と電気的に接続する第2配線とを含むものである。
また、本発明による半導体装置の製造方法は、上記構成における前記配線パターンを、
(a)前記絶縁性基板の前記第2主面に導体箔を貼り合わせる工程、
(b)前記導体箔上にマスキング層を形成する工程、
(c)前記マスキング層をマスクとして前記導体箔をエッチングする工程、
を含む工程から形成するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、RF特性および放熱性などの特性を維持したままRFモジュールの小型化を実現できる。
本願発明の実施の形態を詳細に説明する前に、本実施の形態における用語の意味を説明すると次の通りである。
GSM(Global System for Mobile Communication)は、デジタル携帯電話に使用されている無線通信方式の1つまたは規格をいう。GSMには、使用する電波の周波数帯が3つあり、900MHz帯をGSM900または単にGSM、1800MHz帯をGSM1800またはDCS(Digital Cellular System)1800もしくはPCN、1900MHz帯をGSM1900またはDCS1900もしくはPCS(Personal Communication Services)という。なお、GSM1900は主に北米で使用されている。北米ではその他に850MHz帯のGSM850を使用する場合もある。
GMSK変調方式は、音声信号の通信に用いる方式で搬送波の位相を送信データに応じて位相シフトする方式である。また、EDGE変調方式は、データ通信に用いる方式でGMSK変調の位相シフトにさらに振幅シフトを加えた方式である。
また、以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、本実施の形態では、電界効果トランジスタであるMOS・FET(Metal Oxide Semiconductor・Field Effect Transistor)をMOSと略し、nチャネル型のMOSをnMOSと略す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、実施の形態を説明するための全図においては、構成をわかりやすくするために、平面図であってもハッチングを付す場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態1では、たとえばGSM方式のネットワークを利用して情報を伝送するデジタル携帯電話に使用されるRF(Radio Frequency)パワーモジュールに本実施の形態1の半導体装置を適用した場合について説明する。
図1は、本実施の形態1のRFパワーモジュールを構成する増幅回路用のIC(Integrated circuit)チップ(半導体チップ)1Cの回路ブロック図を示している。この図1には、たとえばGSM900とDCS1800との2つの周波数帯を使用可能(デュアルバンド方式)で、それぞれの周波数帯でGMSK(Gaussian filtered Minimum Shift Keying)変調方式とEDGE(Enhanced Data GSM Environment)変調方式との2つの通信方式を使用可能なRFパワーモジュールに使用される増幅回路用のICチップ1Cの回路ブロックが示されている。
このICチップ1Cは、GSM900用の電力増幅回路2Aと、DCS1800用の電力増幅回路2Bと、それら電力増幅回路2A、2Bの増幅動作の制御や補正等を行う周辺回路3とを有している。各電力増幅回路2A、2Bは、それぞれ3つの増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3と、3つの整合回路2AM1〜2AM3、2BM1〜2BM3とを有している。すなわち、ICチップ1Cの入力端子4a、4bは、入力用の整合回路2AM1、2BM1を介して1段目の増幅段2A1、2B1の入力に電気的に接続され、1段目の増幅段2A1、2B1の出力は段間用の整合回路2AM2、2BM2を介して2段目の増幅段2A2、2B2の入力に電気的に接続され、2段目の増幅段2A2、2B2の出力は段間用の整合回路2AM3、2BM3を介して最終段の増幅段2A3、2B3の入力に電気的に接続され、最終段の増幅段2A3、2B3の出力は出力端子5a、5bと電気的に接続されている。このように本実施の形態1では、1つのICチップ1Cの中に、電力増幅回路2A、2Bの全ての増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3が設けられている。一般的には3つの増幅段がそれぞれ別々のICチップに設けられているか、または、1段目および2段目の増幅段が1つのICチップに設けられ、最終段の増幅段はパワーが大きく動作時の発熱が高いことや他の増幅段への信号干渉が大きい等の理由から1段目および2段目の増幅段が設けられたICチップとは別のICチップに設けられている。このため、RFパワーモジュールの小型化が阻害されている。これに対して、本実施の形態1では、1つのICチップ1C内に、電力増幅回路2A、2Bの全ての増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3を設けたことにより、各増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3間の隣接間隔を大幅に短くすることができるので、そのICチップ1Cを内蔵するRFパワーモジュールの大幅な小型化を実現することが可能となっている。
上記周辺回路3は、制御回路3Aと、上記増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3にバイアス電圧を印加するバイアス回路3B等を有している。制御回路3Aは、上記電力増幅回路2A、2Bに印加する所望の電圧を発生する回路であり、電源制御回路3A1およびバイアス電圧生成回路3A2を有している。電源制御回路3A1は、上記増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3の各々の出力用のパワーMOSのドレイン端子に印加される第1電源電圧を生成する回路である。また、上記バイアス電圧生成回路3A2は、上記バイアス回路3Bを制御するための第1制御電圧を生成する回路である。本実施の形態1では、電源制御回路3A1が、ICチップ1C外部のベースバンド回路から供給される出力レベル指定信号に基づいて上記第1電源電圧を生成すると、バイアス電圧生成回路3A2が電源制御回路3A1で生成された上記第1電源電圧に基づいて上記第1制御電圧を生成するようになっている。上記ベースバンド回路は、上記出力レベル指定信号を生成する回路である。この出力レベル指定信号は、電力増幅回路2A、2Bの出力レベルを指定する信号で、携帯電話と、基地局との間の距離、すなわち、電波の強弱に応じた出力レベルに基づいて生成されているようになっている。本実施の形態1では、このような周辺回路3を構成する素子も1つのICチップ1C内に設けられている。これにより、インターフェイス部(ICチップ1Cとモジュール基板(配線基板)との間のインターフェイス部およびICチップ1Cとモジュール基板との各々に必要であったインターフェイス部)を大幅に削減でき、ICチップ1Cやモジュール基板の面積を縮小できるので、RFパワーモジュールの大幅な小型化を実現することが可能となっている。
上記周辺回路3は、制御回路3Aと、上記増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3にバイアス電圧を印加するバイアス回路3B等を有している。制御回路3Aは、上記電力増幅回路2A、2Bに印加する所望の電圧を発生する回路であり、電源制御回路3A1およびバイアス電圧生成回路3A2を有している。電源制御回路3A1は、上記増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3の各々の出力用のパワーMOSのドレイン端子に印加される第1電源電圧を生成する回路である。また、上記バイアス電圧生成回路3A2は、上記バイアス回路3Bを制御するための第1制御電圧を生成する回路である。本実施の形態1では、電源制御回路3A1が、ICチップ1C外部のベースバンド回路から供給される出力レベル指定信号に基づいて上記第1電源電圧を生成すると、バイアス電圧生成回路3A2が電源制御回路3A1で生成された上記第1電源電圧に基づいて上記第1制御電圧を生成するようになっている。上記ベースバンド回路は、上記出力レベル指定信号を生成する回路である。この出力レベル指定信号は、電力増幅回路2A、2Bの出力レベルを指定する信号で、携帯電話と、基地局との間の距離、すなわち、電波の強弱に応じた出力レベルに基づいて生成されているようになっている。本実施の形態1では、このような周辺回路3を構成する素子も1つのICチップ1C内に設けられている。これにより、インターフェイス部(ICチップ1Cとモジュール基板(配線基板)との間のインターフェイス部およびICチップ1Cとモジュール基板との各々に必要であったインターフェイス部)を大幅に削減でき、ICチップ1Cやモジュール基板の面積を縮小できるので、RFパワーモジュールの大幅な小型化を実現することが可能となっている。
次に、図2は、上記電力増幅回路2Aおよび上記バイアス回路3Bの回路構成の一例を示している。なお、上記電力増幅回路2A、2Bおよびその各々のバイアス回路3Bの回路構成は同じなので、ここでは上記電力増幅回路2Aおよび電力増幅回路2A用の回路構成の一例を代表して示す。
本実施の形態1の電力増幅回路2Aは、上記3段の増幅段2A1〜2A3として3つのnMOSQn(Qn1、Qn2、Qn3)を順次従属接続した回路構成を有している。この電力増幅回路2Aの出力レベルは、上記バイアス回路3Bおよび電源制御回路3A1から供給される上記第1電源電圧Vdd1によって制御される。ここでは、その第1電源電圧Vdd1が3つのnMOSQn1、Qn2、Qn3の各々のドレイン電極に供給されるようになっている。
整合回路2AM1〜2AM3は、インダクタ(受動素子)と、コンデンサ(受動素子)とを有している。インダクタは、配線で形成されており、1段目の増幅段2A1(nMOSQn1)の入力およびそれぞれの段間でのインピーダンス整合をとる機能を有している。また、上記コンデンサは、上記インダクタと各段のnMOSQnの入力との間に接続されており、上記インピーダンス整合の機能と、その他に第1電源電圧Vdd1とゲートバイアス電圧との直流電圧を遮断する機能とを有している。
上記バイアス回路3Bは、複数の分圧回路を有している。各分圧回路は、一対の抵抗R1、R2で構成されている。各一対の抵抗R1、R2は、バイアス回路3Bの入力端子4cと、基準電位(固定電位(たとえば接地電位で0V))との間に直列に接続されている。各一対の抵抗R1、R2間を繋ぐ配線部分と、各段のnMOSQn1〜Qn3の入力(ゲート電極)とが電気的に接続されている。このバイアス回路3Bの入力端子4cに上記第1制御電圧または出力レベル制御電圧が入力されると、その電圧が上記一対の抵抗R1、R2で分圧されて所望のゲートバイアス電圧が生成され、そのゲートバイアス電圧が、各々のnMOSQn1〜Qn3のゲート電極に入力されるようになっている。
図3は、上記増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3を構成する半導体増幅素子をLDMOSFET(Laterally Diffused Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor、横方向拡散MOSFET)により形成した場合のICチップ1Cの要部断面図の一例を示している。
型単結晶シリコンからなる半導体基板201の主面には、p型単結晶シリコンからなるエピタキシャル層202が形成され、エピタキシャル層202の主面の一部には、LDMOSFETのドレインからソースへの空乏層の延びを抑えるパンチスルーストッパとしての機能するp型ウエル203が形成されている。p型ウエル203の表面には、酸化シリコンなどからなるゲート絶縁膜204を介してLDMOSFETのゲート電極205が形成されている。ゲート電極205は、たとえばn型の多結晶シリコン膜と金属シリサイド膜の積層膜などからなり、ゲート電極205の側壁には、酸化シリコンなどからなるサイドウォールスペーサ206が形成されている。
エピタキシャル層202の内部のチャネル形成領域を挟んで互いに離間する領域には、LDMOSFETのソース、ドレインが形成されている。ドレインは、チャネル形成領域に接するn型オフセットドレイン領域207と、n型オフセットドレイン領域207に接し、チャネル形成領域から離間して形成されたn型オフセットドレイン領域208と、n型オフセットドレイン領域208に接し、チャネル形成領域からさらに離間して形成されたn型ドレイン領域209とからなる。これらn型オフセットドレイン領域207、n型オフセットドレイン領域208およびn型ドレイン領域209のうち、ゲート電極205に最も近いn型オフセットドレイン領域207は不純物濃度が最も低く、ゲート電極205から最も離間したn型ドレイン領域209は不純物濃度が最も高い。
LDMOSFETのソースは、チャネル形成領域に接するn型ソース領域210と、n型ソース領域210に接し、チャネル形成領域から離間して形成され、n型ソース領域210よりも不純物濃度が高いn型ソース領域211とからなる。n型ソース領域210の下部には、p型ハロー領域212が形成されている。
型ソース領域211の端部(n型ソース領域210と接する側と反対側の端部)には、n型ソース領域211と接するp型打抜き層214が形成されている。p型打抜き層214の表面近傍には、p型半導体領域215が形成されている。p型打抜き層214は、LDMOSFETのソースと半導体基板201とを電気的に接続するための導電層であり、たとえばエピタキシャル層202に形成した溝213の内部に埋め込んだp型多結晶シリコン膜によって形成される。
LDMOSFETのp型打抜き層214(p型半導体領域215)、ソース(n型ソース領域211)およびドレイン(n型ドレイン領域209)のそれぞれの上部には、窒化シリコン膜221と酸化シリコン膜222とに形成されたコンタクトホール223内のプラグ224が接続されている。p型打抜き層214(p型半導体領域215)およびソース(n型ソース領域211)には、プラグ224を介してソース電極225が接続され、ドレイン(n型ドレイン領域209)には、プラグ224を介してドレイン電極226が接続されている。
ドレイン電極226およびソース電極225のそれぞれには、ドレイン電極226およびソース電極225を覆う酸化シリコン膜227に形成されたスルーホール228を介して配線229が接続されている。配線229の上部には、酸化シリコン膜と窒化シリコン膜の積層膜からなる表面保護膜230が形成されている。また、半導体基板201の裏面にはソース裏面電極231が形成されている。
図4は、上記増幅段2A1〜2A3、2B1〜2B3を構成する半導体増幅素子をヘテロ接合型バイポーラトランジスタ(HBT:Heterojunction Bipolar Transistor)により形成した場合のICチップ1Cの要部断面図の一例を示している。
半絶縁性のGaAs基板251上にn型GaAs層よりなるサブコレクタ層252が形成され、サブコレクタ層252上にHBT253が形成されている。
各HBT253は、サブコレクタ層252上に形成された金などからなるコレクタ電極254と、このコレクタ電極254とは所定間隔だけ離間して形成されたコレクタメサ255を有している。コレクタメサ255は、たとえばn型GaAs層より形成され、コレクタメサ255とコレクタ電極254はサブコレクタ層252を介して電気的に接続されている。
コレクタメサ255上には、たとえばp型GaAs層よりなるベースメサ256が形成されている。ベースメサ256上の周辺領域には金等よりなるベース電極257が形成されている。ベースメサ256の略中央部上にエミッタ層258が形成され、エミッタ層258上にエミッタ電極259が形成されている。エミッタ層258は、たとえばn型InGaP層、GaAs層およびInGaAs層を積層した層より形成され、エミッタ電極259は、たとえばタングステンシリサイドから形成されている。このように、ベースメサ(p型GaAs層)256とエミッタ層(n型InGaP層)258との間には異種半導体接合(ヘテロ接合)が形成されている。
コレクタ電極254には、絶縁膜261に形成されたコンタクトホール262を介してコレクタ配線263が接続されている。エミッタ電極259には、絶縁膜264、261に形成されたスルーホール265を介してエミッタ配線266が接続されている。エミッタ配線266よりも上層の構造については、ここでは図示およびその説明を省略する。
次に、図5は、上記ICチップ1Cをモジュール基板に搭載したRFパワーモジュールPMの一例の回路(第1回路)図を示している。
ICチップ1Cのボンディングパッド(図示は省略)は、ボンディングワイヤBWを通じて後述するモジュール基板の主面の伝送線路15a1〜15a5、15b1〜15b5と電気的に接続されている。1段目の増幅段2A1、2B1のゲート電極(入力)にボンディングワイヤBWを通じて接続された伝送線路15a1、15b1は、それぞれコンデンサCm1、Cm2を介して入力端子17a、17bと電気的に接続されている。1段目の増幅段2A1、2B1のドレイン(出力)にボンディングワイヤBWを通じて電気的に接続された伝送線路15a2、15b2は、それぞれ高電位側の電源端子18a1、18b1と電気的に接続されてとともに、それぞれ電源端子18a1、18b1の近傍に配置されたコンデンサCm3、Cm4を介して接地電位GNDと電気的に接続されている。2段目の増幅段2A2、2B2のドレイン(出力)にボンディングワイヤBWを通じて電気的に接続された伝送線路15a3、15b3は、それぞれ高電位側の電源端子18a2、18b2と電気的に接続されてとともに、それぞれ電源端子18a2、18b2の近傍に配置されたコンデンサCm5、Cm6を介して接地電位GNDと電気的に接続されている。最終段目の増幅段2A3、2B3のドレイン(出力)にボンディングワイヤBWを通じて電気的に接続された伝送線路15a4、15b4は、それぞれ高電位側の電源端子18a3、18b3と電気的に接続されているとともに、それぞれ電源端子18a3、18b3の近傍に配置されたコンデンサCm7、Cm8を介して接地電位GNDと電気的に接続されている。さらに、最終段目の増幅段2A3、2B3のドレイン(出力)にボンディングワイヤBWを通じて電気的に接続された伝送線路15a5、15b5は、それぞれコンデンサCm9、Cm10を介して出力端子19a、19bと電気的に接続されているとともに、それぞれの線路途中に配置されたコンデンサCm11、Cm12を介して接地電位GNDと電気的に接続されている。周辺回路3の制御用のボンディングパッドにボンディングワイヤを通じて電気的に接続された伝送線路は、制御端子20と電気的に接続されている。なお、上記ボンディングワイヤBWは、たとえば金(Au)等の細線からなり、インダクタとしての機能を有している。また、伝送線路15a、15bもインピーダンス整合用のインダクタとしての機能を有している。上記コンデンサCm1〜Cm12は、インピーダンス整合用のコンデンサとしての機能を有しており、チップ部品で構成されている。
次に、図6は、本実施の形態1のRFパワーモジュールPMを用いたデジタル携帯電話機システムDPSの一例を示している。図6の符号ANTは信号電波の送受信用のアンテナ、符号25はフロントエンド・モジュール、符号26は音声信号をベースバンド信号に変換したり、受信信号を音声信号に変換したり、変調方式切換信号やバンド切換信号を生成したりするベースバンド回路、符号27は受信信号をダウンコンバートして復調しベースバンド信号を生成したり送信信号を変調したりする変復調用回路、FLT1、FLT2は受信信号からノイズや妨害波を除去するフィルタである。フィルタFLT1はGSM用、フィルタFLT2はDCS用である。ベースバンド回路26は、DSP(Digital Signal Processor)やマイクロプロセッサ、半導体メモリ等の複数の半導体集積回路で構成されている。フロントエンド・モジュール25は、インピーダンス整合回路MN1、MN2、ロウパスフィルタLPF1、LPF2、スイッチ回路28a、28b、コンデンサC5、C6および分波器29を有している。インピーダンス整合回路MN1、MN2は、RFパワーモジュールPMの送信出力端子に接続されてインピーダンスの整合を行う回路、ロウパスフィルタLPF1、LPF2は高調波を減衰させる回路、スイッチ回路28a、28bは送受信切り換え用のスイッチ回路、コンデンサC5、C6は受信信号から直流成分をカットする素子、分波器29は、GSM900帯の信号と、DCS1800帯の信号とを分波する回路であり、これら回路および素子は1つの配線基板上に搭載されてモジュールとされている。なお、スイッチ回路28a、28bの切換信号CNT1、CNT2は上記ベースバンド回路26から供給される。
図7は、上記図6のデジタル携帯電話機システムDPSでのRFパワーモジュールPMの実装例を示している。マザーボード30は、たとえば多層配線構造を有するプリント配線基板等からなり、その主面上には、RFパワーモジュールPMと、その他に複数のチップ部品31が搭載されている。RFパワーモジュールPMは、モジュール基板MCBの裏面の電極23G、23S等をマザーボード30の主面に向けた状態でマザーボード30上に搭載されている。また、モジュール基板MCBには、上記ICチップ1C、コンデンサCm1〜Cm12等が実装されている。RFのパワーモジュールPMの電極は、半田等のような接合材32を介してそれぞれマザーボード30の配線パターンと接続されている。RFパワーモジュールPMのモジュール基板MCBの主面は、たとえばエポキシ樹脂等からなる封止部材(封止用樹脂)33により覆われており、これによりモジュール基板MCBの主面のICチップ1C等が封止されている。
図8、図9および図10は、それぞれ本実施の形態1のRFパワーモジュールPMの上面図、下面図および要部断面図である。また、図11および図12はそれぞれRFパワーモジュールPMを形成する上記モジュール基板MCBの上面図および下面図であり、図13は図11中のA−A線に沿った断面図である。
前述したように、モジュール基板MCBの主面(上面)は、封止部材33により覆われている(図7および図8参照)。モジュール基板MCBの底面(下面)もたとえばエポキシ樹脂等からなるソルダーレジスト35で覆われている(図9および図10参照)。モジュール基板MCBは、たとえばガラスエポキシまたはポリイミドからなる絶縁性基板37の裏面(第2主面)にCu(銅)等からなる導体パターン(配線パターン)36を貼り合わせた構造となっている。ソルダーレジスト35には、導体パターン36に達する複数の開口部(第3開口部)38が形成されており、これら複数の開口部38から現れる導体パターン36は、マザーボード30の配線パターンと電気的に接続するための電極39となっている。
絶縁性基板37には、主面(第1主面)から導体パターン36に達する複数の開口部(第1開口部、第2開口部)40が形成されており、モジュール基板MCBに実装された上記コンデンサCm1〜Cm12等の受動素子(受動部品)41およびICチップ1Cなどの電極(ICチップ1Cについては裏面電極)は、それぞれこれら開口部40内に配置され、導電性接着剤42を介して導体パターン36と電気的に接続されている。本実施の形態1において、その導電性接着剤42としては、Ag(銀)を主成分としたペースト状接着剤もしくははんだを例示することができる。また、ICチップ1Cから引き出されたボンディングワイヤBWも開口部40にて導体パターン36と接続されている。導体パターン36は、基準電位(固定電位(たとえば接地電位で0V))と電気的に接続する導体パターン(第2配線)36Gと、信号伝達に用いられる導体パターン(第1配線)36Sとを含む(図14および図15参照)。なお、図15中においては、ICチップ1C、受動素子41およびボンディングワイヤBWと導体パターン36G、36Sとのそれぞれの接続状態についても図示している。このように、ICチップ1Cおよび受動素子41が薄い導体パターン36を介してマザーボード30(図7参照)の配線パターンと電気的に接続されることにより、たとえば本実施の形態1のモジュール基板MCBの代わりに多層配線基板を用いた場合に比べて熱抵抗を大幅に低減することができる。つまり、本実施の形態1のRFパワーモジュールPMの放熱性を大幅に向上することができる。また、導体パターン36がRFパワーモジュールPMの配線部と放熱部を兼ねるので、それによってもRFパワーモジュールPMの放熱性を向上することができる。
また、モジュール基板MCBは、絶縁性基板37に導体パターン36を貼付した単層の配線構造となることから、たとえばリードフレーム等を用いた場合には困難な複雑な導体パターンの形成や、基準電位となる導体パターン36Gの強化などを容易に実現することが可能となる。
また、モジュール基板MCBを絶縁性基板37に導体パターン36を貼付した単層の配線構造としたことにより、モジュール基板MCBの構造を簡素化することができる。また、モジュール基板MCBの構造を簡素化することにより、モジュール基板MCBのコストを低減することができる。
導体パターン36は、基準電位(固定電位(たとえば接地電位で0V))と電気的に接続する導体パターン36Gと、信号伝達に用いられる導体パターン36Sとを含む。これら導体パターン36G、36Sを形成するには、まず図16に示すように、絶縁性基板37に、たとえばCu等からなる導体箔36Hを貼付する。この時、たとえば型抜き等の手段によって予め絶縁性基板37には前述の開口部40が形成されている。次いで、図17に示すように、フォトリソグラフィ技術によってパターニングされたフォトレジスト膜(マスキング層)43をマスクとして導体箔36Hをエッチングする。それにより、導体パターン36G、36Sを形成することができる。
図12に示したように、本実施の形態1のモジュール基板MCBにおいては、同一平面上において、信号伝達に用いられる導体パターン36Sと、基準電位と電気的に接続する導体パターン36Gとが並行する、いわゆるコプレーナライン構造が形成されている。コプレーナライン構造では、同一平面上に並行している導体パターン36Sと導体パターン36Gとで電界を伝えるので、絶縁性基板37の厚さ方向での制約が少なくなる。そのため、モジュール基板MCBを形成する絶縁性基板37が薄くなっても、導体パターン36Sと導体パターン36Gの位置関係は変わらないため、信号の伝達ロスを防ぐことができる。
ここで、本実施の形態1のモジュール基板MCBの代わりに図18に示すようなストリップライン構造もしくはマイクロストリップライン構造を有するモジュール基板を用いた場合における信号の伝達ロスについて説明する。図18中において、tは信号伝達に用いられる導体パターン36Sの厚さであり、Wは導体パターン36Sの幅であり、Lは導体パターン36Sの長さであり、Hは絶縁性基板37の厚さである。また、図19は、導体パターン36Sの長さLを1mmとし、導体パターン36Sを含む回路の動作周波数fを1GHzとした時における、絶縁性基板37の厚さと信号の伝達ロス(dB)との関係を示したものである。なお、導体パターン36Sの幅Wを一定として絶縁性基板37の厚さHを変化させた場合、特性インピーダンスZが変化するため、伝達ロス以外に反射ロスを生じる。そのため、伝達ロスの変化の傾向が表れ難くなることから、特定インピーダンスZが一定となるように導体パターン36Sの幅Wを変えており、図19中では、特定インピーダンスZが10Ω、30Ωおよび50Ωの3通りの場合について示している。このような図19に示すように、ストリップライン構造もしくはマイクロストリップライン構造を有するモジュール基板における伝達ロスは、絶縁性基板37の厚さが薄くなるほど指数関数的に大きくなる。そのため、絶縁性基板37の厚さを一定値(たとえば0.3mm程度)以上確保する必要がある。また、伝達ロスは、回路の動作周波数が大きくなるほど増加する傾向がある。
一方、本実施の形態1のモジュール基板MCBは、前述したように、絶縁性基板37が薄くなっても、信号の伝達ロスが起こることを防ぐことができる。そのため、RF特性を低下させることなく本実施の形態1のRFパワーモジュールを薄型化することができる。また、本実施の形態1のモジュール基板MCBによれば、絶縁性基板37の厚さを0.1mm程度以下まで薄くした場合でもRF信号を伝達する導体パターン36G、36Sを容易に形成することができる。
(実施の形態2)
図20は、本実施の形態2のRFパワーモジュールPM2の要部断面図である。
本実施の形態2のRFパワーモジュールPM2は、ICチップ1Cおよび受動素子41が実装されたモジュール基板を、たとえばCuからなるリードフレーム45から形成し、そのリードフレーム45の上面および下面の両方を同一の封止部材33Aで一体に封止することで固定したものである。図示は省略するが、リードフレーム45は、前記実施の形態1で説明した導体パターン36と同様の平面パターンを有している。リードフレーム45のうち、RFパワーモジュールPM2の裏面に露出してマザーボード30(図7参照)の配線パターンと電気的に接続するための電極となる部分以外は、ハーフエッチング法により薄くされ、封止部材33A中に完全に埋め込まれている。また、封止部材33Aは、前記実施の形態1で示した封止部材33およびソルダーレジスト35と同様にエポキシ樹脂等から形成することができる。ICチップ1Cおよび受動素子41の電極(ICチップ1Cについては裏面電極)は、前記実施の形態1で示した導電性接着剤42(図10参照)と同様の導電性接着剤(図示は省略)を介してリードフレーム45と電気的に接続されている。また、ICチップ1Cから引き出されたボンディングワイヤBWも所定位置にてリードフレーム45と接続されている。
上記の本実施の形態2のRFパワーモジュールPM2によれば、前記実施の形態1のRFパワーモジュールPMに比べて部品数を少なくすることができる。それにより、前記実施の形態1のRFパワーモジュールPMに比べて本実施の形態2のRFパワーモジュールPM2の製造工ストを低減することができる。
また、上記のような本実施の形態2によっても前記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態においては、ボンディングワイヤを用いてICチップをモジュール基板に実装する場合について説明したが、ボンディングワイヤを用いる代わりに、ICチップ主面に形成したバンプ電極をモジュール基板の導体パターンと接続する、いわゆるフェイスダウンボンディング法によってICチップをモジュール基板に実装してもよい。それにより、ボンディングワイヤの接続工程が省略できるので、RFパワーモジュールの製造工程を簡略化できる。
本発明の半導体装置およびその製造方法は、複数系統の電力増幅回路を有する半導体装置およびその製造方法に適用できる。
本発明の一実施の形態である半導体装置の回路ブロック図である。 図1に示した半導体装置の要部回路図である。 図1中に示した増幅段を構成する半導体増幅素子をLDMOSFETにより形成した場合の半導体チップの一例の要部断面図である。 図1中に示した増幅段を構成する半導体増幅素子をヘテロ接合型バイポーラトランジスタにより形成した場合の半導体チップの一例の要部断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体装置を用いたRFパワーモジュールの等価回路図である。 図5のRFパワーモジュールを用いたデジタル携帯電話機システムの一例の説明図である。 図6のデジタル携帯電話機システムのRFパワーモジュールの実装例の要部側面図である。 図5のRFパワーモジュールの上面図である。 図5のRFパワーモジュールの下面図である。 図5のRFパワーモジュールの要部断面図である。 図5のRFパワーモジュールを形成するモジュール基板の上面図である。 図5のRFパワーモジュールを形成するモジュール基板の下面図である。 図11中のA−A線に沿った断面図である。 図5のRFパワーモジュールの要部平面図である。 図5のRFパワーモジュールの要部平面図である。 図5のRFパワーモジュールを形成するモジュール基板の製造工程を説明する要部断面図である。 図16に続くモジュール基板の製造工程中の要部断面図である。 ストリップライン構造もしくはマイクロストリップライン構造を説明する要部斜視図である。 ストリップライン構造もしくはマイクロストリップライン構造における伝達ロスについて示す説明図である。 本発明の他の実施の形態である半導体装置を用いたRFパワーモジュールの要部断面図である。
符号の説明
1C ICチップ(半導体チップ)
2A、2B 電力増幅回路
2A1〜2A3、2B1〜2B3 増幅段
2AM1〜2AM3、2BM1〜2BM3 整合回路
3 周辺回路
3A 制御回路
3A1 電源制御回路
3A2 バイアス電圧生成回路
3B バイアス回路
4a、4b 入力端子
5a、5b 出力端子
15a1〜15a5、15b1〜15b5 伝送線路
17a、17b 入力端子
18a1〜18a3、18b1〜18b3 電源端子
19a、19b 出力端子
25 フロントエンド・モジュール
26 ベースバンド回路
27 変復調用回路
28a、28b スイッチ回路
29 分波器
30 マザーボード
31 チップ部品
32 接合材
33 封止部材(封止用樹脂)
35 ソルダーレジスト
36 導体パターン(配線パターン)
36G 導体パターン(第2配線)
36S 導体パターン(第1配線)
37 絶縁性基板
38 開口部(第3開口部)
39 電極
40 開口部(第1開口部、第2開口部)
41 受動素子(受動部品)
42 導電性接着剤
43 フォトレジスト膜(マスキング層)
45 リードフレーム
201 半導体基板
202 エピタキシャル層
203 p型ウエル
204 ゲート絶縁膜
205 ゲート電極
206 サイドウォールスペーサ
207 n型オフセットドレイン領域
208 n型オフセットドレイン領域
209 n型ドレイン領域
210 n型ソース領域
211 n型ソース領域
212 p型ハロー領域
213 溝
214 p型打抜き層
215 p型半導体領域
221 窒化シリコン膜
222 酸化シリコン膜
223 コンタクトホール
224 プラグ
225 ソース電極
226 ドレイン電極
227 酸化シリコン膜
228 スルーホール
229 配線
230 表面保護膜
231 ソース裏面電極
251 GaAs基板
252 サブコレクタ層
253 HBT
254 コレクタ電極
255 コレクタメサ
256 ベースメサ
257 ベース電極
258 エミッタ層
261 絶縁膜
262 コンタクトホール
263 コレクタ配線
264 絶縁膜
265 スルーホール
266 エミッタ配線
ANT アンテナ
BW ボンディングワイヤ
C5、C6 コンデンサ
Cm1〜Cm12 コンデンサ
CNT1、CNT2 切換信号
DPS デジタル携帯電話機システム
FLT1、FLT2 フィルタ
GND 接地電位
LPF1、LPF2 ロウパスフィルタ
MCB モジュール基板
MN1、MN2 インピーダンス整合回路
PM、PM2 RFパワーモジュール
Qn1、Qn2、Qn3、Qn nMOS
R1、R2 抵抗
Vdd1 第1電源電圧

Claims (16)

  1. 500MHz以上の周波数で動作する第1回路と、
    第1主面および前記第1主面と反対側の第2主面を有する絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板の前記第2主面上にて同一の導体層から形成され、前記絶縁性基板に保持される配線パターンと、
    前記絶縁性基板の前記第1主面に形成され、前記配線パターンに達する第1開口部と、
    前記絶縁性基板の前記第1主面において前記第1開口部にて実装され、前記第1回路を形成する能動素子を含む半導体チップと、
    前記絶縁性基板の前記第2主面を覆うソルダーレジストとを有し、
    前記配線パターンは、信号伝達用の第1配線と、前記第1配線と平行に延在し固定電位と電気的に接続する第2配線とを含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記絶縁性基板の前記第1主面には、前記配線パターンに達する複数の第2開口部が形成され、
    前記絶縁性基板の前記第1主面において、前記複数の第2開口部にて前記第1回路を形成する複数の受動部品が実装されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記絶縁性基板の前記第1主面は、封止用樹脂により封止されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3記載の半導体装置において、
    前記絶縁性基板の前記第2主面の前記ソルダーレジストには、前記導体パターンに達する第3開口部が形成され、
    前記第3開口部にて実装配線基板と電気的に接続することを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記半導体チップは、前記第1配線および前記第2配線と電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5記載の半導体装置において、
    前記半導体チップは、裏面を前記絶縁性基板と対向させて前記絶縁性基板に搭載され、ワイヤボンディングによって前記第1配線および前記第2配線と電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記絶縁性基板は、ガラスエポキシまたはポリイミドを主成分とすることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記配線パターンは、銅を主成分とすることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記半導体チップは、前記第1開口部にて前記配線パターンと導電性接着剤を介して電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項9記載の半導体装置において、
    前記導電性接着剤は、銀ペーストまたははんだであることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記絶縁性基板の厚さは0.1mm以下であることを特徴とする半導体装置。
  12. 移動体通信機器用電力増幅回路と、
    第1主面および前記第1主面と反対側の第2主面を有する絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板の前記第2主面上にて同一の導体層から形成され、前記絶縁性基板に保持される配線パターンと、
    前記絶縁性基板の前記第1主面に形成され、前記配線パターンに達する第1開口部と、
    前記絶縁性基板の前記第1主面において前記第1開口部にて実装され、前記移動体通信機器用電力増幅回路を形成する能動素子を含む半導体チップと、
    前記絶縁性基板の前記第2主面を覆うソルダーレジストとを有し、
    前記配線パターンは、信号伝達用の第1配線と、前記第1配線と平行に延在し固定電位と電気的に接続する第2配線とを含むことを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項12記載の半導体装置において、
    前記移動体通信機器用電力増幅回路は、850MHz帯、900MHz帯、1800MHz帯または1900MHz帯で動作することを特徴とする半導体装置。
  14. 500MHz以上の周波数で動作する第1回路と、
    第1主面および前記第1主面と反対側の第2主面を有する絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板の前記第2主面上にて同一の導体層から形成され、前記絶縁性基板に保持される配線パターンと、
    前記絶縁性基板の前記第1主面に形成され、前記配線パターンに達する第1開口部と、
    前記絶縁性基板の前記第1主面において前記第1開口部にて実装され、前記第1回路を形成する能動素子を含む半導体チップと、
    前記絶縁性基板の前記第2主面を覆うソルダーレジストとを有し、
    前記配線パターンは、信号伝達用の第1配線と、前記第1配線と平行に延在し固定電位と電気的に接続する第2配線とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記絶縁性基板の前記第2主面に導体箔を貼り合わせる工程、
    (b)前記導体箔上にマスキング層を形成する工程、
    (c)前記マスキング層をマスクとして前記導体箔をエッチングし、残った前記導体箔から前記配線パターンを形成する工程、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、
    前記絶縁性基板は、ガラスエポキシまたはポリイミドを主成分とすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、
    前記導体箔は、銅を主成分とすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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