JP2007001652A - 容器 - Google Patents

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克巳 亀田
Yutaka Uematsu
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Abstract

【課題】使用時に溶質を溶かすことが可能な容器を提供する。
【解決手段】飲料水(溶媒)2を貯留した容器本体3と、その容器本体3の上端に形成される口部Oを着脱自在に覆うとともに、顆粒状のお茶エキス(溶質)4を収容する収容側部5I(収容部)および着脱自在の底止部(収容部)8を内設したキャップ(蓋部)5とを備える。そして、キャップ5を容器本体3から取り外す際に底止部8を取り外すための保持体上部(取外部)6Cを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば飲料水などの溶媒と、液状または固形もしくは半固形のお茶エキスなどの溶質とを分離して備えた容器に関する。
従来、お茶飲料のペットボトル(容器)は、お茶エキスが飲料水に溶けた状態で容器本体内に充填され、容器本体の口部をキャップで閉じられた状態で販売されている。消費者はこのお茶を飲むときはキャップを回して開封し、容器本体の口部に口をつけてお茶飲料を飲んでいた。
しかし、このような従来のお茶飲料は、溶質であるお茶エキスと溶媒である飲料水とを製造工程で混ぜ合わせてペットボトルに充填したものであり、時間の経過とともにお茶の香りや風味が劣化してしまい、消費者がこのお茶のペットボトルを購入して飲むときには、製造時のお茶飲料の品質を十分に保持することができないという問題があった。
これに対しては、飲料水の充填された容器と、袋に入った顆粒状のお茶エキス(溶質)とをそれぞれ別々に所持し、飲用する際にお茶エキスを容器内の飲料水に溶かすという方法が考えられる。
しかし、このような方法では、飲料水の充填された容器とお茶エキスを別々に所持するため、一方をなくしてしまう恐れがある。特に、お茶エキスは容器に比べて小さいため、なくしてしまう可能性が高く、必要なときにお茶飲料を飲むことができないという問題が生じる恐れがある。
そこでこの発明の目的は、使用時に溶質を溶かすことが可能な容器を提供することにある。
このため請求項1に記載の発明は、溶媒を貯留した容器本体と、
該容器本体の上端に形成される口部を着脱自在に覆うとともに、溶質を収容する収容部を内設した蓋部とを備える容器であって、
前記収容部に底面を形成する着脱自在の底止部を有するとともに、
前記蓋部を前記容器本体から取り外す際に前記底止部を取り外すための取外部を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の容器において、前記蓋部が、前記収容部を有する着脱自在のキャップと、該キャップの下部に取り付けられた保持体とから構成され、
該保持体が、
前記キャップを前記容器本体から取り外す際に前記底止部を取り外すための前記取外部と、取り外された前記底止部を受け止める受部とを有し、
該受部に貫通孔を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の容器において、前記取り外された底止部が前記貫通孔を塞ぐことを防止するための突起を前記受部に備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、溶媒を貯留した容器本体と、その容器本体の上端に形成される口部を着脱自在に覆うとともに、溶質を収容する収容部を内設した蓋部とを備える容器であって、収容部に底面を形成する着脱自在の底止部を有するとともに、蓋部を容器本体から取り外す際に底止部を取り外すための取外部を備えるので、溶質と溶媒とを別々に所持する手間が省けるとともにいずれかを紛失してしまう恐れを回避することができる。また、取外部によって底止部を取り外すことによって溶質を溶媒中に落下させるので、簡単な構成で溶質を溶媒と混ぜ合わせることができる。
さらに、使用時に溶質を溶かすことが可能な容器を提供することができ、溶質と溶媒とを混ぜ合わせた状態ですぐに飲用または使用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、蓋部が、収容部を有する着脱自在のキャップと、そのキャップの下部に取り付けられた保持体とから構成され、その保持体が、キャップを容器本体から取り外す際に底止部を取り外すための取外部を有するので、簡単に底止部を取り外すことができる。また、取り外された底止部を受け止める受部を有するので取り外された底止部が容器本体内に落下することを防止することができる。さらに、その受部に貫通孔を設けたので、溶質が貫通孔を通って容器本体に落下することができる。
請求項3に記載の発明によれば、取り外された底止部が貫通孔を塞ぐことを防止するための突起を受部に備えるので、取り外された底止部で貫通孔を塞いで、溶質が容器本体に不到達となることを防止できる。
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態について詳述する。
図1は、この発明の容器の一例として、容器の上部にお茶エキスを顆粒状に備えた飲料容器の断面図である。
容器1は、飲料水(溶媒)2を貯蔵した容器本体3と、容器本体3の上端に係合する保持体6と、保持体6の上部に係合するキャップ5などを備える。保持体6とキャップ5とで蓋部を構成する。なお、キャップ5の内側には顆粒状のお茶エキス(溶質)4を収容する底止部8などから構成される収容部を備える(後述)。また、保持体6の内側下部には受部7を着脱自在に取り付ける。
図2には、容器1の上部拡大断面図を示す。
容器本体3はPETなどにより形成され、容器本体3の上部外周には雄ネジが形成されている。
保持体6は樹脂の一体成形により形成される。保持体6は、円筒状の保持体下部6Aと、保持体下部6Aの上端に水平方向に連続して形成されたドーナツ板状の保持体中部6Bと、保持体中部6B内側縁から上方に起立して連続的に設けられた円筒状の保持体上部(取外部)6C、および、保持体中部6B下面側に連続して設けられた円筒状の取付部6Dより構成される。この取付部6Dの側面にはお茶エキス4を容器本体3に流下させるための複数の貫通孔が形成されている。また、保持体下部6Aの内周には容器本体3の上部外周に形成された雄ネジに係合する雌ネジを設ける。一方、保持体上部6Cの外周には雄ネジを設ける。
キャップ5は樹脂の一体成形により形成される。キャップ5は、円筒状のキャップ側部5Sと、キャップ側部5Sの上端の開口を塞ぐように、キャップ側部5Sの上端に連続して円盤状に形成されたキャップ天部5U、およびキャップ天部5Uの下面側に連続して形成された円筒状の収容側部5Iとから構成される。この収容側部5Iの下部外周には、後述するように底止部8の爪部8Cを掛け止めるための掛止凹部5Dが形成されている。なお、収容側部5Iと底止部8とで収容部を構成する。
また、キャップ側部5Sの内周の適当な位置に、上記保持体上部6Cの外周に設けられた雄ネジに係合する雌ネジを設ける。
底止部8は樹脂の一体成形により形成される。図3(a),(b)に示すように、円盤状の底部8Aと、底部8Aの外周より上方に連続して形成された円環状の側部8Bと側部8Bの上端から内側に向けて連続して形成された爪部8Cを有する。
なお、図2に示すように、底止部8の側部8Bの外側面位置S2と保持体6の保持体上部6Cの外側面位置S1とは距離Dだけオーバーラップするように、底止部8と保持体6とが配置される。換言すると、側部8Bの上端8Uと保持体上部6Cの下端6CBとが底面視で一部重なるように配設される。
そして、お茶エキス4を収容部に収容する。詳しくは、お茶エキス4を収容側部5Iに投入した状態で底止部8を取り付ける。
取付部6Dの下部を覆うように受部7を取り付ける。詳しくは、取付部6Dの外周の適当な位置に掛止凹部を形成する。一方、その掛止凹部に掛け止めるためフック7Eを有する受部7を取り付ける。
受部7は、図4(a),(b)に示すように、貫通孔7Bを複数有する円盤状の底部7Dと、底部7Dの外周縁から上方に連続して形成された円筒部7C、円筒部7Cの上端に内側向きに連続して形成されたフック7E、底部7Dの中央に形成された突起7Aから構成される。なお、円筒部7Cには、お茶エキス4を通過させるための貫通孔7CAが多数形成されている。
なお、突起7Aは、底止部8が受部7に落下した際に、貫通孔7Bを閉塞することを防ぐために設けられる。したがって、この効果を発揮させるためには、図2に示すように、底止部8の底部8Aの外径L2は、受部7の内半径L1よりも大きくすることが望ましい。
そして、いたずら防止などを目的とした不図示のシュリンクフィルムがキャップ5、保持体6を覆うように外装されている。
このように構成された容器1でお茶飲料を調製する方法について図1〜4を参照しつつ、図5を用いて説明する。
まず、キャップ5、保持体6を覆うシュリンクフィルムを剥がす。次に、キャップ5を上方に向けてネジ回す。すると、底止部8の上端8Uが保持体上部6Cの下端6CBに当接し、さらにキャップ5をネジ回すと、上昇する収容側部5Iと、保持体上部(取外部)6Cの下端6CBに当接して上昇することができない底止部8との間に逆方向の力が働いて、掛止凹部5Dから爪部8Cが外れる。これによって、底止部8が下方に落下するとともに、収容部内に収容されていた顆粒状のお茶エキス4が落下する(図5)。
落下した底止部8は、受部7によって受け止められる。このとき、底部8Aの外径L2は、受部7の半径L1よりも大きいので、底止部8の一部が突起7Aに突っかかり、底止部8は突起7Aによって貫通孔7Bを閉塞することを防止できる。
一方、お茶エキス4は、貫通孔7Bまたは、取付部6Dの側面の貫通孔および貫通孔7CAを経て容器本体3内の飲料水2中に落下する。
そして、容器1を手で保持してシェイクし、お茶エキス4を飲料水2に溶解させてお茶飲料を調製する。
次に、保持体下部6Aを把持してねじりながら保持体6を容器本体3から分離させ、容器本体3の上端に口部Oを露出させて、この口部Oよりお茶飲料をグラスなどに注ぎ、または口部Oに直接口をつけてお茶飲料を飲む。
このように、この例の容器を用いるとお茶飲料は飲むときに調製されるので、風味や品質を損なうことなく本来の味を味わうことができる。
以上詳述したように、この発明の容器1は、飲料水(溶媒)2を貯留した容器本体3と、その容器本体3の上端に形成される口部Oを着脱自在に覆うとともに、顆粒状のお茶エキス(溶質)4を収容する収容側部5I(収容部)および着脱自在の底止部(収容部)8を内設したキャップ(蓋部)5とを備える。そして、キャップ5を容器本体3から取り外す際に底止部8を取り外すための保持体上部(取外部)6Cを備える。
蓋部が、収容部を有する着脱自在のキャップ5と、そのキャップ5の下部に取り付けられた保持体6とから構成され、その保持体6が、キャップ5を容器本体3から取り外す際に底止部8を取り外すための保持体上部6Cと、取り外された底止部8を受け止める受部7とを有し、その受部7に貫通孔7Bを設ける。さらに、取り外された底止部8が貫通孔7Bを塞ぐことを防止するための突起7Aを受部7に備えるものである。
なお、上述の例では、お茶飲料を構成する溶質としてお茶エキス4、溶媒として飲料水2を用いたが、この発明はこれに限定されるものではなく、例えば、溶質としてビタミン剤、サプリメントなど、溶媒として加糖飲料、アルコール飲料などを用いてもよい。
また、上述の例では、容器本体3をPETで、キャップ5および保持体6を樹脂で形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、アルミニウム、スチールなどで形成してもよい。
この発明の容器の一例を示すお茶エキスを備える容器の断面図である。 図1のキャップ付近の拡大断面図である。 (a)は底止部の平面図、(b)は(a)のA矢視断面図である。 (a)は受部の平面図、(b)は(a)のB矢視断面図である。 図1の容器のお茶エキスを飲料水内に落下させた状態を示す図である。
符号の説明
1 容器
2 飲料水(溶媒)
3 容器本体
4 お茶エキス(溶質)
5 キャップ(蓋部)
5D 掛止凹部
5I 収容側部
5S キャップ側部
5U キャップ天部
6 保持体(蓋部)
6A 保持体下部
6B 保持体中部
6C 保持体上部
6D 取付部
7 受部
7A 突起
7B,7CA 貫通孔
7C,8B 側部
7D,8A 底部
7E フック
8 底止部
8C 爪部
O 口部

Claims (3)

  1. 溶媒を貯留した容器本体と、
    該容器本体の上端に形成される口部を着脱自在に覆うとともに、溶質を収容する収容部を内設した蓋部とを備える容器であって、
    前記収容部に底面を形成する着脱自在の底止部を有するとともに、
    前記蓋部を前記容器本体から取り外す際に前記底止部を取り外すための取外部を備えることを特徴とする、容器。
  2. 前記蓋部が、前記収容部を有する着脱自在のキャップと、該キャップの下部に取り付けられた保持体とから構成され、
    該保持体が、
    前記キャップを前記容器本体から取り外す際に前記底止部を取り外すための前記取外部と、取り外された前記底止部を受け止める受部とを有し、
    該受部に貫通孔を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の容器。
  3. 前記取り外された底止部が前記貫通孔を塞ぐことを防止するための突起を前記受部に備えることを特徴とする、請求項2に記載の容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016054893A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 キリン株式会社 ビールピッチャー及びこれを用いたビール系飲料の提供方法

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