JP2007001592A - 遊技制御梱包装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技制御装置の運搬の適切化を図る。
【解決手段】段ボール紙から立方体に構成された外箱1の底部2が封緘具で封緘され、外箱1の蓋片4乃至7が上方に開けられ状態において、段ボール紙からなる仕切構造体11が外箱1に入れられて外箱1の中に収容室12および緩衝空間13が区画され、遊技制御ユニット114が収容室12に1個ずつ入れられた後、仕切構造体11における一対の支持片14が内側に折り曲げられて遊技制御ユニット114を複数の収容室12に1個ずつ移動しないように固定した後、外箱1の蓋片4乃至7が閉じられて封緘具で封緘され、遊技制御ユニット114を収納した仕切構造体11および外箱1からなる遊技制御梱包装置がトラックの荷台に搭載されて運搬されても、運搬中の振動によって、遊技制御ユニット114が仕切構造体11や外箱1に衝突するような不都合が解消される。
【選択図】図1
【解決手段】段ボール紙から立方体に構成された外箱1の底部2が封緘具で封緘され、外箱1の蓋片4乃至7が上方に開けられ状態において、段ボール紙からなる仕切構造体11が外箱1に入れられて外箱1の中に収容室12および緩衝空間13が区画され、遊技制御ユニット114が収容室12に1個ずつ入れられた後、仕切構造体11における一対の支持片14が内側に折り曲げられて遊技制御ユニット114を複数の収容室12に1個ずつ移動しないように固定した後、外箱1の蓋片4乃至7が閉じられて封緘具で封緘され、遊技制御ユニット114を収納した仕切構造体11および外箱1からなる遊技制御梱包装置がトラックの荷台に搭載されて運搬されても、運搬中の振動によって、遊技制御ユニット114が仕切構造体11や外箱1に衝突するような不都合が解消される。
【選択図】図1
Description
本発明は、遊技制御装置を適切に運搬可能な遊技制御梱包装置に関する。
パチンコ遊技機やスロットマシンなどの遊技機は、風俗営業などの規則および業務の適正化に関する法律の下、国民に身近で健全な大衆娯楽を提供する営業を営むために遊技店に設置されて使用されるが、例えば、単一の資本形態の中で複数の遊技店がチェーン店化されたグループを形成し、その単一のグループ内の或る1つの所在地に存在する遊技店で使用許可を受けて使用されていた遊技機を、当該或る1つの所在地に存在する遊技店から単一のグループ内の別の1つの所在地に存在する遊技店に移転することがある。このような設置替えを行う場合、主制御装置や払出制御装置などと呼ばれる金銭に関連する遊技の制御処理を行う遊技制御装置を、移転元の遊技店で設置換えの対象となっている遊技機から取り外して当該設置換えの対象となっている遊技機を製造した遊技機製造会社に運搬し、遊技機製造会社で遊技制御装置を適正に動作するか否かを検証し、適正に動作することの検証された遊技制御装置を遊技機製造会社から移転先の遊技店に運搬するように、規則で定められている。このようなことから、遊技制御装置を、移転元の遊技店から遊技機製造会社に運搬したり、遊技機製造会社から移転先の遊技店に運搬したりする場合、複数の遊技制御装置を形の不揃いな外箱に投入し、当該外箱をトラックの荷台に搭載して運搬することが考えられる。しかしながら、外箱に投入された遊技制御装置どうしが衝突して互いに損傷を受けるうえ、1台のトラックで運搬できる数量が少ないという欠点がある。
特開平2003−246317号公報
発明が解決しようとする問題点は、遊技制御装置が損傷したり、1度に運搬できる数量が少なかったりという点である。
本発明に係る遊技制御梱包装置は、段ボール紙からなる仕切構造体が段ボール紙から立方体に構成された外箱に入れられて、遊技制御ユニットを収容し得る大きさの収容室および収容室を囲む緩衝空間が外箱の中に区画された構造であって、仕切構造体は第1仕切要素と第2仕切要素とを備え、第1仕切要素は相対峙する一対の縦片が背片で互いに繋がれたコ字形であって、第1仕切要素の一対の縦片には縦片の相対峙する方向と直交する方向に緩衝空間用片と組立用溝と収容室用片および緩衝空間用片が順に形成され、第1仕切要素の組立用溝は一対の縦片の上端面と外面と内面とに開口しかつ上端面から背片の側に向かうように内部に延びる細長い形状に形成され、第2仕切要素は相対峙する一対の縦片が背片で互いに繋がれたコ字形であって、第2仕切要素の一対の縦片には縦片の相対峙する方向と直交する方向に組立用溝が緩衝空間用片と収容室用片および緩衝空間用片を順に形成され、第2仕切要素の背片には第2仕切要素の相対峙する一対の縦片の組立用溝に繋がる組立用溝が形成され、第2仕切要素の背片には突起が背片から背片の外側に突出して設けられ、第1仕切要素の一対の縦片の相対峙する方向と第2仕切要素の一対の縦片の相対峙する方向とが互いに直交するようにかつ第2仕切要素の背片が第1仕切要素の一対の縦片の上方に向き合わされ、第1仕切要素の組立用溝と第2仕切要素の組立用溝とが互いに嵌め合わされ、第2仕切要素の一対の縦片の間には第1仕切要素の一対の収容室用片が挟まれ、第1仕切要素の一対の縦片の間には第2仕切要素の一対の収容室用片が挟まれ、第2仕切要素の突起の下端面が第1仕切要素の背片の上面に接触して重ね合わされ、第1仕切要素の背片と第2仕切要素の背片とが互いに上下に離れて向かい合って上記収容室が形成されたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係る遊技制御梱包装置は、外箱の底部が封緘され、外箱の蓋片が上方に開けられた状態において、仕切構造体が外箱に入れられることによって外箱の中に収容室および緩衝空間が区画され、遊技制御ユニットが収容室に入れられ、仕切構造体の一対の支持片が人によって内側に折り曲げられて遊技制御ユニットを収容室に移動しないように固定した後、外箱の蓋片が閉じられて封緘されるので、遊技制御ユニットを収納した仕切構造体および外箱からなる遊技制御梱包装置がトラックの荷台に搭載されて運搬された場合においても、運搬中の振動によって、遊技制御ユニットが仕切構造体や外箱に衝突するような不都合が解消されるという利点がある。
図1乃至図10は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、遊技制御梱包装置を分解して示す。図2のa図は、第1仕切要素15の展開形状を示す。図2のb図は、第1仕切要素15の立体形状を示す。図3のa図は、第2仕切要素60の展開形状を示す。図3のb図は、第2仕切要素60の立体形状を示す。図4は、仕切構造体11の組立方を示す。図5は、外箱1の蓋片4乃至7の開けられた遊技制御梱包装置の平面を示す。図6は、図5をA−A線に沿い切断した断面を示す。図7は、図5をB−B線に沿い切断した断面を示す。図8はスロットマシンを示す。図9は、遊技制御ユニット114を分解して示す。図10のa図は、遊技制御ユニット114を収容室12に挿入した側面を示す。図10のb図は、遊技制御ユニット114を収容室12に固定した側面を示す。図10のc図は、遊技制御ユニット114を収容室12に固定した平面を示す。
図1を参照し、遊技制御梱包装置の構造について説明する。遊技制御梱包装置は、段ボール紙から立方体に構成された外箱1の底部2が紙製または布製の粘着テープのような封緘具3で封緘され、外箱1の4つの蓋片4;5;6;7が上方に開けられた状態において、段ボール紙からなる仕切構造体11が外箱1に入れられることによって外箱1の中に収容室12および緩衝空間13を複数区画した、構造である。収容室12は、運搬対象物である遊技制御ユニット114を収容し得る大きさであって、上方に開口し、底部および周囲が囲まれた格好である。緩衝空間13は、複数の収容室12を1個ずつ囲む形態である。そして、複数の遊技制御ユニット114が複数の収容室12に1個ずつ入れられた後、仕切構造体11における一対の支持片14が人によって内側に折り曲げられて遊技制御ユニット114を複数の収容室12に1個ずつ移動しないように固定する。その後、外箱1の4つの蓋片4乃至7が閉じられて紙製または布製の粘着テープのような図外の封緘具で封緘される。仕切構造体11は、図2の第1仕切要素15と図3の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられて構成される。
図2を参照し、第1仕切要素15の構造について説明する。図2のa図において、第1仕切要素15は、縦片16と背片17および縦片18が左側から右側へと横一列に連接された形態であって、ロール状に巻かれた長尺な段ボール紙から長方形状に切断されて材料取りされ、2つの縦片16;18に組立用溝19;20;21;22;23;24;25;26;27;28;29;30が形成され、折線31;32が付けられた形態である。第1仕切要素15を構成する段ボール紙の波心は、第1仕切要素15における縦片16と背片17および縦片16の連なる方向である左右方向Xに延びる条を形成する。組立用溝19乃至24は、縦片16の上端面と外面と内面とに開口し、縦片16の上端面から背片17の側に向かうように内部に延びる細長い形状に形成される。縦片16の上端面は、第1仕切要素15が図2のb図のように立体的に形成され、背片17を下側に位置させ、縦片16を上側に位置させた場合に、最上端に位置する端面である。縦片16の外面は、第1仕切要素15が図2のb図のように立体的に形成された場合、縦片18と向かい合う側の反対側に位置する面である。縦片16の内面は、第1仕切要素15が図2のb図のように立体的に形成された場合、縦片18と向かい合う側の面である。組立用溝19乃至24が縦片16に形成されることによって、縦片16には、収容室用片33;34;35および緩衝空間用片39;40;41;42が、第1仕切要素15の直交方向Yの一端から他端に向けて順に交互に1個ずつ形成される。第1仕切要素15において、直交方向Yは、左右方向Xと第1仕切要素15の表面に沿って直交する方向である。
組立用溝25乃至30は、縦片18の上端面と外面と内面とに開口し、縦片18の外側端面から背片17の側に向かうように内部に延びる細長い形状に形成される。縦片18の上端面は、第1仕切要素15が図2のb図のように立体的に形成され、背片17を下側に位置させ、縦片18を上側に位置させた場合に、最上端に位置する端面である。縦片18の外面は、第1仕切要素15が図2のb図のように立体的に形成された場合、縦片16と向かい合う側の反対側に位置する面である。縦片18の内面は、第1仕切要素15が図2のb図のように立体的に形成された場合、縦片16と向かい合う側の面である。組立用溝25乃至30が縦片18に形成されることによって、縦片18には、収容室用片36;37;38および緩衝空間用片43;44;45;46が、第1仕切要素15の直交方Yの一端から他端に向けて順に交互に1個ずつ形成される。収容室用片33乃至38における直交方向Yの寸法である横幅T1は、緩衝空間用片39乃至46における直交方向Yの寸法である横幅T2よりも大きい(T1>T2)。収容室用片33乃至38の外端部には、支持片47;48;49;50;51;52が、折線53;54;55;56;57;58によって個別に区分される。組立用溝19乃至30の直交方向Yの幅は、図3の第2仕切要素60の縦片61;63を嵌め込むことによって挟むように支持する寸法に設定される。
図2のa図に示す展開形状に形成された第1仕切要素15は、1つの縦片16が折線31で内側に折り曲げられ、もう1つの縦片18が折線32で内側に折り曲げられるというように、一対の縦片16;18が折線31;32で同じ方向に折り曲げられる。これによって、第1仕切要素15は、図2のb図に示すように、相対峙する一対の縦片16;18が背片17で互いに繋がれたコ字形に構成される。図2のb図において、2つの縦片16;18が相対峙する寸法T3は、図1に示す遊技制御ユニット114の1つの横幅W1よりも大きい。収容室用片33;36、収容室用片34;37;収容室用片35;38、緩衝空間用片39;43、緩衝空間用片40;44、緩衝空間用片41;45、緩衝空間用片42;46、組立用溝19;25、組立用溝20;26、組立用溝21;27、組立用溝22;28、組立用溝23;29、組立用溝24;30、支持片47;50、支持片48;51、支持片49;52が、相対峙して対を構成する。支持片47;50、支持片48;51、支持片49;52が、図1に示す一対の支持片14をそれぞれ構成する。
図3を参照し第2仕切要素60の構造について説明する。図3のa図において、第2仕切要素60は、縦片61と背片62および縦片63が左側から右側へと横一列に連接された形態であって、ロール状に巻かれた長尺な段ボール紙から長方形状に切断されて材料取りされ、2つの縦片61;63と背片62とにわたり組立用溝64;65;66;67が形成され、1つの縦片61に位置決め部を構成する位置決め用溝68;69が形成され、折線70;71が付けられた形態である。第2仕切要素60を構成する段ボール紙の波心は、第2仕切要素60における縦片61と背片62および縦片63の連なる方向である左右方向Xに延びる条を形成する。組立用溝64乃至67は、2つの縦片61;63の外面および内面と背片62の外面および内面とに貫通し、背片62から2つの縦片61;63に伸びる細長い形状に形成される。縦片61の外面は、第2仕切要素60が図3のb図のように立体的に形成された場合、縦片63と向かい合う側の反対側に位置する面である。縦片61の内面は、第2仕切要素60が図3のb図のように立体的に形成された場合、縦片63と向かい合う側の面である。縦片63の外面は、第2仕切要素60が図3のb図のように立体的に形成された場合、縦片61と向かい合う側の反対側に位置する面である。縦片63の内面は、第2仕切要素60が図3のb図のように立体的に形成された場合、縦片61と向かい合う側の面である。背片62の外面は、第2仕切要素60が図3のb図のように立体的に形成された場合、縦片61;63の側の反対側に位置する面である。背片62の内面は、第2仕切要素60が図3のb図のように立体的に形成された場合、縦片61;63の側に位置する面である。
組立用溝64乃至67における背片62の部分の直交方向Yの幅は、組立用溝64乃至67における縦片61;63の部分の直交方向Yの幅よりも広い。組立用溝64乃至67における縦片61;63の部分の直交方向Yの幅は、図2の第1仕切要素15の縦片16;18を嵌め込むことによって挟むように支持する寸法に設定される。第2仕切要素60において、直交方向Yは、左右方向Xと第2仕切要素60の表面に沿って直交する方向である。組立用溝64乃至67が形成されることによって、縦片61には、収容室用片72;73および緩衝空間用片76;77;78が、第2仕切要素60の直交方向Yの一端から他端に向けて順に交互に1個ずつ形成され、縦片63には、収容室用片74;75および緩衝空間用片79;80;81が、第2仕切要素60の直交方向Yの一端から他端に向けて順に交互に1個ずつ形成される。収容室用片72乃至75における直交方向Yの寸法である横幅T4は、緩衝空間用片76乃至81における直交方向Yの寸法である横幅T5よりも大きい(T4>T5)。
収容室用片72と背片62との間における折線70の中間部、収容室用片73と背片62との間における折線70の中間部には、突起用切込82;83が折線70から背片62の側のX方向に伸びた後に直交方向Yに伸びてさらに折線70に向かうように形成される。位置決め用溝68が収容室用片72に対し1個形成され、位置決め用溝69が収容室用片73に対し1個形成されるというように、位置決め用溝68;69が左側の2つ収容室用片72;73に対し1個ずつ形成される。図3のa図に示す展開形状に形成された第2仕切要素60は、1つの縦片61が折線70で内側に折り曲げられ、もう1つの縦片63が折線71で内側に折り曲げられるというように、一対の縦片61;62が折線70;71で同じ方向に折り曲げられる。これによって、第2仕切要素60は、図3のb図およびc図に示すように、相対峙する一対の縦片61;63が背片62で互いに繋がれたコ字形であって、突起84;85が図3のa図の突起用切込82;83で背片17よりも裏側に突出した態様に構成される。突起84;85の直交方向Yの横幅は、図9に示す制御取付構造体122における取付部140の横幅W3よりも小さい。1つの横幅W2よりも図3のb図において、2つの縦片16が相対峙する寸法T6は、図1に示す遊技制御ユニット114の1つの横幅W2よりも大きい。
図4を参照し、仕切構造体11の構造について説明する。仕切構造体11は、図2のb図に示す形状の2個の第1仕切要素15と、図3のb図に示す形状の3個の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられることによって、複数の収容室12および複数の緩衝空間13を備えた立方体に構成される。具体的には、1個の第1仕切要素15における縦片16の外側面ともう1個の第1仕切要素15における縦片18の外側面とが互いに向き合わせられ、1個の第1仕切要素15の背片17ともう1個の第1仕切要素15の背片17とが互いに1つの仮想した水平線L7の上に位置するように、2個の第1仕切要素15が互いに並列に配置される。そして、1個の第2仕切要素60における2つの縦片61;63の相対峙する方向に延びる仮想した水平線L8の方向が2個の第1仕切要素15の並べられた水平線L7の方向と直交する方向に向けられ、1個の第1仕切要素15における背片17が2個の第1仕切要素15の方向に向けられるように、1個の第2仕切要素60が図4の紙面の右側の手前側で2個の第1仕切要素15の上に配置される。
次に、図4における右側に位置する1個の第2仕切要素60における最も左側に位置する組立用溝64と左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝19;20とが互いに嵌め合わされ、右側に位置する1個の第2仕切要素60における中央左側に位置する組立用溝65と左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝25;26とが互いに嵌め合わされ、右側に位置する1個の第2仕切要素60における2つの縦片61;63の間には左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの収容室用片33;36が挟まれ、左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの縦片16;18の間には右側に位置する1個の第2仕切要素60における収容室用片72;74が挟まれ、右側に位置する1個の第2仕切要素60における突起84(図3のc図参照)の下端面が左側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17の上面に接触して重ね合わされ、右側に位置する1個の第2仕切要素60における背片62と左側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17とが互いに上下に離れて向かい合う。これによって、図1に示す仕切構造体11における1つ目の収容室12が形成される。
また、右側に位置する1個の第2仕切要素60における中央右側に位置する組立用溝66と右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝19;20とが互いに嵌め合わされ、右側に位置する1個の第2仕切要素60における最も右側に位置する組立用溝67と右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝25;26とが互いに嵌め合わされ、右側に位置する1個の第2仕切要素60における2つの縦片61;63の間には右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの収容室用片33;36が挟まれ、右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの縦片16;18の間には右側に位置する1個の第2仕切要素60における収容室用片73;75が挟まれ、右側に位置する1個の第2仕切要素60における突起85(図3のc図参照)の下端面が右側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17の上面に接触して重ね合わされ、右側に位置する1個の第2仕切要素60における背片62と右側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17とが互いに上下に離れて向かい合う。これによって、図1に示す仕切構造体11における2つ目の収容室12が形成される。
そして、図4における中央に位置する1個の第2仕切要素60における最も左側に位置する組立用溝64と左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝21;22とが互いに嵌め合わされ、中央に位置する1個の第2仕切要素60における中央左側に位置する組立用溝65と左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝27;28とが互いに嵌め合わされ、中央に位置する1個の第2仕切要素60における2つの縦片61;63の間には左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの収容室用片34;37が挟まれ、左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの縦片16;18の間には中央に位置する1個の第2仕切要素60における収容室用片72;74が挟まれ、中央に位置する1個の第2仕切要素60における突起84(図3のc図参照)の下端面が左側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17の上面に接触して重ね合わされ、中央に位置する1個の第2仕切要素60における背片62と左側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17とが互いに上下に離れて向かい合う。これによって、図1に示す仕切構造体11における3つ目の収容室12が形成される。
また、中央に位置する1個の第2仕切要素60における中央右側に位置する組立用溝66と右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝21;22とが互いに嵌め合わされ、中央に位置する1個の第2仕切要素60における最も右側に位置する組立用溝67と右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝27;28とが互いに嵌め合わされ、中央に位置する1個の第2仕切要素60における2つの縦片61;63の間には右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの収容室用片33;37が挟まれ、右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの縦片16;18の間には中央に位置する1個の第2仕切要素60における収容室用片73;75が挟まれ、中央に位置する1個の第2仕切要素60における突起85(図3のc図参照)の下端面が右側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17の上面に接触して重ね合わされ、中央に位置する1個の第2仕切要素60における背片62と右側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17とが互いに上下に離れて向かい合う。これによって、図1に示す仕切構造体11における4つ目の収容室12が形成される。
最後に、図4における左側に位置する1個の第2仕切要素60における最も左側に位置する組立用溝64と左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝23:24とが互いに嵌め合わされ、左側に位置する1個の第2仕切要素60における中央左側に位置する組立用溝65と左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝29;30とが互いに嵌め合わされ、左側に位置する1個の第2仕切要素60における2つの縦片61;63の間には左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの収容室用片35;38が挟まれ、左側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの縦片16;18の間には左側に位置する1個の第2仕切要素60における収容室用片72;74が挟まれ、左側に位置する1個の第2仕切要素60における突起84(図3のc図参照)の下端面が左側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17の上面に接触して重ね合わされ、左側に位置する1個の第2仕切要素60における背片62と左側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17とが互いに上下に離れて向かい合う。これによって、図1に示す仕切構造体11における5つ目の収容室12が形成される。
また、左側に位置する1個の第2仕切要素60における中央右側に位置する組立用溝66と右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝23;24とが互いに嵌め合わされ、左側に位置する1個の第2仕切要素60における最も右側に位置する組立用溝67と右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの組立用溝29;30とが互いに嵌め合わされ、左側に位置する1個の第2仕切要素60における2つの縦片61;63の間には右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの収容室用片35;38が挟まれ、右側に位置する1個の第1仕切要素15における2つの縦片16;18の間には左側に位置する1個の第2仕切要素60における収容室用片73;75が挟まれ、左側に位置する1個の第2仕切要素60における突起85(図3のc図参照)の下端面が右側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17の上面に接触して重ね合わされ、左側に位置する1個の第2仕切要素60における背片62と右側に位置する1個の第1仕切要素15における背片17とが互いに上下に離れて向かい合う。これによって、図1に示す仕切構造体11における6つ目の収容室12が形成される。以上によって、仕切構造体11が2個の第1仕切要素15と3個の第2仕切要素60とから図1に示す形状に構成される。
図5を参照し、仕切構造体11が外箱1に収容された上方から見た平面的な態様について説明する。網がけを施した部分が緩衝空間13であり、それ以外の空間が6個の収容室12である。収容室12のそれぞれは、周囲を8個に区分された緩衝空間13で囲まれる。よって、6個の遊技制御ユニット114が仮想線で示すように収容室12に1個ずつ収納されることによって、遊技制御ユニット114どうしは緩衝空間13で囲まれる。したがって、外力が外箱1の外側から外箱1に加えられても、当該外力が緩衝空間13で負担され遊技制御ユニット114に直接的に作用せず、遊技制御ユニット114が適切に保護される。
図6および図7を参照し、仕切構造体11が外箱1に収容された側方から見た態様について説明する。図6および図7において、仕切構造体11の背片17が外箱1の底部2の上に接触して重ね合わされ、収容室12のそれぞれは周囲を緩衝空間13で囲まれる。よって、遊技制御ユニット114が仮想線で示すように収容室12に1個ずつ収納されることによって、遊技制御ユニット114どうしは緩衝空間13で囲まれる。したがって、外力が外箱1の外側から外箱1に加えられても、当該外力が緩衝空間13で負担され遊技制御ユニット114に直接的に作用せず、遊技制御ユニット114が適切に保護される。
図8を参照し、遊技制御ユニット114の取り付けられたスロットマシンの構造について説明する。スロットマシンの機構筐体と呼ばれる遊技機骨格構造体101は、前側にだけ開口した四角な箱形の形状である。遊技機骨格構造体101の左右側壁には、取手部102が遊技機骨格構造体101を運搬する場合に手を掛けるための孔として設けられる。遊技機骨格構造体101の前側には、前扉103が、左側に位置するヒンジ104を中心として前側に開かれかつ後側に閉じられるように片開き可能に、設けられる。前扉103の右側部には、係合部105が設けられる。店員が遊技機骨格構造体101の前側に開けられている前扉103を矢印X2の方向に押して閉じた場合、係合部105が遊技機骨格構造体101の図外の掛止部に係合して前扉103を開閉不能に支持する。その状態において、店員が図外の施錠装置に図外の鍵を挿入して施錠装置を操作すると、係合部105が掛止部から解除される。そして、店員が前扉103を矢印X1で示す前側に引くと、前扉103が開放される。前扉103には、図柄表示部106、操作台107、受皿108が、上から下に順に設けられる。図柄表示部106は、図柄表示部106の裏側に配置された図柄表示装置109の図柄を遊技者に見せる光透過性合成樹脂により形成される。図柄表示装置109は、遊技機骨格構造体101の内部または前扉103の内面に取り付けられる。操作台107は、遊技者により操作される部品を集中的に設けるものである。操作台107に設けられる遊技者により操作される部品は、掛数操作部、精算操作部、最大掛数操作部、メダル投入部、遊技開始操作部、3個の図柄停止操作部、返却操作部などである。受皿108は、遊技媒体としてのメダルを受ける部分である。
遊技機骨格構造体101の内部空間には、図柄表示装置109、棚110、電源装置111、ホッパー112、予備箱113、遊技制御ユニット114が設けられる。図柄表示装置109は、棚110の上に装着される。棚110は、遊技機骨格構造体101の内部空間を上下に分けるように遊技機骨格構造体101に固定される。電源装置111およびホッパー112は、遊技機骨格構造体101の底部の上に装着される。電源装置111は、スロットマシンに設けられた電気部品に電力を供給する。ホッパー112は、当たりの結果の賞として払い出すメダルを貯蔵するものであって、メダル投入部から投入されたメダルを貯蔵し、メダルを払い出すための図外の払出機を内蔵する。払出機により払い出されたメダルは、ホッパー112に形成された払出口115から前扉103の裏面に設けられた受口116を経由して受皿108に払い出される。予備箱113は、ホッパー112の横に位置するように、遊技機骨格構造体101の底部の上に置かれ、ホッパー112に補給するメダルを予備的に入れておくものである。前扉103の裏面には、メダル選別機機構117およびメダル返却樋118が設けられる。メダル選別機機構117は、操作台107のメダル投入部から投入されたメダルをメダルの直径で正常か異常かを選別し、直径の正常なメダルだけをホッパー112に流下して落下させ、正常のものより直径の大きなメダルをホッパー112の側に流下しないようにひっかけて留置し、正常のものより直径の小さなメダルをホッパー112の側に流下しないようメダル返却樋118に落下させるものである。メダル返却樋118は、メダル選別機機構117から異常なメダルとして落下したメダルを受け取って受皿108に排出する。メダル返却樋118の裏面には受口116が設けられる。遊技制御ユニット114は、図柄表示装置109よりも上部に位置するように遊技機骨格構造体101の背壁119に設けられる。
図9を参照し、遊技制御ユニット114の構造、遊技制御ユニット114の遊技機骨格構造体101への取付構造について説明する。遊技制御ユニット114は、遊技制御装置121と制御取付構造体122とからなる複合体である。遊技制御装置121は、遊技制御に必要な電気部品の実装された回路基板が制御筐体124に格納された後、封印機構125によって制御筐体124が封印され、回路基板に実装された電気部品における入力側のコネクタ126および出力側の複数のコネクタ127が制御筐体124に形成された開口部128;129を経由して制御筐体124の内部から外部に配置された、構造である。制御筐体124は、制御筐体124の外部から内部を視認し得る合成樹脂により、開閉可能に構成される。封印機構125は、人が制御筐体124を開閉するために操作すると、当該開閉のために操作した痕跡の残る構造に形成される。制御筐体124の一側面には、係合部を構成する係合突起130;131が、左右に離れた位置から突出する。最良の形態では、制御筐体124の前面を前側から見た態様において、コネクタ126が左側に位置し、コネクタ127が下側で左右方向に一列に位置し、係合突起130;131の設けられた一側面が上側に位置する。
制御取付構造体122は、遊技制御装置121を遊技機骨格構造体101に取り付けるための部材であって、金属により、構造基盤135、係合支片部136、弾性ストッパ片137、証紙台138、弾性支持片139、取付部140、位置決め部141を備えた、一体の形状に形成された構造である。構造基盤135は、制御筐体124の裏面より大きな横長な方形である。係合支片部136と弾性ストッパ片137および証紙台138は、構造基盤135の一縁部に設けられる。弾性支持片139は、構造基盤135の他縁部に設けられる。最良の形態では、構造基盤135の前面が制御筐体124の裏面と向かい合わされた場合において、係合支片部136と弾性ストッパ片137および証紙台138が構造基盤135の上縁部に設けられ、弾性支持片139が構造基盤135の下縁部に設けられる。
係合支片部136は、構造基盤135の上縁部の右側に位置し、構造基盤135の上縁部から制御筐体124と向き合う方向としての前側に直角に突出する。係合支片部136には、係合部を構成する係合溝136aが、係合支片部136の表面と裏面および左端部とに貫通し、係合支片部136の左端部から右側に伸びる細長い形状に形成される。弾性ストッパ片137は、構造基盤135の上縁部の左側に位置し、構造基盤135の上縁部から前側に直角に突出したストッパ取付部142に結合される。弾性ストッパ片137のストッパ取付部142から右側に突出する先端部には、ストッパ突起143が設けられる。弾性支持片139は、構造基盤135の下縁部から前側に直角に折り曲げられた下側片144の左側および右側から前側に直線的に突出する。弾性支持片139の前側に位置する先端部には、受止部145が上方に向けて突出する。取付部140は、構造基盤135の左端部および右端部に設けられる。取付部140には、ねじ挿入孔146が上下に形成される。位置決め部141は、取付部140の一端部から遊技機骨格構造体101の背壁119の側である後側に突出した突起として、左側の取付部140に設けられる。
制御筐体124の裏面と構造基盤135の前面とが互いに向かい合わされ、制御筐体124の係合突起130が遊技機骨格構造体101の係合支片部136よりも左側に位置をずらし、制御筐体124の係合突起131が遊技機骨格構造体101のストッパ突起143よりも左側に位置をずらし、係合突起130;131が上側となるように、制御筐体124が構造基盤135の側に近づけられ、制御筐体124における係合突起130;131の設けられていない側に位置する下側面が受止部145の上を越えて受止部145と構造基盤135との間に上方から挿入されて遊技機骨格構造体101の下側片144の上に搭載される。このように制御筐体124の下側面が受止部145と構造基盤135との間に上方から挿入される場合、制御筐体124の前面が受止部145を裏側から前側に押して、受止部145が弾性支持片139との連接部を中心として前側に撓み、その反作用として、受止部145が制御筐体124の裏面を構造基盤135の前面に押し付ける。つまり、制御筐体124の下縁部が受止部145と構造基盤135とで弾性的に支持する。
このように制御筐体124の裏面と構造基盤135の前面とが互いに接触させられた後、制御筐体124が右側に移動させられるのに伴い、係合突起130が係合溝136aに嵌め合わされ、係合突起131がストッパ突起143に左側から衝突して上方に押し、弾性ストッパ片137がストッパ取付部142との結合部を中心として上方に撓んだ後、係合突起131がストッパ突起143を右側に超えるのに伴い、弾性ストッパ片137がストッパ取付部142との結合部を中心として下方に弾性的に復元し、ストッパ突起143が係合突起131よりも制御筐体124の上側面の側に突出する。これによって、制御筐体124と遊技機骨格構造体101とが互いに組み合わせられて遊技制御ユニット114となる。このように遊技制御装置121が遊技機骨格構造体101に取り付けられ、遊技機骨格構造体101が動かないように支持された状態において、遊技制御装置121が左側に移動された場合、係合突起131がストッパ突起143に右側から衝突するので、ストッパ突起143に右側から衝突した係合突起131が弾性ストッパ片137をストッパ取付部142との結合部を中心して上方に撓ませる以上の力で上記遊技制御装置121を左側に移動しない限り、遊技制御装置121が遊技機骨格構造体101から取り外されない。このように組み立てられた遊技制御ユニット114においては、制御筐体124の前面と証紙台138の前面とが互いに同一面に位置し、図外の検査に合格した正規の遊技制御ユニット114であることを証明する図外の証紙が制御筐体124の前面と証紙台138の前面とにわたって粘着材で貼り付けられる。粘着材は、証紙の裏面に予め付設されている。
このように組み立てられた遊技制御ユニット114が遊技機骨格構造体101に取り付けられるには、構造基盤135の裏面と背壁119の前面とが互いに向かい合わされ、遊技制御ユニット114が遊技機骨格構造体101の前側から内部に挿入され、遊技制御ユニット114の位置決め部141が背壁119に位置決め部として設けられた位置決め孔151に挿入され、遊技制御ユニット114が水平となるように支持され、4本の木ねじからなる固着具152が遊技機骨格構造体101の前側から取付部140のねじ挿入孔146を経由して背壁119に締結されることによって、遊技制御ユニット114が背壁119の前面に取り付けられる。4本の木ねじからなる固着具152が遊技機骨格構造体101の前側から取り外されることによって、遊技制御ユニット114が背壁119から取り外されて図1に示す外箱1と仕切構造体11とからなる遊技制御梱包装置に収容される。
図10を参照し、遊技制御ユニット114を遊技制御梱包装置で梱包する場合について説明する。図10のa図に示すように、遊技制御ユニット114が収容室12に入れられる。この場合、遊技制御ユニット114における位置決め部141の設けられていない側が下側となり、構造基盤135の裏面が縦片61の内面と向かい合うように、遊技制御ユニット114が収容室12に入れられ、構造基盤135の挿入方向の下側に位置する取付部140が仕切構造体11の背片62の上に搭載され、遊技制御ユニット114を挿入するために支持していた力が遊技制御ユニット114から解除されると、遊技制御ユニット114は取付部140と背片62との接触点を中心として片側に傾き、遊技制御装置121の前面上部が縦片63の内面に接触して受け止められる。つまり、遊技制御ユニット114が収容室12に入れられた場合、位置決め部141が位置決め用溝68から離れる方向に、遊技制御ユニット114が片側に傾き、遊技制御ユニット114の荷重が縦片63の方向に掛かるようになっている。
その後、図10のb図およびc図に示すように、構造基盤135の裏面が縦片61の内面に近づく方向に、人が遊技制御ユニット114の傾きを直すとともに仕切構造体11の一対の支持片47;50を互いに向き合う方向である遊技制御ユニット114の側の内側に折り曲げる。これに伴い、遊技制御ユニット114の位置決め部141が位置決め用溝68に嵌め合わされ、支持片47;50の先端部が遊技制御装置121を縦片61の側に押すように遊技制御装置121の前面に接触しつつ上部に折れ曲がって折曲部aを形成する。これによって、制御取付構造体122の裏面が収容室12を縦片61の内面に押し付けられ、折曲部aを含む支持片47;50が遊技制御ユニット114と縦片63とを互いに反対方向に突っ張り、前記遊技制御ユニット114の縦片61から離れる方向への傾きによる荷重が折曲部aを含む支持片47;50に加わる。この結果、遊技制御ユニット114が収容室12に移動しないように固定された状態で格納される。このようにして、6個の遊技制御ユニット114が6個の収容室12に移動しないように固定された状態で個別に格納された後、図1における外箱1の4つの蓋片4;5;6;7が閉じられて紙製または布製の粘着テープのような図外の封緘具で封緘される。1個以上6個未満の遊技制御ユニット114が6個の収容室12のいずれかに移動しないように固定された状態で個別に格納された後、外箱1の閉じられた4つの蓋片4;5;6;7を図外の封緘具で封緘してもよい。
最良の形態によれば、複数の第1仕切要素15と複数の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられて仕切構造体11を構成し、この仕切構造体11における複数の収容室12のそれぞれ複数の遊技制御ユニット114を移動しないように固定して格納された構造であるので、遊技制御ユニット114を収納した仕切構造体11および外箱1からなる遊技制御梱包装置がトラックの荷台に搭載されて運搬された場合においても、運搬中の振動によって、遊技制御ユニット114が仕切構造体11や外箱1に衝突するような不都合が解消されるという利点がある。1個の外箱1が6個の遊技制御ユニット114を格納する大きさで、1個の外箱1が作業者で持ち運びやすい大きさであるので、作業者が遊技制御梱包装置をトラックの荷台に積み込む作業が容易であるという利点がある。遊技制御ユニット114が収容室12に移動しないように固定するための要素の1つに、遊技制御ユニット114を背壁119に位置決めするための位置決め部141が仕切構造体11の位置決め用溝68に嵌め合わされているので、遊技制御ユニット114を収容室12に移動しないように固定するための新たな要素の遊技制御ユニット114に設ける必要がないという利点がある。組立用溝64乃至67における背片62の部分の直交方向Yの幅が組立用溝64乃至67における縦片61;63の部分の直交方向Yの幅よりも広くなっているので、第1仕切要素15と第2仕切要素60とを井桁状に組み合わせる作業が容易になるという利点がある。
図11は、異なる第1形態である。図11のa図は、第1仕切要素15を展開した形態を示す。図11のb図は、第1仕切要素15を折り曲げた立体的な形態を示す。この第1形態は、一対の緩衝空間用片42;46の外側に、組立用溝86;87;88;89、収容室用片90;91、緩衝空間用片92;93、支持片94;95、折線96;97を増加した構造である。よって、図11のb図に示す第1仕切要素15を2個使用し、図3のb図およびc図に示す第2仕切要素60を4個使用し、これら2個の第1仕切要素15と4個の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられることによって、8個の収容室12を備えた仕切構造体11が得られる。この8個の収容室12を備えた仕切構造体11は、図5に示す外箱1よりも平面的な面積の大きな外箱1に入れられることによって、最良な形態に類似する遊技制御梱包装置が得られる。第1形態の仕切構造体11は、1個の第1仕切要素15と複数の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられる構造である。
図12は、異なる第2形態である。図12のa図は、第1仕切要素15と第2仕切要素60からなる仕切構造体11を分解して示す。図12のb図は、外箱1の蓋片4乃至7の開けられた遊技制御梱包装置の平面を示す。この第2形態は、図12のa図に示すように、第1仕切要素15が、縦片16;18、背片17、組立用溝19;20;25;26、収容室用片33;36、緩衝空間用片39;40;43;44、支持片47;50、折線53;56を備え、第2仕切要素60が、縦片61;63、背片62、組立用溝64;65、位置決め用溝68、収容室用片72;74、緩衝空間用片76;77;79;80を備える。そして、1個の第1仕切要素15と1個の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられることによって、1つの収容室12を備えた仕切構造体11が構成される。図12のb図に示すように、1個の第1仕切要素15と1個の第2仕切要素60とからなる仕切構造体11が、図5に示すよりも平面的な面積の小さな外箱1に入れられることによって、1つの収容室12の平面的な周囲が網がけを施した8個の緩衝空間13で囲まれた最良な形態に類似する遊技制御梱包装置が得られる。第2形態の仕切構造体11は、1個の第1仕切要素15と1個の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられた構造である。
図11に示す第1仕切要素15を1個使用し、図12のa図に示す第2仕切要素60を4個使用し、これら1個の第1仕切要素15と4個の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられることによって、4個の収容室12を備えた仕切構造体11を構成することも可能である。この場合の仕切構造体11は、1個の第1仕切要素15と複数の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられた構造である。
図13は、異なる第3形態である。図13のa図は、第1仕切要素15と第2仕切要素60を分解して示す。図13のb図は、遊技制御梱包装置の平面を示す。この第3形態は、図13のa図に示すように、第1仕切要素15が、縦片16;18、背片17、組立用溝19;20;25;26、収容室用片33;36、緩衝空間用片39;40;43;44、支持片47;50、折線53;56を備え、第2仕切要素60が、縦片61;63、背片62、組立用溝64;65;66;67、位置決め用溝68;69、収容室用片72;73;74;75、緩衝空間用片76;77;78;79;80;81を備える。そして、2個の第1仕切要素15と1個の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられることによって、2つの収容室12を備えた仕切構造体11が構成される。図13のb図に示すように、2個の第1仕切要素15と1個の第2仕切要素60とからなる仕切構造体11が、図5に示すよりも平面的な面積の小さな外箱1に入れられることによって、2つの収容室12の平面的な周囲が網がけを施した13個の緩衝空間13で個別に囲まれた最良な形態に類似する遊技制御梱包装置が得られる。第3形態の仕切構造体11は、複数の第1仕切要素15と1個の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられた構造である。
図14は、異なる第4形態である。図14のa図は、第1仕切要素15と第2仕切要素60を分解して示す。図14のb図は、遊技制御梱包装置の平面を示す。この異なる第4形態は、図14のa図に示すように、第1仕切要素15が、縦片16;18、背片17、組立用溝19;20;21;22;25;26;27;28、収容室用片33;34;36;37、緩衝空間用片39;40;41;43;44;45、支持片47;48;50;51、折線53;54;56;57を備え、第2仕切要素60が、縦片61;63、背片62、組立用溝64;65、位置決め用溝68、収容室用片72;74、緩衝空間用片76;77;79;80を備える。そして、1個の第1仕切要素15と2個の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられることによって、2つの収容室12を備えた仕切構造体11が構成される。図14のb図に示すように、1個の第1仕切要素15と2個の第2仕切要素60とからなる仕切構造体11が、図5に示すよりも平面的な面積の小さな外箱1に入れられることによって、2つの収容室12の平面的な周囲が網がけを施した13個の緩衝空間13で個別に囲まれた最良な形態に類似する遊技制御梱包装置が得られる。第4形態の仕切構造体11は、1個の第1仕切要素15と複数の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられた構造である。
図13のa図に示す第2仕切要素60を2個使用し、図14のa図に示す第1仕切要素15を2個使用し、これら2個の第1仕切要素15と2個の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられることによって、4個の収容室12を備えた仕切構造体11を構成することも可能である。この場合の仕切構造体11は、複数の第1仕切要素15と複数の第2仕切要素60とが井桁状に組み合わせられた構造である。
1個の仕切構造体11に形成される収容室12の個数は、上記以上であってもよいが、1個の外箱1に仕切構造体11および遊技制御ユニット114を収容した状態において、人が外箱1を容易かつ安全に持ち上げれることが可能な重量の範囲に設置するのが好ましい。
1 外箱
11 仕切構造体
12 収容室
13 緩衝空間
14 支持片
15 第1仕切要素
16;18 縦片
17 背片
19乃至30 組立用溝
39乃至46 緩衝空間用片
33乃至38 収容室用片
47乃至52 支持片
60 第2仕切要素
61;63 縦片
62 背片
64乃至67 組立用溝
84;85 突起
114 遊技制御ユニット
11 仕切構造体
12 収容室
13 緩衝空間
14 支持片
15 第1仕切要素
16;18 縦片
17 背片
19乃至30 組立用溝
39乃至46 緩衝空間用片
33乃至38 収容室用片
47乃至52 支持片
60 第2仕切要素
61;63 縦片
62 背片
64乃至67 組立用溝
84;85 突起
114 遊技制御ユニット
Claims (1)
- 段ボール紙からなる仕切構造体が段ボール紙から立方体に構成された外箱に入れられて、遊技制御ユニットを収容し得る大きさの収容室および収容室を囲む緩衝空間が外箱の中に区画された構造であって、仕切構造体は第1仕切要素と第2仕切要素とを備え、第1仕切要素は相対峙する一対の縦片が背片で互いに繋がれたコ字形であって、第1仕切要素の一対の縦片には縦片の相対峙する方向と直交する方向に緩衝空間用片と組立用溝と収容室用片および緩衝空間用片が順に形成され、第1仕切要素の組立用溝は一対の縦片の上端面と外面と内面とに開口しかつ上端面から背片の側に向かうように内部に延びる細長い形状に形成され、第2仕切要素は相対峙する一対の縦片が背片で互いに繋がれたコ字形であって、第2仕切要素の一対の縦片には縦片の相対峙する方向と直交する方向に組立用溝が緩衝空間用片と収容室用片および緩衝空間用片を順に形成され、第2仕切要素の背片には第2仕切要素の相対峙する一対の縦片の組立用溝に繋がる組立用溝が形成され、第2仕切要素の背片には突起が背片から背片の外側に突出して設けられ、第1仕切要素の一対の縦片の相対峙する方向と第2仕切要素の一対の縦片の相対峙する方向とが互いに直交するようにかつ第2仕切要素の背片が第1仕切要素の一対の縦片の上方に向き合わされ、第1仕切要素の組立用溝と第2仕切要素の組立用溝とが互いに嵌め合わされ、第2仕切要素の一対の縦片の間には第1仕切要素の一対の収容室用片が挟まれ、第1仕切要素の一対の縦片の間には第2仕切要素の一対の収容室用片が挟まれ、第2仕切要素の突起の下端面が第1仕切要素の背片の上面に接触して重ね合わされ、第1仕切要素の背片17と第2仕切要素の背片とが互いに上下に離れて向かい合って上記収容室が形成されたことを特徴とする遊技制御梱包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005181692A JP2007001592A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 遊技制御梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005181692A JP2007001592A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 遊技制御梱包装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007001592A true JP2007001592A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37687547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005181692A Pending JP2007001592A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 遊技制御梱包装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007001592A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012116537A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Rengo Co Ltd | 段ボール製仕切 |
JP2013018531A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気部品ユニットの包装装置及びその主仕切り体 |
CN104859953A (zh) * | 2014-02-21 | 2015-08-26 | 名硕电脑(苏州)有限公司 | 包装模块 |
JP2015212152A (ja) * | 2014-05-01 | 2015-11-26 | 三菱電機株式会社 | 梱包構造 |
-
2005
- 2005-06-22 JP JP2005181692A patent/JP2007001592A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012116537A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Rengo Co Ltd | 段ボール製仕切 |
JP2013018531A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気部品ユニットの包装装置及びその主仕切り体 |
CN104859953A (zh) * | 2014-02-21 | 2015-08-26 | 名硕电脑(苏州)有限公司 | 包装模块 |
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