JP2007000190A - テープ型紙おむつ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表面シート2と、裏面シート4と、両シートの間の少なくとも一部に介装された吸収体6と、装着用の固定テープ8とを備え、腹部10、股下部12及び背部14の各部から構成されたテープ型紙おむつ1であって、おむつの長手方向に沿って、少なくとも股下部12に、少なくとも一対の立体ギャザー(第1立体ギャザー24)が形成され、腹部10及び/又は背部14の両側端を、おむつの外側方向に向かって延出させるようにして、少なくとも一対のサイドフラップ16が形成されるとともに、第1立体ギャザー24の起立線より外側の部分で、かつ、サイドフラップ16上に、少なくとも一対のサイドポケット34が形成されたテープ型紙おむつ1。
【選択図】図3
Description
本発明のテープ型紙おむつは、例えば、図3及び図4に示すテープ型紙おむつ1のように、表面シート2と、裏面シート4と、両シートの間の少なくとも一部に介装された吸収体6と、装着用の固定テープ8とを備えたものである。但し、本発明のテープ型紙おむつは、表面シート、裏面シート、吸収体及び固定テープという必須構成部材以外の部材を備えるものであってもよい。
表面シートは、着用者の肌との接触面側に配置されるシートである。表面シートは、その下面側に配置された吸収体に、着用者の尿や体液を吸収させる必要から、少なくとも吸収体の上面近傍については、着用者の尿や体液を透過させ得る液透過性の材料によって構成される。換言すれば、吸収体の上面近傍が液透過性の材料によって構成されている限り、必ずしも表面シート全体が液透過性の材料で構成されている必要はない。
裏面シートは、吸収体よりも、おむつの外面側に配置されるシートである。裏面シートは、着用者の尿や体液がおむつ外部に漏洩してしまうことを防止する必要から、少なくとも吸収体の下面近傍については、液不透過性の材料によって構成される。例えば、表面シートのセンターシートに対応する部分を液不透過性の材料によって構成する形態等もよく利用される。
吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し、保持するための部材であり、既述の両シート(即ち、表面シートと裏面シート)の間の少なくとも一部に介装される。より具体的には、吸収体は少なくとも股下部に介装され、この吸収体が腹部や背部にまで及んでいてもよい。吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し保持する必要から、吸収性の材料によって構成される。
固定テープは、紙おむつを着用者に対して装着させるためのテープである。おむつの背部と腹部とを相互に固定することで、おむつをパンツ型とし、着用者に装着可能なものであれば特にその形状や構造について制限はない。
本発明のテープ型紙おむつは、例えば、図3及び図4に示すテープ型紙おむつ1のように、腹部10、股下部12及び背部14の各部から構成されており、腹部10及び/又は背部14の両側端を、おむつの外側方向に向かって延出させるようにして、少なくとも一対のサイドフラップ16が形成されたものである。
本発明のテープ型紙おむつには、おむつの長手方向に沿って、少なくとも股下部に、少なくとも一対の立体ギャザー(第1立体ギャザー)が形成される。この立体ギャザーによって、着用者の尿や体液のおむつ外部への漏洩、特に、股下部からの漏れが効果的に防止される。
レグギャザーは、おむつの脚周りに形成されるギャザーである。レグギャザーは、脚周りからの漏れを防止する効果を有するとともに、おむつを交換する際に吸収体の両側で収縮し、股下部近傍を椀状に変形させ、凹部を形成させる。このため、尿や体液がその凹部に溜まり、尿や体液をこぼすことなく、容易におむつの交換を行うことができる。
本発明のテープ型紙おむつは、第1立体ギャザーの起立線より外側の部分で、かつ、サイドフラップ上に、少なくとも一対のサイドポケットが形成されているという構成に特徴がある。このサイドポケットを形成することで、ひょうたん型を呈する大型の尿取りパッドを併用する場合でも、パッドの耳部をサイドポケットに収容することができるため、大型の尿取りパッドの位置ズレを有効に防止し、テープ型紙おむつに対して確実に固定することが可能となる。これにより、尿取りパッドの位置ズレに起因する尿漏れやテープ型紙おむつ自体の汚れを防止することができ、着用者の快適な使用が確保される。また、尿や体液が確実に尿取りパッドに吸収され、テープ型紙おむつ自体を汚すことが少ないので、おむつの交換頻度が減り、介護者の介護労力が軽減されることに加え、比較的高価なテープ型紙おむつの使用量も減らすことができるので、コスト的にも有利である。更には、大型パッドの耳部から漏れた尿や体液をサイドポケットでトラップすることができるので、テープ型紙おむつからの尿漏れを防止することができる。
以下、本発明のテープ型紙おむつの製造方法を、図3及び図4に示すテープ型紙おむつ1を製造する場合の例で説明する。まず、裏面シート4の材料となる長尺のシート材(裏面シート材)の上面に、親水性シート21に包まれた吸収体6及び脚周り伸縮材28を載置し、更にその上面に表面シート2の材料となる長尺のシート材(表面シート材)を載置することにより、おむつの中間体となる積層体を得る。この際、表面シート材は、センターシート18に相当する表面シート材と、サイドシート20に相当する表面シート材の2種類が使用される。サイドシート20に相当するシート材には折り返し部分を設けることによって、第1立体ギャザー24と第2立体ギャザー32が形成されている。
本発明のテープ型紙おむつは、それ自体を単独で使用することもできるが、尿取りパッドと併用した場合に、特にその効果を発揮する。
Claims (6)
- 表面シートと、裏面シートと、両シートの間の少なくとも一部に介装された吸収体と、装着用の固定テープとを備え、腹部、股下部及び背部の各部から構成されたテープ型紙おむつであって、
おむつの長手方向に沿って、少なくとも前記股下部に、少なくとも一対の立体ギャザー(第1立体ギャザー)が形成され、前記腹部及び/又は前記背部の両側端を、おむつの外側方向に向かって延出させるようにして、少なくとも一対のサイドフラップが形成されるとともに、前記第1立体ギャザーの起立線より外側の部分で、かつ、前記サイドフラップ上に、少なくとも一対のサイドポケットが形成されたテープ型紙おむつ。 - 前記第1立体ギャザーの起立線より外側の部分に、おむつの内側に向かって傾倒する内倒し面を有する立体ギャザー(第2立体ギャザー)が、少なくとも一対形成され、
前記サイドポケットは、前記サイドフラップの表面と前記第2立体ギャザーとによって形成されたものである請求項1に記載のテープ型紙おむつ。 - 前記第1立体ギャザーの起立線より外側の部分に、一対のレグギャザーが形成された請求項1又は2に記載のテープ型紙おむつ。
- 前記サイドポケットは、その開口端部が、前記股下部における前記レグギャザーの配置位置に対応する位置ないしそれより外側の部分に形成されたものである請求項3に記載のテープ型紙おむつ。
- 前記腹部及び/又は前記背部のみに前記第2立体ギャザーが形成された請求項2〜4のいずれか一項に記載のテープ型紙おむつ。
- 前記サイドポケットは、その開口端部の少なくとも一部に、伸縮性部材が配置されたものである請求項1〜5のいずれか一項に記載のテープ型紙おむつ。
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