JP2006528739A - 迅速に変更できる錠 - Google Patents
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Abstract
Description
錠されているエリアのセキュリティが疑わしくなる。容易に変更することのできる錠は、個人の安全性の点においても望ましい。そのような状況の一例は、学校であり、望ましくない人物あるいは危険な人物が学校のセキュリティを破った場合に、教室内の生徒の安全性を確保し、廊下と安全に隔離することを目的として、教師もしくは管理者、またはその両方が、教室のドアの錠の構成を迅速に変更したいことがある。
本発明は、変更可能な錠アセンブリであって、a)中にボアを有するハウジングと、b)ボアの中に回転自在に取り付けられているプラグであって、縦軸線と、縦軸線に平行であり、鍵のサブセットから選択される鍵を受け入れるように構成されている、第1の通路であって、ユーザ鍵のサブセットが、それぞれが少なくとも1つの輪郭位置を有する第1の鍵と第2の鍵とを少なくとも備えている、第1の通路と、を有する、プラグと、c)錠における第1のポジションとプラグにおける第2のポジションとの間で錠の中で動くことのできる変更部材であって、単に第2の鍵を操作することによるプラグの回転のみに応えて第1のポジションから第2のポジションに動くことができる、変更部材と、を備えており、変更部材が第1のポジションにあるときには、第1の鍵が錠を作動させ、変更部材が第2のポジションにあるときには、第1の鍵が錠を作動させない、変更可能な錠アセンブリ、に関する。
、鍵のサブセットが、第1の錠構成においては錠を作動させるが第2の錠構成においては錠を作動させない第1の輪郭縁部を有する第1の鍵と、第2の錠構成においては錠を作動させるが第1の錠構成においては錠を作動させない第2の輪郭縁部を有する第2の鍵と、を少なくとも含んでおり、第1の輪郭縁部および第2の輪郭縁部が、異なって構成されている第1の輪郭位置と第2の輪郭位置とを少なくとも有する、鍵穴と、周囲および鍵穴と交差しており、縦軸線にほぼ直交する複数のほぼ円筒状のタンブラ室であって、それぞれが、プラグがハウジングに対する第1の回転ポジションにあるときにドライバ室と整列してピン室を形成する、複数のほぼ円筒状のタンブラ室と、周囲と交差している複数の保持空洞であって、それぞれが、対応するタンブラ室から隔てられており、プラグがハウジングに対する第2の回転ポジションにあるときに、対応するドライバ室と整列する、複数の保持空洞と、縦軸線に平行に形成されている変更具溝であって、プラグの前面から延びており保持空洞のそれぞれの一部と交差している、変更具溝と、をさらに有する、プラグと、d)それぞれが1つのタンブラ室の中に配置されおり中で動くことができる複数のタンブラと、e)複数の錠構成変更球であって、それぞれが、1つのピン室に関連付けられており、ピン室の中、ドライバとタンブラとの間の第1のポジションと、保持空洞における第2のポジションとを有し、変更具が変更具溝に差し込まれたときに、保持空洞における第2のポジションから動くことができる、複数の錠構成変更球と、を備えている、変更可能な錠アセンブリ、に関する。
郭位置を有する縁部を有する、鍵穴と、3)周囲および鍵穴と交差しており、縦軸線にほぼ直交する複数のほぼ円筒状のタンブラ室であって、ドライバ室の数に等しく、プラグがハウジングに対する第1のポジションにあるときにドライバ室と整列してピン室を形成し、従って、プラグが第1のポジションにあり、かつドライバの少なくとも1つがせん断線と交差するように押し付けられているときに、プラグがハウジングの中で回転することができない、複数のほぼ円筒状のタンブラ室と、4)周囲と交差しており、対応するタンブラ室から隔てられている複数の保持空洞であって、プラグがハウジングに対する第2の回転ポジションにあるときに、対応するドライバ室と整列する、複数の保持空洞と、をさらに有する、プラグと、d)それぞれが1つのタンブラ室によって受け入れられており中で動くことができる複数のタンブラと、e)ピン室のそれぞれの中、ドライバとタンブラとの間に少なくとも1つ位置している、複数の錠構成変更部材であって、変更部材の少なくとも1つが、変更部材がドライバ室の中に完全に収まり、プラグが第1のポジションから第2のポジションに回転したときに錠において保持空洞の1つに動くことができるように、第2の鍵が鍵穴に差し込まれたときに少なくとも1つの輪郭位置に応える、複数の錠構成変更部材と、を備えており、f)プラグが、(1)1つの変更部材がタンブラ室の中にあるときには第1の鍵、(2)変更部材が1つの保持空洞の中にあるときには第2の鍵、が差し込まれた後に回転することができる、変更可能な錠アセンブリ、に関する。
るステップであって、各タンブラ室が、鍵穴の中に延在しており、各タンブラ室が、隣接するタンブラ室から第1の距離だけ隔てられている中心線を有する、ステップと、c)軸方向の中心線に平行に延びる第2の線に沿って、円周面を貫いて複数の保持空洞を機械加工するステップであって、保持空洞が、プラグ本体の中に延在しており、各保持空洞が、対応するタンブラ室から円周面に沿ってある弧角だけ半径方向に隔てられている、ステップと、d)第2の線に沿って、円周面に溝を機械加工するステップと、を含んでいる方法、に関する。
この錠は、中を貫いているボアを有するハウジングと、ボアの中に回転自在に取り付けられているプラグ(または錠のコア)とを含んでいる。プラグは、縦軸線と、鍵を受け入れるようにされている鍵穴を提供する、縦軸線に平行な第1のオリフィスまたは通路と、を有する。プラグおよびハウジングのそれぞれは、半径方向に延びている対になっている開口または穴の複数のセットも含んでおり、これらは、それぞれ、錠のドライバおよびタンブラを受け入れるようにされている。ハウジングにおける半径方向に延びている穴は、ドライバ室を形成している。プラグにおける半径方向に延びている穴は、タンブラ室を形成している。錠が、ドライバおよびタンブラが(図における)垂直方向に動くことのできる第1のポジションにあるとき、プラグの垂直開口はハウジングの垂直開口と整列している。この第1の錠ポジションまたは第1の回転ポジションにおいては、タンブラ室は、各ドライバ室と整列しており、その結果としての延長された対の開口または穴のそれぞれは、ピン室を形成する。ドライバおよびタンブラは、整列しているピン室のセットの中で動くことができる。錠は、変更部材、例えば、玉軸受けの形式における変更球も含んでおり、この変更部材は、対になっているドライバおよびタンブラのスタックまたはセットの一部としてピン室の中に位置するようにされているか、あるいは、プラグに配置されているかまたはプラグに関連付けられている個別の保持窪みまたは保持空洞の中に位置することができるようにされている。この変更部材は、他の部材であるドライバおよびタンブラのスタックまたはセットよりもサイズを小さくすることができる。1つ以上のピン室と保持空洞との間で1つ以上の変更部材を動かすことによって、上部輪郭の異なる第2の鍵が錠に受け入れられてこの鍵によって錠が作動するが、最初の作動可能な第1の鍵では錠が作動しないように、ドライバおよびタンブラの構成を変化させることができる。
、錠は、鍵のサブセットにおけるその後に差し込まれる鍵によって作動する。
に動かし、これによってプラグを回転させて錠を作動させることができるように、ラジアルタンブラを正しい位置まで動かすための正しい縦輪郭、も有する鍵が、ユーザに必要となるためである。
el)である。好ましくは、ばねの材料は、W.B. Jones Spring Co., Inc.社(ケンタッキー州Wilder)から部品番号C108x008x520として購入できる、サイズが約008の非金属ステンレス鋼ワイヤによって作製される。ドライバ室40とタンブラ室42は、一般には、ほぼ円形の断面を持つ。
部分は、ハウジング12およびボア14と交差しているのに対し、各ピン室18のタンブラ室部分42は、プラグ16の周囲および鍵穴24と交差している。各ドライバ室40の中に配置されているドライバ20は、上板28と各ドライバ20との間のドライバばね26によって付勢されて、ほぼボア14の方に押し付けられている。鍵穴24に鍵が差し込まれていないときには、ドライバばね26の力は、各ドライバ20の少なくとも一部を、ピン室18のうちプラグ内のタンブラ室42の部分に突き出させることができる。
きるが、その変更部材は、室の中で傾いたり転倒する傾向を持つことがあり、室の中で引っかかって錠が動かなくなる可能性が高まる。本発明のさらなる実施形態についての以下の説明においては、変更部材56を変更球56と称する。
タンブラ22、および変更球56を持ち上げるとき、これらの構成要素のうちせん断線38に近い任意の2つの間の境界面がせん断線38と同じ高さであるためである。これらのどの構成要素も、具体的にはドライバ20とタンブラ22のいずれも、せん断線をまたがない。具体的には、第2の鍵62の、持ち上がった第1の輪郭位置68によって、第1のピン室19の中に位置している変更球56がせん断線38より上に持ち上がる。プラグ16が回転して、第1のピン室19の変更球56が対応する保持空洞58に移動すると、第1の鍵30は、その第1の輪郭位置68が下がっているため作動不能となる(図6A参照)。図7Aを参照すると、第3の鍵63は、第1および第3の輪郭位置68,72が持ち上がっている。持ち上がっている第3の輪郭位置72によって、第3のピン室23に位置している変更球56がさらに移動する。このように、少なくとも1つの輪郭位置66が余計に持ち上がっている以降の鍵によって、その鍵の持ち上がった輪郭位置66に対応する輪郭位置が下がっている、それ以前の作動鍵は、作動不能になる。鍵のセットには、第1と第3の輪郭位置に加えて第5の輪郭位置76がさらに持ち上がっている第4の鍵80(図13Aに示している)と、第1、第3、および第5の輪郭位置68,72,76に加えて第2の輪郭位置70がさらに持ち上がっている第5の鍵82(図13Bに示している)と、第1、第2、第3、および第5の輪郭位置68,70,72,76に加えて第4の輪郭位置74がさらに持ち上がっている第6の鍵84(図13Cに示している)と、第1、第2、第3、第4、および第5の輪郭位置68,70,72,74,76に加えて第6の輪郭位置78がさらに持ち上がっている第7の鍵86(図13Dに示している)と、を含んでいることができる。なお、図示した6本の鍵のセットは単なる一例であり、錠10におけるピン室18の数に1を加えた数を最大本数として、同様に構成された任意の本数の鍵のセットとすることができることを理解されたい。
ログラムされている第1の鍵30を、錠10の縦鍵穴24に差し込む。次いで、この鍵を使用して、ハウジング12の中でプラグ16を回転させることができる。次いで、第1の鍵30を縦鍵穴24から抜く。第2の鍵62は、第1の鍵30とは異なるが補足的な上縁輪郭32を持つ。第2の鍵62の上縁輪郭32も、第1の鍵30によって持ち上げられるのと同じように、対になっているドライバ20およびタンブラ22のスタックまたはセットを持ち上げる、第1の鍵30の上縁輪郭32に一致する持ち上がった輪郭位置66を持ち、さらに、少なくとも1つのさらなる持ち上がった輪郭66を持つ。第2の鍵62が差し込まれると、第2の鍵のさらなる持ち上がった輪郭66によって、少なくとも1つの変更球56が錠10のせん断線38より上に持ち上がり、ハウジング12における各ドライバ室40に位置する。
に差し込まれて、1/4回転だけ右回りに回転しており、これによって保持空洞58がハウジングにおけるドライバ室40と整列している状態を描いてある。第1のピン室19の第1のドライバ室40の中のドライバ20の上に配置されているドライバばね26によって、せん断線38より上に位置していた変更球56が、対応する保持空洞58の中に押し込まれる。
作動させる。
するように、ドライバ20、タンブラ22、変更球56、およびマスターシム60のすべてが持ち上がるように構成されている。図15Aおよび図15Bを参照して、次いで、プラグ16がハウジング12の中で1/4回転だけ右回りに回転し、従って、保持空洞58がドライバ室40と整列したときに、ばね力によってマスターシム60を保持空洞58に押し込むことはできず、なぜなら、その直径が保持空洞58の開口の直径よりも大きいためである。同時に、保持空洞58と変更部材56との間に配置されているマスターシム60は、変更球56の経路を遮断し、変更球56がドライバ室40の中から保持空洞58の中に移動することを阻止することができる。従って、ある施設における任意の錠10を、錠10のドライバ20、タンブラ22、および変更球56を再構成することなく、親鍵を作動させる、または使用して開錠することができる。
ては後から詳しく説明する。
作動させることができ、なぜなら、この鍵を差し込んだときに、いずれのピン室18のいずれのドライバ部材およびタンブラ部材、およびいずれの変更球56も、せん断線38をまたがないためである。第1の鍵30aの上縁輪郭32は、第1および第3の輪郭位置68,72が持ち上がった位置にあり、残りの4つの輪郭位置70,74,76,78が下がった位置にある。図16Aおよび図16Bは、第1の鍵30aが差し込まれたときに、下がった輪郭位置70,74,76,78によって、変更球56が各タンブラ室42の中に位置している状態に維持されることを示している。持ち上がった第1および第3の輪郭位置68,72は、ドライバ20が第1および第3のドライバ室40の中に完全に入った状態でドライバ20の下端部34がせん断線38に沿って位置するように、ドライバ20およびタンブラ22を持ち上げる。第1および第3のピン室19,23に関連付けられている変更球56は、プラグ16における対応する保持空洞58に移動している。
ンにおける変更球56と一致する場合、対応するピン室18の中のドライバ20が錠10のせん断線38をまたぎ、プラグ16が回転することができない。図22A〜22Nにおける鍵のサブセットに示したように、鍵における2つの高い輪郭位置66をずらすことによって、作動鍵を除き、使用する任意の鍵において、変更球56が保持空洞58に移動しているピン室18には、下がった輪郭位置66が必ず対応する、または位置が合う。このことは、図20Aおよび21Aを参照してさらに具体的に見ることができる。図20Aにおいては、作動可能な第1の鍵30aが錠10に差し込まれている。この第1の鍵30aは、第1および第5の輪郭位置68,76が持ち上がっている。これらの第1および第5の輪郭位置68,76に対応する変更球56は、対応する保持空洞58に移動している。ピン室18の中のいずれのドライバ部材またはタンブラ部材も、錠10のせん断線38をまたいでいない。第1の鍵30aは、ハウジングの中でプラグ16を回転させることによって、錠を作動させることができる。図21Aにおいては、第1の鍵30aが抜かれて、第2の鍵62aが差し込まれている。第2の鍵62aは、変更球56が保持空洞58に移動しているピン室18に対応する輪郭位置66のうち、少なくとも1つが下がっている。具体的には、変更球56が対応する保持空洞58に移動している第5のピン室27と位置が合っている第5の輪郭位置76が、下がっている。この第2の鍵62aは、第5のピン室27の中のドライバ20およびタンブラ22を十分な高さに持ち上げることができず、このためドライバ20がせん断線38をまたぐ。従って、第2の鍵62aは、図21に示した再構成された錠10を作動させることができない。
作と、ドライバ室40と保持空洞58との間の変更球56の動きとが干渉することが回避される。
ロックばね92は、記憶ブロック90の側縁部96に動作自在に連結されている第1の端部94と、プラグ16に位置する内壁100に動作自在に連結されている第2の端部98とを有する。記憶ブロックばね92は、記憶ブロック90が保持空洞58の開口と重なり、これによって開口のサイズが縮小するように、記憶ブロック90を保持空洞58の方向に付勢している。図23Aにおいてわかるように、第1のピン室19に関連付けられている変更球56は、対応する保持空洞58における第2のポジションに位置している。ピン室18の中の各ドライバ20は、その下端部34がせん断線38と同じ高さであり、せん断線38をまたがないように位置しており、従って、プラグ16はハウジング12の中で回転することができる。
8に開口を通じて押し込まれる。
に沿って動くようにもされており、これによって、プラグの第2の線に沿って一連の保持空洞を加工していき、複数の保持空洞を形成することができる。より一般には、ボール盤は、間隔を置いて配置されている複数のドリル用ビットを備えており、これによって、複数の保持空洞を同時に加工することができる。
円周方向に動くように構成することができる。ラジアルタンブラ104は、ラジアルタンブラばね108によってプラグ16の鍵穴24の方に付勢されている。この結果、鍵が存在しないときには、ラジアルタンブラ104の末端部106が鍵穴24の中に突き出す。従って、第1の鍵30の上縁輪郭32は、錠10のせん断線38に合致するようにドライバ20およびタンブラ22と変更球56とを持ち上げる正しい形状でなければならず、それに加えて、第1の鍵30の縦輪郭44は、鍵穴24の中に延在しているラジアルタンブラ104の末端部106に第1の鍵30が向き合うことができ、かつ、プラグ16が回転できるようにラジアルタンブラ104を正しく位置させることができる形状でなければならない。
め選択された距離だけ鍵穴24の中に突き出している。代替実施形態においては、複数のラジアルタンブラ104の末端部106が、第1および第2の内部側壁132,134の両方を貫いて突き出すことができる。
の手段が設けられている。
できないようにすることによって、使用する錠を再プログラムすることができる。
Claims (18)
- ユーザ鍵のセットにおける別の鍵によって作動するように、錠を分解することなく再構成することのできる変更可能な錠アセンブリであって、
a)内面を有するほぼ円筒状のボアと、前記ボア面と交差する複数のほぼ円筒状のドライバ室とを有するハウジングと、
b)それぞれが、1つのドライバ室の中に配置されており中で動くことができ、前記ボア面の方に押し付けられている、複数のほぼ円筒状のドライバと、
c)ほぼ円筒状の周囲を有し、前記ボア面と前記プラグ周囲との境界面にせん断線が形成されるように前記ボアの中に回転自在に取り付けられている、プラグであって、
1)縦軸線と、
2)前記周囲と交差しかつ前記縦軸線に平行な鍵穴であって、鍵のサブセットから選択される鍵を受け入れるように構成されており、前記鍵のサブセットが、第1の錠構成においては前記錠を作動させるが第2の錠構成においては前記錠を作動させない第1の輪郭縁部を有する第1の鍵と、前記第2の錠構成においては前記錠を作動させるが前記第1の錠構成においては前記錠を作動させない第2の輪郭縁部を有する第2の鍵と、を少なくとも含んでおり、前記第1の輪郭縁部および前記第2の輪郭縁部が、異なって構成されている第1の輪郭位置と第2の輪郭位置とを少なくとも有する、前記鍵穴と、
3)前記周囲および前記鍵穴と交差しており、前記縦軸線にほぼ直交する複数のほぼ円筒状のタンブラ室であって、それぞれが、前記プラグが前記ハウジングに対する第1の回転ポジションにあるときにドライバ室と整列してピン室を形成する、前記複数のほぼ円筒状のタンブラ室と、
4)前記周囲と交差している複数の保持空洞であって、それぞれが、対応するタンブラ室から隔てられており、前記プラグが前記ハウジングに対する第2の回転ポジションにあるときに、対応するドライバ室と整列する、前記複数の保持空洞と、
5)前記縦軸線に平行に形成されている変更具溝であって、前記プラグの前面から延びており前記保持空洞のそれぞれの一部と交差している、前記変更具溝と、
をさらに有する、前記プラグと、
d)それぞれが1つのタンブラ室の中に配置されており中で動くことができる複数のタンブラと、
e)それぞれが1つのピン室に関連付けられている複数の錠構成変更球であって、それぞれが、前記ピン室の中、前記ドライバと前記タンブラとの間の第1のポジションと、前記保持空洞における第2のポジションとを有し、変更具が前記変更具溝に差し込まれたときに、前記保持空洞における前記第2のポジションから動くことができる、前記複数の錠構成変更球と、
を備えている、変更可能な錠アセンブリ。 - 前記第1の鍵の前記第1の輪郭位置が下がった位置であり、かつ、前記第1の鍵の前記第2の輪郭位置が持ち上がった位置であり、
前記錠が前記第1の鍵によって作動するように構成されているときに、前記第1の輪郭位置に対応する第1の変更球がそのピン室に位置しており、前記第2の輪郭位置に対応する第2の変更球がその保持空洞に位置しており、
前記第2の鍵の前記第1の輪郭位置が持ち上がった位置であり、かつ、前記第2の鍵の前記第2の輪郭位置が下がった位置であり、
前記第2の鍵が前記鍵穴に差し込まれたときに、前記第2の輪郭位置に対応する前記ピン室に配置されている前記ドライバが、前記せん断線をまたいでおり、これによって、前記プラグが前記ハウジングの中で回転することができず、従って、前記第2の鍵が前記錠を作動させることができない、
請求項1に記載の変更可能な錠アセンブリ。 - 作動鍵が前記鍵穴の中に配置されており、かつ、前記プラグが前記第2の回転ポジションにあり、かつ、前記変更具が前記変更具溝の中に配置されているとき、第2のポジションにある変更球が対応するドライバ室に移動している、請求項1に記載の変更可能な錠アセンブリ。
- 変更可能な錠アセンブリであって、
a)中にボアを有するハウジングと、
b)前記ボアの中に回転自在に取り付けられているプラグであって、
i)縦軸線と、
ii)前記縦軸線に平行であり、ユーザ鍵のサブセットから選択される鍵を受け入れるように構成されている、第1の通路であって、前記ユーザ鍵のサブセットが、それぞれが少なくとも1つの輪郭位置を有する第1の鍵と第2の鍵とを少なくとも備えている、前記第1の通路と、
iii)変更具を受け入れるように前記プラグに形成されている第2の通路と、
を有する、前記プラグと、
c)前記プラグにおける第1のポジションと前記プラグにおける第2のポジションとの間で前記錠の中で動くことのできる少なくとも1つの変更部材であって、前記第2のユーザ鍵によって作動するように前記錠を再構成する目的で、単に前記第2のユーザ鍵を前記第1の通路に差し込んで前記第2のユーザ鍵を操作することによる前記プラグの回転のみに応えて、前記第1のポジションから前記第2のポジションに動くことができる、前記変更部材と、
を備えており、
前記変更部材が前記第1のポジションにあるときには、前記第1のユーザ鍵が前記錠を作動させ、前記変更部材が前記第2のポジションにあるときには、前記第1のユーザ鍵が前記錠を作動させず、
前記第2の通路が前記プラグにおける前記第2のポジションの一部と交差している、
変更可能な錠アセンブリ。 - 変更可能な錠アセンブリであって、
a)中にボアを有するハウジングと、
b)前記ボアの中に回転自在に取り付けられているプラグであって、縦軸線と、前記縦軸線に平行であり、ユーザ鍵のサブセットから選択される鍵を受け入れるように構成されている、第1の通路であって、前記ユーザ鍵のサブセットが、それぞれが少なくとも1つの輪郭位置を有する第1の鍵と第2の鍵と第3の鍵とを少なくとも備えている、前記第1の通路と、を有する、前記プラグと、
c)第1の変更部材と第2の変更部材とを少なくとも備えている複数の変更部材であって、それぞれが、前記プラグにおける第1のポジションと前記プラグにおける保持空洞における第2のポジションとの間で前記錠の中で動くことができ、前記第1の変更部材が、単に前記第2のユーザ鍵を前記第1の通路に差し込んで前記第2のユーザ鍵を操作することによる前記プラグの回転のみに応えて、前記第1のポジションから前記第2のポジションに動くことができ、前記第2の変更部材が、単に前記第3のユーザ鍵を前記第1の通路に差し込んで前記第3のユーザ鍵を操作することによる前記プラグの回転のみに応えて、第1のポジションから第2のポジションに動くことができる、前記変更部材と、
を備えており、
前記第1の変更部材が前記第1のポジションにあるときには、前記第1のユーザ鍵が前記錠を作動させ、
前記第1の変更部材が前記第2のポジションにあり、かつ前記第2の変更部材が前記第1のポジションにあるときには、前記第1のユーザ鍵が前記錠を作動させないが、前記第2のユーザ鍵が前記錠を作動させ、
前記第1および第2の変更部材がそれぞれの第2のポジションにあるときには、前記第
1のユーザ鍵および前記第2のユーザ鍵が前記錠を作動させることができないが、前記第3の鍵が前記錠を作動させることができる、
変更可能な錠アセンブリ。 - 前記変更具が前記第2の通路に配置されていないときには、前記変更部材が前記保持空洞の中に位置することができ、
前記変更具が前記第2の通路に配置されているときには、前記変更部材が前記保持空洞の中に位置することがでず、
前記変更具が前記第2の通路に配置されていないときには、前記変更部材が前記第1のポジションから前記第2のポジションに動くことができ、前記変更具が前記第2の通路に配置されているときには、前記変更部材が前記保持空洞から動く、
請求項4に記載の錠アセンブリ。 - 前記複数の輪郭位置が、持ち上がった輪郭位置と下がった輪郭位置とを含んでおり、
前記複数の輪郭位置のうちの2つの輪郭位置が持ち上がった輪郭位置であり、前記輪郭位置のうちの残りの輪郭位置が下がった輪郭位置である、
請求項5に記載の錠アセンブリ。 - 前記第1の鍵が第1の上縁輪郭を有し、かつ前記第2の鍵が第2の上縁輪郭を有し、前記第1の上縁輪郭が、前記第2の上縁輪郭の前記2つの持ち上がった輪郭位置に対応する少なくとも1つの下がった輪郭位置を有する、請求項7に記載の錠アセンブリ。
- 前記変更部材が前記第1のポジションにあるときに前記錠において前記変更部材に隣接して配置されているシム、をさらに備えている、請求項6に記載の錠アセンブリであって、
前記シムが第1の直径を有し、前記保持空洞が第2の直径を有し、前記第1の直径が前記第2の直径より大きい、
錠アセンブリ。 - 錠を再プログラムする方法であって、
a)適合可能な錠アセンブリを提供するステップであって、前記適合可能な錠アセンブリが、中にボアを有するハウジングと、前記ボアの中に回転自在に取り付けられており、縦軸線を有するプラグであって、前記縦軸線に平行であり、鍵のサブセットから選択される鍵を受け入れるようにされている、第1の通路、をさらに含んでいる、前記プラグと、前記プラグにおける第1のポジションに位置している少なくとも第1および第2の変更部材であって、それぞれが、前記第1のポジションと前記プラグにおける第2のポジションとの間で動くことのできる、前記少なくとも第1および第2の変更部材と、を備えている、前記ステップと、
b)鍵のサブセットを提供するステップであって、前記鍵のサブセットが、第1のユーザ鍵と第2のユーザ鍵と第3のユーザ鍵とを少なくとも含んでおり、前記ユーザ鍵のそれぞれが異なる上部輪郭を備えており、前記第1の鍵が前記錠を作動させることができる、前記ステップと、
c)前記第2のユーザ鍵を前記第1の通路に差し込むステップと、
d)前記第1の鍵が前記錠を作動させることができず、前記第2のユーザ鍵が前記錠を作動させることができるように、単に前記第2のユーザ鍵による前記プラグの回転のみに応えて、前記第1の変更部材を前記第1のポジションから前記第2のポジションに動かすステップと、
e)前記第2のユーザ鍵を抜き、前記第3の鍵を前記第1の通路に差し込むステップと、
f)前記第1および第2のユーザ鍵が前記錠を作動させることができず、前記第3のユ
ーザ鍵が前記錠を作動させることができるように、単に前記第3のユーザ鍵による前記プラグの回転のみに応えて、前記第2の変更部材を前記第1のポジションから前記第2のポジションに動かすステップと、
を含んでいる、方法。 - 前記プラグが、前記プラグに配置されている第2の通路をさらに含んでおり、前記第2の通路が、前記第2のポジションに前記変更部材を受け入れるようにされている複数の保持空洞と交差しており、前記第2の通路が、変更具を受け入れるようにされている、請求項10に記載の方法であって、
前記第2の通路に前記変更具を差し込んで、前記変更部材を前記第2のポジションから動かすステップと、前記ハウジングの中で前記プラグを回転させて、前記変更部材を前記第1のポジションに動かすステップと、その後、前記変更具を前記第2の通路から抜くステップと、
を含んでいる、方法。 - 各保持空洞が、前記ドライバの直径よりも小さいサイズの開口を有しており、
前記プラグがその第2の回転ポジションにあるとき、前記ドライバが前記開口を通って前記保持空洞の中に入ることができない、
請求項1に記載の変更可能な錠アセンブリ。 - 前記錠が作動している間、前記変更具が前記錠とは別の場所にある、請求項1に記載の変更可能な錠アセンブリ。
- 前記錠をリセットする目的と、前記鍵のサブセットにおける任意の鍵用に前記錠を再構成する目的とに、前記同一の変更具を使用することができる、請求項1に記載の変更可能な錠アセンブリ。
- 前記鍵穴に差し込まれたときに、タンブラ室における変更球を前記せん断線より上に持ち上げ、かつ、錠を作動させるときに、前記プラグがその第2の回転ポジションに回転するときに前記変更球を各保持空洞に動かす、ように構成されている輪郭縁部を有するプログラム鍵、
をさらに備えている、請求項1に記載の変更可能な錠アセンブリであって、
前記錠を前記プログラム鍵によって作動させることはできるが、前記ユーザ鍵によっては作動させることができない、
変更可能な錠アセンブリ。 - 前記変更具が前記変更具溝の中に配置されているときには、前記ユーザ鍵によって作動するように前記錠を構成することができない、請求項1に記載の変更可能な錠アセンブリ。
- 前記変更球のすべてがそれぞれのピン室に位置しているときにのみ、前記錠を再構成することができる、請求項1に記載の変更可能な錠アセンブリ。
- 前記変更部材がその第1のポジションにあるときに、各タンブラピンと前記変更部材との間に配置されている複数のマスターシムであって、前記マスターシムが第1の直径を有し、前記保持空洞が第2の直径を有し、前記第1の直径が前記第2の直径より大きい、前記マスターシムと、
前記複数のマスターピンを前記せん断線より上に持ち上げるように構成されている輪郭縁部を有する親鍵であって、前記マスターピンの上に位置している変更球が、前記第2の回転ポジションにおいて前記保持空洞の中に移動することができない、前記親鍵と、
をさらに備えている、請求項1に記載の変更可能な錠アセンブリ。
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