JP2006528738A - 廃棄物出口開口を密封する目的の閉鎖要素を動かすための動作機構 - Google Patents

廃棄物出口開口を密封する目的の閉鎖要素を動かすための動作機構 Download PDF

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Abstract

本発明は、特には、流し(100)又は洗面台のオーバーフロー開口(108,110)をシールするために使用される、シール要素(120)を変位させるための動作デバイス(183)を提供することを目的とする。該動作デバイスは容易に且つ信頼可能に駆動されて、長い及び流し又は洗面台の接続部の用途の広い形態を可能にする。これは、電気駆動要素(152)を具備する動作デバイス(183)により実現される。

Description

本発明は、廃棄物出口開口を密封する目的の閉鎖要素を動かすための動作機構に係り、特には、流し(シンク)又は洗面台の廃棄物出口開口に関する。
既知の流しは、流しの廃棄物出口開口を密封する目的の閉鎖要素を動かすための機械的な動作機構を具備しており、そこでは前記機構は、流しの上面に具備される回転式操作ノブ(握り)を具備しており、それが流しの使用者により回される場合に、開いた位置から閉じた位置へ閉鎖要素を移動させるか、又はその逆の方向で移動させる。これによって、回転式操作ノブの回転運動は例えば、ケーブル牽引接続構成により閉鎖要素の直線運動に変換される。
しかし、その様なケーブル牽引接続構成には、反対に搭載される位置によるケーブルの捩れが、回転式操作ノブの操作を非常により困難なものにし得るという短所がある。また、ケーブル牽引接続構成は、流しに対する配管接続の設計に関して、可能性を制限する。また、流しの上面上に突き出る回転操作ノブは、流しの清掃に対する妨害物となり、石灰、ゴミ、バクテリアが堆積することを可能にする。環境によっては、流しの上面上に突き出る回転操作ノブは、流しの全体的な美的外観を損なう場合がある。
結局、本発明は、単純で信頼可能な状態で作動可能であって且つ流しの設計及び流し又は洗面台への接続部の設計に関して非常に高い柔軟性を持たせることのできる、流し又は洗面台の廃棄物出口開口を密封する目的の閉鎖要素を動かすための動作機構を提供することを目的としている。
本発明に従がいこの目的は、請求項1の前文に指示される形態を組み込む動作機構において実現可能であり、前記動作機構は電気的に作動する駆動要素を具備する。
開位置から閉位置へ又はその逆の方向における閉鎖要素の動き(又は、移動)は、電気作動式駆動要素により実施されることにより、それにより、閉鎖要素を動かすために必要な動力はもはや、例えば、作動要素、回転操作ノブ等の作動によって、使用者により適用される必要はないが、しかしむしろこの駆動動力は、電気作動式駆動要素により、使用者とは独立して実施される、という結果が得られる。このことは、特には、使用者の手が濡れて(又は、湿って)いる場合でさえも、動作機構のより人間工学的で簡単で安全な作動を可能にする。
本発明による動作機構の場合において、一連の機械的駆動構成(トレーン)はもはや、回転操作ノブから閉鎖要素へ伸張させられる必要はないので、動作機構は、搭載するのにより容易であり、更にその構成要素の配置、整列及び製作の設計に関して、よりフレキシブルである。
閉鎖要素は、その端部位置に1つに到達する場合に、動作機構は、リミットスイッチにより切断(スイッチオフ)可能である。
特には、動作機構が電動モータを具備するように構成されても良い。
動作機構が、電動サーボモータを具備するように構成されることが好ましい。
電動モータは、減速歯車、特には平歯車を具備可能であり、それにより、流し又は洗面台の使用者により一般的に好まれるように、閉鎖要素の比較的遅い動きを実現する。
これとは別のに又はそれに加えて、動作機構が、電磁石を具備するように構成されても良い。
特には電磁石は、閉鎖要素の開位置に関連する第1の端部位置から、閉鎖要素の閉位置に関連する第2の端部位置へ移動可能な、可動要素を具備するように構成されても良い。
また動作機構は、電磁石の要素の直線運動がそれにより回転運動に変換可能である、連結デバイスを具備するように構成されても良い。
特にはその様な連結デバイスが、ボーデン(Bowden)ケーブルを具備するように構成されても良い。
また本発明に従がう動作機構の好適な実施の形態において、動作機構は、駆動要素を制御するための制御デバイスを具備するように構成されても良い。
もし制御デバイスがプログラム可能なコントローラ、特には、マイクロコントローラを具備する場合には、動作機構を作動させ且つ制御する可能性に関して、特別に高度な柔軟性が実現される。
また動作機構は、閉鎖要素の動きを開始させるための少なくとも1つの作動要素を具備するように構成されることが好ましい。
その様な作動要素は、スイッチ、例えば特には押し釦式スイッチを具備しても良い。
これとは別に又はそれに加えて、その様な作動要素は例えば、容量式センサを具備可能である。
その様な作動要素の好適な実施の形態において、作動要素は、センサのためのカバーを、好適には、見える側に具備するように構成される。
前記カバーの上の領域における容量(キャパシタンス)の変化がセンサにより検知可能であることを確保するために、カバーは、誘電性材料から形成されるように構成されことが好ましい。
容量式センサの代替として又はそれに加えて、作動要素は、圧力感知式センサを具備するように構成されても良い。
特には作動要素は、圧電式センサを具備するように構成されても良い。
センサの検知領域の外側の流しに適用される圧力による、圧力感知式センサの誤作動(誤トリガ)を防止するために、作動要素は、流し又は洗面台に対して可動なカバーを具備するように構成されても良い。カバーへの圧力の適用により、圧力感知式センサを反応させるが、その一方で、流し又は洗面台に対して可動なカバーは、流し又は洗面台の別の部分に適用された圧力による誤作動(誤トリガ)が発生可能でないような方法で、流し又は洗面台から分離される。
流し又は洗面台に設置された大きな物体による及び/又は流し又は洗面台の上面上にある水による、作動要素の誤作動(誤トリガ)を防止するために、動作機構の好適な実施の形態において、作動要素は、少なくとも2つのセンサを具備しており、前記センサは、お互いに異なる検知領域を有しており、前記閉鎖要素の動きは、もし前記センサの一方が反応し、それぞれのもう一方のセンサが反応しない場合に、開始させられるように構成される。
また作動要素の誤作動を防止するために、もし作動要素が調整可能な感度の少なくとも1つのセンサを具備すれば、それは有利である。
前記感度は、センサ自体において又は動作機構のための制御デバイス(装置)のいずれかにより調整可能である。
湿度及びほこりからセンサを保護するために、動作機構は、ハウジング内に配置されるセンサを具備するように構成されても良い。
本発明による動作機構の好適な実施の形態において、作動要素が、流し又は洗面台に配置され更に、それ(作動要素)が、作動要素を囲む流し又は洗面台の領域の上面の上で上方向に突き出さないような方法で形成されるように構成される。このことは従って、作動要素が、流し又は洗面台の表面の清掃をより困難にする、流し又は洗面台の上の突き出た領域を形成することを防止し、石灰、ほこり及び/又はバクテリアの蓄積の形成の可能性を防止する。
もし作動要素が、その作動要素が汚染物質及び水の飛沫から特に良好に防御される、流し又は洗面台の下面に配置されるならば、このことは特に明らかである。
この場合において、流し又は洗面台の使用者に対して作動要素の位置を指示する為に、例えば、色付きの印、流し又は洗面台の表面の局部的側面又は打刻された押印等の印(マーキング)は、作動要素上に位置する、流し又は洗面台の上面における位置に設けられて、作動要素の位置を使用者に指示することが好ましい。
もし流し又は洗面台が数個の出口開口を有する場合には、動作機構は、廃棄物出口開口のそれぞれの閉鎖要素を動かすための幾つかの駆動要素を具備するように構成することが好ましい。
特には、駆動トレーン(一連の構成装置)が各閉鎖要素のために設けられるように構成されても良く、そこでは駆動トレーンは、クラッチ機構により駆動モータに選択的に接続可能である。
その代替案として、個別の駆動モータが各駆動トレーンのために設けられても良い。
異なる廃棄物出口開口の閉鎖要素のための駆動要素がお互いに独立して作動できるようにするために、動作機構は、幾つかの作動要素を具備ように構成されても良く、各作動要素は、該作動要素に関連するそれぞれの閉鎖要素の動きを開始するように形成されても良い。
これとは別に又はそれに加えて、動作機構は、少なくとも1つの作動要素を具備するように構成されても良く、前記作動要素により、少なくとも2つの閉鎖要素の内の一方の動きが選択的に開始されるように形成される。具備される必要のある作動要素の数は、この方法で減少可能である。
この場合において、例えば、作動要素は、少なくとも2つのお互い異なる状態で作動させることが可能なように構成可能であり、そこでは、各作動状態は、関係する作動状態に関連する閉鎖要素の動きを開始させる。
従って例えば、作動要素の少なくとも2つの作動状態は、前記作動要素において、使用者により実施される行為の効果の期間に関して異なるように構成可能である。
特には、1つの閉鎖要素が、作動要素の作動期間が長い場合に、移動させられ、更に別の閉鎖要素が、作動要素の作動期間が短い場合に、移動させられるように構成可能である。
これとは別に又はそれに加えて、少なくとも2つの作動状態は、与えられた時間間隔内に、前記作動要素(166)に対して使用者により実施される、行為の効果の連続的回数に関してお互いに異なるように構成されても良い。
従って、使用者による単一の作動動作が、1つの閉鎖要素の動きを開始させるように構成可能であるが、その一方で、与えられた時間間隔内においてお互いに連続する使用者による2つの作動動作が、別の閉鎖要素の動きを開始させるようにも構成可能である。
もし動作機構が少なくとも1つのセンサを具備しており、与えられた水位が流し又は洗面台の貯水部において到達される時に、前記センサが、開位置に関係する貯水部に関連する閉鎖要素の動きを開始させる場合には、本発明に従がう動作機構は、これとは別のオーバーフロー保護機能を提供することが好ましい。
容量式センサは、その様なオーバーフローセンサとして使用されることが好ましく、これは、水がオーバーフロー保護センサの検知領域に上昇した結果として、センサの近位で発生する容量の変化により作動信号を発信(又は、発生)する。
特には、駆動要素は、貯水部内の水位が第1の閾値を超える場合に、駆動要素が閉鎖要素を開位置へ移動させ、更に貯水部内の水位が第2の閾値の下に低下する場合に、駆動要素が前記閉鎖要素を閉位置へ移動させるような方法で制御されるように構成されも良く、この場合において、第2の閾値は第1の閾値に比べてより低い。第1と第2の閾値は、お互いに異なるので、切換(スイッチング)のヒステリシス(履歴)効果がそれにより、実現されて、その結果、オーバーフローセンサ、駆動要素及び駆動要素のための制御デバイス(装置)を具備する、自動制御ループ(閉鎖回路)の安定した切換(スイッチング)の動作状態が生じる。
この目的のためにまた、もしオーバーフローセンサは、貯水部内の水位が第1の閾値の上にあるか又は第2の閾値の下にあるかどうかが、それから分かる、信号を生成するならば、それは好ましい。
これとは別に又はそれに加えて、少なくとも2つのオーバーフローセンサが前記貯水部に配置されており、第1のオーバーフローセンサは、前記水位が前記第1の閾値の上にあるかがそれから分かる、信号を生成し、更に第2のオーバーフローセンサは、水位が第2の閾値の下にあるかがそれから分かる、信号を生成するように構成されても良い。
また本発明の特別の実施の形態において、駆動要素は、貯水部内の水位が第1の閾値を超える場合に、前記駆動要素が閉鎖要素を第1の開位置へ移動し、更に貯水部内の水位が第2の閾値を超える場合に、駆動要素が閉鎖要素を第2の開位置へ移動させるような方法で制御されており、第2の閾値は第1の閾値の上にあり、更に廃棄物出口開口は、それが第1の開位置にある場合に比べて第2の開位置において、より大きく開くように構成されても良い。
例え、開けられた廃棄物出口開口の寸法が2つの開位置間で変化しないとしても、廃棄物出口開口は、「更に大きく開けられる」状態にあるように考えられるはずであるが、しかし閉鎖要素は、閉鎖要素が第1の開位置にある場合に比べて、第2の開位置において廃棄物出口開口からより遠くに離れているので、流出する水は、廃棄物出口開口に対してより容易に接近でき、従って水はより速く流れ出ることができる。
本発明のこの実施の形態において、貯水部の水位は、特に精巧に調整可能であり、貯水部の体積はより良好に使用される。
これにより特に、オーバーフローセンサは、貯水部内の水位が第1の閾値の上にあるか又は第2の閾値の上にあるかどうかがそれから分かる、信号を生成するように構成されても良い。
これとは別に又はそれに加えて、少なくとも2つのオーバーフローセンサが貯水部に配置されており、第1のオーバーフローセンサは、水位が第1の閾値の上にあるかがそれから分かる、信号を生成し、更に第2のオーバーフローセンサは、水位が第2の閾値の上にあるかがそれから分かる、信号を生成するように構成されても良い。
また、本発明の特別の実施の形態において、駆動要素は、貯水部内の水位が閾値を超える場合に、駆動要素が閉鎖要素を開位置へ移動し、更に開状態の与えられた最小時間期間の間それを開位置に留まらせるような方法で制御されるように構成されても良い。この方法において、例え、オーバーフローセンサの検知領域範囲内において水の圧力を単に指示する、デジタル式オーバーフローセンサが使用されるとしても、水位の高さによる指示がセンサ信号から抽出可能ではないにもかかわらず、動作機構の安定した切換(スイッチング)の動作状態が実現可能である。
この場合においてもまた、駆動要素は、開状態の最小期間終了時において、貯水部内の水位が閾値より下に低下する場合に、前記駆動要素が閉鎖要素を開状態の最小期間終了時において、閉位置へ移動するような方法で制御されるように構成されることが好ましい。
オーバーフローセンサが、水の飛沫及び/又は水の短時間の強いはねかかりにより始動された、センサ信号により、廃棄物出口開口を不必要に開かせることを防止するために、少なくとも2つのオーバーフローセンサが貯水部に配置されており、もしこれらのオーバーフローセンサの内の少なくとも2つが、貯水部において水位が増大したと指示する場合にだけ、閉鎖要素の動きは、駆動要素により開始されるように構成されても良い。
この場合において、もし少なくとも2つのオーバーフローセンサは、貯水部のお互いに異なる側壁に配置されるならば、それは特に好ましい。
流し又は洗面台の使用者に、動作機構の運転状態について知らせ続けるために、もし動作機構は、閉鎖要素が駆動要素により動かされた場合に使用者が知覚し得る信号を生成する、信号発生器を組み込む信号デバイスを具備するならば、それは好ましい。
もし信号デバイスが、閉鎖要素がオーバーフローセンサからの信号の結果として動かされた時に、即ち、使用者が、作動デバイス(装置)の彼自身による作動により、閉鎖要素を動かすことなしで、使用者が知覚し得る信号を生成する場合には、それは特に好ましい。
その様な信号デバイスは特に、光学信号発生器を具備可能である。
これとは別に又はそれに加えて、信号デバイスは、音響信号発生器を具備するように構成されても良い。
信号発生器を、汚染及び湿気の侵入から保護するために、信号発生器は、流し又は洗面台の下面に配置されるように構成されることが好ましい。
任意の特定の時間において、動作機構の運転状態について使用者に、できる限り詳細に知らせるために、もし信号発生器は、少なくとも2つ、好適には少なくとも3つの異なる信号を生成しており、前記信号は、動作機構の異なる作動状態に関連するならば、それは好ましい。
また、本発明による動作機構の特別な実施の形態において、動作機構は、閉鎖要素の動きを開始させるための少なくとも1つの作動要素と、制御デバイスとを具備しており、制御デバイスは、作動要素に接続しており、使用者が好む作動要素を作動する状態が設定可能である、「教習」モードに切り換えられることに適するように構成されても良い。
もし「教育」モ−ドが切り換えられると、流し又は洗面台の使用者自身は、使用者が作動要素を作動させる特定の状態、即ち、「教育」モードにおいて、制御デバイス(装置)は、例えば、動作機構の作動を開始するために、使用者が作動要素に短期間又は長期間接触することを好むかどうかを「学習する」、特定の状態を記録可能である。
「教育」モードが切り換えられる結果、使用者は、作動要素を数回作動させる彼の好適な状態を連続的に繰り返し、それにより制御デバイスは、各ケースにおいて、作動期間の長さを記録する。
「教育」モードから制御デバイスの通常の作動モードに切り換えた後に、もし作動期間が、「教育」モード中に「学習された」作動期間に、与えられた公差の範囲内に収まるならば、制御デバイスは、作動要素の作動に単に反応する。
例えば、好適な作動期間からとは別に、与えられた時間間隔内でお互いに連続する、作動パルスの好適な数はまた、「教育」モードにおいて制御デバイスにより「学習される」ことができる。
請求項44の目指す形態は、廃棄物出口開口を密封するための閉鎖要素を動かすための本発明による動作機構と共に、少なくとも1つの廃棄物出口開口と、少なくとも1つの廃棄物出口開口を密閉するための閉鎖要素とを具備する、流し又は洗面台である。
本発明の別の形態及び利点は、例示の実施の形態に関する以下の説明及び図面の主題を形成する。
同様な要素又は機能的に同等の要素は、各図面において同じ参照記号により指定される。
図1から14に図示され且つ参照番号100が付けられる、流しは、実質的に水平な流し表面102を具備しており、その流し100において、主貯水部104及びより小さくてより浅い副貯水部106が配置され、その上には、タップ(蛇口)フィティングバンク(土手)107が立設されており、タップフィティングバンク107は副貯水部106の後ろに配置される。
副貯水部106の底には、廃棄物出口開口108が具備される。
主貯水部104には、廃棄物出口開口110が具備される。
図12と14から最も良く分かるように、主貯水部104の廃棄物出口開口110は、廃棄物出口開口凹部112の底126に配置されており、廃棄物出口開口凹部112は、閉鎖要素着座凹部116の底114から下方向に曲げられる。
その部分のために、閉鎖要素着座凹部116は、主貯水部104の底118から下方向に曲げられる。
廃棄物出口開口110は、閉鎖要素120により密封されるように形成されており、閉鎖要素120は、閉鎖要素の垂直軸122の周りで実質的に回転対称である。
閉鎖要素120は、廃棄物出口開口凹部112の底126の中央貫通孔を貫通する、実質的に円筒状の閉鎖要素基部124を具備する。
廃棄物出口開口凹部112の底126の中央貫通孔は、7つの別の貫通孔128により囲まれており、前記貫通孔128を通り、水は、廃棄物出口開口凹部112から廃棄物出口パイプ(管)130の角度付き部分内に下方向に流出可能である。
閉鎖要素基部124の上部分は、こし器バスケット(籠)要素132によりカラー(鍔)状の状態で囲まれる。こし器バスケット要素132は、等距離に配分されたフィルタ通路開口134を、その周囲に沿って具備する。
こし器バスケット要素132の下に、カップシール136が配置されており、カップシール136は同様に、閉鎖要素基部124をカラー状の状態で囲み、その外側角部から伸張する、フレキシブル・シールリップ138が設置され、シールリップ138はリング(輪)状の状態でカップシール136を囲む。
図12から分かるように、このシールリップ138は、閉鎖要素120の閉じられた位置において、閉鎖要素着座凹部116の底114の内側角部に載り、従って、水が、閉じられた位置において、閉鎖要素着座凹部116から廃棄物出口開口凹部112内に流出することを防止する。
閉鎖要素120、閉鎖要素着座凹部116及び廃棄物出口開口凹部112は共に、廃棄物出口弁アッセンブリ139を形成する。
廃棄物出口開口凹部112の底126の下で、閉鎖要素基部124は、閉鎖要素の軸線122に沿って移動可能であるように、中空の円筒状保持スリーブ140内において案内される。
レバー144は、その回転軸線146の周りで回転可能な回転シャフト148に対してお互いに回転可能でない状態で接続しており、閉鎖要素基部124の下端142と係合する。
回転シャフト148は、電動サーボモータ150(図11及び13参照)により駆動されて、回転軸線146の周りで回転するように形成される。
電動サーボモータ150は、電流供給ライン154,156により制御デバイス(装置)158(図1参照)に接続する、閉鎖要素120のための駆動ユニット152を形成する。
制御デバイス158は、ハウジング160内に配置されたプログラム可能なマイクロコントローラを具備する。
制御デバイス158は、作動デバイス165に信号線162,164により接続されており、作動デバイス165は、例えば、タップフィッティングバンク107の下面に配置された、作動要素166を具備する。
作動要素166は、例えば、容量式センサ168a又は圧電式センサ168b等の形式であっても良いセンサ168を具備する。
図1に示されるように、作動要素166がハウジング170を具備するように構成されても良く、ハウジング170は、流し100の下面内の嵌合凹部172内に挿入されており、その中において、センサ168はセンサ回路基板169に配置される。
この凹部172は特には、流し100に通常設けられる追加のタップ孔開口であり得る。
ハウジング170は例えば、凹部172内において密着した圧力嵌めである、実質的に円筒状のプラスチック(可塑性)ハウジングの形態であっても良い。
これとは別に又はその様な圧力嵌めによる固定に加えて、該ハウジング170が流し100の下面に接着される構成であっても良い。
また、ハウジング170は、流し100の下面に、流し100の下面に設けられた設置孔において係合する、ネジ及び/又はリベットにより固定される構成であっても良い。
もし流し100がプラスチック材料又は合成材料から成形された流しである場合には、別の保持取っ手が流し100の下面に鋳造される構成であっても良く、流し100の下面に対して、ハウジング170は、例えばネジ又は固定ピン等の適切な設置手段により固定可能である。
容量式センサ168aは、プラスチック材料又は合成材料により製作された流し100における使用に特に適する。その様な容量式センサは、流し100の使用者が、例えば指等の彼の体の一部をセンサ168の検知領域内に移動したことにより生じる、容量(キャパシタンス)の変化を検知可能である。
容量式センサが使用者の指により生じる容量の変化を検知可能であるためには、導電性のない誘電性媒体がセンサ168aと検知領域との間に配置されることが必要である。
プラスチック材料又は合成材料は、この条件を満たすので、容量式センサ168aは、より以上の予防策を講じる必要なしに、その様な材料から製作される流し100の下面に単純に配置可能である。
導電性材料、特にクロムニッケル高級鋼により製作される流し100の場合において、誘電性材料の下に配置されるセンサ168aを環境の影響、特には、水の飛沫から保護すると同時に影響されるセンサの検知領域174の範囲内の容量の変化の検知を可能にするために、流し100は、例えばガラスセラミックのディスク(板)等の誘電性材料がその内に挿入される、通路開口を具備する必要がある。
この場合において、センサ168又はセンサ168がその中に配置されるハウジング170は、誘電性材料により製作されるディスクに固定可能であり、例えば、それ(センサ168又はハウジング170)はこのディスクに接着又はねじ止め可能である。
検知領域174内で発生する水飛沫により、容量センサ168がトリガ(検知誘発)されることを防止するために、センサ168の感度は、センサが検知領域174範囲内の容量の変化を検知した場合にのみ、制御デバイス158に伝送される作動信号を生成するような方法で調整される。この場合において、容量の変化は、例えば、検知領域174内において、使用者の指が流し100の頂部に当接した場合に生成されるような、最小トリガレベルを超えるものである。
作動信号が、例えば流しに置かれたポット、清掃布等のより大きな対象が原因で、又は流し上の水の層が原因で、センサ168によって意図せず生成されることを防止するために、容量式センサ168aは、二領域センサの形態で構成可能であり、該二領域センサは、中央の円形検知領域174aの範囲内の容量の変化を検知する、内側センサと、内側センサ174aをリング状の状態で囲む外側検知領域174bの範囲内の容量の変化を検知する、外側センサとを具備する。
もし内側検知領域174aのみに使用者が接触した場合には、内側センサのみが作動信号を生成し、その作動信号は信号線162,164上を制御デバイス158内のマイクロコントローラに伝送する。
もし検知領域174a及び174bの両者に、より大きな物品又は流しの頂部にある水が接触した場合には、内側センサ及び外側センサの両者がそれぞれの作動信号を生成し、その作動信号はマイクロコントローラに伝送される。この場合において、マイクロコントローラは、それらの信号が作動要素166の通常の作動に起因しないので、作動信号を無視する。
同様に、マイクロコントローラは、外側検知領域174bにおける接触のために、外側センサによってのみ生成された各作動信号を無視する。
もしシンク100が、例えばクロムニッケル鋼等の金属製の導電材料により形成されるならば、圧電性クリスタル(結晶体)センサ168bが使用されることが好ましく、そのセンサ168bは、流し100の下面に配置されて、流し100の(比較的薄い)材料を介して伝達される圧力に反応する。
それにより電流は、圧電性クリスタルにおける格子面の相互の変位により生成され、該電流は、電気信号の形で信号線(ライン)162,164上を制御デバイス158のマイクロコントローラへ伝送される。
比較的薄い材料の流し100の場合に、比較的薄い材料は、点状の圧力の作用に応じて大表面積にわたって変位しており、その理由のために、圧電性クリスタルセンサは、例えそれがセンサ場の外側にあるシンク100の領域において適応されたとしても、その様な点状の圧力により作動することが可能である。
このエラー(誤作動)の原因を排除するために、図10に示されるように、作動要素166は、例えば金属製の可動な小板(プレートレット)176を具備する構成であっても良く、その小板176は、流し100における適切な形状の切り込み(開口)に挿入され、流し100に対して(流しの上面に対して実質的に垂直に)可動であるので、小板176は二重矢印178で表される圧縮力を受けるが、しかし流し100においてそれを通過することはない。
圧電性クリスタルセンサ168bは、小板176の下面に配置されて、小板176への圧力の作用を検知する。
作動要素166この実施の形態において、センサ168bを有する小板176は、流し100の上面の残部から分離されるので、小板176の外側の流し100への圧力の適用によるセンサ168のトリガ誤作動が生じることはない。
各ケースにおいて、即ち、容量式センサ又は圧電式クリスタルセンサ168を使用する場合において、制御デバイス158のマイクロコントローラは、センサ168が反応すると、信号線162,164を介して信号を受信し、その後マイクロコントローラは、該信号に依存するサーボモータ150を制御する。
センサ168から送信される信号に対するマイクロコントローラの反応は、マイクロコントローラ内に各ケースにおいて備えられるソフトウェアに依存する。
マイクロコントローラは、センサ168の感度が影響され得るような方法で、設定可能である。
特には、サーボモータ150の作動がマイクロコントローラにより制御される前にセンサ168が応答しなければならない、最小の時間間隔に関してそれは設定可能である。
マイクロコントローラ、電動サーボモータ150及び作動要素166は、公共の主電源に接続可能な電力パック(体)180により必要な電力を供給され、主電線(ケーブル)182により制御デバイス158に接続される。
駆動ユニット152、制御デバイス158、作動デバイス165及び電力パック180は共に、廃棄物出口弁アッセンブリ139の閉鎖要素120を動かすために動作機構183を形成する。
動作機構の変形形態において、マイクロコントローラ及び、異なるハウジング内に収容されずにむしろ共通のハウジング内に収容されるセンサ168のための構成が提供されても良い。
制御デバイス158のマイクロコントローラは、所謂「教育」モードを提供可能であり、前記「教育」モードは、例えばマイクロコントローラに配置されたスイッチにより、断続(切断/接続)の切り換え操作ができるように形成される。
もし「教育」モードがオン(接続)状態に設定されると、流し100の使用者は、彼ら(使用者)自身が作動要素166を作動させる状態、即ち、使用者が、動作機構の操作を開始するために、センサ場との短期間又は長期間の接触を好むかどうかに従って、「教育」モードにおけるマイクロコントローラの「学習」状態を指示可能である。
「教育」モードのオン状態設定の結果として、使用者は、作動要素166を作動させる彼の好みの状態を5、6回続けて繰り返し、それによりマイクロコントローラは、各ケースの作動期間の長さを記録する。
「教育」モードがオフ(断)状態に切り換えられた後に、マイクロコントローラは、もし作動の期間が、「教育」モードにおいて「学習された」作動期間に関する与えられた公差の範囲内に含まれる場合には、作動要素166の作動に反応するだけである。
もし制御デバイス158のマイクロコントローラが、マイクロコントローラの制御プログラムに既定された条件に基づく通常の作動信号として認識される、作動要素166からの作動信号を受信した場合には、この作動信号により、マイクロコントローラは、電動サーボモータ150により、サーボモータ150のための電流供給ライン154,156を含む電気回路を閉じることにより、閉鎖要素120の動きを制御する。
これによって、サーボモータ電流供給回路の極性は、電気回路の閉鎖に従うような状態で、マイクロコントローラにより設定され、回転シャフト148は、閉鎖要素120をその現在位置(例えば、図11及び12に示される閉じられた位置)からもう一方のそれぞれ位置(例えば、図13及び14に示される開かれた位置)へ移動する、方向において、回転軸線146の周りを回転する。
電動サーボモータ150は、比較的遅い速度で、例えば約5rpm(分当り回転数)の回転速度で、回転シャフト148を回転させるような状態で設定される。
回転シャフト148のこの遅い回転は、例えば1000対1の非常に低い伝達比を有する伝達装置が、サーボモータ150と回転シャフト148との間で切り換えられることにより実現される。比較的遅い回転及び従って閉鎖要素120の遅い動きは、流し100の使用者により、速い開又は閉の操作工程に比べて、より快適と一般的に感じられる。
一方が閉じられた位置でもう一方が開かれた位置である回転シャフト148及びレバー144の位置の間の角度的距離は、例えば約40度をなす。
レバー144は、閉鎖要素120の閉じられた位置及び開かれた位置において、それぞれの下部停止部材又は上部停止部材に衝突する。
伝動サーボモータ150には、前記上部又は下部停止部材に達すると、回転シャフト148のを止めることにより、より大きな電流が流れる。この電流の増大は、制御デバイス158のマイクロコントローラにより記録されるので、マイクロコントローラは、電流供給回路を開くことにより、電動サーボモータ150をオフ(切断)に切り換える。
マイクロコントローラの電流の増大に対する反応は、例えば2,3ミリ秒以内の非常に短い時間内で生じ、それにより電動サーボモータ150に不必要に負荷がかからないことを確保する。
これとは別に又は電流の増大によるサーボモータ150の切断に加えて、リミットスイッチ、特には、閉じられた位置又は開かれた位置に達すると作動する、リミット式押し釦スイッチにより、サーボモータ150がオフに切り換えられるように構成されても良い。
電気回路を開いた後に、制御デバイス158のマイクロコントローラは、サーボモータ150の電流供給回路の極性を整流(又は、変換)するので、サーボモータ150は、作動要素166の次の作動においてそれぞれ別の方向で回転する(即ち、閉工程の後に、作動要素120により開位置に戻ること、及び開工程の後に、作動要素120により閉位置に戻ること)。
使用される電動サーボモータは例えば、ドイツのニュールンベルグ90212のビューラーモータ(Buhler Motor GmbH)社により型番号1.61.065.428で販売されるような直流式小型ギアモータであっても良い。このモータは平歯車を具備する。
流し100の閉鎖要素120のための駆動デバイス(装置)の前述の実施の形態の変形形態において、流し100の副貯水部106の廃棄物出口開口108が同様に、制御デバイス158により同様に制御される、追加の駆動ユニットにより、閉じられた位置から開かれた位置への移動又は開らかれた位置から閉じられた位置への移動が可能な閉鎖要素を備えるような構成が可能である。
主貯水部104の廃棄物出口開口110及び副貯水部106の廃棄物出口開口108のための閉鎖要素の駆動ユニットが、お互いに独立して作動可能にするために、これにより、動作機構183の作動デバイス165は、2つのセンサ168を具備するように構成されても良く、2つのセンサ168は、閉鎖要素120の一つとそれぞれ関連するので、前記1つのセンサの作動は、主貯水部104の廃棄物出口開口110のための閉鎖要素120の動きを開始させ、更にもう一方のセンサの作動は、副貯水部106の廃棄物出口開口108のための閉鎖要素の動きを開始させる。
それに対する代替の形態として、唯1つのセンサ168が、2つの閉鎖要素120の作動のために具備されるように構成されても良く、それによりどの閉鎖要素120が動かされるかの区別は、センサ168が作動させられる(所謂、知的制御)状態に基づいて、決められる。
特には、前記1つの閉鎖要素は、センサ168の作動の期間が長い場合に動かされ、もう一方の閉鎖要素は、作動期間が短い場合に動かされるように構成可能である。
それに対する代替の形態として、制御デバイス158のマイクロコントローラが、短時間間隔内で発生する連続的作動動作の数に基づいて、閉鎖要素120が動かされることを認識するようにも構成可能である。従って、1つの作動動作が、主貯水部104の廃棄物出口開口110のための閉鎖要素120の動きを開始させるが、これに反して、与えられた時間間隔内でお互いに続く2つの作動動作が、副貯水部106の廃棄物出口開口108のための閉鎖要素の動きを開始させるように構成可能である。
また、作動要素166による作動方法に加えて、流し100の単数又は複数の閉鎖要素120のための動作機構183は、流し100のそれぞれ関連する貯水部104又は106において、前もって決められた水位(レベル)に到達すると自動的に作動する方法で、トリガ可能である。
結局、(図示されない)別のセンサが、従来のオーバーフロー弁の代わりに、関連する貯水部104又は106に設置される。
このセンサは、容量式センサの形態であり、従って水アラーム(警報)ユニットとして作用するが、水アラーム(警報)ユニットは電気信号を生成し、その電気信号は、水位が前記センサの近位まで上昇すると、その容量の変化に応じて、制御デバイス158のマイクロコントローラに送られる。
もしこの信号が、与えられた最小時間間隔を超え、従って特定の貯水部104又は106内の水が、別のセンサの高さに連続的に位置することを指示すると、制御デバイス158のマイクロコントローラは、関連する閉鎖要素120が回転シャフト148を回転することにより、開位置に動かされるような方法で、関連する駆動ユニット152の電動サーボモータ150を制御する。
このように、関連する貯水部の廃棄物出口開口は、水がこの貯水部から流出可能で且つ水のオーバーフローが防止されるように開かれる。
図15から21に示される流し100のための動作機構183の第2の実施の形態は、前記の第1の実施の形態とは、次の構成においてのみ異なり、即ち、電動サーボモータ150の代わりに、閉鎖要素120を動作させるための駆動ユニット152が、電磁石184を具備しており、電磁石184は(図示されない)可動な電機子を具備しており、前記電機子は、マイクロコントローラにより設定された電磁石184のための電流供給回路の極性に依存して、2つの端部位置の1つに移動し、電磁石184が制御デバイス158のマイクロコントローラによりオンに切り換えられる場合に、その2つの位置の第1の位置は、閉鎖要素120の閉位置に関連し、第2の位置は、閉鎖要素120の開位置に関連する。
電磁石184の可動な電機子は、ボーデン(Bowden)ケーブル186により回転シャフト148に接続されており、従ってボーデン(Bowden)ケーブル186のワイアコア(芯)の回転シャフト端は、回転シャフト148の周囲に周方向において係合するので、ボーデン(Bowden)ケーブル186のワイアコアの直線的動きは、回転軸線146の周りの回転シャフト148の回転を生じる。
従って、第2の実施の形態において、閉鎖要素120は、作動要素166が適切な方法で作動される場合か又は、貯水部の1つに配置されるオーバーフロー防御センサ104,106が、それが第1の実施の形態のサーボモータ150により動かされたのと同様な方法でトリガする場合に、電磁石184及びボーデン(Bowden)ケーブル186により、開位置から閉位置へ動かされるか、又は閉位置から開位置へ戻される。
この実施の形態においてもまた、電磁石184のための電流供給回路の極性は、それの次の動きのための閉鎖要素120の動きの方向を変えるために、閉鎖要素120の各移動の後に、制御デバイス158のマイクロコントローラにより逆転させられる。
全ての別の項目において、流し100の廃棄物出口開口110の閉鎖要素120のための動作機構183の第2の実施の形態は、その構造及び機能に関して、第1の実施の形態と一致するので、それらが関連する限り、説明は前の記載によってなされたものとする。
流し100の貯水部104の廃棄物出口開口110の閉鎖要素120のための動作機構183の第3の実施の形態は、図22に示されており、前述の2つの実施の形態とは異なっており、そこでは動作機構183は、これとは別に又は流しの使用者により作動される作動要素166に加えて、流し100の主貯水部104の側壁190の上部区域に配置される、オーバーフローセンサ188を具備する。
オーバーフローセンサ188は、容量式センサの形態であり、それは、(図示されない)信号線(ライン)により、動作機構183の制御デバイス158に接続され、もし貯水部104内の水位(レベル)192がオーバーフローセンサ188の検知領域内に上昇した場合には、制御デバイス158にセンサ信号を伝送する。
これとは別に又はそれに加えて、オーバーフローセンサ188はまた、抵抗計測センサの形態であることが可能であり、前記抵抗計測センサは2つの電極を具備しており、前記電極は、貯水部の1つの側壁又は2つの側壁内に所望の高さで設置されており、前記電極に対して、異なる電位は、貯水部104内の水が電極が配置される高さまで上昇すると直ぐに、電流が流れるように適用される。
オーバーフローセンサ188は特には、アナログセンサの形態であることが可能であり、アナログセンサのセンサ信号は、貯水部104内の水位(レベル)192に依存して変化するので、特定の水位192は、各ケースにおけるセンサ信号の大きさ(又は、強さ)に関係することができる。
もし水位192(及び従ってセンサ信号の大きさ)が、第1の閾値を超えると、制御デバイス158は、そこでは水が、貯水部104から廃棄物出口開口110を介して流出可能である、閉鎖要素120が閉位置から開位置へ移動するような方法で、作動デバイス165の駆動ユニット152を制御する。
もし貯水部104からの水の排出により、水位192が、第1の閾値に比べてより低い第2の閾値より下まで低下すると、制御デバイス158は、そこではもはや水が、貯水部104から廃棄物出口開口110を介して流出可能ではないような状態で、閉鎖要素120が廃棄物出口開口110を密封(シール)する閉位置へ開位置から、閉鎖要素120は動かされて戻されるような状態で、駆動ユニット152を制御する。
第1と第2の閾値は、お互いに対して異なることにより、切換のヒステリシス(履歴現象)効果が得られ、それは、オーバーフローセンサ188、制御デバイス158及び駆動ユニット152を具備する、自動制御ループ(閉回路)の安定した切換挙動を形成する。
これとは別に又はそれに加えて、切換のヒステリシス(履歴現象)効果が、使用されない時間(デッドタイム)の提供(センサの評価回路又は制御デバイス158における遅れ要素により)により生成されるように構成されても良い。
これとは別に又はそれに加えて、オーバーフローセンサ188はデジタルセンサの形態であるように構成されても良く、デジタルセンサは、水位192がオーバーフローセンサ188の検知領域内にある限り、一定の強さのセンサ信号を制御デバイス158に送信する。
その様なデジタル式オーバーフローセンサ188が制御ユニット158に、貯水部104内の水位192がオーバーフローセンサ188の検知領域内に上昇したという信号を送ると直ぐに、制御デバイス158は、閉鎖要素120が開位置に移動させられて、開状態の最小時間の間、開位置に留まるような方法で、駆動ユニット152を制御する。もし開状態の最小期間の終結において、オーバーフローセンサ188がまだ、水がその検知領域内にあるとの信号を送信している場合には、閉鎖要素120は、その終結においてオーバーフローセンサ188からの信号が再度確認される、更なる与えられた時間長さの間その開位置に留まる。もし、開状態の与えられた最小時間間隔の終結後に又は、更なる与えられた時間長さの終結において、オーバーフローセンサ188がもはや、その検知領域内に水が存在するとの信号を送信しない場合には、制御デバイス158は、閉鎖要素120が閉位置へ移動して戻されるような方法で、駆動ユニット152を制御する。
動作機構183の安定した切換挙動はこのようにして得られる。
このように、アナログ式又はデジタル式オーバーフローセンサ188を使用する場合に、時間遅れ有りで又は時間遅れ無しで、制御デバイス158による駆動ユニット152を制御する方法が、2つのケースにおいて実施可能である。
もし流し100が、例えば主貯水部104に加えて副貯水部106等の幾つかの貯水部を具備する場合には、これらの貯水部の各々は、関連する貯水部内の水位192に関する閾値を超えた場合に、関連する貯水部の閉鎖要素120の開位置への動きを開始する、それぞれのオーバーフローセンサ188を具備可能である。
流し100の貯水部からの水のオーバーフローは、特定のオーバーフローセンサ188により監視されており、オーバーフローセンサ188により信頼可能に防止される。これとは別の通常のオーバーフローの開状態は従って、オーバーフローセンサ188により監視される貯水部の場合において実施可能である。
動作機構183の第4の実施の形態は、図23に示されており、前記の第3の実施の形態とは異なっており、その相違点は、2つのオーバーフローセンサ188と194が、流し100の監視される貯水部104に配置されており、該センサは、貯水部104の側壁190の1つに異なる高さで配置される。それに対する代替案として、2つのオーバーフローセンサ188,194はまた、貯水部104の異なる側壁に配置可能である。
2つのオーバーフローセンサ188,194は、アナログ式又はデジタル式センサにより構成されても良い。
もし下部のオーバーフローセンサ194が、水位192がその検知領域まで上昇したと、制御デバイスに信号を送信した場合には、制御デバイス158は、閉鎖要素120が、廃棄物出口開口110が貯水部104からの水の排水のために部分的に開けられる、第1の開位置に動かされるような方法で、駆動ユニット152を制御する。
それにもかかわらずもし、水位192が上昇し続けて、上部オーバーフローセンサ188が、水位192がその検知領域に達したとの信号を送信する場合には、制御デバイス158は、廃棄物出口開口110が貯水部104からの水の排水のために、完全に開けられる、第2の開位置に、閉鎖要素120が移動されるような方法で、駆動ユニット152を制御する。
もしそこで、オーバーフローセンサ188,194のいずれもがその検知領域内にもはや水は存在しているとの信号を送信しない範囲まで、水位192が低下した場合には、制御デバイス158は、閉鎖要素120が閉位置に移動されて戻るような方法で、駆動ユニット152を制御する。
この実施の形態は、貯水部104の水位192がより精巧に調整可能で、貯水槽容積はより良好に利用可能であるという利点を有する。
更に、第1の開位置への閉鎖要素120の動きは、流しの利用者への予備的警告として作用し、これはそれにより、水位192の過剰な上昇に対する使用者の注意を喚起する。
水位192のその様な精巧な調整はまた、もしセンサ信号への依存において、制御デバイス158が、第1の閾値が到達された場合に、第1の開位置への閉鎖要素120の動きを開始させ、第1の閾値より高い位置にある第2の閾値が到達された場合に、第2の開位置への閉鎖要素120の動きを開始させる場合には、単一のアナログ式オーバーフローセンサ188により実現可能である。
図24に示される動作機構183の第5の実施の形態は、図22に示される第3の実施の形態とは、第2のオーバーフローセンサ196が、第1のオーバーフローセンサ188に加えて、管理される貯水部104に具備されており、該第2のセンサが、側壁190に対向する貯水部104の別の側壁198における第1のオーバーフローセンサ188として、同じ高さで配置されることにおいて相違する。
この実施の形態において、閉鎖要素120は、もしオーバーフローセンサ188及びオーバーフローセンサ196の両者が、それらのそれぞれの検知領域範囲内に水が存在するとの信号を発信する場合には、開位置へ動かされるだけである。2つのオーバーフローセンサ188,196からのセンサ信号は従って、制御デバイス158により論理的アンド(AND)として処理される。
このようにして、個別のオーバーフローセンサ188又は196が、水の飛散及び/又は水の短時間の強い跳ねかけによりトリガ(誘発)されたセンサ信号による、廃棄物出口開口110の不必要な開放を引き起こさせることが防止される。
図23に示される第4の実施の形態のケースに対応する状態において、貯水部104の別の側壁に同じ高さで配置される別のオーバーフローセンサはまた、2つのオーバーフローセンサ188,194の各々のために装備可能であり、それによりオーバーフローセンサ188又は194の1つからのセンサ信号は、もしそれが、関連するオーバーフローセンサ188又は194に対応する、それぞれ第2のセンサにより確認されるならば、制御デバイス158により考慮されるだけである。
図25に示される動作機構183の第6の実施の形態は、動作機構183が、信号発生器200を追加的に具備しており、その信号発生器200が、閉鎖要素120が駆動ユニット152により動かされていることを、流しの使用者が知覚しうる、信号により使用者に伝えることにおいて、図24に示される第5の実施の形態とは異なる。
信号発生器200は、光信号(例えば、LEDにより)を発生する、光学的信号発生器であり得る。水の飛沫から信号発生器200を保護するために、流し100の下面に配置された信号発生器200のための構成が提供されることが好ましい。その際、光学的信号発生器200の場合において、信号発生器200の上に配置された流し100の領域の材料の厚みは、信号発生器200からの光が流し100を貫通するように十分に薄く形成されることが好ましい。
これとは別に又はそれに加えて、信号発生器200はまた、音響信号発生器の形態であり得る。
信号発生器200は、それが動作機構183のそれぞれの作動状態に依存する異なる信号を生成可能であるような方法で形成されることが好ましい。
例えば、音響信号発生器200が、動作機構183のそれぞれの作動状態に依存する以下の信号を生成するように構成されても良い。
・柔らかいビービー音(ビープ):閉鎖要素が、流し100の使用者による作動デバイス165の作動により、開位置又は閉位置へ移動させられている間において。
・大きなビービー音:もし貯水部104の水位192がより低位の閾値に達した場合に、使用者に対する予備の警報として。
・大きなビービー音:貯水部104の水位192がより高位の閾値に達した場合及び/又は、もし閉鎖要素120が、オーバーフローセンサ188,196の1つからの信号により、即ち、使用者による作動デバイス165の作動なしで、駆動ユニット152により自動的に開位置又は閉位置へ移動させられ場合。
光学的信号発生器200の場合において、後者(光学信号発生器200)は、使用者が流しのこの領域に特別な注意を払うので、作動デバイス165作動要素166の近位において、流し100に配置されることが好ましい。
図1は、流しの廃棄物出口開口を密封する目的のための閉鎖要素を移動させるための動作機構の図式図であり、それは、制御デバイス、作動デバイス、主コネクタ及び閉鎖要素のための駆動デバイスを具備する。 図2は、廃棄物出口開口を密封する目的のための閉鎖要素を移動させるための動作機構を組み込む流しの図式的立体図である。 図3は、図2に示される流しを下から見た図式的平面図である。 図4は、図2と3に示される流しを後ろから見た図式図である。 図5は、図2から4に示される流しを左から見た図式的側面図である。 図6は、図2から5に示される流しを右から見た図式的側面図である。 図7は、流しの動作機構における作動デバイスの付近における、図2から6に示される流しの図式的断面図である。 図8は、図7に示される領域Iの拡大図である。 図9は、二領域センサの図式的平面図である。 図10は、圧力感知作動デバイスの図式的断面図である。 図11は、廃棄物出口弁装置の図式的側面図であり、それは、閉鎖要素を有する廃棄物出口開口と、閉鎖要素を動かすためのサーボモータとを具備しており、閉鎖要素は閉位置にある。 図12は、図11に示される廃棄物出口弁装置における図式的断面図であり、閉鎖要素は閉位置にある。 図13は、図11に対応する図であり、閉鎖要素は開位置にある。 図14は、図12に対応する図であり、閉鎖要素は開位置にある。 図15は、流しの廃棄物出口開口を密封する目的のために閉鎖要素を移動させるための動作機構の第2の実施の形態の図式図であり、動作機構は、駆動要素として電磁石を具備する。 図16は、動作機構の第2の実施の形態を組み込む流しの図式的立体図である。 図17は、動作機構の第2の実施の形態を組み込む流しの別の図式的立体図である。 図18は、図16と17に示される流しを下から見た平面図である。 図19は、図16から18に示される流しを後ろから見た図式図である。 図20は、図16から19に示される流しを左から見た図式的側面図である。 図21は、図16から20に示される流しを右から見た図式的側面図である。 図22は、オーバーフローセンサを具備する動作機構の第3の実施の形態を組み込む、流しの貯水部における図式的断面図である。 図23は、一方の上に他方が配置される、2つのオーバーフローセンサを具備する動作機構の第4の実施の形態を組み込む、流しの貯水部における図式的断面図である。 図24は、同じ高さで配置された2つのオーバーフローセンサを具備する動作機構の第5の実施の形態を組み込む、流しの貯水部における図式的断面図である。 図25は、2つのオーバーフローセンサと信号発生器とを具備する動作機構の第6の実施の形態を組み込む、流しの貯水部における図式的断面図である。

Claims (44)

  1. 廃棄物出口開口、特には、流し(100)又は洗面台の廃棄物出口開口を密封する目的のための閉鎖要素(120)を動かすための動作機構において、この動作機構が、電気的に作動させられる駆動要素(152)を具備することを特徴とする、動作機構。
  2. 前記動作機構(183)は電動モータ(150)を具備することを特徴とする請求項1に記載の動作機構。
  3. 前記動作機構(183)は、電動サーボモータ(150)を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の動作機構。
  4. 前記動作機構(183)は、電磁石(184)を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の動作機構。
  5. 前記動作機構(183)は、電磁石(184)の要素の直線運動が、それにより回転運動に変換可能である連結デバイスを具備することを特徴とする請求項4に記載の動作機構。
  6. 前記連結デバイスが、ボーデンケーブル(186)を具備することを特徴とする請求項5に記載の動作機構。
  7. 前記動作機構(183)は、駆動要素(152)を制御するための制御デバイス(158)を具備することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の動作機構。
  8. 前記制御デバイス(158)は、プログラム可能なコントローラ、特には、マイクロコントローラを具備することを特徴とする請求項7に記載の動作機構。
  9. 前記動作機構(183)は、閉鎖要素(120)の動きを開始させるための少なくとも1つの作動要素(166)を具備することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の動作機構。
  10. 前記作動要素(166)は、スイッチ、特には押し釦式スイッチを具備することを特徴とする請求項9に記載の動作機構。
  11. 前記作動要素(166)は、容量式センサ(168a)を具備することを特徴とする請求項9又は10に記載の動作機構。
  12. 前記作動要素(166)は、前記センサ(168a)のカバーを、好適には、見える側に具備することを特徴とする請求項11に記載の動作機構。
  13. 前記カバーは、誘電性材料から形成されることを特徴とする請求項12に記載の動作機構。
  14. 前記作動要素(166)は、圧力感知式センサ(168b)を具備することを特徴とする請求項9から13のいずれか一項に記載の動作機構。
  15. 前記作動要素(166)は、圧電式センサ(168b)を具備することを特徴とする請求項14に記載の動作機構。
  16. 前記作動要素(166)は、流し(100)又は洗面台に対して可動なカバー(176)を具備することを特徴とする請求項14又は15に記載の動作機構。
  17. 前記作動要素(166)は、少なくとも2つのセンサ(168)を具備しており、前記センサは、お互いに異なる検知領域(174a,174b)を有しており、
    前記閉鎖要素(120)の動きは、もし前記センサの一方が反応し、それぞれのもう一方のセンサが反応しない場合に、開始させられることを特徴とする請求項9から16のいずれか一項に記載の動作機構。
  18. 前記作動要素(166)は、調整可能な感度を有する少なくとも1つのセンサ(168)を具備することを特徴とする請求項9から17のいずれか一項に記載の動作機構。
  19. 前記動作機構(183)は、ハウジング(160)内に配置されるセンサを具備することを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の動作機構。
  20. 前記動作機構(183)は、廃棄物出口開口(108,110)のそれぞれの閉鎖要素(120)を動かすための複数の駆動要素を具備することを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の動作機構。
  21. 前記動作機構は、複数の作動要素(166)を具備しており、
    各作動要素は、該作動要素(166)に関連するそれぞれの閉鎖要素(120)の動きを開始するように形成されることを特徴とする請求項20に記載の動作機構。
  22. 前記動作機構は、少なくとも1つの作動要素(166)を具備しており、
    前記作動要素により、少なくとも2つの閉鎖要素(120)の内一方の動きが選択的に開始されるように形成されることを特徴とする請求項20又は21に記載の動作機構。
  23. 前記作動要素(166)は、少なくとも2つのお互い異なる状態で作動させることが可能であり、
    そこでは、各作動状態は、関係する作動状態に関連する閉鎖要素(120)のそれぞれの動きを開始させることを特徴とする請求項22に記載の動作機構。
  24. 前記作動要素(166)の少なくとも2つの作動状態は、前記作動要素(166)において、使用者により実施される行為の効果の期間に関して異なることを特徴とする請求項23に記載の動作機構。
  25. 前記少なくとも2つの作動状態は、与えられた時間間隔内に、前記作動要素(166)に対する使用者により実施される、行為の効果の連続的回数に関してお互いに異なることを特徴とする請求項23又は24に記載の動作機構。
  26. 前記動作機構(183)は、少なくとも1つのオーバーフローセンサ(188)を具備しており、
    前記オーバーフローセンサ(188)は、流し(100)又は洗面台の貯水部(104,106)において到達される与えられた水位において、関係する貯水部に関連する前記閉鎖要素(120)の動きを開始させることを特徴とする請求項1から25のいずれか一項に記載の動作機構。
  27. 前記駆動要素(152)は、前記貯水部(104)内の前記水位(192)が第1の閾値を超える場合に、前記駆動要素(152)が前記閉鎖要素(120)を開位置へ移動し、更に前記貯水部(104)内の水位(192)が第2の閾値の下へ低下する場合に、前記駆動要素(152)が前記閉鎖要素(120)を閉位置へ移動させるような方法で制御されており、
    前記第2の閾値は前記第1の閾値に比べてより低い、ことを特徴とする請求項26に記載の動作機構。
  28. 前記オーバーフローセンサ(188)は、前記貯水部(104)内の前記水位(192)が前記第1の閾値の上にあるか又は前記第2の閾値の下にあるかどうかがそれから分かる、信号を生成することを特徴とする請求項27に記載の動作機構。
  29. 少なくとも2つのオーバーフローセンサ(188,194)が前記貯水部(104)に配置されており、
    第1のオーバーフローセンサ(188)は、前記水位(192)が前記第1の閾値の上にあるかがそれから分かる、信号を生成し、更に第2のオーバーフローセンサ(194)は、前記水位(192)が前記第2の閾値の下にあるかどうかがそれから分かる、信号を生成することを特徴とする請求項27又は28に記載の動作機構。
  30. 前記駆動要素(152)は、前記貯水部(104)内の前記水位(192)が第1の閾値を超える場合に、前記駆動要素(152)が前記閉鎖要素(120)を第1の開位置へ移動し、更に前記貯水部(104)内の前記水位(192)が第2の閾値を超える場合に、前記駆動要素(152)が前記閉鎖要素(120)を第2の開位置へ移動させるような方法で制御されており、
    前記第2の閾値は前記第1の閾値の上にあり、更に前記廃棄物出口開口(110)は、前記第1の開位置に比べて前記第2の開位置において、より大きく開く、ことを特徴とする請求項26から29のいずれか一項に記載の動作機構。
  31. 前記オーバーフローセンサ(188)は、前記貯水部(104)内の前記水位(192)が前記第1の閾値の上にあるか又は前記第2の閾値の上にあるかどうかがそれから分かる、信号を生成することを特徴とする請求項30に記載の動作機構。
  32. 少なくとも2つのオーバーフローセンサ(188,194)が前記貯水部(104)に配置されており、
    第1のオーバーフローセンサ(194)は、前記水位(192)が前記第1の閾値の上にあるかがそれから分かる、信号を生成し、更に第2のオーバーフローセンサ(188)は、前記水位(192)が前記第2の閾値の上にあるかがそれから分かる、信号を生成することを特徴とする請求項30又は31に記載の動作機構。
  33. 前記駆動要素(152)は、前記貯水部(104)内の前記水位(192)が閾値を超える場合に、前記駆動要素(152)が前記閉鎖要素(120)を開位置へ移動し、更に開状態の与えられた最小時間期間の間それを開位置に留まらせるような方法で制御されることを特徴とする請求項26から32のいずれか一項に記載の動作機構。
  34. 前記駆動要素(152)は、開状態の最小期間終了時において、前記貯水部(104)内の前記水位(192)が前記閾値より下に低下する場合に、前記駆動要素(152)が前記閉鎖要素(120)を開状態の最小期間終了時において、閉位置へ移動するような方法で制御されることを特徴とする請求項33に記載の動作機構。
  35. 少なくとも2つのオーバーフローセンサ(188,196)が前記貯水部(104)に配置されており、
    もしこれらのオーバーフローセンサ(188,196)の内の少なくとも2つが、前記貯水部(104)において水位(192)が増大したと指示する場合にだけ、前記閉鎖要素(120)の動きは、前記駆動要素(152)により開始されることを特徴とする請求項26から34のいずれか一項に記載の動作機構。
  36. 前記少なくとも2つのオーバーフローセンサ(188,194)は、前記貯水部(104)のお互いに異なる側壁(190,198)に配置されることを特徴とする請求項35に記載の動作機構。
  37. 前記動作機構(183)は、前記閉鎖要素(120)が前記駆動要素(152)により動かされた場合に使用者が知覚し得る信号を生成する、信号発生器(200)を組み込む信号デバイスを具備することを特徴とする請求項1から36のいずれか一項に記載の動作機構。
  38. 前記信号デバイスは、前記閉鎖要素(120)が前記オーバーフローセンサ(188)からの信号の結果として動かされた場合に、使用者が知覚し得る信号を生成することを特徴とする請求項37に記載の動作機構。
  39. 前記信号デバイスは、光学信号発生器を具備することを特徴とする請求項37又は38に記載の動作機構。
  40. 前記信号デバイスは、音響信号発生器を具備することを特徴とする請求項37から39のいずれか一項に記載の動作機構。
  41. 前記信号発生器(200)は、流し(100)又は洗面台の下面に配置されることを特徴とする請求項37から40のいずれか一項に記載の動作機構。
  42. 前記信号発生器(200)は、少なくとも2つ、好適には少なくとも3つの異なる信号を生成しており、前記信号は、前記動作機構(183)の異なる作動状態に関連することを特徴とする請求項37から41のいずれか一項に記載の動作機構。
  43. 前記動作機構は、前記閉鎖要素(120)の動きを開始させるための少なくとも1つの作動要素(166)と、制御デバイス(158)と、を具備しており、前記制御デバイスは、前記作動要素(166)に接続しており、使用者が好む前記作動要素を作動する状態が設定可能である、「教習」モードに切り換え可能であることを特徴とする請求項1から42のいずれか一項に記載の動作機構。
  44. 少なくとも1つの廃棄物出口開口(108,110)と、前記少なくとも1つの廃棄物出口開口(108,110)を密閉するための閉鎖要素(120)と、を具備する、流し又は洗面台において、
    前記流し(100)又は前記洗面台は、請求項1から43のいずれか一項に記載の動作機構を具備する、ことを特徴とする流し又は洗面台。
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