JP2006526538A - 走行情報を表示する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、走行情報を表示する方法に関する。該方法は少なくとも、車両(1)の測定信号(S)から駐車スペース(15)の位置データを求めるステップと、軌道(T)と、ステアリング切り込みを変更するための該軌道(T)のステアリング切り返し点(LP1,LP2,LP3)とを求めるステップと、該軌道(T)を軌道イメージ(TB)として、車両(1)の表示装置(14)に表示するステップとを有する方法であり、該軌道イメージ(TB)の表示を、該車両(1)の測定信号(S)に基づいて連続的に更新し、ステアリング切り返し点(LP1,LP2,LP3)間に、軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)を該軌道イメージ(TB)の構成部分として表示し、すでに走行した軌道領域と、未だ走行すべき軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)とを異なって表示し、その時点で走行している軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)内で、すでに走行した領域セグメント(TBA)を、未だ走行すべき領域セグメント(TBB)と異なって表示することを特徴とする。この構成によって、運転者が直観的に理解できる表示および操作のコンセプトが提供され、駐車プロセス中に運転者は連続的に支援される。

Description

本発明は、走行情報を表示する方法に関する。
走行アシストシステムは、駐車スペースに駐車する際、および駐車スペースから発進する際に、駐車スペースを検出しこれに基づく駐車補助を行うためにセンサを使用して、運転者を支援する。このセンサは、一般的には超音波を基礎とするセンサである。DE19809416A1に、支援付きで自動車を駐車する方法が開示されている。ここでは、自動車に配置されたセンサを使用して駐車スペースを測定し、駐車スペースが十分に大きい場合には、可能性のある駐車スペースの大きさおよび位置に依存して駐車ストラテジーを計算して運転者に通知する。ここでは、計算された駐車ストラテジーは運転者に対して光学的に伝達することができる。
この形式のシステムは基本的に、運転者が駐車プロセスを行うのを容易にするためのものである。しかし、ここで伝達される指示を運転者が変換するのはしばしば困難であり、その時点の走行状況ないしは駐車状況に直観的に適合するのは実に困難である。したがって、幾つか試行がなされた後に、しばしば運転者はこのようなシステムを使用することができなくなり、駐車スペースを目視で評価して直観的に駐車する結果になってしまう。
それに対して、本発明による方法はとりわけ、運転者を駐車プロセス中に持続して支援できるように、運転者が直観的に理解できる表示および操作のコンセプトを提供するという利点を有する。
ここでは、理解しやすくかつ明瞭な表示が実現され、アクセプタンスが向上されることにより、システムがより高い頻度で使用されるようになる。本発明の表示で運転者は、軌道領域間のその時点のステアリング切り返し点とその時点の所望の理想的なステアリング角度とに、緩慢に慌てずに近づくことができる。その際には、この理想値との差を運転者に対して、直接視覚化することができる。
本発明による方法では基本的に、車両に別の基本的な表示装置を設ける必要がない。とりわけ、既存のナビゲーション装置の表示装置、中央ディスプレイの表示装置、またはダッシュボードないしはインスツルメントパネルに設けられたディスプレイの表示装置を使用することができる。しかし、複数部分から成る表示装置を設けて、運転者が駐車プロセス中に後方を見る場合に、該運転者に対して走行情報を直接表示できるようにすることもできる。前記表示装置はたとえば、車両の右側のCピラーに付加的な表示領域が設けられた表示装置である。
本発明の基礎となっている思想は、駐車プロセスをまず、軌道によって求めることである。この軌道は場合によっては、車両が駐車スペースの近傍を通過した後に、通過時に検出された測定信号から計算される。このような軌道はたとえば、2〜4個のステアリング切り返し点を有するS字形を有する。すなわち、2〜4回のステアリング切り込みの変更を有するS字形を有する。求められた軌道は運転者に対して、複数の軌道領域と該軌道領域の相互間に存在するステアリング切り返し点とを有する軌道イメージとして視覚的に表示される。ステアリング切り返し点に到達した場合には、ここで必要なステアリング切り込みの変更が表示される。運転者に対してその時点の位置は、その時点の軌道領域を、すでに走行した領域セグメントと未だ走行しなければならない領域セグメントとに下位分割することにより、直観的に理解できるように表示される。運転者はその時点のステアリング切り返し点に適合することができる。すなわち、不必要に過度に遅延したり早すぎたりせずに接近することができる。その際には、運転者は走行区間の継続を、表示装置で直接認識することができる。たとえば相応のシンボルを、色付きおよび/または点滅によって強調することにより、その時点のステアリング切り込みの調節も直観的に理解して行うことができる。ここでは、目標ステアリング切り込みに少なくとも所定のインターバルで到達するまで、点滅周波数を上昇または低減することにより、調節されるステアリング切り込みの必要なステアリング切り込みないしは目標ステアリング切り込みへの接近が定量的に、運転者に対して表示される。
すでに走行した軌道領域と、その時点の軌道領域のすでに走行した領域セグメントは、未だ走行すべきその時点の軌道領域の領域セグメント、およびその後続の未だ走行すべき軌道領域と異なって、運転者に対して表示される。このことは、異なる種類のカラー表示によって適切に行われるが、基本的にはたとえば、表示装置の異なる輝度ないしは階調および/または異なる透明度値によって行うこともできる。さらにたとえば、その時点の表示装置において、面領域を適切に異なって表示するのが問題的である場合には、輪郭線を異なって表示することもできる。
有利な実施形態によれば、実際の走行ラインが軌道からずれた場合、とりわけステアリングホイールが目標ステアリング切り込みと比較してアンダステアないしはオーバステアしている場合、補正補助が得られる。この補正補助では、車両が実際に走行した走行区間が偏差イメージとして、所定の軌道イメージとともに表示される。この走行区間は、たとえば軌道イメージの下に表示される。付加的に、ステアリング切り返し点に対して設けられたシンボルが持続的に、たとえば点滅または赤色で表示され、これによっても、運転者が軌道を達成するために付加的に必要なステアリング切り込みが表される。
基本的に本発明では、初期に検出された軌道Tを連続的に適合することもできる。この場合には軌道イメージは、該軌道イメージ内で行われる動的な変化に対して付加的に、適切に連続して変更される。
本発明を以下で、添付された図面に基づいて幾つかの実施形態で、詳細に説明する。
図面
図1a センサおよび制御装置を有する、本発明の方法を実施するための車両を示している。
図1b 車両の駐車状況を伴う道路シーンを示している。
図2a〜2h 本発明による方法によって表示装置上で走行情報を表示するための適正な駐車プロセスの表示を示している。
図3 本発明による方法を使用して実施されるアンダステアの駐車プロセスの表示である。
図4 本発明による方法を使用して実施されるオーバステアの駐車プロセスの表示である。
図5 本発明による方法にしたがって実施される別のアンダステアの駐車プロセスの表示である。
図6 本発明による方法にしたがって実施される、次に前進方向に走行すべき軌道区間の表示である。この表示は、オプションで図2hの続きとして実施される。
車両1は制御装置2と、経路信号センサ3と、車両1のフロントおよびリアに取り付けられた複数の距離センサ6と、ステアリング角度センサ9と、ユーザインタフェース(マンマシンインタフェース、HMI)10と、駐車スペース測定のための少なくとも2つのセンサ11とを有する。該制御装置2は、走行情報を表示するための本発明の方法を実施するために構成され、付加的に走行ダイナミック制御のためにも構成される。該距離センサ6は、たとえばフロントバンパ4およびリアバンパ5に取り付けられる。ここでは、たとえば車両1の左側および右側にそれぞれ、駐車スペース測定のためのセンサ11を1つずつ設けられる。しかし有利には、図1aに示されているように、車両1の各側に、駐車スペース測定のためのセンサ11がそれぞれ2つ設けられる。その際には、フロントの両センサ11はたとえば、フロントバンパ4に設けることができる。また図1aから逸れて、補足的にリアのセンサ11をリアバンパ5に設けることもできる。有利には、ヨーレートセンサ12も設けられる。センサ3,6,9,11および12はここでは、測定信号Sを制御装置2へ供給し、相応にユーザは、ユーザインタフェース10を介して入力信号Pを制御装置2に入力する。センサ3,6,9,11および12ならびにユーザインタフェース10は制御装置に、有利には車両内部のバスを介して接続される。この車両内部のバスは、たとえば車両内部のCANバスである。さらに、車両情報を表示するために表示装置14が設けられている。この表示装置14は、たとえば車両のダッシュボードに設けられる。また、表示装置14はたとえば、車両のフロントガラスの一部として構成することもできる。その際には車両情報は、フロントガラスに投影される。さらに、表示装置14を複数の部分から構成し、表示装置の一部を車両のCピラーに設けることもできる。これによって、後方を見る運転者はここで情報を得ることができる。
駐車プロセスにおいて、ユーザは走行情報を表示するための本発明の方法を開始するために、たとえばユーザインタフェース10を介して入力信号Pを入力する。これに基づいて図1bによれば、運転者は車両1で、たとえば駐車中の車両16と17との間の駐車スペース15の側を走行方向Fで通り過ぎ、該駐車スペース15に駐車する駐車プロセスのための図1bに示された出発位置Aをとるまで走行する。駐車スペース測定のためのセンサ11が、駐車スペース15を測定する。これから既知の手法で、出発位置Aから駐車スペース15までの軌道Tが求められる。軌道Tは有利には、それぞれステアリング切り返し点LP1,LP2,LP3で一定のステアリング角度切り込みを有する連続した複数の部分区間から成るように求められる。軌道Tはたとえば、車両のリバース走行後の前進等の走行方向転換も含むことができる。
その後、運転者に対して表示装置14でイメージ19が表示される。このイメージ19は図2a〜2hに示されているように、駐車プロセス中にダイナミックに変化する。イメージ19は、次のような軌道イメージTBを有する。すなわち、軌道Tを少なくとも概略的に再現し、2次元の面として表示された軌道イメージTBを有する。この軌道イメージTBは、とりわけ該軌道Tの経過を有する2次元の帯として表示される。軌道イメージTBは、それぞれが一定のステアリング切り込みを有する軌道の一部分を再現する複数の軌道領域TBi、すなわちTB1,TB2,TB3およびTB4から構成される。したがって、軌道領域TBiは直線の区間または円弧セグメントを示し、この直線の区間または円弧セグメントは、有利には相互に平滑に接合されている。しかし基本的には、このことからずれて、個々の軌道領域TBiが不均等の湾曲部を有し、運転者が個々の軌道領域TBi内でステアリング角度を、ステアリング切り込みの方向を変更せずにほぼ追跡しなければならないように構成することもできる。軌道領域TBi間では、ステアリング切り返し点LPiすなわちLP1,LP2,LP3でステアリング切り込み記号L,Rが軌道イメージTBの隣に表示される。このステアリング切り込み記号L,Rはたとえば矢印で、軌道イメージの軌道領域TBi間の各時点すなわち軌道領域TBi間の境界を示す。有利には補足的に、隣接する2つの軌道領域TBi間に線が引かれる。さらにイメージ19には、別の記号を表示することもでき、たとえば維持すべき走行方向を表すための記号FRを表示することができ、たとえば矢印ないしは停車の標識を示す。
本発明では、軌道領域TBiおよびステアリング切り込み記号L,Rを有する軌道イメージTBおよび走行方向記号FRは、車両1が図1bの軌道Tで走行している間に、動的に適合される。その際にはすでに走行した軌道領域TBiは、未だ走行すべき軌道領域TBiと異なって表示され、また、その時点で走行している軌道領域TBiのその時点のすでに走行した領域部分TBAも、その時点で走行している軌道領域TBiの未だ走行すべき部分TBBと異なって表示される。
軌道イメージTBは、図の上方に配置された開始点SPと、該軌道イメージTBの下縁部に示された終了点EPとを有する。この開始点SPは図1b内の位置Aに相応し、終了点EPは駐車スペース内の終了位置15に相応する。運転者がリバース走行後に前方走行を行う比較的複雑な軌道の場合、まず駐車スペース内の終了位置の代わりに、完全にリバースギアで完全に走行した第1の部分の終了点のみを実施することもできる。
図2aによれば、運転者は開始点SPで始動し、第1の軌道領域TB1でステアリング切り込みなしで直進発進によってスタートする。それに相応して運転者に対し、まず第1の軌道領域TB1のみがカラーで再現され、後続の軌道領域TB2,TB3およびTB4はまず、特別なカラー表示なしで表示されるか、または第1の軌道領域TB1の表示と異なる画一的なカラー表示で表示される。
制御装置2はリバース走行を経路信号センサ3によって検出する。制御装置2は補足的に、車両1の軌道Tにおけるその時点の位置ないしは駐車スペース15に関するその時点の位置を駐車スペース測定のためのセンサ11によって検査することもできる。その際には、制御装置2は距離センサ6の測定信号Sも、とりわけ駐車スペース15内で終了位置に到達する前に、別の駐車中の車両16,17までの距離を識別するために使用することができる。
その時点の第1の軌道領域TB1内でステアリング切り込みを伴わないリバース走行中に、運転者に対して、すでに走行した経路が領域セグメントTBAとして緑色で表示され、未だ走行すべき領域セグメントTBBが黄色で表示される。図面ではこれらの異なる色は、異なる斜線によって再現されている。したがって、その時点の軌道領域TBiはダイナミックな変化によって、拡大していくすでに走行済みの領域セグメントTBAと、縮小していく未だ走行すべき領域セグメントTBBとから構成される。走行方向記号FRは、下方を指す適切な矢印によってリバース走行を示しており、ステアリング切り込み記号L,Rはここで、特別に強調されていない。
図2bでは、車両1は軌道Tの第1のステアリング切り返し点に到達し、ここでステアリング切り込みが変更される。第1のステアリング切り返し点LP1のステアリング切り込み記号のカラー再現を適切に変更することにより、運転者に対してステアリング切り込みが表示される。ここに図示されている例では、ここで必要な右方切り込みが、第1のステアリング切り返し点LP1の右側の矢形のステアリング切り込み記号Rの点滅および/または赤色再現によって表示される。さらに、走行方向記号FRとして停止標識も表示される。というのも、運転者はこの時点では、走行を継続してはならないからである。運転者はここでステアリングホイールを回し、ステアリング角度ないしはステアリング切り込みを変更する。このことは車両1のステアリング角度センサ9によって検出され、該ステアリング角度センサ9によってこのことは、適切な測定信号Sによって制御装置2へ伝達される。
運転者によって調節されたステアリング切り込みが、計算された軌道Tの目標設定に相応すると直ちに、図2cによれば、第1のステアリング切り返し点LP1の右側のステアリング切り込み記号Rの点滅が終了される。しかし有利には、右側のステアリング切り込み記号Rはマーキングされたままで維持され、たとえば赤色点灯が継続される。こうすることにより運転者に対して、継続して維持すべき右方切り込みが表示される。さらに、第2の軌道領域TB2が運転者に対して、走行すべき区間として表示される。この第2の軌道領域TB2は、まず完全に、走行すべき領域セグメントTBBとして、すなわちここでも黄色で表示される。さらに走行方向記号FRは、ここでも下方を指す矢印として表示される。
図2dでは、運転者は第2の軌道領域TB2も完全に走行完了したので、この第2の軌道領域TB2は完全に緑色で表示される。すなわち、走行済みの第1の軌道領域TB1と同じカラー表示で表示される。運転者は第2のステアリング切り返し点LP2で、ステアリング切り込みを左方切り込みの方向に変更しなければならないので、第2のステアリング切り返し点LP2の左側のステアリング切り込み記号Lは、図2bと同様にカラー表示すなわち赤色によって表示され、点滅によって表示される。さらに走行方向記号FRとして、ここでも停止標識が表示される。運転者はここでステアリング切り込みを変更し、必要なステアリング切り込みに調節されるまでステアリングホイールを左方へ切る。
相応のステアリング角度ないしはステアリング切り込みがステアリング角度センサ9の相応の出力信号Sによって識別されると、制御装置2は図2eによれば、再び左側のステアリング切り込み記号Lの点滅を終了し、後続の第3の軌道領域TB3を黄色で、走行すべき経路区間として、すなわち走行すべき領域セグメントとして表示する。
図2fに示されたように次に第3のステアリング切り返し点LP3に到達し、運転者が左方のステアリング切り込みを、ステアリング切り込みを伴わない直進走行に変更しなければならない場合、まず第3のステアリング切り返し点LP3の右側のステアリング切り込み記号Rが再び赤色で点滅して表示される。運転者が図2gで中間のステアリング切り込みに調節すると、第3のステアリング切り返し点LP3の両ステアリング切り込み記号LおよびRは画一的に表示される。というのも運転者は、中間のステアリング調節を維持しなければならないからである。さらに第4の軌道領域TB4も、走行すべき領域セグメントTBBとして黄色で表示される。走行を継続するとこの黄色は漸次的に、走行済みの領域セグメントTBAとして緑色で表示される。このことは、図2hに示されているように終了点EPに到達するまで継続される。このことは、走行方向記号FRを停止標識として表示し、軌道イメージTB全体を緑色で表示することによって表示される。
図3は、適正な駐車プロセスでない場合のイメージ19を示している。ここでは運転者は、第2の軌道領域TB2ですでに所要のステアリング切り込みに調節しておらず、過度に小さい右方切り込みでアンダステアしている。図3では単なる一例として、2次元の帯が単なる矢印表示されているのが示されている。車両1が実際に走行した走行線は偏差領域ABとして、軌道イメージTBとともに表示されている。偏差領域ABはここで有利には、すでに走行した経路上だけで表示されるのではなく、軌道イメージTBの下方に位置するずれた第2の軌道イメージとして表示される。偏差領域ABはたとえば赤色で表示され、場合によっては点滅表示もされる。これによって運転者に対し、このずれが明確に表示される。その際に運転者は、偏差領域ABから軌道領域TBへ、ステアリング切り込みを適切に補正することによって移行する。このようにして、偏差領域ABは徐々に縮小された後、完全に消失する。このことは運転者に対して、赤い「誤った」軌道イメージが適正な軌道イメージで消失する場合と同様に、主観的に表示される。
これに相応にして図4には、運転者が第2の軌道領域TB2ですでにオーバステアしている適正でない駐車プロセスが示されている。偏差領域ABは、右方向に軌道イメージTBに接続されている領域として赤色で表示される。運転者はここでも、ステアリング切り込みを適切に補正することによってこの領域を縮小し、完全に消失させる。
図5は、第3の軌道領域TB3におけるアンダステアを示している。偏差領域ABは残りの経路の軌道の延長として、赤色で表示される。
図6は、図2hの後に車両1の前進が必要である事例を示している。図6によればこの場合、前方に走行すべき経路区間に対して、軌道イメージTBは別の軌道領域TB5によって補足される。図6によればここで、これまでの経路領域TB1〜TB4が継続して表示され、たとえば比較的低輝度(matt)または比較的高輝度で表示される。こうすることによって混同が回避され、走行すべき経路区間が表示されているのではないことを運転者が直観的に理解できるようになる。図6と異なり、図2a〜5に示された第1の軌道イメージをまず完全に除去し、新たな軌道領域T5のみを表示することもできる。この新たな軌道領域T5もまた、走行すべき領域セグメントTBBとして黄色で表示され、その後は走行中に、緑色表示される走行済みの領域セグメントTBAを拡大することによって該走行すべき領域セグメントTBBは縮小される。走行方向記号FRは走行方向の表示のために、上方向を指す矢印を再現する。
センサおよび制御装置を有する、本発明の方法を実施するための車両を示している。 車両の駐車状況を伴う道路シーンを示している。 本発明による方法によって表示装置上で走行情報を表示するための適正な駐車プロセスの表示を示している。 本発明による方法を使用して実施されるアンダステアの駐車プロセスの表示である。 本発明による方法を使用して実施されるオーバステアの駐車プロセスの表示である。 本発明による方法にしたがって実施される別のアンダステアの駐車プロセスの表示である。 本発明による方法にしたがって実施される、次に前進方向に走行すべき軌道区間の表示である。この表示は、オプションで図2hの続きとして実施される。

Claims (16)

  1. 走行情報を表示する方法において、少なくとも、
    車両(1)の測定信号(S)から駐車スペース(15)の位置データを求めるステップと、
    軌道(T)と、ステアリング切り込みを変更するための該軌道(T)のステアリング切り返し点(LP1,LP2,LP3)とを求めるステップと、
    該軌道(T)を軌道イメージ(TB)として、車両(1)の表示装置(14)に表示するステップとを有する方法であり、
    ・該軌道イメージ(TB)の表示を、該車両(1)の測定信号(S)に基づいて連続的に更新し、
    ・ステアリング切り返し点(LP1,LP2,LP3)間に、軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)を該軌道イメージ(TB)の構成部分として表示し、
    ・すでに走行した軌道領域と、未だ走行すべき軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)とを異なって表示し、
    ・その時点で走行している軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)内で、すでに走行した領域セグメント(TBA)を、未だ走行すべき領域セグメント(TBB)と異なって表示することを特徴とする方法。
  2. 軌道(T)を、一定のステアリング切り込みを有する複数の軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)のシーケンスとして求める、請求項1記載の方法。
  3. 軌道イメージ(TB)を、軌道(T)の経過を有する2次元の帯として表示する、請求項1または2記載の方法。
  4. 車両(1)がすでに走行した軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)を、未だ走行すべき軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)と異なる色で表示し、
    その時点で走行中の軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)では、すでに走行した領域セグメント(TBA)を、未だ走行すべき軌道領域(TBB)と異なる色で表示する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. すでに走行した軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)と、その時点の軌道領域内ですでに走行した領域セグメント(TBA)とを、同様に表示する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 軌道領域間のステアリング切り返し点(LP1,LP2,LP3)を、記号(L,R)によって表す、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. ステアリング切り返し点(LP1,LP2,LP3)に到達した場合、とるべきステアリング切り返しを表すステアリング切り返し点(LP1,LP2,LP3)の記号(L,R)を光学的に強調して表示し、たとえば点滅および/またはカラー表示によって強調して表示する、請求項6記載の方法。
  8. 走行すべき次の軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)の表示を、運転者が所要のステアリング切り返しに調節するまで中断する、請求項7記載の方法。
  9. 走行方向を表示するために走行方向記号(FR)を表示し、
    軌道領域(TB1,TB2,TB3,TB4)を走行している間、該走行方向記号(FR)は走行方向を表示し、
    ステアリング切り返し点(LP1,LP2,LP3)に到達すると、停止プロセスを表示するために該走行方向記号(FR)を変更し、求められたステアリング切り返しに調節されるまで該走行方向記号(FR)を維持する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. ステアリング切り返し点(LP1,LP2,LP3)の記号(L,R)は、軌道領域(TB)に隣接している、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 走行した走行区間が軌道(T)からずれている場合、該表示装置(14)に、該走行区間を表す偏差領域(AB)を軌道イメージ(TB)とともに表示する、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 走行した走行区間を、未だ走行すべき軌道領域に対して外挿し、
    外挿された前記走行区間を偏差領域(AB)として表示する、請求項11記載の方法。
  13. 偏差領域(AB)を、軌道イメージ(TB)の下方に位置する2次元の面領域として表示する、請求項11または12記載の方法。
  14. 偏差領域(AB)を、軌道イメージ(TB)と異なる色で表示する、請求項12または13記載の方法。
  15. 走行方向の変更時に軌道イメージ(TB)を補足するか、または新たな軌道イメージを形成して、変更された走行方向を表示する、請求項1から14までのいずれか1項記載の方法。
  16. 求められた軌道(T)を、車両(1)のその時点の位置に依存して連続的に適合する、請求項1から15までのいずれか1項記載の方法。
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