JP2006526126A - カバーを簡便に装脱着しうる手段を備えるガスバーナ - Google Patents

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Abstract

調理台(14)用のガスバーナ(1)であって、少なくとも1つのフレームクラウンを造り出すように設計されている、少なくとも1つのフレームディフューザ(4)の上に、少なくとも1つのバーナ本体(3)が装着された調理台に拘束されているバーナカップ(2)、及び少なくとも1つの上部カバー(5)から構成されている。また、このバーナは、上部カバーをバーナカップに、簡単に装脱着できる取り付け手段(9)(9' )(10)を備えている。簡単に装脱着できる取り付け手段は、カップと一体の、少なくとも1つのオス部分(9)(9')及びカバーと一体の、少なくとも1つのメス部分(10)を備えているか、或いは、オス部分とメス部分を相互に入れ替えた構成となっている。オス部分は、メス部分に装入可能であり、少なくとも1つの保持位置と、少なくとも1つの開放位置の間で、相互に動くことが可能となっている。

Description

本発明は、調理台用のガスバーナに関する。
ガスバーナは、バーナ本体、バーナ本体と一体になっていることが多い円環状のフレームディフューザ、下部カップ、及びバーナカップに脱着可能な、少なくとも1つの上部カバーから構成されている。
ここにおいて、及びこれ以後において、調理台とは、適切な材料で作られており、その中に、大気式のガスバーナを搭載できる、少なくとも1つのハウジングを備えたレンジに対し、部分的に、或いは完全に一体となっていることを問わず、実質的に平らな支持台であれば、いかなるものも、すべて調理台であるものとする。
従来の調理台用ガスバーナは、互いに重ねられた3つの主要要素を組み立ててつくられている。即ち、調理台に取り付けられ、前記調理台の下まで伸びているカップ、側面壁として、円環状フレームディフューザを有する、少なくとも1つの円環状チャンバを備えるか、あるいは機能的に円環状チャンバに連接されているバーナ本体、及び、通常は、前述の円環状チャンバの上部壁となっている上部カバーの3つである。
バーナ本体は、通常、調理台の上か、又は下から取り入れた大気(一次空気)と可燃性ガスを混合するように設計されているラジアルベンチュリチューブを備えている。一方、フレキシブルガス管により、可燃性ガス源と接続されているバーナカップは、前記可燃性ガス用のインジェクタを備えている。
カップとバーナ本体は、安定した方法で、例えば、ボルト締めされて、互いに固定できるようになっている。あるいは、例えば、バーナに対するメンテナンスの必要性に応じて、バーナ本体が、カップから容易に取り外せるように、相互に重ねて置かれるようになっている。
上部カバーも、ねじにより、実質的に取り外せないようにして、若しくは、本体の清掃、及びメンテナンスを実施するために、単純にその上に載せておき、取外しできるようにして、バーナ本体に搭載することが可能となっている。
また、中間的な解決方法も、いくつか知られている。例えば、バーナ本体を、カバーとカップの間に保持するために、カバーは、例えば差込みピン式のような、簡便に装脱着できる機械的カプリングによって、一時的に、バーナ本体上に固定されているか、又は、弾性を備える手段(例えばクリップ、又は弾性のあるクランプ)によって、カバーが、カップに対して簡単に装脱着できるようにされているものである。
カバーを取り付けるための、このような簡単に装脱着できる方法は、とりわけ、キャンパ用、キャラバン用、及び船舶用として便利である。これらの用途では、車両が動いている時には、バーナ本体にカバーを載せただけでは、バーナ本体からカバーが外れることを防止するのに充分ではなく、そのため、調理台を損傷させるか、或いはバーナが使用不可能になる可能性がある。一方、カバー、バーナ本体、及びカップを固定する方法では、バーナの清掃、及びメンテナンス作業が複雑になってしまう。
さらに、カバーを、バーナ本体又はバーナカップに、一時的な手段で取り付け可能とする方法では、カバーを取外す必要のない、バーナ外面の部分的なメンテナンスを容易に実施することと、バーナ全体の分解を含む、完全なメンテナンス作業を行うこととの、両方が可能となっている。
同芯の、2つのフレームクラウンを備えるバーナに関する特許文献1(ハーパー(HARPER)による)には、カバーに設けられた、何枚かのフィンを、バーナ本体に設け溝に挿入し、円環状のフレームディフューザ及びバーナ本体に、カバーを取り付けることが記載されている。
溝は、フィンを抜き挿しできるように、若干広くした部分、及び前記フィンを保持するように設計された部分を有している。バーナ本体に、直接可燃性ガスを供給すること、及び、調理台と同一面に搭載されていないため、特許文献1のバーナは、バーナカップの使用を見越すこともなく、示唆してもいない。したがって、3つ、或いはそれ以上の要素を、同時に、簡単に装脱着できるように組み付ける方法については記載されていない。
マデック−マテ(MADEC−MATER)社の名前で出願されている特許文献2には、円環状のフレームディフューザを備える、1つ或いは複数の同芯中間ボディーが取り付けられている下部カップ、及びバーナを覆っている上部カバーから構成され、同一面上に搭載することが可能なバーナについて記述されている。
上部カバーは、ねじ付のピン(特許文献2の図5を参照)を用いた手段により、簡単に装脱着できるようにして、バーナカップに取り付けられている。前記ピンのヘッドは、カバーを支え、ピンの足は、開放可能として、バーナカップに設けられている、弾性のある特別な保持手段(クリップ)の中に取り付けられるように形成されている。バーナ本体は、ピンにねじ込まれているナットによって、カバーに取り付けられている。
特許文献2を参照して、互いに重ね合わされ、簡単に装脱着できる取り付け手段により、互いに保持されている、多くの部品から構成されるバーナの使用が期待されるが、成形されたピンの足を保持するために、弾性を持つ手段を使用することは、製造上の複雑さを残していることになる。また、使用に伴って永久変形を起こし、弾性を持つ要素、すなわちクリップは、ピンを保持することができなくなり、やがては、簡単に装脱着できる手段の有効性が失われることになる可能性がある。
さらに、特許文献2の発明では、カバーをカップから取外す時、カバーとバーナ本体との間に隙間を設けることが考慮されていないので、バーナの完全なメンテナンス作業の際、2つの要素を分離するために、使用者はナットを緩めなくてはならないことになる。
米国特許 RE22.877 フランス国特許 FR 2.618.881
本発明の目的の一つは、簡単に装脱着できるようにして、互いに連結された、下部カップ、少なくとも1つのバーナ本体、望ましくはバーナ本体と一体のフレームディフューザ、及び上部カバーから構成されているガスバーナを提供することである。同時に、このガスバーナは、容易に製作でき、機能的に有効であり、かつ実用的なものとなっている。
本発明の他の目的は、その内部部品のメンテナンス作業、又は外部部品だけのメンテナンス作業を、使用者が容易に行えるようにした、上記の種類のガスバーナを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、車両内に搭載された調理台に装着するのに適し、安全に使用でき、かつ、簡単に装脱着でき、しかも、信頼性及び有効性を損ねることのないガスバーナを提供することにある。
上記した目的、及びそれ以外の目的は、請求項1、並びにそれに続く従属請求項に記載されているバーナによって達成される。
本発明の調理台用ガスバーナは、少なくとも1つのクラウンフレームを発生させるように設計された、少なくとも1つのフレームディフューザのホカに、少なくとも1つのバーナ本体が搭載されている調理台に拘束されているバーナカップ、及び前記バーナ本体に対し、取外し可能に取り付けられた上部カバーから構成されている。
さらに、このバーナは、バーナカップに対して、上部カバーを簡単に装脱着できるように取り付け、中間体をカバーとカップの間に保持する手段を備えている。
カバーを、カップに対して、簡単に装脱着できるようにして取り付ける手段は、カップと一体になっている少なくとも1つのオス部分、及びカバーと一体になっている少なくとも1つのメス部分から構成されるか、或いはメス部分とオス部分を入れ替えた構成となっている。オス部分は、メス部分に装入可能となっており、メス部分の中で、保持位置と開放位置の間を、相互に動くことが可能となっている。
部品間に介在され、弾性を持つ部品を排除した機械的カプリングを使用しているため、バーナを簡単に装脱着しうるようにした取り付け手段の信頼性、及び有効性は確実なものとなっている。また、機械的カプリングは、組み立てを難しくするタングとスプリングのような、弾性を持つ要素を有しないので、構造的にも簡単となっている。
その上、この発明の好ましい機能によれば、前記した簡単に装脱着可能な取り付け手段は、差込みピン式であり、バーナカップと一体になっている少なくとも1本のピンを備えている。このピンは、前記カバーの下部に設けられている、ピンと対応するハウジングに適合するように設計された成形ヘッドを有している。さらに、バーナ本体は、ピン及びそのヘッドが、その中で自由に動くことが可能な、1つ或いは複数のスロット、若しくは収容部を有している。
本発明の、この好ましい構造によると、製造が簡単であり、かつ使用上、きわめて有効であることが確実であり、使用者にとって、バーナの組み立て、及び分解に必要とする手順は簡単なものとなっている。
本発明の別の好ましい実施例では、ピンは、ねじ又はねじを切った要素から成り、カップに切られた内ねじを有する、ピンに対応する収容部にねじ込まれて、バーナカップと一体となっている。上部カバーに設けられた、ねじのヘッドに対応するハウジングは、成形されたヘッドの出入りを可能とするために、少なくとも1つの開放用の幅広部分を有する溝を備えている。
本発明を限定することのない、単なる実施例を示す図面により分かるように、本発明によるガスバーナ1は、その上にバーナ本体3が取り付けられている調理台14に拘束されているカップ2を備えている。
図示の実施例では、バーナ本体は、少なくとも1つのフレームクラウンを発生させるように設計された、円環状のフレームディフューザを有している。取外し可能な上部カバー5は、バーナを閉じ込めるように、バーナ本体の上に設けられており、カップ2に対して、簡単に装脱着可能な取り付け手段9、10によって、直接取り付けられている。
簡単に装脱着できる取り付け手段9、10は、バーナ本体3が、前記カップ2と取外し可能なカバー5の間に位置するように保持する機能も有している。
円環状のフレームディフューザは、図示の例に代わり、カバー5とバーナ本体3の間に位置する別体の要素として製造することも、或いは、前記カバー5と一体に製造することも可能である。
本発明による、簡単に装脱着できる取り付け手段は、カップ2と一体の、少なくとも1つのオス部分9、及びカバー5と一体の、少なくとも1つのメス部分10から構成されるか、或いは、オス部分とメス部分の位置を入れ替えた構成となっている。オス部分は、メス部分に装入可能となっており、メス部分の中で、保持位置16と開放位置17の間で、相互に動くことができるようになっている。
少なくとも1つのオス部分9と、少なくとも1つのメス部分10の、特定位置における相互介入型装着式の機械的カプリングは、バーナ1用の、装脱着可能な取り付け方法の有用性を確実なものとしており、構造上簡素であり、かつ、使用も簡単なものとなっている。
さらに詳細に述べれば、図示の実施例におけるバーナ1は、可燃性ガス、例えば、公知の技術によって、供給源から流れ、連結パイプ15、及び図示されないコックにより調節されて、バーナに供給されるメタンガス用の、少なくとも1つのインジェクタ7を備えるカップ2から成っている。
後にもっと詳しく説明するカップ2は、調理台14に取り付けられており、カバー5がカップ2に固定される時に、バーナ本体3の成形部分とカップ2の成形部分を結合し、併せて、調理台14の部分を結合することによって、調理台から下に延長されるようになっている。
カップ2を調理台14に取り付けるための別の方法及び手段、例えばボルト或いは弾性を持ったクランプ(クリップ)は、公知の技術であり、それらは、本発明の目的と直接関係していない。
バーナ1の本体3は、単にカップ2の上に置かれており、公知の設計技術によって、可燃性ガスを一次空気と混合するためのベンチュリチューブ8を備えている。図1に示すように、ベンチュリチューブは、ラジアル型であることが可能である。たとえ、ベンチュリチューブが別の型であっても、又はバーナ本体3の中にベンチュリチューブが無い場合でも、本発明で保護される適用範囲には、影響を受けることはない。
同様に、一次空気の流れは、本発明の革新的な目的から外れることなく、調理台14の上から、あるいは調理台の下から得られるようになっている。
特定な実施例に示されているバーナ本体3は、ベンチュリチューブの下流に位置している円環状のチャンバ20の形を定めている。チャバ20は、円形のフレームクラウンを発生させるように設計された、円環状のフレームディフューザ4を構成している、外側に開口した、さまざまな形のスリットを備えている。
しかし、前述のフレームディフューザ4は、カバー5とバーナ本体3の間に保持され、チャンバ20の側壁を形成する別体のものとして製作することも可能である。
図1に示されているバーナ内の円環状チャンバ20の上部壁は、さらに、対応する(重ねて置かれる)部品同士を一緒に置くことによって、バーナ本体3と初期結合できるように成形されたカバー5の下部壁面によって構成されている。通常、バーナ1は、フライパン、或いはソースパンを保持するためのグリル、安全のための熱電対13、及び点火栓12を備えている。
すでに述べたように、本発明によれば、バーナ1は、差込みピン式を採用した、簡単に装脱着できる取り付け手段9、10を備えている。差込みピン式は、軸方向の結合によって、メス部分10に装入されている、少なくとも1つのオス部分の初期の相互結合局面と、それに続くオス部分とメス部分を固定する局面を見越した方式となっている。
メス部分10及びオス部分9が、相互開放位置と相互保持位置を有するような方式で成形されているため、固定は、メス部分に対してオス部分を回転させることにより達成されることになる。
さらに詳しくは、バーナ1の、簡便に装脱着可能な取り付け手段は、バーナのA−A軸に対して対称位置にあり、前記軸と平行に延長され、対応するハウジング10に対して出し入れができるようになっているヘッド21、21'を有するピン9、9'から構成されている。ピン9、9'及びハウジング10は、上述の一時的取り付け手段のオス部分とメス部分を構成している。
ここに示されている、本発明によるバーナ1の特定の実施例では、各ピン9、9'は、カップ2と一体になっている。一方、ハウジング10は、カバー5の下面に沿って加工されており、カバー5の折り曲げられたエッジ16によって定められ、ピン9、9'に応じた数の、幅広な開放部17、17'を有する溝10を構成している。
図示のバーナ1では、ピン9、9'のヘッド21、21'を開放するための、幅広な部分17、17'は、ピン9、9'に関するカバー5の2つの角度位置において、ピン9、9'と整合するように、相互に軸対称に配置されている。
すでに述べたように、幅広の部分17、17'は、ピン9、9'のヘッド21、21'が溝10の中に入るのに充分な大きさとなっている。一方、エッジ16は、前述のヘッド21、21'が溝10から外れないように、バーナ1のA−A軸の方向に伸びている。カップ2に設けられたねじ孔(内ねじ)にねじ込むことによって、カップ2と一体になるように、ピン9、9'には、ねじが切られている。
実施例には示されていないが、代替の方法として、ピン9、9'とカップ2を一体で製作することが可能であり、或いは溶接によって、カップ2と一体にすることも可能である。
バーナ本体3は、ピン9、9'の数に相当する数の収容部、又はスロット18、19を有している。ピン9、9'は、バーナ本体がカバー5とカップ2の間で軸方向に保持されるように、スロットの中に、自由に滑り込むことができるようになっている。
図に示されているように、バーナ本体を、軸方向(すなわち、バーナのA−A軸と平行な方向)に保持することは、カバー5とカップ2の間の機械的結合に任されているので、バーナ本体3の収容部、またはスロット18、19は、ピン9、9'の軸部だけでなく、前記ピンのヘッド21、21'が、ちょうど通り抜けられる大きさになっている。このことは、ピン9、9'がバーナ本体を保持することに影響を及ぼすことはない。
本発明によるバーナの別の実施例では、ピン9、9'は、バーナ本体3の外側にあり、したがって、バーナ本体は、前記ピン9、9'に結合されるように成形されている部分を必要としないようになっている。
ここに図示されているバーナ1の組み立て及び分解は、まず、カップ2と統合するために、バーナのカップ2に設けられている内ねじに、ピン9、9'をねじ込むことから始まり、次いで、調理台に設けられている孔の中にカップ2を置き、それから、ねじ要素、又はクリップのような既知の手段を用いてカップ2を調理台に固定することになる。
これに続いて、バーナ本体3は、ピン9、9',及び成形されたヘッド21、21'を、バーナ本体に備えられているスロット18,19の中に装入し、滑らせることによって、軸方向に重ねて置かれる部品と共に、カップ2の上に組み立てられることになる。
ピン9、9'が、スロット18、19の中で噛み合うことにより、バーナ本体3を、カップ2に対して完全に同芯とすることが確実となり、したがって、インジェクタ7が、バーナ本体にあるベンチュリチューブ8の垂直なアクセスダクトと、完全に一直線上に整列されていることを意味している。
続いて、カバー5が、バーナ本体3の上に置かれる。そこで、先ず、前記ヘッドを幅広部分17、17'の溝に装入する前に、溝10の幅広部分17、17'が、ピン9、9'のヘッド21、21'と対応しているかどうか確認し、最終的に、成形されたヘッド21、21'が、溝10の中の、保持用の壁(エッジ)16と一致するように、ピン9、9'に対して、カバー5を回転させる。
カップ2を調理台14に取り付けるために、公知の方法が用いられない場合、ピン9、9'の長さ、及びカップ2と同様に、バーナ本体の形も、調理台14と結合するために、図1に示されているように、バーナ1全体の高さまで立ち上げることが可能となっている。これは、カップ2を調理台14に装着するための孔の端面が、バーナ本体3とカップ2の間に挟まれた位置にあるおかげである。
適切に成形されている部分を有するバーナ本体3とカップ2が、ピン9、9'、及び溝10によって、互いに拘束された時、調理台の前記端面は、バーナ本体とカップ2の前記成形部分の間で、しっかり固定される。
前記バーナ1を分解するには、前述の手順を逆の順序で繰り返えす。
取り付け手段9と10によって、カバー5とカップ2を簡便に装脱着でき、容易で、かつ、効果的に、このバーナを、さまざまな種類の車両上に、たとえ走行中であろうと、極めて安全に搭載することが可能となる。同時に、清掃、或いはメンテナンスのために必要になった場合、使用者は、素早く分解することができる。
部品同士を挟むことによって作動する手段、従って弾性を有する要素が無い取り付け手段9、10を用いることによって、そのような取り付け手段に付随する、機能の経時劣化は、本質的に起こらないようになる。
さらに、請求項に記載されているように、簡単に装脱着できる取り付け手段9、10は、バーナ本体3からカバー5を取外すことなく、使用者が、バーナ1の外面を、簡単に清掃することを可能にしている。一方、前記バーナ1は、構造的に簡単であるので、低コストで製造することができる。
本発明によるバーナの斜視図であり、部分的に断面を示している。 図1に示すバーナの簡略断面図である。 図1に示すバーナのカバーを下から見た図である。
符号の説明
1 ガスバーナ
2 カップ
3 バーナ本体
4 フレームディフューザ
5 上部カバー
7 インジェクタ
8 ベンチュリチューブ
9,9' オス部分(ピン)
10 メス部分(溝)
11 グリル
12 点火プラグ
13 熱電対
14 調理台
15 連結パイプ
16 保持位置(エッジ)
17,17' 開口部
18,19 収容部(スロット)
20 円環状チャンバ
21,21' 成形ヘッド

Claims (10)

  1. 調理台(14)用ガスバーナ(1)であって、
    少なくとも一つのバーナ本体(3)が装着されており、前記調理台に拘束されているバーナカップと、
    前記バーナ本体に、取外し可能に装着されている、少なくとも1つの上部カバーと、
    少なくとも1つのフレームクラウンを造り出すように設計されている、少なくとも1つの円環状フレームディフューザとを備え、かつ
    前記バーナは、前記バーナカップの上に、前記少なくとも1つのカバーを簡単に装脱着できる取り付け手段(9)(9' )(10)を備え、
    前記バーナ本体は、前記カバーと前記カップの中間に保持されているものにおいて、
    前記簡単に装脱着できる取り付け手段は、
    前記カップと一体の、少なくとも1つのオス部分(9)(9')と、
    前記カバーと一体の、少なくとも1つのメス部分(10)から構成されるか、
    或いは、オス部分とメス部分を相互に入れ替えて構成されており、
    オス部分は、メス部分に装入されて、少なくとも1つの保持位置と、少なくとも1つの開放位置の間を、相互に動くことができるようになっていることを特徴とする調理台用ガスバーナ。
  2. 前記の簡便に装脱着できる取り付け手段は、差込みピン式であることを特徴とする、請求項1記載のバーナ。
  3. 簡便に装脱着できる取り付け手段の前記オス部分は、メス部分を構成している、対応するハウジング(10)に装入されるように設計されている成形ヘッド(21)(21')を有する、少なくとも1つのピン(9)(9')を備えていることを特長とする、請求項2に記載のバーナ。
  4. 少なくとも1つのピンは、前記バーナの対称軸(A−A)と平行な軸に沿って伸びていることを特徴とする、請求項3に記載のバーナ。
  5. 前記の、少なくとも1つのピンは、バーナのカップと一体となっていることを特徴とする、請求項3または4記載のバーナ。
  6. 少なくとも1つのピンは、バーナの前記カップに切られた、対応する内ねじに取り付けられるねじであることを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載のバーナ。
  7. 前記バーナ本体は、前記の少なくとも1つのピンが、その中で自由に動くことが可能な、1つ、又はそれ以上のスロット、或いは収容部(18)(19)を含んでいることを特徴とする、請求項3〜6のいずれかに記載のバーナ。
  8. 前記ハウジング(10)は、その中に、前記の、少なくとも1つのピンの、前記成形ヘッドが収容される溝(10)を有し、この溝は、前記成形ヘッドの出入りを可能とする、少なくとも1つの、幅広の開口部(17)(17')を備えている、請求項3〜7のいずれかに記載のバーナ。
  9. 少なくとも1つの円環状フレームディフューザは、全体として、バーナ本体によって形成されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のバーナ。
  10. 前記バーナ本体は、前記円環状のフレームディフューザに連結される、少なくとも1つの、円環状チャンバ(20)の形を定め、かつこの円環状チャンバ(20)の上部壁は、少なくとも部分的に、前記カバーの下面によって構成されている、請求項1〜9のいずれかに記載のバーナ。
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