JP2006523264A - Vocフリー塗膜剥離剤 - Google Patents

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Abstract

実質的に不揮発性の、ある種のオリゴアルキレングリコール及び/又はそれらのモノアルキルエーテル、及び/又はそれらのヒドロキシエステルを、消泡剤、水、及び/又は湿潤剤と併用してもよい、選び抜かれた、(部分的に)中和されていてもよい、不揮発性の、水酸基を有するジ/オリゴアミンと組み合わせて利用することで、ペンキ、印刷インク、及び床用ワックスのような塗膜を剥離する、VOCフリーで、腐食性が最小の高性能な剥離剤の製造が可能となることが見出された。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2003年4月3日出願の米国出願第60/460,060号の利益を主張し、その全ては参照することにより本明細書に取り込まれるものである。
固体基材から有機高分子塗膜の除去を補助するために使用される従来の剥離剤は、一般にかなりの割合の揮発性有機溶媒(通常、グリコールエーテル、ケトン及び/又はエステル)を、しばしばアンモニア、揮発性アミン、及び/又は苛性ソーダのような腐食剤と併せて含むものである。これらの剥離剤は、塗布する人や近くにいる人を、特に換気不良の条件下での長時間の使用中に、可燃性及び該揮発性物質の吸入を伴う毒性の危険にさらす。使用しているすぐ近くにいる人の健康及び安全性を悪化させるのはもとより、暖房及び/又はエアーコンディションのため空気を循環させている施設での、これらの有害物質の塗布は、低濃度であっても、さらに多くの人々を過剰の予期しない危険に曝すことになる。
(発明の要約)
上述の揮発性有機溶媒、揮発性アミン及び腐食剤を、実質的に不揮発性のオリゴマーアルキレングリコール及び/又はある種のモノエーテル、及び/又はヒドロキシエステルのエーテル(式A参照)、並びに(部分的に酸で中和されていてもよい)ジ/オリゴアミン(式B参照)と、任意にしかし好ましくは消泡剤、湿潤剤及び/又は水と共に組み合わせたもので置き換えると、意外にも、より一層機能が強化され、臭気及び取り扱いの危険性が大幅に減少したものをユーザーに提供することができることが、見出された。
一態様に於いては、式A及び式Bにそれぞれ対応する、1又はそれ以上のオリゴアルキレングリコール及び/又はそのモノアルキルエーテル、及び当該オリゴグリコールから誘導されるヒドロキシエステル及び/又は関連するモノエーテルと、1又はそれ以上の(部分的に)中和されている、不揮発性のジ/オリゴアミンとを併せて含む(実質的に含んで成る)組成物に関する。限定的に選択された、式A及び式Bで表される物質の好ましい態様を表A及び表Bにそれぞれ示す。
式A:
R(OR’)OA
式中、Rは、水素、又は1価の、炭素数1〜6の飽和炭化水素基(例えば、メチル、エチル、イソプロピル、ブチル、2−ブチル、3級ブチル、ネオペンチル、シクロヘキシル)又はフェニル基であり、R’はそれぞれ炭素数2〜6の、2価の飽和炭化水素基(例えば、1,2−エチル、1,2−プロピル、1,3−プロピル、1,2−ブチル、1,4−ブチル、1,3−(2−メチル)プロピル、1,3−ネオペンチル、1,4−シクロヘキシル)から選ばれ、Aは水素又は炭素数2〜4のヒドロキシアシル基から選ばれる1価の基であり、そしてxは3〜20の整数である。
式B:
NR[(R)NR
式中、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、及びプロピル基から、及び/又は2−ヒドロキシエチル、又は2−、又は3−ヒドロキシプロピル基から選ばれ、そしてR及びRはそれぞれ独立して炭素数2〜12の、2価の飽和炭化水素又はエーテル基(例えば、1,2−エチレン、1,2−プロピレン、1,4−ブチレン、1,3−シクロペンチル、4,4’−ビスシクロヘキシルエーテル、2−シクロペンチル、メチレンオキシ、1,5−ヘキシレン)から選ばれ、そしてyは0〜5の整数である。
もう一つの態様においては、本発明の組成物は、式Bで表される化合物であって、アミン水素原子を1つだけ有する、すなわち、R、R、R、R及びRのうちの1つだけが水素原子である式Bで表される化合物を含有している(を用いて製造されている)。この場合、式Bで表される化合物中の全ての窒素原子(水素1個で置換されている窒素である、1つを除いて)は3個の置換基を有している窒素原子である。
別の態様に於いては、組成物のpHが、(好ましくは二酸化炭素の添加によって)その混合物がpH6〜8、あるいは6〜7、又あるいは7〜8の範囲、又は皮膚及び/又は粘膜に接触するのに好ましく、また刺激性でない、生理的に許容されるpHを有するように調節されている、本明細書に示されるいずれかの組成物に関する。
別の態様に於いては、中和度が、本発明の組成物の容量に対して1〜10倍容量、又は1〜5倍容量の水で希釈することにより、6〜8の範囲のpH、又は皮膚及び/又は粘膜に接触するのに好ましく、また刺激性でない、生理的に許容されるpHを有する混合物を調製するように調節されている、本明細書に示されるいずれかの組成物(またはこれを製造する方法)に関する。
別の態様に於いては、中和剤がジ又はポリ塩基酸(表Cを参照)である、本明細書に示されるいずれかの組成物に関する。
別の態様に於いては、ワックス、印刷インク、及び/又はペンキのような有機高分子塗膜を固体の基材から除去することを目的として使用される、本明細書に示されるいずれかの組成物に関する。
別の態様に於いては、ラテックス系及び/又は油性のアルキッド、エポキシ、ビニル、アクリル、ポリアミド及びポリウレタン由来のワックス、印刷インク、及び/又はペンキ、すなわち酸化重合樹脂を固体の基材(例えばタイル、床、壁など;木材、セラミック、グラスファイバー、コンクリート、ラミネート、ビニール、ポリマー、金属など)から除去することを目的として使用される、本明細書に示されるいずれかの組成物に関する。
別の態様に於いては、洗浄剤、再付着防止剤、静電気防止剤などを含めて、消泡剤、水、及び/又は湿潤剤をさらに含有する、本明細書に示されるいずれかの組成物に関する。別の態様に於いては、オリゴアルキレングリコール及び/又はそのモノアルキルエーテルが実質的に不揮発性である、本明細書に示されるいずれかの組成物に関する。
別の態様に於いては、本明細書に示されるいずれかの組成物を固体の基材に適用することを含む、固体の基材から塗膜を除去する方法に関する。別の態様に於いては、本明細書に示されるいずれかの組成物の適用によって生ずる物質を、固体の基材から除去することを更に含む。本発明の方法の別の態様に於いては、除去される塗膜とはワックスであり、除去される塗膜とはインクであり、又は除去される塗膜とはペンキである。
別の態様に於いては、本明細書で定義される式A及び式Bにそれぞれ対応する、1又はそれ以上のオリゴアルキレングリコール及び/又はそのモノアルキルエーテルを、1又はそれ以上の(任意に)中和された、不揮発性のジ/オリゴアミンと共に組み合わせて含む、本明細書に示される組成物を製造する方法に関する。本発明の方法の別の態様に於いては、方法は、1又はそれ以上のワックス剥離剤用の添加剤、1又はそれ以上のインク剥離剤用の添加剤、又は1又はそれ以上のペンキ剥離剤用の添加剤を組み合わせて更に含む。このような添加剤及びこれらの使用は当業者には知られている。
別の態様に於いては、本明細書で定義される式A及び式Bにそれぞれ対応する、本明細書に具体的に示される1又はそれ以上のオリゴアルキレングリコール及び/又はそのモノアルキルエーテルを、本明細書に具体的に示される1又はそれ以上の(部分的に)中和されている、不揮発性のジ/オリゴアミンと併せて含有してなる、本明細書に示されるいずれかの組成物に関する。
別の態様に於いては、本明細書で具体的に示される1又はそれ以上のジ又はポリ塩基酸をさらに含有してなる、本明細書に示されるいずれかの組成物に関する。
別の態様に於いては、本発明の組成物は、本明細書に示されるいずれかの組成物を含んで成る、揮発性有機化合物(「VOC」)を含まない賦形剤を含有してなる。「VOCフリー」という用語は、実質的に、当該技術分野で知られている(例えばUS EPA Method 24で定義されている)、揮発性有機化合物であるとされる化学成分で製造されていない、又はそれらを含んでいない物質を意味する。
別の態様に於いては、式A及び式Bにそれぞれ対応する1又はそれ以上のオリゴアルキレングリコール及び/又はそのモノアルキルエーテルを、1又はそれ以上の、中和されていてもよい、不揮発性のジ/オリゴアミンと共に、組み合わせて含有する方法で製造される組成物である。
式A:
R(OR’)OA
式中、Rは水素、又は炭素数1〜6の、1価の飽和炭化水素基又はフェニル基であり、R’はそれぞれ炭素数2〜6の、2価の飽和炭化水素基から選ばれ、Aは水素又は炭素数2〜4のヒドロキシアシル基から選ばれる1価の基であり、そしてxは3〜20の整数である。
式B:
NR[(R)NR
式中、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、プロピル、2−ヒドロキシエチル、又は2−若しくは3−ヒドロキシプロピル基から選ばれ、R及びRはそれぞれ独立して、炭素数2〜12の2価の飽和炭化水素又はエーテル基であり、そしてyは0〜5の整数である。本発明の方法は更に、1又はそれ以上のジ又はポリ塩基酸を組み合わせること;1又はそれ以上のワックス剥離剤用の添加剤、1又はそれ以上のインク剥離剤用の添加剤、又は1又はそれ以上のペンキ剥離剤用の添加剤を組み合わせること;又は消泡剤、水、湿潤剤又はこれらの組み合わせ、を組み合わせること;を含む。この方法は本明細書で示される、いずれの工程、方法、試薬又は中間体をも包含することができる。
本発明の1又はそれ以上の態様の詳細は、添付の図面及び以下の記載により説明される。本発明の他の特徴、目的、及び利点は、明細書及び図面、並びに特許請求の範囲から明らかである。
(発明の詳細な説明)
本明細書で用いられる「炭化水素」という用語は、水素及び炭素のみを含有する基を、「オキサ炭化水素」又は「エーテル」という用語はエーテル官能基、すなわち、−O−、酸素、炭素及び水素のみを含有する基を、「不飽和」という用語は、「C=C結合」又は「炭素−炭素2重結合」を有する基を、「3官能性(trifunctional)の基」という用語は3個の結合部位を有する基(3価の基)[例えば、−CH(−)CH−、1,3,5−C,−OCHC(−)=CH(−)]を意味する。
「多官能性(multifunctional)」という用語は、複数の官能基を有する基(例えば、同じ基の中のアミノ基及び水酸基)を意味する。
「中和する」という用語は、物質のpHを適当な中和剤(すなわち、酸、塩基など)を用いて調節する工程又は結果を意味する。
「実質的に不揮発性」という用語は、目的の物質が実質的に低揮発性であるという特性を意味するものであり、又は下記の揮発性基準:
1)米国環境保護庁(EPA)の Method 24;
2)米国材料試験協会(ASTM)の Method D 3960;
3)室温における蒸気圧が0.1mm Hg以下である;
の1つ又はそれ以上と実質的に合致するか又はこれらの基準を上回るものであり、そのようなものが不揮発性の特性であると考えられている。
本発明の物質が実質的に不揮発性であるということに由来する更なる利点は、揮発性の類似品とは異なって、塗布部位にこれが残留することにより、浸透及び軟化させるのに非常に少ない剥離剤で済み、比較的厚い、及び/又は溶媒抵抗性の塗布層(長期暴露による)を、従来処方の剥離剤を適用するときに必要とされるような、揮発した成分を補うために繰り返して塗布するという必要もなく、剥離することができることである。有用性に実質的に影響を与えず、腐食性を最小(表C参照)にするために、製剤のpHを6〜8の範囲に、又は、皮膚及び/又は粘膜に接触するのに好ましく、また刺激性でない、生理的に許容されるpHを有するように調節するために、多種の有機及び/又は無機の酸を有効に使用することができる。殆どの樹脂を溶解するという重要な用途のために、高いアルカリ性pH(9+)によっている従来の水希釈性の剥離剤と異なり、本発明の剥離剤の剥離効果は、〜4から〜10の範囲のpHの影響を実質的に受けない。しかしながら本発明の実施で好ましく使用される(使用可能な)中和用の酸は、無機又は有機酸のどちらかの一塩基酸ではなく、ジ及び/又はポリ塩基酸である。本発明の実施において有用な中和用酸の好ましい例を、表Dに示す。
本発明の組成物の更なる特徴及びそれに関連する方法は、本発明の組成物の使用中に二酸化炭素(本発明で用いられる中和剤の全部又は一部に二酸化炭素を用いる場合を含む)が発生することであり、これにより組成物が「自己発泡」又は「自己泡立ち」を起こす。この性質が、改善された方法によって本発明の組成物を除去すべき塗膜、インク又はペンキと混合、分散及び接触させて、基材から塗膜、インク又はペンキを除去する効果を増強させるのである。
消泡剤(例えば、回転式機器(rotary motion machine) による洗浄のような、通気を含む適用)及び/又は湿潤剤(例えば、ワックスのような界面エネルギーの低い基材)のような任意の添加剤を少量適用することによって、これらの剥離剤の能力を、本来の利点を損うことなく、さらに増強することが示された。
以下の表A〜D及び、その後に続く実施例1〜6に関連して提供される例示的な物質は説明のためのもであり、本発明の実施に有用な組成物の範囲を全て網羅しているものではない。本発明の教示を逸脱することなく、当該情報から容易に更なる類似の組成物及び/又はそのような物質の適用が得られることは、当業者には認識されているところである。
式A:
R(OR’)OA
式中、Rは、水素、又は炭素数1〜6の1価の飽和炭化水素基(例えば、メチル、エチル、イソプロピル、ブチル、2−ブチル、3級ブチル、ネオペンチル、シクロヘキシル)又はフェニル基であり、R’はそれぞれ炭素数2〜6の、2価の飽和炭化水素基(例えば、1,2−エチル、1,2−プロピル、1,3−プロピル、1,2−ブチル、1,4−ブチル、1,3−(2−メチル)プロピル、1,3−ネオペンチル、1,4−シクロヘキシル)から選ばれ、Aは水素又は炭素数2〜4のヒドロキシアシル基から選ばれる1価の基であり、そしてxは3〜20の整数である。
本発明の実施において有用なオリゴアルキレングリコール及び関連するモノエーテルの具体例は、表Aを参照されたい。
式B:
NR[(R)NR
式中、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、及びプロピル基、及び/又は2−ヒドロキシエチル、又は2−若しくは3−ヒドロキシプロピル基から選ばれ、R及びRはそれぞれ独立して炭素数2〜12の、2価の飽和炭化水素又はエーテル基(例えば、1,2−エチレン、1,2−プロピレン、1,4−ブチレン、1,3−シクロペンチレン、4,4’−ビスシクロヘキシルエーテル、2−シクロペンチル、メチレンオキシ、1,5−ヘキシレン)から選ばれ、そしてyは0〜5の整数である。
本発明の実施において有用なジ/オリゴアミン及び関連するモノエーテルの具体例については表Bを参照されたい。
(表A)
A1) ポリ(1,3−)シクロペンチレングリコール(400−Mw)
A2) ペンタ(1,4−)ブチレングリコール モノ2−プロピルエーテル
A3) ポリエチレングリコール(200−Mw) モノブチルエーテル
A4) ヘキサ(1,3−)プロピレングリコール
A5) トリス(1,6−)ヘキシレングリコール モノメチルエーテル
A6) ポリエチレングリコール(400−Mw) モノ(3−エトキシ)−2−プロピ ルエーテル
A7) オクタ(1,2−)プロピレングリコール
A8) オクタ(1,2−)プロピレングリコール モノシクロヘキシルエーテル
A9) ポリ(エチレン−プロピレングリコール)(600Mw)
A10)テトラキス(ビスメチロール)エタン
A11)モノ2−ヒドロキシプロピオン酸 ヘキサ(1,3−)プロピレングリコール
A12)ヒドロキシ酢酸 ポリ(1,3−)シクロペンチレングリコール(400Mw) モノメチルエーテル
A13)2−ヒドロキシ−2−メチル酪酸 トリス(1,6−)ヘキシレングリコール モノエチルエーテル
A14)3−ヒドロキシプロピオン酸 トリスエチレングリコール モノビニルエーテル
A15)モノ4−ヒドロキシブタン酸 エチレン,1−4,ブチレングリコール(300 Mw)モノプロピルエーテル
(表B)
B1) N,N,N,N−テトラプロピルエチレンジアミン
B2) テトラエチレンペンタミン
B3) 4−(4−アミノ−2,ブチル)モルホリン
B4) N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−1,4−シクロヘキサンジアミン
B5) N,N−ジブチル−2,5−ヘキサンジアミン
B6) N,N−ビス(2−エトキシ−イソプロピル)−1,2,3−トリスアミノプ ロパン
B8) α,ω−ポリ(1,2−)プロピレングリコール250(Mw)ジアミン
B9) 1,4,8−トリス(N−メチル)−シクロデカントリアミン
B10)ビス(6−アミノ)−n−へキシルエーテル
(表C)
C1) 硫酸
C2) リン酸
C3) クエン酸
C4) メチル無水テトラヒドロフタル酸
C5) 飽和C−C二塩基酸の混合物
C6) ビス(ドデシルフェニル)オキサイドビス硫酸
C7) フマル酸
C8) ビスリン酸のビス−n−オクチルエステル
C9) トウモロコシ油脂肪酸の二量体
C10)オキシビス酢酸
C11)ラウリン酸
C12)乳酸
C13)リン酸のビスオクチルエステル
C14)トルエンスルホン酸
C15)硫酸モノオクチル
C16)リシノレイン酸
C17)塩酸
C18)フェノキシ酢酸
C19)フェニルホスホン酸
C20)グルタル酸
(表D)
D1) 硫酸
D2) リン酸
D3) クエン酸
D4) メチル無水テトラヒドロフタル酸
D5) 飽和C−C二塩基酸の混合物
D6) ビス(ドデシルフェニル)オキサイドビス硫酸
D7) フマル酸
D8) ビスリン酸のビス−n−オクチルエステル
D9) トウモロコシ油脂肪酸の二量体
D10)二酸化炭素
本発明を下記の実施例において更に説明する。インク、ペンキ及び染料中のラテックス塗料に適用される本発明の更に増幅された範囲及び有用性を、実施例により説明するものである。これらの実施例は本発明の説明のみを目的とするもので、これによって本発明は何ら限定されるものではないと理解されたい。引用例は全て、参照することにより本明細書に取り込まれる。
(実施例)
当該実施例は、本発明の代表的な剥離剤の製造方法、及びこれらの優位性を、従来の類似物と、VOCの最小化、可燃性及び腐食性pH条件について比較することにより示すものである。
表示されている成分を、316型ステンレス製の装置内で外部を水冷して、よく精製した分散剤を用いて、表示された温度範囲を維持しつつ、順次混合した。3倍容量の水で希釈して、そのまま使用可能な(RTU)剥離剤を得た。本発明の剥離剤及び従来品、及び市販の類似品の、pH、引火点(℃、Tag closed cup)、及びVOC含有重量%(ASTM D3960)を評価し、表1にその結果を示す。
Figure 2006523264
当該実施例は、本発明の剥離剤の優位性を、乾燥した枚葉インクをスチール基材から除去することに関して、従来の製品と比較することにより示すものである。
清浄な乾燥した炭素鋼パネル(Q Panel Corp.)に、マゼンタ枚葉印刷用インク塗料(VS9835,Van Saun Corp.)を塗布(湿潤時の厚さ10ミクロン)し、得られた塗膜を室温で10日間空気にさらして、試験パネルを作成した。剥離剤は(希釈しないで)、それぞれ5枚の試験パネル上に2ミル(mills)ドローダウンし、次いで順次、5分間浸漬し、20%イソプロパノール水溶液で洗い流して軟化及び/又は溶解したインクを除去し、室温で一晩乾燥させて個別に評価した。平均除去率は各パネルから任意に選択した10箇所から求めた。剥離剤の反復塗布、浸漬及び洗い流しのサイクルは、目視によって完全に(〜97%)インクが除去されるまで行った。これらの試験結果を表2に示す。
Figure 2006523264
当該実施例は、本発明の剥離剤の優位性を、乾燥したワックスを塩化ポリビニル床タイルから除去することに関して、従来の製品と比較することにより示すものである。
高品質の市販床用ワックス(Signature,S.C.Johnson Corp.)を、清浄、乾燥、黒色で硬い塩化ポリビニル床用タイル(Armstrong Corp.)に、室温(20〜22℃)及び湿度(58〜62%)で、塗布と塗布の間に40〜45分乾燥させて、5回塗布(それぞれ湿潤時の厚さ4ミル(mil))し、得られた塗膜を室温で10日間空気で乾燥して、試験タイルを作成した。剥離剤は(水:剥離剤が4:1になるように希釈)、それぞれ5枚の試験タイル上に5ミル(mills)ドローダウンし、次いで順次、10分間浸漬し、イソプロパノールで洗い流して軟化及び/又は溶解したワックスを除去して個別に評価した。剥離剤の反復塗布、浸漬及び洗い流しのサイクルは、目視によって完全に(〜96%)ワックスが除去されるまで行った。これらの試験結果を表3に示す。
Figure 2006523264
当該実施例は、本発の明剥離剤の優位性を、乾燥したラテックスペンキを木製フローリングから除去することに関して、従来の製品と比較することにより示すものである。
高品質の白色ラテックスペンキ(Sears Best,Sears)を、清浄な、乾燥した、オーク材の寄木床用パネル(Boise Cascade)に塗布(湿潤時の厚さ4ミル(mil))し、得られた塗膜を室温で10日間空気乾燥して、試験サンプルを作成した。剥離剤を希釈しないで、それぞれ5枚の試験パネル上に5ミル(mills)ドローダウンし、次いで順次、15分間浸漬し、20%イソプロパノール水溶液で洗い流して軟化及び/又は溶解したペンキを除去して個別に評価した。各パネルのペンキ除去の程度は、レーザー干渉計を用いて、各パネル上の任意に選択された10箇所の平均除去率として算出した。剥離剤の反復塗布、浸漬及び洗い流しのサイクルは、目視によって完全に(〜99.5%)ペンキが除去されるまで行った。これらの試験結果を表4に示す。
Figure 2006523264
当該実施例は、本発明の剥離剤の優位性を、アルキッドペンキをコンクリートから除去することに関して、従来の製品と比較することにより示すものである。
高品質のアルキッドペンキ(Duron Corp.Duracote Black Gloss Enamael))を、清浄な、乾燥した、十分に硬化した、滑らかなコンクリート床用パネルに塗布(湿潤時の厚さ4ミル(mil))し、得られた塗膜を室温で10日間空気乾燥して、試験用パネルを作成した。剥離剤を希釈しないで、それぞれ5枚の試験パネル上に5ミル(mills)ドローダウンし、次いで順次、2時間浸漬し、20%イソプロパノールで洗い流して軟化及び/又は溶解したペンキを除去し、室温で一晩乾燥させて、各パネル上の任意に選択された10箇所の平均除去率として、個別に評価した。剥離剤の反復塗布、浸漬及び洗い流しのサイクルは、目視によって完全に(〜99%)ペンキが除去されるまで行った。これらの試験結果を表5に示す。
Figure 2006523264
当該実施例は、本発明の剥離剤の優位性を、自動車用焼付けエナメルをグラスファイバー・ポリエステル製シート成型材料から除去することに関して、従来の製品と比較することにより示すものである。
試験用パネルは、高品質の黒色のアクリル−メラミン自動車用焼付けエナメル(DUCO−26174))を、清浄な、乾燥した、シート成型用ストックパネル(20%E Glass SMC,Raytheon−1763)に塗布(湿潤時の厚さ4ミル(mil))し、得られる塗膜を165〜185℃で30分間オーブンで乾燥して調製した。剥離剤を、それぞれ5枚の試験パネル上に5ミル(mills)ドローダウンし、次いで順次、24時間浸漬し、50%イソプロパノールで洗い流して軟化及び/又は溶解したペンキを除去して、個別に評価した。剥離剤の反復塗布、浸漬及び洗い流しのサイクルは、目視によって完全に(〜99.8%)ペンキが除去されるまで行った。これらの試験結果を表6に示す。
Figure 2006523264
本発明の化合物(本明細書中の組成物中で用いられるものを含む)は1又はそれ以上の不斉中心を含んでいてもよく、それにより、ラセミ体及びラセミ混合物、単一の光学異性体(エナンチオマー)、個々のジアステレオマー及びジアステレオマー混合物として存在する。E−、Z−及びシス−、トランス−2重結合異性体もまた想定される。これらの化合物のこのような全ての異性形態は本発明に包含されることは明らかである。本発明の化合物は複数の互変異性型としても示され、このよう場合においては、本明細書に記載されている化合物の全ての互変異性型は本発明に包含されることは明らかである。このような化合物の全てのそのような異性形態は本発明に包含されることは明らかである。本明細書に記載されている化合物の全ての結晶形は本発明に包含されることは明らかである。
本明細書の記載と類似又は均等である方法及び物質は本発明の実施や試験に用いることができるものであるが、その方法及び物質の適当なものは前述の通りである。さらに、本明細書に記載の物質、方法、及び実施例は単に説明目的のためのみのものであり、それらは何ら本発明を限定するものではない。
本発明の実施態様が多数記載されているが、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく多くの修飾が可能であることは認識されているところである。従って、その他の態様も前述の特許請求範囲の内に含まれるものである。

Claims (20)

  1. 1又はそれ以上のオリゴアルキレングリコール及び/又はそのモノアルキルエーテルを、1又はそれ以上の(部分的に)中和されていてもよい、不揮発性のジ/オリゴアミンと併せて含有してなる組成物であって、それぞれ
    式A:
    R(OR’)OA
    (式中、Rは、水素、又は1価の、炭素数1〜6の飽和炭化水素基又はフェニル基であり、R’はそれぞれ2価の、炭素数2〜6の飽和炭化水素基から選ばれ、Aは水素又は炭素数2〜4のヒドロキシアシル基から選ばれる1価の基であり、そしてxは3〜20の整数である)及び
    式B:
    NR「(R)NR
    (式中、R、R及びRはそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、プロピル、2−ヒドロキシエチル、又は2−又は3−ヒドロキシプロピル基であり、そしてR及びRはそれぞれ独立して炭素数2〜12の、2価の飽和炭化水素又はエーテル基であり、そしてyは0〜5の整数である)
    で表される。
  2. 中和度(pH)が、請求項1の組成物の容量に対して1〜10倍容量の水によって希釈した場合、pH6〜8の範囲である混合物を生成するように調整されている、請求項1に記載の組成物。
  3. 組成物が、ジ又はポリ塩基酸である中和剤を更に含有してなる、請求項1に記載の組成物。
  4. 組成物が、ジ又はポリ塩基酸である中和剤を更に含有してなる、請求項2に記載の組成物。
  5. 組成物が、消泡剤、水、湿潤剤又はこれらを組み合わせたものを更に含有してなる、請求項1〜4の何れかに記載の組成物。
  6. オリゴアルキレングリコール及びそのモノアルキルエーテルが、実質的に不揮発性である、請求項1〜4の何れかに記載の組成物。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の組成物の塗布を適用することよりなる、ワックス、印刷インク、及び/又はペンキのような有機高分子塗膜を固体の基材から除去する方法。
  8. 請求項1〜6の何れかに記載の組成物の塗布を適用することよりなる、ワックス、印刷インク、及び/又はペンキを固体の基材から除去する方法。
  9. 請求項1〜6の何れかに記載の組成物の塗布を適用することよりなる、塗膜を固体の基材から除去する方法。
  10. 除去する塗膜がワックスである、請求項9に記載の方法。
  11. 除去する塗膜がインクである、請求項9に記載の方法。
  12. 除去する塗膜がぺンキである、請求項9に記載の方法。
  13. それぞれが請求項1で定義された式A及び式Bで表される、1又はそれ以上のオリゴアルキレングリコール及び/又はそのモノアルキルエーテル、及び/又はそのヒドロキシエステルを、1又はそれ以上の(部分的に)中和されていてもよい、不揮発性のジ/オリゴアミンと共に、組み合わせて含有してなる、請求項1に記載の組成物を製造する方法。
  14. さらに1若しくはそれ以上のワックス剥離剤用添加剤、1若しくはそれ以上のインク剥離剤用添加剤、又は、1若しくはそれ以上のペンキ剥離剤用添加剤を組み合わせて含有してなる、請求項13に記載の組成物を製造する方法。
  15. 請求項1で定義された式A及び式Bでそれぞれ表され、1又はそれ以上のオリゴアルキレングリコール及び/又はそのモノアルキルエーテル、及び/又はそのヒドロキシエステルのエーテルを、1又はそれ以上の(部分的に)中和されていてもよい、不揮発性のジ/オリゴアミンと併せて含有してなる、請求項1に記載の組成物。
  16. 1又はそれ以上のジ又はポリ塩基酸を更に含有してなる、請求項1に記載の組成物。
  17. 1又はそれ以上のオリゴアルキレングリコール及び/又はそのモノアルキルエーテル、及び/又はエーテルエステルを、1又はそれ以上の(部分的に)中和されていてもよい、不揮発性のジ/オリゴアミンと共に、組み合わせて製造される組成物であって、それぞれ
    式A:
    R(OR’)OA
    (式中、Rは水素、又は1価の、炭素数1〜6の飽和炭化水素基又はフェニル基であり、R’はそれぞれ炭素数2〜6の、2価の飽和炭化水素基から選ばれ、Aはそれぞれ水素又は炭素数2〜4のヒドロキシアシル基から選ばれる1価の基であり、そしてxは3〜20の整数である)
    式B:
    NR「(R)NR
    (式中、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、プロピル、2−ヒドロキシエチル、又は2−又は3−ヒドロキシプロピル基であり、そしてR及びRはそれぞれ独立して炭素数2〜12の、2価の飽和炭化水素又はエーテル基であり、そしてyは0〜5の整数である)
    で表される。
  18. 1又はそれ以上のジ又はポリ塩基酸を更に組み合わせることを含有してなる、請求項17に記載の組成物。
  19. 1若しくはそれ以上のワックス剥離剤用添加剤、1若しくはそれ以上のインク剥離剤用添加剤、又は、1若しくはそれ以上のペンキ剥離剤用添加剤を更に組み合わせることを含有してなる、請求項17又は18に記載の組成物。
  20. 消泡剤、水、湿潤剤又はこれらを組み合わせたものを更に組み合わせることを含有してなる、請求項17〜19の何れかに記載の組成物。
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