JP2006521361A5 - - Google Patents

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JP2006521361A5
JP2006521361A5 JP2006507484A JP2006507484A JP2006521361A5 JP 2006521361 A5 JP2006521361 A5 JP 2006521361A5 JP 2006507484 A JP2006507484 A JP 2006507484A JP 2006507484 A JP2006507484 A JP 2006507484A JP 2006521361 A5 JP2006521361 A5 JP 2006521361A5
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  1. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y1−X−X−Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6
    [ここで、
    この配列は該ペプチドのN末端、C末端または内部の位置に存在し;
    Y1はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、S およびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  2. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y1−X−X−Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7
    [ここで、
    Y1はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  3. 下記の配列を含んでなる、最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y1−X−X−Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8
    [ここで、
    Y1はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  4. 下記の配列を含んでなる、最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y1−X−X−Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9
    [ここで、
    Y1はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  5. 下記の配列を含んでなる、最大51個のアミノ酸のペプチド:
    Y1−X−X−Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10
    [ここで、
    Y1はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  6. 下記の配列を含んでなる、最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y1−X−X−Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10−X−X−Y11
    [ここで、
    Y1はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E,RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y11はN、S、T、V、AおよびDからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  7. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸のペプチド:
    Y1−X−X−Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10−X−X−Y11−Y12
    [ここで、
    Y1はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y11はN、S、T、V、AおよびDからなる群から選択され;
    Y12はE、V、K、G、R、Q、D、N、H、TおよびSからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  8. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸のペプチド:
    Y1−X−X−Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10−X−X−Y11−Y12−X−X−Y13
    [ここで、
    Y1はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y11はN、S、T、V、AおよびDからなる群から選択され;
    Y12はE、V、K、G、R、Q、D、N、H、TおよびSからなる群から選択され;
    Y13はL、I、V、KおよびRからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  9. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸のペプチド:
    Y1−X−X−Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10−X−X−Y11−Y12−X−X−Y13−Y14
    [ここで、
    Y1はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y11はN、S、T、V、AおよびDからなる群から選択され;
    Y12はE、V、K、G、R、Q、D、N、H、TおよびSからなる群から選択され;
    Y13はL、I、V、KおよびRからなる群から選択され;
    Y14はL、S、M、Y、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  10. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y2−X−X−X−Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10−X−X−Y11−Y12−X−X−Y13−Y14
    [ここで、
    Y2はW、Y、F、H、L、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y11はN、S、T、V、AおよびDからなる群から選択され;
    Y12はE、V、K、G、R、Q、D、N、H、TおよびSからなる群から選択され;
    Y13はL、I、V、KおよびRからなる群から選択され;
    Y14はL、S、M、Y、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  11. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y3−X−X−X−Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10−X−X−X11−Y12−X−X−Y13−Y14
    [ここで、
    Y3はI、V、L、A、SおよびTからなる群から選択され;
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y11はN、S、T、V、AおよびDからなる群から選択され;
    Y12はE、V、K、G、R、Q、D、N、H、TおよびSからなる群から選択され;
    Y13はL、I、V、KおよびRからなる群から選択され;
    Y14はL、S、M、Y、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  12. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y4−X−X−Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10−X−X−Y11−Y12−X−X−Y13−Y14
    [ここで、
    Y4はT、S、I、K、N、H、R、Q、EおよびDからなる群から選択され;
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y11はN、S、T、V、AおよびDからなる群から選択され;
    Y12はE、V、K、G、R、Q、D、N、H、TおよびSからなる群から選択され;
    Y13はL、I、V、KおよびRからなる群から選択され;
    Y14はL、S、M、Y、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  13. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y5−X−X−Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10−X−X−Y11−Y12−X−X−Y13−Y14
    [ここで、
    Y5はI、V、T、K、L、N、Q、D、E、RおよびHからなる群から選択され;
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y11はN、S、T、V、AおよびDからなる群から選択され;
    Y12はE、V、K、G、R、Q、D、N、H、TおよびSからなる群から選択され;
    Y13はL、I、V、KおよびRからなる群から選択され;
    Y14はL、S、M、Y、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  14. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    Y6−Y7−X−X−X−Y8−X−Y9−Y10−X−X−Y11−Y12−X−X−Y13−Y14
    [ここで、
    Y6はP、GおよびC以外の任意のアミノ酸からなる群から選択され;
    Y7はI、L、V、N、Q、K、R、H、EおよびDからなる群から選択され;
    Y8はQ、H、R、N、E、D、KおよびPからなる群から選択され;
    Y9はQ、H、N、E、D、K、R、LおよびPからなる群から選択され;
    Y10はQ、H、N、E、D、KおよびRからなる群から選択され;
    Y11はN、S、T、V、AおよびDからなる群から選択され;
    Y12はE、V、K、G、R、Q、D、N、H、TおよびSからなる群から選択され;
    Y13はL、I、V、KおよびRからなる群から選択され;
    Y14はL、S、M、Y、N、Q、E、D、KおよびRからなる群から選択され;かつ、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  15. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    W−X−X−W−X−X−X−I−X−X−X−T−X−X−I−X−X−L−I−X−X−X−Q−X−Q−Q−X−X−N
    [ここで、
    Xは各々独立に任意のアミノ酸である]。
  16. 下記の配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなるペプチド:
    W−X1−X2−W−X3−X4−X5−I−X6−X7−X8−T−X9−X10−I−X11−X12−L−I−X13−X14−X15−Q−X16−Q−Q−X17−X18−N−X19−X20−X21−X22−X23
    [ここで、
    X1はM、L、I、Q、T、RおよびKからなる群から選択され;
    X2はE、D、QおよびKのいずれかであり;
    X3はE、DおよびKからなる群から選択され;
    X4はK、R、E、Q、NおよびTからなる群から選択され;
    X5はE、L、R、KおよびQからなる群から選択され;
    X6はN、D、S、E、Q、K、R、H、T、IおよびGからなる群から選択され;
    X7はN、Q、D、E、K、S、TおよびYからなる群から選択され;
    X8はY、F、H、I、VおよびSからなる群から選択され;
    X9はG、K、R、H、D、E、S、T、NおよびQからなる群から選択され;
    X10はK、H、E、Q、T、V、I、L、M、A、Y、FおよびPからなる群から選択され;
    X11はH、K、E、YおよびFからなる群から選択され;
    X12はT、S、Q、N、E、D、R、K、H、W、G、AおよびMからなる群から選択され;
    X13はD、E、Q、T、K、R、A、VおよびGからなる群から選択され;
    X14はD、E、K、H、Q、N、S、I、L、V、AおよびGからなる群から選択され;
    X15はS、Aおよび(P)からなる群から選択され;
    X16はN、K、S、T、D、E、Y、IおよびVからなる群から選択され;
    X17はE、D、N、K、GおよびVからなる群から選択され;
    X18はK、R、H、D、E、N、Q、T、M、IおよびYからなる群から選択され;
    X19はE、V、Q、M、L、JおよびGからなる群から選択され;
    X20はQ、N、E、K、R、H、LおよびFからなる群から選択され;
    X21はE、D、N、S、K、AおよびGからなる群から選択され;
    X22はL、IおよびYからなる群から選択され;かつ、
    X23はI、L、M、Q、SおよびYからなる群から選択される]。
  17. 図1で示される配列からなる群から選択される配列を含んでなる、請求項16に記載のペプチド。
  18. 下記式Iまたは式IIで表される、単離された複合体:
    Figure 2006521361
    [式中、
    mは1〜5の整数であり;
    nは1〜100の整数であり;
    oは1〜5の整数であり;
    pは1〜100の整数であり;
    AVは抗ウイルス化合物であり;
    L1およびL2はAVとPrとを共有結合させる多価リンカーであるか、またはL1およびL2は存在せず;
    Prはタンパク質であり;かつ、
    この複合体はイン・ビボにおいて、抗ウイルス活性を有する]。
  19. 前記抗ウイルス化合物がペプチドである、請求項18に記載の複合体。
  20. 前記ペプチドの分子量が約100kDA未満である、請求項19に記載の複合体。
  21. 前記ペプチドの分子量が約30kDA未満である、請求項19に記載の複合体。
  22. 前記ペプチドの分子量が約10kD未満である、請求項19に記載の複合体。
  23. 前記ペプチドがペプチド類似体である、請求項19に記載の複合体。
  24. 前記ペプチドが
    Figure 2006521361
    ペプチドDP178(T−20);および
    ペプチドT−1249
    [ここで、
    X1はM、L、I、Q、T、RおよびKからなる群から選択され;
    X2はE、D、QおよびKのいずれかであり;
    X3はE、DおよびKからなる群から選択され;
    X4はK、R、E、Q、NおよびTからなる群から選択され;
    X5はE、L、R、KおよびQからなる群から選択され;
    X6はN、D、S、E、Q、K、R、H、T、IおよびGからなる群から選択され;
    X7はN、Q、D、E、K、S、TおよびYからなる群から選択され;
    X8はY、F、H、I、VおよびSからなる群から選択され;
    X9はG、K、R、H、D、E、S、T、NおよびQからなる群から選択され;
    X10はK、H、E、Q、T、V、I、L、M、A、Y、FおよびPからなる群から選択され;
    X11はH、K、E、YおよびFからなる群から選択され;
    X12はT、S、Q、N、E、D、R、K、H、W、G、AおよびMからなる群から選択され;
    X13はD、E、Q、T、K、R、A、VおよびGからなる群から選択され;
    X14はD、E、K、H、Q、N、S、I、L、V、AおよびGからなる群から選択され;
    X15は S、Aおよび(P)からなる群から選択され;
    X16はN、K、S、T、D、E、Y、IおよびVからなる群から選択され;
    X17はE、D、N、K、GおよびVからなる群から選択され;
    X18はK、R、H、D、E、N、Q、T、M、IおよびYからなる群から選択され;
    X19はE、V、Q、M、L、JおよびGからなる群から選択され;
    X20はQ、N、E、K、R、H、LおよびFからなる群から選択され;
    X21はE、D、N、S、K、AおよびGからなる群から選択され;
    X22はL、IおよびYからなる群から選択され;かつ、
    X23はI、L、M、Q、SおよびYからなる群から選択される]
    からなる群から選択される配列を含んでなる最大51個のアミノ酸からなる、請求項19に記載の複合体。
  25. 前記タンパク質が血液成分である、請求項24に記載の複合体。
  26. 前記血液成分が赤血球、免疫グロブリン、IgM、IhG、血清アルブミン、トランスフェリン、P90およびP38、フェリチン、ステロイド結合タンパク質、チロキシン結合タンパク質、およびα−2−マクログロブリンからなる群から選択される、請求項25に記載の複合体。
  27. 前記血液成分がヒト血清アルブミンであり、リンカーがペプチドリンカーである、請求項25に記載の複合体。
  28. 前記血液成分がヒト血清アルブミンであり、リンカーが非ペプチドリンカーである、請求項25に記載の複合体。
  29. 前記複合体が融合タンパク質である、請求項27に記載の複合体。
  30. 前記リンカーL1またはL2がイン・ビボにおいて加水分解切断に対して安定な非変性リンカーである、請求項18に記載の複合体。
  31. 前記リンカーL1またはL2が、AVとPrとを共有結合させる少なくとも2つの官能基を含んでなる、請求項18に記載の複合体。
  32. 前記リンカーL1またはL2が、ヒト血清中において長時間加水分解上安定である、請求項18に記載の複合体。
  33. 前記リンカーL1またはL2が、ヒト血清中において8時間〜30日の半減期の間安定である、請求項18に記載の複合体。
  34. 前記リンカーL1またはL2が、アシルオキシメチルケトン、アジリジン、ジアゾメチルケトン、エポキシド、ヨード−、ブロモ−またはクロロアセトアミド、α−ハロエステル、α−ハロケトン、スルホニウム、クロロエチルスルフィド、O−アルキルイソ尿素、アルキルハリド、ビニルスルホン、アクリルアミド、アクリレート、ビニルピリジン、有機金属化合物、アリールジスルフィド、チオスルホネート、アルデヒド、ニトリル,α−ジケトン、α−ケトアミド、α−ケトエステル、ジアミノケトン、セミカルバゾン、およびジヒドラジドからなる群から選択される化合物の誘導体である、請求項18に記載の複合体。
  35. 前記リンカーL1またはL2が、アジドベンゾイルヒドラジド、N−[4−(p−アジドサリチルアミノ)ブチル]−3’−(2’−ピリジルジチオ)プロピオンアミド、ビス−スルホスクシンイミジルスベレート、ジメチルアジピミデート、ジスクシンイミジルタルトレート、N−y−マレイミドブチリルオキシスクシンイミドエステル、N−ヒドロキシスルホスクシンイミジル−4−アジドベンゾエート、N−スクシンイミジル[4−アジドフェニル]−1,3’−ジチオプロピオネート、N−スクシンイミジル[4−ヨードアセチル]アミノベンゾエート、グルタルアルデヒド、スクシンイミジル4−[N−マレイミドメチル]シクロヘキサン−1−カルボキシレート、N−ヒドロキシスルホスクシンイミド、マレイミド−ベンゾイル−スクシンイミド、γ−マレイミド−ブチリルオキシスクシンイミドエステル、マレイミドプロピオン酸、N−ヒドロキシスクシンイミド、イソシアネート、チオエステル、チオノカルボン酸エステル、イミノエステル、カルボジイミド、無水物および炭酸エステルからなる群から選択される化合物の誘導体である、請求項18に記載の複合体。
  36. 前記タンパク質がアルブミンである、請求項25に記載の複合体。
  37. 前記アルブミンが、乾物ベースで少なくとも10%の純度であるHSAまたは組換えHSAである、請求項36に記載の複合体。
  38. 前記結合がヒトアルブミンのCys−34に対するものである、請求項36に記載の複合体。
  39. 前記結合がヒトアルブミンのリジンに対するものである、請求項36に記載の複合体。
  40. mが1であり、nが1であり、かつ、タンパク質がHSAまたは組換えHSAである、請求項18に記載の複合体。
  41. nが1であり、タンパク質がHSAまたは組換えHSAであり、かつ、複合体が少なくとも30%の純度までさらに精製される、請求項18に記載の複合体。
  42. mが1であり、nが2であり、かつ、タンパク質がHSAまたは組換えHSAである、請求項18に記載の複合体。
  43. 化学量論比の(AV)−L1とPr、または化学量論比のAVとL2−(Pr)を合わせることにより製造される、請求項18に記載の複合体。
  44. 少なくとも約1.3:1の比率のPrと(AV)−L1の混合物を合わせることにより製造される、請求項18に記載の複合体。
  45. L1およびL2が存在せず、AVの活性化中間体を形成した後に、その活性化AV中間体とPrを縮合させることにより製造される、請求項18に記載の複合体。
  46. AVの活性化中間体が混合無水物またはN,N’−カルボニルジイミダゾール試薬から製造される、請求項45に記載の複合体。
  47. 少なくとも約30%の純度までさらに精製される、請求項43〜46のいずれか一項に記載の複合体。
  48. 血液成分に共有結合されている非ペプチド抗ウイルス化合物を含んでなる、抗ウイルス組成物。
  49. 請求項18に記載の複合体と生理学上許容される担体とを含んでなる、組成物。
  50. 生理食塩水を用いて処方された、または生理食塩水を用いずに処方された、請求項49に記載の組成物。
  51. 非経口投与用に処方された、請求項50に記載の組成物。
  52. 溶液、使用前に溶媒と合わせる乾燥製品、懸濁液、エマルション、および液体濃縮物からなる群から選択される、請求項51に記載の組成物。
  53. HIV gp41およびHIVの活性の阻害に用いられる請求項18に記載の複合体であって、この複合体は、抗ウイルス化合物と、そのタンパク質と反応して安定な共有結合を形成する少なくとも1つの反応性官能基を有するリンカーとを付着させることにより形成され、かつ、
    この複合体が、非コンジュゲート抗ウイルス化合物に比べて長時間血流中で有効な治療効果を維持する量で投与される、複合体。
  54. 前記複合体が請求項26に記載の複合体である、請求項53に記載の複合体。
  55. 前記タンパク質がHSAまたは組換えHSAである、請求項53に記載の複合体。
  56. 反応性官能基を含んでなるリンカーが、アシルオキシメチルケトン、アジリジン、ジアゾメチルケトン、エポキシド、ヨード−、ブロモ−またはクロロアセトアミド、α−ハロエステル、α−ハロケトン、スルホニウム、クロロエチルスルフィド、O−アルキルイソ尿素、アルキルハリド、ビニルスルホン、アクリルアミド、アクリレート、ビニルピリジン、有機金属化合物、アリールジスルフィド、チオスルホネート、アルデヒド、ニトリル、α−ジケトン、α−ケトアミド、α−ケトエステル、ジアミノケトン、セミカルバゾン、およびジヒドラジドからなる群から選択される化合物である、請求項53に記載の複合体。
  57. 抗ウイルス活性の惹起に用いられる請求項18に記載の複合体であって、抗ウイルス活性に有効な量を提供するのに十分な量で投与され、
    それにより、その複合体が非結合抗ウイルス化合物の寿命に比べて長時間血流中で維持される、複合体。
  58. 抗ウイルス活性の惹起に用いられる請求項18に記載の複合体の製造方法であって、
    a)化合物AV−L1またはAV−L2(ここで、AVは分子量60kD未満のペプチド抗ウイルス化合物であり、L1またはL2はAVと共有結合しているリンカーである)を製造すること;および
    b)エクス・ビボにおいて、この化合物AV−L1またはAV−L2を、単離されたタンパク質で、化合物AV−L1またはAV−L2がそのタンパク質と共有結合して請求項18に記載の複合体を形成するに十分な時間処理すること;
    を含んでなる、方法。
  59. 前記タンパク質がアルブミンである、請求項58に記載の方法。
  60. 前記アルブミンがHSAまたは組換えHSAである、請求項59に記載の方法。
  61. 前記アルブミンが、アルブミンを化合物AV−L1またはAV−L2で処理する前に血液から採取、精製および単離される、請求項59に記載の方法。
  62. 前記アルブミンが乾物ベースで少なくとも10%の純度まで精製される、請求項61に記載の方法。
  63. 前記アルブミンが95%を超える純度まで精製される、請求項61に記載の方法。
  64. 抗ウイルス活性の惹起に用いられる、修飾された請求項18に記載の複合体の製造方法であって、
    a)化合物AV−L1またはAV−L2(ここで、AVは分子量60kD未満の抗ウイルス化合物ペプチドであり、L1またはL2はAVと共有結合しているリンカーである)を製造すること;および
    b)エクス・ビボにおいて、化合物AV−L1またはAV−L2を、単離された1以上のタンパク質Prで、化合物AV−L1またはAV−L2が1以上の単離されたタンパク質と共有結合して、修飾された請求項18に記載の1以上の複合体を形成するのに十分な時間処理すること;
    を含んでなる、方法。
  65. 前記タンパク質がアルブミンである、請求項64に記載の方法。
  66. 前記アルブミンが、化合物AV−L1またはAV−L2で処理する前に血液から採取、精製および単離される、請求項65に記載の方法。
  67. 前記アルブミンがHSAまたは組換えHSAである、請求項65に記載の方法。
  68. 治療上有効な量の請求項18に記載の複合体、またはその生理学上許容される塩と、薬学上許容される担体、賦形剤または希釈剤とを含んでなる、医薬組成物。
  69. 請求項18に記載の複合体、またはその薬学上許容される塩を含んでなる、HIVウイルスの活動の阻害に用いられる医薬組成物。
  70. 請求項49に記載の組成物を含んでなる、ウイルス感染の処置に用いられる医薬組成物。
  71. 請求項50に記載の組成物を含んでなる、ウイルス感染の処置に用いられる医薬組成物。
  72. 請求項51に記載の組成物を含んでなる、ウイルス感染の処置に用いられる医薬組成物。
  73. 請求項52に記載の組成物を含んでなる、ウイルス感染の処置に用いられる医薬組成物。
  74. ウイルス感染が、HIV感染である、請求項70に記載の医薬組成物。
  75. ウイルス感染が、HIV感染である、請求項71に記載の医薬組成物。
  76. 請求項49に記載の組成物を含んでなる、ウイルス感染の予防に用いられる医薬組成物。
  77. 請求項50に記載の組成物を含んでなる、ウイルス感染の予防に用いられる医薬組成物。
  78. 請求項51に記載の組成物を含んでなる、ウイルス感染の予防に用いられる医薬組成物。
  79. 請求項52に記載の組成物を含んでなる、ウイルス感染の予防に用いられる医薬組成物。
  80. 請求項53に記載の組成物を含んでなる、ウイルス感染の予防に用いられる医薬組成物。
  81. 下記式Iまたは式IIで表される、単離された複合体:
    Figure 2006521361
    [式中、mは1〜5の整数であり;nは1〜100の整数であり;oは1〜5の整数であり;pは1〜100の整数であり;Ihはレニン阻害剤であり;L1およびL2はIhとPrとを共有結合させる多価リンカーであるか、またはL1およびL2は存在せず;Prはタンパク質であり;かつ、その複合体がイン・ビボにおいてレニン阻害活性を有する]。
  82. 前記レニン阻害剤がペプチドである、請求項81に記載の複合体。
  83. 前記ペプチドの分子量が約60kDA未満である、請求項82に記載の複合体。
  84. 前記ペプチドの分子量が約10kDA未満である、請求項82に記載の複合体。
  85. 前記ペプチドの分子量が約1000DA未満である、請求項82に記載の複合体。
  86. 前記ペプチドがペプチド類似体である、請求項82〜85のいずれか一項に記載の複合体。
  87. 前記ペプチド類似体がC末端における遷移状態類似体である、請求項66に記載の複合体。
  88. 前記遷移状態類似体が下記式の化合物である、請求項87に記載の複合体:
    Figure 2006521361
    [式中、
    Rは、各々置換型または非置換型の(C1−10)アルキル、(C6−12)シクロアルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、(C2−12)アルケニル、(C2−12)アルキニル、アリール、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−10)アルキルからなる群から選択され;かつ、
    R’は、各々置換型または非置換の(C1−10)アルキル、(C6−12)シクロアルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アルコキシカルボニル、(C1−10)アルキルアミノカルボニル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、(C2−12)アルケニル、(C2−12)アルキニル、アリール、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−10)アルキル、アルキルスルホニル(C1−10)アルキル、アリールスルホニル(C1−10)アルキル、ヘテロアリールスルホニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキルホスホネートおよび(C1−10)アルキルホスホニルからなる群から選択される]。
  89. 前記遷移状態類似体が下記式の化合物である、請求項87に記載の複合体:
    Figure 2006521361
    [式中、
    Rは、各々置換型または非置換型の(C1−10)アルキル、(C6−12)シクロアルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、(C2−12)アルケニル、(C2−12)アルキニル、アリール、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−10)アルキルからなる群から選択され;かつ、
    R”は、各々置換型または非置換の(C1−4)アルキル、(C6−12)シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ、イミノ(C1−3)アルキル、(C1−10)アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、(C2−12)アルケニル、(C2−12)アルキニル、アリール、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−10)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール、アミノスルホニル、アルキルスルホニル、アルキルスルホニル(C1−10)アルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニル(C1−10)アルキル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル(C1−10)アルキル、ホスホネート、(C1−10)アルキルホスホニル、スルホニル基およびスルフィニル基からなる群から選択される]。
  90. 前記遷移状態類似体が下記式の化合物である、請求項87に記載の複合体:
    Figure 2006521361
    [式中、
    Rは、各々置換型または非置換型の(C1−10)アルキル、(C6−12)シクロアルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、(C2−12)アルケニル、(C2−12)アルキニル、アリール、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−10)アルキルからなる群から選択され;かつ、
    R”は、各々置換型または非置換の(C1−4)アルキル、(C6−12)シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ、イミノ(C1−3)アルキル、(C1−10)アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、(C2−12)アルケニル、(C2−12)アルキニル、アリール、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−10)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール、アミノスルホニル、アルキルスルホニル、アルキルスルホニル(C1−10)アルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニル(C1−10)アルキル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル(C1−10)アルキル、ホスホネート、(C1−10)アルキルホスホニル、スルホニル基およびスルフィニル基からなる群から選択される]。
  91. 前記遷移状態類似体が下記式の化合物である、請求項87に記載の複合体:
    Figure 2006521361
    [式中、
    Rは、各々置換型または非置換型の(C1−10)アルキル、(C6−12)シクロアルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、(C2−12)アルケニル、(C2−12)アルキニル、アリール、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−10)アルキルからなる群から選択され;かつ、
    R”は、各々置換型または非置換の(C1−4)アルキル、(C6−12)シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ、イミノ(C1−3)アルキル、(C1−10)アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、(C2−12)アルケニル、(C2−12)アルキニル、アリール、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−10)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C8−12)ビシクロアリールからなる群から選択される]。
  92. C末端の前記遷移状態類似体が
    Figure 2006521361
    Figure 2006521361
    からなる群から選択される、請求項87に記載の複合体。
  93. IhがIva-Val-Val-Sta-Ala-Sta, Boc-Phe-His-Sta-Ile-AMP, Boc-Phe- His-Sta-Ala-Sta-OMe, Boc-Phe-His-Sta-Leu-NHCH2Ph, Boc-Phe-His-ACHPA- Leu-AMB, Boc-Phe-His-Sta-Leu-AMB, Boc-Pro-Phe-His-Sta-Ile-AMP, Iva-Phe- Nle-Sta-Ala-Sta, Iva-His-Pro-Phe-His-Sta-Ala-Sta, Iva-His-Pro-Phe-His-Sta-Leu-Phe-NH2, Ac-His-Pro-Phe-Val-Sta-Leu-Phe-NH2, Ac-His-Pro-Phe-His-ACHPA-Leu-Phe-NH2, Ac-Trp-Pro-Phe-His-Sta-Ile-NH2, Ac-(HCO-Trp)-Pro-Phe-His-Sta-Ile-NH2, Pro-His-Pro-Phe-His-Sta-Ile-His-D-Lys, Pro-His-Pro-Phe-His-Sta-Ile-Phe- NH2, Z-Arg-Arg-Pro-Phe-His-Sta-Ile-His-Lys(Boc)-OMe, Pro-His-Pro-Phe-His-Phe-Phe-Val-Tyr-Lys, His-Pro-Phe-His-Leu-D-Leu-Val-Tyr-OH, Pro-His-Pro-Phe-His-Leu(CH2NH) Val-Ile-His-Lys(H-142), Boc-Phe-His-Cha-(CH2NH)Val-NH2(S)-Me(Bu), Pro-His-Pro-Phe-His-Leu-Phe-Val-Tyr-OH, Boc-His-Pro-Phe-His-Leu(CH(OH)CH2)Val-Ile-His-OH(H-261)およびPEC-Phe-His-ACHPA-ILeNHC(CH2OH)2CH3からなる群から選択されるレニン阻害剤ペプチドである、請求項81に記載の複合体。
  94. IhがIva-Val-Val-Sta-Ala-Sta, Boc-Phe-His-Sta-Ile-AMP, Boc-Phe- His-Sta-Ala-Sta-OMe, Boc-Phe-His-Sta-Leu-NHCH2Ph, Boc-Phe-His-ACHPA- Leu-AMB, Boc-Phe-His-Sta-Leu-AMB, Boc-Pro-Phe-His-Sta-Ile-AMP, Iva-Phe- Nle-Sta-Ala-Sta, Iva-His-Pro-Phe-His-Sta-Ala-Sta, Iva-His-Pro-Phe-His-Sta-Leu-Phe-NH2, Ac-His-Pro-Phe-Val-Sta-Leu-Phe-NH2, Ac-His-Pro-Phe-His-ACHPA-Leu-Phe-NH2, Ac-Trp-Pro-Phe-His-Sta-Ile-NH2, Ac-(HCO-Trp)-Pro-Phe-His-Sta-Ile-NH2, Pro-His-Pro-Phe-His-Sta-Ile-His-D-Lys, Pro-His-Pro-Phe-His-Sta-Ile-Phe- NH2, Z-Arg-Arg-Pro-Phe-His-Sta-Ile-His-Lys(Boc)-OMe, Pro-His-Pro-Phe-His-Phe-Phe-Val-Tyr-Lys, His-Pro-Phe-His-Leu-D-Leu-Val-Tyr-OH, Pro-His-Pro-Phe-His-Leu(CH2NH) Val-Ile-His-Lys(H-142), Boc-Phe-His-Cha-(CH2NH)Val-NH2(S)-Me(Bu), Pro-His-Pro-Phe-His-Leu-Phe-Val-Tyr-OH, Boc-His-Pro-Phe-His-Leu(CH(OH)CH2)Val-Ile-His-OH(H-261)およびPEC-Phe-His-ACHPA-ILeNHC(CH2OH)2CH3からなる群から選択されるレニン阻害剤ペプチドであり、Prがアルブミンである、請求項81に記載の複合体。
  95. 前記リンカーL1またはL2が、IhとPrとを共有結合させる少なくとも2つの官能基を含んでなる、請求項81に記載の複合体。
  96. 前記リンカーL1またはL2が、ヒト血清中で長時間加水分解上安定である、請求項81に記載の複合体。
  97. 前記リンカーL1またはL2が、ヒト血清中で8時間〜30日の半減期の間安定である、請求項81に記載の複合体。
  98. 前記リンカーL1またはL2が、アシルオキシメチルケトン、アジリジン、ジアゾメチルケトン、エポキシド、ヨード−、ブロモ−またはクロロアセトアミド、α−ハロエステル、α−ハロケトン、スルホニウム、クロロエチルスルフィド、O−アルキルイソ尿素、アルキルハリド、ビニルスルホン、アクリルアミド、アクリレート、ビニルピリジン、有機金属化合物、アリールジスルフィド、チオスルホネート、アルデヒド、ニトリル、α−ジケトン、α−ケトアミド、α−ケトエステル、ジアミノケトン、セミカルバゾン、およびジヒドラジドからなる群から選択される化合物の誘導体である、請求項81に記載の複合体。
  99. 前記リンカーL1またはL2が、アジドベンゾイルヒドラジド、N−[4−(p−アジドサリチルアミノ)ブチル]−3’−(2’−ピリジルジチオ)プロピオンアミド、ビス−スルホスクシンイミジルスベレート、ジメチルアジピミデート、ジスクシンイミジルタルトレート、N−y−マレイミドブチリルオキシスクシンイミドエステル、N−ヒドロキシスルホスクシンイミジル−4−アジドベンゾエート、N−スクシンイミジル[4−アジドフェニル]−1,3’−ジチオプロピオネート、N−スクシンイミジル[4−ヨードアセチル]アミノベンゾエート、グルタルアルデヒド、スクシンイミジル4−[N−マレイミドメチル]シクロヘキサン−1−カルボキシレート、N−ヒドロキシスルホスクシンイミド、マレイミド−ベンゾイル−スクシンイミド、γ−マレイミド−ブチリルオキシスクシンイミドエステル、マレイミドプロピオン酸、N−ヒドロキシスクシンイミド、イソシアネート、チオエステル、チオノカルボン酸エステル、イミノエステル、カルボジイミド、無水物および炭酸エステルからなる群から選択される化合物の誘導体である、請求項81に記載の複合体。
  100. 前記タンパク質が赤血球、ならびにIgMおよびIgGなどの免疫グロブリン、血清アルブミン、トランスフェリン、p90およびp38からなる群から選択される、請求項81に記載の複合体。
  101. 前記タンパク質がアルブミンである、請求項100に記載の複合体。
  102. 前記アルブミンが、乾物ベースで少なくとも10%の純度であるHSAまたは組換えHSAである、請求項101に記載の複合体。
  103. 前記結合がヒトアルブミンのCys−34に対するものである、請求項101に記載の複合体。
  104. 前記結合がヒトアルブミンのリジンに対するものである、請求項101に記載の複合体。
  105. mが1であり、nが1または2であり、かつ、タンパク質がHSAまたは組換えHSAである、請求項81に記載の複合体。
  106. nが1であり、タンパク質がHSAまたは組換えHSAであり、かつ、複合体が少なくとも30%の純度までさらに精製される、請求項81に記載の複合体。
  107. mが1であり、nが2であり、かつ、タンパク質がHSAまたは組換えHSAである、請求項81に記載の複合体。
  108. 化学量論比の(Ih)−L1とPr、または化学量論比のIhとL2−(Pr)を合わせることにより製造される、請求項81に記載の複合体。
  109. 少なくとも約1.3:1の比率のPrと(Ih)−L1の混合物を合わせることにより製造される、請求項81に記載の複合体。
  110. L1およびL2が存在せず、Ihの活性化中間体を形成した後に、その活性化Ih中間体とPrを縮合させることにより製造される、請求項81に記載の複合体。
  111. Ihの活性化中間体が混合無水物またはN,N’−カルボニルジイミダゾール試薬から製造される、請求項110に記載の複合体。
  112. 少なくとも約30%の純度までさらに精製される、請求項108〜11のいずれか一項に記載の複合体。
  113. 前記レニン阻害剤が分子量約1000DA未満のペプチド類似体である、請求項108に記載の複合体。
  114. 請求項81に記載の複合体と生理学上許容される担体とを含んでなる組成物。
  115. 非経口投与用に処方された、請求項114に記載の組成物。
  116. 溶液、使用前に溶媒と合わせる乾燥製品、懸濁液、エマルション、および液体濃縮物からなる群から選択される、請求項115に記載の組成物。
  117. レニン活性の阻害に用いられる請求項81に記載の複合体であって、この複合体は、レニン阻害剤と、そのタンパク質と反応して安定な共有結合を形成する少なくとも1つの反応性官能基を有するリンカーとを付着させることにより形成され、かつ、
    この複合体が、非コンジュゲートレニン阻害剤に比べて長時間血流中で有効な治療効果を維持する量で投与される、複合体。
  118. 前記複合体が請求項100に記載の複合体である、請求項117に記載の複合体。
  119. 前記タンパク質がHSAまたは組換えHSAである、請求項117に記載の複合体。
  120. 反応性官能基を含んでなるリンカーが、アシルオキシメチルケトン、アジリジン、ジアゾメチルケトン、エポキシド、ヨード−、ブロモ−またはクロロアセトアミド、α−ハロエステル、α−ハロケトン、スルホニウム、クロロエチルスルフィド、O−アルキルイソ尿素、アルキルハリド、ビニルスルホン、アクリルアミド、アクリレート、ビニルピリジン、有機金属化合物、アリールジスルフィド、チオスルホネート、アルデヒド、ニトリル、α−ジケトン、α−ケトアミド、α−ケトエステル、ジアミノケトン、セミカルバゾン、およびジヒドラジドからなる群から選択される化合物である、請求項117に記載の複合体。
  121. レニン活性の阻害に用いられる請求項81に記載の複合体であって、レニン阻害に有効な量を提供するのに十分な量で投与され、
    それにより、その複合体が非結合レニン阻害剤の寿命に比べて長時間血流中で維持される、複合体。
  122. レニン活性の阻害に用いられる請求項81に記載の複合体の製造方法であって、
    a)化合物Ih−L1またはIh−L2(ここで、Ihは分子量60kD未満のレニン阻害剤ペプチドであり、L1またはL2はIhと共有結合しているリンカーである)を製造すること;および
    b)化合物Ih−L1またはIh−L2を単離されたタンパク質を、エクス・ビボにおいて、化合物Ih−L1またはIh−L2がそのタンパク質と共有結合して請求項81に記載の複合体を形成するのに十分な時間処理すること
    を含んでなる、方法。
  123. 前記タンパク質がアルブミンである、請求項122に記載の方法。
  124. 前記アルブミンがHSAまたは組換えHSAである、請求項123に記載の方法。
  125. 前記アルブミンが、アルブミンを化合物Ih−L1またはIh−L2で処理する前に、血液から採取、精製および単離される、請求項123に記載の方法。
  126. 前記アルブミンが乾物ベースで少なくとも10%の純度まで精製される、請求項125に記載の方法。
  127. 前記アルブミンが95%を超える純度レベルまで精製される、請求項125に記載の方法。
  128. レニン活性の阻害に用いられる、修飾された請求項81に記載の複合体の製造方法であって、
    a)化合物Ih−L1またはIh−L2(ここで、Ihは分子量60kD未満のレニン阻害剤ペプチドであり、L1またはL2はIhと共有結合しているリンカーである)を製造すること;および
    b)エクス・ビボにおいて、化合物Ih−L1またはIh−L2を単離された1以上のタンパク質Prで、化合物Ih−L1またはIh−L2が1以上の単離されたタンパク質と共有結合して、修飾された請求項81に記載の1以上の複合体を形成するのに十分な時間処理すること
    を含んでなる、方法。
  129. 前記タンパク質がアルブミンである、請求項128に記載の方法。
  130. 前記アルブミンが、化合物Ih−L1またはIh−L2で処理する前に、血液から採取、精製および単離される、請求項129に記載の方法。
  131. 前記アルブミンがHSAまたは組換えHSAである、請求項129に記載の方法。
  132. 治療上有効な量の請求項81に記載の複合体、またはその生理学上許容される塩と、薬学上許容される担体、賦形剤または希釈剤とを含んでなる医薬組成物。
  133. 請求項132に記載の組成物を含んでなる、被験体の血圧の降下に用いられる医薬組成物。
  134. 前記被験体が高血圧症である、請求項133に記載の医薬組成物。
  135. 前記被験体が軽度、中度または重度高血圧症である、請求項134に記載の医薬組成物。
  136. 高分子担体と共有結合している薬理活性部分を含んでなり、
    前記担体が薬理学的に不活性であり、
    前記薬理活性部分と担体の間の架橋がイン・ビボにおいて安定であり、
    完全な化合物が前記薬理活性部分の薬理活性を実質的に保持し、かつ、
    哺乳類に投与した際に前記化合物の有効半減期が前記薬理活性部分の少なくとも約2倍である、
    単離された化合物。
  137. 前記高分子担体がタンパク質である、請求項136に記載の化合物。
  138. 前記高分子担体が前記哺乳類と同じ起源のアルブミンである、請求項136に記載の化合物。
  139. 前記アルブミンがヒト血清アルブミンである、請求項138に記載の化合物。
  140. 前記薬理活性部分がリンカー部分を介して前記担体とコンジュゲートされている、請求項136に記載の化合物。
  141. 前記薬理活性部分が前記担体と直接架橋されている、請求項136に記載の化合物。
  142. 少なくとも2つの薬理活性部分分子が前記担体とコンジュゲートされている、請求項136に記載の化合物。
  143. 前記担体との架橋が前記担体上のリジン側鎖を介するものである、請求項137に記載の化合物。
  144. 前記担体との架橋が前記担体上のシステイン側鎖を介するものである、請求項137に記載の化合物。
  145. 前記担体がHSAであり、前記架橋がHSAのC34を介するものである、請求項136に記載の化合物。
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