JP2006521004A - 燃料電池システムのためのカソード入口ガス加湿システム及び方法 - Google Patents

燃料電池システムのためのカソード入口ガス加湿システム及び方法 Download PDF

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Abstract

燃料電池(14)と燃料電池(14)のカソード側(20)にカソード入口ガス流(18)を供給するための圧縮機(16)とを含む燃料電池システム(12)におけるカソード入口ガス流(18)を加湿するための方法及びシステム(10)が提供される。該方法及びシステム(10)によれば、熱は、カソード入口ガス流(18)に対する第1流れ位置でカソード入口ガス流(18)からカソード排気流(24)へと移され、また、水蒸気は、カソード入口ガス流(18)に対して、前記第1流れ位置よりも下流の流れ位置でカソード排気流(24)からカソード入口ガス流(18)へと移される。

Description

本発明は、燃料電池のカソード側へのカソード入口ガス流に加湿するためのシステム及び方法に関する。
プロトン交換膜(PEM)燃料電池と一般に呼ばれる高分子電解質膜燃料電池等の固体電解質膜型燃料電池における電解質膜は、該膜を損傷から保護し、燃料電池を性能劣化から守るため、比較的高いレベルの水飽和率を必要とする。充分な水を供給して電解質膜の充分な水飽和を保つため、一般にアノード及びカソード入口流と呼ばれる反応体流を加湿することが知られている。反応体流を加湿する慣用の一アプローチは、水槽及び移送システムを利用することである。
しかしながら、このアプローチは、追加の設備を必要とし、また、低温気候での稼動中に凍結し得る。そのようなアプローチのための水の少なくとも一部の既知の一つの源は燃料電池排気流であり、該排気流は、燃料電池での電気化学的反応水によって生じた水及び熱を運ぶ。従来から、一又は複数の凝縮器が、上記排気流から水を除去するために使用されており、該水は、凝縮器から水槽及び移送システムへと誘導され、移送システムは、その後、反応体流のための一又は複数の加湿器に水を供給する。この種の凝縮器/加湿器アプローチの更なる一つの重要な問題は、凝縮及び再蒸発する水に含まれる潜熱が、該システムの最も効率的な稼動のために凝縮器から加湿器へと移されるべきであるという点である。しかし、移送中、特に凝縮及び再蒸発エネルギーを移動させるために中間移送媒体が用いられる際、熱損失を受ける。
本発明の一形態によれば、燃料電池と燃料電池のカソード側にカソード入口ガス流を供給するための圧縮機とを含む燃料電池システムのためのカソード入口ガス加湿システムが提供される。加湿システムは、燃料電池のカソード側からのカソード排気流を誘導する排気流路と、圧縮機からのカソード入口ガス流を燃料電池のカソード側へと誘導する入口流路とを含む。入口流路の第1部分は、カソード入口ガス流からカソード排気流へと熱を移すため、排気流路の第1部分と熱交換関係に置かれる。加湿システムは、カソード排気流からカソード入口ガス流へと水蒸気を移すため、排気流路の第2部分と入口流路の第2部分との間に設置される水蒸気透過(浸透)膜を更に含む。入口流路の第2部分は、カソード入口ガス流に対して第1部分より下流に置かれる。
一形態において、排気流路の第1及び第2部分は同じ位置である。
一形態によれば、排気流路の第2部分は第1部分より下流に置かれる。
一形態によれば、水蒸気透過膜はシート金属からなる多孔(有孔)部材であり、水蒸気透過性(浸透性)材料が該多孔部材の穿孔群をふさぐ(満たす)。
一形態によれば、入口及び排気流路の第2部分は互いに平行に延び、また、水蒸気透過膜は、該流路平行部分を横断する方向(横方向)の波形断面を有する。
一形態によれば、加湿システムは、上記各流路それぞれのための入口及び出口を更に含む。各入口及び出口は、入口流路の第1部分におけるカソード入口ガス流と、排気流路の第1部分におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるように配置され、また、入口流路の第2部分におけるカソード入口ガス流と、排気流路の第2部分におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるように配置される。
本発明の一形態によれば、燃料電池システムにおける燃料電池のカソード側へのカソード入口ガス流を加湿するための熱/物質(質量)交換器が提供される。燃料電池システムは、熱/物質交換器にカソード入口ガス流を供給するための圧縮機を含む。熱/物質交換器は、ハウジングと、カソード排気流をハウジングを通るように誘導する、ハウジング内のカソード排気流路と、圧縮機からのカソード入口ガス流を、カソード排気流路のカソード排気流と熱交換関係にてハウジングを通るように誘導する、カソード排気流路に対し熱交換関係の上流入口ガス流路と、上流入口ガス流路から受け入れたカソード入口ガス流をハウジングを通るように誘導する、ハウジング内の下流入口ガス流路と、ハウジング内の水蒸気透過膜とを含む。該水蒸気透過膜は、カソード排気流路の少なくとも一部を形成する第1面と、下流入口ガス流路の少なくとも一部を形成する第2面とを含み、カソード排気流路におけるカソード排気流から下流入口流路におけるカソード入口ガス流へと水蒸気を移す。
一形態において、上流及び下流入口流路は、カソード排気流路の両側に配置される。
一形態によれば、水蒸気透過膜はシート金属からなる多孔部材であり、水蒸気透過性材料が多孔部材の穿孔をふさぐ。
一形態において、下流入口ガス流路はカソード排気流路に対し平行に延び、また、水蒸気透過膜は、該平行流路を横断する波形断面を有する。
一形態によれば、熱/物質交換器は、上記各流路それぞれのための入口及び出口を含む。該各入口及び出口は、上流入口ガス流路におけるカソード入口ガス流とカソード排気流路におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるよう配置され、また、下流入口ガス流路におけるカソード入口ガス流とカソード排気流路におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるように配置される。
本発明の一形態によれば、燃料電池システムのための、カソード入口ガス流を加湿する方法が提供され、燃料電池システムは、燃料電池と、燃料電池のカソード側にカソード入口ガス流を供給するための圧縮機とを含む。上記方法は、
a)カソード入口ガス流に対する第1流れ位置でカソード入口ガス流からカソード排気流へと熱を移す工程と、
b)カソード入口ガス流に対して第1流れ位置よりも下流の流れ位置でカソード排気流から入口ガス流へと水蒸気を移す工程とを含む。
一形態において、工程a)及びb)は、カソード排気流に対して同じ流れ位置で起こる。
一形態によれば、工程a)は、排気流に対して工程b)のカソード排気流位置よりも上流のカソード排気流位置で起こる。
本発明の他の目的、利点及び特徴は、付随する特許請求の範囲及び図面を含む本明細書をすべて検討することにより明らかとなろう。
図1を参照して、燃料電池システム12で使用するためのカソード入口ガス加湿方法及びシステム10が示される。燃料電池システム12は、固体電解質膜型燃料電池14と、加圧されたカソード入口ガス流18を燃料電池14のカソード側20に供給するための圧縮機16とを含む。カソード入口ガスは、一般に、燃料電池14用の酸化剤と呼ばれ、しばしば、圧縮機16で加圧された空気の形態で供給される。圧縮機16による加圧の結果、カソード入口ガス流18は、一般に比較的高温である。加湿方法及びシステム10が固体電解質膜型燃料電池14と関連して示されるが、当然のことながら、加湿方法及びシステム10は、そのカソード入口ガス流への加湿を必要とするどのようなタイプの燃料電池でも使用を見出し得る。これも当然のことながら、燃料電池システム12は、一般に、ここに例示されるよりも多くの構成要素及びサブシステム、例えば、燃料処理サブシステム、アノード排出ガス燃焼器、及び、追加の再生熱交換ユニットもしくは復熱式熱交換ユニット等を含む。しかしながら、そのような構成要素の細部は知られており、本発明の理解に重要ではない。
加湿システム10は、湿ったカソード排気流24をカソード側20の排気出口26からシステム10を通るように誘導する排気流路22と、カソード入口ガス流18を圧縮機16からシステム10を通ってカソード側20の入口28へと誘導する入口流路25とを含む。
システム10の熱交換器区域30は、熱をカソード入口ガス流18から排気流24へと移すため、排気流路22の第1部分34と熱交換関係に置かれた入口流路25の第1部分32を含む。システム10の第2熱交換器区域36は、水蒸気をカソード排気流24からカソード入口ガス流18へと移し、これにより、カソード入口ガス流18をこれが燃料電池14のカソード側20に入る前に加湿するため、入口流路25の第2部分40と排気流路22の第2部分42との間に設置された水蒸気透過膜38を含む。本質的に、水蒸気の潜熱も入口ガス流18へと移される。従って、第2熱交換器区域36は、熱/物質(もしくは質量(mass))交換器としての役割を果たす。適切な流体導管、例えば、ホース、管、又は、システム10の他の構造内に組み込まれた流体通路等が、熱交換器区域30及び36間の流路22及び25を形成する。熱交換器区域30及び36は、分離した別個の熱交換器ユニットとして、又は、図1の破線枠43で概略的に示すような一体型熱交換器ユニットとして設けられ得る。図1に見られるように、入口流路25の第2部分40は、入口流路25の第1部分32からカソード入口流18に対して下流に位置付けられる。
好ましくは、これも図1に見られるように、入口及び排気流路22、25のそれぞれの部分32、34及び40、42は、各熱交換器区域30及び36において向流関係を有する。この点に関し、各部分32、34、40及び42に対するそれぞれの入口44、46、48、50及び出口52、54、56及び58は、所望の向流関係を提供するように配置される。しかしながら、ある用途においては、両熱交換器区域30及び36に向流関係が必要とされないかもしれない。
排気流路22の第2部分42が第1部分34の下流に位置付けられることも図1から理解することができる。しかしながら、図2に見られるように、ある用途において、第1及び第2部分34及び42は、排気流24に対して同じ流れ位置にあり、従って、第1及び第2部分34及び42は排気流路22の同一部分60である。この構成において、熱は、入口流路25の第1部分32における入口ガス流18から排気流路22の上記部分60における排気流24へと移される。また、水蒸気は、部分60の排気流から入口流路25の第2部分40における入口ガス流18へと移される。
稼働中、図1及び2の両方では、入口流路25の第1部分32におけるカソード入口ガス流18から部分42、60における排気流24への熱の移動は、部分42、60の排気流24における水蒸気量を増やしかつ凝縮水量を減らす。この水蒸気の増加した濃度勾配は、水透過膜38を通る物質(水蒸気)の移動のための推進(駆動)ポテンシャルを高めるように作用する。入口ガス流18へと移される水蒸気量が移される凝縮水量に比べて増やされるで、水透過膜38の入口ガス流側において水を蒸発させるのに必要な潜熱がより少なくなる。当然のことながら、部分42、60における排気流24に対する入口流路25の第2部分40における入口ガス流18の温度は、システムごとに及び各システム内の稼働条件ごとに変わり得る。従って、あるシステムもしくはある稼働条件において、顕熱は、部分40における入口ガス流18から部分42、60における排気流24へと移され得る。その一方、他のシステムもしくは稼働条件において、顕熱は、部分42、60における排気流24から部分40における入口ガス流18へと移され得る。しかしながら、すべてのシステムにおいて、及び、理想的には該システムのためのすべての稼働条件下において、潜熱は、本質的に、部分42、60におけるカソード排気流24から第2部分40における入口ガス流18へと水蒸気の移動と共に移される。
システム10の別の重要な側面は、第1熱交換器区域30が、部分32における入口ガス流18から部分34における排気流24への熱の移動により、燃料電池14のカソード側20にとっての適切な入口温度まで入口ガス流を冷却するのに充分な効率を有する点である。例えば、ある一般的な燃料電池システムにおいて、入口ガス流18は、約3バールまで圧縮された約210℃の空気であり、かかる空気は、本発明者の分析によれば、熱をカソード排気流24に移すことによって圧縮空気を約90℃の適正温度まで冷却する少なくとも0.85の熱交換器効率を必要とする。そのような効率が実現できない場合、入口ガス流18の温度を下げるために追加の熱交換器が設けられるであろう。
図3は、図2の部分60を組み込んだ一体型の熱交換器ユニット43の可能性のある一実施形態の横断面を示す。図3の熱交換器ユニット43は、バー−板型構成であり、細長い平面板62及びスペーサバー64が該紙(頁)面内外に延びて、一組の最も外側の流体チャネル66と、一組の挟まれた流体チャネル68とを囲む。流体チャネル66は、該紙面内外に縦方向に延びて、入口流路25の第1部分32を形成する。流体チャネル68は、該紙面内外に縦方向に延びて、排気流路22の部分60を形成する。すべての用途に要求はされないが、カソード入口ガス流18からの熱の移動を高めるため、適切な熱交換フィンもしくは撹拌器69が各流体チャネル66内に設けられ得る。水透過膜38は、側板76及び78それぞれに封止接合された両端部を有する二つの波形部材70の形態で設けられる。好ましくは、図3に示すように、部材70は、入口流及び排気流18及び24の流れ方向に対し横方向(横断方向)となる波形が付けられる。入口流及び排気流18及び24は、該紙面内外に互いに平行に流れる。部材70は内側流体チャネル80を囲み、内側流体チャネル80は、該紙面内外に縦方向に延び、また、流体チャネル68間に挟まれる。流体チャネル80は、入口ガス流路25の第2部分40を形成する。更に詳しくは、水透過膜38の各部材70の一側部すなわち面82は、排気流路22の部分60の一部を形成し、また、水透過膜38の各部材70の反対側側部すなわち面84は、カソード入口ガス流路25の第2部分40の一部を形成する。
好ましくは、水蒸気透過膜38は次のような材料から作製される。すなわち、優れた水蒸気物質(質量)移動特性を有し、液体水に対する膜浸透性(浸透度)よりも水蒸気に対する膜浸透性が優勢で、かつ、酸素を上回る水蒸気の良好な選択性を有する材料である。水蒸気透過膜38に対する上記パラメータは望ましいものである。その理由は、部分40における入口ガス流18の総圧(全圧)が、部分42、60におけるカソード排気流24の総圧よりも高いからであり、これは、水蒸気が移される必要がある方向とは逆方向の膜38を通じての総圧勾配をもたらす。この点から、総圧推進粘性流は、膜38を通じて最小にされなければならず、他方、濃度勾配推進拡散流は、水蒸気の濃度(分圧)勾配が膜38のカソード排気流側でより高いため、優位に立つ必要がある。同様に、膜38は、水蒸気よりも酸素に対して透過性(浸透性)がずっと小さいべきである。その理由は、酸素分圧が、膜38の入口ガス流側において排気流側よりもより高く、また、入口ガス流18から排気流24への酸素の通過が、燃料電池のカソード側に供給される酸素量を減らして、燃料電池性能の低下をもたらすであろうからである。この点に関し、膜38にとっての酸素を超える水蒸気の選択性は、入口ガス流18の湿度を高めることに対して入口ガス流18中の酸素濃度を希釈することによって、燃料電池性能がどの程度引き起こされるかに依存して最適化され得る。理想的には、システム10の寸法が重要な問題であり、所望の水蒸気量を移送するために必要な膜38の寸法を最小にするため、膜38の水蒸気に対する浸透性ができるだけ高いべきである。例えば、自動車型用途に対する発明者による分析に基づき、水蒸気に対する膜浸透性は、システム10のための熱交換器区域36の合理的寸法に対し、少なくとも0.4cm/sであるべきである。膜38の材料がフレキシブルシート90である場合、透過膜38は、図3に92で概略的に示しかつ図4に斜視的に示すような多孔シート金属フィンをも含み得る。該フィンは、フレキシブルシート90に対する構造的支持を与える。フィン92は、排気流及び入口ガス流の流れ方向に対し横方向の波形断面を有して示されるが、ある用途においてはフィン92が、例えば、板62に類似した平面形状等のいくつかの他の形状を有することが望ましいかもしれない。フィン92の穿孔94は、小さいスロット、スリット、ルーバーもしくは丸穴の形態であり得る。
透過膜38に対する別の可能性のある選択肢は、フィン92によって支持されるフレキシブルシート90を使用する代わりに、フィン92の穿孔94を適切な水蒸気透過性材料で塞ぐことである。この種の構成は、充分小さい寸法で、粉末、鑞付け合金粉末に分類される一般に球形の粒子と、液体結合剤との湿った混合物を、フィン92の一面又は両面82、84へと適用(塗布)し、次いで、フィン92を熱処理して、穿孔94内に上記球形粒子粉末を機械的に溶かすことにより、設けられ得る。この点に関し、穿孔94は、次の点に従って寸法が決められるべきである。すなわち、上記湿った混合物と基体との接着力が該湿った混合物の凝集力(結合力)を上回り、これにより、湿った混合物が穿孔94の縁に付着することを可能にし、また、毛細管引力によって「橋かけ(bridging)」メニスカスフィルムを形成する点である。これは、フィン92の穿孔94の数に等しい多くの水蒸気透過性フィルムがフィン92に形成されることを可能にする。湿った混合物は、適当な手段、例えば、吹付け、ロール塗りもしくは浸し塗り等によってフィン92に塗られ得る。湿った混合物が穿孔94に詰められた後、タオルもしくはふき取り用の布により、フィン92の表面82、84から湿った混合物を除去することが望ましいであろう。これは、管理された量の混合物が使用されることを可能にし、また、表面82及び84において外側に出過ぎた該混合物を最小にする。出過ぎた混合物は、表面82及び84上に過剰な湿った材料が残る場合、熱処理中、別途生じるかもしれない。上記湿った混合物の除去は、熱処理後にフィン92の表面積が定量化されることを可能にし、また、フィン92を横切る流体流における圧力低下を最小にする。そのような湿った混合物に対するいくつかの好ましい系統的論述、応用手順及び熱処理の詳細な記述は、2002年5月7日付け出願で、タイトルが「Evaporative Hydrophilic Surface For A Heat Exchanger, Method Of Making The Same And Composition Therefor(熱交換器のための蒸発親水性面、該蒸発親水性面の製造方法及び該蒸発親水性面用組成物)」で、発明者がAlan P. Meissner及びRichard Park Hillである、同一出願人による米国出願通し番号第10/140,349号において提供される。この文献全体は参照により本明細書中に組み込まれる。
図5は、図1のシステムの変形を示し、該変形において、適切な背圧調整弁100が出口52の下流で入口48の上流に加えられている。ある用途、例えば、システム運転圧力が低い用途(大気燃料電池システム、もしくは移動(輸送/交通)システムに対する低電力(低出力)設定中)か、及び/又は、低温周囲温度状況中等のような用途では、背圧調整弁100は、圧縮機16の出力圧力を高めるために使用され得、これにより、入口ガス流18における追加の熱及びより高い温度を発生させ、これらは、その後、排気流路22の第1部分34を通過する排気流24に移され得る。これは、排気流24において運ばれるいかなる液体水をも蒸発させること、及び、熱/物質変換器区域36における分圧勾配を高めることに役立つであろう。当然のことながら、選択された特定の背圧調整弁100は、各用途の特定のパラメータに大いに依存し、また、システム10に使用可能な既知の多くの適切な背圧調整弁100が存在する。
図6は、図1のシステム10の別の変形を示し、該変形において、バイパス流路101が、出口26から入口50へと延びて、排気流路22の第1部分34を迂回するため、排気流路22に挿入されている。バイパス流路101は、適切なバイパス弁102を含み、該弁102は、圧縮機を出たか及び/又は第1部分32に入る入口ガス流18の温度が、排気流路22の第1部分34における排気流24の温度よりも低い状況下、例えば、システム運転圧力が低い移送システムに対する低出力設定中、又は低温周囲温度状況中において、通常の閉位置から選択的に開放され得る。この点に関し、バイパス弁102は、適当な制御機構(制御スキーム)によって動的に制御され得る。上記制御機構には、圧縮機16を出るか及び/又は入口流路25の第1部分32に入る入口ガス流18の温度を検出する104で概略的に示す温度センサを含む。上記状況中における排気流路22の第1部分34を避ける排気流24の迂回は、排気流24が第1熱交換器区域30の入口ガス流18によって冷却されることを防ぐ。かかる冷却は、排気流24における水の望ましい蒸発というよりはむしろ水の凝縮をもたらし得る。当然のことながら、バイパス弁102及び制御機構の特定のタイプ及び細部は、各特定システム10のパラメータ及び要求に大いに依存し、また、適切な多くの既知のバイパス弁102及び該弁のための制御機構が存在する。
熱交換器ユニット43及び透過膜38に対する特定の実施形態が上述されたが、熱交換ユニット、熱交換区域30及び36及び膜38の細部及び構成は、各用途の特定のパラメータ、例えば、入口ガス流及び排気流18及び24の流量、温度及び圧力、カソード側20に入る入口ガス流18に対する必要な加湿量、及び、カソード側20を出る排気流24の湿度等に大いに依存することが認識されるであろう。この点に関し、どのような適当な熱交換器構成も、熱交換器ユニット43及び/又は熱交換器区域30及び36に対して使用可能である。更に、いくつかの燃料電池システム12は、入口ガス流18及び/又は排気流24がカソード側20へと向かう途中及びカソード側20から送られる途中に通過する他の構成要素を利用し得ることが理解されるであろう。該他の構成要素は、例えば、それぞれ区域32、40と区域34、42との間、及び/又は区域34及び40とカソード側20との間における入口ガス流18及び/又は排気流24へともしくはこれらから熱を移すための追加の熱交換器等である。
燃料電池システムに使用する本発明を具現する加湿システム及び方法の概略図である。 図1の加湿システム及び方法の別バージョンの概略図である。 図2のシステム及び方法に使用する熱/物質変換器の一実施形態のいくぶん概略的な断面図である。 本発明のシステム及び方法に使用可能な水透過膜のフィン部分の一実施形態の斜視図である。 図1の加湿システム及び方法の変形の概略図である。 図1の加湿システム及び方法の別の変形の概略図である。
符号の説明
10 カソード入口ガス加湿システム
12 燃料電池システム
14 固体電解質膜型燃料電池
16 圧縮機
18 カソード入口ガス流
20 カソード側
22 排気流路
24 カソード排気流
25 入口流路
30 熱交換器区域
32 (入口流路の)第1部分
34 (排気流路の)第1部分
36 第2熱交換区域
38 水蒸気透過膜
40 (入口流路の)第2部分
42 (排気流路の)第2部分

Claims (22)

  1. 燃料電池と該燃料電池のカソード側にカソード入口ガス流を供給するための圧縮機とを含む燃料電池システムのためのカソード入口ガス加湿システムであって、
    燃焼電池のカソード側からのカソード排気流を誘導する排気流路と、
    圧縮機から燃料電池のカソード側へとカソード入口ガス流を誘導する入口流路とを備え、
    カソード入口ガス流からカソード排気流へと熱を移すため、入口流路の第1部分が排気流路の第1部分と熱交換関係に配置され、
    当該カソード入口ガス加湿システムは、カソード排気流からカソード入口ガス流へと水蒸気を移すため、排気流路の第2部分と入口流路の第2部分との間に配置される水蒸気透過膜を備え、
    入口流路の第2部分はカソード入口ガス流に対して第1部分より下流に配置される加湿システム。
  2. 前記排気流路の第1及び第2部分は同じ部分である請求項1の加湿システム。
  3. 前記排気流路の第2部分は第1部分より下流に配置される請求項1の加湿システム。
  4. 前記水蒸気透過膜は、水蒸気透過性材料が孔をふさぐシート金属からなる多孔部材を備える請求項1の加湿システム。
  5. 前記水蒸気透過膜は、シート金属からなる多孔部材と、該シート金属からなる多孔部材によって支持されるフレキシブル水蒸気透過性シートとを備える請求項1の加湿システム。
  6. 前記入口及び排気流路の第2部分は互いに平行に延び、水蒸気透過膜は、入口及び排気流路の該平行部分を横断する波形断面を有する請求項1の加湿システム。
  7. 前記入口及び排気流路の各第1及び第2部分それぞれのための入口及び出口を更に備え、該各入口及び出口は、入口流路の第1部分におけるカソード入口ガス流と排気流路の第1部分におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるように配置される請求項1の加湿システム。
  8. 前記入口及び排気流路の各第1及び第2部分それぞれのための入口及び出口を更に備え、該各入口及び出口は、入口流路の第2部分におけるカソード入口ガス流と排気流路の第2部分におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるように配置される請求項1の加湿システム。
  9. 前記入口及び排気流路の各第1及び第2部分それぞれのための入口及び出口を更に備え、該各入口及び出口は、入口流路の第1部分におけるカソード入口ガス流と排気流路の第1部分におけるカソード排気流との間に向流関係を与え、かつ、入口流路の第2部分におけるカソード入口ガス流と排気流路の第2部分におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるように配置される請求項1の加湿システム。
  10. カソード入口ガス流に対して入口流路の第1部分より下流で燃料電池のカソード側より上流の入口流路に設置される圧力調整弁を更に備えた請求項1の加湿システム。
  11. 前記カソード排気流が排気流路の第1部分を選択的に避けて迂回するため、カソード入口ガス流に対して燃料電池のカソード側より下流で排気流路の第2部分より上流に設置されるバイパス流路を更に備えた請求項1の加湿システム。
  12. 燃料電池システムの燃料電池のカソード側へのカソード入口ガスの加湿のための熱/物質交換器であり、該熱/物質交換器にカソード入口ガス流を供給するための圧縮機を含む当該熱/物質交換器であって、
    ハウジングと、
    ハウジングを通るようにカソード排気流を誘導する、ハウジング内のカソード排気流路と、
    圧縮機から、カソード排気流路におけるカソード排気流と熱交換関係にてハウジングを通るようにカソード入口ガス流を誘導する、カソード排気流路と熱交換関係にある上流入口ガス流路と、
    ハウジングを通って上流入口ガス流路から受け入れたカソード入口ガス流を誘導する、ハウジング内の下流入口ガス流路と、
    カソード排気流路におけるカソード排気流から下流入口流路におけるカソード入口ガス流へと水蒸気を移すため、カソード排気流路の少なくとも一部を形成する第1面と、下流入口ガス流路の少なくとも一部を形成する第2面とを含む、ハウジング内の水蒸気透過膜とを備えた熱/物質交換器。
  13. 前記上流及び下流入口ガス流路はカソード排気流路の両側に設置される請求項12の熱/物質交換器。
  14. 前記水蒸気透過膜は、水蒸気透過性材料が孔をふさぐシート金属からなる多孔部材である請求項12の熱/物質交換器。
  15. 前記下流入口ガス流路はカソード排気流路と平行に延び、水蒸気透過膜は、該平行流路部分を横断する波形断面を有する請求項12の熱/物質交換器。
  16. 前記カソード排気流路並びに上流及び下流入口ガス流路それぞれのための入口及び出口を更に備え、該各入口及び出口は、上流入口ガス流路におけるカソード入口ガス流とカソード排気流路におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるように配置される請求項12の熱/物質交換器。
  17. 前記カソード排気流路並びに上流及び下流入口ガス流路それぞれのための入口及び出口を更に備え、該各入口及び出口は、下流入口ガス流路におけるカソード入口ガス流とカソード排気流路におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるように配置される請求項12の熱/物質交換器。
  18. 前記カソード排気流路並びに上流及び下流入口ガス流路それぞれのための入口及び出口を更に備え、該各入口及び出口は、上流入口ガス流路におけるカソード入口ガス流とカソード排気流路におけるカソード排気流との間に向流関係を与え、かつ、下流入口ガス流路におけるカソード入口ガス流とカソード排気流路におけるカソード排気流との間に向流関係を与えるように配置される請求項12の熱/物質交換器。
  19. 前記水蒸気透過膜は、シート金属からなる多孔部材と、該シート金属からなる多孔部材によって支持されるフレキシブル水蒸気透過性シートとを備える請求項12の熱/物質交換器。
  20. 燃料電池と該燃料電池のカソード側にカソード入口ガス流を供給するための圧縮機とを含む燃料電池システムのための該カソード入口ガス流を加湿する方法であって、
    a)カソード入口ガス流に対する第1流れ位置でカソード入口ガス流からカソード排気流へと熱を移す工程と、
    b)カソード入口ガス流に対して前記第1流れ位置より下流の流れ位置でカソード排気流から入口ガス流へと水蒸気を移す工程とを含む方法。
  21. 前記工程a)及びb)は、排気ガス流に対して同じ流れ位置で起こる請求項20の方法。
  22. 前記工程a)は、排気ガス流に対して、工程b)のためのカソード排気流位置よりも上流のカソード排気流位置で起こる請求項20の方法。
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