JP2006519421A5 - - Google Patents

Claims (3)

1. （Ａ）マイクロディスプレイおよび
   （Ｂ）人間の眼によって見るための前記マイクロディスプレイの拡大像を生成するためのマグニファイアであって、焦点距離ｆ_０、前記人間の眼の方向における長共役側、前記マイクロディスプレイの方向における短共役側および前記長共役側から前記短共役側に通過する光に関するｆナンバーｆ＃を有するマグニファイアを具備し、前記マグニファイアが、前記長共役側から前記短共役側に向かって順に
   （Ｉ）前記長共役の方向において凸面である第１の面を有し、焦点距離ｆ_１を有する第１の素子と、
   （ＩＩ）光学材料のブロックと、
   （ＩＩＩ）前記短共役の方向において凸面である第２の面を有し、焦点距離ｆ_２を有する第２の素子と、を具備し、
   （ａ）ｆ_１＞０でありそして
   （ｂ）ｆ_２＞０でありそして
   （ｃ）前記マグニファイアが、前記マグニファイアの短共役側より長共役側に近い回折面を具備し、及び／又は、
   （ｄ）前記第１の面が回折面であるか、または前記第２の面が回折面であるか、または前記マグニファイアが前記第１の面および前記第２の面とは別の回折面を具備し、前記光学系は以下の１つ以上の関係を満たす、
   (i)ｆ _１ ／ｆ _２ ＞１．０、及び／又は、
   (ii)ｆ _１ ／ｆ _０ ＞１．３、及び／又は、
   (iii)前記長共役側から前記短共役側に向かって光学系を通過し、前記マイクロディスプレイで収束する軸方向の光が前記回折面でビームの直径を有し、その最大値がｄであり、前記ビームの直径の値ｄ、前記焦点距離ｆ_０および前記ｆナンバーが関係
   （ｆ＃・ｄ）／ｆ_０＞０．４
   を満たす光学系。
2. (a)前記第１の面が回折面であり及び／又は、
   (b)前記第１の面が回折面であり、そして回折性かつ非球面状であり及び／又は、
   (c)前記第１の面および前記第２の面が非球面であり及び／又は、
   (d)前記マグニファイアがその短共役側でテレセントリックであり及び／又は、
   (e)前記第１の素子、前記光学材料のブロックおよび前記第２の素子が一個固体部品として成形され及び／又は、
   (f)前記光学材料のブロックを通過する光路が折り曲げられ及び／又は、
   (g)前記光学系が関係
   ３０ミリメートル≦Ｔ≦４５ミリメートル（式中、Ｔは第１の面と前記第２の面との間の距離である）を満たし及び／又は、
   (h)前記ビーム直径の値ｄ、前記焦点距離ｆ _０ および前記ｆナンバーが関係
   （ｆ＃・ｄ）／ｆ _０ ＞０．８
   を満たす、
   という特性の１つ以上を有する、請求項１に記載の光学系。
3. （ａ）前記光学材料のブロックが長共役面を有し、
   （ｂ）前記第１の素子が長共役面および短共役面を有し、前記長共役面が第１の面であり、
   （ｃ）前記第１の素子の前記短共役面が前記光学材料のブロックの前記長共役面から離隔され、
   （ｄ）前記第１の素子の前記短共役面または前記光学材料のブロックの前記長共役面が回折面である、請求項１に記載の光学系。