JP2006517965A - ヒドロパーオキシド含有酸化混合物の開裂方法 - Google Patents

ヒドロパーオキシド含有酸化混合物の開裂方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006517965A
JP2006517965A JP2006503448A JP2006503448A JP2006517965A JP 2006517965 A JP2006517965 A JP 2006517965A JP 2006503448 A JP2006503448 A JP 2006503448A JP 2006503448 A JP2006503448 A JP 2006503448A JP 2006517965 A JP2006517965 A JP 2006517965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleavage
cleavage reaction
reactor
hydroperoxide
reaction mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006503448A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4368376B2 (ja
Inventor
ジェッセ・レイモンド・ブラック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JP2006517965A publication Critical patent/JP2006517965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4368376B2 publication Critical patent/JP4368376B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C1/00Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon
    • C07C1/20Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms
    • C07C1/24Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms by elimination of water
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/08Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by decomposition of hydroperoxides, e.g. cumene hydroperoxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C1/00Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon
    • C07C1/20Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/51Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition
    • C07C45/53Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition of hydroperoxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2527/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • C07C2527/02Sulfur, selenium or tellurium; Compounds thereof
    • C07C2527/053Sulfates or other compounds comprising the anion (SnO3n+1)2-
    • C07C2527/054Sulfuric acid or other acids with the formula H2Sn03n+1

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

ジメチルベンジルアルコール(DMBA)及びエチルメチルベンジルカルビノール(EMBA)から回収不能の副生物の生成を減少させる、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド及び/又はクメンヒドロパーオキシド含有酸化生成物の開裂方法が提供される。

Description

本出願は、ジメチルベンジルアルコール(DMBA)及びエチルメチルベンジルカルビノール(EMBA)から回収不能副生物の生成を減少させる、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド及び/又はクメンヒドロパーオキシドを含有する酸化生成物の開裂方法に関する。
一般にフェノールは、クメンを酸化してクメンのヒドロパーオキシドを形成し、次いでこのクメンヒドロパーオキシドを硫酸のような無機酸で開裂して、クメンヒドロパーオキシド開裂生成物を形成することにより製造される。幾つかの方法では、s−ブチルベンゼンを単独又はクメンと一緒に酸化して、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシドを生成する。
クメンの酸化生成物は、一般にジメチルベンジルアルコール(DMBA)を含有する。酸化原料がs−ブチルベンゼンを含有する場合、酸化生成物は、一般にエチルメチルベンジルカルビノール(EMBA)も含有する。酸化生成物中のDMBAをα−メチルスチレン(AMS)に最大限に転化し、また酸化生成物中のEMBAをα−エチルスチレン(AES)及び2−フェニル−2−ブテン(2P2B)に最大限に転化することが望ましい。これらの化合物は、水素化して、酸化反応器に戻す再循環用のクメン及びs−ブチルベンゼンを形成し、全体の転化効率を向上できるからである。
多くの開裂反応は、不運にも比較的高い反応温度で操作される。例えば通常の沸騰容器反応では、反応温度は75〜85℃である。このように高い反応温度では、DMBA、EMBA、生成物AMS、生成物AES及び生成物2P2Bのかなりの量は、“回収不能の副生物”に転化される。
DMBA及びEMBAが回収不能副生物になる損失を少なくする必要がある。
開裂反応を特定の方法で行うことにより、回収不能副生物の量が少なくなることが意外にも見い出された。
したがって、本発明は、開裂反応原料を開裂反応器に供給して、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド及び/又はそれらの組合わせから選ばれた1種以上のヒドロパーオキシドを含む開裂反応混合物を生成する工程、及び
開裂反応混合物に、フェノールと、メチルエチルケトン(MEK)、アセトン及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた1種以上の成分とを含む開裂反応生成物を生成するのに効果的な開裂反応条件を施す工程であって、該開裂反応条件は、該1種以上のヒドロパーオキシドの大部分を開裂するのに十分高いが、ジメチルベンジルアルコール(DMBA)、エチルメチルベンジルカルビノール(EMBA)及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた成分から第一量の回収不能副生物を生成するには十分低い開裂反応温度(通常、このような開裂反応温度は、75℃未満、好ましくは45℃から75℃未満である)を含み、該回収不能副生物の第一量は、該成分から同じ方法により75℃以上の開裂反応温度で生成した回収不能副生物の第二量よりも少ない該工程、
を含む該1種以上のヒドロパーオキシドの開裂方法を提供する。
図1は、本開裂方法の好ましい実施態様についての概略図である。
本出願の“低温度開裂”は、DMBA及びEMBAが回収不能副生物になる損失を低下させる開裂温度で操作される。
低温開裂を、開裂帯に第一開裂反応器及び第二開裂反応器を有する好ましい実施態様を参照して説明する。しかし、低温開裂は、1つ以上の反応器の使用を包含し、2つの反応器を用いるシステムに限定されない。
開裂反応原料は、約0.5〜約2重量%の水と、アセトン流、MEK流、又はアセトン/MEK混合流から選ばれたケトン流と、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド又はそれらの組合わせから選ばれたヒドロパーオキシドとを含有する。ケトン原料、好ましくはケトン回収帯からのケトン原料は、DMBA及び/又はEMBAからの回収不能副生物の生成を減少させる助けとなることが見い出された。単一反応器で開裂反応が起こると、開裂反応混合物は、比較的低温を含む第一反応条件(下記)に曝され、引き続き、同じ反応器中で第二反応条件(下記)に曝される。好ましい実施態様では、最初の開裂反応原料は、第一開裂反応器12に入れる第一開裂反応器原料26(図1)である。
開裂反応器は、各種の反応器であってよい。好ましい反応器としては、必ずしも限定する必要はないが、押出し流れ反応器(“PFR”)、再循環付き押出し流れ反応器(“PFRR”)及び連続撹拌式タンク反応器(“CSTR”)が挙げられる。
第一開裂反応器12は、第一開裂反応混合物を第一開裂反応温度に維持するのに効果的な内部又は外部熱交換装置を同伴した撹拌式タンク反応器であってよい。好ましい実施態様では、第一開裂反応器12は、第一開裂反応混合物を第一開裂反応温度に維持するのに十分な冷却を行うために、適当な所に1つ以上の熱交換器14、16を有するパイプラインループ反応器である。一般に第一開裂反応温度は、45〜70℃である。好ましい実施態様では、第一開裂反応温度は、45〜60℃、更に好ましくは45〜55℃である。第一開裂反応圧力は、第一開裂反応混合物を液相に維持するのに十分高く維持される。一般に0.5気圧(50kPa)以上で操作すれば、第一開裂反応混合物を液相に維持するのに十分である。
第一開裂反応混合物の再循環流を第一開裂反応器12中に再循環するため、パイプラインループにはポンプ18を設ける。第一開裂反応混合物の第二部分である“第一開裂反応生成物”は、パイプラインループ反応器から取出し点20の所で取り出される。この取出し点は、第一開裂反応器原料26用の原料点22の少し離れた上流に位置する。第一開裂反応器12のパイプラインループ内の再循環流24は、第一開裂反応器原料26の流れ(“第一開裂反応器原料流26”と言うことがある)よりも遥かに大きい。再循環流24と第一開裂反応器原料流26との比は、重量基準で好ましくは10:1〜100:1、更に好ましくは20:1〜40:1である。
第一開裂反応条件は、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれたヒドロパーオキシドの95〜98%を開裂するのに効果的な第一開裂反応滞留時間を含む。第一開裂反応混合物中に存在するヒドロパーオキシドに応じて、このヒドロパーオキシドは、フェノールと、メチルエチルケトン(MEK)、アセトン及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた化合物とに転化する。一般に第一開裂反応滞留時間は、1〜10分である。
第一開裂反応条件は、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド及び(存在すれば)クメンヒドロパーオキシドの開裂を触媒するのに効果的な酸触媒を含む。好適な酸触媒としては、必ずしも限定する必要はないが、硫酸、無水硫酸、過塩素酸及び燐酸が挙げられる。好ましい酸触媒は硫酸である。好ましい実施態様では、酸触媒28(好ましくは濃硫酸)は、反応混合物側流27に1つ以上の添加点29の所で添加される。反応混合物側流は、第一開裂反応生成物取出し点20と第一開裂反応器原料点22間に位置する。
酸触媒は、第一開裂反応器原料流26に対し、0.005〜0.1重量%の量で使用される。濃硫酸及び他の好適な酸触媒は、種々の供給源から市販されている。
第一開裂反応生成物32は、第二開裂反応器30、好ましくは貫流(once through)押出し流れ反応器に供給され、第二開裂反応混合物を生成する。第二開裂反応器30は、第二開裂反応生成物44(SCRP)を生成するのに効果的な第二開裂反応条件で操作される。第一開裂反応生成物は、好ましくは第二開裂反応温度に加熱され、第二開裂反応器30中に、以下の機能の1つ以上、好ましくは全てを達成するのに効果的な第二開裂反応滞留時間維持される。前記機能は、第一開裂反応生成物中に存在する残存ヒドロパーオキシドの95重量%を超える開裂;第一開裂反応生成物中のDMBA(存在すれば)のAMSへの60重量%以上、好ましくは75重量%以上、好ましくは85重量%以上の転化;及び第一開裂反応生成物中のEMBA(存在すれば)のAES及び2P2Bへの60重量%以上、好ましくは75重量%以上、好ましくは85重量%以上の転化である。この好ましい実施態様では、DMBAのAMSへの転化の選択性及び/又はEMBAのAES及び2P2Bへの転化の選択性は最大化する。一般に第二開裂反応滞留時間は、5秒〜1分である。
好適には、第二開裂反応条件は、60〜130℃、好ましくは70〜120℃の第二開裂反応温度を含む。第二開裂反応条件は、第二開裂反応温度との組合わせで、第二開裂反応混合物を液相に維持するのに十分な第二開裂反応圧力も含む。前記温度では、30psig以上で十分である。第二開裂反応生成物44は、第二開裂反応器30から取り出し、開裂生成物を回収するため、別の段階に通す。
AMS、AES及び2P2Bの収率を向上することにより、最初の低温開裂では、所定量のフェノール及びMEK及び/又はアセトンの同時(co−)生成に必要なクメン及びs−ブチルベンゼンの量は効果的に減少する。転化効率は向上し、また開裂中の回収不能副生物の形成は減少する。
s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシドとクメンヒドロパーオキシドとの比に応じて、この開裂では、アセトン:フェノールのモル比が0.8:1〜0.23:1の第二開裂反応生成物44が生成する。第二開裂反応生成物44中のMEK:フェノールのモル比は、0.2:1〜0.77:1である。最も好ましい実施態様では、第二開裂反応生成物44中のアセトン対フェノール比は、0.44:1〜0.25:1で変化する。
低温で起こる反応は、初期の開裂段階、好ましくは第一開裂反応器12での第一開裂反応で起こる。第一開裂反応器12では、ヒドロパーオキシドのフェノール及びMEK及び/又はアセトンへの転化率95〜98%が達成される。高温を必要とする反応は、後の開裂段階、好ましくは第二開裂反応器30で起こる。DMBAのAMSへの転化及びEMBAのAES及び2P2Bへの転化には、70〜130℃の比較的高温を必要とし、またこれらの反応は、好ましくは第一開裂反応生成物32が第二開裂反応器30に達するまで、延びる。この点では、ヒドロパーオキシドは殆ど開裂されて、残っていない。第二開裂反応条件は、DMBAのAMSへの転化率及びEMBAのAES及び2P2Bへの転化率を最大化するよう、最適化できる。
好ましい実施態様では、他の実施態様に比べて、開裂反応の安全性が向上する。第一開裂反応器12としてパイプラインループ反応器を使用することにより、多数発熱量測定を行って、反応が適切に進行していることを確認すると共に、第一開裂反応混合物側流27への酸触媒の添加量を制御することが可能である。通常の沸騰容器(boilng pot)開裂反応器では、酸添加は、通常、硫酸添加点で行った、ただ1つの発熱量測定により制御される。この1つの発熱量測定は、開裂反応器の中から少量の開裂反応混合物を酸添加点にポンプ送りし、この少量の開裂反応混合物を酸と混合することにより行われる。酸添加で生じた発熱量を測定するのは、プロセス制御のため、及び安全目的から運転停止を必要とするかどうかを決めるためである。反応が良好に進行していれば、測定発熱量は丁度よい(通常、15℃)。反応の進行が早すぎれば、発熱量は測定されない。発熱量が大きければ(25℃以上)、反応の進行が遅すぎる。反応の進行が遅すぎると、更に酸を加えた際、暴走反応が起こる危険性がある。
s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド及び/又はそれらの組合わせから選ばれた1種以上のヒドロパーオキシドを開裂する方法の好ましい一実施態様では、この方法は、
水 約0.5〜2重量%と、アセトン流、MEK流、及びアセトン/MEK混合流から選ばれたケトン流と、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド及びそれらの組合わせから選ばれたヒドロパーオキシドの開裂を触媒するのに効果的な酸触媒とを含有する開裂反応原料を、第一開裂反応器に第一開裂反応原料流で供給して、前記s−ブチルベンゼン、前記クメンヒドロパーオキシド及びそれらの組合わせから選ばれた1種以上のヒドロパーオキシドを含む第一開裂反応混合物を生成する工程;
該第一開裂反応混合物を、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシドをフェノール及びMEKに開裂すると共に、クメンヒドロパーオキシドをフェノール及びアセトンに開裂するのに効果的な第一開裂反応条件に曝す工程であって、該第一開裂反応条件は、該1種以上のヒドロパーオキシドの大部分を開裂するのに十分高い温度であるが、ジメチルベンジルアルコール(DMBA)、エチルメチルベンジルカルビノール(EMBA)及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた成分から第一量の回収不能副生物を生成するには十分低い温度である75℃未満の第一開裂反応温度(但し、該回収不能副生物の第一量は、該成分から同じ方法により75℃以上の開裂反応温度で生成した回収不能副生物の第二量よりも少ない)と、第一開裂反応混合物を液相に維持するのに十分高い第一開裂反応圧力とを含む該工程;
該第一開裂反応器原料流よりも大きい第一開裂反応混合物の再循環流を第一開裂反応器に再循環する工程;及び
該第一開裂反応生成物を第二開裂反応器に供給して、第二開裂反応混合物を生成する工程;
該第二開裂反応混合物に第二開裂反応条件を施して、第二開裂反応生成物を生成する工程であって、該第二開裂反応条件は、第二開裂反応混合物中に残存する1種以上のヒドロパーオキシドの大部分を開裂し、第二開裂反応混合物中のDMBAの大部分をα−メチルスチレンに転化し、かつ第二開裂反応混合物中のEMBAの大部分をα−エチルスチレン(AES)、2−フェニル−2−ブテン(2P2B)及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた1種以上の化合物に転化するのに効果的な第二開裂反応温度を含む該工程;及び
該第二開裂反応生成物に、フェノールと、メチルエチルケトン(MEK)、アセトン及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた1種以上の成分とを含む最終開裂反応生成物を生成するのに効果的な最終条件を施す工程;
を含む。
s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド及び/又はそれらの組合わせから選ばれた1種以上のヒドロパーオキシドを開裂する方法の好ましい他の一実施態様では、この方法は、
水 約0.5〜2重量%と、アセトン流、MEK流、及びアセトン/MEK混合流から選ばれたケトン流と、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド及びそれらの組合わせから選ばれたヒドロパーオキシドの開裂を触媒するのに効果的な酸触媒とを含有する開裂反応原料を、第一開裂反応器に第一開裂反応原料流で供給して、第一開裂反応混合物を生成する工程;
該第一開裂反応混合物を、該1種以上のヒドロパーオキシドを含む第一開裂反応生成物を生成するのに効果的な第一開裂反応条件に曝す工程であって、該第一開裂反応条件は、75℃未満の第一開裂反応温度と、該第一開裂反応混合物を液相に維持するのに十分高い第一開裂反応圧力とを含むと共に、更に該第一開裂反応混合物の再循環流を第一開裂反応器に再循環する工程を含み(但し、該再循環流と第一開裂反応器原料流との比は、重量基準で10:1〜100:1であり、また該第一開裂反応条件は、第一開裂反応混合物中のs−ブチルベンゼンヒドロパーオキシドの95%以上をフェノール及びMEKに開裂し、第一開裂反応混合物中のクメンヒドロパーオキシドの95%以上をフェノール及びアセトンに開裂し、かつジメチルベンジルアルコール(DMBA)、エチルメチルベンジルカルビノール(EMBA)及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた成分から第一量の回収不能副生物〔但し、該回収不能副生物の第一量は、該成分から同じ方法により75℃以上の開裂反応温度で生成した回収不能副生物の第二量よりも少ない〕を生成するのに効果的である);及び
該第一開裂反応生成物を第二開裂反応器に供給して、第二開裂反応混合物を生成する工程;
該第二開裂反応混合物に第二開裂反応条件を施して、第二開裂反応生成物を生成する工程であって、該第二開裂反応条件は、第二開裂反応混合物中に残存するヒドロパーオキシドの95重量%以上を開裂し、第二開裂反応混合物中のDMBAの70重量%以上をα−メチルスチレンに転化し、かつ第二開裂反応混合物中のEMBAの70重量%以上をα−エチルスチレン(AES)、2−フェニル−2−ブテン(2P2B)及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた1種以上の化合物に転化するのに効果的な第二開裂反応温度を含む該工程;及び
該第二開裂反応生成物に、フェノールと、メチルエチルケトン(MEK)、アセトン及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた1種以上の成分とを含む最終開裂反応生成物を生成するのに効果的な最終条件を施す工程;
を含む。
押出し流れ反応器(PFR)及び再循環付き押出し流れ反応器(PFRR)は、多数発熱量測定に特に適応可能である。多数発熱量測定に基づいて酸添加の制御を行うと、誤動作の制御システム部品での間違った発熱量測定による酸触媒の過大量又は過小量添加の危険性が低下し、制御部品と安全部品との結合を本質的に解除する。
好ましい実施態様では、発熱量は多数の箇所で測定することが好ましい。発熱量は、1箇所以上の反応混合物発熱量測定点、好ましくは反応混合物側流27沿いの第一反応混合物側流発熱量測定点51(又は第一RMSEM点51)及び第二RMSEM点50を横断して測定する。また発熱量は、1箇所以上の第一開裂反応器(FCR)発熱量測定点、好ましくは第一開裂反応器12沿いの第一FCR発熱量測定点30及び第二FCR発熱量測定点31を横断して測定することも好ましい。また発熱量は、第二開裂反応器を横断して、好ましくは第二開裂反応器(SCR)入口発熱量測定点40及び第二SCR出口発熱量測定点41を横断して測定することも好ましい。
第二開裂反応生成物44は、一般に中和装置に供給し、酸化原料に応じて、フェノール及び他の生成物を生成する既知の方法を用いて処理できる。
当業者ならば、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、多数の変形をなし得ることは認識していよう。ここで説明した実施態様は、例示のみで、特許請求の範囲で定義した本発明を限定するものとみなすべきではない。
本発明開裂方法の好ましい実施態様についての概略図である。
符号の説明
12 第一開裂反応器(FCR)又はパイプラインループ反応器
14 熱交換器
16 熱交換器
18 ポンプ
20 第一開裂反応生成物取出し点
22 第一開裂反応器原料点
24 再循環流
26 第一開裂反応器原料
27 反応混合物側流
28 酸触媒
29 酸触媒添加点
30 第二開裂反応器又は第一FCR発熱量測定点
31 第二FCR発熱量測定点
32 第一開裂反応生成物
40 第二開裂反応器(SCR)入口発熱量測定点
41 第二開裂反応器(SCR)出口発熱量測定点
44 第二開裂反応生成物(SCRP)
50 第二反応混合物側流発熱量測定点又は第二RMSEM点
51 第一反応混合物側流発熱量測定点又は第一RMSEM点

Claims (14)

  1. 開裂反応原料を開裂反応器に供給して、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド及び/又はそれらの組合わせから選ばれた1種以上のヒドロパーオキシドを含む開裂反応混合物を生成する工程、及び
    開裂反応混合物に、開裂反応条件を施して、フェノールと、メチルエチルケトン(MEK)、アセトン及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた1種以上の成分とを含む開裂反応生成物を生成する工程であって、該開裂反応条件は、該1種以上のヒドロパーオキシドの開裂生成物と、ジメチルベンジルアルコール(DMBA)、エチルメチルベンジルカルビノール(EMBA)及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれた成分からの第一量の回収不能副生物とを生成するため、75℃未満の開裂反応温度を含む該工程、
    を含む該ヒドロパーオキシドの開裂方法。
  2. 少なくとも1つの別の開裂反応器が使用される請求項1に記載の方法。
  3. 前記開裂反応条件が、s−ブチルベンゼンヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド及びそれらの組合わせよりなる群から選ばれたヒドロパーオキシドの開裂を触媒するのに好適な均質酸触媒の存在下で行われる請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記酸触媒が、硫酸、無水硫酸、過塩素酸又は燐酸から選ばれる請求項3に記載の方法。
  5. 前記開裂反応器が、押出し流れ反応器、再循環付き押出し流れ反応器及び連続撹拌式タンク反応器よりなる群から選ばれる請求項2〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第一開裂反応器が、第一開裂反応混合物を第一開裂反応温度に維持するのに効果的な1つ以上の熱交換器を有するパイプラインループ反応器である請求項2〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記開裂反応原料が、水 約0.5〜2重量%及びケトン流を含み、前記第一開裂反応条件が、45〜70℃、好ましくは45〜60℃の第一開裂反応温度、第一開裂反応混合物を液相に維持するのに十分高い第一開裂反応圧力、及び第一開裂反応混合物中のs−ブチルベンゼンヒドロパーオキシドの95%以上をフェノール及びMEKに開裂すると共に、第一開裂反応混合物中のクメンヒドロパーオキシドの95%以上をフェノール及びアセトンに開裂するのに効果的な第一開裂反応滞留時間を含む請求項2〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第一開裂反応条件が、50kPa以上の第一開裂反応圧力を含む請求項2〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第一開裂反応条件が、第一開裂反応混合物の再循環流を第一開裂反応器に再循環する工程を含む請求項2〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記第一開裂反応器原料の上流にある第一開裂反応生成物取出し点で第一開裂反応器から第一開裂反応生成物を取り出す工程を更に含む請求項9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記再循環流が、第一開裂反応器原料流よりも大きい請求項10に記載の方法。
  12. 前記再循環流と第一開裂反応器原料流との比が、重量基準で10:1〜100:1、好ましくは20:1〜40:1である請求項11に記載の方法。
  13. 前記第一開裂反応滞留時間が、1〜10分である請求項11に記載の方法。
  14. 前記第一開裂反応混合物に添加した酸触媒の量を多数発熱量測定に基づいて制御する工程を更に含む請求項4〜10のいずれか1項に記載の方法。
JP2006503448A 2003-02-14 2004-02-11 ヒドロパーオキシド含有酸化混合物の開裂方法 Expired - Fee Related JP4368376B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US44784503P 2003-02-14 2003-02-14
PCT/US2004/003839 WO2004074227A1 (en) 2003-02-14 2004-02-11 Process for cleavage of anf oxidation mixture comprising hydroperoxides

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006517965A true JP2006517965A (ja) 2006-08-03
JP4368376B2 JP4368376B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=32908508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006503448A Expired - Fee Related JP4368376B2 (ja) 2003-02-14 2004-02-11 ヒドロパーオキシド含有酸化混合物の開裂方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US7312365B2 (ja)
EP (1) EP1603856A1 (ja)
JP (1) JP4368376B2 (ja)
KR (1) KR20060015464A (ja)
CN (1) CN100360487C (ja)
BR (1) BRPI0407409A (ja)
MY (1) MY140223A (ja)
TW (1) TW200427663A (ja)
WO (1) WO2004074227A1 (ja)
ZA (1) ZA200506192B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009504749A (ja) * 2005-08-19 2009-02-05 ユーオーピー エルエルシー クメンヒドロペルオキシドの分解
JP2009504750A (ja) * 2005-08-19 2009-02-05 ユーオーピー エルエルシー クメンヒドロペルオキシドの分解
JP2019500202A (ja) * 2015-11-11 2019-01-10 フルイテック インヴェスト アーゲー 連続法による化学反応を行うための装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7348465B2 (en) * 2005-02-08 2008-03-25 Shell Oil Company Selective alkylation of aromatic hydrocarbons
DE102008035552A1 (de) * 2008-07-30 2010-02-04 Bayer Schering Pharma Aktiengesellschaft Substituierte Pyridine und ihre Verwendung
JP5486010B2 (ja) 2008-10-10 2014-05-07 エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク フェノールの製造方法
EP2379495B1 (en) * 2008-12-17 2017-03-01 Borealis AG Improving cumene oxidation
WO2010078934A1 (en) 2008-12-17 2010-07-15 Borealis Ag Multistage cumene oxidation
WO2010098916A2 (en) 2009-02-26 2010-09-02 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Process for producing phenol
WO2012145030A1 (en) 2011-04-19 2012-10-26 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Process for producing phenol
US8921610B2 (en) 2010-09-14 2014-12-30 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Oxidation of alkylbenzenes
KR101579360B1 (ko) 2011-04-19 2015-12-21 엑손모빌 케미칼 패턴츠 인코포레이티드 페놀의 제조 방법
US9388102B2 (en) 2011-04-19 2016-07-12 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Process for producing phenol
WO2013052217A2 (en) 2011-10-07 2013-04-11 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Mixed metal oxide catalysts and use thereof
SG11201507792XA (en) 2013-04-02 2015-10-29 Exxonmobil Chem Patents Inc Process and apparatus for making phenol and/or cyclohexanone

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2632773A (en) * 1947-04-01 1953-03-24 Hercules Powder Co Ltd Manufacture of peroxidic compounds
US3187055A (en) * 1948-03-19 1965-06-01 Hercules Powder Co Ltd Manufacture of peroxidic compounds
US2632026A (en) * 1950-02-18 1953-03-17 Hercules Powder Co Ltd Oxidation of aromatic hydrocarbons
US2757209A (en) * 1951-04-26 1956-07-31 Allied Chem & Dye Corp Recovery of phenol and alphamethylstyrene from cumene oxidation reaction mixtures
DE1443329B1 (de) 1962-01-10 1970-01-02 It Resine S P A Soc Verfahren und Vorrichtung zum kontinuierlichen katalytischen Spalten von Alkylarylhydroperoxyden,besonders Cumolhydroperoxyd,mit Schwefelsaeure
NL136649C (ja) * 1966-11-03
US3907901A (en) * 1969-07-14 1975-09-23 Allied Chem Continuous process for preparing cumene hydroperoxide
US4016213A (en) * 1971-05-03 1977-04-05 Allied Chemical Corporation Recovery of phenol, acetone and dimethyl phenyl carbinol from cumene oxidation product
JPS4880524A (ja) 1972-01-10 1973-10-29
US4358618A (en) * 1981-06-22 1982-11-09 Allied Corporation Decomposition of cumene oxidation product
US4431849A (en) * 1981-10-21 1984-02-14 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for preparing a methyl phenol
JPS62114922A (ja) 1985-11-13 1987-05-26 大日本インキ化学工業株式会社 フエノ−ルとアセトンおよびメチルエチルケトンとの製造法
US4950794A (en) 1989-05-24 1990-08-21 Arco Chemical Technology, Inc. Ethylbenzene oxidation
JP3061394B2 (ja) 1990-04-02 2000-07-10 三井化学株式会社 クメンハイドロパーオキサイドの製造方法
TW226011B (ja) * 1991-12-26 1994-07-01 Sumitomo Chemical Co
TW237445B (ja) * 1992-07-07 1995-01-01 Sumitomo Chemical Co
US5254751A (en) * 1992-09-14 1993-10-19 General Electric Company Method for the decomposition of cumene hydroperoxide by acidic catalyst to phenol and acetone
RU2108318C1 (ru) * 1994-03-01 1998-04-10 Закошанский Владимир Михайлович СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ ФЕНОЛА, АЦЕТОНА И α МЕТИЛСТИРОЛА
US5767322A (en) * 1996-06-27 1998-06-16 General Electric Company Cumene oxidation process
JP3391644B2 (ja) * 1996-12-19 2003-03-31 住友化学工業株式会社 ハイドロパーオキシドの抽出方法
US6077977A (en) * 1998-06-01 2000-06-20 General Electric Company Method for preparing hydroperoxides by oxygenation
ES2262341T3 (es) 1998-09-04 2006-11-16 Illa International L.L.C. Procedimiento altamente selectivo de produccion de fenol y de acetona.
DE19946888A1 (de) 1999-09-30 2001-04-05 Phenolchemie Gmbh & Co Kg Verfahren zur Herstellung von Phenol, Aceton und Methylethylketon
DE19946887A1 (de) * 1999-09-30 2001-04-05 Phenolchemie Gmbh & Co Kg Verfahren zur Herstellung von Phenol, Methylethylketon und Aceton
US6465695B1 (en) * 2001-07-27 2002-10-15 General Electric Company Method and system for manufacturing cumene hydroperoxide
US6486365B1 (en) * 2002-04-04 2002-11-26 General Electric Company Production and purification of phenol: hydroxyacetone removal by hydrotalcite

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009504749A (ja) * 2005-08-19 2009-02-05 ユーオーピー エルエルシー クメンヒドロペルオキシドの分解
JP2009504750A (ja) * 2005-08-19 2009-02-05 ユーオーピー エルエルシー クメンヒドロペルオキシドの分解
JP4713642B2 (ja) * 2005-08-19 2011-06-29 ユーオーピー エルエルシー クメンヒドロペルオキシドの分解
JP2019500202A (ja) * 2015-11-11 2019-01-10 フルイテック インヴェスト アーゲー 連続法による化学反応を行うための装置
US10933398B2 (en) 2015-11-11 2021-03-02 Fluitec Invest Ag Device for carrying out a chemical reaction by a continuous method

Also Published As

Publication number Publication date
KR20060015464A (ko) 2006-02-17
WO2004074227A1 (en) 2004-09-02
US7312365B2 (en) 2007-12-25
JP4368376B2 (ja) 2009-11-18
TW200427663A (en) 2004-12-16
EP1603856A1 (en) 2005-12-14
BRPI0407409A (pt) 2006-01-10
CN100360487C (zh) 2008-01-09
ZA200506192B (en) 2006-04-26
US20040162446A1 (en) 2004-08-19
CN1771216A (zh) 2006-05-10
MY140223A (en) 2009-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4368376B2 (ja) ヒドロパーオキシド含有酸化混合物の開裂方法
EP0738698B1 (en) Process for decomposition of cumene hydroperoxide
US7282613B2 (en) Process for producing phenol and methyl ethyl ketone
JP4713642B2 (ja) クメンヒドロペルオキシドの分解
EP2207762A1 (en) Process for the production of iso-propanol by liquid phase hydrogenation
JP2009504750A (ja) クメンヒドロペルオキシドの分解
JP3769050B2 (ja) フェノールの製造方法
JP4558936B2 (ja) フェノール及びアセトン製造の高度に選択的な方法
US5463136A (en) Cumene hydroperoxide cleavage process
JP2000178214A (ja) 酸触媒によるクメンヒドロペルオキシドの分解によるフェノ―ルおよびアセトンの製造方法
JPH11343257A (ja) 二価フェノールの製法及びその製造装置
US6555719B2 (en) Process for the thermal after-treatment of cleavage product from the acid-catalyzed cleavage of cumene hydroperoxide
EP2271607B1 (en) Method for producing phenol and acetone
US6444861B1 (en) Process for the cleavage of alkylaryl hydroperoxides
JP5076529B2 (ja) ジアルキルハイドロパーオキシベンゼンの製造方法
EP1494984B1 (en) Process for preparing phenols
EP1366006A1 (en) Process for preparing phenols
JP2004352674A (ja) フェノールの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090311

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20090608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090626

TRDD Decision of grant or rejection written
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090715

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20090715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees