JP2006517887A - ラジアルタイヤ用クラウン補強体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、補強要素の少なくとも2つのプライを備えたクラウン補強体が載置されたラジアルカーカス補強体を有し、補強要素が各プライ内で互いに平行で、2つのプライが軸方向幅が等しくないタイヤに関する。本発明によれば、ゴム混合物の少なくとも1つの第1外形要素Pが、軸方向最大幅プライよりも軸方向で狭い第2プライの少なくとも1つの端部から補強要素の軸方向最大幅プライを分離し、この第1外形要素Pの軸方向外方端部は、タイヤの赤道面から、この平面と補強要素の軸方向最大幅プライの端部との間の距離よりも小さい距離だけ離れて配置され、この外形要素Pがゴム混合物Gの第2外形要素によって補強要素の軸方向に狭いプライのライナーCから少なくとも部分的に半径方向に分離されており、ゴム混合物P及びGの第1及び第2外形要素並びにライナーCは、MP,MG,MCがそれぞれMC≧MG>MPの関係にある10%伸びでの引張力を受ける状態での割線弾性係数を有する。

Description

本発明は、ラジアルカーカス補強体を有するタイヤに関し、より具体的には、例えばローリー、トラクタ、トレーラ、又はハイウェイバスなどの重量物を積載し且つ持続速度で走行する車両に装着する目的のタイヤに関する。
一般に、カーカス補強体は、ビード区域内のいずれかの側部上で係止され、少なくとも2つのプライで形成されたクラウン補強体が半径方向で載置されており、該プライは、重ね合わされて各プライ内で平行なコード又はケーブルで形成されている。該カーカス補強体はまた、一般に、周方向に対して45°〜90°の間の角度を形成する低伸長性の金属ワイヤ又はケーブルのプライを備え、三角形プライと呼ばれるこのプライは、カーカス補強体と第1の(いわゆるワーキング)クラウンプライとの間に半径方向に配置され、絶対値で最大45°に等しい角度を有する平行ワイヤ又はケーブルで形成されている。三角形プライは、少なくとも上述のワーキングプライと共に様々な応力を受けた状態でほとんど変形を生じることのない三角形の補強体を形成し、該三角形プライの本質的な役割は、タイヤのクラウンの区域内の全ての補強要素が受ける横圧縮応力を吸収することである。
クラウン補強体は、少なくとも1つのワーキングプライを備え、該クラウン補強体が少なくとも2つのワーキングプライを備えるときには、これらのワーキングプライは非伸長性金属補強要素で形成され、各プライ内で互いに平行且つ1つのプライから隣接プライにかけて交差し、周方向に対して10°〜45°の間の角度を形成している。ワーキング補強体を形成する該ワーキングプライは更に、少なくとも1つのいわゆる保護プライで覆われ、有利には、弾性要素と呼ばれる金属の伸長性補強要素で形成することができる。
「重車両」用のタイヤの場合には、単一保護プライが通常存在し、その保護要素は、ほとんどの場合、半径方向最外方、従って半径方向に隣接するワーキングプライの補強要素と同方向で且つ同じ絶対値角度で配向されている。比較的凸凹の道路上を走行することを意図している建設車両タイヤの場合には、2つの保護プライが存在することが有利であり、補強要素が1つのプライから隣接プライにかけて交差し且つ半径方向内方の保護プライの補強要素が、この半径方向内方保護プライに隣接する半径方向外方のワーキングプライの非伸長性補強要素と交差している。
ケーブルは、破壊荷重の10%に等しい引張力を受けたときに最大でも0.2%に等しい相対伸びを有するときに非伸長性であると考えられる。
ケーブルは、破壊荷重に等しい引張力を受けたときに少なくとも4%に等しい相対伸びを有するときに弾性であると考えられる。
タイヤの周方向すなわち縦方向は、タイヤの外周に相当する方向であり、タイヤの回転方向により定義される。
タイヤの横断方向すなわち軸方向は、タイヤの回転軸に対して平行である。
半径方向はタイヤの回転軸に対して交差し且つ垂直の方向である。
タイヤの回転軸は、通常使用においてタイヤが回転する中心となる軸である。
半径方向平面すなわち子午面は、タイヤの回転軸を含む平面である。
円周正中面すなわち赤道面は、タイヤの回転軸に垂直な平面であり、タイヤを二つの半部分に分割する。
「ハイウェイ」タイヤと呼ばれる特定の最新のタイヤは、道路網の改善及び世界全体での自動車用道路網の発展によって、高速で且つ次第に長くなる距離行程での走行を意図している。こうしたタイヤが走行するのに必要とされている全ての条件により、走行キロメートル数の増大、タイヤの磨耗をより少なくすることを可能し、他方、このタイヤの耐久性及び特にクラウン補強体の耐久性が、大いに損なわれている。
クラウン補強体のレベルで存在する応力、より具体的にはクラウンプライ間の剪断応力が、軸方向最短のワーキングプライの端部で動作温度の無視できない上昇と組み合わされて、ワーキングクラウンプライの縁部の接合部での厚くなったゴム層の存在にもかかわらず、結果として上述の端部でのゴム内の亀裂の発生及び伝播を生じることになる。同じ問題は、補強要素を有する2つのプライの縁部の場合において存在し、この他方のプライは第1プライに半径方向には必ずしも隣接していない。
「重車両」タイヤの磨耗に対する寿命の長さ(走行キロメートル数)、及び更にこの後に続く再生の容易さ及び経済性の可能性に関してなされた進歩には、クラウン補強体を必要とし、ワーキングプライの縁部間の分離抵抗が改善されている。
上記の欠点を克服し且つ当該タイヤのタイプのクラウン補強体の寿命を改善するために、特定の数の先行特許では、層の構造及び品質、及び/又はプライの端部、より具体的には軸方向最短ワーキングプライの端部の間及び/又はその周囲に配置されているゴム混合物の外形要素に関する解決策を主張する。
フランス特許1389428号は、クラウン補強体の縁部の近傍内に配置された、ゴム混合物の劣化に対する抵抗性を改善するために、クラウン補強体の少なくとも側面及び周縁部を覆い且つ低ヒステリシスのゴム混合物で形成されたゴム外形要素の低ヒステリシスのトレッドと組み合わせた使用を主張する。
フランス特許2222232号は、クラウン補強プライ間の分離を回避するために、ゴムパッドで補強体の端部を被覆することを教示しており、そのゴムパッドのショアA硬度は、この補強体を載置しているトレッドの硬度と異なり、クラウン補強プライとカーカス補強体との縁部間に配置された、ゴム混合物の外形要素のショアA硬度よりも大きい。
米国特許5,154,217号は、異なる測定単位を使用し、且つこの2つのプライ間のプライの伸長において、100%伸びでゴム混合物パッドの弾性係数がトレッドの同じ弾性係数よりも大きい2つのプライの端部間の配置を主張している。
2つのクラウン補強プライのそれぞれの2つの縁部の接合を行うために、フランス特許2298448号は、高ショアA硬度及び100%の弾性係数の縁部間のいわゆる剪断ゴムの使用を開示し、この使用は、クラウン補強体及びカーカス補強体の縁部間に配置された異方性ゴム片の使用と組み合わせている。
同じことが、フランス特許2499912号に記載されたクラウン補強プライの接合の場合にも当てはまり、クラウン補強体の2つの主要プライ間に配置されたゴム層の側部は、高ショア硬度のゴム混合物で形成されている。
他の解決策は、クラウン補強プライの分離抵抗性の改善が考慮され、その解決策は、補強要素による補強の有無に関係なく、ゴム混合物の少なくとも1つの層の軸方向最小幅プライの少なくとも端部を被覆することからなる。単層の場合には、これは、例えば、層が極めて細い金属ワイヤで補強されたフランス特許1226595号で説明され例証されているように、プライの端部上で有利に生じ、又は、日本特許266703号では、又は代替としてフランス特許2671516号において、保護層は単に高弾性係数のゴムで形成されている。
上記に掲載された種々の構造が、タイヤに対して高度に有利である走行条件下で完全に満足すべき解決策を提供しなかった点に留意されたい。
欧州特許1062106号において、出願人は、タイヤのクラウン補強体が、補強要素の少なくとも2つのプライを備え、この軸方向最小幅プライの縁部がゴム混合物の外形要素によって軸方向最大幅プライから分離され、その軸方向外方端部は、タイヤの赤道面と最大幅プライとの間の距離に少なくとも等しい距離だけ該赤道面から離れて配置され、該外形要素自体が縁取りゴムによって最小幅プライのライナーから分離され、該外形要素、縁取りゴム、及びこのライナーがそれぞれ、外形要素に対してライナーから内方に向かって半径方向に減少するように、10%相対伸びでの引張力を受ける状態で割線弾性係数を有するタイヤを提案した。
フランス特許1389428号公報 フランス特許2222232号公報 米国特許5,154,217号公報 フランス特許2298448号公報 フランス特許2499912号公報 フランス特許1226595号公報 日本特許266703号公報 フランス特許2671516号公報 欧州特許1062106号公報
このタイプのタイヤで実施した試験は、当該用途に関係する現在の要望を考慮して、特に耐久性の点でタイヤの性能を改善する必要性が依然としてあることを示している。
従って、発明者らは、重量物を積載し且つ持続速度で走行する車両に装着する目的のタイヤを製造し、公知のタイヤと比較して耐久性を改善し、特に軸方向最小幅ワーキングプライの端部での亀裂の発生及び伝播を制限する課題を対象としている。
本目的は、本発明により、補強要素の少なくとも2つのプライを備えたクラウン補強体が載置されたラジアルカーカス補強体を有し、該補強要素が各プライ内で互いに平行で、この2つのプライが軸方向幅が等しくなく、ゴム混合物の少なくとも1つの第1外形要素Pが、補強要素の軸方向最大幅プライを該軸方向最大幅プライよりも軸方向で狭い第2プライの少なくとも1つの端部から分離し、この第1外形要素Pの軸方向外方端部が、赤道面と補強要素の軸方向最大幅プライの端部との間の距離よりも小さい距離だけタイヤの赤道面から離れて配置され、この外形要素Pが、ゴム混合物Gの第2外形要素により補強要素の軸方向に狭いプライのライナーCから少なくとも部分的に半径方向に分離され、ゴム混合物P及びGの第1及び第2外形要素並びにライナーCは、それぞれ10%伸びでの引張力における割線弾性係数MP,MG,MCを有し、MC≧MG>MPの関係にあるタイヤによって達成される。
これらのそれぞれの弾性係数MP及びMGの選択によるゴム混合物の層P及びGの組み合わせが、ワーキングプライの端部間の分離に対するクラウン構造の抵抗を改善することができる。ゴム混合物のこれらの層の存在により、実際には、このようにして得られたプライの分離によって、最小幅プライの端部を保護すること、従ってこの軸方向最小幅プライの端部の層間剥離の発生を阻止又は最低限でも遅延させることを可能にする。
好ましくは、対象となる2つのプライのあまり広くないプライ端部で測定された、ゴム混合物P及びGの外形要素のそれぞれの厚さの合計は、2つのプライのケーブルのそれぞれの母線間のゴム混合物の全体の厚さの好ましくは30%〜80%の間にあり、30%より小さい厚さは納得のいく結果を得ることができず、80%より大きい厚さはプライ間の分離抵抗性の改善に関しては実用的ではなく、コストの観点から不利である。
更に好ましくは、ゴム混合物P及びGの外形要素は、軸方向最小幅プライの軸方向外方端部で、ゴム混合物P及びGのこの外形要素によって分離された、2つのプライ間の半径方向距離dが、関係:3/5.φ2<d<5.φ2(φ2は、軸方向最小幅プライの補強要素の直径)を満足するような厚さである。
距離dは、ケーブルからケーブル、すなわち第1プライのケーブルと第2プライのケーブルとの間で測定される。すなわち、この距離dは、ゴム混合物P及びGの外形要素の厚さ及びカレンダー加工ゴム混合物のそれぞれの厚さの範囲にわたり、半径方向内方のプライのケーブルに対して半径方向外部で、且つ半径方向外方のプライのケーブルに対して半径方向内部にある。
本発明の有利な実施形態によれば、軸方向最小幅プライは、軸方向最大幅プライに対して半径方向外部にある。この実施形態によれば、ゴム混合物Gの第1外形要素は、ゴム混合物Pの第2外形要素に対して少なくとも部分的に半径方向外部にある。
本発明の1つの有利な実施形態は、補強要素の上述の軸方向に狭いプライの少なくとも半分の幅に等しい前記平面からの距離に配置されるゴム混合物Gの第2外形要素の軸方向外方端部を提供する。本発明のこの実施形態により、上述の軸方向最小幅プライの端部は、ゴム混合物P及びGの2つの外形要素の半径方向の重ね合わせにより最大幅プライから半径方向に分離される。
本発明の好ましい実施形態によれば、ゴム混合物Gの第2外形要素は、最大で前記平面とゴム混合物Pの第1外形要素の軸方向内方端部との間の距離に等しい距離だけ赤道面から離れて配置された、その軸方向内方端部を有する。この実施形態によれば、特にゴム混合物Gの第2外形要素の軸方向外方端部が、補強要素の前記軸方向に狭いプライの少なくとも半分の幅に等しい距離だけ前記平面から離れて配置されているときに、ゴム混合物Pの第1外形要素は、この軸方向最小幅プライと接触しない。
本発明により更に好ましくは、この外形要素Gの軸方向内方端部と補強要素の軸方向最小幅プライの端部との間のゴム混合物Gの外形要素の軸方向幅Dが、3.φ2≦D≦20.φ2(φ2が軸方向最小幅プライの補強要素の直径)であるようにされる。
こうした関係は、ゴム混合物Gの外形要素と軸方向最小幅プライとの間の係合区域を定める。軸方向最小幅プライの補強要素の直径の3倍に等しい値を下回るこのような係合は、プライの分離を達成し、特に軸方向最小幅プライ端部での応力減衰を得るのに十分なものとはならない可能性がある。
対象のプライが、互いに平行で1つのプライから隣接プライにかけて交差している補強要素で形成されたワーキングプライである場合には、この外形要素Gの軸方向内方端部と補強要素の軸方向最小幅プライの端部との間のゴム混合物Gの外形要素の軸方向幅Dは、D≦20.φ2であるようにされる。
軸方向最小幅のワーキングプライの補強要素の直径の20倍より大きなこの係合の値は、ドリフト剛性の過度の減少を生じる結果となる場合がある。
本発明によるタイヤのクラウン補強体が、補強要素の少なくとも2つのプライを含む少なくとも1つのワーキング補強体で形成され、各プライ内で互いに平行で且つ好ましくは1つのプライから隣接プライにかけて交差し、この2つのプライは軸方向幅が等しくなく、ワーキングプライのこれらの間の軸方向幅で且つこの保護クラウンプライに半径方向に隣接するワーキングプライの幅よりも大きい、ワーキングクラウン補強体に対して半径方向外部にある保護クラウンプライを更に備えている場合には、ゴム混合物Pの第1外形要素の軸方向外方端部は、保護クラウンプライの少なくとも半分の幅に等しい距離だけタイヤの赤道面から離れて有利に配置されている。このような実施形態は、保護クラウンプライの端部及びワーキング補強体の軸方向最大幅プライの分離を可能にする。ゴム混合物Gの第2外形要素の軸方向外方端部の位置は、有利には、保護クラウンプライの少なくとも半分の幅に等しい距離だけ前記平面から離れて配置されている。本発明のこうした実施形態により、クラウン補強体が、その端部が2つのワーキングプライの端部間に軸方向にある保護プライを含む場合には、保護クラウンプライのこの端部は、ゴム混合物P及びGの2つの外形要素の半径方向の重ね合わせによって、最大幅ワーキングプライから半径方向で分離される。
好ましくは、本発明によるタイヤのクラウン補強体が、その端部が2つのワーキングプライの端部間で軸方向にある保護プライを含む場合には、ゴム混合物Pの第1外形要素の軸方向内方端部が、軸方向最小幅ワーキングプライの少なくとも半分の幅に等しい距離だけ赤道面から離れて配置されている。こうした実施形態は、単にゴム混合物Gの第2外形要素が存在することにより、軸方向最小幅ワーキングプライ及び軸方向最大幅ワーキングプライの端部の分離を維持することができる。保護クラウンプライの存在により、実際には、この区域内において受け入れ難いものとなるタイヤの全体の厚さを回避するために、2つのワーキングプライ間に半径方向でゴム混合物P及びGの2つの外形要素の介在が必要ではないものとすることができる。
本発明の1つの変形実施形態によれば、タイヤのクラウン補強体は、補強要素の少なくとも1つのワーキングプライを含む少なくとも1つのワーキング補強体で形成され、ゴム混合物Bの第3外形要素が、補強要素の半径方向最内方のワーキングプライの端部に隣接し、このゴム混合物Bの第3外形要素は、この半径方向最内方のプライに対して少なくとも部分的に半径方向内部にある。
本発明による「隣接する」という用語は、ゴム混合物Bの第3外形要素が前記プライに隣接し、ゴム混合物Bのこの第3外形要素の軸方向外方端部が、補強要素の半径方向最内方のワーキングプライの少なくとも半分の幅に等しい距離だけ前記平面から離れて配置されている意味として理解する必要がある。
本発明のこの変形実施形態により実施された試験は、半径方向最内方のプライに隣接するゴム混合物Bのこのような半径方向内方層の存在により、より具体的にはこのプライが軸方向最大幅である場合に、補強要素のプライ端部間の分離に対するクラウン構造の抵抗が更に改善されることを示した。ゴム混合物Bのこの層の存在により、クラウンプライの端部の近傍のゴム塊に発生する可能性のある亀裂の伝播を制限すると思われる。
本発明のこの最後の変形実施形態によれば、クラウン補強体が前記半径方向最内方のワーキングプライ、好ましくはこの半径方向最内方のワーキングプライの軸方向幅よりも小さい軸方向幅のワーキングプライに対して半径方向内部にある三角形プライを更に備える場合には、ゴム混合物Bの第3外形要素をこの半径方向最内方のワーキングプライと三角形プライとの間に半径方向に部分的に挿入することができ、或いは、三角形プライの内方に対して部分的に半径方向でもよく、或いはまた、ゴム混合物Bの第3外形要素は、前記三角形プライと接触することはできない。
本発明のこの変形実施形態により更に有利には、ゴム混合物Bの第3外形要素が、前記半径方向最内方のワーキングプライの端部を囲み、且つこの半径方向最内方のワーキングプライに対して一部が半径方向外部にある。また、本発明のこうした実施形態では、ゴム混合物Pの第1外形要素及び/又はゴム混合物Gの第2外形要素でゴム混合物Bの第3外形要素を半径方向で被覆することができる。
本発明の別の変形実施形態によれば、クラウン補強体は、補強要素の少なくとも1つのプライを備える少なくとも1つのワーキング補強体で形成され、ゴム混合物Gの第2外形要素は、前記半径方向最内方のワーキングプライの端部を囲み、且つゴム混合物Gのこの第2外形要素は、半径方向最内方のワーキングプライに対して一部が半径方向外部にある。本発明のこの他方の変形実施形態は、補強要素の2つのプライを分離する機能と、ゴム混合物Bの第3外形要素によって予め実施される機能の両方を組み合わせるゴム混合物Gの第2外形要素を提供する。
本発明はまた、ゴム混合物Gの第2外形要素が、半径方向最内方のワーキングプライに対して一部が半径方向内部にあるこの変形実施形態により、この半径方向最内方のプライに対して、少なくとも部分的に半径方向内部にあるゴム混合物Bの第3外形要素の存在を可能にし、ゴム混合物G及びBのこの外形要素は、半径方向最内方のワーキングプライの半径方向外方及び/又は半径方向内方に重ね合わせることができる。
より有利には、クラウン補強体は更に、半径方向最内方のワーキングプライ、有利には該半径方向最内方のワーキングプライの軸方向幅よりも小さい軸方向幅のワーキングプライに対して半径方向内部にある三角形プライを備え、ゴム混合物Gの第2外形要素を、半径方向最内方のワーキングプライと三角形プライとの間に半径方向に部分的に挿入することができ、或いは、三角形プライの内方に部分的に半径方向でもよく、或いはまた、ゴム混合物Gの第2外形要素はこの三角形プライと接触することはできない。
本発明の他の利点の詳細及び特性は、図1〜3を参照しながら以下の本発明の実施形態に関する実施例の説明から明らかになるであろう。
各図は、これらの理解を平易にするために縮尺通りには示されていない。
図1は、315/80.R.22.5Xサイズのタイヤ1の子午線断面の部分概略図を示す。タイヤ1は、実質的に0.65に等しい形状比H/Sを有し、Hはリムに装着されたタイヤの高さ、Sは9.00×22.5の作動リムに装着され、且つ9バールの推奨圧力まで膨らまされた該タイヤの最大軸方向幅である。
図1〜3は、タイヤの円周正中面すなわち赤道面を示す軸XX’に対して対称的に伸びたタイヤの半部分図だけを示している。
タイヤ1は、非伸長性金属ケーブル、すなわち破断荷重の10%に等しい引張力を受ける状態で、最大でも0.2%の伸びを有するケーブルの単一のプライ2から構成されたラジアルカーカス補強体を含む。該カーカス補強体は、各ビード内に係止されているが、該ビードは図1〜3に示されていない。該カーカス補強体の上にはクラウン補強体3が半径方向外方に載置されており、該クラウン補強体は、半径方向で内方から外方に、
説明された事例では65°に等しい角度α0で配向され、スチール製の非伸長性金属ケーブルで形成された三角形プライと呼ばれる第1半クラウンプライ30と、
半径方向に三角形プライ30のレベルにあるゴム混合物の層Bと、
該プライ30及びゴム混合物の層Bの半径方向外方で、周方向に対して18°に等しい角度α1を形成するスチール製の非伸長性金属ケーブルで形成され、該ケーブルが三角形プライ30のケーブルと同方向のケーブルである第1ワーキングプライ31と、
半径方向外方で且つワーキングクラウンプライ31と接触したゴム混合物の層Pと、
半径方向外方で且つゴム混合物の層Pと接触したゴム混合物の層Gと、
次いで、ゴム混合物の層Gの半径方向外方で、第1プライ31の金属ケーブルと同じ金属ケーブルで形成され、角度α1と対称で周方向に対して角度α2を形成(図示の事例では18°である角度α1と絶対値が等しいが、該角度α1とは異なるものである)する第2ワーキングクラウンプライ32と、
を備えている。
第1ワーキングプライ31の軸方向幅L1は、タイヤが作動リム上に装着され且つ推奨圧力まで膨らまされているときの236ミリメートルに等しく、従来形状のタイヤでは、トレッドの幅(対象としている事例では242ミリメートルに等しい)よりも小さい。第2ワーキングプライ32の軸方向幅L2は、幅L1より小さく、幅が216ミリメートルに等しい。三角形半プライ30の軸方向幅L0は、70ミリメートルに等しく、その軸方向外方端部は、100ミリメートルに等しい距離だけ赤道面から軸方向距離にある。
二つのワーキングプライ31及び32は、同じゴム混合物で形成されたそれぞれライナーC1及びC2を有する。もちろんライナーは異なっていてもよい。
ゴム混合物の層P及びG層の組み合わせは、ワーキングプライ31と半径方向外方のワーキングプライ32の端部との間の分離を形成する。
2つのワーキングプライ31と32間のゴム混合物P及びGの外形要素の係合区域は、厚み、又はより正確にはプライ32及びプライ31の端部間の半径方向距離dと、ゴム混合物Gの外形要素の軸方向内方端部と軸方向最小幅ワーキングクラウンプライ32の端部との間のゴム混合物Gの外形要素の軸方向幅Dにより定められる。軸方向距離dは、3.5ミリメートルに等しい。軸方向距離Dは、21ミリメートル、すなわちワーキングプライ32の補強要素の直径φ2のほぼ14倍に等しく、この直径φ2は1.5ミリメートルに等しい。
ゴム混合物の層P及びG並びにワーキングプライ32のカレンダー加工層C2の10%伸びでの弾性係数である、MP及びMG並びにMC2はそれぞれ、これらが以下の関係:MP<MG≦MC2を満足するように選択される。タイヤ3のこうした実施形態は、カレンダー加工層P2内の応力を低減することができ、ワーキングプライ31と接触するゴム混合物の層Pに関する限り、ワーキングプライ32と接触するゴム混合物の層Gを通過し、これによりワーキングプライ31及び32の端部間の分離に対するクラウン構造の抵抗を改善することができる。
図2は、図1と類似したタイヤ4の子午線断面の概略図であり、ゴム混合物の層Bが存在しないこと、及びワーキングプライ31の端部を囲み、且つこのワーキングクラウンプライの半径方向内方に伸びたゴム混合物の層Gが存在することで図1とは異なっている。
本発明の実施形態のこの第2の実施例において、ゴム混合物の層Gは、2つのワーキングクラウンプライ31と32との間を分離する機能に加えて、図1に示された本発明の実施形態の第1の実施例のゴム混合物の層Bの機能を果たす。
図3は、図1と類似したタイヤ5の子午線断面の概略図であり、補助保護プライ33が存在する点で図1とは異なる。保護プライ33は、ワーキングプライ32の半径方向外方に配置されている。保護プライ33は、スチール製のいわゆる弾性金属ケーブルのプライであり、すなわちこれらは、破断荷重の10%に等しい力を受けた状態で少なくとも2%の相対伸び(2%より小さい伸びが、非伸長性ケーブルの特性であるのに対して)を有し、周方向に対して角度α2と同じ方向で角度α3で配向されているが、絶対値で角度α2より8°大きいので、26°に等しい。保護プライ33の幅L3は、最小幅及び半径方向に隣接するワーキングプライ32の幅L2よりも大きい、260ミリメートルに等しく、従って幅L1よりも小さい。
本発明の実施形態のこの第3の実施例によれば、ゴム混合物P及びGのゴム要素の組み合わせにより、結果として軸方向最大幅のワーキングプライ31及び保護クラウンプライ33の端部の分離が得られる。
図1の場合と同様に、ゴム混合物の層P及びG並びに保護プライ33のカレンダー加工層C3の10%伸びでの弾性係数であるMP及びMG並びにMC2はそれぞれ、これらが以下の関係:MP<MG≦MC3を満足するように選択される。保護クラウンプライ33のライナーC3は、ワーキングプライ31及び32のライナーC1、C2の1つ及び/又は他方と同じか異なるものとすることができる。
タイヤ5のこうした実施形態は、カレンダー加工層C3内の応力の低減を可能にし、ワーキングプライ31と接触するゴム混合物の層Pに関する限り、保護プライ33と接触するゴム混合物の層Gを通過し、これによりワーキングプライ31と保護プライ33との端部間の分離に対するクラウン構造の抵抗を改善することが可能になる。
プライ31及び32の間の接合は、図3の図に従ってプライ間分離の観点から欠点は少ないが、本発明による最適な解決手段は、ゴム混合物の層Gの軸方向内方端部が、ワーキングクラウンプライ31とワーキングクラウンプライ32の端部との間の分離を維持するようにワーキングクラウンプライ31及び32の間で保持されることである。図3の図示の事例においてワーキングクラウンプライ32の端部に生じる可能性のある応力が、保護クラウンプライを含まない先出の図示の応力よりも小さく、ゴム混合物Pの第1外形要素の軸方向内方端部は、軸方向最小幅ワーキングプライ32の少なくとも半分の幅に等しい距離だけ赤道面から離れて配置されている。こうした実施形態は、全てのクラウン補強プライ30、31、32、及び33を含むタイヤの軸方向区域内においてクラウン補強体の厚さを受け入れることのできないように特に増大しないことを可能にする。
図1により説明された構造に対応するタイヤと、ゴム混合物Bの第3の外形要素が存在しないことで上記のものとは異なるタイヤ(図示せず)とを互いに比較し、更にそのクラウン補強体が同じクラウンプライで形成されているが、10%での弾性係数が両方のプライの同じライナーの同じ弾性係数よりも僅かに小さいゴム混合物の単一の外形要素により分離されているワーキングプライ31及び32の縁部を備えた基準タイヤと比較した。
タイヤの比較走行は初めに、高速道路サーキット、すなわち走行される直線ラインの比率が非常に高いサーキットで実施され、次いで、いわゆる高ドリフトサーキット、すなわち曲線の比率が最も高いサーキットで実施され、荷重及びタイヤ空気圧の条件は、走行タイヤとタイヤ製造業者による推奨タイヤとで同じである。
得られた結果は、ワーキングプライ31及び32の縁部がゴム混合物の単一の外形要素によって分離された基準タイヤと比較して、ゴム混合物Bの第3の外形要素を含まない本発明により製造されたタイヤにおいてキロメートルで20%の平均利点を示している。
更に、図1の図に従って製造されたタイヤが、ゴム混合物Bの第3の外形要素を含まない本発明により製造されたタイヤと比較して、キロメートルで10%の平均利点を有することは明らかであろう。
これらの結果は最初に、本発明により配置され且つ前述の特性を有するゴム混合物P及びGの第1及び第2外形要素の組み合わせにより、公知のタイヤと比較して耐久性が改善されることを示す。
更に、補強要素の半径方向最内方のワーキングプライの端部に隣接するゴム混合物Bの第3の外形要素の存在により、クラウン補強体のプライの端部で亀裂の伝播を更に制限することが可能となる。
本発明の第1の実施形態によるタイヤの子午線断面の部分図である。 本発明の第2の実施形態によるタイヤの子午線断面の部分図である。 本発明の第3の実施形態によるタイヤの子午線断面の部分図を示す。

Claims (8)

  1. 補強要素の少なくとも2つのプライを備えたクラウン補強体が載置されたラジアルカーカス補強体を有し、前記補強要素が各プライ内で互いに平行で、前記2つのプライが軸方向幅が等しくないタイヤであって、
    ゴム混合物の少なくとも1つの第1外形要素Pが前記補強要素の軸方向最大幅のプライを該最大幅プライよりも軸方向で狭い第2のプライの少なくとも1つの端部から分離しており、
    前記第1外形要素Pの軸方向外方端部が、赤道面と前記補強要素の軸方向最大幅プライの端部との間の距離よりも小さい距離だけ該赤道面から離れて配置され、
    前記外形要素Pが、ゴム混合物Gの第2外形要素により前記補強要素の軸方向最大狭プライのライナーCから少なくとも部分的に半径方向に分離されており、
    ゴム混合物P及びGの第1及び第2外形要素並びにライナーCは、それぞれ10%伸びでの引張力における割線弾性係数MP,MG,MCを有し、MC≧MG>MPの関係にあることを特徴とするタイヤ。
  2. 前記ゴム混合物Gの第2外形要素の軸方向外方端部が、前記補強要素の軸方向に狭いプライの少なくとも半分の幅に等しい距離だけ前記平面から離れて配置されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記ゴム混合物Gの第2外形要素が、前記赤道面とゴム混合物Pの前記第1外形要素の軸方向内方端部との間の距離に最大でも等しい前記赤道面から離れて配置された軸方向内方端部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記クラウン補強体が、前記補強要素の少なくとも2つのプライを備える少なくとも1つのワーキング補強体で形成され、前記補強要素が各プライ内で互いに平行で且つ1つのプライから隣接プライにかけて交差し、前記2つのプライは軸方向幅が等しくなく、前記ワーキングプライのこれらの間の軸方向幅で且つ前記保護クラウンプライに半径方向で隣接するワーキングプライの幅よりも大きい、前記ワーキングクラウン補強体に対して半径方向外部にある保護クラウンプライを更に備え、
    ゴム混合物Pの第1外形要素の軸方向外方端部は、前記保護クラウンプライの少なくとも半分の幅に等しい前記平面から離れて配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のタイヤ。
  5. 前記ゴム混合物Pの第1外形要素の軸方向内方端部は、前記軸方向最小幅ワーキングプライの少なくとも半分の幅に等しい距離だけ前記赤道面から離れて配置されていることを特徴とする請求項4に記載のタイヤ。
  6. 前記クラウン補強体が、補強要素の少なくとも1つのワーキングプライを含む少なくとも1つのワーキング補強体から構成され、ゴム混合物Bの第3外形要素が、前記補強要素の半径方向最内方のワーキングプライの端部と隣接し、前記ゴム混合物Bの第3外形要素が、前記半径方向最内方のワーキングプライに対して少なくとも部分的に半径方向内部にあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のタイヤ。
  7. 前記ゴム混合物Bの第3外形要素が、前記補強要素の半径方向最内方のワーキングプライの端部を囲み、前記ゴム混合物Bの第3外形要素が、前記半径方向最内方のワーキングプライに対して一部が半径方向外部にあることを特徴とする請求項6に記載のタイヤ。
  8. 前記クラウン補強体が、補強要素の少なくとも1つのプライを含む少なくとも1つのワーキング補強体から構成され、ゴム混合物Gの前記第2外形要素が、前記半径方向最内方のワーキングプライの端部を囲み、前記ゴム混合物Gの第2外形要素が、前記半径方向最内方のワーキングプライに対して一部が半径方向外部にあることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のタイヤ。
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