JP2006515491A - 広帯域無線接続通信システムにおけるスリープモード及びアウェイクモードでの状態遷移を制御するシステム及び方法 - Google Patents

広帯域無線接続通信システムにおけるスリープモード及びアウェイクモードでの状態遷移を制御するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

スリープモードとアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムを提供する。加入者端末機は、加入者端末機から基地局へのスリープ要求に対する基地局の拒否応答が受信されると、スリープモードを制御する。基地局からの拒否応答が受信されると、加入者端末機は、待機期間の経過の後、基地局へスリープ要求を再伝送する。基地局からの拒否応答が受信されると、加入者端末機は、基地局からスリープ要求に対する非要求応答を受信するときまで基地局へスリープ要求を再伝送しない。

Description

本発明は、広帯域無線接続通信システムに関し、特に、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;OFDM)方式を使用する広帯域無線接続通信システムにおけるスリープモード及びアウェイクモードを制御するシステム及び方法に関する。
第4世代(4th Generation;以下‘4G’と称する。)通信システムでは、約100Mbpsの伝送速度を有する多様なサービス品質(Quality of Service;以下‘QoS’と称する。)を有するサービスをユーザーに提供するための活発な研究が進められている。
一般的に、現在の第3世代(3rd Generation;以下‘3G’と称する。)通信システムは、比較的よくないチャンネル環境を有する室外チャンネル環境では、384kbps程度の伝送速度を支援し、比較的良好なチャンネル環境を有する室内チャンネル環境でも最大2Mbps程度の伝送速度を支援する。一方、無線近距離通信ネットワーク(Local Area Network;以下‘LAN’と称する。)システム及び無線都市地域ネットワーク(Metropolitan Area Network;以下、‘MAN’と称する。)システムは、一般的に、20Mbps〜50Mbpsの伝送速度を支援する。
従って、現在の4G通信システムでは、4G通信システムが提供しようとする高速サービスを支援するために、比較的高い伝送速度を支援する無線LANシステム及び無線MANシステムに対して、移動性(mobility)及び高いQoSを保証する新たな通信システムに関する研究が活発になされている。
この無線MANシステムは、そのサービス領域(coverage)が広く、高速の伝送速度を支援するために高速通信サービスの支援には適合である。しかしながら、ユーザー、すなわち、加入者端末機(Subscriber Station;SS)の移動性を考慮しないシステムであるので、加入者端末機の高速移動によるハンドオフ(handoff)、すなわち、セル選択(cell selection)もまったく考慮されていない。
図1は、従来の直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;OFDM)/直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access;OFDMA)(“OFDM/OFDMA”と称する。)方式を使用する広帯域無線接続通信システムの構成を概略的に示す。より詳細には、図1は、IEEE802.16a通信システムの構造を概略的に示す。
しかしながら、図1を説明する前に、無線MANシステムは、広帯域無線接続(Broadband Wireless Access;BWA)通信システムであって、無線LANシステムよりもサービス領域が広く、さらに高速の伝送速度を支援することに注意すべきである。IEEE802.16a通信システムは、無線MANシステムの物理チャンネル(physical channel)に広帯域(broadband)伝送ネットワークを支援するために、OFDM方式とOFDMA方式とを適用した通信システムである。
すなわち、IEEE802.16a通信システムは、OFDM/OFDMA方式を使用する広帯域無線接続通信システムである。IEEE802.16a通信システムは、無線MANシステムにOFDM/OFDMA方式を適用するために、複数の副搬送波(sub-carrier)を使用して物理チャンネル信号を送信することによって高速のデータ送信の支援を可能にする。
一方、IEEE802.16e通信システムは、上述したIEEE802.16a通信システムと同一の特性を有するが、加入者端末機の移動性を考慮する。しかしながら、IEEE802.16e通信システムについては、具体的に規定されていない。
上述したように、IEEE802.16e通信システムは、加入者端末機の移動性を考慮したシステムであるので、加入者端末機(Subscriber Station;SS)が、‘MS(Mobile Station)’又は‘MSS(Mobile Subscriber Station)’を意味すると仮定する。すなわち、MS又はMSSは、このSSに移動性を与えた概念で理解されることができる。
図1を参照すると、IEEE802.16a通信システムは、単一セル(single cell)構造を有し、基地局100と、この基地局100が管理する複数の加入者端末機110,120,130とから構成される。基地局100と加入者端末機110,120,130との間の信号の送受信は、OFDM/OFDMA方式を使用して行われる。
上述したように、IEEE802.16a通信システムは、現在加入者端末機が固定された状態、すなわち、加入者端末機の移動性を全く考慮しない状態と単一セル構造のみを考慮している。しかしながら、上述したように、IEEE802.16e通信システムは、IEEE802.16a通信システムの特性に加えて加入者端末機の移動性を考慮する。従って、IEEE802.16eシステムは、多重セル(multi-cell)環境での加入者端末機の移動性を考慮しなければならない。このように、多重セル環境での加入者端末機の移動性を提供するためには、加入者端末機及び基地局の動作が必然的に変更されなければならない。しかしながら、IEEE802.16e通信システムは、多重セル環境と加入者端末機の移動性を取り扱う何の方法も提案していない。
IEEE802.16e通信システムにおいて、加入者端末機の移動性を考慮する場合、加入者端末機の電力消費は、システム全体の資源を管理する際に重要な要因として作用する。従って、加入者端末機の電力消費を最小化させるための加入者端末機と基地局との間のスリープモード(SLEEP MODE)動作及びこのスリープモード動作に対応するアウェイクモード(AWAKE MODE)動作が提案された。
図2は、従来のIEEE802.16e通信システムで提案しているスリープモード動作を概略的に示す。
図2を説明するに先立って、まず、このスリープモードは、パケットデータが伝送されないアイドル(idle)区間で加入者端末機の電力消費を最小化するために提案された。すなわち、このスリープモードで、このパケットデータが伝送されないアイドル区間での加入者端末機の電力消費を最小化させるために、加入者端末機と基地局は、スリープモードに遷移する。
一般的に、このパケットデータは、バースト(burst)で発生するので、このパケットデータが伝送されない区間でもパケットデータが伝送される区間と同一に動作されることは、不合理であるという理由でこのスリープモードが提案された。
しかしながら、このスリープモードにある加入者端末機が基地局間に送受信するパケットデータが発生すると、加入者端末機は、アウェイクモードに遷移して、基地局とパケットデータを送受信しなければならない。
このようなスリープモード動作は、電力消費及びチャンネル信号間の干渉(interference)を最小化するための方案として提案された。しかしながら、このパケットデータの特性は、主にトラヒック(traffic)に影響されるため、このスリープモード動作は、このパケットデータのトラヒック特性及び伝送方式などを考慮して適応的に遂行されなければならない。
図2を参照すると、まず、参照番号211は、パケットデータ発生(packet data generation)のパターンを示し、複数のオン(ON)区間とオフ(OFF)区間とから構成される。このオン区間は、パケットデータ、すなわち、トラヒックが発生するバースト区間であり、このオフ区間は、トラヒックが発生しないアイドル区間である。
このようなトラヒック発生パターン(pattern)に従って、加入者端末機は、スリープモード又はアウェイクモードに遷移して、加入者端末機の電力消費を最小化するとともに、チャンネル信号間の干渉を減少させることができる。
参照番号213は、加入者端末機の状態遷移(state transition)(またはモード遷移(mode transition))形態を示し、複数のアウェイクモードとスリープモードとから構成される。このアウェイクモードは、トラヒックが発生する状態を意味し、基地局と加入者端末機との間の実質的なパケットデータの送受信が遂行される。これと反対に、このスリープモードは、トラヒックが発生しない状態を意味し、基地局と加入者端末機との間のパケットデータの送受信が遂行されない。
参照番号215は、加入者端末機の電力レベル(SS POWER LEVEL)形態を示す。図示するように、アウェイクモードの加入者端末機の電力レベルを‘K’として定義すると、スリープモードの加入者端末機の電力レベルは‘M’になる。アウェイクモードの加入者端末機の電力レベルKとスリープモードの加入者端末機の電力レベルMとを比較して見ると、このM値がK値よりも非常に小さい。すなわち、このスリープモードでは、パケットデータの送受信が遂行されないので、電力がほとんど消費されない。
スリープモード動作を支援するために、IEEE802.16e通信システムで現在提案している方式を説明すると下記の通りである。しかしながら、IEEE802.16e通信システムで現在提案している方式を説明する前に、次のような前提条件を説明する。
スリープモードに状態遷移するために、加入者端末機は、基地局からの状態遷移の承諾を受信しなければならず、基地局は、加入者端末機がスリープモードに状態遷移するように承諾した後、パケットデータを送信する。
また、基地局は、加入者端末機の聴取区間(LISTENING INTERVAL)の間に、加入者端末機に伝送されるパケットデータが存在することを通知しなければならず、このとき、加入者端末機は、スリープモードから覚めて、基地局から自分に伝送されるべきパケットデータが存在するか否かを確認しなければならない。ここで、“聴取区間”は、下記で詳細に説明する。
基地局から自分に伝送されるパケットデータが存在することを感知すると、加入者端末機は、アウェイクモードに状態遷移して基地局からパケットデータを受信する。しかしながら、基地局から加入者端末機に伝送されるパケットデータが存在しないことを感知すると、加入者端末機は、スリープモードに戻るか、又はアウェイクモードをそのまま保持することができる。
A.動作パラメータ(Operation Parameters)
スリープモードとアウェイクモード動作を支援するために必要とされるパラメータを説明すると、下記の通りである。
(1) スリープ区間(SLEEP INTERVAL)
このスリープ区間は、加入者端末機が要請し、加入者端末機の要請に応じて基地局が割り当てる区間であって、加入者端末機がスリープモードへ状態遷移する時点からアウェイクモードに戻る時点までの時区間(time interval)を示す。結果的に、加入者端末機がスリープモードに滞在する時間として定義される。
加入者端末機は、スリープ区間の後でも、スリープモードに持続的に存在することができる。この場合、予め設定されている最小ウィンドー(MIN―WINDOW;minimum window)又は最大ウィンドー(MAX−WINDOW;maximum window)値を用いて、指数関数的に増加するアルゴリズム(exponentially increasing algorithm)を遂行することによって、スリープ区間を更新(update)する。ここで、最小ウィンドー値は、スリープ区間の最小値であり、最大ウィンドー値は、スリープ区間の最大値である。また、最小ウィンドー値及び最大ウィンドー値は、フレーム数で示され、基地局がすべて割り当てる。これらの値は、下記で詳細に説明する。
(2) 聴取区間(LISTENING INTERVAL)
聴取区間は、加入者端末機が要請し、加入者端末機の要請に応じて基地局が割り当てる区間であって、加入者端末機がしばらくの間スリープモードから覚めた後、基地局からの順方向リンク(downlink)信号に同期し、トラヒック指示(TRF_IND;traffic indication)メッセージのような順方向メッセージを受信する時区間を示す。
トラヒック指示(TRF_IND)メッセージは、加入者端末機に伝送されるトラヒックメッセージ(すなわち、パケットデータが存在することを示すメッセージ)であって、下記で詳細に説明する。加入者端末機は、トラヒック指示メッセージの値に従って、このアウェイクモードに滞在するか、又は、さらにスリープモードへ状態遷移するかを決定する。
(3) スリープ区間更新アルゴリズム(SLEEP INTERVAL UPDATE ALGORITHM)
加入者端末機は、スリープモードへ状態遷移すると、予め設定されている最小ウィンドー値を最小スリープモード周期として見なし、スリープ区間を決定する。スリープ区間が経過した後、聴取区間の間に、加入者端末機がスリープモードから覚めて、基地局から伝送されるパケットデータが存在するか否かを確認する。基地局から伝送されるパケットデータが存在しないことが確認されると、加入者端末機は、スリープ区間を以前のスリープ区間 値より2倍長い値に設定し、継続してスリープモードに滞在する。
例えば、最小ウィンドー値が‘2’である場合、加入者端末機は、スリープ区間を2フレームに設定した後、2フレームの間、スリープモードに滞在する。2フレームが経過した後、加入者端末機は、スリープモードから覚めてトラヒック指示メッセージが受信されるか否かを判断する。トラヒック指示メッセージが受信されないと、すなわち、基地局から加入者端末機に伝送されるパケットデータが存在しないと判断されると、加入者端末機は、スリープ区間を2フレームの2倍である4フレームに設定した後、この4フレームの間スリープモードに滞在する。
従って、スリープ区間は、最小ウィンドー値から最大ウィンドー値まで増加し、スリープ区間を更新するアルゴリズムは、スリープ区間更新アルゴリズム(SLEEP INTERVAL UPDATE ALGORITHM)になる。
B.動作メッセージ(Operation Message)
上述したようなスリープモード動作とアウェイクモード動作とを支援するために、IEEE802.16e通信システムで現在定義しているメッセージは、下記の通りである。
(1) スリープ要求(SLP_REQ;Sleep Request)メッセージ
スリープ要求メッセージは、加入者端末機から基地局に伝送され、加入者端末機がスリープモードへの状態遷移を要求するメッセージである。スリープ要求メッセージは、加入者端末機がスリープモードで動作するために要求されるパラメータ、すなわち、情報エレメント(Information Element;IE)を含み、スリープ要求メッセージフォーマット(format)は、下記表1の通りである。
Figure 2006515491
スリープ要求メッセージは、加入者端末機の連結識別子(connection ID;CID)に基づいて伝送される専用メッセージ(dedicated message)である。
さらに詳細に、管理メッセージタイプ(MANAGEMENT MESSAGE TYPE)は、現在伝送されるメッセージのタイプを示す情報であって、管理メッセージタイプが45である場合(MANAGEMENT MESSAGE TYPE=45)、スリープ要求メッセージを示す。最小ウィンドー値は、スリープ区間のために要求された開始値(start value requested for the SLEEP INTERVAL(measured in frames))を示し、最大ウィンドー値は、スリープ区間のために要求された終了値(stop value requested for the SLEEP INTERVAL(measured in frames))を示す。すなわち、スリープ区間更新アルゴリズム(SLEEP INTERVAL UPDATE ALGORITHM)について説明するように、スリープ区間は、最小ウィンドー値から最大ウィンドー値の内で更新されることができる。また、聴取区間は、要求された聴取区間(requested LISTENING INTERVAL(measured in frames))を示す。また、聴取区間は、フレーム値で示される。
(2) スリープ応答(SLP_RSP;Sleep-Response)メッセージ
スリープ応答メッセージは、スリープ要求メッセージに対する応答メッセージであって、加入者端末機が要求したスリープモードへの状態遷移を承諾するか否かを示すか、または、非要求指示(unsolicited instruction)を示す。すなわち、スリープ応答メッセージは、スリープ要求メッセージに対する応答メッセージであるだけではなく、スリープ要求メッセージの受信なくても伝送可能な非要求(Unsolicited)メッセージである。
この非要求指示を示すメッセージとして使用されるスリープ応答メッセージについて、下記で詳細に説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。スリープ応答メッセージは、加入者端末機がスリープモードで動作するために必要とする情報エレメントを示す。スリープ応答メッセージフォーマットは、下記表2の通りである。
Figure 2006515491
スリープ応答メッセージも加入者端末機の連結識別子を基準にして伝送される専用メッセージである。
上記管理メッセージタイプは、現在伝送されるメッセージのタイプを示す情報であって、この管理メッセージタイプが46である場合(MANAGEMENT MESSAGE TYPE =46)、このスリープ応答メッセージを示す。スリープ承諾(SLEEP-APPROVED)値は、1ビットで表現され、このスリープ承諾値が‘0’である場合、スリープモードへの遷移要求が拒否されること(SLEEP-MODE REQUEST DENIED)を示し、このスリープ承諾値が‘1’である場合、スリープモードへの遷移要求が承諾されること(SLEEP-MODE REQUEST APPROVED)を示す。また、このスリープ承諾値が‘0’である場合、7ビットの予約(RESERVED)領域が存在し、このスリープ承諾値が‘1’である場合、7ビットのタイム(START TIME)領域、6ビットの最小ウィンドー領域、10ビットの最大ウィンドー領域、8ビットの聴取区間領域が存在する。
ここで、この開始タイム値は、加入者端末機が第1のスリープ区間(the first SLEEP INTERVAL)に入るまで要求されるフレーム数を示し、上記スリープ応答メッセージを受信したフレームは含まれない。すなわち、加入者端末機は、このスリープ応答メッセージを受信したフレームの次のフレームから上記開始タイム値に該当するフレームが経過した後、スリープモードへ状態遷移する。
また、最小ウィンドー値は、スリープ区間のための開始値(start value for the SLEEP INTERVAL(measured in frames))を示し、最大ウィンドー値は、スリープ区間のための終了値(stop value for the SLEEP INTERVAL(measured in frames))を示す。聴取区間は、聴取区間のための値(value for LISTENING INTERVAL(measured in frames))を示す。
(3) トラヒック指示(TRF_IND;Traffic Indication)メッセージ
このトラヒック指示メッセージは、基地局が聴取区間 の間に加入者端末機に伝送されるメッセージであって、基地局が加入者端末機に伝送するパケットデータの存在を示すのに使用される。このトラヒック指示メッセージのフォーマットは、下記表3の通りである。
Figure 2006515491
上記トラヒック指示メッセージは、上記スリープ要求メッセージとスリープ応答メッセージとは異なり、ブロードキャスティング(broadcasting)方式にて伝送されるブロードキャスティングメッセージである。このトラヒック指示メッセージは、基地局から所定の加入者端末機に伝送されるパケットデータが存在するか否かを示すメッセージであって、加入者端末機は、このブロードキャスティングされるトラヒック指示メッセージを聴取区間の間にデコーディングしてアウェイクモードへ状態遷移するか、または、このスリープモードを持続的に保持するかを決定する。
加入者端末機がアウェイクモードへ遷移する場合、加入者端末機は、フレーム同期(frame sync)を確認し、加入者端末機が予想したフレームシーケンス番号(frame sequence number)とフレーム同期が一致しないと、アウェイクモードで損失されたパケットデータ(lost packet data)の再伝送を要求することができる。しかしながら、加入者端末機が聴取区間 の間にこのトラヒック指示メッセージを受信できないか、または、このトラヒック指示メッセージを受信したとしても、ポジティブ指示(POSITIVE INDICATION)が含まれていないと、加入者端末機は、スリープモードに戻る。
上記管理メッセージタイプ(MANAGEMENT MESSAGE TYPE)は、現在伝送されるメッセージのタイプを示す情報であって、この管理メッセージタイプが47である場合(MANAGEMENT MESSAGE TYPE = 47)、上記トラヒック指示メッセージを示す。ポジティブ指示リスト(POSITIVE_INDICATION_LIST)は、ポジティブ加入者の個数(NUM-POSITIVE)と、このポジティブ加入者のそれぞれの連結識別子と、を含む。すなわち、上記ポジティブ指示リストは、パケットデータが伝送される加入者端末機の個数及びその連結識別子(connection identifier)を示す。
図3は、従来のIEEE802.16e通信システムで提案している加入者端末機の要求に応じて、加入者端末機がスリープモードへ遷移する手順を示す信号フロー図である。図3を参照すると、加入者端末機300は、ステップ311で、スリープモードに遷移しようとする場合、基地局350にスリープ要求メッセージを伝送する。ここで、このスリープ要求メッセージは、表1で説明したような情報エレメントを含む。加入者端末機300からこのスリープ要求メッセージを受信した基地局350は、加入者端末機300及び基地局350の状況を考慮して、加入者端末機300がスリープモードへ状態遷移することを承諾するか否かを判断し、その判断結果に従って、ステップ313で、加入者端末機300にスリープ応答メッセージを伝送する。
ここで、基地局350は、加入者端末機300に伝送されるパケットデータが存在するか否かを考慮して、加入者端末機300がスリープモードへ状態遷移することを承諾するか否かを決定する。表2で説明したように、基地局350がこのスリープモードへの状態遷移を承諾する場合、スリープ承諾値を‘1’に設定し、これと反対に、基地局350がこのスリープモードへの状態遷移を拒否する場合、スリープ承諾値を‘0’に設定する。上記スリープ応答メッセージに含まれる情報エレメントは、表2で説明した通りである。
基地局350からスリープ応答メッセージを受信した加入者端末機300は、このスリープ応答メッセージに含まれたスリープ承諾値を分析し、スリープモードへの状態遷移が承諾された場合、ステップ315で、スリープモードへ状態遷移する。しかしながら、上記スリープ応答メッセージに含まれたスリープ承諾値がスリープモードへの状態遷移の拒否を示す場合、加入者端末機300は、現在のモード、すなわち、アウェイクモードを保持する。
また、加入者端末機300は、上記スリープモードへ状態遷移するにつれて、上記スリープ応答メッセージから該当する情報エレメントを読み出してスリープモード動作を遂行する。
図4は、従来のIEEE802.16e通信システムで提案している基地局の制御下に、加入者端末機がスリープモードへ遷移する手順を示す信号フロー図である。しかしながら、図4を説明する前に、IEEE802.16e通信システムでは、上記スリープ応答メッセージを非要求指示を示すメッセージとして使用する方案についても提案している。ここで、“非要求指示”とは、加入者端末機から別途の要求がないとしても、基地局の指示、すなわち、制御の下に、加入者端末機が動作することを意味し、図4では、加入者端末機がこの非要求指示に従ってスリープモードへ状態遷移する場合を示す。
図4を参照すると、ステップ411で、基地局450は、加入者端末機400に非要求指示メッセージであるスリープ応答メッセージを伝送する。ここで、このスリープ応答メッセージは、表2で説明したような情報エレメントを含む。基地局450からスリープ応答メッセージを受信した加入者端末機400は、この受信されたスリープ応答メッセージに含まれたスリープ承諾(SLEEP-APPROVED)値を分析し、スリープ承諾値がスリープモードへの状態遷移の承諾を示す場合、ステップ413で、スリープモードへ状態遷移する。
図4において、上記スリープ応答メッセージが非要求指示メッセージとして使用されるので、このスリープ承諾値は、‘1’のみで表現される。また、加入者端末機400は、このスリープモードへ状態遷移するにつれて、上記スリープ応答メッセージから該当する情報エレメントを読み出し、該当するスリープモード動作を遂行する。
図5は、従来のIEEE802.16e通信システムで提案している基地局の制御下に、加入者端末機がアウェイクモードへ遷移する手順を示す信号フロー図である。図5を参照すると、基地局550は、加入者端末機500へ伝送されるトラヒック、すなわち、パケットデータが発生すると、ステップ511で、加入者端末機500へトラヒック指示メッセージを伝送する。
ここで、このトラヒック指示メッセージは、表3で説明したような情報エレメントを含む。基地局550からトラヒック指示メッセージを受信した加入者端末機500は、このトラヒック指示メッセージに上記ポジティブ指示(POSITIVE INDICATION)が存在するか否かを検査する。このポジティブ指示が存在する場合、加入者端末機500は、上記トラヒック指示メッセージに含まれている連結識別子を読み出し、読み出された連結識別子が加入者端末機500自身の連結識別子と一致するか否かを検査する。この検査結果、上記トラヒック指示メッセージに含まれた連結識別子が加入者端末機500自身の連結識別子と一致する場合、ステップ513で、加入者端末機500は、現在のモード、すなわち、スリープモードからアウェイクモードへ状態遷移する。
C.動作の問題点(Operation Drawbacks)
上記では、現在IEEE802.16e通信システムで提案しているスリープモード動作について説明した。次に、上述したスリープモード動作の問題点を説明すると、下記の通りである。
(1) この加入者端末機がスリープモードへの遷移を要求すると、基地局は、状態遷移要求を許容するか否かをこの加入者端末機に通知しなければならない。このとき、この加入者端末機へ伝送されるデータが存在する場合、この基地局は、この加入者端末機がこのスリープモードへ状態遷移することを拒否することができる。そうすると、この遷移が拒否された加入者端末機は、アウェイクモードを続けて保持するために、加入者端末機の不必要な電力消費を引き起こす可能性がある。従って、この加入者端末機のスリープモードへの遷移要求が拒否される場合、加入者端末機をスリープモードへ状態遷移することができるようにする追加的な動作及びそれに対するアルゴリズムを必要とする。
(2) この加入者端末機は、スリープモードで動作する間に伝送データを感知する度に、この基地局にアウェイクモードへの状態遷移要求を伝送する。それに応じて、この基地局は、この加入者端末機のアウェイクモードへの状態遷移要求を下記のような理由によって拒否することができなければならない。
- 基地局容量(Capacity)の効率的な使用:基地局の収容容量超過を未然に防止することができる。
- 加入者端末機トラヒック(Traffic)のロードバランス(Load Balancing):基地局は、基地局へのパケット伝送率が高い加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を抑制することによって、他の加入者端末機のパケット伝送の機会を高めることができる。
- アウェイクモードでの加入者端末機の信頼性あるトラヒック伝送(QoS保証):優先順位が相対的に低い加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を抑制することによって、優先順位が高い加入者端末機のパケットデータの伝送機会をさらに与えることができる。
しかしながら、既存の方式では、上記のような状態遷移要求を拒否する方法と、拒否した後に加入者端末機及び基地局が遂行しなければならない動作とについて明確に定義されていない。従って、アウェイクモードへの状態遷移が拒否された加入者端末機は、望ましからず、継続してスリープモードに滞在する、という問題点が発生する。
また、基地局へ伝送されるパケットが存在する限り、加入者端末機は、基地局にさらにアウェイクモードへの状態遷移要求を伝送しなければならず、このために、この基地局が基地局の状態に従ってこの加入者端末機にアウェイクモードへの状態遷移を適切に再要求する方法を通知する必要がある。
一方、この基地局と加入者端末機との間で、帯域幅割当て(Bandwidth Allocation)を遂行するために必要な制御パケットを伝送するために、加入者端末機がアウェイクモードへの遷移を要求することができる。このような場合、基地局は、信頼性あるユーザーデータパケットの伝送を保証するために、この加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を許容しなければならない。
このために、既存の加入者端末機がアウェイクモードへの遷移を要求するために、アウェイクモードの遷移理由になり得る伝送パケットの種類(例えば、制御パケット)を区分するフィールドが基地局へ伝送されるメッセージに追加されなければならない。
(3) スリープモードへの遷移が許容された後、加入者端末機は、無条件にスリープモードへの状態遷移を遂行するので、実際のユーザーデータパケットの伝送に影響を及ぼし得る制御パケットが損失されるか、適切な時間に伝送されない可能性がある。
従って、基地局が、加入者端末機のスリープモードへの遷移を要求した状態で、加入者端末機が制御パケット又は緊急なユーザーデータパケットを基地局へ伝送しなければならない場合、加入者端末機は、基地局の要求を拒否することができなければならない。このために、新たなメッセージ及び拒否後の動作を定義する必要がある。
(4) 基地局がスリープモード状態にある加入者端末機をアウェイクモード状態に遷移させることを要求する場合、この加入者端末機は、残っているバッテリー量に従って基地局の要求を拒否することができなければならない。この加入者端末機の現在のバッテリーがほとんど消費され、これにより、これ以上のパケット送受信が不完全に遂行される状態であれば、加入者端末機は、基地局のアウェイクモードへの遷移要求を拒否することができなければならない。
すなわち、上記のような問題にもかかわらず、モード遷移要求を拒否するための適切な動作手順については規定されていない。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、広帯域無線接続通信システムのスリープモード制御システムにおいて、その受信側が、その送信側が要求した状態遷移要求を拒否する場合、この送信側で適切な動作を遂行する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、広帯域無線接続通信システムにおいて、加入者端末機のスリープモードへの状態遷移要求を拒否する制御方法及びシステムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、広帯域無線接続通信システムにおいて、加入者端末機のアウェイクモードへの状態遷移要求を拒否する制御方法及びシステムを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の特徴によると、加入者端末機と基地局との間で送受信されるデータが存在しない場合にこの加入者端末機の電力消費を最小化するためのスリープモードと、この加入者端末機とこの基地局との間で送受信されるデータが存在する場合にこの加入者端末機とこの基地局との間の通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、このアウェイクモードでこの加入者端末機がスリープモードを制御する方法は、この加入者端末機からこの基地局へのスリープ要求に対する基地局の拒否応答が受信されると、待機期間の経過の後にこの基地局へスリープ要求を再伝送するステップと、この加入者端末機からこの基地局へのスリープ要求に対する基地局の拒否応答が受信されると、この基地局からこのスリープ要求に対する非要求応答を受信するときまでこの基地局へスリープ要求を再伝送しないステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第2の特徴によると、加入者端末機と基地局との間で送受信されるデータが存在しない場合にこの加入者端末機の電力消費を最小化するためのスリープモードと、この加入者端末機とこの基地局との間で送受信されるデータが存在する場合にこの加入者端末機とこの基地局との間の通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、この基地局がスリープモードを制御する方法は、この基地局から加入者端末機へのスリープ要求に対する加入者端末機の拒否応答が受信されると、待機期間の経過の後にこの加入者端末機へスリープ要求を再伝送するステップと、この基地局から加入者端末機へのスリープ要求に対する加入者端末機の拒否応答が受信されると、この基地局からこのスリープ要求に対する非要求応答を受信するときまでこの基地局へスリープ要求を再伝送しないステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第3の特徴によると、加入者端末機と基地局との間で送受信されるデータが存在しない場合にこの加入者端末機の電力消費を最小化するためのスリープモードと、この加入者端末機とこの基地局との間で送受信されるデータが存在する場合にこの加入者端末機とこの基地局との間の通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、この加入者端末機がスリープモードにある間、この加入者端末機からこの基地局へ伝送されるトラヒックデータの存在を示すトラヒック指示を伝送するとき、この加入者端末機がアウェイクモードを制御する方法は、この加入者端末機からこの基地局へのトラヒック指示に対する基地局の拒否応答が受信されると、待機期間の経過の後にこの基地局へトラヒック指示を再伝送するステップと、この加入者端末機からこの基地局へのトラヒック指示に対する基地局の拒否応答が受信されると、この基地局からこのトラヒック指示に対する非要求応答を受信するときまでこの基地局へトラヒック指示を再伝送しないステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第4の特徴によると、加入者端末機と基地局との間で送受信されるデータが存在しない場合にこの加入者端末機の電力消費を最小化するためのスリープモードと、この加入者端末機とこの基地局との間で送受信されるデータが存在する場合にこの加入者端末機とこの基地局との間の通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、この加入者端末機がスリープモードにある間、この基地局からこの加入者端末機へ伝送されるトラヒックデータの存在を示すトラヒック指示を伝送するとき、この加入者端末機がアウェイクモードを制御する方法は、この基地局がこの加入者端末機の連結識別子を含んで伝送するこのトラヒック指示を受信するステップと、この加入者端末機の資源状況を考慮して、アウェイクモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定し、この決定された結果をこの基地局へ伝送するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第5の特徴によると、送受信するデータが存在しない場合に電力消費を最小化するためのスリープモードと、送受信するデータが存在する場合に通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、このアウェイクモードからスリープモードへの遷移を制御するシステムは、この基地局がこの加入者端末機からスリープモードへの遷移要求を受信すると、待機期間が経過した後、この加入者端末機がスリープモードへの遷移要求を再伝送するようにする待機期間情報を伝送することによって拒否応答を伝送する基地局と、この加入者端末機がこの加入者端末機のスリープモードへの遷移要求をこの基地局から受信すると、待機期間が経過した後、スリープモードへの遷移要求を再伝送するようにする待機期間情報を伝送することによって拒否応答を伝送する加入者端末機と、を含むことを特徴とする。
本発明の第6の特徴によると、送受信するデータが存在しない場合に電力消費を最小化するためのスリープモードと、送受信するデータが存在する場合に通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、このアウェイクモードからスリープモードへの遷移を制御するシステムは、この基地局がこの加入者端末機から伝送パケットの存在を示すトラヒック指示を受信すると、待機期間が経過した後、この加入者端末機がトラヒック指示を再伝送するようにする待機期間情報を伝送することによって拒否応答を伝送する基地局と、 この加入者端末機がこの基地局からこの加入者端末機の連結識別子を含むトラヒック指示を受信すると、資源状況を考慮して、アウェイクモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定し、この決定された結果をこの基地局へ伝送する加入者端末機と、を含むことを特徴とする。
本発明の第7の特徴によると、送受信するデータが存在しない場合に電力消費を最小化するためのスリープモードと、送受信するデータが存在する場合に通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、このアウェイクモードからスリープモードへの遷移を制御するシステムは、この加入者端末機のスリープモードへの遷移要求を受信すると、スリープモードへの遷移要求に対する応答を再受信するときまで、加入者端末機がスリープ要求を伝送しないようにすることによって拒否応答を伝送する基地局と、この加入者端末機のスリープモードへの遷移要求をこの基地局から受信すると、このスリープモードへの遷移要求に対する応答を再受信するときまで、基地局がスリープ要求を伝送しないようにすることによって拒否応答を伝送する加入者端末機と、を含むことを特徴とする。
本発明の第8の特徴によると、送受信するデータが存在しない場合に電力消費を最小化するためのスリープモードと、送受信するデータが存在する場合に通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、このアウェイクモードからスリープモードへの遷移を制御するシステムは、この基地局がこの加入者端末機から伝送パケットの存在を示すトラヒック指示を受信すると、このトラヒック指示に対する応答が再受信されるときまで、この加入者端末機がトラヒック指示を伝送しないようにすることによって拒否応答を伝送する基地局と、この加入者端末機がこの基地局からこの加入者端末機の連結識別子を含むトラヒック指示を受信すると、資源状況を考慮して、アウェイクモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定し、この決定された結果をこの基地局へ伝送する加入者端末機と、を含むことを特徴とする。
本発明は、OFDM/OFDMA方式を使用する広帯域無線接続通信システム、すなわち、IEEE802.16e通信システムのスリープモード及びアウェイクモード動作を支援する。このように、本発明によるスリープモード及びアウェイクモード動作の利点を具体的に説明すると、下記の通りである。
(1) 加入者端末機がスリープモードへ状態遷移を要求すると、基地局は、その遷移要求を許容するか否かを加入者端末機に通知しなければならない。このとき、加入者端末機に伝送されるデータが存在する場合、基地局は、加入者端末機が要求したスリープモードへの遷移を拒否することができる。従って、加入者端末機がアウェイクモードを継続して保持するために、加入者端末機の不必要な電力消費を発生させる。しかしながら、本発明は、加入者端末機のスリープモードへの遷移要求が拒否されたとき、加入者端末機がスリープモードへの遷移要求を再要請するアルゴリズムを適用し、これによって、加入者端末機のスリープモードへの状態遷移を可能にする、という利点を有する。
(2) 加入者端末機がスリープモードで動作する間に伝送データの存在を感知する度に、基地局に加入者端末機のアウェイクモードへの遷移要求を伝送する。このとき、基地局は、加入者端末機のアウェイクモードへの遷移要求を下記のような理由によって拒否することができる。
- 基地局容量の効率的な使用:基地局の収容容量の超過を未然に防止することができる。
- 加入者端末機のトラヒックのロードバランス(Load Balancing):基地局へのパケット伝送が高い加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を抑制することによって、他の加入者端末機のパケット伝送の機会を高める。これとは異なり、基地局は、パケット伝送率が高い加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を優先的に考慮することによって、全パケットデータの伝送効率を高めることができる。
- アウェイクモードでの加入者端末機の信頼性あるトラヒック伝送(QoS保障):基地局は、優先順位が相対的に低い加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を抑制し、これによって、優先順位が高い加入者端末機のパケットデータの伝送機会をさらに多く与えることができる。
従来の方式では、遷移要求を拒否する方法及び拒否後の動作について明確に定義していない。従って、アウェイクモードへの遷移要求が拒否された加入者端末機は、継続してスリープモードにとどまる。このような問題を解決するために、本発明は、加入者端末機がアウェイクモードへの遷移が拒否されたとき遂行されるべき動作及びそれに対するパラメータを定義することによって、加入者端末機が拒否されたアウェイクモードへ遷移することができる、という利点を有する。
(3) 基地局は、上記(2)で説明した理由で、加入者端末機にスリープモードへの遷移要求を伝送することができる。従来の方式では、スリープモードへの遷移要求を受信した加入者端末機は、この遷移要求に対する応答メッセージを基地局へ伝送した後、無条件にスリープモードへ状態遷移を遂行する。結果的に、実際のユーザーデータパケットの伝送に影響を及ぼすことができる制御パケットが損失されるか、又は、適切な時間に伝送されない可能性を抱えている。従って、加入者端末機が重要な制御情報のパケットを伝送すべき場合、加入者端末機は、基地局の要求を拒否することができなければならない。本発明は、加入者端末機も基地局のスリープモードへの遷移要求を拒否することができるようにし、ユーザーデータの信頼性ある伝送のために必要な制御情報を迅速に且つ安全に伝送することができる、という利点を有する。
(4) 基地局がスリープモード状態にある加入者端末機をアウェイクモードへ遷移させることを要求すると、加入者端末機は、残っているバッテリー量に従って基地局の要求を拒否することができる。加入者端末機の現在のバッテリーがほとんど消費され、これ以上のパケット送受信が不完全に遂行される状態であれば、加入者端末機は、基地局のアウェイクモードへの遷移要求を拒否することができ、これによって、加入者端末機の放電による誤動作を防止することができる、という利点を有する。
以下、本発明による好適な一実施形態について添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
図6は、本発明の実施形態によるOFDM/OFDMA方式を使用する広帯域無線接続通信システムの構造を概略的に示す図である。しかしながら、図6を説明する前に、従来技術の部分で説明したように、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16e通信システムは、IEEE802.16a通信システムに加入者端末機(Subscriber Station;SS)の移動性(mobility)を考慮する通信システムであって、現在のところ具体的に提案されていない。
IEEE802.16a通信システムの特性に加えて、加入者端末機の移動性を考慮するために、IEEE802.16e通信システムは、多重セル(multi cell)構造と、この多重セル間の加入者端末機のハンドオフを考慮することができる。従って、本発明は、図6に示すようなIEEE802.16e通信システムの構造を提案する。そして、IEEE802.16e通信システムは、直交周波数分割多重(OFDM)方式及び直交周波数分割多重接続(OFDMA)方式を使用する広帯域無線接続(Broadband Wireless Access;BWA)通信システムであり、説明の便宜上、図6では、OFDM/OFDMA方式を使用する広帯域無線接続通信システムがIEEE802.16e通信システムの一例として説明される。
図6を参照すると、IEEE802.16e通信システムは、マルチセル構造(セル600とセル650)を有し、セル600を制御する基地局(Base Station;BS)610と、セル650を制御する基地局640と、複数の加入者端末機611、613、630、651、653と、から構成される。
基地局610、640と加入者端末機611、613、630、651、653との間の信号送受信は、OFDM/OFDMA方式を使用して遂行される。しかしながら、加入者端末機611、613、630、651、653のうちの加入者端末機630は、セル600とセル650との境界地域、すなわち、ハンドオフ領域に位置する。従って、IEEE802.16e通信システムは、加入者端末機630に対する移動性を支援するためには、加入者端末機630に対するハンドオフを支援しなければならない。
ここで、ハンドオフを支援しないIEEE802.16a通信システムにおいて、ハンドオフを支援するための動作は、本発明とは直接的な関連がないので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
図6で説明したように、IEEE802.16e通信システムは、IEEE802.16a通信システムの特性に加えて、加入者端末機の移動性を考慮しなければならないので、結果的に、加入者端末機の電力消費は、システム全体の重要な要因として作用する。従って、加入者端末機の電力消費を最小化させるために、加入者端末機と基地局との間のスリープモード(SLEEP MODE)動作及びこのスリープモード動作に対応するアウェイクモード(AWAKE MODE)動作が提案された。しかしながら、現在のIEEE802.16e通信システムで提案しているこのスリープモード動作及びアウェイクモード動作は、従来技術の部分で説明したような3つの問題点を有している。従って、本発明は、この3つの問題点を解決するスリープモード動作制御システム及び方法を提案する。
I. 提案された動作メッセージ(Proposed Operation Message)
上述したようなスリープモード動作及びアウェイクモード動作を支援するために、本発明で提示しているメッセージは、下記の通りである。
(1) スリープ要求(SLP_REQ;Sleep-Request)メッセージ
スリープ要求メッセージは、加入者端末機がスリープモードへの状態遷移を要求するために、加入者端末機から基地局へ伝送され、また、基地局が加入者端末機をスリープモードへ状態遷移させるために、基地局から加入者端末機へ伝送される。スリープ要求メッセージは、加入者端末機がスリープモードで動作するために必要とするパラメータ、すなわち、情報エレメント(Information Element;IE)を含み、スリープ要求メッセージフォーマットは、下記表4の通りである。
Figure 2006515491
表4を参照すると、本発明の実施形態によるスリープ要求メッセージは、表1で説明したスリープ要求メッセージと同一であり、開始タイム(START TIME)フィールドを示すパラメータがさらに追加された。
このスリープ要求メッセージに追加された7ビットの開始タイム値は、基地局から加入者端末機に伝送されるメッセージ(すなわち、基地局が要求したスリープ要求メッセージ)のみに含まれ、加入者端末機から基地局へ伝送される(すなわち、加入者が要求したスリープ要求メッセージには含まれない。)任意的(optional)情報エレメントである。
一方、この開始タイム値は、基地局が要求したスリープ要求メッセージ及び加入者端末機が要求したスリープ要求メッセージに含まれる必須(mandatory)情報エレメントとして定義されることもできる。
本発明の実施形態で提案するスリープ要求メッセージに従うスリープ応答メッセージは、後述する状態遷移の拒否動作に関連して、表10を参照して説明される。
一方、残りの共通パラメータは、表1で説明したので、具体的な説明を省略する。
(2) トラヒック指示(TRF_IND;Traffic Indication)メッセージ
トラヒック指示メッセージは、トラヒック指示メッセージを伝送する主体に従って、相互に異なるメッセージ特性を有する。例えば、トラヒック指示メッセージを伝送する主体が基地局である場合、トラヒック指示メッセージは、ブロードキャスティング方式にて複数の加入者端末機へ伝送されるブロードキャスティングメッセージになる。しかしながら、トラヒック指示メッセージを伝送する主体が加入者端末機である場合、トラヒック指示メッセージは、ユニキャスティング(Uni-casting)方式にて基地局から加入者端末機へ一対一に伝送される専用メッセージになる。
すなわち、トラヒック指示メッセージは、その伝送主体に従ってそのメッセージの名称及びフォーマットが相互に異なって定義される。ここで、基地局から加入者端末機へ伝送されるトラヒック指示メッセージは、基地局トラヒック指示(BSTRF_IND)メッセージとして定義され、加入者端末機から基地局へ伝送されるトラヒック指示メッセージは、加入者端末機トラヒック指示(SSTRF_IND)メッセージとして定義される。以下、基地局トラヒック指示メッセージ及び加入者端末機トラヒック指示メッセージは、下記表5及び表6を参照して説明される。
基地局トラヒック指示メッセージフォーマットは、下記表5の通りである。
Figure 2006515491
上述したように、基地局トラヒック指示メッセージは、ブロードキャスティングメッセージである。表5を参照すると、基地局トラヒック指示メッセージは、表3で説明したトラヒック指示メッセージと同一であり、パケットデータユニットシーケンス番号(PDU SEQUENCE NUMBER)パラメータ及び開始タイムパラメータがさらに追加された。
パケットデータユニットシーケンス番号は、基地局がスリープモードへの状態遷移を遂行する前に、最後に伝送したパケットデータユニットシーケンス番号を示す。また、開始タイム値は、加入者端末機がアウェイクモードへ入る時点まで要求されるフレーム数を示し、基地局トラヒック指示メッセージを受信したフレームは含まれない。
加入者端末機がスリープモードからアウェイクモードへの状態遷移を遂行すると、基地局トラヒック指示メッセージに含まれたパケットデータユニットシーケンス番号を用いて、加入者端末機が別途のシーケンス再配列(reordering)手順を経ることなく、損失されたパケットデータを検索することによってパケットデータを損失した場合、加入者端末機は、この損失されたパケットデータに対する再伝送要求を基地局へ伝送する。
一方、図5の残りの共通パラメータは、表3で説明したものと同一であるので、具体的な説明を省略する。
次に、加入者端末機トラヒック指示メッセージフォーマットは、下記表6の通りである。
Figure 2006515491
表6を参照すると、加入者端末機トラヒック指示メッセージは、基地局トラヒック指示メッセージとは違って、ブロードキャスティングメッセージではなく、加入者端末機の連結識別子を基準にして伝送されるユニキャスティングメッセージである。
すなわち、加入者端末機トラヒック指示メッセージは、基地局が加入者端末機から受信するパケットデータの存在を示すメッセージである。加入者端末機トラヒック指示メッセージを受信すると、基地局は、これをデコーディングし、加入者端末機をアウェイクモードへ状態遷移するようにするか、又は、スリープモードに持続的に存在するようにするかを決定する。
加入者端末機トラヒック指示メッセージは、表3で説明したトラヒック指示メッセージと同一であり、連結識別子及びパケットデータユニットシーケンス番号パラメータがさらに追加された。
この連結識別子パラメータは、加入者端末機トラヒック指示メッセージを伝送する加入者端末機の連結識別子を示し、パケットデータユニットシーケンス番号は、加入者端末機がスリープモードへ遷移する前に、最後に伝送したパケットデータユニットシーケンス番号を示す。
一方、残りの共通パラメータは、表3で説明したものと同一であるので、具体的な説明を省略する。
(3) トラヒック確認(TRF_CFN;Traffic confirm)メッセージ
トラヒック確認メッセージは、伝送の主体に従ってメッセージ名称及びフォーマットが相互に異なる特性を有する。ここで、基地局から加入者端末機へ伝送されるトラヒック確認メッセージは、基地局トラヒック確認(BSTRF_CFN)メッセージとして定義され、加入者端末機から基地局へ伝送されるトラヒック確認メッセージは、加入者端末機トラヒック確認(SSTRF_CFN)メッセージとして定義される。
加入者端末機トラヒック確認メッセージフォーマットは、下記表7の通りである。
Figure 2006515491
表7において、管理メッセージタイプは、現在伝送されるメッセージのタイプを示す情報であって、この管理メッセージタイプが49である場合(MANAGEMENT MESSAGE TYPE =49)、加入者端末機トラヒック確認メッセージを示す。連結識別子(CID)は、加入者端末機トラヒック確認メッセージを伝送する加入者端末機の連結識別子を示す。また、パケットデータユニットシーケンス番号は、加入者端末機がスリープモードへ遷移する前に、最後に受信したパケットデータユニットシーケンス番号を示す。
ここで、基地局トラヒック指示メッセージに含まれているパケットデータユニットシーケンス番号が、加入者端末機トラヒック確認メッセージに含まれているパケットデータユニットシーケンス番号と異なる場合、基地局は、2つのパケットデータユニットシーケンス番号のうち、先行するパケットデータユニットシーケンス番号を有効なパケットデータシーケンス番号として定義し、この有効なパケットデータユニットシーケンス番号に該当するパケットデータから伝送を再開する。
次に、基地局トラヒック確認メッセージフォーマットは、下記表8の通りである。
Figure 2006515491
表8において、管理メッセージタイプは、現在伝送されるメッセージのタイプを示す情報であって、この管理メッセージタイプが49である場合(MANAGEMENT MESSAGE TYPE =49)、基地局トラヒック確認メッセージを示す。連結識別子は、基地局トラヒック確認メッセージを伝送する加入者端末機の連結識別子を示す。また、パケットデータユニットシーケンス番号は、基地局がスリープモードへ遷移する前に、最後に受信したパケットデータユニットシーケンス番号を示す。
ここで、加入者端末機トラヒック指示メッセージに含まれているパケットデータユニットシーケンス番号が基地局トラヒック確認メッセージに含まれているパケットデータユニットシーケンス番号と異なる場合、加入者端末機は、2つのパケットデータユニットシーケンス番号のうち、先行するパケットデータユニットシーケンス番号を有効なパケットデータシーケンス番号として定義し、この有効なパケットデータユニットシーケンス番号に該当するパケットデータから伝送を再開する。
また、開始タイムパラメータの値は、加入者端末機がアウェイクモードへ入る時点まで要求されたフレーム数を示し、基地局トラヒック確認メッセージを受信したフレームは含まれない。すなわち、加入者端末機は、基地局トラヒック確認メッセージを受信したフレームの次のフレームから開始タイム値に該当するフレームが経過した後、アウェイクモードへ遷移する。
ここで、開始タイム値は、基地局から加入者端末機へ伝送される基地局トラヒック確認メッセージのみに含まれ、加入者端末機から基地局へ伝送される加入者端末機トラヒック確認メッセージには含まれない任意的な情報エレメントである。一方、開始タイム値は、基地局トラヒック確認メッセージ及び加入者端末機トラヒック確認メッセージのすべてに含まれる必須情報エレメントとして定義されることもできる。
一方、表8で説明した基地局トラヒック確認メッセージフォーマットは、下記表9に示すようなタイプで構成されることもできる。
Figure 2006515491
表9に示すように、この基地局トラヒック指示メッセージは、表8で説明した基地局トラヒック確認メッセージと同一の情報エレメントを有する。しかしながら、任意的情報である開始タイム値は、トラヒック確認メッセージを伝送する主体が基地局である場合には含まれ、トラヒック確認メッセージを伝送する主体が加入者端末機である場合には含まれない。
そうすると、上述したパケットデータユニットシーケンス番号について、さらに説明する。加入者端末機は、スリープモードからアウェイクモードへ遷移するにつれて、一時停止したパケットデータの伝送を再開する。このとき、加入者端末機は、スリープモードへ遷移する前に受信されたパケットデータユニットのシーケンス番号との再同期(re-sync)を取得する。
ここで、この再同期取得工程において、パケットデータユニットの損失が発生した場合、再伝送によるパケットデータの伝送性能が劣化する。従って、パケットデータユニットのシーケンス番号を伝送することによってこの問題を解決する。すなわち、送信機が伝送したパケットデータユニットのシーケンス番号が、受信機が受信したパケットデータユニットのシーケンス番号と異なる場合、以前に伝送されたパケットデータユニットのシーケンス番号を基準にして伝送し、受信機は、この受信されたパケットデータユニットをバッファから除去する。
II. モード遷移の拒否による細部手順を適用したメッセージの定義
現在のIEEE802.16e通信システムで提案しているスリープモード動作及びアウェイクモード動作は、従来技術で説明したような問題点を有する。すなわち、状態遷移要求が拒絶された遂行されるべき動作についての定義がない。従って、本発明は、上述した問題点を解決するためのスリープモード動作を制御するシステム及び方法を提案する。
表10乃至表12を参照して、現在のIEEE802.16e通信システムで提案しているスリープモード動作及びアウェイクモード動作に関連したメッセージと、本発明で提案するスリープモード動作及びアウェイクモード動作に関連したメッセージとを説明する。一方、以下で提案されるメッセージは、表4乃至表9で説明したメッセージのパラメータを変形させるか、又は追加させることによって形成されることに留意しなければならない。
(1) 加入者端末機の要求に従うスリープ応答(SLP_RSP;Sleep-Response)メッセージ(基地局から加入者端末機への伝送)
現在のIEEE802.16e通信システムにおいて、基地局が加入者端末機のスリープ要求メッセージに応答するメッセージを提案しているが、この要求を拒否するのに使用されることができるパラメータは、予約(Reserved)されている。従って、本発明は、基地局が加入者端末機のスリープ要求を拒否する場合、この予約されているパラメータを加入者端末機が遂行すべき動作を識別するのに使用されることを可能にする新たなスリープ応答メッセージを提案する。
(2) 基地局要求に従うスリープ応答(SLP_RSP;Sleep-Response)メッセージ(加入者端末機で基地局に伝送)
現在のIEEE802.16e通信システムにおいて、加入者端末機が基地局のスリープ要求メッセージに応答するメッセージを提案しているが、この要求を拒否するのに使用されることができるパラメータは、予約(Reserved)されている。従って、本発明は、加入者端末機が基地局のスリープ要求を拒否する場合、この予約されているパラメータを基地局が遂行すべき動作を識別するのに使用されることを可能にするスリープ応答メッセージを提案する。
(3) 加入者端末機の要求に従うトラヒック確認(BSTRF_CFN;traffic confirmation)メッセージ(基地局から加入者端末機への伝送)
現在のIEEE802.16e通信システムにおいて、加入者端末機が要求したトラヒック指示メッセージに相当するトラヒック確認メッセージを提案しているが、基地局が加入者端末機の要求を拒否する動作については、考慮されていない。従って、本発明は、加入者端末機の要求の許容又は拒否を識別するためのパラメータと、要求が拒否された場合に、加入者端末機が遂行すべき動作を指示するパラメータとを有するトラヒック確認メッセージを提案する。
(4) 基地局の要求に従うトラヒック確認(SSTRF_CFN;traffic confirmation)メッセージ(加入者端末機から基地局への伝送)
現在のIEEE802.16e通信システムにおいて、基地局が要求した基地局トラヒック指示メッセージに相当するトラヒック確認メッセージを提案しているが、加入者端末機が基地局の要求を拒否する動作については、考慮されていない。従って、本発明は、基地局の要求の許容又は拒否を識別するためのパラメータを有するトラヒック確認メッセージを提案する。
(5) 加入者端末機の要求に従うトラヒック指示(SSTRF_IND;traffic indicaton)メッセージ(加入者端末機から基地局への伝送)
現在のIEEE802.16e通信システムにおいて、基地局へ伝送されるパケットが存在する場合、加入者端末機が基地局へ伝送するトラヒック指示メッセージを提案している。しかしながら、加入者端末機が制御パケットを伝送する場合でも、加入者端末機のアウェイクモードへの状態遷移要求に応答して、基地局のトラヒック確認メッセージによって状態遷移が拒否されることができる。結果的に、加入者端末機が伝送するパケットのタイプを基地局へ通知する必要がある。従って、加入者端末機が要求したトラヒック確認メッセージが拒否されないようにするために、本発明は、加入者端末機が伝送するパケットがユーザーパケットであるか、又は制御パケットであるかを識別するためのパラメータをさらに含む新たな加入者端末機トラヒック指示メッセージを提案する。
III.好適な実施形態(preferred Embodiments)
下記表10乃至表12を参照して、本発明の実施形態によるスリープモード動作及びアウェイクモード動作に従って、上記で新たに提案された、又は修正されたメッセージのフォーマットを説明する。
(1) スリープ応答メッセージ
上述したように、スリープ応答メッセージは、基地局が加入者端末機へ伝送するか、又は、加入者端末機が基地局へ伝送するスリープ要求メッセージに応答するメッセージとして使用される。本発明で提案するスリープ応答メッセージフォーマットは、下記表10の通りである。
Figure 2006515491
表10に示すように、スリープ応答メッセージも加入者端末機の連結識別子を基準にして伝送される専用メッセージ(dedicated message)である。
本発明において、スリープ承諾(SLEEP-APPROVED)値が‘0’である場合、すなわち、加入者端末機がスリープモードへ遷移することができない場合(SLEEP-MODE REQUEST DENIED)、表2で説明した使用されない7ビットの予約(RESERVED)領域は、新たに追加されたAFTER-REQ_ACTION情報エレメントとREQ_DURATION情報エレメントとして使用される。残りの情報エレメントは表2で説明したので、新たに追加された情報エレメントのみについて詳細に説明する。
スリープ応答メッセージは、加入者端末機又は基地局が相手のスリープ要求メッセージに対する応答として使用される双方向性メッセージである。従って、スリープ応答メッセージを伝送する主体に従って、この新たに定義された情報エレメントを個別に説明する。
A. 基地局が伝送したスリープ応答メッセージ
基地局は、加入者端末機のスリープモードへの遷移要求を拒否することができる。このとき、基地局の拒否に応答して、加入者端末機は、スリープ応答メッセージに含まれたこの再要求動作(AFTER-REQ_ACTION)値に基づいて、スリープモードへ遷移するために新たに遂行されるべき動作を決定する。一方、この再要求動作に従う手順は、図11を参照して説明される。
上記再要求動作値は、3ビット又は1ビットで表現されることができ、1ビットで表現される場合、次のような再要求動作値‘000’は使用されず、‘001’が‘0’に置き換えられ、‘010’が‘1’に置き換えられる。ここで、この再要求動作値を3ビットで表現する場合を仮定して、加入者端末機が遂行すべき動作について説明する。
i) ‘000’:加入者端末機が任意に決定された時間が経過した後、スリープ要求メッセージを基地局へ再伝送する。加入者端末機が基地局との初期化過程の間に取得した予め設定された最小値と最大値との間で任意に決定された値であるか、又は、加入者端末機の内に予め設定された最小値と最大値との間で任意に決定された値を任意に決定された時間として使用されることができる。
ii) ‘001’:加入者端末機は、固定された時間の経過の後に、このスリープ要求メッセージを基地局へ再伝送する。この固定された時間は、このスリープ応答メッセージに含まれた再要求時間(REQ_DURATION)に基づいて決定されることができる。
iii) ‘010’:加入者端末機は、これ以上このスリープ要求メッセージを基地局へ伝送せず、基地局が加入者端末機へこのスリープ要求に対する応答を伝送するときまで待機する。
一方、上記再要求時間値は、4ビットで表現され、フレーム単位で与えられる。加入者端末機は、基地局から受信したスリープ応答メッセージのフレームからこの再要求時間だけのフレームが経過した後、スリープ要求メッセージを再伝送しなければならない。
B. 加入者端末機が伝送したスリープ応答メッセージ
上述したように、加入者端末機は、基地局がこのスリープモードへの遷移要求を拒否することができる。加入者端末機の拒否に応答して、基地局は、スリープ応答メッセージに含まれた再要求動作(AFTER-REQ_ACTION)値に基づいて、加入者端末機をスリープモードに遷移させるために、新たに遂行されるべき動作を決定する。一方、この再要求動作に従う手順は、図12を参照して説明する。
この再要求動作値は、3ビット又は1ビットで表現されることができ、1ビットで表現される場合、次のような再要求動作値‘000’ は使用されず、‘001’が‘0’に置き換えられ、‘010’が‘1’に置き換えられる。ここで、この再要求動作値を3ビットで表現した場合を仮定して、基地局が遂行すべき動作について説明する。
1) ‘000’:基地局は、任意に決定された時間の経過の後、このスリープ要求メッセージをこの加入者端末へ再伝送する。基地局が予め設定した時間であり、予め設定された最小値と最大値との間で任意に選択された値を任意に決定された時間として使用される。
2) ‘001’:基地局は、固定された時間の経過の後、このスリープ要求メッセージをこの加入者端末機へ再伝送する。この固定された時間は、加入者端末機が伝送するスリープ応答メッセージに含まれた再要求時間(REQ_DURATION)に基づいて決定されることができる。
3) ‘010’:基地局は、このスリープ要求メッセージをこれ以上加入者端末機へ伝送せず、加入者端末機は、基地局が要請したこのスリープ要求に対する応答を伝送するときまで待機する。
一方、この再要求時間値は、4ビットで表現され、フレーム単位で与えられる。基地局は、加入者端末機から現在受信したスリープ応答メッセージのフレームからこの再要求時間値だけのフレームが経過した後に、スリープ要求メッセージを再伝送する。
(2) トラヒック確認(TRF_CFN)メッセージ
上述したように、現在のIEEE802.16e通信システムでは、このトラヒック確認メッセージは、基地局が加入者端末へ伝送するか、又は、加入者端末機が基地局へ伝送するこのトラヒック指示メッセージに相当するメッセージとして定義されている。しかしながら、このトラヒック指示を拒否する動作については、考慮されなかった。すなわち、このトラヒック指示を拒否する場合、この指示の主体である基地局又は加入者端末機が遂行すべき動作についての規定及び該当するメッセージの規定がまったくなされていない。
従って、本発明は、既存のトラヒック確認メッセージに、この受信されたトラヒック指示メッセージの許容又は拒否を示すパラメータと拒否に応じた加入者端末機又は基地局が遂行すべき動作を指示するパラメータとを追加した新たなトラヒック確認メッセージを提案する。
本発明で提案するトラヒック確認メッセージフォーマットは、下記表11の通りである。
Figure 2006515491
このトラヒック確認メッセージも加入者端末機の連結識別子を基準にして伝送される専用メッセージである。
本発明において、表11に示すように、このトラヒック確認メッセージは、表9で説明したトラヒック確認メッセージの情報エレメントの以外に、トラヒック指示メッセージに対する許容又は拒否を示すアウェイク承諾(AWAKE-APPROVED)情報エレメントと、拒否に応じた加入者端末機が遂行すべき動作を指示する再指示動作(AFTER-IND_ACTION)情報エレメントと、再指示時間(IND_DURATION)情報エレメントと、を含む。
表11に含まれた既存の情報エレメントは、表9で説明したので説明を省略し、新たに追加されたこの情報エレメントのみについて詳細に説明する。
このアウェイク承諾値は、1ビットで表現され、このアウェイク承諾値が‘0’である場合、アウェイクモードへの遷移が不可能である(AWAKE-MODE REQUEST DENIED)ことを示し、このアウェイク承諾値が‘1’である場合、アウェイクモードへの遷移が可能である(AWAKE-MODE REQUEST APPROVED)ことを示す。一方、このアウェイク承諾値が‘0’である場合、再指示動作情報エレメント及び再指示時間情報エレメントが存在し、このアウェイク承諾値が‘1’である場合、表9で説明したトラヒック確認メッセージが使用される。
このトラヒック確認メッセージは、加入者端末機又は基地局が相手のトラヒック指示メッセージに対する応答として使用される双方向性メッセージである。従って、このトラヒック確認メッセージを伝送する主体に従って、この新たに定義された情報エレメントを説明する。
A. 基地局が伝送したトラヒック確認(BSTRF_IND)メッセージ
上述したように、基地局は、加入者端末機が要求したアウェイクモードへの遷移を拒否することができる。基地局の拒否に応答して、加入者端末機は、トラヒック確認メッセージに含まれたこの再指示動作値に基づいて、アウェイクモードへ遷移するために、新たに遂行すべき動作を決定する。一方、この再指示動作手順は、図13を参照して説明する。
再指示動作値は、3ビット又は1ビットで表現されることができ、1ビットで表現される場合、‘000’が‘0’に置き換えられ、‘010’が‘1’に置き換えられる。ここで、この再要求動作値を3ビットで表現した場合を仮定して、加入者端末機が遂行すべき動作について説明する。
i) ‘000’:加入者端末機は、任意に決定された時間が経過した後、トラヒック指示メッセージを基地局へ再伝送する。加入者端末機が基地局との初期化過程の間に取得した予め設定された最小値と最大値との間で任意に決定された値、又は、加入者端末機の内に予め設定された最小値と最大値との間で任意に決定された値を、任意に決定された時間として使用することができる。
ii) ‘001’:加入者端末機は、一定時間の経過の後に、上記トラヒック指示メッセージを基地局へ再伝送する。この一定時間は、このトラヒック指示メッセージに含まれた再要求時間(REQ_DURATION)に基づいて決定されることができる。
iii) ‘010’:加入者端末機は、これ以上このトラヒック指示メッセージを伝送せず、加入者端末機自体の聴取区間 の間に、基地局が伝送するこのトラヒック指示メッセージをデコーディングし、これによって、加入者端末機の連結識別子の存在/不在に応じて、上記アウェイクモードにあるか、又は上記スリープモードへ状態遷移するかを決定する。
上記再指示時間(IND_DURATION)値は、4ビットで表現され、フレーム単位で与えられる。加入者端末機が基地局から受信したトラヒック確認メッセージのフレームから上記再指示時間だけのフレームが経過した後、トラヒック指示メッセージを再伝送する。
B. 加入者端末機が伝送したトラヒック確認(SSTRF_CFN)メッセージ
上述したように、加入者端末機は、基地局が要求したアウェイクモードへの遷移を拒否することができる。加入者端末機の拒否に応答して、基地局は、次に伝送される上記トラヒック指示メッセージに加入者端末機の連結識別子を含む動作を遂行しなければならない。従って、上述した再指示動作情報エレメントと再指示時間情報エレメントを考慮しない。
また、加入者端末機は、この再指示動作情報エレメント及び再指示時間情報エレメントを特定の値に設定する必要がない。言い換えれば、加入者端末機がアウェイクモードへの遷移を拒否する場合、‘49’の値に設定された上記管理メッセージタイプ情報フィールドと‘0’の値に設定された上記アウェイク承諾情報フィールドのみ意味がある。一方、このメッセージに関連した動作手順を図15を参照して後述する。
(3) 加入者端末機のトラヒック指示(SSTRF_IND)メッセージ
基地局に伝送されるパケットが発生した場合、スリープモードにある加入者端末機は、パケットを伝送する前に、アウェイクモードへの遷移のために、加入者端末機トラヒック指示メッセージを伝送する。これを受信した基地局は、加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を拒否することができる。
しかしながら、加入者端末機が伝送しようとするパケットが制御用パケット(Control Packet)であれば、基地局は、加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を無条件許容しなければならない。従って、本発明で提案する加入者端末機トラヒック指示メッセージのフォーマットは、下記表12の通りである。
Figure 2006515491
また、この加入者端末機トラヒック指示メッセージは、加入者端末機の連結識別子を基準にして伝送される専用メッセージである。本発明において、表12に示すように、この加入者端末機トラヒック指示メッセージは、表6で説明した情報エレメントを有しており、制御パケット指示(CONTROL_PACKET_IND)情報エレメントをさらに含む。
この制御パケット指示値が‘0’である場合、加入者端末機が伝送しようとするパケットがユーザーデータパケットであることを意味する。従って、この加入者端末機トラヒック指示メッセージを受信した基地局は、基地局の状態に応じて、加入者端末機のアウェイクモードへの遷移要求を許容するか、又は、拒否することができる。
この制御パケット指示値が‘1’である場合、加入者端末機が伝送しようとするパケットが制御パケットであることを意味する。従って、加入者端末機トラヒック指示メッセージを受信した基地局は、加入者端末機のアウェイクモードへの遷移要求を無条件に許容しなければならない。
IV. 定義されたメッセージに基づく手順に関する説明
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による基地局又は加入者端末機が遂行する手順について詳細に説明する。下記説明において、本発明の実施形態による追加又は修正されたメッセージについては、この提示された表を参照して説明する。
まず、図7乃至図10を参照して、加入者端末機と基地局との間のメッセージ交換を通したモード遷移の基本手順を説明する。次に、図11乃至図19を参照して、加入者端末機又は基地局が要求したモード遷移が拒否される場合の基地局又は加入者端末機の動作手順について詳細に説明する。
以下、各手順を説明するにあたって、スリープモードからアウェイクモードへ遷移する手順及びアウェイクモードからスリープモードへ遷移する手順が別々に説明される。また、加入者端末機又は基地局がこのモード遷移要求を行ったか、そして、加入者端末機又は基地局がこのモード遷移要求を拒否したかによって区分して説明される。
図7は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムで加入者端末機の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を概略的に示す信号フロー図である。図7を参照すると、ステップ711で、加入者端末機700がアウェイクモードからスリープモードへ遷移しようとする場合、ステップ713で、加入者端末機700は、基地局750へスリープ要求メッセージを伝送する。ここで、このスリープ要求メッセージは、表1で説明したような情報エレメントを含む。加入者端末機700からこのスリープ要求メッセージを受信した基地局750は、加入者端末機700及び基地局750の状況を考慮して、加入者端末機700のスリープモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定し、ステップ715で、この決定された結果に従って、加入者端末機700へスリープ応答メッセージを伝送する。
ここで、基地局750は、加入者端末機700へ伝送されるパケットデータが存在するか否かを考慮して、加入者端末機700のスリープモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定する。表10を参照して説明したように、基地局750がこのスリープモードへの状態遷移を承諾する場合、スリープ承諾値を‘1’に設定する。しかしながら、基地局750がこのスリープモードへの状態遷移を拒否する場合、このスリープ承諾値を‘0’に設定する。一方、このスリープ応答メッセージに含まれる情報エレメントは、表10を参照して説明した。
特に、基地局750は、このスリープ応答メッセージに開始タイム値を含ませて伝送することによって、加入者端末機700がこの開始タイム値に従ってスリープモードへ遷移するように制御する。このように、加入者端末機700のスリープモードへの状態遷移要求に応答して、基地局750は、加入者端末機700に開始タイム値を含むスリープ応答メッセージを伝送し、これによって、加入者端末機700は、ステップ717で、開始タイム値に従ってこのアウェイクモードからスリープモードへ遷移するように制御する。
図8は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいて基地局の要求に応じたスリープモードへ状態遷移するための手順を概略的に示す信号フロー図である。図8を参照すると、ステップ811で、加入者端末機800がアウェイクモードにある間に、基地局850が加入者端末機800をスリープモードへ遷移しようとする場合、ステップ813で、基地局850は、加入者端末機800へスリープ要求メッセージを伝送する。
ここで、このスリープ要求メッセージは、表4で説明したような情報エレメントを含み、図7で説明したスリープ要求メッセージと相異なる点は、開始タイム値を含む、ということである。
基地局850からこのスリープ要求メッセージを受信した加入者端末機800は、加入者端末機800自身の状況を考慮してスリープモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定し、ステップ815で、この決定された結果に従って、基地局850へこのスリープ応答メッセージを伝送する。
ここで、加入者端末機800は、基地局850へ伝送されるパケットデータが存在するか否かを考慮し、加入者端末機800自身のスリープモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定する。表10を参照して説明したように、加入者端末機800がこのスリープモードへの状態遷移を承諾する場合、スリープ承諾値を‘1’に設定する。しかしながら、加入者端末機800がこのスリープモードへの状態遷移を拒否する場合、スリープ承諾値を‘0’に設定する。このスリープ応答メッセージに含まれた情報エレメントは、表10を参照して説明した。
特に、加入者端末機800は、基地局850から伝送したスリープ要求メッセージに含まれていたパラメータ、すなわち、最小ウィンドー値、最大ウィンドー値、及び聴取区間をこのスリープ応答メッセージに含ませて伝送する。このように、加入者端末機800は、ステップ817で、この開始タイム値に従って、このアウェイクモードからスリープモードへ遷移する。
図9は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいて加入者端末機の要求に応じたアウェイクモードへ状態遷移するための手順を概略的に示す信号フロー図である。図9を参照すると、ステップ911で、加入者端末機900がスリープモードからアウェイクモードへ遷移しようとする場合、加入者端末機900は、ステップ913で、加入者端末機トラヒック指示メッセージを基地局950へ伝送する。
この加入者端末機トラヒック指示メッセージは、表12で説明したような情報エレメントを含む。特に、この加入者端末機トラヒック指示メッセージは、加入者端末機900がスリープモードへ遷移する前に、最後に送信したパケットデータユニットシーケンス番号を含む。加入者端末機900からこの加入者端末機トラヒック指示メッセージを受信した基地局950は、この加入者端末機トラヒック指示メッセージに含まれている連結識別子を使用して、加入者端末機900を判断した後、ステップ915で、加入者端末機900へトラヒック確認メッセージを伝送する。
ここで、上記トラヒック確認メッセージに含まれた情報エレメントは、表11を参照して説明した。特に、トラヒック確認メッセージは、開始タイム値を含む。もちろん、基地局950は、このトラヒック確認メッセージの代わりに、基地局トラヒック確認メッセージを伝送することができる。この場合、基地局トラヒック確認メッセージに含まれた情報エレメントは、表8又は表9を参照して説明した。このように、加入者端末機900は、ステップ917で、上記開始タイム値に従って、このスリープモードからこのアウェイクモードへ遷移する。
図10は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいて基地局の要求に応じたアウェイクモードへ状態遷移するための手順を概略的に示す信号フロー図である。図10を参照すると、ステップ1011で、加入者端末機1000がスリープモードにある間、基地局1050が加入者端末機1000をアウェイクモードへ遷移しようとする場合、基地局1050は、ステップ1013で、加入者端末機1000の連結識別子を含む基地局トラヒック指示メッセージをブロードキャスティングする。
上記基地局トラヒック指示メッセージは、表5で説明したような情報エレメントを含み、特に、この基地局トラヒック指示メッセージは、基地局1050がスリープモードへ遷移する前に、最後に送信したパケットデータユニットシーケンス番号を含む。基地局1050からブロードキャスティングする基地局トラヒック指示メッセージを受信した加入者端末機1000は、この基地局トラヒック指示メッセージに含まれている連結識別子を読み出し、すなわち、この受信された基地局トラヒック指示メッセージが加入者端末機1000自身に対する基地局トラヒック指示メッセージであるか否かを確認した後、ステップ1015で、この読み出された連結識別子が加入者端末機1000自身の連結識別子と一致する場合、基地局1050へトラヒック確認メッセージを伝送する。
ここで、上記トラヒック確認メッセージに含まれた情報エレメントは、表11を参照して説明した。特に、このトラヒック確認メッセージは、開始タイム値を含む。加入者端末機1000は、このトラヒック確認メッセージの代わりに、加入者端末機トラヒック確認メッセージを伝送することができる。この場合、この加入者端末機トラヒック確認メッセージに含まれた情報エレメントは、表7を参照して説明した。このように、加入者端末機1000は、ステップ1017で、上記開始タイム値に従って、このスリープモードからこのアウェイクモードへ遷移する。
図11は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいて加入者端末機の要求に応じたスリープモードへ状態遷移するための手順を示す信号フロー図である。図11を参照すると、ステップ1111で、加入者端末機1100がアウェイクモードからスリープモードへ遷移しようとする場合、加入者端末機1100は、ステップ1113で、基地局1150へスリープ要求メッセージを伝送する。
上記スリープ要求メッセージは、表1で説明したような情報エレメントを含む。加入者端末機1100からこのスリープ要求メッセージを受信した基地局1150は、加入者端末機1100及び基地局1150の状況を考慮して、加入者端末機1100のスリープモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定し、ステップ1115で、この決定された結果に従って、加入者端末機1100へスリープ応答メッセージを伝送する。ここで、基地局1150は、加入者端末機1100へ伝送されるパケットデータが存在するか否かを考慮することによって、加入者端末機1100のスリープモードへの遷移を承諾するか否かを決定する。
加入者端末機1100へ伝送されるパケットデータが存在すると、基地局1150は、加入者端末機1100のスリープモード状態への遷移要求を拒否する。しかしながら、加入者端末機1100へ伝送されるパケットデータが存在しないと、基地局1150は、加入者端末機1100のスリープモードへの状態遷移要求を許容する。
表10を参照して説明したように、基地局1150が加入者端末機1100のスリープモードへの状態遷移を拒否する場合、スリープ承諾値を‘0’に設定し、加入者端末機1100が追って遂行すべき動作に対する再要求動作値を‘000’に設定し、これによって、加入者端末機1100は、任意に決定された時間が経過した後、スリープ要求メッセージを再伝送する。
基地局1150からこのスリープ応答メッセージを受信した加入者端末機1100は、このスリープ応答メッセージからスリープモードへの状態遷移要求が拒否されたことを判断し、この受信されたスリープ応答メッセージから再要求動作値を抽出した後、ステップ1117で、任意に決定された時間の経過後に、再要求動作値‘000’に従って、スリープ要求メッセージを再伝送する。
加入者端末機1100から再伝送されたこのスリープ要求メッセージを受信すると、加入者端末機1100へ伝送されるデータが存在する場合、基地局1150は、加入者端末機1100及び基地局1150の状況を考慮し、加入者端末機1100のスリープモードへの状態遷移を拒否するものと判断した後、スリープ承諾値を‘0’に設定する。
本発明の実施形態において、基地局1150は、上記再要求動作値を‘001’に設定し、加入者端末機1100は、待機期間が経過した後、スリープ要求メッセージを再伝送するようにする再要求時間を任意の値に設定し、ステップ1119で、加入者端末機1100は、一定時間が経過した後、このスリープ要求メッセージを伝送すべきことを示すスリープ応答メッセージを加入者端末機1100へ伝送する。
基地局1150から上記スリープ応答メッセージを受信した加入者端末機1100は、この受信されたスリープ応答メッセージを解析した後に、ステップ1121で、固定された再要求時間値の経過の後、このスリープ要求メッセージを基地局1150へ再伝送する。
加入者端末機1100から再伝送された上記スリープ要求メッセージを受信すると、加入者端末機1100へ伝送されるデータが存在する場合、基地局1150は、ステップ1123で、加入者端末機1100及び基地局1150の状況を考慮し、ステップ1119で伝送したものと同一の意味を有するスリープ応答メッセージを加入者端末機1100へ再伝送する。
このとき、基地局1150からこのスリープ応答メッセージを受信した加入者端末機1100は、ステップ1125で、ステップ1121で説明したものと同様に、このスリープ要求メッセージを基地局1150へ再伝送する。
一方、本発明の他の実施形態において、加入者端末機1100から再伝送された上記スリープ要求メッセージを受信すると、加入者端末機1100へ伝送されるデータが存在する場合、基地局1150は、加入者端末機1100及び基地局1150の状況を考慮し、加入者端末機1100のスリープモードへの状態遷移を拒否するものと判断し、スリープ承諾値を‘0’に設定する。
このとき、基地局1150は、上記再要求動作値を‘010’に設定し、加入者端末機1100は、ステップ1127で、上記スリープ要求メッセージを再伝送せず、基地局1150が追って伝送するスリープ応答メッセージを待つべきことを示すスリープ応答メッセージを加入者端末機1100へ伝送する。
一方、基地局1150から上記スリープ応答メッセージを受信した加入者端末機1100は、このスリープ応答メッセージを解析した後に、ステップ1129で、これ以上の上記スリープ要求メッセージを伝送せず、基地局1150から受信されたスリープ応答メッセージを待つ。
ここで、基地局1150は、上記スリープ応答メッセージのスリープ承諾値を‘1’に設定して伝送し、これに従って、加入者端末機1100は、ステップ1133で、このスリープ応答メッセージに含まれた開始タイム値で示された時間の経過の後に、スリープモードへ遷移する。
図12は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムで基地局の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を示す信号フロー図である。図12を参照すると、ステップ1211で、加入者端末機1200がアウェイクモードに存在する間、基地局1250が加入者端末機1200へ伝送するデータを有していない場合、基地局1250は、加入者端末機1200がスリープモードへの状態遷移を遂行することを所望し、従って、基地局1250は、ステップ1213で、スリープ要求メッセージを加入者端末機1200へ伝送する。
ここで、上記スリープ要求メッセージは、表4で説明したような情報エレメントを含む。基地局1250からこのスリープ要求メッセージを受信した加入者端末機1200は、加入者端末機1200及び基地局1250の状況を考慮して、基地局1250のスリープモードへの状態遷移を拒否することに決定し、ステップ1215で、この決定された結果に従って、基地局1250へスリープ応答メッセージを伝送する。
ここで、加入者端末機1200は、基地局1250へ伝送されるパケットデータが存在するか否かを考慮して、基地局1250が要求した加入者端末機1200のスリープモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定する。基地局1250へ伝送されるパケットデータが存在する場合、加入者端末機1200は、伝送されるデータが制御パケット又は緊急なユーザーデータパケットである場合、基地局1250の要求を拒否することができる。
一方、本発明の実施形態において、表10を参照して説明したように、加入者端末機1200が基地局1250の上記スリープモードへの状態遷移要求を拒否する場合、スリープ承諾値を‘0’に設定し、基地局1250が追って遂行する動作に対する再要求動作値を‘000’に設定し、これによって、基地局1250は、任意に決定された時間が経過した後に、スリープ要求メッセージを再伝送する。
加入者端末機1200からこのスリープ応答メッセージを受信した基地局1250は、このスリープ応答メッセージからスリープモードへの状態遷移要求が拒否されたことを判断し、この受信されたスリープ応答メッセージから再要求動作値を抽出した後、ステップ1217で、任意に決定された時間の経過後に、再要求動作値‘000’に従って、スリープ要求メッセージを再伝送する。
一方、基地局1250から再伝送されたこのスリープ要求メッセージを受信すると、基地局1250へ伝送されるデータが存在する場合、加入者端末機1200は、加入者端末機1200及び基地局1250の状況を考慮し、加入者端末機1200のスリープモードへの状態遷移を拒否することに決定する。
本発明の他の実施形態において、加入者端末機1200は、上記決定の結果に従って、スリープ承諾値を‘0’に設定し、上記再要求動作値を‘001’に設定し、再要求時間値を任意の値に設定する。この後、加入者端末機1200は、ステップ1219で、一定時間の経過の後に、基地局1250がこのスリープ要求メッセージを再伝送すべきことを示すスリープ応答メッセージを基地局1250に伝送する。
加入者端末機1200から上記スリープ応答メッセージを受信した基地局1250は、この受信されたスリープ応答メッセージを解析した後に、ステップ1221で、固定された再要求時間値の経過の後に、このスリープ要求メッセージを加入者端末機1200へ再伝送する。
また、基地局1250から再伝送された上記スリープ要求メッセージを受信した加入者端末機1200は、ステップ1223で、加入者端末機1200及び基地局1250の状況を考慮して、ステップ1219で伝送したものと同一の意味を有するスリープ応答メッセージを基地局1250へ再伝送する。
加入者端末機1200から上記スリープ応答メッセージを受信した基地局1250は、ステップ1225で、ステップ1221で説明したものと同様に、このスリープ要求メッセージを加入者端末機1200へ再伝送する。
基地局1250から再伝送されたこのスリープ要求メッセージを受信すると、基地局1250へ伝送されるデータが存在する場合、加入者端末機1200は、加入者端末機1200及び基地局1250の状況を考慮し、加入者端末機1200のスリープモードへの状態遷移を拒否することに決定する。
本発明のまた他の実施形態において、加入者端末機1200は、スリープ承諾値を‘0’に設定し、上記再要求動作値を‘010’に設定し、ステップ1227で、基地局1250が上記スリープ要求メッセージを再伝送せず、加入者端末機1200が追って伝送するスリープ要求メッセージを待つべきことを示すスリープ応答メッセージを基地局1250へ伝送する。
加入者端末機1200から上記スリープ応答メッセージを受信した基地局1250は、このスリープ応答メッセージを解析した後に、ステップ1229で、これ以上のこのスリープ要求メッセージを伝送せず、 加入者端末機1200から受信されるスリープ応答メッセージを待つ。
ここで、加入者端末機1200は、上記スリープ応答メッセージのスリープ承諾値を‘1’に設定して伝送し、これに従って、基地局1250は、ステップ1233で、このスリープ応答メッセージに含まれた開始タイム値で示された時間の経過の後に、加入者端末機1200がスリープモードへ遷移することを認知する。
図13は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいてデータパケットを伝送するための加入者端末機の要求に応じたアウェイクモードへ状態遷移するための手順を示す信号フロー図である。図13を参照すると、ステップ1311で、加入者端末機1300が基地局1350へ伝送されるユーザーデータパケットが発生することを感知し、スリープモードからアウェイクモードへの状態遷移を遂行しようとする場合、加入者端末機1300は、ステップ1313で、加入者端末機トラヒック指示メッセージを基地局1350へ伝送する。
ここで、上記加入者端末機トラヒック指示メッセージは、表12で説明したような情報エレメントを含み、加入者端末機1300がアウェイクモードへの遷移を試みるために、その中に含まれた制御パケット指示値は、‘0’に設定される。
加入者端末機1300からこの加入者端末機トラヒック指示メッセージを受信した基地局1350は、加入者端末機トラヒック指示メッセージの内の制御パケット指示値が‘0’に設定されるので、加入者端末機1300のアウェイクモードへの状態遷移要求を許容するか否かを決定することができる。
上述したように、基地局1350は、下記の理由によって、加入者端末機1300が要求したアウェイクモードへの遷移を拒否することができる。
1) 基地局容量の効率的な使用:加入者端末機1300の移動によって、現在セルに位置する加入者端末機の数が基地局1350の収容容量の限界値、又は、危険な容量に到達すると、基地局1350は、これ以上、加入者端末機1300のアウェイクモード状態への遷移を拒否することによって、基地局1350の容量超過を未然に防止することができる。
2) 加入者端末機トラヒックのロードバランシング(Load Balancing):基地局1350は、基地局1350へのパケット伝送率が高い加入者端末機1300のアウェイクモードへの状態遷移を抑制することによって、他の加入者端末機のパケット伝送機会を高めることができる。これとは異なり、基地局1350は、パケット伝送率が高い加入者端末機1300のアウェイクモードへの状態遷移を優先的に考慮することによって、全体のパケット伝送率の効率性を高めることができる。
3) アウェイクモードでの加入者端末機の信頼性あるトラヒック伝送(QoS保障):優先順位が相対的に低い加入者端末機1300のアウェイクモードへの遷移を抑制することによって、優先順位が高い加入者端末機にパケット伝送の機会をさらに多く与えることができる。
従って、基地局1350は、上記のような基準に基づいて、加入者端末機1300及び基地局1350の状況を考慮して、加入者端末機1300のアウェイクモードへの状態遷移を拒否することに決定し、ステップ1315で、この決定の結果に従って、表11で説明したトラヒック確認メッセージを加入者端末機1300へ伝送する。
ここで、表11を参照して説明したように、基地局1350は、加入者端末機1300のアウェイクモードへの状態遷移を拒否するために、アウェイク承諾値を‘0’に設定する。
本発明の実施形態において、加入者端末機1300が追って遂行する動作に対する再指示動作値を‘000’に設定し、これによって、加入者端末機1300は、任意に決定された時間の経過の後に、加入者端末機トラヒック指示メッセージを再伝送する。
基地局1350から上記トラヒック確認メッセージを受信した加入者端末機1300は、この受信されたトラヒック確認メッセージからこのアウェイクモードへの状態遷移要求が拒否されたことを判断し、この受信されたトラヒック確認メッセージから再指示動作値を抽出した後、ステップ1317で、任意に決定された時間の経過の後に、上記再指示動作値‘000’に従って、加入者端末機トラヒック指示メッセージを再伝送する。
加入者端末機1300から再伝送された上記加入者端末機トラヒック指示メッセージを受信した基地局1350は、加入者端末機1300及び基地局1350の状況を考慮して、加入者端末機1300のアウェイクモードへの状態遷移を拒否することに決定する。
本発明の他の実施形態において、基地局1350は、このアウェイク承諾値を‘0’に設定し、上記再指示動作値を‘001’に設定する。また、基地局1350は、上記再指示時間を任意の値に設定し、ステップ1319で、固定された時間の経過の後に、加入者端末機1300が上記加入者端末機トラヒック指示メッセージを再伝送すべきことを示すトラヒック確認メッセージを加入者端末機1300へ伝送する。
基地局1350から上記トラヒック確認メッセージを受信した加入者端末機1300は、このトラヒック確認メッセージを解析した後に、ステップ1321で、固定された再指示時間値の経過の後に、この加入者端末機トラヒック指示メッセージを基地局1350へ再伝送する。
加入者端末機1300から再伝送された上記加入者端末機トラヒック指示メッセージを受信した基地局1350は、ステップ1323で、加入者端末機1300及び基地局1350の状況を考慮して、ステップ1319で伝送したものと同一の意味を有するトラヒック確認メッセージを加入者端末機1300へ伝送する。
基地局1350から上記トラヒック確認メッセージを受信した加入者端末機1300は、ステップ1325で、ステップ1321で説明したものと同様に、上記加入者端末機トラヒック指示メッセージを基地局1350へ再伝送する。
加入者端末機1300から再伝送された上記加入者端末機トラヒック指示メッセージを受信した基地局1350は、加入者端末機1300及び基地局1350の状況を考慮して、加入者端末機1300のアウェイクモードへの状態遷移を拒否することを決定する。
本発明のまた他の実施形態において、基地局1350は、アウェイク承諾値を‘0’に設定し、この再指示動作値を‘010’に設定する。基地局1350は、ステップ1327で、加入者端末機1300が上記加入者端末機トラヒック指示メッセージを再伝送せず、基地局1350が追って伝送する加入者端末機トラヒック指示メッセージを待つべきことを示すトラヒック確認メッセージを加入者端末機1300へ伝送する。
基地局1350から上記トラヒック確認メッセージを受信した加入者端末機1300は、このトラヒック確認メッセージを解析した後に、これ以上、この加入者端末機トラヒック指示メッセージを伝送せず、上記スリープ区間更新アルゴリズムを遂行しながら、聴取区間ごとに基地局1350から基地局トラヒック指示メッセージを受信し、ステップ1329、ステップ1331、及びステップ1339で、上記加入者端末機1300のための連結識別子がこの受信された基地局トラヒック指示メッセージに含まれているか否かを確認する。
ここで、上記加入者端末機1300のための連結識別子がこの受信された基地局トラヒック指示メッセージに含まれている場合(すなわち、基地局1350が加入者端末機1300へ伝送されるデータを有する場合)、ステップ1341で、加入者端末機1300は、アウェイクモードへの遷移を決定し、上記基地局トラヒック指示メッセージに該当する上記トラヒック確認メッセージを基地局1350へ伝送する。加入者端末機1300は、ステップ1343で、この受信された基地局トラヒック指示メッセージに含まれた開始タイム値で示された時間の経過の後に、アウェイクモードへ遷移する。このとき、このトラヒック確認メッセージの内のアウェイク承諾値は、‘1’に設定される。
図14は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムで制御パケットを伝送するための加入者端末機の要求に応じたアウェイクモードへの状態遷移手順を示す信号フロー図である。図14を参照すると、ステップ1411で、スリープモードにある間、加入者端末機1400が基地局1450へ伝送される制御パケットが発生することを感知すると、加入者端末機1400は、ステップ1413で、アウェイクモードへの状態遷移を遂行するために、加入者端末機トラヒック指示メッセージを基地局1450へ伝送する。
このとき、この加入者端末機トラヒック指示メッセージは、表12で説明したような情報エレメントを含み、加入者端末機1400が、制御パケットを伝送するために、アウェイクモードへの遷移を試みることであるので、その中に含まれた制御パケット指示値は、‘1’に設定される。
加入者端末機1400から上記加入者端末機トラヒック指示メッセージを受信した基地局1450は、この加入者端末機トラヒック指示メッセージの内の制御パケット指示値が‘1’に設定されるので、加入者端末機1400及び基地局1450の状況に無関係に、加入者端末機1400の上記アウェイクモードへの遷移要求を許容しなければならない。
従って、基地局1450は、ステップ1415で、加入者端末機1400のアウェイクモードへの状態遷移の承諾を意味する‘1’に設定されるアウェイク承諾値を有するトラヒック確認メッセージを加入者端末機1400へ伝送する。
上記トラヒック確認メッセージを受信した加入者端末機1400は、ステップ1443で、この受信されたトラヒック確認メッセージからアウェイク承諾値が‘1’に設定されたことを判断し、上記開始タイム値を分析した後、この開始タイム値の時間だけ経過した後、アウェイクモードへ遷移する。
図15は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいて基地局の要求に応じたアウェイクモードへ状態遷移するための手順を示す信号フロー図である。図15を参照すると、ステップ1511で、加入者端末機1500は、スリープモードに存在する。任意の加入者端末機へ伝送されるパケットが存在する場合、基地局1550は、ステップ1513、ステップ1515、及びステップ1521で、この加入者端末機の連結識別子を含む基地局トラヒック指示メッセージを反復してブロードキャスティングする。ここで、この基地局トラヒック指示メッセージは、表5で説明したような情報エレメントを含む。
基地局1550から放送される基地局トラヒック指示メッセージを受信した加入者端末機1500は、この基地局トラヒック指示メッセージに含まれている連結識別子を読み出し、この読み出された連結識別子が自分の連結識別子と一致するか否か、すなわち、この受信された基地局トラヒック指示メッセージが加入者端末機1500自身に対する基地局トラヒック指示メッセージであるか否かを判別する。この判別の結果、この受信された基地局トラヒック指示メッセージが加入者端末機1500自身に対する基地局トラヒック指示メッセージである場合、加入者端末機1500は、自分の状況を考慮して、例えば、残っているバッテリー量に従って、基地局1550のアウェイクモードへの遷移要求を許容するか否かを決定する。
加入者端末機1500の現在のバッテリーがほとんど消費され、これ以上のパケット送受信が不能である場合には、加入者端末機1500は、基地局1550のアウェイクモードへの遷移要求を拒否することができなければならない。例えば、加入者端末機1500は、ステップ1523で、アウェイクモードへの遷移を拒否することを示すトラヒック確認メッセージを基地局1550へ伝送する。
このトラヒック確認メッセージを受信した基地局1550は、ステップ1525で、加入者端末機1500がアウェイクモードへの遷移を拒否したことを判断し、上記基地局トラヒック指示メッセージに加入者端末機1500の連結識別子をさらに含め、この基地局トラヒック指示メッセージをブロードキャスティングする。
基地局トラヒック指示メッセージを受信すると、加入者端末機1500は、加入者端末機1500自身に対する連結識別子がこの受信された基地局トラヒック指示メッセージに含まれているか否かをさらに判別する。この判別の結果、加入者端末機1500自身に対する連結識別子がこの受信された基地局トラヒック指示メッセージに含まれている場合、加入者端末機1500の状態を考慮して、アウェイクモードへの遷移を決定し、ステップ1527で、‘1’に設定されたアウェイク承諾値を有するトラヒック確認メッセージを基地局1550へ伝送する。その後、加入者端末機1500は、ステップ1543で、この基地局トラヒック指示メッセージから抽出された開始タイム値で示された時間の経過の後、アウェイクモードへ遷移する。
上記トラヒック確認メッセージを受信した基地局1550は、該当加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を認知し、加入者端末機1500へ伝送されるパケットが存在するときまで、加入者端末機1500の連結識別子を基地局トラヒック指示メッセージに含ませない。
図16は、本発明の実施形態による加入者端末機の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を示すフローチャートである。図16を参照すると、ステップ1611で、加入者端末機は、アウェイクモードでパケットデータを伝送する。ステップ1613で、加入者端末機は、このパケットデータを伝送する間に、アイドル区間、すなわち、伝送するパケットデータが存在しない区間が検出されるか否かを検査する。この検査の結果、このアイドル区間が検出されないと、加入者端末機は、ステップ1615に進行する。ステップ1615で、加入者端末機は、現在のアウェイクモードを保持し、ステップ1611に戻る。
しかしながら、ステップ1613で、検査の結果、このアイドル区間が検出されると、加入者端末機は、ステップ1617に進行する。ステップ1617で、加入者端末機は、このアイドル区間が検出されるに従って、スリープモードへの状態遷移を遂行しなければならないものと判断し、基地局へ伝送するスリープ要求メッセージを構成する。
ステップ1619で、加入者端末機は、この構成されたスリープ要求メッセージを加入者端末機が連結されている基地局へ伝送すると共に、このスリープ要求メッセージに対応するスリープ応答メッセージを待つために使用されるタイマーの駆動を開始する。ここで、このタイマーの駆動は、このスリープ要求メッセージを伝送すると同時に開始され、予め設定された時間の間のみ駆動される。
ステップ1621で、加入者端末機は、基地局から上記スリープ応答メッセージが受信されるか否かを検査する。この検査の結果、この基地局からこのスリープ応答メッセージが受信されない場合、加入者端末機は、ステップ1623に進行する。ステップ1623で、加入者端末機は、このタイマーの駆動が完了したか否かを検査する。
この検査の結果、このタイマーの駆動が完了しなかった場合、加入者端末機は、ステップ1621に戻る。しかしながら、このタイマーの駆動が完了した場合、加入者端末機は、この伝送されたスリープ要求メッセージが基地局へ正常に伝送されなかったことを判断し、ステップ1619に戻ってスリープ要求メッセージを再伝送する。
ステップ1621で、検査の結果、基地局からこのスリープ応答メッセージが受信された場合、加入者端末機は、ステップ1625へ進行する。ステップ1625で、加入者端末機は、スリープ応答メッセージの内のスリープ承諾値が‘1’であるか否かを検査する。すなわち、基地局が加入者端末機のスリープモードへの遷移を承諾したか否かを検査する。この検査の結果、スリープ承諾値が‘1’であれば、加入者端末機は、ステップ1645へ進行する。
しかしながら、スリープ承諾値が‘1’でない場合、加入者端末機は、ステップ1627に進行して、基地局によって加入者端末機が要求したスリープモードへの遷移が拒否されたので、再要求動作を遂行する。ステップ1627で、加入者端末機は、スリープ応答メッセージの内の再要求動作値が‘000’であるか否かを検査する。この検査の結果、再要求動作値が‘000’であれば、加入者端末機は、ステップ1631へ進行する。ステップ1631で、加入者端末機は、再要求動作値が‘000’であることを認知し、これに従って、任意に決定された時間の経過の後、スリープ要求メッセージを再伝送しなければならないので、任意に決定された時間を待機した後、ステップ1619に戻って、スリープ要求メッセージを基地局へ再伝送する。
ステップ1627で、再要求動作値が‘000’でなければ、加入者端末機は、ステップ1629に進行する。ステップ1629で、加入者端末機は、再要求動作値が‘001’であるか否かを検査する。この検査の結果、再要求動作値が‘001’であれば、ステップ1633に進行する。ステップ1633で、加入者端末機は、この再要求動作値が‘001’であると判断し、これに従って、一定時間、すなわち、スリープ応答メッセージを通じて、基地局が通知した再要求時間の経過の後に、このスリープ要求メッセージを再伝送しなければならないので、再要求時間だけ待機した後、ステップ1619に戻って、このスリープ要求メッセージを再伝送する。
ステップ1629で、再要求動作値が‘001’でなければ、ステップ1635に進行する。ステップ1635で、加入者端末機は、再要求動作値が‘010’であるか否かを検査する。
この検査の結果、再要求動作値が‘010’でなければ、加入者端末機は、スリープ応答メッセージに欠陥があるので無視した後、ステップ1623へ戻る。結局、次のスリープ応答メッセージを待つ。一方、ステップ1635で、再要求動作値が‘010’であれば、加入者端末機は、ステップ1637に進行する。ステップ1637で、この加入者端末機は、聴取区間であるか否かを判断する。この判断の結果、聴取区間でなければ、加入者端末機は、ステップ1639に進行して、アウェイクモードを保持した後、ステップ1637を反復する。しかしながら、ステップ1637で、聴取区間であれば、加入者端末機は、ステップ1641に進行する。
ステップ1641で、加入者端末機は、再要求動作値が‘010’であることを認知すると、スリープ要求メッセージをこれ以上再伝送せず、聴取区間の間に、この基地局が送信したスリープ応答メッセージを受信するときまで待機する。従って、ステップ1641で、加入者端末機は、基地局が伝送したスリープ要求メッセージを受信したか否かを検査する。この検査の結果、スリープ要求メッセージを受信しなかった場合、加入者端末機は、ステップ1639へ戻る。ステップ1639で、加入者端末機は、継続してアウェイクモードに存在するようになり、ステップ1637に進行して、聴取区間の間にスリープ応答メッセージを待つ。ステップ1641で、加入者端末機は、基地局が伝送したスリープ応答メッセージを受信すると、加入者端末機は、ステップ1645に進行する。ステップ1645で、加入者端末機は、このスリープモードへ遷移する。ステップ1647で、加入者端末機は、パケットデータの伝送を一時停止し、その手順を終了する。
図17は、本発明の実施形態による基地局の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を示すフローチャートである。基地局の要求に従うスリープモードへの状態遷移手順は、図16の手順と同一であり、スリープ要求メッセージを構成する情報エレメントのみが異なる。従って、この2つの特徴間の差のみを説明する。
上述したように、基地局が加入者端末機をスリープモードへ遷移させるための手順は、図16の該当手順と同一である。しかしながら、図16のステップ1617と異なって、図17のステップ1717では、基地局が加入者端末機へ伝送するスリープ要求メッセージに、加入者端末機がスリープモードへの状態遷移を遂行すべき時点を示す開始タイム値を含んでいる、ということが異なる。
図18は、本発明の実施形態による加入者端末機の要求に応じたアウェイクモードへの状態遷移手順を示すフローチャートである。図18を参照すると、ステップ1811で、スリープモードでの加入者端末機がパケットデータセッションで基地局へ伝送されるパケットデータの発生を感知すると、加入者端末機は、ステップ1813に進行する。ステップ1813で、加入者端末機は、アクティブ区間、すなわち、伝送するパケットデータが存在する区間が検出されるか否かを検査する。この検査の結果、このアクティブ区間が検出されないと、すなわち、アイドル区間のみが検出されると、この加入者端末機は、ステップ1815に進行する。
ステップ1815で、加入者端末機は、現在のスリープモードを保持し、ステップ1811に戻る。しかしながら、ステップ1813で、検査の結果、このアクティブ区間が検出されると、加入者端末機は、ステップ1817に進行する。ステップ1817で、加入者端末機は、このアクティブ区間が検出されるに従って、アウェイクモードへ遷移すべきものと判断し、基地局へ伝送される一番目のパケットが制御パケットであるか否かを検査する。この検査の結果、制御パケットである場合、ステップ1819に進行し、そうでなければ、加入者端末機は、ステップ1821に進行する。
ステップ1819で、基地局へ伝送される一番目のパケットが制御パケットであることを認知するに従って、加入者端末機は、アウェイクモードへの状態遷移が拒否されないように、加入者端末機トラヒック指示メッセージの内の制御パケット指示値を‘1’に設定した後、ステップ1823に進行する。一方、ステップ1821で、基地局へ伝送される一番目のパケットがユーザーデータパケットであることを認知するに従って、加入者端末機は、この制御パケット指示値を‘0’に設定し、基地局が加入者端末機のアウェイクモードへの遷移を許容するか否かを判断することができるようにした後、ステップ1823に進行する。ステップ1823で、加入者端末機は、この制御パケット指示値を含む加入者端末機トラヒック指示メッセージを構成した後、ステップ1825に進行する。
ステップ1825で、加入者端末機は、この構成された加入者端末機トラヒック指示メッセージを加入者端末機が連結されている基地局へ伝送すると共に、この加入者端末機トラヒック指示メッセージに対応するトラヒック確認メッセージを待つために使用されるタイマーの駆動を開始する。ここで、このタイマーの駆動は、この加入者端末機トラヒック指示メッセージを伝送すると同時に開始され、予め設定された時間の間のみ駆動される。
ステップ1827で、加入者端末機は、基地局から上記トラヒック確認メッセージが受信されるか否かを検査する。この検査の結果、ステップ1827で、基地局からこのトラヒック確認メッセージが受信されない場合、加入者端末機は、ステップ1829に進行する。ステップ1829で、加入者端末機は、上記タイマーの駆動が完了したか否かを検査する。この検査の結果、このタイマーの駆動が完了しなかった場合、加入者端末機は、ステップ1827に戻る。
しかしながら、上記タイマーの駆動が完了した場合、加入者端末機は、この伝送された加入者端末機トラヒック指示メッセージが基地局に定常的に伝送されなかったものと判断し、ステップ1825に戻って、加入者端末機トラヒック指示メッセージを再伝送する。一方、ステップ1827で、基地局からこのトラヒック確認メッセージが受信された場合、加入者端末機は、ステップ1831に進行する。
ステップ1831で、加入者端末機は、上記トラヒック確認メッセージの内のアウェイク承諾値が‘1’であるか否かを検査する。すなわち、基地局が加入者端末機のアウェイクモードへの遷移要求を承諾したか否かを検査する。この検査の結果、上記アウェイク承諾値が‘1’であれば、加入者端末機は、ステップ1851に進行する。
しかしながら、アウェイク承諾値が‘1’でない場合、加入者端末機は、ステップ1833に進行し、加入者端末機が要求したアウェイクモードへの遷移が基地局によって拒否されたので、再指示動作を遂行する。ステップ1833で、加入者端末機は、トラヒック確認メッセージの内の再指示動作値が‘000’であるか否かを検査する。この検査の結果、再指示動作値が‘000’であれば、加入者端末機は、ステップ1837に進行する。
ステップ1837で、再指示動作値が‘000’であることを認知すると、加入者端末機は、任意に決定された時間の経過の後に加入者端末機トラヒック指示メッセージを再伝送しなければならないので、任意に決定された時間を待機した後、ステップ1825に戻って、加入者端末機トラヒック指示メッセージを基地局へ再伝送する。ステップ1833で、再指示動作値が‘000’でなければ、加入者端末機は、ステップ1835に進行する。
ステップ1835で、加入者端末機は、再指示動作値が‘001’であるか否かを検査する。この検査の結果、再指示動作値が‘001’であれば、加入者端末機は、ステップ1839に進行する。ステップ1839で、加入者端末機は、固定された時間、すなわち、トラヒック確認メッセージを通じて基地局が通知した再指示時間の経過の後に、加入者端末機トラヒック指示メッセージを伝送しなければならないので、再指示時間だけ待機した後、ステップ1825に戻って、加入者端末機トラヒック指示メッセージを再伝送する。
しかしながら、ステップ1835で、再指示動作値が‘001’でなければ、加入者端末機は、ステップ1841に進行する。ステップ1841で、加入者端末機は、再指示動作値が‘010’であるか否かを検査する。この検査の結果、再指示動作値が‘010’でなければ、加入者端末機は、スリープ応答メッセージに欠陥があるのでトラヒック確認メッセージを無視した後、ステップ1829に戻る。結局、次のトラヒック確認メッセージを待つ。一方、ステップ1841で、再指示動作値が‘010’であれば、加入者端末機は、ステップ1843に進行する。
ステップ1843で、加入者端末機は、聴取区間であるか否かを判断する。聴取区間でなければ、加入者端末機は、ステップ1845に進行して、スリープモードを保持した後、ステップ1843を反復する。しかしながら、ステップ1843で、聴取区間であれば、加入者端末機は、ステップ1847に進行する。
ステップ1847で、再指示動作値が‘010’であることを認知すると、加入者端末機は、聴取区間から覚めて、加入者端末機トラヒック指示メッセージをこれ以上再伝送せず、基地局が伝送した基地局トラヒック指示メッセージを受信するときまで待機する。
従って、ステップ1847で、加入者端末機は、この基地局トラヒック指示メッセージを受信したか否かを検査する。この検査の結果、基地局トラヒック指示メッセージを受信しなかった場合、加入者端末機は、ステップ1845に進行する。しかしながら、ステップ1847で、基地局が伝送した基地局トラヒック指示メッセージを受信すると、加入者端末機は、ステップ1849に進行する。
ステップ1849で、加入者端末機は、基地局トラヒック指示メッセージに対応するトラヒック確認メッセージを基地局へ伝送した後、ステップ1851に進行する。ステップ1851で、加入者端末機は、このスリープモードからこのアウェイクモードへ遷移した後、ステップ1853に進行する。ステップ1853で、加入者端末機がこのアウェイクモードへ遷移すると、このスリープモードで一時停止したパケットデータの伝送を再開する。
以上、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱することなく、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と均等なものにより定められるべきである。
従来のOFDM/OFDMA方式を使用する広帯域無線接続通信システムの構成を概略的に示す図である。 従来のIEEE802.16e通信システムで提案しているスリープモード動作を概略的に示す図である。 従来のIEEE802.16e通信システムで提案している加入者端末機の要求に応じて、加入者端末機がスリープモードへ状態遷移する手順を示す信号フロー図である。 従来のIEEE802.16e通信システムで提案している基地局の制御下に、加入者端末機がスリープモードへ状態遷移する手順を示す信号フロー図である。 従来のIEEE802.16e通信システムで提案している基地局の制御下に、加入者端末機がアウェイクモードへ状態遷移する手順を示す信号フロー図である。 本発明の実施形態によるOFDM/OFDMA方式を使用する広帯域無線接続通信システムの構成を概略的に示す図である。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける加入者端末機の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を概略的に示す信号フロー図である。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける基地局の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を概略的に示す信号フロー図である。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける加入者端末機の要求に応じたアウェイクモードへの状態遷移手順を概略的に示す信号フロー図である。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける基地局の要求に応じたアウェイクモードへの状態遷移手順を概略的に示す信号フロー図である。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける加入者端末機の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を示す信号フロー図である。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける基地局の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を示す信号フロー図である。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるデータパケットを伝送するための加入者端末機の要求に応じたアウェイクモードへの状態遷移手順を示す信号フロー図である。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける制御パケットを伝送するための加入者端末機の要求に応じたアウェイクモードへの状態遷移手順を示す信号フロー図である。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける基地局の要求に応じたアウェイクモードへの状態遷移手順を示す信号フロー図である。 本発明の実施形態による加入者端末機の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による基地局の要求に応じたスリープモードへの状態遷移手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による加入者端末機の要求に応じたアウェイクモードへの状態遷移手順を示すフローチャートである。
符号の説明
600 セル
610 基地局
611 加入者端末機
613 加入者端末機
630 加入者端末機
640 基地局
650 セル
651 加入者端末機
653 加入者端末機

Claims (33)

  1. 加入者端末機と基地局との間で送受信されるデータが存在しない場合に前記加入者端末機の電力消費を最小化するためのスリープモードと、前記加入者端末機と前記基地局との間で送受信されるデータが存在する場合に前記加入者端末機と前記基地局との間の通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、前記アウェイクモードで前記加入者端末機がスリープモードを制御する方法であって、
    前記加入者端末機から前記基地局へのスリープ要求に対する基地局の拒否応答が受信されると、待機期間の経過の後に前記基地局へスリープ要求を再伝送するステップと、
    前記加入者端末機から前記基地局へのスリープ要求に対する基地局の拒否応答が受信されると、前記基地局から前記スリープ要求に対する非要求応答を受信するときまで前記基地局へスリープ要求を再伝送しないステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記待機期間は、前記加入者端末機がスリープ要求を再伝送することを待機すべき一定時間であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 加入者端末機と基地局との間で送受信されるデータが存在しない場合に前記加入者端末機の電力消費を最小化するためのスリープモードと、前記加入者端末機と前記基地局との間で送受信されるデータが存在する場合に前記加入者端末機と前記基地局との間の通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、前記基地局がスリープモードを制御する方法であって、
    前記基地局から加入者端末機へのスリープ要求に対する加入者端末機の拒否応答が受信されると、待機期間の経過の後に前記加入者端末機へスリープ要求を再伝送するステップと、
    前記基地局から加入者端末機へのスリープ要求に対する加入者端末機の拒否応答が受信されると、前記基地局から前記スリープ要求に対する非要求応答を受信するときまで前記基地局へスリープ要求を再伝送しないステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  4. 前記待機期間は、前記基地局がスリープ要求を再要請することを待機すべき一定の時間であることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 加入者端末機と基地局との間で送受信されるデータが存在しない場合に前記加入者端末機の電力消費を最小化するためのスリープモードと、前記加入者端末機と前記基地局との間で送受信されるデータが存在する場合に前記加入者端末機と前記基地局との間の通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、前記加入者端末機がスリープモードにある間、前記加入者端末機から前記基地局へ伝送されるトラヒックデータの存在を示すトラヒック指示を伝送するとき、前記加入者端末機がアウェイクモードを制御する方法であって、
    前記加入者端末機から前記基地局へのトラヒック指示に対する基地局の拒否応答が受信されると、待機期間の経過の後に前記基地局へトラヒック指示を再伝送するステップと、
    前記加入者端末機から前記基地局へのトラヒック指示に対する基地局の拒否応答が受信されると、前記基地局から前記トラヒック指示に対する非要求応答を受信するときまで前記基地局へトラヒック指示を再伝送しないステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  6. 前記基地局からトラヒック指示に対する非要求応答を受信すると、前記非要求応答は、前記加入者端末機がアウェイクモードへ遷移するための開始フレーム情報を含むことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 前記非要求応答は、前記加入者端末機が最後に受信したパケットデータユニット(PDU)番号フィールド情報を含むことを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 前記待機期間は、前記加入者端末機がトラヒック指示を再伝送することを待機すべき一定時間であることを特徴とする請求項5記載の方法。
  9. 前記トラヒック指示は、前記加入者端末機が最後に送信したパケットデータユニット(PDU)番号フィールド情報を含むことを特徴とする請求項5記載の方法。
  10. 前記トラヒック応答に含まれた基本連結識別子情報に前記加入者端末機の連結識別子が存在するか否かを判別するステップと、
    前記加入者端末機の連結識別子が基本連結識別子情報に存在する場合、アウェイクモードへの遷移を決定するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項5記載の方法。
  11. 前記加入者端末機が伝送するトラヒック指示は、伝送パケットのタイプを示す情報を含むことを特徴とする請求項5記載の方法。
  12. 前記トラヒック指示で示された伝送パケットのタイプが制御パケットである場合、前記加入者端末機は、前記基地局の制御の下に、アウェイクモードへ即座に遷移するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 加入者端末機と基地局との間で送受信されるデータが存在しない場合に前記加入者端末機の電力消費を最小化するためのスリープモードと、前記加入者端末機と前記基地局との間で送受信されるデータが存在する場合に前記加入者端末機と前記基地局との間の通信のためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、前記加入者端末機がスリープモードにある間、前記基地局から前記加入者端末機へ伝送されるトラヒックデータの存在を示すトラヒック指示を伝送するとき、前記加入者端末機がアウェイクモードを制御する方法であって、
    前記基地局が前記加入者端末機の連結識別子を含んで伝送する前記トラヒック指示を受信するステップと、
    前記加入者端末機の資源状況を考慮して、アウェイクモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定し、前記決定された結果を前記基地局へ伝送するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  14. 前記基地局が伝送する前記トラヒック指示は、前記加入者端末機が最後に受信したパケットデータユニット(PDU)番号フィールド情報を含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記基地局が伝送する前記トラヒック指示は、前記加入者端末機がアウェイクモードへ遷移するための開始フレーム情報を含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
  16. 前記加入者端末機がアウェイクモードへの状態遷移を承諾する時、前記加入者端末機は、基本連結識別子と、前記加入者端末機が受信しようとするパケットデータユニットシーケンス番号に関する情報とを含む応答を前記基地局へ伝送することを特徴とする請求項13記載の方法。
  17. 送受信するデータが存在しない場合に電力消費を最小化するためのスリープモードと、送受信するデータが存在する場合に通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、前記アウェイクモードからスリープモードへの遷移を制御するシステムであって、
    前記基地局が前記加入者端末機からスリープモードへの遷移要求を受信すると、待機期間が経過した後、前記加入者端末機がスリープモードへの遷移要求を再伝送するようにする待機期間情報を伝送することによって拒否応答を伝送する基地局と、
    前記加入者端末機が前記加入者端末機のスリープモードへの遷移要求を前記基地局から受信すると、待機期間が経過した後、スリープモードへの遷移要求を再伝送するようにする待機期間情報を伝送することによって拒否応答を伝送する加入者端末機と、
    を含むことを特徴とするシステム。
  18. 前記待機期間は、前記加入者端末機がスリープ要求を再伝送することを待機すべき一定時間であることを特徴とする請求項17記載のシステム。
  19. 前記待機期間は、前記基地局がスリープ要求を再伝送することを待機すべき一定時間であることを特徴とする請求項17記載のシステム。
  20. 前記スリープ要求応答は、前記加入者端末機がスリープモードへ遷移するための開始フレーム情報を含むことを特徴とする請求項17記載のシステム。
  21. 送受信するデータが存在しない場合に電力消費を最小化するためのスリープモードと送受信するデータが存在する場合に通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、前記アウェイクモードからスリープモードへの遷移を制御するシステムであって、
    前記基地局が前記加入者端末機から伝送パケットの存在を示すトラヒック指示を受信すると、待機期間が経過した後、前記加入者端末機がトラヒック指示を再伝送するようにする待機期間情報を伝送することによって拒否応答を伝送する基地局と、
    前記加入者端末機が前記基地局から前記加入者端末機の連結識別子を含むトラヒック指示を受信すると、資源状況を考慮して、アウェイクモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定し、前記決定された結果を前記基地局へ伝送する加入者端末機と、
    を含むことを特徴とするシステム。
  22. 前記待機期間は、前記加入者端末機がスリープ要求を再伝送することを待機すべき一定時間であることを特徴とする請求項21記載のシステム。
  23. 前記加入者端末機が伝送するトラヒック指示は、前記加入者端末機が最後に送信したパケットデータユニット番号フィールド情報を含むことを特徴とする請求項21記載のシステム。
  24. 前記加入者端末機は、前記加入者端末機自身の連結識別子が前記トラヒック応答に含まれた基本連結識別子情報に存在するか否かを判別し、前記加入者端末機自身の連結識別子が前記基本連結識別子情報に存在すると、前記アウェイクモードへの遷移を決定することを特徴とする請求項21記載のシステム。
  25. 前記加入者端末機が伝送するトラヒック指示は、伝送パケットのタイプを示す情報を含むことを特徴とする請求項21記載のシステム。
  26. 前記加入者端末機が伝送するトラヒック指示で示された伝送パケットのタイプが制御パケットである場合、前記加入者端末機は、前記基地局の制御の下にアウェイクモードへ即座に遷移することを特徴とする請求項25記載のシステム。
  27. 前記基地局が伝送する前記トラヒック指示は、前記加入者端末機が最後に受信したパケットデータユニット番号フィールド情報を含むことを特徴とする請求項21記載のシステム。
  28. 前記基地局が伝送する前記トラヒック指示は、前記加入者端末機がアウェイクモードへ遷移するための開始フレーム情報を含むことを特徴とする請求項21記載のシステム。
  29. 前記加入者端末機がアウェイクモードへの状態遷移を決定した場合、前記加入者端末機は、基本連結識別子と前記加入者端末機が受信しようとするパケットデータユニットシーケンス番号に関する情報を含む応答を前記基地局へ伝送することを特徴とする請求項21記載のシステム。
  30. 送受信するデータが存在しない場合に電力消費を最小化するためのスリープモードと、送受信するデータが存在する場合に通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、前記アウェイクモードからスリープモードへの遷移を制御するシステムであって、
    前記加入者端末機のスリープモードへの遷移要求を受信すると、スリープモードへの遷移要求に対する応答を再受信するときまで、加入者端末機がスリープ要求を伝送しないようにすることによって拒否応答を伝送する基地局と、
    前記加入者端末機のスリープモードへの遷移要求を前記基地局から受信すると、前記スリープモードへの遷移要求に対する応答を再受信するときまで、基地局がスリープ要求を伝送しないようにすることによって拒否応答を伝送する加入者端末機と、
    を含むことを特徴とするシステム。
  31. 送受信するデータが存在しない場合に電力消費を最小化するためのスリープモードと、送受信するデータが存在する場合に通信を可能とするためのアウェイクモードとを有する広帯域無線接続通信システムにおいて、前記アウェイクモードからスリープモードへの遷移を制御するシステムであって、
    前記基地局が前記加入者端末機から伝送パケットの存在を示すトラヒック指示を受信すると、前記トラヒック指示に対する応答が再受信されるときまで、前記加入者端末機がトラヒック指示を伝送しないようにすることによって拒否応答を伝送する基地局と、
    前記加入者端末機が前記基地局から前記加入者端末機の連結識別子を含むトラヒック指示を受信すると、資源状況を考慮して、アウェイクモードへの状態遷移を承諾するか否かを決定し、前記決定された結果を前記基地局へ伝送する加入者端末機と、
    を含むことを特徴とするシステム。
  32. 前記基地局から前記加入者端末機へ再伝送されたトラヒック指示に対する応答は、前記加入者端末機がアウェイクモードへ遷移するための開始フレーム情報を含むことを特徴とする請求項31記載の方法。
  33. 前記トラヒック指示に対する応答は、前記加入者端末機が最後に受信したパケットデータユニット番号フィールド情報を含むことを特徴とする請求項31記載のシステム。
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