JP2006514493A - 変更要求フォームの注釈 - Google Patents

Abstract

ネットワークと同期可能なハンドヘルド装置用のエラー通知方法を提供する。ハンドヘルド装置に表示されている文書中のユーザにより識別された起こり得るエラーを明示する変更要求フォームを生成する。文書の管理者に変更要求フォームを送信する。

Description

本発明は、一般に、ハンドヘルド（ｈａｎｄ‐ｈｅｌｄ：手持ち型）装置に関し、詳しくは、ハンドヘルド装置のユーザが、該ハンドヘルド装置に格納された文書（ｄｏｃｕｍｅｎｔａｔｉｏｎ）中のエラーにマークを付けて、文書管理者（ｄｏｃｕｍｅｎｔａｔｉｏｎ ａｄｍｉｎｉｓｔｒａｔｏｒ）に変更要求を送信できるようにする方法と装置に関する。

コマーシャル・イータブレット（Ｃｏｍｍｅｒｃｉａｌ Ｅｔａｂｌｅｔｓ）の対象とするエンド・ユーザは、職務を遂行するために特定の文書にアクセスする必要がある専門職の人達である。残念ながら、そのような文書には、文書管理者に知らせるべき誤りが含まれている場合がある。

従って、ハンドヘルド装置のユーザが、文書中のエラーにマークを付けて、その文書の管理者に対してそのエラーを明示する変更要求を送信できる機能を提供することは、望ましく、且つ、非常に有益である。

（発明の概要）
本発明は、上述の課題と、それに関連したその他の従来技術の課題を解決する。本発明は、ハンドヘルド装置のユーザが、ハンドヘルド装置に格納された文書中のエラーにマークを付けて、変更要求を文書管理者に送信できるようにする方法と装置を提供する。

本発明の一実施形態に従えば、ネットワークと同期可能なハンドヘルド装置用のエラー通知方法が提供される。ハンドヘルド装置に表示されている文書中のユーザにより識別された起こり得るエラーを明示する変更要求フォームが生成される。文書の管理者に変更要求フォームが送信される。

本発明の別の一実施形態に従えば、ネットワークと同期可能なハンドヘルド装置用のエラー通知装置が提供される。この装置には、変更要求マネージャとモデムが含まれている。変更要求マネージャは、ハンドヘルド装置に表示されている文書中のユーザにより識別された起こり得るエラーを明示する変更要求フォームを生成する。モデムは、文書の管理者に変更要求フォームを送信する。

本発明の上述した形態、特徴、および、利点、並びに、その他の形態、特徴、および、利点は、添付図面を参照して行われる以下の推奨実施例の詳細な説明から、明らかになるであろう。

本発明は、ハンドヘルド装置のユーザが、該ハンドヘルド装置に格納された文書中のエラーにマークを付けて、文書管理者に変更要求を送信できるようにする方法と装置に向けられたものである。本発明の推奨実施例に於いて、１つ以上の表示構成（例えば、メニュー、ダイアログ・ボックス、バナー等）によって、ユーザは、１つ以上の問題のあるデータ要素（例えば、テキスト、イメージ等）に注釈を付けること、或いは、そのデータ要素を識別することができる。更に、変更要求フォーム（Ｃｈａｎｇｅ Ｒｅｑｕｅｓｔ Ｆｏｒｍ）によって、ユーザは、選択したデータ要素について、解決すべき問題を明示することができる。変更要求フォームは、ハンドヘルド装置が対応ネットワークと同期するまで格納されており、その同期時に文書管理者へ自動的に転送される。

尚、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特定用途プロセッサ、或いは、それらを組み合わせた様々な形態で実施できる。本発明は、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせとして、実施されることが望ましい。更に、そのソフトウェアは、プログラム記憶装置上に実装されたアプリケーション・プログラムとして、実施されることが望ましい。このアプリケーション・プログラムは、適切な任意のアーキテクチャから成るマシンにアップロードされて、そのマシンによって実行されるようにしてもよい。そのマシンは、１つ以上の中央処理装置（ＣＰＵ）、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）、および、入力／出力（Ｉ／Ｏ）インタフェースのようなハードウェアを有するコンピュータ・プラットホームで実施されることが望ましい。このコンピュータ・プラットホームには、また、オペレーティング・システムおよびマイク命令コードも含まれている。ここに説明する種々の処理および機能は、マイク命令コードの一部、或いは、アプリケーション・プログラムの一部（或いは、それらの組み合わせ）であってよく、オペレーティング・システムを介して実行される。更に、例えば、増設データ記憶装置や印刷装置のような様々なその他の周辺装置をコンピュータ・プラットホームに接続してもよい。

更に、添付図面に示されている各システム構成部分および本方法の各処理ステップの一部は、ソフトウェアの形態で実施することが望ましく、従って、システム構成部分（或いは、処理ステップ）相互間の実際の各関係は、本発明がプログラムされる形態によって、異なる場合がある。当業者であれば、ここに開示された事項に基づいて、本発明のこれらの実施形態または構成、および、それに類似した実施形態または構成を創案できるであろう。

図１のブロック図には、本発明を適用することができ、且つ、本発明の一実施例に従うコンピュータ・システム１００が例示されている。コンピュータ・システム１００には、少なくとも１つのプロセッサ（ＣＰＵ）１０２が含まれており、システム・バス１０４を介して、その他の構成部分に接続されている。読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）１０６、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）１０８、表示アダプタ１１０、Ｉ／Ｏアダプタ１１２、ユーザ・インタフェース・アダプタ１１４、および、ネットワーク・アダプタ１９８が、システム・バス１０４に接続されている。

表示装置１１６が、表示アダプタ１１０を介して、システム・バス１０４に接続されている。記憶装置１１８（例えば、磁気ディスク、或いは、光ディスクの記憶装置）が、Ｉ／Ｏアダプタ１１２を介して、システム・バス１０４に接続されている。

マウス１２０とキーボード１２２が、ユーザ・インタフェース・アダプタ１１４を介して、システム・バス１０４に接続されている。マウス１２０とキーボード１２２によって、情報がコンピュータ・システム１００に対して入出力される。

デジタルおよび／またはアナログのモデム１９６が、ネットワーク・アダプタ１９８を介して、システム・バス１０４に接続されている。

コンピュータ・システム１００には、更に、変更要求マネージャ１９９が含まれている。

図２のブロック図には、本発明を適用することができ、且つ、本発明の一実施例に従うハンドヘルド装置２００が例示されている。ハンドヘルド装置２００には、バス２０１によって相互接続された各構成部分、即ち、少なくとも１つの記憶装置２３０（以下、単に「記憶装置２３０」という）、少なくとも１つのプロセッサ２４０（以下、単に「プロセッサ２４０」という）、ユーザ入力装置２５０（例えば、キーボード、キーパッド、タッチ・センシティブ入力装置、および／または、リモコン）、ディスプレイ２６０、デジタルおよび／またはアナログのモデム２９６、および、変更要求マネージャ２９９が含まれている。尚、タッチ・センシティブ入力装置（および／またはキャパシタンス・センシティブ入力装置等）は、ディスプレイ２６０に組み込まれていてもよい。また、ハンドヘルド装置２００は、例えば、イー・ブック（Ｅｂｏｏｋ）、イー・タブレット（Ｅｔａｂｌｅｔ）、パーソナル・デジタル・アシスト（ＰＤＡ）、携帯電話等であってよい。

変更要求マネージャ１９９および２９９は、エラーの注釈／識別と、文書管理者に送られる変更要求フォームの生成とを管理する。更に、変更要求マネージャ１９９および２９９は、文書管理者によってコメントまたはその他の情報が収められた変更要求フォームを文書管理者から受信することができる。このような情報は、例えば、エラーについて意図する処理および／または既に行われた処理、エラーを処理する或いは処理しない理由等を明示できる。ここでいう「エラー」とは、誤り、脱落、不正確等を意味する。

尚、本発明の一部の実施例に於いて、変更要求マネージャ１９９および２９９が行う一部または全ての機能は、それぞれ、コンピュータ・システム１００およびハンドヘルド装置２００のその他の構成部分に組み込まれてもよい。例えば、プロセッサ１０２および２４０と、それぞれ、記憶装置１１８および２３０に記憶されるコンピュータ・プログラミング・コードとによって、変更要求マネージャ１９９および２９９が行う各機能を実施するようにしてもよい。更に、当業者が容易に考え付くようなその他の構成部分で、それらの機能を実施するようにしてもよい。

また、本発明の一部の実施例（例えば、上述の図１および図２と後述の図７に示すもの）に於いて、変更要求マネージャ１９９および２９９内には、それぞれ、手書き文字を解読する手書き認識モジュール１９９Ａと２９９Ｂが設けられてもよい。勿論、これらの手書き認識モジュールは、必ずしも各変更要求マネージャ内に設けることはなく、各変更要求マネージャから分離して、これと通信を行うように構成してもよい。また、これらの手書き認識モジュールは、共に、除外してもよい。当業者であれば、ここに記載した本発明の各開示事項に基づいて、本発明の精神から逸脱せずに、且つ、本発明の範囲内で、本発明のその他の様々な実施形態および各構成例を創案できるであろう。

図３の流れ図には、本発明の一実施例に従う、ネットワークと同期可能なハンドヘルド装置のエラー通知方法が例示されている。

ハンドヘルド装置のユーザが、或る文書の１つ以上の要素について潜在的なエラー（例えば、ユーザが不正確と信じるテキスト或いはイメージ、必要または有益と信じるテキスト・データおよび／またはイメージ・データの脱落等）を見つけた際に、注釈メニュー（Ａｎｎｏｔａｔｉｏｎｓ Ｍｅｎｕ）にアクセスする第１のユーザ入力が受け付けられ、注釈メニューから変更要求付加オプションを選択する第２のユーザ入力が受け付けられる（ステップ３０５）。図４は、本発明の一実施例に従う、変更要求付加オプション４１０を有する注釈メニュー４００の画面である。

ユーザに変更要求フォームの主題となるべき不正確なテキストを選択するように促す変更要求テキスト選択ダイアログ・ボックスが、生成されて、ユーザに対して表示される（ステップ３１０）。図５は、本発明の一実施例に従う、変更要求テキスト選択ダイアログ・ボックス５００の画面である。不正確なテキストを明示する第３のユーザ入力が、受け付けられる（ステップ３１５）。

変更要求フォームが、生成されて、ユーザに対して表示される（ステップ３２０）。ユーザによって既に識別されたエラー／注釈を付けられたエラーは、全て、（記述フィールド内、或いは、図示または不図示のその他のフィールド内の）変更要求フォームの一部として、或いは、変更要求フォームと関連した別個のファイルとして、変更要求フォームと関連付けられる。後者の場合の関連付けは、例えば、変更要求フォーム内に別個のファイルの名前（或いは、その他のポインタ）を含ませることにより、或いは、当業者が容易に考え付くようなその他の任意の方法によって、行うことができる。尚、ステップ３１５に於いてユーザが不正確なテキストを選択した後に変更要求フォームがユーザに対して表示されるが、若しユーザが上述のステップ３０５と３１０の前に不正確なテキストを選択していた場合、ユーザが、ステップ３０５と３１０に於ける如く注釈メニューにアクセスして変更要求付加オプションを選択すると直ぐに、変更要求フォームがユーザに対して表示されるようにしてもよい。

図６は、本発明の一実施例に従う、変更要求フォーム６００の画面である。変更要求フォーム６００によって、ユーザは、選択したデータ要素について、エラーであると信じるものを明示できる。以下に示す例に従って、ユーザは、変更要求についてのタイトルと説明文とを入力でき、更に、インパクト・レベル即ち重要度レベルを選択して変更要求フォーム内で識別されるエラーを分類でき、更に、変更要求フォームの送信者として自分を知らせることができる。送信ボタンを含む別の各フィールドは、変更要求ウィンドウ内をスクロール・ダウンすることにより、アクセスできる。

尚、図３に例示された方法について図示された各フィールドは、当業者が容易に決定して実施できるようなクライアントのタイプ、文書のタイプ、文書のコンテンツ、文書のフォーマット、および、その他の事項に容易に適合できる。例えば、特定のアプリケーションに従って、各フィールドを付加、削除、および／または、修正できる。

図７は、本発明の一実施例に従う、手書き認識についての変更要求フォーム７００の画面である。尚、図７に示された変更要求フォームによって、ハンドヘルド装置の手書き認識領域にスクリーン・スペースが与えられ、スクロール可能な記述が行える。

必要に応じて、変更要求フォームに含まれるべき任意の付加的情報を明示する第４のユーザ入力が受け付けられる（ステップ３２５）。前述の如く、この付加的情報には、例えば、変更要求フォームおよび／またはエラーのタイトル、エラーの説明文、エラーのインパクト・レベル即ち重要度レベル、分類、変更要求フォームの送信者の個人情報等が含まれるようにしてもよい。第４のユーザ入力によって明示される付加的情報は、変更要求フォーム内に収められる（ステップ３２７）。ユーザから受け付けられた付加的情報またはその他の任意の情報／入力が、手書きテキストとして提供された場合、その手書きテキストは、解読されて変更要求フォーム内に収められる。尚、手書きテキストは、例えば、ユーザが手書き入力機能を有するディスプレイ上に書くことにより提供できる。

エラーの識別／注釈と付加的情報とが仕上げられた変更要求フォームは、ハンドヘルド装置に保存される（ステップ３３０）。ハンドヘルド装置がネットワークと同期すると、この仕上げられた変更要求フォームは、ネットワークにアップロードされ、文書の管理者に転送される（ステップ３３５）。この仕上げられた変更要求フォームは、ハンドヘルド装置が次にネットワークと同期した時に、アップロードされることが望ましいが、このようなアップロードは、予め決められたタイミングで行うことができる。

必要に応じて、文書の管理者は、変更要求フォームにその他の情報（例えば、変更要求を受け入れることが出来ない理由、どのような処理を行ったか、或いは、どのような処理をこれから行う予定か等）および／またはその他のフィールドを収める機能を有するようにしてもよい。従って、文書管理者が「アップデート（更新）」した変更要求フォームが、その後、送信者の装置にダウンロードされるようにしてもよい。

従って、文書管理者は、変更要求フォームを受信すると（ステップ３４０）、その他の情報（例えば、拒絶の理由）を変更要求フォームに新たに付加して（ステップ３４５）、その変更要求フォームを、その付加したその他の情報と共に、ネットワークに送り、それが、ハンドヘルド装置に転送される（ステップ３５０）。

この変更要求フォームは、文書管理者が新たに付加した情報と共に、ネットワークからハンドヘルド装置によってダウンロードされ、ユーザに対して表示される（ステップ３５５）。従って、ユーザは、その新たに付加された情報を見て、変更要求フォーム内で識別されたエラーについて文書管理者が行った処理、或いは、これから行う処理が有れば、その処理を特定でき、および／または、その処理の理由（または処理しない理由）を特定できる。

以上、本発明をメニュー、ダイアログ・ボックス、フォーム等について説明したが、本発明は、これらの表示構成に限定されるものではない。従って、本発明の精神から逸脱することなく、且つ、本発明の範囲内で、当業者が容易に創案できるその他の構成等を本発明の実施に使用できる。その他の構成には、例えば、その他の表示構成（例えば、バナー、メニュー、ダイアログ、ボックス等）、ハードウェア構成（例えば、スイッチ、ボタン、スライダ等）、その他がある。

尚、ここでは各実施例を、添付図面を参照して、説明したが、本発明は、これらの具体的な各実施例に限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の精神から逸脱することなく、且つ、本発明の範囲内で、その他の様々な変更と変形を上記各実施例に加えることができる。そのような変更と修正は、全て、本願の特許請求の範囲の各請求項に規定される本発明の範囲に含まれるものである。

図１は、本発明を適用でき、且つ、本発明の一実施例に従うコンピュータ・システム１００を例示するブロック図である。 図２は、本発明を適用でき、且つ、本発明の一実施例に従うハンドヘルド装置２００を例示するブロック図である。 図３は、本発明の一実施例に従う、ネットワークと同期可能なハンドヘルド装置のエラー通知方法を例示する流れ図である。 図４は、本発明の一実施例に従う、変更要求付加オプション４１０を有する注釈メニュー４００の画面を示す図である。 図５は、本発明の一実施例に従う、変更要求テキスト選択ダイアログ・ボックス５００の画面を示す図である。 図６は、本発明の一実施例に従う、変更要求フォーム６００の画面を示す図である。 図７は、本発明の一実施例に従う、手書き認識についての変更要求フォーム７００の画面を示す図である。

Claims (19)

1. ネットワークと同期可能なハンドヘルド装置用のエラー通知方法であって、
   前記ハンドヘルド装置に表示されている文書中のユーザにより識別された起こり得るエラーを明示する変更要求フォームを生成するステップと、
   前記文書の管理者に前記変更要求フォームを送信するステップと、
   を含む、エラー通知方法。
2. 前記変更要求フォームが、更に、前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーの重要度レベル、前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーのタイトル、および、前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーの説明文のうちの少なくとも１つを明示する、請求項１記載のエラー通知方法。
3. 前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーに関して、前記管理者から情報を受信するステップと、
   前記情報を前記ユーザに対して表示するステップと、
   を更に含む、請求項１記載のエラー通知方法。
4. 前記管理者によって前記情報が前記変更要求フォームに付加されるステップと、
   前記付加された情報と共に前記変更要求フォームを前記ハンドヘルド装置に転送するステップと、を更に含み、
   前記受信するステップが、前記変更要求フォーム内の前記情報を受信するステップを含む、
   請求項３記載のエラー通知方法。
5. 前記送信するステップが、前記ハンドヘルド装置が前記ネットワークと同期した時に前記変更要求フォームを前記ネットワークに自動的にアップロードするステップを含む、請求項１記載のエラー通知方法。
6. 前記ユーザが前記文書に注釈を付けて前記起こり得るエラーを識別できるようにするための注釈メニューを表示するステップを更に含む、請求項１記載のエラー通知方法。
7. 前記ユーザが該ユーザにより識別された前記起こり得るエラーに対応するテキストを入力して前記変更要求フォーム内に含ませることができるようにするための変更要求テキスト選択ダイアログ・ボックスを表示するステップを更に含む、請求項１記載のエラー通知方法。
8. 前記生成するステップが、前記変更要求フォームを前記ユーザに対して表示して、前記ユーザが該ユーザにより識別された前記起こり得るエラーを前記変更要求フォーム上に明示できるようにするステップを含む、請求項１記載のエラー通知方法。
9. 前記生成するステップが、
   前記文書中の前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーを明示する前記変更要求フォーム上の手書きユーザ入力を受け付けるステップと、
   手書き認識機能によって前記ユーザ入力を解読するステップと、
   前記送信するステップの前に、前記解読されたユーザ入力を前記変更要求フォームに含めるステップと、
   を更に含む、請求項８記載のエラー通知方法。
10. 前記変更要求フォームが、これとは別のエンティティ（ｅｎｔｉｔｙ）であり、且つ、前記起こり得るエラーの注釈と識別の少なくとも一方であるエンティティに対するポインタを用いて、前記起こり得るエラーを明示し、このエラー通知方法が、前記ポインタと前記変更要求フォームとを関連付けるステップを更に含む、請求項１記載のエラー通知方法。
11. ネットワークと同期可能なハンドヘルド装置用のエラー通知装置であって、
    前記ハンドヘルド装置に表示されている文書中のユーザにより識別された起こり得るエラーを明示する変更要求フォームを生成する変更要求マネージャと、
    前記文書の管理者に前記変更要求フォームを送信するモデムと、
    を含む、エラー通知装置。
12. 前記変更要求フォームが、更に、前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーの重要度レベル、前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーのタイトル、および、前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーの説明文のうちの少なくとも１つを明示する、請求項１１記載のエラー通知装置。
13. 前記モデムが、前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーに関して、前記管理者から情報を受信し、このエラー通知装置が、前記情報を前記ユーザに対して表示するディスプレイを更に含む、請求項１１記載のエラー通知装置。
14. 前記モデムが、前記ハンドヘルド装置が前記ネットワークと同期した時に前記変更要求フォームを前記ネットワークに自動的にアップロードする、請求項１１記載のエラー通知装置。
15. 前記ユーザが前記文書に注釈を付けて前記起こり得るエラーを識別できるようにするための注釈メニューを表示するディスプレイを更に含む、請求項１１記載のエラー通知装置。
16. 前記ユーザが該ユーザにより識別された前記起こり得るエラーに対応するテキストを入力して前記変更要求フォームに含ませることができるようにするための変更要求テキスト選択ダイアログ・ボックスを表示するディスプレイを更に含む、請求項１１記載のエラー通知装置。
17. 前記変更要求フォームを前記ユーザに対して表示して、前記ユーザが該ユーザにより識別された前記起こり得るエラーを前記変更要求フォーム上に明示できるようにするディスプレイを更に含む、請求項１１記載のエラー通知装置。
18. 前記ディスプレイが、更に、前記文書中の前記ユーザにより識別された前記起こり得るエラーを明示する前記変更要求フォーム上の手書きユーザ入力を受け付け、
    このエラー通知装置が、前記ユーザ入力を解読する手書き認識モジュールを更に含み、
    前記変更要求マネージャが、前記変更要求フォームが前記モデムによって送信される前に、前記解読されたユーザ入力を前記変更要求フォームに含める、
    請求項１７記載のエラー通知装置。
19. 前記変更要求フォームが、これとは別のエンティティ（ｅｎｔｉｔｙ）であり、且つ、前記起こり得るエラーの注釈と識別の少なくとも一方であるエンティティに対するポインタを用いて、前記起こり得るエラーを明示し、このエラー通知装置が、前記ポインタと前記変更要求フォームとを関連付ける手段を更に含む、請求項１１記載のエラー通知装置。

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