JP2006507806A - トロンビン切断可能な第x因子アナログ - Google Patents
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Abstract
Description
−特にプロトロンビンならびに第VII因子、第IX因子および第X因子を含む、「ビタミンK−依存」凝固因子の混合物の注射。第VII因子および第X因子は、部分的に活性型で存在する。しかし、この処置は、まれであるが、重大な副作用:アナフィラキシーショックおよび血栓アクシデント(心筋梗塞、播種性血管内凝固症候群)を誘導し、これらは、血管外傷に局在しない作用によって説明され得る。さらに、この処置は、血友病タイプBの場合においてのみトロンビン生成の自己増幅を再確立する;
−組織因子存在下で、テナーゼ複合体と独立して第X因子を活性化する、活性化第VII因子の大規模注射。活性化第VII因子は、組織因子との複合体が形成する血管開口部にその作用が位置するという利点を有する。血友病を処置する際のその効果はまた、活性化血小板によって暴露されるアニオン性ホスホリピドを使用する組織因子独立機構によって説明され得る(HOFFMAN et al., Blood Coag. Fibrinolysis, 9 (suppl1), S61-65, 1998)。活性化第VII因子を使用する主要な欠点は、その非常に短い血漿半減期(3時間より短い)であり、これは、大量に投与することを必要とし、これは、処置を非常に高価にする。さらに、活性化第VII因子は、トロンビン生成の自己増幅を誘導しない。活性化第VII因子の治療用量の添加後に血友病者の血漿において生成されるトロンビンの量は、通常の血漿において生成されるよりもずっと少ない(BUTENAS et al., Blood, 99, 923-930, 2002)。
−第X因子の投与、その活性は、血漿においてごくゆっくりと放出される;この文脈において、投与の3つの型が提案されている:ホスホリピド小胞と組み合わせた活性化第X因子の投与(NI et al., Thromb. Haemost., 67, 264-271, 1992);活性化されるが、例えば、活性化部位のセリンのアセチル化によって可逆的に阻害され、徐々に脱アセチル化することによって血漿中でゆっくりと再活性化し得る、第X因子の投与(WOLF et al., Blood, 86, 4153-4157, 1995;LIN et al., Thromb. Res., 88, 365-372, 1997);血漿中でテナーゼ複合体と独立して活性化され得るチモーゲンの形態での第X因子の投与。後者のアプローチは、テナーゼ複合体による切断についての部位が別のプロテアーゼによる切断についての部位と置換される第X因子アナログを使用する。
種々のヒト第X因子誘導体を構築した:
−そのC末端において、モノクローナル抗体9E10(PHARMINGEN, San Jose, USA)によって認識される11アミノ酸ペプチド(EQKLISEEDLN;配列番号5)の添加によってのみネイティブな第X因子と異なる誘導体(以下「FX−組換え体」という);この改変は、発現されるタンパク質の検出および精製を容易にするのを可能にする;
−Glaドメインを欠き(これは、発現される組換えタンパク質の量を増加するのを可能にする)、そしてそのN末端において、モノクローナル抗体HPC−4(ROCHE DIAGNOSTIC, Meylan, France)によって認識されるエピトープを構成する、12アミノ酸配列(EDQVDPRLIDGK;配列番号6)を包含する点で、「組換え」誘導体と異なる誘導体(以下「GF−FX」という);
−活性化部位のP3、P2、P1、P1’、P2’、P3’位における残基の1つ以上の改変によってGD−FX誘導体と異なる、誘導体(以下GDX−IVG、GDX−IFG、GDX−AVG、GDX−IFR、GDX−SVG、GDX−SFRという)。
「pNUT-FX」と称されるベクターは、真核生物細胞において「FX−組換え体」誘導体を発現するのを可能にする。
「Gla」ドメインの存在は、真核生物細胞中の組換えタンパク質の合成をかなり制限する。その除去は、発現される組換えタンパク質の量を5倍に増加させることを可能にする。
ネイティブな第X因子において(およびGDX−FX誘導体において)、切断部位(P1とP1’との間に生じる切断)をフレームする、残基P3−P2−P1−P1’−P2’−P3’の配列は、LTR−IVGである。
BHK−21細胞のトランスフェクション
組換えタンパク質を、European Collection of Cell Cultures (Sofia-antipolis, France)によって提供される新生児ハムスター腎細胞(BHK−21)中で発現した。
第X因子誘導体を安定して発現するクローンの検出を、免疫ブロッティングによって実施する。
所望の第X因子誘導体を最も強力に発現するクローンを増幅し、そして液体窒素中で凍結することによって保存する(10%(v/v)DMSOを添加した1mlの胎児ウシ血清中の約106細胞)。
誘導体の精製を、関連する誘導体に依存して、2または3工程で行った。
ネイティブな第X因子は、その生理学的アクチベーター(テナーゼまたは組織因子複合体)によって、そして特定のヘビ毒によってのみ活性化され得、その最も一般的に使用されるものは、Russellの毒蛇の毒抽出物(RVV−X)である。第X因子のGlaドメインは、この活性化において非常に重要な役割を果たす:Glaドメインを欠く正常な第X因子の活性化速度は、完全な第X因子のそれよりも平均して約100倍遅い。
トロンビンによる第X因子誘導体の活性化についての速度定数は、偽一次条件下で測定する。すなわち、チモーゲンの濃度は、アクチベーターの半数飽和濃度(そのKm)の最大0.1倍に等しい。これらの条件下で、測定される速度定数は、その基質(第X因子に由来するチモーゲン)についてのアクチベーター(トロンビン)の特異性定数(kcat/Km)に正比例する。Km値を知ることなく、偽一次条件が2つの基質の濃度での活性化速度を測定することによって関係することを証明することは可能である:測定される速度定数は、チモーゲンの2つの濃度について同じであるべきである(実験誤差を許容する)。
Vt=V0+Vmax(1−exp(−kt)) (等式1)
ここで、Vtは、時間tにおける色素産生基質の加水分解速度を示し、V0は、時間0における色素産生基質の加水分解速度を示し(通常0)、そしてVmaxは、無限大時間における色素産生基質の加水分解速度を示す(全てのチモーゲンが活性化される場合)。偽一次条件に関する場合、kの値は、チモーゲン活性化反応についてkcat/Kmを掛けたアクチベーター(トロンビン)の濃度に等しい。従って、この方法は、活性化後にアミド分解活性を生成する第X因子誘導体を活性化するトロンビンの能力を比較することを可能にする。この方法は、触媒活性が測定され得るという条件でのみ、いずれのアミド分解活性が生成されても適用可能である:実際に、それは、時間の関数として活性化割合を測定することと同じである。
あるいは、触媒活性が検出可能でない場合、トロンビンの第X因子誘導体を切断する能力は、SDSポリアクリルアミドゲルで検出される。そのアクチベーターとの基質チモーゲンのインキュベーションは、上のように同じ偽一次条件下で実施される。種々のインキュベーション時間後、20μlのアリコートを取り、サンプルの変性および還元後、ポリアクリルアミドゲル電気泳動(12%、架橋29/1)によって分析する。
1109049063500_0
で入手可能)を用いて推定する。
dt=d0+dminexp(−kt) (等式2)
この等式において、dtは、時間tにおける密度を示し、d0は、時間0における密度を示し(これは最大である)、そしてdminは、無限大時間における密度を示す(これは、全てのチモーゲンが活性化される場合に0である)。偽一次条件に関する場合、k値は、チモーゲン活性化反応についてのkcat/Kmを掛けたアクチベーター(トロンビン)の濃度に等しい。この方法は、いずれの第X因子誘導体が考慮されても適用可能であるが、色素産生方法よりもあまり正確でない。
第X因子誘導体の各々の触媒活性(切断後)をより完全に特徴付けるために、数ミリグラムの各誘導体を活性化および精製した。
クロロメチルケトンペプチドは、それらの標的との等モルかつ共有結合の複合体を形成する不可逆的なセリンプロテアーゼインヒビターである。プロテアーゼとのクロロメチルケトンペプチドの相互作用の速度は、クロロメチルケトン基に先行する配列に依存する。これらのインヒビターは、実際、標的の活性化部位の完全性を評価することを可能にする:反応についての速度定数(kon)は、実際に、各インヒビター/プロテアーゼ対に特異的なシグネチャーである。第X因子の活性化形態と最も反応性であるクロロメチルケトンペプチドの1つは、D−Phe−Phe−Arg−CH3Cl(CALBIOCHEM, Meudon, Franceによって市販されるD-FFR-CK)である。反応が偽一次条件下で実施される場合、konは、標的の正確な濃度が未知である場合でさえ、推定され得る。一旦konが公知となると、プロテアーゼ(以下を参照のこと)についての活性部位濃度を正確に滴定することを可能にする実験条件を予想することが可能である。この力価決定は、本当の機能的特徴付けのための必要条件である。
第X因子誘導体の活性化形態についての活性部位濃度は、各変異体の有効な触媒活性を評価し得るように、測定するのに必須である値である。280nmでの吸光度は、確かに、精製されたプロテアーゼの濃度を計算することを可能にするが、活性化形態であるサンプルを比例して提供しない。他方、滴定は、通常のプロテアーゼと比較した残余チモーゲン形態の割合または変異体の固有の活性がどうであっても、活性化形態の濃度を推定することを可能にする。
セリンプロテアーゼのアミド分解活性は、それらの触媒グルーブおよびそれらの荷電リレーシステムのみに関与する。これは、C末端におけるパラ−ニトロアニリド基を有する小さいペプチドからなる合成基質を使用して測定される;これらの基質の加水分解の間、パラ−ニトロアニリン(pNA)(これは、405nmで容易に検出可能である)が放出される。これらのペプチドは、プロテアーゼの触媒機構の非常に微細な特徴付けを可能にする:これらの基質の1つについての加水分解のためのkcatおよびKmは、本明細書中で再び、各酵素/基質対について唯一のシグネチャー(signature)を構成する。従って、第X因子誘導体の活性化形態のアミド分解活性を測定することは、それらの触媒機構が変更されたか否かを検出するのを可能にした。2つの色素産生基質をこの分析のために使用した:S2765、およびBIOGENICによって販売されるベンジル−CO−Ile−Glu−(γ−OR)−Gly−Arg−pNA(S2222)。
ネイティブな第Xa因子は、トリプシンまたはトロンビンと比較してあまり活性な酵素ではない。生理学的に、プロトロンビン活性化反応が非常に迅速になるのは、ホスホリピドおよびカルシウムの存在下で、酵素がその補助因子(第Va凝固因子)に結合する場合のみである(反応は、それらの非存在下よりも補助因子の存在下で数千倍迅速である)。しかし、プロトロンビナーゼ複合体内の活性は、Glaドメインの存在に大きく依存する:それなしでは、速度は、多くても50倍のみ増加する。しかし、この差異は、第X因子誘導体が第Va因子と相互作用するか否か、そして特に、補助因子がそれがプロトロンビンを効果的に活性化し得るか否かを検出することを可能にするのに主として十分である。従って、本発明者らは、第Va因子、ホスホリピドおよびカルシウムの存在下、ならびに非存在下で、第X因子誘導体の活性化形態の各々によってプロトロンビンの活性化の速度を比較する。
A405=A0+bt+ct2 (等式3)
ここで、A0は、405nmでの混合物の最初の吸光度を示し(酵素の添加前)、そしてbは、第X因子誘導体の活性化形態によるS2238の加水分解の速度を示す(これは、実際に無視できる)。第X因子誘導体の活性化形態によるプロトロンビンの活性化のための反応が定常状態にある場合、そして、加水分解されていないS2238の残余濃度がトロンビンについてのそのKm(3.6μM)より遙かに大きいままである場合、パラメーターcは、第X因子誘導体の活性化形態によるプロトロンビンの活性化の最初の速度に効果的に比例する。これらの条件を満たすために、各基質(プロトロンビンおよびS2238)の15%未満の加水分解に対応する実験地点のみが、非線形回帰による分析について考慮される。このアプローチは、第X因子誘導体の活性化形態によるプロトロンビンの活性化についての触媒定数を推定することを可能にしない;それは、反応が同一条件下で行われる場合に、2つの酵素の活性を比較することを可能にするのみである(ここで、第X因子誘導体の各活性化形態の活性は、リファレンスとして機能するGlaドメインを欠く活性化形態のそれと比較される)。
第X因子の活性化形態の最も強力な血漿インヒビターは、組織因子経路インヒビター(TFPI)である;第X因子の活性化形態との相互作用についてのそのkon値は、105M−1s−1よりも大きい。しかし、TFPIの血漿濃度(2.5nM)は、このインヒビターが第X因子(その生理学的標的は、むしろ第VIIa凝固因子である)の活性化形態を阻害する際に比較的重要でない役割を果たすことを意味する。
A405=A0+Vi(1−exp(−Ikt))/k (等式4)
ここで、A0は、405nmでの最初の吸光度を示し、Viは、アンチトロンビンの非存在下でのS2765の加水分解速度を示し、Iは、アンチトロンビンの濃度を示し、そしてkは、阻害反応についての偽一次速度定数を示す。反応の間、インヒビターは、酵素との相互作用のための基質と競合する;したがって、第X因子誘導体の活性化形態についてのアンチトロンビンのkon値は、等式:
kon=k(1+S/Km) (等式5)
によってkに関連付けられ、ここで、Sは、色素産生基質(S2765)の最初の濃度を示し、Kmは、第X因子誘導体の活性化形態についてのそのミカエリス定数を示す(アミド分解活性の特徴付けの間に測定される)。この方法は、15秒のオーダーで半減期を測定する(すなわち、最大で2 105M−1s−1に等しいkon値を推定する)のを可能にする(0.1と10μMとの間のアンチトロンビン濃度について)。10nMと1μMとの間の第X因子誘導体の活性化形態の濃度について、反応の半減期が15秒未満である場合、シグナルの振幅(405nmにおける吸光度)は、小さすぎて残余活性の信頼できる連続的な測定が可能でない(酵素の濃度の増加は、偽一次条件に関連づけるために増加されるアンチトロンビンのそれを必要とし、従って半減期はさらに減少する)。従って、konが2 105M−1s−1よりも大きい場合、反応は、偽一次条件下でもはや行われないが、二次条件下で行われる。偽一次条件は、アンチトロンビンの濃度が反応中(見かけ上)一定のままであることを意味する;これは、標的と比較して過剰に存在する場合である。インヒビターの濃度がその標的のそれの10倍より少ない場合、インヒビターの濃度の減少(その標的との複合体の形成による)は、もはや無視できない。反応の間、インヒビターの濃度およびその標的の濃度は共に、経時的に変化し、これは、分析を非常に複雑化する。しかし、十分なシグナル振幅を得ること、そして二次条件下で色素産生基質の存在下で阻害のキネティックスをフォローすることは可能なままである。この場合において、反応混合物の405nmにおける吸光度が、「緩やかな堅い結合阻害(slow tight-binding inhibition)」と呼ばれる、等式6を使用する非線形回帰によって分析され得る曲線に従って増加する(CHA, 1975, 上述; Biochem. Pharmacol, 25, 2695-2702, 1976; WILLIAMS and MORRISON, Methods Enzymol, 63, 437-467, 1979):
P=Vst+(V0-Vs)(1-d)/(dk’)In{(1-d exp(-k’t))/(1-d)} (等式6)
ここで、Pは、時間tで放出されるpNAの濃度を示し(405nmでの吸光度に正比例する)、V0は、インヒビターの非存在下でのS2765の加水分解速度を示し、そしてVsは、S2765の加水分解の最終速度を示す(反応が終了する場合)。パラメーターdおよびk’自体は、2つのパラメーター(F1およびF2)に依存し、その結果:
d=(F1-F2)/(F1+F2);
k’=kF2;
F1=KI’+I+E;
F2=(F1 2-4EI)1/2.
これらの等式において、Iは、アンチトロンビンの最初の濃度を示し、Eは、標的のそれを示し、そしてKI’は、相互作用についての見かけの阻害定数を示す。第X因子誘導体の活性化形態についてのアンチトロンビンのkonは、等式5において与えられる関係によってk(これは、等式4における意味と同一の意味を有する)に関連する。
第X因子誘導体の活性化形態についてのアンチトロンビンのkonは、GDX−AVG誘導体の活性化形態の血漿半減期がかなり延長されることを示唆し、これは、その抗血友病の可能性を強化する。この仮説を証明するために、本発明者らは、第X因子誘導体の各々の活性化形態の血漿半減期を測定した。
第X因子誘導体の活性化形態の凝血促進活性を、重篤な血友病AまたはBをシミュレートする血漿において試験した。これらの血漿は、正常血漿の第VIII因子または第IX因子を欠乏させることによって得られ、インビトロで、血友病患者由来の本物の血漿のように振る舞う。試験された第X因子アナログ(GDX−IVG、GDX−IFG、GDX−AVG、GDX−IFR、GDX−SFR、GDX−SVG)はすべて、Glaドメインを欠く。正常な血漿において、Glaドメインを欠く第X因子の凝血促進作用は、正常な第X因子のそれよりも遙かに少ない。なぜなら、Glaドメインは、プロトロンビナーゼ複合体の活性に貢献するからである。
第X因子誘導体の活性化形態の血友病患者由来の血漿への添加は、プロトロンビンの活性化のサイクル化を試験しない:それは、インビボで遭遇する条件に近い条件下で機能する活性化された誘導体の能力を反映する。組織因子および第VIII因子またはIX因子の非存在下で、凝固カスケードの増幅は起こらず、第X因子誘導体の活性化形態のみが、トロンビンの形成、引き続く血塊の形成を可能にする。プロトロンビナーゼ複合体内の活性の研究(参考、実施例5)は、活性化第V因子の添加が、GDX−AVGアナログの活性化形態の触媒活性を部分的に回復させることを示す:これは、現在、その非変異ホモローグ(GDX−IVG)のそれよりも13倍のみ少ない。この効果は、第X因子アナログ(GDX−IFG、GDX−IFR、GDX−SVG、およびGDX−SFR)の他の活性化形態で記録されるものとは遙かに異なる。第VIII因子または第IX因子欠乏血漿の使用は、他の凝固因子とのあり得る干渉、特に、調節機構(アンチトロンビンなど)の効果を研究するのを可能にする。
A405=Amin+(Amax−Amin)/(1+e((V 50 −t)/スロープ)) (等式7)
ここで、A405は、時間tでの405nmでの吸光度を示し、Aminは、405nmでの最初の吸光度を示し、そしてAmaxは、405nmでの最終吸光度を示す(血塊の形成後)。スロープは、血塊の形成における上昇する相の比較的簡単な性質を考慮するパラメーターである(潜伏期間が減少するにつれて、スロープは増加する)。
組織因子なしで、血漿が血友病患者のものであるかに関わらず、血塊形成はない:凝血カスケードは開始されない。他方、正常な血漿は、組織因子の添加後、非常に迅速に凝固する;血友病患者の血漿はまた、最終的に凝固する。なぜなら、内因性凝固複合体(組織因子と第VIIa因子との間で形成される)は、第X因子を活性化し、これは、プロトロンビナーゼ複合体(活性化第V因子と形成される)内で、プロトロンビンをトロンビンに活性化し、これは、最終的に、十分なフィブリノゲンを切断して血塊を形成する。反応は、テナーゼ複合体を含む増幅がないので、はるかにゆっくりである。トロンビン活性化可能な第X因子の存在は、トロンビン生成の増幅を確立すべきである:2つのアクチベーターが利用可能である:以前のように第VIIa因子と組織因子の複合体だけでなく、トロンビン。トロンビン濃度が増加するにつれて、より多くの第X因子誘導体が活性化され、これは、より多くのトロンビンを生成し、従って増幅を生成する。
配列番号2〜6は、人工配列である。
配列番号7〜12の人工配列は第X因子活性化部位の改変体である。
配列番号13〜30の人工配列はPCRプライマーである。
配列番号31の人工配列は第X因子活性化部位の改変体である。
Claims (10)
- トロンビン切断可能な配列が配列Pro−Arg−Alaであることを特徴とする、ネイティブな第X因子の活性化部位の配列Thr−Arg−Ileがトロンビン切断可能な配列で置換された第X因子アナログ。
- ネイティブな第X因子の活性化部位の配列Leu−Thr−Arg−Ile−Val−Glyが、配列P3−Pro−Arg−Ala−P2’−P3’(配列番号31)で置換され、ここで、P3が、Pro、AspまたはGluを除く任意のアミノ酸を示し、P2’がVal、Ile、LeuまたはPheを示し、P3’がGly、AsnまたはHisを示すことを特徴とする、請求項1に記載の第X因子アナログ。
- ネイティブな第X因子の活性化部位の配列Leu−Thr−Arg−Ile−Val−Glyが配列Val−Pro−Arg−Ala−Val−Glyで置換されることを特徴とする、請求項2に記載の第X因子アナログ。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の第X因子アナログのトロンビンによる切断によって得られ得る第Xa因子アナログ。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の第X因子アナログをコードするか、または請求項4に記載の第Xa因子アナログをコードする、核酸分子。
- 請求項5に記載の核酸分子を含むことを特徴とする、組換えベクター。
- 請求項5に記載の核酸分子で遺伝的形質転換された宿主細胞。
- 凝血促進性医薬品を得るための、請求項1〜3のいずれか1項に記載の第X因子アナログ、請求項4に記載の第Xa因子アナログ、または請求項5に記載の核酸分子の使用。
- 前記医薬品が、第VIII因子、第IX因子または第XI因子における欠乏に由来する凝固障害の処置について意図される、請求項8に記載の使用。
- 前記凝固障害が血友病タイプAまたは血友病タイプBであることを特徴とする、請求項9に記載の使用。
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