JP2006507178A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 艦船に大口径の大砲を艦船上に据え付ける方法であって、
   艦船（２）上に、１２７ｍｍより大きい口径を有する陸上大砲（１）の砲身（１５）を有する砲塔（３）あるいは砲架が、モジュール構造でアダプタプレート（４）と、衝撃を緩衝する軸受（５）を介して、艦船（２）のすでにある鋼構造が増大された反動力に耐えるように、結合されて、艦船上に据え付けられることを特徴とする、大口径の大砲を艦船上に据え付ける方法。
2. 衝撃を緩衝する軸受（５）が取付けフレーム（６）によって支持され、
   取付けフレーム（６）がアダプタプレート（４）および塔（３）あるいは砲架と共にモジュール状に艦船（２）上に固定され、
   取付けフレーム（６）が、艦船（２）の露出したデッキ（７）上に存在している穴（８）の空間を塞ぐために用いられ、かつデッキ（７）の隣接する穴端縁領域上に固定されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 取付けフレーム（６）上の衝撃を緩衝する軸受（５）が、シールエプロン（１０）によって押し寄せる水に対して保護されることを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
4. 砲塔（３）の下方にある砲塔ゴンドラ領域（１１）が、アダプタ（４）の、砲塔旋回リム（１２）と結合された中間フレーム（１３）と取付けフレーム（６）との間にあるラジアルダンパー（１４）によって、ＡＢＣ密にシールされていることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の方法。
5. 側方向に回転可能な砲塔と高さ方向へ向けることのできる砲身とを有する艦砲であって、
   砲塔（３）あるいは砲架と砲身（１５）が、モジュール構造の１２７ｍｍより大きい口径を有する陸上大砲（１）のものであって、砲身（１５）を有する砲塔（３）あるいは砲架が、艦船構造へ作用する許容されない反動力を回避するために、艦船側に固定可能な、衝撃を緩衝する軸受（５）内に軸承されていることを特徴とする艦砲。
6. 砲塔（３）と砲身（１５）が、１５５ｍｍの口径を有する戦車榴弾砲のものであることを特徴とする請求項５に記載の艦砲。
7. 砲塔（３）に固定されている旋回リム（１２）の下方の旋回リム部分（１７）が、中間フレーム（４、１３）、あるいは、アダプタまたはアダプタプレートと結合されており、あるいは、その中に挿入されており、
   中間フレーム（４、１３）がさらに、衝撃を緩衝する軸受（５）と結合されていることを特徴とする請求項５または６に記載の艦砲。
8. 衝撃を緩衝する軸受（５）が、最大約１５０ｍｍの緩衝距離を有していることを特徴とする請求項５から８のいずれか１項に記載の艦砲。
9. 衝撃を緩衝する軸受（５）が、周面にセグメント状に配置されている軸受部材（５’）からなることを特徴とする請求項５から９のいずれか１項に記載の艦砲。
10. 軸受部材（５’）が中間フレーム（４、１３）と、それぞれ発射方向および高さ角度に従って押圧力または引張り力を吸収し、従って衝撃を緩衝するために弾性的に圧縮され、あるいは互いに引き離されるように、結合されていることを特徴とする請求項９に記載の艦砲。
11. 軸受部材（５’）が、多軸で負荷をかけることができ、かつ弾性的に変形可能であって、ゴムミクスチャー、スチールばねまたは他の適切な弾性変形可能なばね部材あるいは緩衝部材からなることを特徴とする請求項ことを特徴とする請求項９または１０のいずれか１項に記載の艦砲。
12. 一方で露出したデッキ（７）と堅固に結合可能であり、他方で衝撃を緩衝する軸受（５）を支持する、取付けフレーム（６）を有することを特徴とする請求項５から１１のいずれか１項に記載の艦砲。
13. 中空ゴムホースからなり、気密にＡＢＣシールするために中間フレーム（１３）と取付けフレーム（６）の間に配置されているラジアルダンパー（１４）を有することを特徴とする請求項１２に記載の艦砲。
14. 軸受部材（５’）と取付けフレーム（６）が、シールエプロン（１０）によって押し寄せる水に対して保護されていることを特徴とする請求項１２または１３のいずれか１項に記載の艦砲。
15. 砲塔（３）あるいは砲架に、慣性プラットフォームが設けられており、該慣性プラットフォームがＧＰＳ支援される、高精密な慣性ナビゲーション設備を有しており、
    該慣性ナビゲーション設備が空間内の砲身の位置と地上での地理学的な位置を艦船に関する影響なしで直接求めることを特徴とする請求項５から１４のいずれか１項に記載の艦砲。