JP2006506449A - 結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を含む医薬組成物 - Google Patents

結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を含む医薬組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 医薬組成物の成分に利用されるのに適宜な結晶性のシブトラミンの新規塩又はその水和物の提供。
【解決手段】 本発明は、式(I)の新規な結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を含む、肥満を治療又は予防するための医薬組成物に関する。本発明による結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は、シブトラミン塩酸塩一水和物に比べて水に対して顕著に高い溶解度を有し、高い湿度及び温度条件下で向上した安定性を有する。
【化1】

Description

本発明は、シブトラミン酸−付加塩の結晶性半水和物を含む、肥満を治療又は予防するための医薬組成物に関する。
シブトラミン、即ち下記式(II)のN,N−ジメチル−1−[1−(4−クロロフェニル)−シクロブチル]−3−メチルブチルアミン
Figure 2006506449
は、うつ病、パーキンソン病及び肥満症の予防又は治療に用いられる(英国特許第2,098,602号、大韓民国特許公告第90−00274号及び99−164435号、及び国際特許公開第WO88/06444号参照)。また、シブトラミンはインシュリン耐性を減少させるか、或いは糖耐性を増進させるのに利用でき、痛風、高尿酸血症、高脂血症、骨関節炎、不安障害、睡眠障害、性機能障害、慢性疲労症候群及び胆石症のような疾病を予防又は治療するために用いられ得る(米国特許第6,174,925号、第5,459,164号、第6,187,820号、第6,162,831号、第6,232,347号、第6,355,685号、第6,365,631号、第6,376,554号、第6,376,551号及び第6,376,552号参照)。
しかし、シブトラミンは低い融点を有するため、薬剤学的に用いられる場合は、酸−付加塩の形態で用いられる。
英国特許第2,093,602号及び大韓民国特許公告第90−00274号は、シブトラミン及びその薬剤学的に許容可能な酸−付加塩である塩酸塩無水物の製造方法を開示している。しかし、このようなシブトラミン塩酸塩無水物は吸湿性が大きい。従って、シブトラミン塩酸塩無水物を医薬組成物に利用することは難しい。
このような問題を解決するために、下記式(IV)の非吸湿性シブトラミン塩酸塩一水和物が肥満症治療用などで開発された(英国特許第2,184,122号及び大韓民国特許公告第94−08913号参照)。
Figure 2006506449
しかし、肥満症治療のためのメリディア(Meridia)及びリダクティル(Reductil)のような前記式(IV)のシブトラミン塩酸塩一水和物は、水に対する比較的低い溶解度、例えば、pH5.2の水溶液で医薬組成物の活性成分の好ましい溶解度に及ばない2.9mg/mlの低い溶解度を持っている(Merck Index,13th Ed, p1522参照)。
従って、医薬組成物の成分に利用されるのに適宜な結晶性のシブトラミンの新規塩又はその水和物の開発が要求されている。
そこで、本発明者らは、水に対する溶解度が高く、非吸湿性であり、高温高湿下でも安定なシブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を開発するために努力して来た。
英国特許第2,098,602号 大韓民国特許公告第90−00274号 大韓民国特許公告第99−164435号 国際特許公開第WO88/06444号 米国特許第6,174,925号 米国特許第5,459,164号 米国特許第6,187,820号 米国特許第6,162,831号 米国特許第6,232,347号 米国特許第6,355,685号 米国特許第6,365,631号 米国特許第6,376,554号 米国特許第6,376,551号 米国特許第6,376,552号 英国特許第2,184,122号 大韓民国特許公告第94−08913号 Merck Index,13th Ed, p1522
従って、本発明の目的は、水に対する溶解度が高く、高湿高温下で安定なシブトラミンの酸−付加塩を含む、肥満を治療又は予防するための医薬組成物を提供することである。
本発明の他の目的は、前記医薬組成物を製造する方法を提供することである。
本発明は、水に対する高い溶解度及び高い湿度及び温度の条件下で高い安定性を有する下記式(I)の新規な結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を含む、肥満を治療又は予防するための医薬組成物を提供する。
Figure 2006506449
また、本発明は、前記式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物及びその製造方法を提供する。
本発明による結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は、シブトラミン塩酸塩一水和物に比べて顕著に高い水に対する溶解度を有し、高湿高温下で向上した安定性を有する。
本発明で用いる用語であるシブトラミンは特に言及しない限り、ラセミ体のシブトラミンを意味する。
式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は、水に対する高い溶解度を有し、高い湿度及び温度条件下で安定であり、非吸収性であるため、医薬組成物に用いられるのに適宜である。
本発明の式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物のX線回折スペクトルで観察された主要ピークの2θ値は、8.2±0.2,10.8±0.2,11.7±0.2,12.0±0.2,12.3±0.2,15.8±0.2,16.4±0.2,17.4±0.2,17.4±0.2,17.8±0.2,19.0±0.2,21.2±0.2,21.9±0.2,22.2±0.2,22.8±0.2,23.3±0.2,24.4±0.2,24.9±0.2,25.3±0.2,25.6±0.2,26.8±0.2である。
また、本発明は、式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を製造する二つの方法を提供する。
第一は、下記式(II)のシブトラミンを有機溶媒と水との混合物の中でメタンスルホン酸と反応させて前記式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を製造できる(以下、「第1方法」という)。
Figure 2006506449
第1方法において、メタンスルホン酸は、式(II)のシブトラミン1モルに対して1〜2モル当量、好ましくは1〜1.2モル当量の量で用いられる。通常、メタンスルホン酸は純粋なシブトラミン又は有機溶媒に溶かしたシブトラミン溶液に滴加される。
前記有機溶媒としてはエステル、エーテル、ケトン又はこれらの混合物が用いられ得る。エステルは酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル及び酢酸n−ブチルからなる群、エーテルはジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル及びt−ブチルメチルエーテルからなる群、及びケトンはアセトン、メチルエチルケトン及びメチルイソブチルケトンからなる群から選択され得る。ケトンとエーテルとの混合溶媒が用いられる場合、ケトンとエーテルとの割合は好ましくは1:0.5〜1:1.5、より好ましくは1:2〜1:3である。
この方法において、水は式(II)のシブトラミンの1モルに対して水0.5〜5モル当量の割合で用いられることができ、反応は0℃〜溶媒の沸点、好ましくは15〜35℃範囲の反応温度で、メタンスルホン酸を添加した後、0.5〜5時間行われる。
第二は、式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物はi)下記式(III)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物を得るために、下記式(II)のシブトラミンを無水有機溶媒中でメタンスルホン酸と反応させる段階;及びii)式(III)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物を有機溶媒中で水と接触させる段階によって製造され得る(以下、「第2方法」という)。
Figure 2006506449
Figure 2006506449
前記第2方法において、メタンスルホン酸は、式(II)のシブトラミン1モルに対して1〜2モル当量、好ましくは1〜1.2モル当量の量で用いられ得る。通常、メタンスルホン酸は式(II)の純粋なシブトラミン又は有機溶媒に溶かしたシブトラミン溶液に滴加される。
前記有機溶媒としてはエステル、ケトン、エーテル、トルエン又はこれらの混合物を用いられ得る。エステルは酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル及び酢酸n−ブチルからなる群、ケトンはアセトン、メチルエチルケトン及びメチルイソブチルケトンからなる群、及びエーテルはエチルエーテル、イソプロピルエーテル及びt−ブチルメチルエーテルからなる群から選択され得る。
ケトンとエーテルとの混合溶媒が用いられる場合、ケトンとエーテルとの割合は好ましくは1:0.5〜1:1.5、より好ましくは1:2〜1:3である。
第2方法において、水は式(II)のシブトラミン1モルに対して水0.5〜5モル当量の割合で用いられ得、反応は0℃〜溶媒の沸点、好ましくは15〜35℃範囲の反応温度で、メタンスルホン酸を添加した後、0.5〜5時間行われる。式(III)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物は2時間〜5日間水と接触させることが好ましい。
第1方法及び第2方法によって製造された式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は、水に対して高い溶解度を有し、非吸湿性であり、高湿高温下で非常に安定である。
結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物がシブトラミンの異性質体である(+)−及び(−)−シブトラミンのいずれからも製造できるかどうかを比較するため、実験を行った。しかし、結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は(+)−及び(−)−シブトラミンから形成されなかった。
具体的に、結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物をラセミ体のシブトラミンから各々分離された(+)−及び(−)−シブトラミンから製造できるかどうかを実験した。米国特許公開US2002/0006963、US2002/0006964又は国際特許公開WO00/10551に記載された方法によって、ラセミ体のシブトラミンを光学分割して(+)−及び(−)−シブトラミンを得た。その後、これらから結晶性メタンスルホン酸塩半水和物が得られたかどうか確認するため、本発明の方法によって(+)−及び(−)−シブトラミンを各々処理した。
しかし、本発明による方法では(−)−又は(+)−シブトラミンは結晶性メタンスルホン酸塩半水和物を形成しなかった。従って、本発明の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は当業界での熟練者によって容易に類推され得ない。
本発明は活性成分として式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を含み、薬剤学的に許容可能な担体、希釈剤、賦形剤又は他の添加剤を含む、肥満及びこれに関連する疾患を治療するための医薬組成物を含む。
好ましくは、本発明の医薬組成物は錠剤又はカプセルの形態で経口投与される。
錠剤は活性成分を担体、希釈剤又は賦形剤等と混合して製造され得る。本発明の医薬組成物に用いられる担体、希釈剤及び賦形剤の例としては崩解剤(例:澱粉、砂糖、及びマンニトール);充填剤及び増量剤(例:カルシウムホスフェート及び珪酸誘導体);結合剤(例:カルボキシメチルセルロース及びその誘導体、ゼラチン、及びポリビニールピロリドン);潤滑剤(例:滑石、カルシウムステアレート及びマグネシウムステアレート、及び固状ポリエチレングリコール)がある。
担体、希釈剤及び賦形剤のような添加剤なしに又は添加剤と共に活性成分を含む硬質又は軟質カプセルは通常の方法によって製造され得る。
好ましくは、本発明の医薬組成物において式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物の有効量は組成物を250重量部に対して1〜50重量部である。
例えば、医薬組成物は式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物10mg、微細結晶質セルロース115mg、ラクトース115mg、二酸化圭素5mg及びマグネシウムステアレート5mgを含むように製造され得る。しかし、実際に投与される活性成分の量は患者の状態、年齢及び体重、及び患者の症状を含む色々な関連因子を考慮して決定され、従って、前記組成比の服用量が本発明の範囲を制限しない。
以下、本発明を実施例によって詳しく説明するが、本発明はこれらによって限定されない。
[製造例1]:式(IV)のシブトラミン塩酸塩一水和物の製造
英国特許第2,098,602号又は大韓民国特許公告第90−00274号に記載された方法によってシブトラミン塩酸塩無水物を製造し、英国特許第2,184,122号又は大韓民国特許公告第94−08913号に記載された方法によって、前記で製造されたシブトラミン塩酸塩無水物10gをアセトン(110ml)及び水(1.2ml)の沸騰混合物に溶解した後、熱ろ過(hot-filtration)し、ろ液を蒸留して濃縮した。
濃縮液を冷却して結晶を得てこれをろ過し、結晶を真空中で乾燥させて標題化合物9.2g(収率:87%)を得た。
[実施例1]:第1方法による式(I)のシブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物の製造
1−1)過程1
式(II)のシブトラミン30.0gを酢酸イソプロピル120mlに溶解し、水1.94mlを加えた後、これにメタンスルホン酸10.9gを滴加した。反応混合物を1時間攪拌し、0℃に冷却した後、再び約2時間攪拌し濾過して結晶を得た。結晶を酢酸イソプロピル30ml及びイソプロピルエーテル30mlで順次洗浄し、50℃で乾燥して白色固体の標題化合物38.46g(収率:92.5%)を得た。
融点:164〜165℃(約130℃で収縮);
水分含量:2.35%(理論値2.34%);及び
H−NMR(δ,DMSO−d6):8.5(1H,br.s),7.7〜7.2(4H,dd),3.7(1H,t),2.8(3H,d),2.5(2H,d),2.4(3H,s),2.3(2H,d),2.1(3H,d),1.9(1H,m),1.7〜1.6(2H,m),1.3(2H,t),1.0(6H,t).
1−2)過程2
式(II)のシブトラミン10.0gを酢酸エチル40ml及びt−ブチルメチルエーテル40mlの混合物に溶解し、水0.97mlを加えた後、メタンスルホン酸3.8gを徐々に滴加した。反応混合物を1時間攪拌し、0℃に冷却した後、再び約2時間攪拌し濾過して結晶を得た。結晶を酢酸イソプロピル30ml及びイソプロピルエーテル30mlで順次洗浄し、50℃で乾燥して白色固体の標題化合物12.1g(収率:88%)を得た。標題化合物の水分含量は2.38%(理論値2.34%)であって、融点及びH−NMRデータは前記1−1)で観察されたものと同一であった。
1−3)過程3
酢酸エチル40ml及びt−ブチルメチルエーテル40mlの代わりにアセトン30ml及びt−ブチルメチルエーテル60mlを用いたことを除いては前記1−2)の過程を繰り返して標題化合物11.7g(収率:85%)を得た。標題化合物の水分含量は2.27%(理論値2.34%)であって、融点及びH−NMRデータは前記1−1)で観察されたものと同一であった。
[実施例2]:第2方法による式(I)のシブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物の製造
2−1)式(III)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物の製造(第2方法の1段階)
2−1−1)過程1
式(II)のシブトラミン10gをアセトン70mlに溶解し、室温でメタンスルホン酸3.75gを滴加した。反応懸濁液を1時間攪拌し、0℃に冷却した後、再び約2時間攪拌し濾過して結晶を得た。結晶をエーテル30mlで洗浄し、50℃で乾燥して白色固体の標題化合物11.7g(収率:88%)を得た。
融点:164〜165℃;
水分含量:0.2%;及び
H−NMR(δ,DMSO−d6):8.5(1H,br.s),7.5(4H,dd),3.7(1H,t),2.8(3H,d),2.5(2H,d),2.3(3H,s),2.3(2H,d),2.1(3H,d),1.9(1H,m),1.7〜1.6(2H,m),1.4(2H,t),1.0(6H,t).
2−1−2)過程2
式(II)のシブトラミン10gをトルエン80mlに溶解した後、室温でメタンスルホン酸3.75gを滴加した。反応懸濁液を2時間攪拌し、0℃に冷却した後、約2時間攪拌し濾過して結晶を得た。結晶をエーテル20mlで洗浄し、50℃で乾燥して白色固体の標題化合物12.8g(収率:95%)を得た。標題化合物の水分含量は0.1%であって、融点及びH−NMRデータは前記2−1−1)で観察されたものと同一であった。
2−1−3)過程3
トルエンの代わりに酢酸イソプロピルを用いたことを除いては、前記2−1−2)の過程を繰り返して白色固体の標題化合物12.5g(収率:93%)を得た。得られた化合物の水分含量は2.27%(理論値2.34%)であって、融点及びH−NMRデータは前記2−1−1)で観察されたものと同一であった。
2−2)式(I)のシブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物の製造(第2方法の2段階)
2−2−1)過程1
2−1−1)〜2−1−3)のいずれか一つで製造された式(III)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物5.0gをエーテル50ml及びアセトン25mlの混合液に溶解した後、これに水0.72mlを加えた。反応混合物を室温で18時間間攪拌した後、濾過して結晶を得た。結晶をエーテルとアセトンとの混合液(2:1v/v)10mlで洗浄し、50℃で乾燥して白色固体の標題化合物3.89g(収率:76%)を得た。得られた化合物の水分含量は2.30%(理論値2.34%)であって、融点及びH−NMRデータは前記1−1)で観察されたものと同一であった。
2−2−2)過程2
2−1−1)〜2−1−3)のいずれか一つで製造された式(III)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物10.0gをエーテル100ml及びメチルイソブチルケトン40mlの混合液に溶解し、水1.44mlを加えた。反応混合液を室温で24時間攪拌した後、濾過して結晶を得た。結晶をエーテルとメチルエチルケトンとの混合液(2:1v/v)30mlで洗浄し、50℃で熱風乾燥して白色固体の標題化合物7.5g(収率:73%)を得た。得られた化合物の水分含量は2.32%(理論値2.34%)であって、融点及びH−NMRデータは前記1−1)で観察されたものと同一であった。
[実施例3]:式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物構造の定性分析
X線粉末回折データ及び示差走査熱量分析装置の熱分析度から式(I)のシブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物の結晶模様は式(II)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物又は式(IV)のシブトラミン塩酸塩一水和物とは相異することが分かる(図1〜5参照)。
式(I)のシブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物のX線粉末回折スペクトルに示された特徴的なピーク(図1)を下記表1に示す。表1で「2θ」、「d」及び「I/I」は各々回折角、結晶面間の距離及びピークの相対強度を意味する。
Figure 2006506449
[実験例1]:水に対する溶解度
pH5.2で式(I)のシブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物とシブトラミン塩酸塩一水和物の各々を飽和状態に到逹するまで溶解した後、前記溶液を高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)で分析して溶解量(水を排除したシブトラミンを基準として)を測定した。結果を表2に示す。
Figure 2006506449
表2から分かるように、式(I)のシブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は、式(IV)のシブトラミン塩酸塩一水和物より顕著に高い水に対する溶解度を有する。
[実験例2]:高温高湿下での安定性
長期間保管する間、式(I)の結晶性メタンスルホン酸塩半水和物の熱安定性を式(IV)のシブトラミン塩酸塩一水和物と比較した。60℃で1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月及び6ヶ月後に残存する式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物及び式(IV)のシブトラミン塩酸塩一水和物の量を表3に示す。
Figure 2006506449
前記結果は、結晶性シブトラミン半水和物がシブトラミン塩酸塩一水和物と同様に安定であることを示す。
[実験例3]:非吸湿性試験
式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物、式(IV)のシブトラミン塩酸塩一水和物及びシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物を40℃及び75%相対湿度の高湿高温条件下で各々1日、2日及び5日間持続的にさらした後、各々の水分含量をカール・フィッシャー(Kaal−Fisher)水分計で測定した。その結果を表4に示す。
また、これらの化合物が相対的に乾燥した条件下で安定であるかどうかを調査するために40℃及び10%相対湿度の条件下で同様な実験を行った。
Figure 2006506449
表4から分かるように、式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は、乾燥した条件下で結晶水を放出しない反面、高い湿度条件では非吸湿性である。
[実験例4]:体重減量效果
16匹づつの太ったZukerラット(fa/fa)及び痩せたZukerラット(Fa/Fa)を薬物投与群と対照群に分離(各群当り8匹)し、試験前に各ラットの体重を測定した。薬物投与群の各ラットに3mg/kg容量の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を21日間毎日経口投与し、対照群はビヒクル(vehicle)のみを投与した。この期間中には、これらのラットに高脂肪食餌を自由に摂取させ、体重の増加及び減少を計算するために薬物投与群と対照群との平均体重を測定した。
Figure 2006506449
前記表5に示したように、式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物の投与群は対照群に比べて顕著な体重減少效果を示した。従って、式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は肥満を治療又は予防するのに有用である。
[比較例]:(+)−及び(−)−シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物の製造の試み
(1)式(II)のシブトラミンの光学分割(式(II)の(+)−及び(−)−シブトラミンの製造)
ラセミ体のシブトラミン12.3gを酢酸エチル85mlに溶解し、これに酢酸エチル85mlに溶かしたL−ジベンジル酒石酸(L−DBTA)を添加した。反応混合物を還流下で加熱し、室温に冷却した後、ろ過して結晶を得た(ee:85%)。その後、結晶を酢酸エチル220mlに懸濁し、還流下で加熱して固体を得た。固体をイソプロピルアルコール450mlで再結晶して(−)−シブトラミンのL−DBTA塩を得た(ee:≧99.3%)。(−)−シブトラミンのL−DBTA塩を飽和炭酸水素ナトリウムで中和し、クロロホルムで抽出して(−)−シブトラミン遊離塩基を得た。
L−ジベンジル酒石酸(L−DBTA)と反応させた後、濾過して得たろ液を水酸化ナトリウム溶液でpH8.5に中和し、クロロホルムで抽出してほとんど純粋な(+)−異性体である(+)−シブトラミンを得た。これにD−ジベンジル酒石酸(D−DBTA)を添加した後、結晶を収集してこれをイソプロピルアルコール450mlで再結晶して(+)−シブトラミンのD−DBTA塩を得た(ee:≧99.3%)。(−)−シブトラミンのD−DBTA塩を、飽和炭酸水素ナトリウムでpH8.5まで中和し、クロロホルムで抽出して(+)−シブトラミン遊離塩基を得た。
(2)(+)−及び(−)−シブトラミンメタンスルホン酸塩の製造
前記(1)で得られた(+)−及び(−)−シブトラミン遊離塩基を実施例2の2−1−2)と同一方法で処理して、各異性体のメタンスルホン酸塩無水物を製造した:
(+)−シブトラミンメタンスルホン酸塩:融点156.5〜157.5℃、水分含量0.30%;
(−)−シブトラミンメタンスルホン酸塩:融点156.5〜157.5℃、水分含量0.05%。
(3)(+)−及び(−)−シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物の製造の試み
(2)で製造された前記(+)−及び(−)−シブトラミンメタンスルホン酸塩無水物を実施例2の2−2)と同一方法で処理した。しかし、結晶形成が観察されなかった。
従って、結晶形成を誘導するために(+)−又は(−)−シブトラミンメタンスルホン酸塩の溶媒をトルエンに入れ替えた。しかし、得られた結晶は、前記(2)で製造された各(+)−及び(−)−シブトラミンメタンスルホン酸塩と同じ融点及び水分含量を有していた。
また、各々の(+)−及び(−)−シブトラミンメタンスルホン酸塩無水物を75%相対湿度下で室温で1日間放置した。各々は2時間以内に溶け、1日以内に透明な液体になった。
前記結果は、式(I)のシブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物は、二つの異性質体のいずれからも製造され得ないことを示す。
本発明による式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物のX線粉末回折スペクトルを示す。 本発明による式(II)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物のX線粉末回折スペクトルを示す。 本発明による式(IV)のシブトラミンメタンスルホン酸塩一水和物のX線粉末回折スペクトルを示す。 本発明による式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物の示差走査熱量記録図(differential scanning calorimeter thermograms)を示す。 本発明による式(II)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物の示差走査熱量記録図(differential scanning calorimeter thermograms)を示す。

Claims (15)

  1. 下記式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を含む、肥満を治療又は予防するための医薬組成物。
    Figure 2006506449
  2. 結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物のX線回折スペクトルにおける主要ピークの2θ値が8.2±0.2,10.8±0.2,11.7±0.2,12.0±0.2,12.3±0.2,15.8±0.2,16.4±0.2,17.4±0.2,17.4±0.2,17.8±0.2,19.0±0.2,21.2±0.2,21.9±0.2,22.2±0.2,22.8±0.2,23.3±0.2,24.4±0.2,24.9±0.2,25.3±0.2,25.6±0.2,26.8±0.2であることを特徴とする請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 薬剤学的に許容可能な担体、希釈剤又は賦形剤をさらに含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の医薬組成物。
  4. 式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を1〜50mgの量で含むことを特徴とする請求項1に記載の医薬組成物。
  5. 式(I)の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物。
    Figure 2006506449
  6. X線回折スペクトルにおける主要ピークの2θ値が8.2±0.2,10.8±0.2,11.7±0.2,12.0±0.2,12.3±0.2,15.8±0.2,16.4±0.2,17.4±0.2,17.4±0.2,17.8±0.2,19.0±0.2,21.2±0.2,21.9±0.2,22.2±0.2,22.8±0.2,23.3±0.2,24.4±0.2,24.9±0.2,25.3±0.2,25.6±0.2,26.8±0.2であることを特徴とする請求項5に記載の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物。
  7. 下記式(II)のシブトラミンを有機溶媒と水との混合液に溶解したメタンスルホン酸と反応させることを含む、請求項5又は6に記載の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を製造する方法。
    Figure 2006506449
  8. 前記メタンスルホン酸が式(II)のシブトラミン1モルに対して1〜2モル当量の量で用いられることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記水が式(II)のシブトラミン1モルに対して0.5〜5モル当量の量で用いられることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記有機溶媒が酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、及び酢酸n−ブチルからなる群から選択されたエステル;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル及びt−ブチルメチルエーテルからなる群から選択されたエーテル;アセトン及びメチルエチルケトンからなる群から選択されたケトン;又はこれらの混合溶媒であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. i)式(II)のシブトラミンを無水有機溶媒中でメタンスルホン酸と反応させて式(III)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物を得る段階;及び
    ii)式(III)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物を有機溶媒中で水と接触させる段階を含む、請求項5又は6に記載の結晶性シブトラミンメタンスルホン酸塩半水和物を製造する方法。
    Figure 2006506449
    Figure 2006506449
  12. 前記メタンスルホン酸が式(II)のシブトラミン1モルに対して1〜2モル当量の量で用いられることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記水が式(III)のシブトラミンメタンスルホン酸塩無水物1モルに対して0.5〜5モル当量の量で用いられることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 段階i)の無水有機溶媒が酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル及び酢酸n−ブチルからなる群から選択されたエステル;アセトン、メチルエチルケトン及びメチルイソブチルケトンからなる群から選択されたケトン;エチルエーテル、イソプロピルエーテル及びt−ブチルメチルエーテルからなる群から選択されたエーテル;トルエン;又はこれらの混合溶媒であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 段階ii)の有機溶媒が酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル及び酢酸n−ブチルからなる群から選択されたエステル;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル及びt−ブチルメチルエーテルからなる群から選択されたエーテル;アセトン、メチルエチルケトン及びメチルイソブチルケトンからなる群から選択されたケトン;又はこれらの混合溶媒であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
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