JP2006506013A - 可変電力分割器 - Google Patents

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ドナルド, エル. ランヨン,
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イーエムエス テクノロジーズ インコーポレイテッド
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/04Coupling devices of the waveguide type with variable factor of coupling

Abstract

【課題】 可変電力分割器に関する。
【解決手段】 可変電力分割器とその方法により、基地局アンテナで送受される信号を制御するために使用されるような高電力マルチキャリアRF環境でのポート間のRF電力を変更出来る。可変電力分割器は単一制御位相シフター(10)とハイブリッド分割器(115)を含んでいる。単一制御位相シフターは1つの入力ポートと2つの出力ポートを有する3ポート装置からなる。単一制御位相シフターはさらに2つのRF信号間の位相を変化又は調整できる可変調整器を含んでいる。ハイブリッド電力分割器は2つの入力ポートと2つの出力ポートを有する4ポート装置からなる。単一制御位相シフターおよびハイブリッド電力分割器は実質的に高速製造に適する平面構造からなる。ハイブリッド電力分割器の出力ポートはアンテナ又は電力吸収素子のような種々の装置に結合できる。

Description

本発明は一般的に受動ネットワークに使用する無線通信システムに関し、特に、単一入力RF信号を調整範囲で一定の位相であるが可変電力分割器の一部である単一位相シフターの動きの関数として可変振幅を有する2つの出力RF信号に変換するためプリント回路基板上で使用される低受動相互変調を有する平面可変電力分割器に関する。
多くの類のマイクロ波部品は2つの位相シフターと2つの固定電力分割器(結合器)を組み合わせることにより形成される。これらの部品の2つが比較的高RF電力レベルで且つ広周波数範囲で動作するように製造できる事実はこの一般構成を能動電子部品用の可変電力分割器、スイッチ、および固定サーキュレータの構成および通信衛星やレーダ用のアンテナ用途でのビーム形成において有益にした。
従来技術の一般説明
図1−図5は可変電力分割器とスイッチとして機能するため2つの位相シフターと2つの固定電力分割器を組み込んだ5つの従来構成を示している。図1−図4は4つのポートを有するネットワークを図示し、図5は3つのポートを有するネットワークを図示する。他のネットワークでは3又は4つのポートを有し、多数のポートを有するネットワークは多数のポートと追加の位相シフターを有する固定電力分割器で実現される。より多数のポートを有するネットワークはビルディングブロックとして3又は4ポートを有するネットワークを使用して実現できる。図1−図5に示される3又は4ポート構成は(2状態を有する)スイッチまたは(連続状態を有する)可変電力分割器として実現される。
スイッチの場合、位相シフトの2値(従って、2つの状態)のみが得られ、即ち、これらの位相設定値は状態0および状態1に対応する。可変電力分割器で、位相シフターφおよびφの設定は値の所定の範囲で連続的に変化する。異なる挿入位相を有する位相シフターの使用は示されるものと異なる状態0と状態1の位相値になる。非相反位相特性を有する位相シフターの使用は装置を介して伝播する前進(送信)又は逆(受信)信号に対応する異なる位相値になる。4つのポートサーキュラーは位相シフターが非相反位相特性を有する場合固定位相状態を有する4つの外部ポートからなる図1−図4の構成を使用して製造される。
図1の構成は0度/180度ハイブリッド電力分割器と直交(0度/90度)ハイブリッド電力分割器を使用している。図1の式により示されるポート3および4の出力電圧信号bおよびbはポート1の入力信号に対応する。ポート1の入力信号は可変位相シフターφおよびφに同一振幅の同相信号を提供する。理想的には、信号がポート1に印加されると信号はポート2に現れず、ポート2はポート1に入力される信号のための“分離ポート”として記載できる。同様に、ポート2に入力される信号はポート1に現れない。位相差Δφ=φ−φはポート3および4の出力信号振幅の制御パラメータであり、2つの位相値の和は出力信号位相を変化させる。2つの位相値の和は一定位相値を有するため出力信号の調整範囲で一定の位相値に等しくなければならない。
相補的に位相値を同時に変更することにより電力分割器出力信号の振幅変動を達成し、その間、調整範囲で比較的一定の出力信号位相値を維持する。出力信号振幅を変更する可変電力分割器機能は1つの位相シフターの位相値を変更することにより達成され、他の位相シフターの位相は固定値に維持される。出力信号位相値は位相量(φ+φ)が調整範囲で一定値にほぼ等しい場合のみほぼ一定値である。
図1に示される構成のスイッチ状態間の信号振幅を制御するための位相値の範囲は90度である。図1の表はスイッチ状態0でΔφ=−90度であり、スイッチ状態1でΔφ=+90度である場合のφおよびφの位相値を特定する。状態0はポート1に入力されるすべての得られる信号が理想的にポート4に現れる状態に対応する。状態1はポート1に入力されるすべての得られる信号が理想的にポート3に現れる状態に対応する。表のゼロ以上のφおよびφ位相値の値は同一位相値を有する位相シフターφおよびφに入力された信号の0度値に対するより大きな位相遅延を示す。
換言すると、φ=0度とφ=90度はφから出力された信号がφから出力された信号に対して90度遅延する場合の状態である。換言すると、φ=0度とφ=90度はφから出力された信号がφから出力された信号を90度遅延する場合の状態である。位相制御装置の挿入損失は位相制御装置が所望の振幅調整範囲に対応して最小の位相調整範囲を有する場合に最小化される。
外部ポートを有する図5の構成は図1と同一であるが、入力分割器は分離ポート2を持たず、入力分割器は従ってリアクティブ型電力分割器であり、ハイブリッド電力分割器ではない。図5の構成の動作は図1の構成と同一である。
図2の構成は、図1の混合ハイブリッド構成に比べて、2つの直交ハイブリッド電力分割器を使用している。図2のスイッチ状態間の信号振幅を制御するための位相値の範囲は180度であり、位相シフターの挿入損失は図1の構成より大きい。
図3の構成は、混合ハイブリッド(図1)または直交ハイブリッド(図2)でなく、0度/180度ハイブリッド電力分割器を使用している。この構成において、180度の位相シフトが各位相シフターで要求される。ポート3および4の出力信号は90度異なる位相値を有する。
図4の構成は追加の固定位相遅延φおよび伝送ラインの長さLの図2と同一であり、2つの信号位相は各可変位相シフターφとφに対する入力と一致する。この構成は図1に構成と全体で機能的に同一である。
従来技術の具体的説明
キャンピ(Campi)らに与えられた米国特許第4,485,362号は、他方の出力部で感知できるほど電力出力を変化させずに、1方の出力部で広範囲に可変出力を有するが、電力分割を変更するため電子パッチデバイスおよび回路を要求する、3ポート可変マイクロ波ストリップライン電力分割器を教示している
ミゾニ(Mizzoni)らに与えられた米国特許第5,473,294号は2つの直交ハイブリッドおよび2つの可変位相シフターを使用することを要求し、マイクロストリップ技術でない導波管を使用し、且つ4つのハイブリッド出力回路を閉じるため2つの滑動機構の使用を要求する平面型可変電力分割器を教示している。ミゾニらにより記載されたような滑動短絡を有する直交ハイブリッドが2ポート位相シフターであるような技術で既知であることを承知しているミゾニらのブロック図は図4に従っている。
逆に動作する可変電力分割器は可変電力合成器になり、2つの入力信号は所定の電力レベルの単一出力信号に合成する。このような合成器はエバンス(Evans)に与えられた米国特許第6,069,529号で教示され、可変電力合成器は故障した第1増幅器の場合に増幅信号のバックアップを与えるための冗長スイッチとして使用される。しかしながら、この合成器は導波管通路を使用し、能動増幅器回路と、金属壁と置換可能な可動結合プレートからなるハイブリッド内の機械装置を要求する。このような設計は高価で、製造において複雑になる。この設計の特徴は信頼性を減じると共に、導波管媒体用途に制限されることである。
浅尾らに与えられた日本特開平04−000902号は、図1の1つの分離ポート(2)の代わりに2つの分離ポートを有する以外、図1に従ったブロック図を有するストリップライン技術で実行される平面可変電力分配器を教示している。固定入力分割器は5つのポートからなる“ラットレース”または“リング”ハイブリッドであり、同相ポートは可変電力分配器に対する入力部(1)として使用される。2つの分離ポートは吸収負荷で終端する。入力同相ハイブリッド分割器と直交分割器間の平行ラインは2つのひし形誘電体で一部をカバーされる。
平行ラインの方向を横断する方向で縦一列に誘電体を動かすと2つのライン上で差分相補位相シフトになる。この設計は一定幅の伝送ライン導体の近傍で誘電体材料の変化量を有する。伝送ラインのインピーダンスは2つの接地プレートと伝送ライン間の離間距離のようなある他の幾何学的パラメータが同時に変化しなければ位相シフトに沿って変化する。
従来技術の問題
従来技術の可変電力分割器は調整範囲でほぼ一定の位相を有する出力信号を達成するため複数の位相シフターを要求し、より高価な導波管伝送媒体の使用に限定され、又はハイブリッドネットワークの一部として複雑な機械装置の使用に依存した。キャンピらの1つのストリップライン電力分割器でさえ2つの平面パッチ部材であることを要求される2つの出力部間の個別電力分割を達成するためパッチ部材と接地間の種々の接触点の接続を要求する。
従って、当業界で、出力信号が単純で単一の可動部品により局部的に又は遠隔的に容易に制御できる可変電力分割器を求める要望がある。さらに、マイクロストリップ又はストリップライン伝送ラインを使用し、単一の入力ポートと2つの出力ポートを有する、プリント回路基板上の平面構造に適する可変電力分割器を求める需要がある。ここで、2つの出力ポートでは、2つの出力信号は調整範囲でほぼ一定量である振幅と位相で可変であり、一定出力信号位相がほぼ等しく又は一定値だけ異なっている。
2つの信号路の入力信号の位相を変化させ、局部的に又は遠隔的に動作される単一可動部により、出力信号の可変振幅が得られる可変電力分割器を求める他の需要がある。
当業界で、プリント基板上の平面構成に適し、プリント基板上のマイクロストリップ又はストリップライン伝送路と共に使用される可変電力分割器を提供するために更なる需要がある。
最後に、低コストで容易に製造でき、一般のプリント回路基板製造技術に適用でき、部品の単純化により信頼性が高く、信号出力を容易に可変し、繰り返し可能である可変電力分割器を提供するための他の需要がある。
本発明は、基地局アンテナで送信され且つ受信された信号を制御するのに使用されるように高電力およびマルチキャリアRF環境でポート間のRF電力を変更できる可変電力分割器および方法で前述の問題を解決する。可変電力分割器は単一制御位相シフターとハイブリッド電力分割器からなる。
単一制御位相シフターは単一の入力ポートと2つの出力ポートを有する3ポート装置である。本発明の単一制御位相シフターは相反的であり、従って、従来技術で教示されたサーキュラー機能はこの発明で実現できない。単一制御位相シフターはさらに2つのRF信号間を変更又は調整できる可変調整器からさらに構成される。具体的には、可変調整器は互いに関して電気路長を変更することにより2つの電気路に沿って伝播する2つのRF信号間の位相を変更できる。この方法で、第1RF信号の第1位相および第2RF信号の第2位相の和は3つのポート位相シフターの出力ポートで測定された定数にほぼ等しく維持される。
単一制御位相シフターは受動相互変調を実質的に減少させるため非接触導体構造間のRF信号を伝播する。具体的に、単一制御位相シフターの可変調整器は非接触導体構造間のRF信号を容量的に結合させる。可変調整器は互いに対して反対方向に受信RF信号を伝播させる第2電気通路に沿って種々の位置に回転し、容量的に結合された可動第1電気通路からなる。
しかしながら、本発明は第2電気路に沿って種々の位置に回転しおよび容量的に接続される第1電気通路のこの特定の機械構造に制限されない。他の位相シフター構造が含まれるが、容量結合された滑動スリーブ、縦並びの可動誘電体、導波管に、および3つのポートを有し、位相シフト値の和が調整範囲で一定量にほぼ等しくなるようにRF信号間の位相シフトを与える他の同様な構成に制限されない。
一方、ハイブリッド電力分割器は2つの入力ポートと2つの出力ポートを有する4ポート装置であり、相反的である。ハイブリッド電力分割器はその入力ポートで受信されたRF信号の位相と振幅を操作する。ハイブリッド電力分割器は入力ポート間で入力RF信号流を実質的に分離する。極微信号流は2つの入力ポート間に生じるので、ハイブリッド電力分割器での優位なRF信号流は入力ポートから出力ポートに流れる。
1つの出力ポートからのRF信号に相当する位相シフターの2つの出力ポートのRF信号振幅はほぼ等しい振幅を有する。ハイブリッド電力分割器の入力ポートの一方からのRF信号に対応するハイブリッド電力分割器の2つの出力ポートのRF信号位相値はほぼ90度又は180度異なる。ハイブリッド電力分割器の入力ポートの各々に入力された1つの信号がある場合、ハイブリッド電力分割器の各出力ポートに2つの信号がある。
ハイブリッド電力分割器の各出力ポートの2つのRF信号の追加により入力RF信号の相対信号振幅と位相に依存する振幅と位相を持つRF信号を出力する。各入力RF信号の位相は各出力RF信号の各位相が調整範囲で一定値にほぼ等しいように調整可能である。さらに、各入力RF信号の位相は各出力RF信号の各位相が一定値にほぼ等しく、出力RF信号の相対振幅値が変化するように調整される。本発明の可変電力分割器は位相シフターの調整範囲でほぼ一定量である出力信号位相値に対して特有である。
1つの典型的な実施例によれば、ハイブリッド電力分割器の第1出力ポートの第1RF信号の位相と第2出力ポートの第2RF信号の位相はほぼ等しい。他の典型的な実施例によれば、ほぼ一定値の位相差がハイブリッド電力分割器の第1出力ポートの第1RF信号とハイブリッド電力分割器の第2出力ポートの第2RF信号間に存在する。
単一制御位相シフターとハイブリッド電力分割器は製造コストを実質的に減らせる高速製造環境に適する、ほぼ平面な構造からなる。具体的には、単一制御位相シフターとハイブリッド電力分割器はほぼ平面プリント回路基板材料から製造される。
可変電力分割器の出力ポートは種々の装置に結合される。発明の1つの典型的な態様によると、可変電力分割器出力ポートがアンテナ放射特性を変更するためアンテナアレイのアンテナ素子に直接的に又は間接的に接続される。本発明の他の典型的な態様によれば、可変電力分割器は2つのRF信号路に結合され、RF入力信号を実質的に1つの出力ポートと各信号路に経由させるRFスイッチとして2つの状態および機能で動作される。本発明の他の典型的な態様によれば、出力ポートの1つはRF信号吸収素子に結合される。この方法で、可変電力分割器は1方の出力ポートが通常熱の形態でRFエネルギーを放熱し、他方の出力ポートがアンテナのようなRFエネルギーを保存する他の装置にRFエネルギーを放出するので可変電力減衰器として機能する。
可変電力分割器の位相シフターは電気モータのような電気機械装置から成るアクチュエータにより移動する。アクチュエータは無線又は有線型の通信媒体からなる制御リンクを介して遠隔制御器に結合される。遠隔制御器はハイブリッド電力分割器の出力部の電力分配を制御するため位相シフターをどのように調整するかを決定するコンピュータ動作ソフトウエアから構成される。
可変電力分割器および方法は、地上基地アンテナで送信され且つ受信される信号を制御するのに使用されるような、高電力およびマルチキャリアRF環境でのポート間のRF電力を変更できる。可変電力分割器は単一制御位相シフターおよび0度/90度又は0度/180度ハイブリッド電力分割器のようなハイブリッド電力分割器からなる。
いくつかの図で同一番号が同一素子を示している図面を参照すると、本発明の態様および実例の動作環境が記載されている。
図6は所定の基準位置の周辺で可変電力分割器100の−45度から+45度の位相の電気路長制御範囲を有する典型的な位相シフター110の更なる詳細を示す機能ブロック図である。この通路長変動は位相シフターの2つの出力信号の相対位相変動のΔφ=±90度に対応する。この図は本発明の1つの典型的な実施例による典型的な位相シフトおよび振幅調整を示している。位相シフター110は第1電気路205に対して静止している第2電気路210に沿って可動する第1電気通路205に接続された単一入力ポート105から成る。典型的な位相シフター110は入力ポート105と2つの出力ポート215と220を有する3ポート装置として特徴付けられる。第1電気路205は可変調整器と称せられる。好ましい実施例において、位相シフター110はマイクロストリップ位相調整器を構成する。
第1入力ポート105がRF信号を供給されると、第2電気路210との併用で第1電気路205は第1位相シフト出力ポート215と第2位相シフト出力ポート220で計測される2つの相補位相シフトRF信号を発生する。換言すると、第1電気路又は可変調整器205はRF信号を第1位相シフター出力ポート215と第2位相シフター出力ポート220に向かって2つの方向に第2電気路210に沿って2つの位相シフトRF信号に分割する。分割後に発生した2つのRF信号はほぼ等しい振幅を有するが、可変調整器205の機能である調整可能な可変差分位相を有する。
典型的な位相シフター110の1つの独自の特性はRF信号を分割する機能と分割機能後のRF信号をシフトする位相の機能が可変調整器205と第2電気路210から成る単一部品により互いに一体的に実行されることである。この一体的信号分割と位相シフト機能により、位相シフター110は単一制御位相シフター110と称される。
典型的な位相シフター110の他の独自の特性は第2電気路210と共に可変調整器205が可変調整器205の調整範囲で等分に単一入力ポート105から受信されたRF信号を分割することである。例示された典型的な実施例において、可変調整器205は分割後に発生したRF信号の相補位相の和が可変調整器205の調整範囲で一定である規定の調整又は制御範囲を有する。
換言すると、位相シフトRF信号は第1位相シフター出力ポート215のRF信号の位相と第2位相シフター出力ポート220のRF信号の位相の和は可変調整器205の調整範囲で一定量にほぼ等しいことにおいて相補的である一方のRF信号が第1位相シフター出力ポート215に接続された第2電気路210の第1部分に沿って伝播し、他方のRF信号が第2電気路210に対してより長い又は短い第2位相シフター出力ポート220に接続された第2電気路210の第2部分に沿って伝播するように、第1電気路205を第2電気路210に沿ってある位置に動かすことにより、第1位相シフター出力ポート215のRF信号の位相は第2位相シフター出力ポート220のRF信号の位相に対して変更される。
例えば、第1電気路205が第2電気路210を等しい物理長の2つの部分に分割する中心部に載れる場合、2つの相補RF信号が同相で発生し、ほぼ等しい電力振幅を有する。第1電気路205が中心位置から離間し且つ上部の信号路長に対応する位置P1に配置され、信号路長が動作の名目周波数で45度の位相電気角である場合、2つの相補RF信号は動作の名目周波数で互いに対して90度の位相差と、ほぼ等しい電力振幅を有する。具体的には、第2位相シフター出力ポート220で測定されたRF信号は第1位相シフター出力ポート215で測定されたRF信号を90度遅延する位相を有する。
第1電気路205が中心位置から離間し且つ下部の信号路長に対応する位置P2に配置され、信号路長が動作の名目周波数で45度の位相電気角である場合、2つの相補RF信号は互いに対して90度の位相差と、ほぼ等しい電力振幅を有する。具体的に、第1位相シフター出力ポート215で測定されたRF信号は第2位相シフター出力ポート220で測定されたRF信号を90度遅延する位相を有する。
図6に示される典型的な実施例において、可変調整器205はアーク状の第2電気路10に対して回転可能である。しかしながら、本発明は回転可能調整器205とアーク状第2電気路210に制約されない。他の型の調整器および第2電気路210は、後述の図10の説明で明らかになるように、本発明の範囲から逸脱するものではない。
第1および第2位相シフター出力ポート215および220はハイブリッド電力分割器115がこれらのポートで位相シフター110に結合されるので、第1および第2電力分割器入力ポート215および220とも称される。ハイブリッド電力分割器115は典型的には入力ポート215と220および出力ポート120と125を有する4ポート装置からなる。ハイブリッド電力分割器115は、通常、伝送(例えば、ストリップライン、同軸、方形同軸、矩形同軸)の基本横電磁(TEM)モードを有する構造又は伝送(例えば、マイクロストリップ、共面導波管)の準TEM型モードを有する構造からなる。これらのTEM又は準TEM構造は伝播モードの電界および/又は磁界の縦成分を有するように通常特徴付けられる通常の導波管構造と異なる。
1つの好ましいおよび典型的な実施例において、典型的なハイブリッド電力分割器115の構造は典型的には単一層基板からなる分岐線ハイブリッドからなる。このような典型的な実施例は、この実施例の部品点数および材料の量が減少するので、製造が容易である。ハイブリッド電力分割器の部品および/又は材料を減少させることは他の型のハイブリッド電力分割器115に関する製造コストを実質的に減少させる。代案として、ハイブリッド電力分割器115の構造は多層構造と通常称される典型的にマルチ平面層を有する結合器からなる。ハイブリッド電力分割器115の構造はストリップライン型、マイクロストリップの空気型、ストリップラインの空気型、方形同軸、又は矩形同軸、および他の同様な構造から構成可能である。
図6の典型的な実施例において、ハイブリッド電力分割器115は0度/90度又は直交ハイブリッド電力分割器からなる。しかしながら、以下の図7の説明で明らかになるように、本発明は0度/90度又は直交ハイブリッド電力分割器に限定されるものではない。本発明は、業界の当業者に知られているような、0度/180度又は直交ハイブリッド電力分割器も包含する。
単一制御位相シフター110と共に使用される図6のハイブリッド電力分割器115は可変調整器205の調整範囲でほぼ一定で等しい位相を有しハイブリッド電力分割器115の入力ポート215と220で受信される可変位相シフトRF信号の関数である電力振幅を有する2つのRF信号を出力する。換言すると、ハイブリッド電力分割器の出力ポート120と125で測定された2つのRF信号の電力振幅は可変調整器205の位置の関数である。
単一制御位相シフター110と共に使用されるハイブリッド電力分割器115の1つの独自特性は出力ポート120と125で測定されたRF信号が互いに相補的であるということである。換言すると、第1出力ポート120で測定されたRF信号のRF電力と第2出力ポート125で測定されたRF信号のRF電力の和は可変調整器205の調整範囲で一定量にほぼ等しい。
ほぼ一定の位相と相補的で可変電力振幅を有する2つの出力RF信号の独自の特性を達成するため、ハイブリッド電力分割器115は単一制御位相シフター110と共に使用される。単一制御位相シフター110は単一入力ポート105でRF信号を受信し、位相シフター出力ポート215および220でほぼ等しい振幅で、相対的に相補的な位相の2つのRF信号を発生する。換言すると、位相シフター出力ポート215で測定されるRF信号の位相値と位相シフター出力ポート220で測定されるRF信号の位相値の和は可変調整器205の調整範囲でほぼ一定量に等しい。ハイブリッド電力分割器は業界の当業者に知られているように入力ポート215と220で受信されるRF信号間の位相差を発生する。ハイブリッド電力分割器は業界の当業者に知られているように入力ポート215と220で受信されたRF信号を分割し再合成する。
図6に示される0度/90度ハイブリッド電力分割器において、第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120は第1ハイブリッド電力分割器入力ポート215の入力信号の基準位相(0度)ポートを指定し、第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125は第1ハイブリッド電力分割器入力ポート215の入力信号の直交(90度)ポートを指定する。逆に、第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125は第2ハイブリッド電力分割器入力ポート220の入力信号の基準位相(0度)ポートを指定し、第2ハイブリッド電力分割器出力ポート120は第1ハイブリッド電力分割器入力ポート215の入力信号の直交(90度)ポートを指定する。
可変調整器又はアーム205が可変調整器205の中心位置上45電気角度である位置P1にある場合、入手可能なほぼすべてのRF電力は第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125にあり、RF電力は第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120には実質的に存在しない。これは、位置P1で、90度の位相差が位相シフター出力ポート215と220で測定される2つのRF信号間に存在するためである。具体的には、第1位相シフター出力ポート215で測定されたRF信号は第2位相シフター出力ポート220で測定されたRF信号を90度進める。
逆に、可変調整器又はアーム205が可変調整器205の中心位置下45電気角度である位置P2にある場合、すべてのRF電力は第1ハイブリッド電力分割器出力ポート125にあり、RF電力は第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125には実質的に存在しない。これは、90度の位相差が位相シフター出力ポート215と220で測定される2つのRF信号間に存在するためである。具体的には、第2位相シフター出力ポート220で測定されるRF信号は第1位相シフター出力ポート220で測定されるRF信号を90度進める。
可変調整器又はアーム205が第2電気路210に沿って中心位置にある場合、RF信号は第1および第2ハイブリッド電力分割器出力ポート120と125間に実質的に等分に分割される。具体的には、第1位相シフター出力ポート215と第2位相シフター出力ポート220で測定されるRF信号はほぼ等しい位相量を有する。
図7は可変電力分割器115のため90電気角度の制御範囲を有する典型的な位相シフター110の更に詳細部を示す機能図である。図7はまた本発明の他の典型的な実施例に従った典型的な位相シフトおよび振幅調整を示す。図7の可変電力分割器100は図6の可変電力分割器100に類似するいくつかの部品を有するので、図6および図7間の差のみが以下に述べられる。
図7に示される可変電力分割器100の0度/180度ハイブリッド電力分割器115において、第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120は同相又は和(0度)ポートとして指定され、第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125は差(180度)ポートとして指定される。可変調整器又はアーム205が可変調整器205の中心位置である位置P1’にある場合、ほぼすべてのRF電力は第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120にあり、第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125にRF電力は存在しない。
逆に、可変調整器又はアーム205が可変調整器205の中心位置下の90電気角度である位置P3’である場合、RF電力のすべては第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125にあり、第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120にRF電力は存在しない。これは、可変調整器又はアーム205が第2電気路210に沿って90電気角度だけ移動すると、180度の位相差が位相シフター出力ポート215および220で測定された2つのRF信号間に存在するためである。具体的には、第2位相シフター出力ポート220で測定されるRF信号は第1位相シフター出力ポート215で測定されるRF信号を180度進める。
可変調整器又はアーム205が可変調整器205の中心位置下45電気角度である位置P2’である場合、RF電力は第1および第2ハイブリッド電力分割器出力ポート120および125間で等分に分割される。これは、可変調整器又はアーム205が第2電気路210に沿って45電気角度だけ移動すると、90度の位相差が位相シフター出力ポート215および220で測定される2つのRF信号間に存在するためである。具体的には、第2位相シフター出力ポート220で測定されるRF信号は第1位相シフター出力ポート215で測定されるRF信号を90度進める。
本発明は図面に示される位置P1’、P2’、およびP3’に限定されない。図7に示される位相シフター110は対称であるので、位置P2’およびP3’は中心、即ち、0度位置上にあり、同様な結果を生じる。位相シフター110の位相可変調整器205の他の位置は本発明の範囲を超えるものではない。
図8Aおよび図8Bを参照すると、これらの図は本発明の1つの典型的な実施例による典型的なマイクロストリップ位相シフター110の2つの出力ポート用の可変調整器205を示す例示である。図8Bは図8Aに示された可変調整器205の近接底面図を示すのでこの位置で参照される。図8Aおよび図8Bの可変電力分割器100が図6に示される可変電力分割器100に類似するいくつかの部品を有するので、図6、図8Aおよび図8B間の差のみが以下に述べられる。
上述のように、本発明は図8Aおよび図8Bに示される位相シフター110の特定の機械構成に限定されない。図8Aと図8Bは本発明の一部である位相シフター110の機械構成の1つの好ましいが典型的な実施例を示す。他の位相シフター構成は(図10を参照して以下に述べられる)容量結合滑動スリーブ、縦並びの可動誘電体、導波管、および(入力ポートおよび2つの出力ポートの)3ポートを有し、RF信号間の位相シフトの和が可変調整器205の調整範囲でほぼ一定値に等分であるようにRF信号間に位相シフトを与える他の類似の構成を含むが、これらに制限されない。換言すると、本発明は本発明の範囲と精神を逸脱することなく上記の信号特性を提供する多数の型の位相シフト構造を採用できる。
図8Aを参照すると、位相シフター110はナット400、ワッシャ405、バネ410、キー415、可変調整器205、誘電体スペーサー430、およびシャフト425を具備する。ナット400、ワッシャ405、バネ410、キー415、誘電体スペーサー420、およびシャフト425の詳細は図9を参照して以下に述べられる。
図8Aおよび図8Bを参照すると、可変調整器205は平面表面335に回転可能に取り付けられる。可変調整器205は結合リング310、ワイパー素子300、中間部305、支持トレース320A、および誘電体支持部340を備えている。結合リング310、ワイパー素子300、中間部305からなる可変調整器205は好ましくは(λ)/4である電気長L1を有する(ここで、λは近似的に回路の伝播信号の波長である)。
回路の伝播信号のほぼ1/4波長である電気長L1は図8に示されるように開口部315の幾何学的中心からワイパー素子300の中間点まで測定される。電気長は可変調整器205のこの距離L1にほぼ等しいことに留意のこと。可変調整器205の実際の物理的サイズはほとんどの用途のために通常実験的に見出される。
これは、可変調整器205は本発明の範囲と精神から逸脱することなく他の電気長を有することを意味する。即ち、電気長L1は本発明から逸脱することなくサイズの増減が可能である。他の調整例のように、電気長L1は動作無線周波数で半波長の電気長を有する。代案として、可変調整器205は動作無線周波数で多様な1/4波長又は半波長である長さL1を有する。
さらに、電気長L1は半波長以上の大きさを持てるが、動作帯域が動作無線周波数の半波長以上である電気長に減らせることに留意すべきである。典型的な1/4波長の次元はもし給電線のサイズが調整されるかまたは位相シフター110内で使用される誘電体材料が変更されるか、又は両方であるならば調整(即ち、増加又は減少)可能である。
ワイパー素子300はアーク状部材からなる。しかしながら、他の形状も本発明の範囲を超えるものでない。ワイパー素子300の形状は、典型的には、以下に述べられるように、ワイパー素子300と容量的に結合された給電線210の形状の機能である。
1つの典型的な実施例での可変調整器205はプリント回路基板(PCB)、プラスチック、又はセラミック材料のような強固な材料からなる誘電体支持部340を有する。誘電体支持部340のための好ましい典型的な基板材料はアリゾナ州、チャンドラーのロジャース・マイクロウエーブ・プロダクツ社(Rogers Microwave Products)から入手可能な、型名RO−4003である材料である。可変調整器205と誘電体支持部340はPTFE基板材料を使用して製造され、その1つの材料がデラウエア州、ベアのアーロン・マテリアルズ・フォー・エレクトロニックス社(Arlon Materials For Electronics)から入手可能な型名DiClad−880である。
可変調整器205に配置された結合リング310、ワイパー素子300、中間領域305、支持トレース320Aは銅材料からなる。この銅材料はエッチングされたマイクロストリップ伝送ラインからなる。この銅材料は酸化、腐食、又は双方に対して銅の保護層を設けるためめっき工程で塗られた錫で被覆される。代案として、支持トレース320Aは誘電体材料から構成される。しかしながら、支持トレース320Aが結合リング310、ワイパー素子300、中間領域305と同じ材料で構成される場合、このような設計は効率的で且つコスト的に有効なエッチング製造工程につながる。
可変調整器205はさらに開口部315、ウィング部345、およびアーム部350から成る。ウイング部345は第1組の支持トレーサ320Aに対応し、調整器の回転範囲で平面表面335に対して可変調整器205の水平位置を維持するための追加の指示物を与えるように設計される。具体的には、ウイング部345は可変調整器205の表面積を最小にするため支持トレース320Aの形状に対応するように形成され、材料を保持し材料がRF伝播に作用する影響を減少させる。
結合リング310、ワイパー素子300、および中間領域305が分配ネットワーク355間の全移動範囲で平坦又はほぼ平面である比較的平坦又は平面素子として好ましく構成される。アーム部350とウイング部345からなる可変調整器205の形状は可変調整器205の平衡挿入を容易にし、可変調整器の円回転の全範囲でこの比較的平坦な設計を維持しながら滑らかな回転を可能にする。
可変調整器205の全体形状は典型的には可変調整器205と交差する給電線の数の機能であり、結合リング310、ワイパー素子300、および中間部305が平面表面335上の対応する構造と容量的に結合されるように可変調整器205間の平衡挿入を維持するように成形される。可変調整器205の形状はさらに可変調整器の円運動で平面表面335上のトレースに近接する誘電体または金属材料の量を減少させる設計に依存する。
平面表面335はワイパー素子300と交差する供給線355の種々のセグメントを支持できる。平面表面335は第1給電線355Aの一部である結合リング325からなる。入力ポート105からなる第1給電線355Aの結合リング325は開口部360から離間される。第1給電線355Aの一部を形成する結合ライン325の形態は一般的に可変調整器205の結合リング310の形状に対応する。この類似の形態は可変調整器205が回転する場合可変調整器205を介して伝播する入力信号のRF電力を最適化するため適正なインピーダンス整合を与える。この類似の形態は可変調整器205と平面表面335上の結合リング310、325間の接触領域と信頼性を高める。
平面表面335はさらに可変調整器205のワイパー素子300の形状と対応する成形部210を含む第2給電線355Bからなる。平面表面335上に配置された第1および第2給電線355A、355B、および第2組の支持トレース320Bはプリント回路基板材料からエッチングされたマイクロストリップ伝送ラインからなる。具体的には、平面表面335上に配置された第1および第2給電線355A、355B、および第2組の支持トレース320Bは錫で被覆された銅材料からなる。しかしながら、支持トレース320Bは、導電材料に代わって、誘電体材料から構成される。
可変調整器205のワイパー素子300が第2給電線355B上を動くにつれて発生する力に対して逆の力を与えることにより、可変調整器205および平面表面335上に配置された第1および第2対の支持トレース320A、320Bは位相シフター110の滑らかな回転を容易にする。この滑らかな回転により、支持トレース320A、320Bは磨耗を最小にするためトレース320A、320Bに均一な力があり、上述の2つの容量結合部に確実な所望の間隔を提供する条件を与える。磨耗の減少は給電線355と可変調整器205が非常に薄い厚みを持つ場合に重要である。
具体的には、導電給電線355はこれらを支持する平面表面上に薄い厚み即ち高さを有する。これらのマイクロストリップライン355の高さは、典型的には、業界で精通するものに対して知られた条件である、半オンス又は1オンスの銅と関連する。(製造される平面表面周辺のマイクロストリップの高さのより小さいまたはより大きい角度の)より薄い又はより厚いマイクロストリップラインが上述の位相シフター110に使用できる。支持表面320A、320BはRF信号が伝播している場合給電ラインの電気特性と干渉しないような長さ、幅、および厚みに寸法決め可能である。
平面表面355上に位置決めされた支持トレース320Bの位置は可変調整器205のウイング345上に配置された整合支持トレース320Aの位置に対応する。ウイング部345上の支持トレース320Aの厚みおよび平面表面355上の支持トレース320Bの厚みは可変調整器205と給電線355間で整合される残りのトレースの厚みを補償する。基本的に、支持トレース320は可変調整器205のレベルを回転中に平面表面335の面に対して平行に維持し、容量的に結合されたリング310、325および他のトレースの磨耗を減少させる。支持トレース320の半円形設計は可変調整器が可変調整器205の円運動で非常に安定に平面表面335の面で正しい位置に保持されるのを可能にする。
ワイパー素子300は低受動混変調(PIM)効果を達成するため第2給電線355Bの成形給電線部210に容量的に結合される。位相シフター110の選択された構成要素の容量接合部および非金属材料は、可能な場合、高電力マルチキャリアRF環境でPIMの発生を更に最小化するため導電金属表面間の直接物理接触を防止するために使用される。
破線で示される容量接合部330A、330Bは(1)第2給電線355Bのワイパー素子300、誘電体スペーサー420、および成形給電ライン部210の組合せ、および(2)可変調整器205の導電リング310、誘電体スペーサー420、および第1給電線355Aの一部である結合リング325の組合せにより形成される。これらの容量接合部は位相シフター110から位相シフター出力215、220への入力RF信号の転送を容易にする。
位相シフター110の入力部は結合リング310、325により形成された第1容量接合部330Bにより示される。位相シフター110の出力部はワイパー300と第2給電線355Bの成形給電線部210の組合せにより形成された第2容量接合部330Aにより示される。
位相シフター110はリング310および325間およびワイパー素子300と第2給電ライン355Bの成形部210間の所定の容量値を維持する可変調整器205の圧縮負荷を均等に分配するため比較的小型な構造からなる。
典型的な可変電力分割器100の位相シフター110が比較的小型の構造からなるが、構造は所望の電気位相シフトの種々のレベルを発生するために必要な全移動範囲を達成するために寸法決めされる。さらに、マイクロストリップ位相シフター110の詳細は2002年8月23日に出願された、“マイクロストリップ位相シフター”と題する同時継続中の出願第10/226,641号で記載され、全内容は参考のためここに記載されている。
図9を参照すると、この図は本発明の典型的な実施例による組立て位相シフター110の斜視図を示す例示である。図9の可変電力分割器100は図6に示される可変電力分割器100に類似するいくつかの部品を有するので、図6と図9間の差のみが以下に説明される。
上述のように、位相シフター110はさらにキー415、バネ410、およびワッシャ405からなる。これらの部品はシャフト425およびナット400からなる支持構造420により共に保持される。シャフト425又はナット400は導電材料で他方が非導電材料で製造され、又は両者が非導電材料で製造される。ワッシャ405とキー415は好ましくは本発明の1つの典型的な実施例に従った非導電材料から構成される。
バネ410は可変調整器205の広い領域で力を加える薄く、広く、且つ円筒構造物として導入される。1つの典型的な実施例において、キー415はプラスチック円盤から成る。しかしながら、他の誘電体材料も本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。
当業者は位相シフター110の種々の部品用の非導電材料の選択がPIM問題を防止するために重要であることを理解するであろう。位相シフター110の種々の部品用の非導電材料の選択はRF信号伝播のための良好な誘電体特性を維持するために重要である。
可変調整器の動きはキー415と交差するシャフト425により得られる。シャフトは典型的には(図8Aに示される)平面表面335に設けられた開口部360に挿入することにより組み立てられる。位相シフター110は平面表面335に設けられた開口部360の近傍に位置決めされ、シャフト425が平面表面335を通過し、可変調整器205の動きを有効にするためキー415と交差するのを可能にする。支持構造420、ワッシャ、バネ410、キー415、(図9に示されない)誘電体スペーサー420、および可変調整器205の組合せにより、可変調整器205の圧力を下方に加え、円運動の比較的全範囲で可変調整器205を回転するのを可能にする。
位相シフター110は典型的な分岐線直交ハイブリッド電力分割器115に結合される。この分岐線直交ハイブリッド電力分割器115はマイクロストリップで構成され、好ましい典型的な実施例である。当業者は他のハイブリッド電力分割器115が本発明の範囲と精神から逸脱することなく使用できることを理解するであろう。
図10を参照すると、この図は本発明の変形実施例による可変電力分割器100用の他の典型的な位相シフター110の更に詳細を示す機能ブロック図である。図10は本発明が如何にこの詳細明細書で説明された特定の機械構造に限定されないかを示している。当業者は、他の位相シフター構造(図示せず)が縦並びの可動誘電体、導波管、および(入力ポートと2つの出力ポートの)3ポートを有する他の類似構造を含み(但し、限定されない)、且つRF信号間の位相シフトの和が可変調整器205の構成範囲で定数にほぼ等しいようにRF信号間の位相シフトを配分できることを理解するであろう。
図10の可変電力分割器100は図6に示される可変電力分割器100に類似のいくつかの部品を有するので、図6および図10間の差のみが以下に説明される。この典型的な実施例の位相シフター110は単一入力ポート105からなる。位相シフター110は位相シフターの出力部で信号の相対位相を変形するように電気路210に沿って可変調整器205を滑動することにより機械的に調整される。
可変調整器205は外部スリーブ1005と内部スリーブ(図示せず)からなる。これらのスリーブは第2電気路210の一部を形成する各構造に容量結合される。例えば、外部スリーブ1005は外部スリーブ1005が滑動する外部導電管(図示せず)に容量的に結合される。さらに、内部スリーブ(図示せず)は、同軸であり且つ導電管(図示せず)内に配置された内部ロッド(図示せず)に容量的に接続される。
この図におけるハイブリッド電力分割器115は0度/90度又は0度/180度ハイブリッド電力分割器115からなる。図10の位相シフター110は好ましい典型的な実施例でなく、この位相シフター110は本発明がこの詳細明細書で記載された機械実施例に限定されないことを示している。換言すると、本発明の位相シフター110用の他の機械構造も、このような位相シフター110はRF電力を等しく分割する3ポート装置からなり、位相シフター110により発生するRF信号の位相の和が可変調整器205の調整範囲で定数にほぼ等しければ、本発明の範囲から逸脱するものでない。
図11を参照すると、この図は本発明の1つの典型的な実施例によるTEM又は準TEM構造からなるハイブリッド電力分割器115を示す機能ブロック図である。図11は本発明の典型的な実施例に従うと可変電力分割器100のいくつかのコア部品を示す。この図の可変電力分割器100はRF信号用の単一入力ポートからなる。可変電力分割器110はさらに低PIM単一制御位相シフター110とTEM又は準TEM構造を含む電力分割器115からなる。
可変電力分割器100はさらに出力ポート120、125からなる。任意2ポート位相シフター127は第2出力ポート125のような出力ポートの1つに結合される。任意2ポート位相シフター127は、0度/90度電力分割器の代わりに0度/180度電力分割器がハイブリッド電力分割器115のために採用される場合のように、出力ポート120、125で測定されるRF信号間で相対位相を調整するために使用できる。このようなモデルで、2ポート位相シフターはハイブリッド電力分割器115の第1および第2出力ポート120、125で測定されるRF信号間に存在する位相差を補償する。当業者は任意2ポート位相シフター127がハイブリッド電力分割器115の一方の出力ポートに結合されることを認識する。
アンテナのように、ここで記載された可変電力分割器100は受動相反装置である。その性能特性はRFエネルギー流の主方向に無関係である。従って、可変電力分割器100はRF信号の送信および受信での使用に等しく有効である。
図12を参照すると、これは可変電力分割器100が如何に本発明の1つの典型的な実施例によるRFスイッチ800として機能するかを示す機能ブロック図である。この典型的な実施例でのハイブリッド電力分割器115は0度/90度ハイブリッド電力分割器115からなる。電力分割器115のこの型において、電力分割器115の動作範囲の2つの端部点を与える位相シフター110の2つの独自の位置がある。
第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120は第1ハイブリッド電力分割器入力ポート215の入力信号のための基準位相(0度)ポートを示し、第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125は第1ハイブリッド電力分割器入力ポート215の入力信号のための直交(90度)ポートを示す。代わって、第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125は第2ハイブリッド電力分割器入力ポート220の入力信号のための基準位相(0度)ポートを示し、第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120は第1ハイブリッド電力分割器入力ポート215の入力信号のための直交(90度)ポートを示す。
具体的に、可変調整器又はアーム205が可変調整器205の中心位置上方の45度電気角度である位置P1である場合、ほぼすべてのRF電力が第2ハイブリッド電力分割器ポート125に存在するが、ほぼすべてのRF電力は第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120に存在しない。これは90度の位相差が位相シフター出力ポート215および220で測定される2つのRF信号間に存在するためである。具体的には、第1位相シフター出力ポート215で測定されるRF信号は第2位相シフター出力ポート220で測定されるRF信号を90度進める。
代わって、可変調整器又はアーム205が可変調整器205の中心位置下方の45度電気角度である位置P2である場合、ほぼすべてのRF電力が第1ハイブリッド電力分割器ポート120に存在するが、ほぼすべてのRF電力は第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125に存在しない。これは90度の位相差が位相シフター出力ポート215および220で測定される2つのRF信号間に存在するためである。具体的には、第2位相シフター出力ポート220で測定されるRF信号は第1位相シフター出力ポート215で測定されるRF信号を90度進める。
可変電力分割器100を電気信号スイッチとして使用することにより、位相シフター110の調整範囲で常に整合された平衡な負荷を提供する。換言すると、図12の位相シフター110はRFエネルギーが常に位相シフター110の移動範囲中に電気路を有する整合したインピーダンスを与える。2ポート装置の一方の出力ポートの電気長を切断又は短絡する従来のスイッチと異なり、本発明は常に2つの出力ポート120および125に向かうエネルギーのための電気通路を提供する。
RFスイッチとして使用される場合、本発明は図12に示される典型的な実施例に制限されるものでない。例えば、ハイブリッド電力分割器115は、0度/90度電力分割器の代わりに、0度/180度電力分割器からなる。0度/180度電力分割器において、位相シフター110の動きの範囲で端部位置は中心位置と、中心位置の上方又は下方の90度電気角度の位置を含む。中心位置の上方又は下方の90度電気角度の位置での位相シフター110の調整器205で、出力ポート215、220で測定されたRF信号は互いに対して180度の位相差を有する。
図13を参照すると、本発明の一つの他の典型的な実施例に従ったアンテナ素子905Aに結合された可変電力分割器100を示す機能ブロック図である。これらの素子の構成は方位角又は水平面でビーム幅を変えるためアンテナ素子905A、905B間のRF電力を変更できる可変ビーム幅アンテナを形成する。図13の典型的な実施例の各アンテナ素子905A、905Bは縦列に配置されたアンテナ素子アレイからなる。
追加のマルチアンテナ素子を出力ポート120、125に取り付けることは本発明の範囲を逸脱するものではない。換言すると、出力ポート120、125は3列のアンテナ素子905A、905Bに結合できる。例えば、第1列は可変電力分割器100の第1出力ポート120に結合され、2つの列は可変電力分割器100の第2出力ポート125に結合される。アンテナ素子905A、905Bの追加構成は本発明の範囲を超えるものではない。
図14を参照すると、この図は1方の出力ポート125が本発明の一つの他の典型的な実施例に従って電力吸収終端1015に結合される場合、如何に可変電力分割器100が可変電力減衰器1000として機能するかを示す機能ブロック図である。この典型的な実施例において、RF電力は電力吸収終端1015のため保存されない。つまり、第2可変電力分割器出力ポート125のRF電力は熱エネルギーとして発散し、可変電力減衰器1000の出力ポート120のRF電力は電力吸収終端1015により消費されるRF電力に対して相補的である。換言すると、第1可変電力分割器出力120のRF電力と電力吸収終端1015により消費されるRF電力の和はほぼ一定である。
電力吸収終端1015はRF電力が熱に変換される抵抗器のような抵抗負荷からなる。他の電力吸収終端1015は本発明の範囲を超えるものでない。可変電力減衰器1000で、可変電力出力ポート1005での電力は増減する。
図15を参照すると、この図は本発明の1つの典型的な実施例に従ったRF信号の電力を制御し分割するための典型的な方法を示す論理フロー図1500である。基本的に、論理フロー図1500では上述の可変電力分割器100のある重要な機能を強調している。
後述のプロセスのある工程は記載のように機能するため当然本発明の他の工程に先行しなければならない。しかしながら、本発明はこのような順序又はシーケンスが本発明の機能性を変更するものでなければ記載された工程順に制限されるものでない。即ち、ある工程は本発明の範囲および精神を逸脱しなければ他の工程の前後で実施されることが認識される。
さらに、上述のように、ここで記載される可変電力分割器100は受動相反装置である。可変電力分割器100の性能特性はRFエネルギー流の主方向に無関係である。従って、可変電力分割器100はRF信号の送受信に使用するために均等に有効である。以下の工程はRF信号エネルギーが単一入力ポート105に給電される送信の場合を記載している。以下の工程はもしRFエネルギーが可変電力分割器100のポート120、125で供給されるならば逆になることを、当業者は理解するであろう。
工程1505はRF給電線の電力を制御し且つ分割する典型的な方法1500の第1工程である。工程1505において、RF信号は可変電力分割器100の一部である3ポート位相シフター110の単一入力ポート105に供給される。
工程1510において、RF信号は位相シフター110を介して伝播する。具体的には、RF信号は第1電気路205に容量結合される。RF信号は第2電気路210に対して可動である第1電気路205に沿って進む。次に、工程1515において、RF信号は第1可動電気路205からRF信号が2つのRF信号に分割される第2静止電気路210に容量結合される。換言すると、この工程でのRF電力は2つのRF信号間で等分に分割される。
工程1520において、位相差は位相シフターで発生する。具体的には、位相差は第2電気路210の不均衡長の2つの部分に沿ってRF信号を伝播させることにより2つのRF信号間で発生する。単一入力ポート105で導入されるRF信号の平衡分割と不均衡長の電気路での位相差の発生により、第1RF信号の第1位相と第2RF信号の第2位相間の和は位相シフター出力ポート215、220で測定されるように可変調整器205の調整範囲でほぼ一定である。
工程1525において、各RF信号は4ポートハイブリッド電力分割器115の各入力ポート215、220に供給される。工程1530において、3ポート位相シフター110により発生した第1および第2RF信号は当業者に既知であるように4ポートハイブリッド電力分割器115により分割され且つ再合成される。第1および第2RF信号はハイブリッド電力分割器115内で分割され且つ再合成され、第2位相差は2つのRF信号間で発生する。次に、工程1535において、第1および第2RF信号は、第1RF信号が第1電力振幅を有し、第2RF信号が第2電力振幅を有する出力ポート120、125を介してハイブリッド電力分割器115から離間するように伝播する。第1および第2出力電力振幅の和は可変調整器205の調整範囲でほぼ一定量に等しく、各RF信号の位相は可変調整器205の調整範囲でほぼ一定量に等しい。
1つの典型的な実施例に従って、第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120で測定される第1RF信号の位相は第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125で測定される第2RF信号の位相にほぼ等しい。他の典型的な実施例に従うと、第1ハイブリッド電力分割器出力ポート120で測定される第1RF信号の位相は可変調整器205の調整範囲で第2ハイブリッド電力分割器出力ポート125で測定される第2RF信号の位相に対してほぼ一定量だけオフセットされる。
図16を参照すると、この図は本発明の1つの典型的な実施例に従った可変電力分割器100の遠隔制御を示す機能ブロック図である。この典型的な実施例において、可変電力分割器100の(図16で示されないが、図6で示される)位相シフター110はアクチュエータ1615に結合される。アクチュエータは(図16で示されないが図6で示される)位相シフター110の(図16で示されないが図6で示される)調整器205の動きを伝達する電気機械装置からなる。電気機械装置はステッパモータのような電気モータを含む。しかしながら、本発明のアクチュエータ1615はここで記載された装置に限定されない。他の型のアクチュエータ1615は本発明の範囲と精神を超えるものでない。
1つの典型的な好ましい実施例のアクチュエータ1615は単一位相シフター110に結合され、より具体的には、位相シフター110の単一調整器アーム205に接続される。アクチュエータ1615は制御リンク1610を介して遠隔制御器1605により駆動される。制御リンク1610は少なくとも1つの有線又は無線リンクからなる。例えば、制御リンク1610は導電ケーブルからなる。代案として、制御リンク1610はRFリンク、赤外線リンクのような無線通信媒体、又は可変電力分割器100および可変電力分割器100に接続された出力装置の動作で干渉しない他の同様な無線通信媒体からなる。さらに、制御リンク1610は有線及び無線媒体の組合せを含む。
遠隔制御器1605はコンピュータ実行ソフトウエア又はマルチ反復実行のためにプログラム書き込みされる永久メモリを含むハードウエア組込み装置からなる。遠隔制御器1605はプログラムに従って又はユーザ入力に応答して可変電力分割器100の(図示しない)位相シフター110の制御範囲を調整できる。本発明はここで記載される遠隔制御器1605に限定されない。他の遠隔制御器1605は本発明の範囲と精神を超えるものではない。
結論
本発明の可変電力分割器は出力信号が簡単で単一の可動部により、局部的又は遠隔的に容易に制御可能な装置を提供する。本発明の可変電力分割器はマイクロストリップ又はストリップライン伝送ラインを使用するプリント回路基板上の平面構成に適している。本発明の可変電力分割器は単一入力ポートおよび少なくとも2つの出力ポートを有し、出力ポートに現れる信号は広範囲に渡って振幅を可変できる。1つの典型的な実施例において、一定の位相差が可変電力分割器の出力ポートでRF信号間に存在する。他の典型的な実施例において、可変電力分割器の出力ポートのRF信号は可変調整器の調整範囲で位相がほぼ等しい。
本発明の可変電力分割器により発生する出力RF信号の可変振幅は入力信号の位相が変化させる単一可動部により実現し、この単一可動部は局部的にまたは遠隔的に制御される。本発明の可変電力分割器は普通のプリント回路基板製造技術で適用できるので低コストで容易に構成される。可変電力分割器は構成部品の単純さにより信頼性が高く、可変で反復可能な信号を容易に出力できる。
図1は0度/180度ハイブリッド分割器、2つの分離可変位相シフターと、直交(0度/90度)ハイブリッド分割器からなる従来技術の可変電力分割器を示す図である。 図2は2つの直交(0度/90度)ハイブリッド分割器と2つの分離可変位相シフターからなる従来技術の可変電力分割器を示す図である。 図3は2つの0度/180度ハイブリッド電力分割器と2つの分離可変位相シフターからなる従来技術の可変電力分割器を示す図である。 図4は2つの直交(0度/90度)ハイブリッド電力分割器と、固定位相オフセットと、伝送ライン長と、および2つの分離可変位相シフターからなる従来技術の可変電力分割器を示す図である。 図5はリアクティブ電力分割器と、直交(0度/90度)ハイブリッド電力分割器に結合された2つの可変位相シフターからなる従来技術の可変電力分割器を示す図である。 図6は本発明の1つの典型的な実施例による可変電力分割器の位相(Δφ=±90度)の−45度から+45度の電気通路長制御範囲と位相シフトと振幅調整を有する典型的な可変位相シフターの詳細を示す機能ブロック図である。 図7は本発明の1つの典型的な実施例による可変電力分割器の電気的に90度の通路長制御範囲と位相シフトと振幅調整を有する典型的な可変位相シフターの詳細を示す機能ブロック図である。 図8Aは本発明の1つの典型的な実施例による模範マイクロストリップ可変位相シフターの2つの出力ポートの単一ワイパー素子を示す図である。 図8Bは図8Aに示される単一ワイパー素子の底面図である。 図9は本発明の典型的な実施例による組み立て可変電力分割器の斜視図である。 図10は本発明の変形実施例による可変電力分割器の他の典型的な可変位相シフターの詳細を更に示す機能ブロック図である。 図11は本発明の典型的な実施例によるTEMまたは準TEM構成からなるハイブリッド電力分割器を示す機能ブロック図である。 図12は本発明の1つの典型的な実施例による可変電力分割器がどのようにスイッチとして機能するかを示す機能ブロック図である。 図13は本発明の1つの典型的な実施例によるアンテナ素子に接続された可変電力分割器を示す機能ブロック図である。 図14は本発明の1つの他の典型的な実施例による、1つの出力ポートが電力吸収終端に接続されると可変電力分割器がどのように可変電力減衰器として機能するかを示す機能ブロック図である。 図15は本発明の1つの典型的な実施例による、RF信号の電力を制御し分配する典型的な方法を示す論理フロー図である。 図16は本発明の1つの典型的な実施例による、可変電力分割器の遠隔制御を示す機能ブロック図である。
符号の説明
100 可変電力分割器
105 入力ポート
110 位相シフター
115 ハイブリッド電力分割器
120 出力ポート
205 第1電気路
210 第2電気路
215 第1位相シフター出力ポート
220 第2位相シフター出力ポート
300 ワイパー素子
310 結合リング
320A 支持トレース
340 誘電体支持体
400 ナット
405 ワッシャ
410 バネ
415 キー
420 誘電体スペーサー
425 シャフト
905A、905B アンテナ素子
1000 可変電力減衰器
1015 電力吸収終端

Claims (77)

  1. RF信号を受信するための第1入力ポートと、2つの相補可変位相シフトされたRF信号を出力するための第1および第2出力ポートを有する位相シフターと;
    前記位相シフターの前記第1および第2出力ポートと第3および第4出力ポートに接続された第2および第3入力ポートを有し、調整範囲でほぼ一定の位相を有しかつ前記可変位相シフトされたRF信号の関数である振幅を有する2つの信号を出力するためのハイブリッド電力分割器と;
    を具備することを特徴とする可変電力分割器。
  2. 前記位相シフターが1つの可動電気路からなることを特徴とする請求項1記載の可変電力分割器。
  3. 前記位相シフターがアクチュエータに接続された1つの可動電気路からなることを特徴とする請求項1記載の可変電力分割器。
  4. 前記アクチュエータが電気機械装置からなることを特徴とする請求項3記載の可変電力分割器。
  5. 前記電気機械装置がモータからなることを特徴とする請求項4記載の可変電力分割器。
  6. 前記位相シフターが前記第1入力ポートに容量的に接続された1つの可動電気路からなることを特徴とする請求項1記載の可変電力分割器。
  7. 前記位相シフターがアクチュエータに接続された前記第1入力ポートに容量的に接続された1つの可動電気路からなることを特徴とする請求項1記載の可変電力分割器。
  8. 前記位相シフターが第2電気路に容量的に接続された第1電気路からなることを特徴とする請求項1記載の可変電力分割器。
  9. 前記ハイブリッド電力分割器が0度/90度電力分割器からなり、前記ハイブリッド電力分割器の前記第3および第4出力ポートから出力された前記2つの信号がほぼ等しい位相を有することを特徴とする請求項1記載の可変電力分割器。
  10. 前記ハイブリッド電力分割器が0度/180度電力分割器からなり、前記ハイブリッド電力分割器の前記第3および第4出力ポートから出力された前記2つの信号がほぼ90度異なる位相を有することを特徴とする請求項1記載の可変電力分割器。
  11. RF信号を受信するための第1入力ポートと、調整範囲でほぼ一定の位相と可変振幅を有する2つのRF信号を出力するための出力ポートを有する可変電力分割器において、
    前記RF信号を受信するための前記第1入力ポートと、2つの可変位相、一定振幅RF信号を出力するための第1および第2出力ポートと、制御範囲を有する1つの可変調整器からなる位相シフターであり、前記可変調整器が前記RF信号を2つのRF信号に分割し且つ前記2つのRF信号を位相シフトし、前記分割および位相シフトする機能は前記可変調整器により互いに一体的に実施され、前記2つのRF信号は前記可変調整器の制御範囲でほぼ等しく一定の振幅を有し且つ前記可変調整器の位置の関数として調整可能な相補位相を有する位相シフターと;
    前記位相シフターの第1および第2出力ポートにそれぞれ接続され、前記2つの位相シフトされたRF信号を受信するための第2および第3入力ポートと、前記可変調整器の設定の関数としての変数である前記調整器の制御範囲でほぼ一定の位相を有しかつ相補振幅を有する2つの信号を出力するための第3および第4出力ポートからなるハイブリッド電力分割器と;
    を具備することを特徴とする可変電力分割器。
  12. 前記可変調整器に存在する前記2つのRF信号の位相の和が前記可変調整器の制御範囲でほぼ一定量にほぼ等しいことを特徴とする請求項11記載の可変電力分割器。
  13. 前記可変調整器が1つの可動電気路からなることを特徴とする請求項11記載の可変電力分割器。
  14. 前記可変調整器がアクチュエータに接続された1つの可動電気路からなることを特徴とする請求項11記載の可変電力分割器。
  15. 前記アクチュエータが電気機械装置からなることを特徴とする請求項14記載の可変電力分割器。
  16. 前記電気機械装置がモータからなることを特徴とする請求項16記載の可変電力分割器。
  17. 前記可変調整器が1つの回転可能な電気路からなることを特徴とする請求項11記載の可変電力分割器。
  18. 前記可変調整器がアクチュエータに接続された1つの回転可能な電気路からなることを特徴とする請求項11記載の可変電力分割器。
  19. 前記可変調整器が前記位相シフターの入力ポートに容量的に結合された1つの電気路からなることを特徴とする請求項11記載の可変電力分割器。
  20. 前記可変調整器が前記位相シフターに容量的に接続された1つの可動電気路からなることを特徴とする請求項11記載の可変電力分割器。
  21. 前記ハイブリッド電力分割器が0度/90度ハイブリッド電力分割器からなり、前記ハイブリッド電力分割器の第3および第4出力ポートから出力された前記2つの信号がほぼ等しい位相を有することを特徴とする請求項11記載の可変電力分割器。
  22. 前記ハイブリッド電力分割器が0度/180度ハイブリッド電力分割器からなり、前記ハイブリッド電力分割器の第3および第4出力ポートから出力された前記2つの信号がほぼ90度異なる位相を有することを特徴とする請求項11記載の可変電力分割器。
  23. RF信号を受信するための第1入力ポートと、調整範囲でほぼ一定の位相と可変振幅で2つのRF信号を出力するための出力ポートを有する可変電力分割器において、
    前記RF信号を受信するための前記第1入力ポートと、第1および第2出力ポートと、前記RF信号を前記可変調整器の関数としてほぼ同一振幅と調整可能な可変差動位相を有する2つの位相シフトされたRF信号に分割し、前記2つの位相された信号は前記位相シフターの第1および第2出力ポートに送出される位相シフターと;
    前記位相シフターの第1および第2出力ポートにそれぞれ接続され、前記2つの位相シフトされたRF信号を受信するための第2および第3入力ポートと、前記位相シフターの前記可変調整器の関数としての変数である前記可変調整器の調整範囲でほぼ一定の位相を有し且つ相補振幅を有する2つのRF信号を出力するための第3および第4出力ポートからなるハイブリッド電力分割器と;
    を具備することを特徴とする可変電力分割器。
  24. 前記RF信号の分割の機能と、前記RF信号をシフトする位相の機能が単一構成部品により互いに一体的にを実行されることを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  25. 前記可変調整器は規定された調整範囲を含み、前記ハイブリッド電力分割器の前記第3および第4出力ポートの相補振幅の和は前記可変調整器の調整範囲でほぼ一定量であることを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  26. 前記第1および第2出力ポートの2つの位相シフトされた信号の相補位相の和が前記可変調整器の調整範囲で一定であることを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  27. 前記可変調整器は前記RF信号の伝送路セグメントであり、ワイパーアームの入力および出力区画で前記RF信号を容量的に結合するための入力区画と出力区画を有するワイパーアームを備えることを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  28. 前記直交ハイブリッドは分岐ライン直交ハイブリッドであることを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  29. 前記可変電力分割器に入力された前記RF信号の伝送路が前記位相シフターにより生成された前記2つの位相シフトされたRF信号の伝送路からなり、前記ハイブリッド電力分割器の前記RF信号の伝送路がプリント回路基板材料から製造されることを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  30. 前記RF信号伝送路のすべてが、可変調整器を除いて、ほぼ平面であることを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  31. 前記可変調整器の制御範囲が前記制御範囲の第1点と第2点を備えるRFスイッチを規定しており、前記可変調整器を前記第1点に設定するとほぼすべての入手可能な信号入力電力が第3出力ポートに現れ、前記第4出力ポートには信号がほとんど存在せず、且つ前記可変調整器を第2点に設定するとほぼすべての入手可能な信号入力電力が第4出力ポートに現れ、前記第3出力ポートには信号がほとんど存在しないことを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  32. 前記第3又は第4出力ポートの1つは吸収性負荷に接続され、前記調整範囲でほぼ一定の位相で可変減衰信号が他の第3又は第4出力ポートに現れるので、前記可変電力分割器が可変減衰器として動作することを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  33. 前記可変減衰信号が前記可変調整器の制御範囲内の設定の関数であることを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  34. 前記可変調整器に接続された電気機械アクチュエータを更に具備することを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  35. 前記電気機械アクチュエータがモータであることを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  36. 前記可変調整器の動きを制御するための遠隔制御器を更に具備することを特徴とする請求項23記載の可変電力分割器。
  37. 主RF信号を第1RF信号と第2RF信号に分割し、前記第1および第2RF信号間の位相差を提供し、前記分割機能と前記位相差機能が互いに一体的に実施される位相シフターと;
    前記電力分割器の第1出力ポートのRF信号の振幅と前記電力分割器の第2出力ポートのRF信号の振幅の和が前記調整範囲でほぼ一定量に等しいように、前記第1および第2RF信号を受信するため、且つ前記第1および第2RF信号を分割し、再合成するためのハイブリッド電力分割器と;
    を具備することを特徴とする可変RF電力分割器。
  38. 前記第1RF信号の位相と前記第2RF信号の位相の和が前記調整範囲でほぼ一定量に等しいことを特徴とする請求項37記載の可変電力分割器。
  39. 前記位相シフターが静止電気路に容量的に結合された、前記第1および第2RF信号を伝播するための1つの可動電気路を具備することを特徴とする請求項37記載の可変電力分割器。
  40. 前記ハイブリッド電力分割器が前記可変調整器の位置の関数として前記第1および前記第2出力ポート間の電力を変更することを特徴とする請求項37記載の可変電力分割器。
  41. 前記位相シフターは各々が各RF信号を伝播させる2つの電気路を具備することを特徴とする請求項37記載の可変電力分割器。
  42. 前記ハイブリッド電力分割器は0度/90度ハイブリッド電力分割器を具備し、前記ハイブリッド電力分割器の前記第1および第2出力ポートから出力された前記2つの信号がほぼ等しい位相を有することを特徴とする請求項37記載の可変電力分割器。
  43. 前記ハイブリッド電力分割器は0度/180度ハイブリッド電力分割器を具備し、前記ハイブリッド電力分割器の前記第1および第2出力ポートから出力された前記2つの信号がほぼ90度の差である位相を有することを特徴とする請求項37記載の可変電力分割器。
  44. 前記位相シフターは入力ポートと2つの出力ポートを有する3ポート装置を具備することを特徴とする請求項37記載の可変電力分割器。
  45. RF信号を受信するための単一入力ポートと;
    前記単一入力ポートを具備し、前記RF信号を第1RF信号と第2RF信号に分割し、前記第1RF信号の第1位相と前記第2RF信号の第2位相を発生するための単一制御位相シフターと;
    前記単一制御位相シフターに動作可能に結合され、前記第1および第2RF信号を処理するためのハイブリッド電力分割器と;
    第1振幅を有する第1RF出力信号を伝播させるための、前記電力分割器の第1出力ポートと;
    前記第2RF出力信号を伝播させるための、前記電力分割器の第2出力ポートであり、前記第2RF出力信号が第2振幅を有し、前記第1振幅と前記第2振幅の和が前記調整範囲で一定量にほぼ等しく、前記第1および前記第2位相が前記調整範囲でほぼ一定量である第2出力ポートと;
    を具備することを特徴とする可変電力分割器。
  46. 前記単一制御位相シフターは前記第1位相と前記第2位相の和が前記調整範囲で一定量にほぼ等しいように前記第1位相と前記第2位相を発生することを特徴とする請求項45記載の可変電力分割器。
  47. 前記単一制御位相シフターは非接触導電構造を具備し、前記非接触導電構造間のRF信号流が容量結合によることを特徴とする請求項45記載の可変電力分割器。
  48. 前記位相シフターがほぼ平面構造体を具備ことを特徴とする請求項45記載の可変電力分割器。
  49. 前記位相シフターがプリント回路基板材料から製造されることを特徴とする請求項45記載の可変電力分割器。
  50. 前記ハイブリッド電力分割器がほぼ平面構造体を具備することを特徴とする請求項45記載の可変電力分割器。
  51. 前記単一制御可変電力分割器は前記第1および第2出力ポートにあるRF出力電力の和が出力ポートの1つに実質的に現れ、他の出力ポートでRF電力が実質的に現れないような調整範囲を有し、前記可変電力分割器が前記第1および第2出力ポート間の入力RF信号を切り替えることを特徴とする請求項45記載の可変電力分割器。
  52. 前記可変調整器に結合された電気機械アクチュエータを更に具備することを特徴とする請求項45記載の可変電力分割器。
  53. 前記電気機械アクチュエータがモータであることを特徴とする請求項52記載の可変電力分割器。
  54. 前記可変調整器の動きを制御するための遠隔制御器を更に具備することを特徴とする請求項45記載の可変電力分割器。
  55. 主RF信号を入力ポートに挿入する工程と;
    前記主RF信号を第1および第2RF信号に分割する工程と;
    所定の長さ範囲を有する可変電気長の2つの異なる電気路に沿って前記第1および第2RF信号を伝播させることにより前記第1および第2RF信号間に第1位相差を発生する工程と;
    前記第1および第2RF信号間に第2位相差を発生する工程と;
    前記第2出力RF信号が第2電力を有し、第1電力と第2電力の和が前記範囲で一定量にほぼ等しい状態で、第1電力を有する第1出力RF信号を発生するため前記第1および第2出力RF信号を分割し且つ再合成する工程と;
    を具備し、前記電気長を変化させて、2つの出力ポート間に可変出力RF電力を発生することを特徴とする方法。
  56. 前記主RF信号を分割する工程は前記第1RF信号の位相と前記第2RF信号の位相の和が前記調整範囲でほぼ一定量に等しいように前記主RF信号を分割する工程を更に具備することを特徴とする請求項55記載の方法。
  57. 前記主RF信号を分割する工程が前記第1および第2RF信号を前記2つの電気長に沿って出力する単一電気通路に前記主RF信号を給電する工程を具備することを特徴とする請求項55記載の方法。
  58. 前記主RF信号を単一電気路に給電する工程と;
    前記第1および第2RF信号間の前記第1位相差を変化させるため前記単一電気路を移動させる工程と;
    を更に具備することを特徴とする請求項55記載の方法。
  59. 前記主RF信号を単一電気路に給電する工程と;
    前記第1および第2RF信号間の前記第1位相差を変化させるため前記単一電気路を移動させる工程と;
    を更に具備することを特徴とする請求項55記載の方法。
  60. 前記主RF信号を分割する工程が前記RF信号を電気路に容量的に結合する工程を更に具備することを特徴とする請求項55記載の方法。
  61. 第1位相差を発生する工程が前記第1RF信号と前記第2RF信号を前記2つの電気路に容量的に結合する工程を更に具備することを特徴とする請求項55記載の方法。
  62. 第2位相差を発生し、分割し、再合成する工程が前記第1RF信号および第2RF信号をハイブリッド電力分割器に給電する工程を更に具備することを特徴とする請求項55記載の方法。
  63. 第2位相差を発生し、分割し、再合成する工程が前記第1RF信号および第2RF信号を0度/90度ハイブリッド電力分割器に給電する工程を更に具備し、前記ハイブリッド電力分割器から出力された前記第1および第2RF信号がほぼ等しい位相を有することを特徴とする請求項55記載の方法。
  64. 第2位相差を発生し、分割し、再合成する工程が前記第1RF信号および第2RF信号を0度/180度ハイブリッド電力分割器に給電する工程を更に具備し、前記ハイブリッド電力分割器から出力された前記第1および第2RF信号がほぼ90度異なる位相を有することを特徴とする請求項55記載の方法。
  65. RF電力を変化させ、分割するための方法において、
    RF信号を受信する工程と;
    前記RF信号の電力を等分に分割する工程と;
    位相差が前記第1ポートの第1RF信号と前記第2ポートの第2RF信号間に存在するように、前記分割電力を異なる電気長の2つの電気路に沿って第1および第2ポートに分配する工程と;
    第3ポートのRF信号の位相と第4ポートのRF信号の位相が前記調整範囲でほぼ一定量であるように前記電力を再合成する工程と;
    を具備することを特徴とする方法。
  66. 前記電力を再合成する工程は前記第3ポートのRF信号の電力と前記第4ポートのRF信号の電力の和が前記調整範囲で一定量にほぼ等しいように前記電力を再合成する工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
  67. 前記電力を均等に分割する工程の結果として第3および第4ポート間の電力を変更する工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
  68. 前記分割された電力を分配する工程が前記2つの電気路を供給する電気路を移動させることにより前記第1および第2RF信号間の前記位相差を変化させる工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
  69. 前記RF信号の電力を均等に分割する工程が前記RF信号を可動電気路に供給する工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
  70. 前記RF信号の電力を均等に分割する工程が誘電体媒体間の前記RF信号を可動電気路に電気的に結合する工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
  71. 前記分割された電力を2つの電気路に沿って分配する工程が前記位相差に対応する所定の長さを有する2つの電気路に沿って前記分割電力を分配する工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
  72. 前記分割電力を2つの電気路に沿って分配する工程が前記分割電力を2つの電気路に容量的に結合する工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
  73. 前記電力を再合成する工程が前記電力を分割する工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
  74. 前記電力を再合成する工程がハイブリッド電力分割器で前記第1RF信号と前記第2RF信号を処理する工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
  75. 前記電力を再合成する工程が0度/90度ハイブリッド電力分割器で前記第1RF信号および第2RF信号を処理する工程を具備し、前記ハイブリッド電力分割器から出力された前記第1および第2RF信号がほぼ等しい位相を有することを特徴とする請求項65記載の方法。
  76. 前記電力を再合成する工程が0度/180度ハイブリッド電力分割器で前記第1RF信号および第2RF信号を処理する工程を具備し、前記ハイブリッド電力分割器から出力された前記第1および第2RF信号がほぼ90度異なる位相を有することを特徴とする請求項65記載の方法。
  77. 前記RF信号の分割と分配を遠隔的に制御する工程を更に具備することを特徴とする請求項65記載の方法。
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