JP2006505351A - 調節可能な連結バーを備えるシートアセンブリ - Google Patents

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Abstract

調節可能な連結バーを有するシートアセンブリを提供する。シートアセンブリは、主要旋回軸、および連結バーを動作可能に支持するハウジングを備えている。当該ハウジングはシートアセンブリにおけるシートバックに固定して取り付けられている。そして、当該ハウジングは、当該連結バーを取り付けるためのスペースを得るために、互いに固定して結合したC字型メンバーを備えている。当該連結バーは、当該ハウジングに固定して取り付けられている。そして当該連結バーは、主要旋回軸と係合している。それによってシートバックを十分サポートするために、当該連結バーが当該主要旋回軸に対して作用する。当該連結バーはハウジングを強化する。そして座る人、およびシートに取り付けられたレトラクターアセンブリによる荷重を支持できる強度を、当該連結バーはシートバックへ最終的に与える。当該連結バーは異なるアプリケーションにおいて調節可能である。それゆえ、それぞれのアプリケーションに対して、付加的な設計や加工を必要とすることなく、当該ハウジングを種々のシートアプリケーションにおいて使用することができる。

Description

発明の詳細な説明
本発明はシートアセンブリと、特にシートアセンブリの支持構造に関するものである。
自動車で使われているようなシートアセンブリは、シートバックとシート底部とを連結し、シートアセンブリを強化し、かつ座る人を支えるための支持構造を、通常有している。支持構造と一体的に形成され、そこにシートベルトレトラクターアセンブリを固定して取り付けるための取り付け位置を、多くのシートアセンブリは、さらに含んでいる。シートアセンブリの支持構造にレトラクターアセンブリを直接取り付けると、座る人はより快適になり、シートがより美しくなる。例えばシートアセンブリにシートベルトレトラクターを取り付けると、シート底部とシートバックの角度をどう調節してもシートベルトと乗っている人の関係が変わらないままなので、座っている人は快適に感じられる。見た目のよさと乗っている人の心地よさだけでなく、レトラクターアセンブリを直接シートアセンブリに取り付けると、組み立てにかかる時間を減らし、柔軟に製造を行うことができる。例えば、コンバーチブルのような車は通常、上に伸びたBピラーはなく、レトラクターを取り付けるのに適した位置がないが、一体型のレトラクターを持ったシートアセンブリとともに製造することはできる。
上記のような配置では、シートアセンブリの構造は、衝突や急ブレーキなどによる車の減速により発生する高い荷重に適応できるだけくらい強力でなければならない。このような状況において、シートバックの上部に取り付けられることが求められ、大部分が肩部に配置されるシートベルトアセンブリの役割を、シートバックが果す。あるいは、シートベルトアセンブリの中には、レトラクターアセンブリをシート底部、あるいは自動車の他の構造体に備えるものもある。しかし、シートバックと一体型のショルダータイプの拘束手段を供給するために、シートベルトの帯がいまだにシートバックを通っている。いずれの場合にも、自動車が減速すると、肩に取り付けられたシートベルトアセンブリの荷重が、シーベルトとシートバックの接触面に加わる。
シートバックにかかる力は、一般的に、シートバック構造を通してシート底部へと伝わり、シートバックとシート底部との旋回軸上の接合部を通じて、最終的に自動車の構造体へと伝わる。シートバックの旋回軸から、シートベルトがシートバックを積載する位置までアームが伸びるとき、肩取り付け型シートベルトアセンブリにかかる力が増加する。このようにシートバックの構造は、シート底部とシートバックの連結する一方で、車の減速によって生じ、通常高い荷重を伝達することができる程度に丈夫でなければならない。
シートバックが受けた減速による力を自動車の構造体へ能率的に、かつ効果的に伝達することができないという点で、自動車のシートに対してシートベルトレトラクターアセンブリを取り付けた上記シートアセンブリは不便である。もっと正確に言えば、組み立てられたシートの上記のデザインは、シートバックをシート底部に回動自在に取り付けるために複雑なアレンジをしなければ、消費者が求める操作特性を完全に保持することはできない。さらに、上記のシートアセンブリには、それぞれ異なったアプリケーション毎の設計時間と製造を含む、アプリケーション毎の特有のシート構造が必要である。機能的には受け入れられるのだが、こうした複雑なアレンジは、重さまたはコスト、あるいはその両方がしばしば非常に高くなる。
それゆえに、シートベルトアセンブリとそれにかかる荷重とを支持することができる強度を有し、シート底部とシートバックとを回動自在に支持することが可能な構造を持つシートアセンブリが産業上、求められている。さらに、設計にかかる時間と工作器具への投資を最小にしながら、さまざまなシートのアプリケーションと車のシートのデザインに適用できるように調節と変更が可能なシートバック構造の提供も求められている。
それゆえに本発明は、調節可能な連結バーを備える座席アセンブリを提供する。それは力がかかった状態において、連結バーとの相互作用のための主要旋回軸と、連結バーを動作可能に支持するハウジングとを含んでいる。そのハウジングはシートアセンブリのシートバックに固定して取り付けられている。そしてハウジングを形成し、かつ連結バーがその間に配置されるスペースを作るために互いに結合した第1C字型メンバーおよび第2C字型メンバーをハウジングは含んでいる。さらにそのハウジングは主要旋回軸を収容するための伸張部を含み、それにより主要旋回軸はシート底部からシート構造を受容し、シートバックとシート底部との間の相対的な回動を提供する。連結バーは、U字型の伸張部と、その長手方向に沿って配された取り付け用の孔を有する細長い支持アームである。連結バーはハウジングに固定して取り付けられており、主要旋回軸と連結している。それによりU字型の伸張部は、十分な強度を持ったシートバックを提供するための主要旋回軸に対して作用する。
連結バーは、その材質を調節したり、その上に形成される孔の数を変えてその剛性を変えたり、またはU字型の伸張部と主要旋回軸の相互作用を変更したりすることによって、異なるシートのアプリケーションに対応することができる。このよう調節可能な連結バーのおかげで、同じハウジングが種々の様々なシートのアプリケーションにおいて利用できるようになり、それぞれのシートのアプリケーションに対する新たな設計と製造をしなくてもよくなった。
本発明のさらなる適用範囲については、以下の詳細な説明で明らかになるだろう。詳細な説明および特徴的な例において、本発明の好ましい具体例を示しているが、単に例示を意図したものであり、本発明の範囲を狭めることを意図したものではないということを理解すべきである。
以下の具体的な記述は、単に好ましい実施例を挙げたものであって、本発明、その応用、または使用を限定するものではない。
図面中に、シート支持構造10とハウジング12、連結バー14、および主要旋回軸16が見られる。連結バー14は主要旋回軸16と隣接して連結しており、ハウジング12を強化している。ハウジングには第1ハウジングプレートおよび第2ハウジングプレート18,20が含まれており、それらの間に連結バー14と主要旋回軸16とが支持されている。
連結バー14は、ハウジング12によって動作可能に支持されている細長いメンバーであり、取り付け用の孔24と伸張部26とを有している。図2において最もよく示されているように、伸張部26はアーチ型の外観を有する凹部28を有し、第2端において連結バー14から延伸している。以下で詳述するとおり、凹部28は主要旋回軸16と係合する作用面30を有している。連結バー14にはさらに、ハウジング12に取り付けるための孔32と、連結バー14全体の強度を調節するために用いられる任意の調節用の孔31がある。
ハウジング12は細長いメンバーで、第1、第2ハウジングプレート18,20と伸張部22とを含んでいる。第1ハウジングプレート18は、それと一体的に形成された伸張部22の第1部分を有するほぼC字型のメンバーである。第1ハウジングプレート18は、取り付け用の孔34と第1、第2旋回軸孔36,37を含んでいる。取り付け用の孔34は、留め金具の先端が第1ハウジングプレート18の外には届くことなく、取り付け用の孔34に収まるように、留め金具(図示せず)の先端を受容する凹部35を含んでいる。一例において、取り付け用の孔34は、ハウジング12をシートバックに直接固定して取り付けるために、留め金具を受容する。あるいは、取り付け用の孔34は、ハウジング12をシートバックのフレームに固定して取り付けるために、留め金を受容する。いずれにしても、ほぼ滑らかな外面を有するハウジング12によって、ハウジング12がシートバック内部の動きによるひっかきやダメージの発生を防ぐことがきる。さらに、取り付け用の孔34は、取り付け用の孔34を補強し、およびその変形を防ぐために、第1ハウジングプレート18の内側に延伸しているフランジ33を含んでいる。
第1旋回軸孔36は、たいてい伸張部22の基底に配置されており、旋回軸48との相互作用のための凹部44とフランジ46を含んでいる。図2において最もよく示されているように、旋回軸48は、ヘッド50と円柱ボディー52とを含んでいる。旋回軸48は、その上にヘッド50を配置された第2ハウジングプレート20に収容される。一方、第1ハウジングプレート18の第1旋回軸孔36は、第1旋回軸孔36への挿入を容易にするための先細型のリーディングエッジ54を有する円柱ボディー52を収容する。第2ハウジングプレート20が円柱ボディー52とヘッド50を収容するものとして表されているが、第1旋回軸孔36が、その代わりにヘッド50を収容することができるということも本発明の範囲内である理解すべきである。いずれにしても、ほぼ滑らかな外表面を持ったハウジング12の外表面を実現すべく、ヘッド50は凹部44に収容されている。
第1ハウジングプレート18は、その中に取り付け用の孔40を有する第1凹部および第2凹部38,39と、第1ハウジングプレート18の周囲をほぼ取り囲むフランジ56をさらに含んでいる。フランジ56は、第1ハウジングプレート18から延伸しており、アッタチメントポスト58とタブ60とを含んでいる。図1で最もよく示されているように、第1旋回軸孔36の周囲とタブ60のいずれかのサイドの例外はあるが、フランジ56は、通常、第1ハウジングプレート18の周囲に延伸している。以下で述べるとおり、フランジ56は、ハウジング12が回転するための隙間を得るために、第1旋回軸孔36の周囲から離されている。
特に図2において、第2ハウジングプレート20が、伸張部22の第二の部分、一連の取り付け用の孔34、第1および第2旋回軸孔36,37、並びにフランジ56aを有するのが見られる。第1ハウジングプレート18と第2ハウジングプレート20との構造が実質的に類似していることを考慮すると、類似の参照番号は、改変した部品を識別するために文字の拡張を含むことはあるが、以下の説明および図面において類似の参照数字は、類似の部品を識別するために用いられる。第1ハウジングプレート18と第2ハウジングプレート20とは概ね類似しているため、同じような部品についての記述は省略するが、改変した部品や新しい部品については以下に述べる。
第1ハウジングプレート18のフランジ56と係合するように、フランジ56aは第2ハウジングプレート20から延伸している。図1で最もよく表されているように、フランジ56aは第一旋回軸孔36の周囲にあるハウジング12の一端と、もう一端とから離れている。第2軸ハウジングプレート20は、第一ハウジングプレート20のアタッチメントポスト58を収容する一連のスロット72をさらに含んでいる。アタッチメントポスト58は、第1ハウジングプレート18が第2ハウジングプレート20とかみ合うように導くとともに、相互回転を防ぐことができる一定の位置関係をもって、第1ハウジングプレート18と第2ハウジングプレート20とを固定して保持することを助長する。図1で最もよく示されているように、凹部74はフランジ56とフランジ56aとの相互作用によって形成され、ハウジング12を通して縦方向に延伸している。凹部74は、第1旋回軸孔36周辺の一つの端と、タブ60近傍のもう一つの端とにおいて開口している。連結バー14は凹部74の内部に配置され、そこに一対のリベット76で一定の関係をもって固定されている。
リベット76は、第1、第2、第3、第4および第5の円柱部分78,80,82,84,86を含んでいる。第1の円柱部分78は、第1ハウジングプレート18の取り付け用の孔40に収容される。第2の円柱部分80は、第1の円柱部分78に隣接して配置され、第1の円柱部分78より大きな直径を有しており、それによって第1の隆起部79を形成する。第1の隆起部79は、第1ハウジングプレート18の内側に接触し、第1の円柱部分78が取り付け用の孔40に挿入される深さを決定する。第3の円柱部分82は、第2と第4の円柱部分80,84との間に配置され、第2および第4の円柱部分80,84より大きな直径を有している。第4の円柱部分84は、第3と第5の円柱部分82,86との間に配置され、第5の円柱部分86より大きな直径を有しており、それによって、第2の隆起部87を形成する。第5の円柱部分86は、第2の隆起部87が第2ハウジングプレート20の内側に接触するように、第2ハウジングプレート20の取り付け用の孔40に収容される。それによって、第5の円柱部分86が、取り付け用の孔40に挿入される深さが決定する。
第1および第2の隆起部78,87は、第1ハウジングプレート18と第2ハウジングプレート20との間のスペーサーとしての役割をするので、凹部74の幅を決定する。第2の円柱部分80は、連結バー14をハウジング12にしっかり固定するために、連結バー14の取り付け用の孔32に収容される。第3の円柱部分82は、第1ハウジングプレート18の内表面と協同して、連結バー14をそれらの間に固定して支持するとともに、連結バー14が第2の円柱部分80に沿って動かないようにする。上記のとおり、第1および第5の円柱部分78,86は、第1のハウジングプレート18と第2のハウジングプレート20とにおける取り付け用の孔40に収容される。このようにして、第1および第5の円柱部分78,86の部分は取り付け用の孔40から延伸し、凹部38および39に収容され、第1および第5の円柱部分78,86がハウジング12の外表面を越えて延びないようにする。
凹部38および39が、連結バー14上でリベット76の異なる位置を受容するように設計されていることは注目すべきである。特に、連結バー14の長さを異なるシートアプリケーションへ適合させるためには、ハウジングのアタッチメントを供給すること、および取り付け用の孔32の位置変更に適応することが必要である。図2に最もよく示されているように、それぞれ特異なシートアプリケーションのための新たなハウジング12の作製の必要をなくすために、連結バー14上で、取り付け用の孔32のいくつかの位置変更をハウジング12によって適応させることが可能なように、凹部38および39は十分の長さとなっている。
伸張部22は、第2の旋回軸孔37とアーチ型面62を備えている。第2旋回軸孔37は、連結バー14との相互作用のために、主要旋回軸16を固定して受容している。主要旋回軸16は、それを貫通する孔65を有する第1および第2円柱部分66,68と側面を接する中央円柱部分64を含んでいる。第1および第2円柱部分66,68は主要旋回軸16に固定して取り付けるために第1および第2ハウジングプレート18,20によって受容されている。それと同時に、中央円柱部分64は、第1および第2ハウジングプレート18,20間のスペーサーとして機能し、さらに連結バー14におけるの伸張部26との相互作用のための作用面70を含んでいる。一実施形態において、シート支持構造10は、シート底部に取り付けられたシートバック内のシートフレームによって回動可能に支持されている。このようすると、シートバックが中央円柱部分64の孔65の周囲においてシート底部と相対的に回動するように、中央円柱部分64はシート底部のシート構造を受容する。
図4を参照すれば、シートサポート構造10の操作の詳細が記載されている。一実施形態において、シートサポート構造10が、自動車シートアセンブリ100に固定して取り付けられている。自動車シートアセンブリ100は、シートバック102、シート底部104、およびリクライニング機構106を備えている。シートサポート構造10はシートバック102のフレーム(図示せず)に直接取り付けられるか、若しくはそれに一体的に形成されることができる。
シートバック102は、主要旋回軸16付近に、シート底部によって、回動可能に支持されている。特に、シート底部104は、主要旋回軸16の孔65によって、受容されており、そのようにしてシートバック102が孔65周囲をシート底部104に対して相対的に回転することが可能となる。選択的にシート底部104に対してシートバック102を相対的に回転させるために、リクライニング機構106が与えられている。また、主要旋回軸16の周囲においてシートバック102を回転させる力をハウジング12に対して選択的に与えるために、リクライニング機構106は旋回軸48によって収容されている。より具体的には、リクライニング機構106はシート底部104に対して角度を持った関係でシートバック102を固定している。そしてリクライニング機構106は、固定ポジションにおける移動を防ぐとともに、解放ポジションでの回転を可能にする。
リクライニング機構106が解放ポジションにあるとき、シートバック102はシート底面に対して回転することができる。そして、力の方向とリクライニング機構106のデザインに依存して発生する力であって、座る人または内部スプリング(図示せず)からシートバック102へかかる力によって、シートバック102は動くこととなる。固定ポジションにおいて、リクライニング機構106は、シートバック102の回転を防ぎ、シート底部104に対するシートバック102の角度を持った関係の維持する。このようにして、座る人またはシートにマウントされたレトラクターアセンブリ(図示せず)によってシートバック102に加えられる外部からの力は、シートバックを通って、リクライニング機構106へと供給され、最終的に自動車の構造体108へと供給される負荷を発生させる。
シートバック102を変形することなく、自動車の構造体108へ加えられる外部からの負荷を伝達する手段を持ったシートバック102を、シート支持構造10は備えている。負荷がシートバック102にかかると、連結バー14の伸張部26は主要旋回軸16に対して作用し、ハウジング12と最終的にシートバック102との曲げに対する十分な剛性をハウジング12へ与える。このようにして、負荷によるエネルギーはシートバック102からハウジング12へと伝わり、最終的に自動車の構造体108へと伝えられる。エネルギーが自動車の構造体108へで伝達されることによって、シートアセンブリが無傷の状態に保たれ、そして、無傷のシートアセンブリが、減速の状況下の座る人を設計されたとおりに保護する。
一実施の形態において、連結バー14の全体の剛性を調整するための多数の調整孔31を備えた連結バー14が提供される。既述の通り、連結バー14の剛性は、ハウジング12の強度と最終的にシートバック102の強度とを決定する。付加的な孔を連結バー14へ与えることによって、その連結バー14は、ハウジング12の変更を強いられることなく、特別なアプリケーションへ調整またはチューンすることができる。推察できることであるが、様々なシートアセンブリには、自動車のシートアセンブリ100の異なったアプリケーションに因るシートバック102の剛性に関して種々の要求がある。
他の実施形態において、連結バー14は主要旋回軸16に対して反応し、そして自動車のシートアセンブリ100の荷重によって発生するエネルギーの吸収を補助するように、前もって決定された荷重下において変形するように設計されている。さらに、シートバック102の所望の剛性を得るために、調整孔31が変形可能な伸張部26とともに利用されてもよい。連結バー14の全体的な剛性を調整すべく、材料の選択、材料の厚み、孔の数および連結バー14の長さをいくつかの組み合わせて用いてもよいということを理解すべきである。前述の柔軟性を有する連結バー14を備えることによって、ハウジング12は種々のシートアセンブリと交換可能に利用でき、それによって設計および製造コストを削減できる。
本発明の詳細な説明は、本質的に例示のみを目的としたものであり、ゆえに、本発明の大意より逸脱しないような変更を加えたものも、本発明の範囲内に含まれるものであると考えられるべきである。従って、上記のような、変更を加えたものは、本発明の範囲または精神から逸脱したものであるとは見なされるべきではない。
本発明の原理によるシートバック支持構造の斜視図面である。 図1のシートバック支持構造の分解図である。 シートバック支持構造の内側での働きを示すためにハウジングの一部が取りはずされたシートバック支持構造を示す側立面図である。 シートアセンブリ内のシートバック支持構造を示す側面図である。

Claims (22)

  1. 自動車のシートに用いられるシートバックの支持構造であって、
    それを貫通する孔を有するハウジング;
    上記ハウジングにおける上記孔と同軸上に配置され、かつ上記孔によって支持されている主要旋回軸;および
    上記ハウジングによって固定して収容され、かつ上記主要旋回軸と隣接して連結する伸張部を有する連結バーを備え、
    上記連結バーは、上記ハウジングに対して所望の剛性を与えるために調整可能であることを特徴とする、シートバックの支持構造。
  2. 上記伸張部は、上記主要旋回軸と係合するための、ほぼU字形状の凹部を備える、請求項1に記載のシートバックの支持構造。
  3. 上記連結バーは、複数の孔を備え、
    上記孔は、上記連結バーを上記ハウジングへ取り付けるためにのものであり、かつ所望の剛性を有する上記連結バーを供給するためのものである、請求項1に記載のシートバックの支持構造。
  4. 上記主要旋回軸は、上記伸張部と係合する中央円筒形部分を有する、請求項1に記載のシートバックの支持構造。
  5. 上記ハウジングは、上記貫通する孔を有する伸張部を備える、請求項1に記載のシートバックの支持構造。
  6. 上記連結バーにおける上記伸張部は、上記ハウジングにける上記伸張部によって収容される、請求項5に記載のシートバックの支持構造。
  7. 上記連結バーは、複数のリベットによって、上記ハウジングに固定して取り付けられている、請求項1に記載のシートバックの支持構造。
  8. 上記ハウジングは、上記リベットが上記ハウジングの外表面から外へはみ出さないように、上記リベットを収容するための一連の凹部を備える、請求項7に記載のシートバックの支持構造。
  9. 上記ハウジングは、様々なサイズの連結バーに対して適応可能である、請求項1に記載のシートバックの支持構造。
  10. シート底部;
    上記シート底部と動作可能に連結されているシートバック;および
    支持構造を備える上記シートバックに固定して取り付けられている第1シートフレームを備え、
    上記支持構造は、それを貫通する第1孔を備えるハウジング;
    上記ハウジングにおける上記第1孔と同軸上に配置され、かつ上記第1孔によって支持されている主要旋回軸;および
    上記ハウジングによって固定して収容され、上記主要旋回軸と隣接して連結する伸張部を有する連結バーを備え、
    上記連結バーは、上記ハウジングに対して所望の剛性を与えるために調整可能であることを特徴とする、シートアセンブリ。
  11. 上記シート底部は第2シートフレームを有し、
    上記第2シートフレームは、上記シートバックが上記主要旋回軸の周囲を上記シート底部と相対的に回転するように、上記主要旋回軸によって収容されている、請求項10に記載のシートアセンブリ。
  12. 上記ハウジングは、上記ハウジングと上記連結バーとを貫通する第2孔を有し、
    上記第2孔は、上記第1シートフレームへ上記ハウジングを取り付けるための第1リベットを受容するものである、請求項10に記載のシートアセンブリ。
  13. リクライニング機構をさらに備え、
    上記リクライニング機構は、第2リベットによって上記ハウジングに回転可能に取り付けられており、
    上記第2リベットは、上記ハウジングにおける第3孔によって回転可能に支持されている、請求項10に記載のシートアセンブリ。
  14. 上記ハウジングは、それを貫通する上記第1孔を有する伸張部を備える、請求項10に記載のシートアセンブリ。
  15. 上記連結バーにおける上記伸張部は、上記ハウジングにおける上記伸張部によって収容される、請求項14に記載のシートアセンブリ。
  16. 上記伸張部は、上記シートバックが上記シート底部と相対的に旋回軸上で動作するための隙間を得るべく、上記ハウジングから予め決定した距離をおいて配置されている、請求項14に記載のシートアセンブリ。
  17. 上記連結バーは、複数のリベットによって、上記ハウジングに固定して取り付けられている、請求項10に記載のシートバックの支持構造。
  18. 上記ハウジングは、上記リベットが上記ハウジングの外表面から外へはみ出さないように、上記リベットを収容するための一連の凹部を含む、請求項17に記載のシートバックの支持構造。
  19. 上記ハウジングは、様々なサイズの連結バーに対して適応可能である、請求項10に記載のシートバックの支持構造。
  20. 上記ハウジングは、第1ハウジングプレートおよび第2のハウジングプレートを有し、
    上記第1ハウジングプレートは、上記第2ハウジングプレートに対して固定して取り付けられている、請求項10に記載のシートバックの支持構造。
  21. 上記第1ハウジングプレートと第2ハウジングプレートとが協同して、上記ハウジングの長手方向に沿って伸張する凹部を形成している、請求項20に記載のシートバックの支持構造。
  22. 上記連結バーは、上記第1ハウジングプレートと上記第2ハウジングプレートとの間に配置されている、請求項20に記載のシートバックの支持構造。
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