JP2006502017A - フィルムを火炎穿孔するための装置およびフィルムを火炎穿孔する方法 - Google Patents

フィルムを火炎穿孔するための装置およびフィルムを火炎穿孔する方法 Download PDF

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Abstract

フィルムを火炎穿孔するための装置および方法。この装置の好ましい実施形態は、フレーム(12)と、フレームに取付けられた支持表面(15)であって、複数の低くされた部分(90)を含む支持表面(15)と、支持表面(15)に対向してフレーム(12)に取付けられたバーナ(36)であって、火炎を支持し、火炎がバーナと反対側の火炎先端を含む、バーナ(36)と、支持表面(15)と接触するフィルムであって、バーナの火炎がフィルム(70)と接触し、バーナ(36)が、火炎の衝突されない火炎先端とバーナ(36)との間の距離が、フィルム(70)とバーナ(36)との間の距離より少なくとも3分の1大きいように位置決めされる、フィルムと、を含む。

Description

本発明は、フィルムを火炎穿孔する(flame−perforating)ための装置および方法に関する。
穿孔ポリマーフィルムを製造するさまざまな方法が知られている。たとえば、特許文献1(シャー(Schaar))ならびに特許文献2および特許文献3はすべて、一般に、フィルムを、所望の穴パターンを備えた、冷却された中空の回転する金属シリンダまたは支持ロールの上を通過させ、一方、ガス加熱された空気のジェットをフィルムの表面上に向け、それにより、フィルムの特定の領域が溶融し、穴のパターンを形成することによって、ポリマーフィルムのヒートシール性を向上させるためのプロセスおよび装置を記載する。このプロセスの間のフィルム/ウェブの好ましい線速度は、1分あたり4〜33ヤードである。シャーの装置は、また、シリンダ表面に向けられる冷却空気ジェットを含み、シリンダの表面温度を55から70℃に維持するように動作する。
特許文献4(マクダフ(MacDuff))は、接着または摩擦係合手段によってフィルムの端縁を拘束し、したがって、穿孔プロセスの間の横および/または長手方向の収縮を防止する改良を備えた、特許文献1(シャー(Schaar))と同様の方法および装置を用いる、熱収縮性二軸延伸ポリプロピレンフィルムの火炎穿孔を説明する。マクダフは、また、支持ロールの表面を冷却するために加熱空気排出ベントおよび冷却空気流を使用する。排出および冷却空気システムと組合された拘束システムは、支持ロール/シリンダのための複雑な冷却システムの必要をなくす。
特許文献5は、熱によって軟化し溶融することができるいかなる適切な熱可塑性フィルムも火炎穿孔するための方法および装置を開示する。特許文献5において、フィルムが1分あたり約10ヤードの線速度で移動している間、フィルムがわずかに延伸され、かつ液体冷却剤で冷却された回転シリンダの上を通過するとき、火炎の先端は、可塑性フィルムの外面上にちょうど衝突する。回転シリンダは、圧痕のパターンを有し、これは、火炎とともに、フィルムの後ろにシリンダの圧痕内に閉じ込められた空気の低い熱伝導性によって、フィルムの穿孔を容易にする。特許文献5の火炎およびバーナは、フィルムとシリンダ表面との間の接触のセグメントのほぼ中間点に位置決めされる。
特許文献6は、最初に、ニップローラ上の加熱されたピンを使用して、フィルムの突出部を形成し、次に、フィルムを二軸延伸し、特許文献5と同様のプロセスを用いて、フィルムが冷却シリンダの上を通過するときフィルムの突出部分を火炎穿孔し、最後に、再びフィルムを二軸延伸することによって、ポリマーフィルムの網状構造を作るための方法および装置を教示する。
さらに、技術文献によれば、火炎の発光円錐の先端がポリ(オレフィン)フィルム表面に達するまで、火炎−フィルム距離が減少すると、火炎処理効果が増大することを報告されている。たとえば、非特許文献1を参照されたい。
特許文献7(ストロベル(Strobel)ら)は、ポリマー基材を修正する火炎処理方法を説明し、火炎からフィルム表面までの最適な距離が、一般に30mm未満であり、−2mmほどに小さいことができ、これは、発光火炎の先端の約2mmがフィルム表面に実際に衝突することを意味する。しかし、特許文献7は、また、この距離が、好ましくは0mmから10mm、より好ましくは0mmから2mmであることを開示する。
米国特許第3,012,918号明細書 GB851,053号明細書 GB854,473号明細書 米国特許第3,394,211号明細書 GB1,012,963号明細書 GB1,083,847号明細書 米国特許第5,891,967号明細書 ポリプロピレンフィルムの火炎表面修正(Flame Surface Modification of Polypropylene Film)、ストロベル(Strobel)ら、ジャーナル・オブ・アドヒージョン・サイエンス・テクノロジー(J.Adhesion Sci.Technology)、Vol.10、No.6、529ページ(1996)
本発明の一態様は、フィルムを火炎穿孔するための装置を提供する。フィルムを火炎穿孔するための装置は、フレームと;フレームに取付けられた支持表面であって、複数の低くされた部分を含む支持表面と;支持表面に対向してフレームに取付けられたバーナであって、火炎を支持し、火炎がバーナと反対側の火炎先端を含む、バーナと;支持表面と接触するフィルムであって、バーナの火炎がフィルムと接触し、バーナが、火炎の衝突されない火炎先端とバーナとの間の距離が、フィルムとバーナとの間の距離より少なくとも3分の1大きいように位置決めされる、フィルムと、を含む。上記装置の1つの好ましい実施形態において、装置は、フレームに取付けられたバッキングロールをさらに含み、バッキングロールは支持表面を含み、フィルムは、バッキングロールの支持表面の少なくとも一部の周りに巻かれる。この実施形態の一態様において、装置は、バッキングロールに隣接してフレームに取付けられたニップロールをさらに含み、フィルムは、ニップロールとバックアップロールとの間にある。この実施形態の別の態様において、装置は、バッキングロールに隣接してフレームに取付けられた温度制御シールドをさらに含み、温度制御シールドは、バーナとニップロールとの間に位置決めされる。この実施形態のさらに別の態様において、ニップロールは外面を含み、ニップロールの外面は温度制御される。この実施形態のさらに別の態様において、ニップロールの外面は、バーナの前にフィルムを予熱するために、165°F(74℃)を超えて加熱される。この実施形態の別の態様において、ニップロールの外面は、バーナの前にフィルムを予熱するために、180°F(82℃)以上に加熱される。この実施形態のさらに別の態様において、バーナとニップロールとの間で測定された角度は45°未満であり、角度の頂点がバッキングロールの軸に位置決めされる。
上記装置の別の好ましい実施形態において、支持表面はバーナに対して移動する。上記装置の別の好ましい実施形態において、火炎の衝突されない火炎先端とバーナとの間の距離は、フィルムとバーナとの間の距離より少なくとも2ミリメートル大きい。上記装置の別の好ましい実施形態において、装置は、空気を支持表面上にブローするための、支持表面に隣接してフレームに取付けられた空気アプリケータをさらに含む。上記装置の別の好ましい実施形態において、装置は、液体を支持表面上に適用するための、フレームに取付けられた液体アプリケータをさらに含む。本発明の別の態様は、上記装置によって製造された火炎穿孔フィルムを提供する。
本発明の別の態様は、フィルムを火炎穿孔するための代替装置を提供する。フィルムを火炎穿孔するための装置は、フレームと;フレームに取付けられた支持表面であって、複数の低くされた部分を含む支持表面と;支持表面に対向してフレームに取付けられたバーナと;支持表面に隣接してフレームに取付けられた予熱ロールであって、外面を含み、該外面がバーナの前にフィルムを予熱するために加熱される、予熱ロールと、を含む。上記装置の1つの好ましい実施形態において、装置は、フレームに取付けられたバッキングロールをさらに含み、バッキングロールは支持表面を含み、予熱ロールはニップロールである。この実施形態の別の態様において、装置は、バッキングロールに隣接してフレームに取付けられた温度制御シールドをさらに含み、温度制御シールドは、バーナとニップロールとの間に位置決めされる。この実施形態の別の態様において、バーナとニップロールとの間で測定された角度は45°未満であり、角度の頂点がバッキングロールの軸に位置決めされる。
上記装置の1つの好ましい実施形態において、支持表面はバーナに対して移動する。上記装置の別の好ましい実施形態において、バーナは火炎を支持し、火炎はバーナと反対側の火炎先端を含み、装置は、支持表面と接触するフィルムをさらに含み、バーナの火炎はフィルムと接触し、バーナは、火炎の衝突されない火炎先端とバーナとの間の距離が、フィルムとバーナとの間の距離より少なくとも3分の1大きいように位置決めされる。この実施形態の別の態様において、火炎の衝突されない火炎先端とバーナとの間の距離は、フィルムとバーナとの間の距離より少なくとも2ミリメートル大きい。
上記装置のさらに別の好ましい実施形態において、装置は、空気を支持表面上にブローするための、フレームに取付けられた空気ノズルアセンブリをさらに含む。上記装置のさらに別の好ましい実施形態において、装置は、水を支持表面上に適用するための、フレームに取付けられた水ノズルアセンブリをさらに含む。上記装置の別の好ましい実施形態において、予熱ロールの外面は、バーナの前にフィルムを予熱するために、165°F(74℃)を超えて加熱される。この実施形態の別の態様において、予熱ロールの外面は、バーナの前にフィルムを予熱するために、180°F(82℃)以上に加熱される。この実施形態の別の態様において、支持表面は120°F(29℃)より低い温度に冷却される。本発明の別の態様は、上記装置によって製造された火炎穿孔フィルムを提供する。
本発明の別の態様は、フィルムを火炎穿孔するための代替装置を提供する。フィルムを火炎穿孔するための装置は、フレームと;フレームに取付けられた支持表面であって、複数の低くされた部分を含む支持表面と;支持表面に対向してフレームに取付けられたバーナと;支持表面と接触するフィルムと;フィルムを支持表面上に接触させる前に、フィルムと支持表面との間で支持表面上に液体を適用するための、フレームに取付けられた液体アプリケータと、を含む。上記装置の1つの好ましい実施形態において、装置は、フレームに取付けられたバッキングロールをさらに含み、バッキングロールは支持表面を含む。この実施形態の一態様において、装置は、バッキングロールに隣接してフレームに取付けられたニップロールをさらに含み、フィルムは、ニップロールとバッキングロールとの間にある。この実施形態の別の態様において、装置は、バッキングロールに隣接してフレームに取付けられた温度制御シールドをさらに含み、温度制御シールドは、バーナとニップロールとの間に位置決めされる。この実施形態のさらに別の態様において、バーナとニップロールとの間で測定された角度は45°未満であり、角度の頂点がバッキングロールの軸に位置決めされる。この実施形態の別の態様において、ニップロールは外面を含み、ニップロールの外面は、バーナの前にフィルムを予熱するために加熱される。この実施形態の別の態様において、ニップロールの外面は、バーナの前にフィルムを予熱するために、165°F(74℃)を超えて加熱される。この実施形態のさらに別の態様において、ニップロールの外面は、バーナの前にフィルムを予熱するために、180°F(82℃)以上に加熱される。
上記装置の別の実施形態において、支持表面はバーナに対して移動する。上記装置のさらに別の実施形態において、バーナは火炎を支持し、火炎はバーナと反対側の火炎先端を含み、装置は、支持表面と接触するフィルムをさらに含み、バーナの火炎はフィルムと接触し、バーナは、火炎の衝突されない火炎先端とバーナとの間の距離が、フィルムとバーナとの間の距離より少なくとも3分の1大きいように位置決めされる。この実施形態の一態様において、火炎の衝突されない火炎先端とバーナとの間の距離は、フィルムとバーナとの間の距離より少なくとも2ミリメートル大きい。上記装置の別の好ましい実施形態において、液体アプリケータは、フレームに取付けられた液体ノズルアセンブリである。本発明の別の態様は、上記装置によって製造された火炎穿孔フィルムを提供する。
本発明の別の態様は、フィルムを火炎穿孔する方法を提供する。この方法は、第1の面と、第1の面と反対側の第2の面とを有するフィルムを提供する工程と;フィルムの第2の面を、複数の低くされた部分を有する支持表面と接触させる工程であって、支持表面が120°F(29℃)より低い温度に冷却される工程と;フィルムの第1の面を加熱された表面と接触させる工程であって、加熱された表面が165°F(74℃)を超える工程と;フィルムの第1の面から加熱された表面を除去する工程と;その後、フィルムの第1の面をバーナからの火炎で加熱して、フィルムを、複数の低くされた部分を被覆する領域で穿孔する工程と、を含む。
上記方法の一実施形態において、接触工程は、フィルムの第1の面を加熱された表面と接触させる工程であって、加熱された表面が180°F(82℃)以上である工程を含む。上記方法の別の実施形態において、冷却工程は、支持表面を105°F(41℃)より低い温度に冷却して、フィルムの第2の面を冷却する工程を含む。本発明の別の態様は、上記方法によって製造された火炎穿孔フィルムを提供する。
本発明の別の態様は、フィルムを火炎穿孔する代替方法を提供する。この方法は、支持表面を提供する工程であって、支持表面が複数の低くされた部分を含む工程と;バーナを提供する工程であって、バーナが火炎を支持し、火炎がバーナと反対側の火炎先端を含む工程と;フィルムを支持表面に対して接触させる工程と;火炎の衝突されない火炎先端とバーナとの間の距離が、フィルムとバーナとの間の距離より少なくとも3分の1大きいように、バーナを位置決めする工程と;フィルムをバーナの火炎で加熱して、フィルムを穿孔する工程と、を含む。
上記方法の一実施形態において、加熱工程は、フィルムを、支持表面の複数の低くされた部分に対応するパターンで穿孔する工程を含む。上記方法の別の実施形態において、位置決め工程は、火炎の衝突されない火炎先端とバーナとの間の距離が、フィルムとバーナとの間の距離より少なくとも2ミリメートル大きいように、バーナを位置決めする工程を含む。本発明の別の態様は、上記方法によって製造された火炎穿孔フィルムを提供する。
本発明の別の態様は、フィルムを火炎穿孔する別の代替方法を提供する。この方法は、支持表面を有するバッキングロールを提供する工程であって、支持表面が複数の低くされた部分を含む工程と;ニップロールを提供する工程であって、ニップロールが外面を含み、ニップロールの外面が加熱される工程と;バーナを提供する工程であって、バーナが、バーナとニップロールとの間で測定された角度が45°未満であるように位置決めされ、角度の頂点がバッキングロールの軸に位置決めされる工程と;フィルムを支持表面に対して接触させる工程と;フィルムをニップロールとバッキングロールの支持表面との間で押圧して、フィルムを予熱する工程と;その後、フィルムをバーナの火炎で穿孔する工程と、を含む。
上記方法の1つの好ましい実施形態において、この方法は、温度制御シールドを提供する工程であって、温度制御シールドが、バーナとニップロールとの間に位置決めされる工程をさらに含む。本発明の別の態様は、上記方法によって製造された火炎穿孔フィルムを提供する。
本発明を、いくつかの図を通して同じ構造が同じ符号で指される添付の図を参照して、さらに説明する。
本発明は、フィルムを火炎穿孔するための装置のさまざまな実施形態を提供し、かつフィルムを火炎穿孔するための方法のさまざまな実施形態を提供する。この装置の各実施形態は、受入れられるフィルムの質を維持しながら、高速でフィルムを火炎穿孔するのを助ける装置のさまざまな態様を含む。受入れられるフィルムの質は、しわ、もしくは、引裂、熱損傷などの他の欠陥を伴わずに、または部分的に形成された穴を形成することなく、フィルムの、完全にかつ均一に開いた、一貫して形成された穴を含む。穿孔されたエラストマーフィルムまたはポリマーフィルムのこれらの質は、手動引裂の間にテープの不要な伸長を伴わずに、長手方向および横方向の両方において、容易なまっすぐな手動引裂性を有する接着テープバッキングを、低いコストで、高い引張強度、優れた適合性を備えて提供するなどの、特定の最終用途に非常に重要である。
図1および図2は、ともに組合された多くのさまざまな発明の態様を含む、本発明の火炎穿孔フィルムを製造するための1つの好ましい装置の図である。図1は、装置10の側面図を示す。図2は、明確にするために、バッキングロール14が仮想線で示され、アイドラローラ55、58、およびモータ16が除去された装置の正面図を示す。
装置10は、フレーム12を含む。フレーム12は、上部12aと、下部12bとを含む。装置10は、外側の支持表面15を有するバッキングロール14を含む。支持表面15は、好ましくは、仮想線で示された低くされた部分90のパターンを含む。これらの低くされた部分90、および低くされた部分90の間の支持表面15の部分は、合せて、バッキングロール14の支持表面15を構成する。低くされた部分90は、支持表面15の窪みのパターンを形成する。低くされた部分90は、支持表面15に沿った複数の窪んだもしくは引っ込んだ部分または複数の圧痕であってもよい。これらの低くされた部分90は、好ましくは、支持表面15にエッチングされる。あるいは、低くされた部分90のパターンは、支持表面15に、ドリル加工しても、アブレーションしても、彫ってもよい。低くされた部分90は、好ましくは楕円形の形状であり、好ましくは、各々、およその長さが70ミル(0.1778cm)以下であり、およその幅が30ミル(0.0762mm)以下であり、およその深さが8ミル(0.02032cm)以上である。穴のパターンの1つの好ましい例が、2002年2月14日に公開された、「布状ポリマーフィルム(Cloth-like Polymeric Films)」という名称の国際公開第02/11978号パンフレット(ジャクソン(Jackson)ら)に教示されており、これを引用によりここに援用する。
好ましくは、バッキングロール14の支持表面15は、装置10の周りの周囲温度に対して温度制御される。バッキングロール14の支持表面15は、当該技術において知られているいかなる手段によって温度制御してもよい。好ましくは、バッキングロール14の支持表面15は、中空シャフト56の入口部分56a内に、バッキングロール14内に、および中空シャフト56の出口部分56bから外に、冷却水を供給することによって冷却される。バッキングロール14は、その軸13を中心として回転する。装置10は、フレームの下部12bに取付けられたモータ16を含む。モータは、ベルト18を駆動し、ベルト18は、バッキングロール14に取付けられたシャフト56を回転させ、したがって、バッキングロール14を、その軸13を中心として駆動する。
装置10は、バーナ36と、その関連したパイピング38とを含む。バーナ36およびバーナパイピング38は、バーナ支持体35によって、フレーム12の上部12aに取付けられる。バーナ支持体35は、バーナ36をバッキングロール14の支持表面15に対して移動させるように、アクチュエータ48によって、ピボットポイント37を中心として旋回してもよい。以下で図4および図5に関してより詳細に説明されるように、支持体35は、バーナ36をバッキングロール14の支持表面15に隣接したまたは離れた所望の距離に位置決めするように、アクチュエータ48によって旋回させてもよい。バーナ36は、各端部で、ガスをバーナ36に供給するためのガスパイプ38を含む。装置10は、装置10の上に取付けられた任意の排気フード(図示せず)を含んでもよい。
本発明の一実施形態において、装置10は、フレーム12の下部12bに取付けられた予熱ロール20を含む。予熱ロール20は、外側のロール層22を含む。外側のロール層22は、外面24を含む。好ましくは、外側のロール層は、エラストマー、好ましくは高使用温度エラストマーから製造される。好ましくは、予熱ロール20はニップロールであり、これは、フィルムをニップロール20とバッキングロール14との間に挟むように、バッキングロール14に対して位置決めしてもよい。しかし、予熱ロール20がニップロールであることは必然ではなく、代わりに、予熱ロールを、バッキングロール14と接触しないように、バッキングロール14から離れて位置決めしてもよい。ニップロール20は、そのシャフト60を中心として自由に回転し、かつロール支持体62に取付けられる。リンク機構46がロール支持体62に取付けられる。ニップロール20は、アクチュエータ44を使用して、バッキングロール14に対して位置決めしてもよい。アクチュエータ44が延在されると(図3に示されているように)、リンク機構46が反時計回りに回転され、次に、ロール支持体62が、ニップロール20がバッキングロール14と接触するまで、反時計回りに回転される。アクチュエータ44は、ニップロール20とバッキングロール14との間の移動を制御してもよく、したがって、ニップロール20とバッキングロール14との間の圧力を制御してもよい。下側のフレーム12bを越えるリンク機構46の移動を抑制するために、止め64が下側のフレーム12bに取付けられ、これは、ニップロール20によってバッキングロール14に対して加えられる圧力を制限するのを助ける。
本発明の別の実施形態において、装置10は、ブラケット66によってニップロール20に取付けられて、1つのアセンブリを形成する温度制御シールド26を含む。したがって、上で説明されたように、アクチュエータ44がニップロール20を回転させると、シールド26はニップロールとともに移動する。シールド26は、ブラケット66に取付けられたボルト32およびスロット34によって、ニップロール20に対して位置決めしてもよい。温度制御シールド26は、好ましくは、複数の水冷パイプ28を含む。しかし、水冷プレート、空冷プレート、または当該技術の他の手段などの、温度制御シールドを提供する他の手段を使用してもよい。好ましくは、温度制御シールド26は、バーナ36とニップロール20との間に位置決めされる。この位置において、シールド26は、バーナ36から発生された熱の一部から、ニップロール20を保護し、したがって、ニップロール20の外面24の温度を制御するために使用することができ、これは、高いフィルム速度を維持しながら、バーナ36によって行われる火炎穿孔工程においてフィルムのしわまたは他の欠陥を低減するという利点がある。
本発明のさらに別の実施形態において、装置10は、フレーム12の下部12bに取付けられた任意のアプリケータ50を含む。装置10は、複数のノズル52を含む。一実施形態において、アプリケータ50は、空気をバッキングロール14上に適用するための空気アプリケータである。別の実施形態において、アプリケータ50は、液体をバッキングロール14上に適用するための液体アプリケータである。好ましくは、液体は水であるが、他の液体を代わりに使用してもよい。液体がアプリケータ50によって適用されると、好ましくは、空気も個別のノズルに供給されて、バッキングロール上に適用する前に液体を噴霧化する。空気または水をバッキングロール14に適用してもよい態様は、圧力、ノズル52を通してポンピングされる空気または水の割合または速度によって、当業者によって変えられてもよい。以下で説明されるように、いかなる理論にも縛られることを望まずに、フィルムを支持表面15と接触させる前に、空気または水がバッキングロール14の支持表面15に適用されると、この空気または水の適用は、支持表面15上に蓄積された凝縮物の一部を除去するのを助けるか、または、付加的な水を適用してフィルムと支持表面との間の水の量を積極的に制御し、それにより、バーナ36によって行われる火炎穿孔工程においてフィルムに形成されるしわまたは他の欠陥を除去するのを助けると考えられる。
装置10は、フレーム12の下部12bに取付けられた第1のアイドルローラ54、第2のアイドルローラ55、および第3のアイドルローラ58を含む。各アイドルローラ54、55、58は、それら自体のシャフトを含み、アイドルローラは、それらのシャフトを中心として自由に回転してもよい。
図2aは、図1の装置10で有用なバーナ36の拡大図(blown-up view)を示す。さまざまなバーナ36が、たとえば、ニューヨーク州ニューロシェルのフリン・バーナ・コーポレーション(Flynn Burner Corporation,New Rochelle,NY)、英国オールトンのエーロゲン・カンパニー・リミテッド(Aerogen Company,Ltd.,Alton,United Kingdom)、および英国テームのシャーマン・トリーターズ・リミテッド(Sherman Treaters Ltd.,Thame,United Kingdom)から市販されている。1つの好ましいバーナが、シリーズ(Series)850としてフリン・バーナ・コーポレーションから市販されており、これは、8口、長さ27インチにデッケルされた(deckled)実際の長さ32インチ、ステンレス鋼のデッケルされたリボンが、鋳鉄ハウジング内に取付けられる。リボンバーナが、ポリマーフィルムの火炎穿孔に最も好ましいが、ドリル加工口またはスロット設計バーナなどの他のタイプのバーナも使用してもよい。好ましくは、装置は、本発明の火炎穿孔プロセスで使用される火炎を供給する前に酸化剤および燃料を組合せるためのミキサを含む。
図3は、フィルムが装置10を通って進む経路、およびフィルムを火炎穿孔する1つの好ましい方法を示す。フィルム70は、第1の面72と、第1の面72と反対側の第2の面74とを含む。フィルムは、装置10内に、第1のアイドルローラ54の周りに進む。そこから、フィルムは、モータ駆動バッキングロール14によって引っ張られる。この位置において、フィルムは、ニップロール20とバッキングロール14との間に位置決めされる。このプロセスのこの工程において、フィルム70の第2の面74は、水冷バッキングロール14によって冷却され、フィルム70の第1の面72は、同時に、予熱またはニップロール20の外面24によって加熱される。フィルムをバーナ36で火炎穿孔する前にフィルム70をニップロール20のニップロール表面22で予熱するこの工程は、予想外に、火炎穿孔工程がバーナ36によって行われた後、フィルムのしわまたは他の欠陥を低減するという利点をもたらした。これらの予想外の結果は、実施例13〜27に関して以下で示される。
バッキングロール14の外側の支持表面15の温度は、バッキングロール14を通ってシャフト56を通って流れる水の温度によって制御してもよい。外側の支持表面15の温度は、火炎から大量の熱を発生するバーナ36への近接によって変わってもよい。さらに、支持表面15の温度は、支持表面15の材料による。
ニップロール20の外層22の外面24の温度は、いくつかの要因によって制御される。第1に、バーナの火炎の温度は、ニップロール20の外面24に影響を及ぼす。第2に、バーナ36とニップロール20との間の距離は、外面24の温度に影響を及ぼす。たとえば、ニップロール20をバーナ36により近くに位置決めすることは、ニップロール20の外面24の温度を上昇させる。逆に、ニップロールをバーナ36からさらに遠く離れて位置決めすることは、ニップロール20の外面24の温度を低下させる。バッキングロール14の軸13を角度の頂点として用いる、ニップロール20の軸とバーナ36のバーナ面40の中心との間の距離は、角度αで表される。角度αは、ニップロール20とバーナ36との間のバッキングロールの円周の部分またはバッキングロールの円弧の部分を表す。ニップロールを、バーナからの、ニップロールの外面上の材料が劣化し始めるような熱に曝すことなく、角度αをできるだけ小さくすることが好ましい。たとえば、角度αは、好ましくは45°以下である。第3に、ニップロール20の外面24の温度は、また、ブラケット66のボルト32およびスロット34を使用して、ニップロール20とバーナ36との間の温度制御シールド26の位置を調整することによって制御してもよい。第4に、ニップロール20は、上述されたバッキングロール14と同様に、ニップロールを通って流れる冷却水を有してもよい。この実施形態において、ニップロールを通って流れる水の温度は、ニップロール20の外面24の表面温度に影響を及ぼしてもよい。第5に、バッキングロール14の支持表面15の表面温度は、ニップロール20の外面24の表面温度に影響を及ぼしてもよい。最後に、ニップロール20の外面24の温度は、また、ニップロール20を囲む空気の周囲温度によって影響されてもよい。
バッキングロール14の支持表面15の好ましい温度は、45°Fから130°Fの範囲内であり、より好ましくは50°Fから105°Fの範囲内である。ニップロール20のニップロール表面24の好ましい温度は、165°Fから400°Fの範囲内であり、より好ましくは180°Fから250°Fの範囲内である。しかし、ニップロール表面24は、ニップロール表面材料が溶融または劣化し始めることがある温度より高く上昇してはならない。バッキングロール14の支持表面15の好ましい温度、およびニップロール20のニップロール表面24の好ましい温度は、上に記載されたが、当業者は、本出願の教示の利点に基いて、しわまたは欠陥の数を低減してフィルムを火炎穿孔するために、フィルム材料およびバッキングロール14の回転速度によって、支持表面15およびニップロール表面24の好ましい温度を選択することができる。
プロセス工程に戻ると、予熱ロール20とバッキングロール14との間のこの位置において、予熱ロールは、フィルムをバーナの火炎と接触させる前に、フィルム70の第1の面72を予熱する。予想外に、予熱ロールの温度は、以下の示される実施例13〜27のように、火炎穿孔工程において、フィルムのしわまたは他の欠陥を除去するのを助けるのにきわめて重要である。
プロセスの次の工程において、バッキングロール14は、バーナ36とバッキングロール14との間でフィルム70を移動させて回転し続ける。この特定の工程は、また、図5および図3に示されている。フィルムがバーナ36の火炎と接触すると、冷却された金属支持表面によって直接支持されたフィルムの部分は穿孔されず、というのは、火炎の熱が、フィルム材料を通り、金属の優れた熱伝導性によって、バッキングロール14の冷たい金属によって、すぐにフィルムから離れて伝導されるからである。しかし、空気のポケットが、冷却支持体材料のエッチングされた圧痕または低くされた部分90を被覆しているフィルム材料の部分の後ろに閉じ込められる。圧痕に閉じ込められた空気の熱伝導性は、周囲の金属の熱伝導性よりはるかに小さく、したがって、熱はフィルムから離れて伝導されない。次に、圧痕の上にあるフィルムの部分は、溶融し穿孔される。結果として、フィルム70に形成された穴は、一般に、低くされた部分90の形状に相互に関連する。フィルム材料が低くされた部分90の領域で溶融するのとほぼ同じ時間に、隆起したリッジまたは端縁120が各穴の周りに形成され、これは、加熱すると収縮した穴の内部からのフィルム材料からなる。
バーナ36がフィルムを火炎穿孔した後、バッキングロール14は、フィルム70が、最終的に、アイドラローラ55によってバッキングロール14の支持表面15から離れて引っ張られるまで、回転し続ける。そこから、火炎穿孔フィルム70は、別の駆動されたローラ(図示せず)によってアイドラロール58の周りに引っ張られる。火炎穿孔フィルムは、装置10によって、保管および輸送に好都合なようにロールとして巻取ることができる長い幅広のウェブに製造してもよい。あるいは、フィルム70は、図7に関して説明されるように、感圧接着剤の層または他のフィルムと組合されて、テープを提供してもよい。
上述されたように、装置10は、フィルム70をバッキングロール14とニップロール20との間で支持表面と接触させる前に、空気または水をバッキングロール14の支持表面15に適用するための任意のアプリケータ50を含んでもよい。いかなる理論にも縛られることを望まずに、フィルム70と支持表面15との間の水の量を制御することは、火炎穿孔フィルムのしわまたは他の欠陥の量を低減するのを助けると考えられる。フィルム70と支持表面15との間の水の量を制御するための2つの方法がある。第1に、アプリケータ50が空気を支持表面上にブローすると、この作用は、フィルム70と支持表面15との間に蓄積された水の量を低減するのを助ける。蓄積された水は、水冷支持表面15が周囲の環境と接触しているときバッキングロール表面上に形成された凝縮物の結果である。第2に、アプリケータ50は、水または何らかの他の液体を支持表面15に適用して、フィルム70と支持表面との間の液体の量を増加させてもよい。どちらにしろ、フィルム70と支持表面15との間の液体のある量が、フィルム70と支持表面15との間のトラクションを増加させるのを助けてもよく、これは、火炎穿孔フィルムのしわまたは他の欠陥の量を低減するのを助けると考えられる。バーナ36の中心線に対するアプリケータ50のノズル52の位置は、角度βで表され、角度の頂点は、バッキングロール14の軸にある。好ましくは、アプリケータ50は、空気または水がニップロール20の前にバッキングロール14に適用されるように、角度αより大きい角度βである。以下の実施例の表2は、バッキングロールとフィルムとの間の水のあるレベルを維持することが、穿孔フィルムの全体的な質を向上させたことを示す。しかし、劣った穴の質が、また、バッキングロールの圧痕パターンに適用された過剰の水で生じ、というのは、圧痕を部分的にまたは完全に充填している水が、圧痕の上のBOPPフィルムが、フィルムの穴を形成するのに十分な熱に曝されないような良好な熱伝導性をもたらすからであることも観察された。
図4および図5は、本発明の装置のさらに別の実施形態を概略的に示す。図4および図5は、火炎穿孔工程の間の、バッキングロール14の支持表面15に対する火炎124の配置の重要性を示す。図4において、バーナ36は、バッキングロール14に対してある距離にあり、図5において、バーナ36は、図4に対してバッキングロール14により近くに位置決めされる。バーナ36とバッキングロール14との間の相対距離は、図1に関して上で説明されたように、バーナ支持体35およびアクチュエータ48によって調整してもよい。
図4および図5に参照文字で表されたいくつかの距離がある。起点の「O」は、バッキングロール14の周りに巻かれたフィルムの第1の面72に対する接線で測定される。距離「A」は、バーナ40のリボン42とフィルム70の第1の面72との間の距離を表す。距離「B」は、火炎が発生するバーナ36のリボン42から火炎の先端126まで測定されるような火炎の長さを表す。火炎は、バーナによって支持された発光円錐であり、これは、当該技術において知られている手段で起点から先端まで測定することができる。実際には、リボンバーナ36は複数の火炎を有し、好ましくは、すべての先端がバーナハウジングに対して同じ位置にあり、好ましくは長さが均一である。しかし、火炎先端は、たとえば、不均一なリボン構成、またはリボン内への不均一なガスの流れによって、変わることができる。例示のため、複数の火炎は、1つの火炎124で表される。距離「D」は、バーナ36の面40とフィルム70の第1の面72との間の距離を表す。距離「E」は、バーナ36のリボン42とバーナ36の面40との間の距離を表す。
図4において、距離「C1」は、減算されたA−Bである場合、距離Aと距離Bとの間の相対距離を表す。この距離C1は、正の距離であり、というのは、火炎124がバッキングロール14から離れて位置決めされ、したがって、バッキングロール14上のフィルム70に衝突せず、「衝突されない火炎」と定義する。この位置において、火炎は、当業者によって自由空間で容易に測定されてもよく、遮断されない火炎である。対照的に、図5は、火炎124の先端126が、実際に、バッキングロール14の支持表面15上のフィルム70に衝突するように、バッキングロール14上のフィルム70にずっと近くに位置決めされたバーナを示す。この位置において、「C2」は、距離Bから距離Aを引いたものを表し、必然的に負の数である。好ましくは、距離Bから距離Aを引いたものは、負の2mmより大きい。予想外に、穿孔フィルムを、より高速度で、大きい負の数のC2距離で、依然としてフィルムの質を維持しながら、製造することができることがわかった。これは、最適な火炎条件が正のまたは0のC1距離で得られると教示する先行技術に鑑み、予想外であった。これらの予想外の結果は、以下の実施例1〜9によって示される。
好ましくは、フィルム70ポリマー基材。ポリマー基材は、火炎による穿孔を可能にするいかなる形状であってもよく、たとえば、フィルム、シート、多孔性材料、およびフォームが挙げられる。そのようなポリマー基材としては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン;ポリオレフィンポリマーの混合物およびオレフィンのコポリマー;ポリ(エチレンビニルアセテート)、ポリ(エチレンメタクリレート)、およびポリ(エチレンアクリル酸)などの、オレフィンセグメントを含有するポリオレフィンコポリマー;ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンフタレート)、およびポリ(エチレンナフタレート)などのポリエステル;ポリスチレン;ポリ(塩化ビニル)、ポリ(二塩化ビニリデン)、ポリ(ビニルアルコール)、およびポリ(ビニルブチラール)などのビニル(vinylics);ポリ(エチレンオキシド)およびポリ(メチレンオキシド)などのエーテルオキシドポリマー;ポリエーテルエーテルケトンなどのケトンポリマー;ポリイミド;それらの混合物、またはそれらのコポリマーが挙げられる。好ましくは、フィルムは、延伸ポリマーから製造され、より好ましくは、フィルムは、二軸延伸ポリマーから製造される。二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)は、テキサス州ヒューストンのエクソンモービル・ケミカル・カンパニー(ExxonMobil Chemical Company of Houston,TX)、英国スウィンドンのコンチネンタル・ポリマーズ(Continental Polymers of Swindon,UK)、台湾、台北市のカイザーズ・インターナショナル・コーポレーション(Kaisers International Corporation of Taipei City,Taiwan)、およびインドネシア、ジャカルタのPTインドポリ・スワカルサ・インダストリー(ISI)(PT Indopoly Swakarsa Industry(ISI) of Jakarta,Indonesia)を含むいくつかの供給業者から市販されている。適切なフィルム材料の他の例が、2002年2月14日に公開された、「布状ポリマーフィルム(Cloth-like Polymeric Films)」という名称の国際公開第02/11978号パンフレット(ジャクソン(Jackson)ら)に教示されており、これを引用によりここに援用する。
図6は、図1の火炎穿孔装置で穿孔された後のフィルムの穴のパターンの上面図を示す。穴は、典型的には、各穴の主軸が隣接した穴と交わるか、隣接した穴の近くを通るように配列された、細長い楕円形、矩形、または他の非円形形状もしくは円形形状である。この穿孔ポリマーフィルム114は、耐久性もしくは不透過性をもたらすための最上層、または接着性をもたらすための最下層などの、1つ以上の付加的な層またはフィルムに接合することができる。
ポリマーフィルム114に形成された穴パターンは、本発明の穿孔フィルムおよびテープバッキングの引裂特性および引張特性に強い影響を及ぼす。図6において、典型的な穴パターン128の拡大レイアウトの一部が示され、機械方向は上下に配向され、横方向は左から右に配向される。示された穴パターン128は、穴1a、1b、および1cを有する第1の列;穴2a、2b、および2cを有する第2の列;穴3a、3b、および3cを有する第3の列;穴4a、4b、および4cを有する第4の列;ならびに、穴5a、5b、および5cを有する第5の列と特定された一連の穴の列を含む。穴パターン128は、第1の列から第5の列と同様の、他の穴の列を含む。各穴は、隆起したリッジまたは端縁120を含む。特定の実現において、この隆起したリッジ120は、穿孔フィルム114の向上した引裂特性をもたらすことが観察されている。隆起したリッジ120は、また、フィルム114が布状材料によりよく似ることを引起す、わずかなテクスチャーを与えることができる。典型的には、穴は、フィルムの表面のほとんどまたはすべてに沿って延在するパターンを形成し、したがって、図6に示されたパターンは、1つのそのようなパターンの一部にすぎない。
図5に関して上で説明されたように、フィルム114に形成された穴パターン128は、一般に、バッキングロール14の支持表面15に形成された低くされた部分90のパターンに相互に関連する。図6に示されたフィルムは、多数の穴を含み、各穴は、一般に楕円形であり、好ましくは、幅より約3倍大きい長さを含む。しかし、当業者は、代替の穴パターンまたはサイズを作るために、バッキングロール14の支持表面15の低くされた部分90のいかなるパターンも選択することができる。
ここで説明されるフィルムは、多くの接着テープバッキング用途に適している。穴パターンの上のトップフィルムの存在は、特定の実施形態におけるポリコーティングされた布ベースのテープバッキングと同様の外観をもたらすことができる。引張特性および引裂特性と組合されたこの外観は、フィルムを、ダクトテープ、強力粘着テープ(gaffer's tape)などのバッキングとして有用にする。特にダクトテープの場合、銀灰色着色用の既知の適切な顔料をトップフィルムに組入れることは、市場で望まれる見慣れた外観に寄与する。このバッキングは、適合性があるので、マスキングテープバッキングとしても有用である。
図7は、テープバッキングとして図6のフィルムを含むテープ112の一実施形態の断面図を示す。テープ112は、第1の主面116と第2の主面118とを有する穿孔フィルム114を含む。穿孔フィルム114は、その厚さを延在する穴115を含む。示された実施形態において、第2の主面118に沿った各穴115の端縁は、隆起した部分120を含む。穿孔フィルム114は、典型的には延伸フィルム、より好ましくは二軸延伸フィルムである。
ポリマーテープ112は、トップフィルム122と、最下層124とをさらに含む。示された実施形態において、トップフィルム122は、耐久性をポリマーテープ112に与え、強度をさらに増加させることができ、流体不透過性をテープ112に与えることができる。最下層124は、たとえば、接着剤組成物である。付加的なまたは代替の層を使用して、テープ112を作ることができる。層の配列も変えることができる。したがって、たとえば、接着剤を、穿孔層ではなくトップフィルム122に直接適用することができる。
本発明の操作を、次の詳細な実施例に関してさらに説明する。これらの実施例は、さまざまな特定のおよび好ましい実施形態および技術をさらに示すために提供される。しかし、依然として本発明の範囲内でありながら、多くの変更および修正がなされてもよいことが理解されるべきである。
上述された注文設計された火炎穿孔システムを使用して、実施例1〜9、二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)の穿孔フィルムを生成した。操作条件は、次の通りであった。ニューヨーク州ニューロシェルのフリン・バーナ・コーポレーション(Flynn Burner Corporation,of New Rochelle,NY)から入手可能なベンチュリミキサ内で、粉塵濾過された25℃の圧縮空気を、天然ガス燃料(0.577の比重、9.6:1の乾燥空気:天然ガスの化学量論比、および37.7kJ/Lの熱含量を有する)と予め混合して、可燃性混合物を形成した。空気および天然ガスの流れを、アリゾナ州フェニックスのフロー・テクノロジー・インコーポレイテッド(Flow Technology Inc.of Phoenix,AZ)から入手可能な質量流量計で測定した。天然ガスおよび空気の流量を、フォックスボロ−エッカード(Foxboro−Eckardt)から入手可能な制御弁で制御した。すべての流れを、0.96の火炎当量比(10:1の空気:燃料比)および12,000Btu/hr−in.(1385W/cm)の標準化火炎力をもたらすように調整した。可燃性混合物は、長さ3メートルのパイプを通ってリボンバーナに進み、これは、ニューヨーク州ニューロシェルのフリン・バーナ・コーポレーションによって供給される、鋳鉄ハウジングに取付けられた、33cm×1cm、6口の波形ステンレス鋼リボンからなった。
バーナを、オハイオ州ストーのF・R・グロス・カンパニー(F.R.Gross Company,Inc.,Stow Ohio)から入手可能な、直径35.5cm、面幅46cm、鋼製、螺旋状に巻かれた、二重シェルを有する冷却バッキングロールに隣接して取付けた。バッキングロールの温度を、70°F(21℃)の温度の水の240l/分の再循環流れによって制御した。鋼バッキングロールコアを、220ビッカース硬度の銅0.5mmでめっきし、次に、ペンシルバニア州ニューカッスルのカスタム・エッチ・ロールズ・インコーポレイテッド(Custom Etch Rolls Inc.of New Castle,PA)によって、図6に示された穴パターンで彫った。10psi(69kPa/m)の圧力における濾過された圧縮空気を、冷却バッキングロール上にブローして、バッキングロールのパターニングされた部分上に蓄積している水凝縮物の量を制御可能に低減した。
電気スパークが可燃性混合物を点火した。安定した円錐形火炎が形成され、先端はバーナハウジングの面から約14mmであり、D距離を表す。E距離は、3mmに等しかった。厚さ1.2ミル(0.03mm)および幅30cmの、熱押出された二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)ホモポリマーフィルムが、アイドラロールによって導かれて、冷却バッキングロールの周りに巻き、調整可能な速度でシステムを通して処理された。フィルムウェブの上流張力を約0.83N/cmで維持し、下流張力を約0.1N/cmで維持した。
BOPPフィルムと冷却バッキングロールとの間の密接な接触を確実にするために、VN110(80ショアAデュロメータ)バイトン(VITON)フルオロエラストマー6mmで被覆された、ウィスコンシン州カンザスビルのアメリカン・ローラ・カンパニー(American Roller Company,Kansasville,WI)から入手可能な、直径10cm、面幅40cmのインバウンド(inbound)ニップロールを、冷却バッキングロールのインバウンド側に、バーナに対して約45度の調整可能な位置に配置した。再循環水で50°F(10℃)の温度で維持された水冷シールドが、ニップロールとバーナとの間に位置決めされた。ニップロール−バッキングロール接触圧力を約50N/線cmで維持した。
表1は、バーナリボンの表面と冷却バッキングロールとの間の距離を調整して、火炎−フィルム隔離距離の、穴の質に及ぼす影響を評価した実験の結果を示す。フィルムの全幅にわたって100%開いた穴を設け続けた最大フィルム速度を定めた。図4に距離「B」と表された衝突されない火炎の長さは17mmであった。図4および図5に距離「A」と示されたバーナ−フィルム隔離距離を減少させると、最終的に火炎が不安定になり、典型的には6mmのバーナ−フィルム隔離距離で消えたことにも留意されたい。火炎−フィルム距離は、図4に距離「C」と表され、図5に距離「C」と表される。いったん、バーナを、バッキングロール上に支持されたフィルムから適切な距離に設定すると、衝突または遮断された火炎全体のパーセンテージを、「C」を火炎全長(17mm)で割ったものと計算する。
Figure 2006502017
表1に示されているように、火炎−フィルム隔離距離「C」が、−4mm未満である場合、受入れられる質を維持しながら、増加したフィルム穿孔速度を達成することができる。
実施例10〜12は、火炎力が15,000Btu/hr−in.(1600W/cm)であること、図5に距離「D」と示された、バーナ−フィルム距離としても知られているバーナハウジング−バッキングロール距離を、7mmに設定したこと、表2で特定されたような付加的な修正を除いて、実施例1〜9のように火炎穿孔した。3つの空気ノズルを使用する注文製造された空気衝突システムを設置して、10PSI(69kPa/m)の圧力で冷却バッキングロール上に圧縮空気をブローした。さらに、実施例12の場合、イリノイ州ホイートンのスプレーイング・システム・カンパニー(Spraying System Company of Wheaton,Illinois)から入手可能な、2つのノズルを含む水適用システム、モデル番号1/8 VAU−SS+SUV67A−SS H56430−1を使用して、噴霧化し、次に、約32mL/分の割合で水の薄い層をバッキングロールに適用した。空気ノズルおよび水適用システムの両方を、バッキングロールの軸に対して、ニップロールの前に約45度で配置した。
Figure 2006502017
表2は、バッキングロールとBOPPフィルムとの間の水のあるレベルを維持することが、穿孔フィルムの全体的な質を向上させたことを示す。しかし、劣った穴の質が、また、バッキングロールの圧痕パターンに適用された過剰の水で生じ、というのは、圧痕を部分的にまたは完全に充填している水が、圧痕の上のBOPPフィルムが、フィルムの穴を形成するのに十分な熱に曝されないような良好な熱伝導性をもたらすからであることが観察された。
実施例13〜27は、次を除いて、実施例10〜12のように火炎穿孔した。実施例1〜12に使用されたのと同じ穴パターンを、61cmの直径および76cmの面幅を有する、より大きい冷却バッキングロール上に使用した。穴パターン自体は、バッキングロールにわたる幅が63.5cmであり、バッキングロールを研磨して鏡面仕上げし、およそのRa粗さ値は8マイクロメートル未満であった。実施例1〜9で説明されたのと同じ構造のおよび同じ供給業者からの、幅76cm、外径23cmの水冷ニップロールを使用して、BOPPフィルムと冷却バッキングロールとの間の密接な接触を確実にした。幅66cmのBOPPフィルムを、システムを通して供給して、穿孔した。バッキングロールの温度を、50°F(10℃)の温度での700l/分の水の再循環流れによって制御した。上流張力および下流張力は約0.8N/cmであった。フィルム速度は92m/分であった。水冷シールドを約80°F(27℃)で維持した。5の空気ノズルを使用する注文製造された空気衝突システムを設置して、約500l/分の流量で冷却バッキングロール上に圧縮空気をブローした。使用されたバーナは、ニューヨーク州ニューロシェルのフリン・バーナ・コーポレーションから入手可能な、68cm×1cm、8口のリボンバーナであった。
ニップロール表面温度を監視しながら、シールド間隙およびバーナ位置を変えた実験を行った。シールド間隙を、水冷シールドとバッキングロールとの間の距離と定義した。図5に角度αと示されているバーナ位置は、上述した。バーナ位置およびシールド間隙によって間接的に制御されたニップロール表面温度を、ミネソタ州セントポールの3Mカンパニー(3M Company of St.Paul,MN)によって供給される3Mモデル番号IR−750EXB赤外線高温計で、約±10°F(±6℃)に測定した。
Figure 2006502017
表3の結果は、ニップロール表面温度を、少なくとも約165°F(76℃)の温度より高く、より好ましくは約180°F(82℃)の温度より高く維持すると、しわ欠陥が低減されることを示す。
上述されたテストおよびテスト結果は、予測的ではなく例示的であることのみ意図され、テスト手順の変更が、異なった結果をもたらすことが予想することができる。
ここで、本発明を、そのいくつかの実施形態に関して説明した。先の詳細な説明および実施例は、理解を明確にするためにのみ示した。不要な限定がそれらから理解されるべきではない。ここに引用された特許および特許出願はすべて、引用によりここに援用する。本発明の範囲から逸脱することなく、説明された実施形態に多くの変更を行うことができることが、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲は、ここで説明された厳密な詳細および構造に限定されるべきではないが、むしろ、特許請求の範囲の文言によって説明された構造、およびそれらの構造の均等物によって限定されるべきである。
本発明の火炎穿孔装置の側面図である。 明確にするために2つのアイドラロールおよびモータが除去され、バッキングロールが仮想線で示された図1の装置の正面図である。 図1の装置のバーナのリボンの拡大図である。 装置内のフィルム経路に沿って移動するフィルムを含む図1の装置の側面図である。 バーナの火炎がフィルムから離れて位置決めされ、火炎が衝突されない火炎である、バーナ、フィルム、およびバッキングロールの部分の拡大断面図である。 バーナの火炎がフィルムと衝突する、図4と同様の図である。 フィルムが図1の火炎穿孔装置で穿孔された後の、フィルムの穴のパターンの上面図である。 図6のフィルムを含むテープの断面図である。

Claims (50)

  1. フレームと、
    前記フレームに取付けられた支持表面であって、複数の低くされた部分を含む支持表面と、
    前記支持表面に対向して前記フレームに取付けられたバーナであって、火炎を支持し、前記火炎が前記バーナと反対側の火炎先端を含む、バーナと、
    前記支持表面と接触するフィルムであって、前記バーナの火炎が前記フィルムと接触し、前記バーナが、前記火炎の衝突されない火炎先端と前記バーナとの間の距離が、前記フィルムと前記バーナとの間の距離より少なくとも3分の1大きいように位置決めされる、フィルムと、を含む、フィルムを火炎穿孔するための装置。
  2. 前記フレームに取付けられたバッキングロールをさらに含み、前記バッキングロールが前記支持表面を含み、前記フィルムが、前記バッキングロールの支持表面の少なくとも一部の周りに巻かれる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記バッキングロールに隣接して前記フレームに取付けられたニップロールをさらに含み、前記フィルムが、前記ニップロールと前記バックアップロールとの間にある、請求項2に記載の装置。
  4. 前記バッキングロールに隣接して前記フレームに取付けられた温度制御シールドをさらに含み、前記温度制御シールドが、前記バーナと前記ニップロールとの間に位置決めされる、請求項3に記載の装置。
  5. 前記ニップロールが外面を含み、前記ニップロールの外面が温度制御される、請求項3に記載の装置。
  6. 前記ニップロールの外面が、前記バーナの前に前記フィルムを予熱するために、165°F(74℃)を超えて加熱される、請求項5に記載の装置。
  7. 前記ニップロールの外面が、前記バーナの前に前記フィルムを予熱するために、180°F(82℃)以上に加熱される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記バーナと前記ニップロールとの間で測定された角度が45°未満であり、前記角度の頂点が前記バッキングロールの軸に位置決めされる、請求項3に記載の装置。
  9. 前記支持表面が前記バーナに対して移動する、請求項1に記載の装置。
  10. 前記火炎の衝突されない火炎先端と前記バーナとの間の距離が、前記フィルムと前記バーナとの間の距離より少なくとも2ミリメートル大きい、請求項1に記載の装置。
  11. 空気を前記支持表面上にブローするための、前記支持表面に隣接して前記フレームに取付けられた空気アプリケータをさらに含む、請求項1に記載の装置。
  12. 液体を前記支持表面上に適用するための、前記フレームに取付けられた液体アプリケータをさらに含む、請求項1に記載の装置。
  13. 請求項1に記載の装置によって製造された火炎穿孔フィルム。
  14. フレームと、
    前記フレームに取付けられた支持表面であって、複数の低くされた部分を含む支持表面と、
    前記支持表面に対向して前記フレームに取付けられたバーナと、
    前記支持表面に隣接して前記フレームに取付けられた予熱ロールであって、外面を含み、該外面が前記バーナの前に前記フィルムを予熱するために加熱される、予熱ロールと、を含む、フィルムを火炎穿孔するための装置。
  15. 前記フレームに取付けられたバッキングロールをさらに含み、前記バッキングロールが前記支持表面を含み、前記予熱ロールがニップロールである、請求項14に記載の装置。
  16. 前記バッキングロールに隣接して前記フレームに取付けられた温度制御シールドをさらに含み、前記温度制御シールドが、前記バーナと前記ニップロールとの間に位置決めされる、請求項15に記載の装置。
  17. 前記バーナと前記ニップロールとの間で測定された角度が45°未満であり、前記角度の頂点が前記バッキングロールの軸に位置決めされる、請求項15に記載の装置。
  18. 前記支持表面が前記バーナに対して移動する、請求項14に記載の装置。
  19. 前記バーナが火炎を支持し、前記火炎が前記バーナと反対側の火炎先端を含み、前記装置が、前記支持表面と接触するフィルムをさらに含み、前記バーナの火炎が前記フィルムと接触し、前記バーナが、前記火炎の衝突されない火炎先端と前記バーナとの間の距離が、前記フィルムと前記バーナとの間の距離より少なくとも3分の1大きいように位置決めされる、請求項14に記載の装置。
  20. 前記火炎の衝突されない火炎先端と前記バーナとの間の距離が、前記フィルムと前記バーナとの間の距離より少なくとも2ミリメートル大きい、請求項19に記載の装置。
  21. 空気を前記支持表面上にブローするための、前記フレームに取付けられた空気ノズルアセンブリをさらに含む、請求項14に記載の装置。
  22. 水を前記支持表面上に適用するための、前記フレームに取付けられた水ノズルアセンブリをさらに含む、請求項14に記載の装置。
  23. 前記予熱ロールの外面が、前記バーナの前に前記フィルムを予熱するために、165°F(74℃)を超えて加熱される、請求項14に記載の装置。
  24. 前記予熱ロールの外面が、前記バーナの前に前記フィルムを予熱するために、180°F(82℃)以上に加熱される、請求項23に記載の装置。
  25. 前記支持表面が120°F(29℃)より低い温度に冷却される、請求項23に記載の装置。
  26. 請求項14に記載の装置によって製造された火炎穿孔フィルム。
  27. フレームと、
    前記フレームに取付けられた支持表面であって、複数の低くされた部分を含む支持表面と、
    前記支持表面に対向して前記フレームに取付けられたバーナと、
    前記支持表面と接触するフィルムと、
    前記フィルムを前記支持表面上に接触させる前に、前記フィルムと前記支持表面との間で前記支持表面上に液体を適用するための、前記フレームに取付けられた液体アプリケータと、を含む、フィルムを火炎穿孔するための装置。
  28. 前記フレームに取付けられたバッキングロールをさらに含み、前記バッキングロールが前記支持表面を含む、請求項27に記載の装置。
  29. 前記バッキングロールに隣接して前記フレームに取付けられたニップロールをさらに含み、前記フィルムが、前記ニップロールと前記バッキングロールとの間にある、請求項28に記載の装置。
  30. 前記バッキングロールに隣接して前記フレームに取付けられた温度制御シールドをさらに含み、前記温度制御シールドが、前記バーナと前記ニップロールとの間に位置決めされる、請求項29に記載の装置。
  31. 前記バーナと前記ニップロールとの間で測定された角度が45°未満であり、前記角度の頂点が前記バッキングロールの軸に位置決めされる、請求項29に記載の装置。
  32. 前記ニップロールが外面を含み、前記ニップロールの外面が、前記バーナの前に前記フィルムを予熱するために加熱される、請求項29に記載の装置。
  33. 前記ニップロールの外面が、前記バーナの前に前記フィルムを予熱するために、165°F(74℃)を超えて加熱される、請求項32に記載の装置。
  34. 前記ニップロールの外面が、前記バーナの前に前記フィルムを予熱するために、180°F(82℃)以上に加熱される、請求項33に記載の装置。
  35. 前記支持表面が前記バーナに対して移動する、請求項27に記載の装置。
  36. 前記バーナが火炎を支持し、前記火炎が前記バーナと反対側の火炎先端を含み、前記装置が、前記支持表面と接触するフィルムをさらに含み、前記バーナの火炎が前記フィルムと接触し、前記バーナが、前記火炎の衝突されない火炎先端と前記バーナとの間の距離が、前記フィルムと前記バーナとの間の距離より少なくとも3分の1大きいように位置決めされる、請求項27に記載の装置。
  37. 前記火炎の衝突されない火炎先端と前記バーナとの間の距離が、前記フィルムと前記バーナとの間の距離より少なくとも2ミリメートル大きい、請求項36に記載の装置。
  38. 前記液体アプリケータが、前記フレームに取付けられた液体ノズルアセンブリである、請求項27に記載の装置。
  39. 請求項27に記載の装置によって製造された火炎穿孔フィルム。
  40. 第1の面と、前記第1の面と反対側の第2の面とを有するフィルムを提供する工程と、
    前記フィルムの第2の面を、複数の低くされた部分を有する支持表面と接触させる工程であって、前記支持表面が120°F(29℃)より低い温度に冷却される工程と、
    前記フィルムの第1の面を加熱された表面と接触させる工程であって、前記加熱された表面が165°F(74℃)を超える工程と、
    前記フィルムの第1の面から前記加熱された表面を除去する工程と、
    その後、前記フィルムの第1の面をバーナからの火炎で加熱して、前記フィルムを、前記複数の低くされた部分を被覆する領域で穿孔する工程と、を含む、フィルムを火炎穿孔する方法。
  41. 前記接触工程が、前記フィルムの第1の面を加熱された表面と接触させる工程であって、前記加熱された表面が180°F(82℃)以上である工程を含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記冷却工程が、前記支持表面を105°F(41℃)より低い温度に冷却して、前記フィルムの第2の面を冷却する工程を含む、請求項40に記載の方法。
  43. 請求項40に記載の方法によって製造された火炎穿孔フィルム。
  44. 支持表面を提供する工程であって、前記支持表面が複数の低くされた部分を含む工程と、
    バーナを提供する工程であって、前記バーナが火炎を支持し、前記火炎が前記バーナと反対側の火炎先端を含む工程と、
    フィルムを前記支持表面に対して接触させる工程と、
    前記火炎の衝突されない火炎先端と前記バーナとの間の距離が、前記フィルムと前記バーナとの間の距離より少なくとも3分の1大きいように、前記バーナを位置決めする工程と、
    前記フィルムを前記バーナの火炎で加熱して、前記フィルムを穿孔する工程と、を含む、フィルムを火炎穿孔する方法。
  45. 前記加熱工程が、前記フィルムを、前記支持表面の複数の低くされた部分に対応するパターンで穿孔する工程を含む、請求項44に記載の方法。
  46. 前記位置決め工程が、前記火炎の衝突されない火炎先端と前記バーナとの間の距離が、前記フィルムと前記バーナとの間の距離より少なくとも2ミリメートル大きいように、前記バーナを位置決めする工程を含む、請求項44に記載の方法。
  47. 請求項44に記載の装置によって製造された火炎穿孔フィルム。
  48. 支持表面を有するバッキングロールを提供する工程であって、前記支持表面が複数の低くされた部分を含む工程と、
    ニップロールを提供する工程であって、前記ニップロールが外面を含み、前記ニップロールの外面が加熱される工程と、
    バーナを提供する工程であって、前記バーナが、前記バーナと前記ニップロールとの間で測定された角度が45°未満であるように位置決めされ、前記角度の頂点が前記バッキングロールの軸に位置決めされる工程と、
    フィルムを前記支持表面に対して接触させる工程と、
    前記フィルムを前記ニップロールと前記バッキングロールの支持表面との間で押圧して、前記フィルムを予熱する工程と、
    その後、前記フィルムを前記バーナの火炎で穿孔する工程と、を含む、フィルムを火炎穿孔する方法。
  49. 温度制御シールドを提供する工程であって、前記温度制御シールドが、前記バーナと前記ニップロールとの間に位置決めされる工程をさらに含む、請求項48に記載の方法。
  50. 請求項48に記載の装置によって製造された火炎穿孔フィルム。
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