JP2006351283A - カード用コネクタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】長期間にわたって使用された場合などであっても、第1カードに比べて長さが短い第2カードを所定の装着位置に確実に装着させることができる。
【解決手段】スライド部材6に支持され、第1カード1の挿入を許容させる所定の退避位置と、第1カード1と係合する所定の突出位置との間で変位可能な係合部材を備えるとともに、この係合部材が、挿入された第1カード1の移動に伴って所定の退避位置に変位する第1係合部材10と、この第1係合部材10に回動可能に保持され、挿入された第2カード2と当接し、第2カード2の移動に伴って回動した後、スライド部材6を装置奥側へ移動させる第2係合部材11とから成る。
【選択図】図3
【解決手段】スライド部材6に支持され、第1カード1の挿入を許容させる所定の退避位置と、第1カード1と係合する所定の突出位置との間で変位可能な係合部材を備えるとともに、この係合部材が、挿入された第1カード1の移動に伴って所定の退避位置に変位する第1係合部材10と、この第1係合部材10に回動可能に保持され、挿入された第2カード2と当接し、第2カード2の移動に伴って回動した後、スライド部材6を装置奥側へ移動させる第2係合部材11とから成る。
【選択図】図3
Description
本発明は、第1カード、第2カードが選択的に装着される所定の装着位置を有するハウジングを備えたカード用コネクタ装置に関する。
この種の先行技術として、本願出願人は先に特願2004−181599に示すカード用コネクタ装置を提案した。この先行技術は、第1カード、及びこの第1カードに比べて長さ寸法の短い第2カードがそれぞれ装着される所定の装着位置を有するハウジングを備えている。
また、カード挿抜方向に摺動可能であって、ハウジングの所定の装着位置に装着された第1カード、あるいは第2カードを挿入口の方向へ排出するスライド部材と、このスライド部材をカード排出方向へ付勢する付勢部材と、スライド部材を付勢部材の付勢力に抗して上述の所定の装着位置にロックするロック手段とを備えている。上述したスライド部材は、第1カードが当接し、この第1カードの移動に伴ってこのスライド部材を装置奥側へ摺動させる当接部を有している。
そして特に、スライド部材に支持され、所定の退避位置と所定の突出位置との間で変位可能であって、上述した第2カードが係合可能な1つの係合部材を備えた構成になっている。
この先行技術は、第1カードが挿入された際には、この第1カードの挿入に伴って係合部材が上述の所定の退避位置に変位し、挿入された第1カードはスライド部材の当接部に当接する。したがって、第1カードをさらに押し込むと、この第1カードの移動に伴ってスライド部材が、装置奥側へ摺動し、第1カードが所定の装着位置に装着された状態でロック手段によってロックされる。これにより、第1カードに係る信号の送受信が可能となる。
また、第2カードが挿入された際には、この第2カードが係合部材に係合し、その状態から第2カードをさらに押し込むと、係合部材を介してこの第2カードの移動に伴ってスライド部材が、装置奥側へ摺動し、第2カードが所定の装着位置に装着された状態でロック手段によってロックされる。これにより、第2カードに係る信号の送受信が可能となる。
上述のように、本願出願人が先に提案した先行技術は、第1カードと、この第1カードに比べて短い第2カードの2つのカードの装着が可能であって、優れた信号送受信機能を確保することができる。しかしながら、第2カードが長期間にわたって使用された場合などにおいて、係合部材と係合すべき第2カードの部分が摩耗したときなどにあっては、係合部材と、挿入された第2カードとの間に滑りが生じ、このために第2カードが係合部材に係合しなくなる虞がある。このような事態を生じた場合には、第2カードの挿入に伴って、係合部材に上述した所定の退避位置方向へ変位させる力が伝えられてしまう。すなわち、係合部材が所定の退避位置へ変位する。その結果、係合部材を介して第2カードの移動に伴ってスライド部材を摺動させることができなくなり、第2カードを所定の装着位置に装着できないことが起こり得る。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、長期間にわたって使用された場合などであっても、第1カードに比べて長さが短い第2カードを所定の装着位置に確実に装着させることができるカード用コネクタ装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、第1カード、及びこの第1カードに比べて長さ寸法の短い第2カードのそれぞれが装着される所定の装着位置を有するハウジングと、カード挿抜方向に摺動可能であって上記ハウジングの上記所定の装着位置に装着された上記第1カード、上記第2カードを挿入口の方向へ押し出すスライド部材と、このスライド部材をカード排出方向へ付勢する付勢部材と、上記スライド部材を、上記付勢部材の付勢力に抗して上記所定の装着位置に上記第1カード、あるいは上記第2カードが装着された状態でロックするロック手段とを備え、上記スライド部材は、上記第1カードが当接し、この第1カードの移動に伴ってこのスライド部材を装置奥側へ摺動させる当接部を有し、上記スライド部材に支持され、挿入された上記第1カードの移動を許容させる所定の退避位置と、挿入された上記第1カードと係合する所定の突出位置との間で変位可能な係合部材を備えるとともに、この係合部材が、挿入された上記第1カードの移動に伴って上記所定の退避位置に変位する第1係合部材と、この第1係合部材に回動可能に保持され、挿入された上記第2カードと当接し、この第2カードの移動に伴って回動した後、上記スライド部材を装置奥側へ摺動させる第2係合部材とから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、第1カードが挿入された際には、第1カードによって第1係合部材が第2係合部材とともに所定の退避位置に変位し、挿入された第1カードはスライド部材の当接部に当接する。したがって、第1カードがさらに押し込まれると、この第1カードの移動に伴ってスライド部材が装置奥側へ摺動し、第1カードの所定の装着位置においてロック手段によってスライド部材がロックされる。これにより、第1カードに係る信号の送受信が可能となる。
また、第2カードが挿入された際には、この第2カードが、所定の突出位置にある第2係合部材に当接し、この第2係合部材を回動させる。第2カードがさらに押し込まれると、この第2係合部材を介して第2カードの移動に伴ってスライド部材が装置奥側へ摺動し、第2カードの所定の装着位置においてロック手段によってスライド部材がロックされる。これにより、第2カードに係る信号の送受信が可能となる。
すなわち、本発明は、第2カードが挿入された際に、第2カードの移動に伴って第2係合部材が第1係合部材に対して回動することによって、第2カードの押し込み力が第1係合部材に、この第1係合部材を退避させる力として伝えられることが抑えられる。すなわち、この第2カードの挿入時において、第1係合部材が所定の退避位置方向へ変位することを抑えられ、これに伴って第2係合部材を所定の退避位置方向へ変位させることなく所定の突出位置に安定して保持でき、第2カードと第2係合部材との精度の高い係合を実現させることができる。これにより、仮に第2カードが長期間使用された場合であっても、上述のようにこの第2カードを所定の装着位置に確実に装着させることができる。
また、本発明は、上記発明において、上記第1係合部材を、上記第2カードの挿入時にこの第2カードと係合しない位置に配置したことを特徴としている。このように構成した本発明は、第2カードの挿入時において、第1係合部材が所定の退避位置方向へ変位することを確実に防ぐことができる。
また、本発明は、上記発明において、上記第1カードは、その前端部の隅部に、斜めに切欠き形成され、上記第1係合部材と係合する斜縁部を有し、上記第1係合部材を、上記第1カードの上記斜縁部との係合によって上記所定の退避位置に変位するように配置したことを特徴としている。このように構成した本発明は、第1カードの挿入時において、第1カードの斜縁部によって第1係合部材を第2係合部材とともに確実に所定の退避位置へ変位させることができ、所定の装着位置まで第1カードを円滑に移動させることができる。
また、本発明は、上記発明において、上記第1係合部材を、上記スライド部材に回動可能に支持させたことを特徴としている。このように構成した本発明は、第1カードの挿入時において、第1係合部材を回動させて、この第1係合部材を第2係合部材とともに確実に所定の退避位置方向へ変位させることができる。
また、本発明は、上記発明において、上記所定の退避位置が、上記スライド部材に形成され、上記第1係合部材が収容される逃げ部から成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、第1カードの挿入時において、第1係合部材をスライド部材の逃げ部に退避させることができる。
本発明は、第1カードに比べて長さの短い第2カードの挿入時には、この第2カードと当接して第2係合部材が回動し、第1係合部材を所定の退避位置へ変位させる力がこの第1係合部材に伝えられることが抑えられるとともに、第2係合部材を介してこの第2カードの移動に伴ってスライド部材を装置奥側へ摺動させることができる。すなわち、第2カードの挿入時において、第1係合部材及び第2係合部材を所定の退避位置方向へ変位させることなく所定の突出位置に安定して保持でき、第2カードと第2係合部材との精度の高い係合を実現させることができる。これにより、第2カードが長期間にわたって使用された場合などであっても、この第2カードを所定の装着位置に確実に装着させることができ、信頼性の高い装置とすることができる。
以下,本発明に係るカード用コネクタ装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
[本実施形態に使用される第1カード]
図1は本発明に係るカード用コネクタ装置の一実施形態に使用される第1カードを示す図で、(a)図は平面図、(b)図は側面図である。
図1は本発明に係るカード用コネクタ装置の一実施形態に使用される第1カードを示す図で、(a)図は平面図、(b)図は側面図である。
この図1に示すように、本実施形態で使用される第1カード1は、長さ寸法が比較的長く設定されている。この第1カード1の前端部1aの一方の隅部には、斜めに切欠き形成された斜縁部1bを有する。また、裏面には第1カード1の長さ方向に沿う溝部1eを形成してある。図示しないが裏面の前端部1aの付近には、信号の送受信に活用される接触部材を備えている。この第1カード1は、正しい挿入形態では、例えば手前側端部1dを把持して本実施形態のカード用コネクタ装置に挿入される。
[本実施形態に使用される第2カード]
図2は本実施形態に使用される第2カードを示す図で、(a)図は平面図、(b)図は側面図である。
図2は本実施形態に使用される第2カードを示す図で、(a)図は平面図、(b)図は側面図である。
この図2に示すように、本実施形態で使用される第2カード2は、第1カード1に比べて長さ寸法を短く設定してある。この第2カード2の幅寸法は、例えば第1カード1の幅寸法と同じ寸法に設定してある。この第2カード2の前端部2aの一方の隅部には、切欠き部2bを形成してある。図示しないが裏面の前端部2aの付近には、信号の送受信に活用される接触部材を備えている。この第2カード2も、手前側端部2cを把持して本実施形態のカード用コネクタ装置に挿入される。
[本実施形態の構成]
図3は本実施形態において上方を覆うカバー部材を除いた状態を示す平面図、図4は本実施形態に備えられるスライド部材を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は正面図、(e)図は背面図である。図5は本実施形態に備えられる第1係合部材を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は正面図、(e)図は背面図である。図6は本実施形態に備えられる第2係合部材を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は正面図、(e)図は背面図である。図7は図5に示す第1係合部材と図6に示す第2係合部材を組み合わせた状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は正面図、(e)図は背面図である。
図3は本実施形態において上方を覆うカバー部材を除いた状態を示す平面図、図4は本実施形態に備えられるスライド部材を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は正面図、(e)図は背面図である。図5は本実施形態に備えられる第1係合部材を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は正面図、(e)図は背面図である。図6は本実施形態に備えられる第2係合部材を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は正面図、(e)図は背面図である。図7は図5に示す第1係合部材と図6に示す第2係合部材を組み合わせた状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は右側面図、(d)図は正面図、(e)図は背面図である。
上方を覆うカバー部材を除いた図3に示すように、本実施形態は、本体を形成するハウジング3を備え、このハウジング3の手前側部分に、上述した第1カード1、第2カード2が挿入される挿入口3aが形成されている。
このハウジング3の底部には、装置奥側に第1カード1が装着される所定の装着位置を形成する第1装着位置4aを設けてあり、この第1装着位置4aの手前側に第2カード2が装着される第2装着位置5aが設けてある。第1装着位置4aには、第1カード1の上述した接触部材と接触する複数の第1コンタクト端子4を配置してあり、第2装着位置5aには、第2カード2の上述した接触部材と接触する複数の第2コンタクト端子5を配置してある。
ハウジング3の同図3の左側部分には、ハウジング3の第1装着位置4a、第2装着位置5aにそれぞれ選択的に装着された第1カード1、第2カード2をカード排出方向へ押し出すスライド部材6を備えている。また、このスライド部材6に支持され、挿入された第1カード1の移動を許容させる所定の退避位置と、挿入された第1カード1と係合する所定の突出位置との間で変位可能な係合部材を備えている。この係合部材は、第1カード1との係合に伴って上述した所定の退避位置に変位する第1係合部材10と、この第1係合部材10に回動可能に保持され、第2カード2と当接し、この第2カード2の移動に伴って回動した後、スライド部材6を装置奥側へ移動させる第2係合部材11とから成っている。第1係合部材10は、第2カード2の挿入時にこの第2カード2と係合しない位置に予め配置してある。図3に示す状態は、第1係合部材10と第2係合部材11が、所定の突出位置に保持されている状態が示されている。
上述のスライド部材6は、図4に示すように、第1カード1の前端部1aが当接する当接部6aを備えている。また、上述した所定の退避位置を構成する逃げ部6bを備えている。すなわち、退避時には、第1係合部材10は、このスライド部材6の逃げ部6bに収容されるようになっている。
第1係合部材10は、図5に示すように、スライド部材6の逃げ部6bに形成した穴部6cに挿入される軸部10aを備えている。この軸部10aが穴部6cに挿入されることにより、第1係合部材10はスライド部材6に回動可能に支持されている。図5に示すように、第1係合部材10の先端部分には、穴部10bを形成してあり、一方の側部には、第1係合部材10が係合するガイド部10cを形成してある。
上述の第1係合部材10の穴部10bには、図6に示す第2係合部材11の軸部11aが挿入される。これにより、第2係合部材11は第1係合部材10に回動可能に支持されている。また、この第2係合部材11には、同図6の(a)図に示すように突起部11bを形成してある。
また、上述したスライド部材6には、図4の(b)図に示すように、このスライド部材6をカード排出方向へ付勢する例えばコイルバネから成る図示しない付勢部材が係着されるばね受け6dを設けてある。さらに、このスライド部材6には、図4の(a)図に示すように、第2係合部材11の上述した突起部11bが係合し、この第2係合部材11のそれ以上の回動を阻止する突起部6eを形成してある。
第1係合部材10と第2係合部材11とを組み合わせると、図7のようになるが、この状態において第2係合部材11は図示しないばねにより例えば右回りに付勢されている。また、第1係合部材10は、図3に示す状態において、図示しないばねにより例えば右回りに付勢されている。
また、本実施形態は、スライド部材6を、図示しない付勢部材の付勢力に抗して、第1装着位置4aに第1カード1が装着された状態で、あるいは第2装着位置5aに第2カード2が装着された状態でロックするロック手段を備えている。このロック手段は、図3に示すように、一端部8aがハウジング3に揺動可能に支持され、他端部8bが同図3の裏面に向かうように伸設されるカムピンを有する揺動部材8と、この揺動部材8のカムピンが相対的に摺動するハートカム溝9とから構成されている。ハートカム溝9は、図4に示すように、スライド部材6に形成され、往路9aと、復路9bと、ロック部9cとを有している。
また、本実施形態のスライド部材6は、図3,4に示すように、第1カード1及び第2カード2が挿入形態を誤って誤挿入された際に、第1カード1及び第2カード2のそれぞれ該当するカードが係合し、その該当するカードのスライド部材6に対する動きを規制する1つの規制部材12を備えている。
この規制部材12は、第1カード1が誤挿入され、この第1カード1がこの規制部材12に係合した際に、この第1カード1の接触部材を第1装着位置4aの第1コンタクト端子4に接触させない形状であって、第2カード2が誤挿入され、この第2カード2がこの規制部材12に係合した際に、この第2カード2を第2装着位置5aにロックさせない形状に設定してある。
例えば、この規制部材12を細長形状に形成してあり、そのカード挿抜方向に沿う方向の長さ寸法を、第2カード2が誤挿入されてこの第2カード2が規制部材12に係合し、この第2カード2が挿入口3aに略一致する位置まで押し込まれる間、この第2カード2が第2装着位置5aに至らない範囲で、スライド部材6を摺動可能にさせる長さ寸法に設定してある。
[第1カードの正しい挿入]
図8は本実施形態に第1カードが正しい形態で挿入された状態を示す平面図である。図9は本実施形態に挿入された第1カードが第1係合部材に接触し、この第1係合部材が回動し始めた状態を示す平面図、図10は本実施形態に挿入された第1カードがスライド部材の当接部に当接するまで押し込まれた状態を示す平面図である。図11は本実施形態に挿入された第1カードが第1装着位置に装着された状態を示す平面図である。
図8は本実施形態に第1カードが正しい形態で挿入された状態を示す平面図である。図9は本実施形態に挿入された第1カードが第1係合部材に接触し、この第1係合部材が回動し始めた状態を示す平面図、図10は本実施形態に挿入された第1カードがスライド部材の当接部に当接するまで押し込まれた状態を示す平面図である。図11は本実施形態に挿入された第1カードが第1装着位置に装着された状態を示す平面図である。
上述した図3に示すように、カードが挿入されていない状態では、図示しない付勢部材の付勢力により、スライド部材6は排出位置に保持され、第1係合部材10及び第2係合部材11は、同図3に示す所定の突出位置に保持されている。ロック手段を構成する揺動部材8のカムピンは、図4に示すハートカム溝9の往路9aの奥側に位置している。
このような状態において、図8に示すように、長さ寸法の長い第1カード1がハウジンクグ3の挿入口3aから挿入されると、この第1カード1の斜縁部1bが第1係合部材10のガイド部10cに係合する。この状態から第1カード1がさらに押し込まれると、第1係合部材10を付勢する図示しないばねの力に抗して図9に示すように、第1係合部材10が第2係合部材11とともに、所定の退避位置方向に回動し始める。さらに第1カード1が押し込まれると、図10に示すように、第1係合部材10が所定の退避位置まで回動し、逃げ部6b内に収容されるとともに、第1カード1の前端部1aがスライド部材6の当接部6aに当接する。なお、この間、スライド部材6の規制部材12は、第1カード1の図1に示す逃げ溝1c内に収容される。したがって、第1カード1の移動が規制部材12によって阻止される事態を生じることがない。
この状態から、さらに第1カード1が押し込まれると、第1カード1とともにスライド部材6が図示しない付勢部材の付勢力に抗して装置奥側に向かって摺動し、図11に示すように、第1カード1は第1装着位置4aに至る。この間、スライド部材6の摺動に伴って揺動部材8のカムピンがハートカム溝9の往路9a上を相対的に摺動し、図4に示したロック部9cに係止される。これによりスライド部材6がロックされ、このスライド部材6の排出方向への摺動が阻止される。したがって、第1カード1は第1装着位置4aに安定した状態で装着される。
このように、第1カード1が第1装着位置4aに装着された状態では、第1カード1の裏面に形成された図示しない接触部材が第1コンタクト端子4に接触し、この第1カード1に係る信号の送受信が可能となる。
[第1カードの排出]
図11に示すように、第1カード1が第1カード装着位置4aに装着されている状態から、第1カード1を装置奥側に押してオーバーストロークさせると、スライド部材6の移動に伴って揺動部材8のカムピンがハートカム溝9のロック部9cから外れる。これにより、スライド部材6のロックが解除され、図示しない付勢部材の付勢力によってスライド部材6が排出方向に摺動する。この間、揺動部材8のカムピンがハートカム溝9の復路9b上を相対的に摺動する。これにより、第1カード1がスライド部材6の当接部6bを介して押し出され、図10に示す状態となる。
図11に示すように、第1カード1が第1カード装着位置4aに装着されている状態から、第1カード1を装置奥側に押してオーバーストロークさせると、スライド部材6の移動に伴って揺動部材8のカムピンがハートカム溝9のロック部9cから外れる。これにより、スライド部材6のロックが解除され、図示しない付勢部材の付勢力によってスライド部材6が排出方向に摺動する。この間、揺動部材8のカムピンがハートカム溝9の復路9b上を相対的に摺動する。これにより、第1カード1がスライド部材6の当接部6bを介して押し出され、図10に示す状態となる。
この状態において、第1カード1の手前側端部1dを把持することにより、第1カード1をハウジング3の挿入口3aから抜き取ることができる。この第1カード1の抜き取り操作に伴って、第1係合部材10及び第2係合部材11は、上述した図3に示す初期状態に復帰する。
[第2カードの正しい挿入]
図12は本実施形態に第2カードが正しい形態で挿入された状態を示す平面図、図13は本実施形態に挿入された第2カードが第2係合部材に係合し、この第2係合部材が回動し始めた状態を示す平面図、図14は本実施形態に挿入された第2カードが第2装着位置に装着された状態を示す平面図である。
図12は本実施形態に第2カードが正しい形態で挿入された状態を示す平面図、図13は本実施形態に挿入された第2カードが第2係合部材に係合し、この第2係合部材が回動し始めた状態を示す平面図、図14は本実施形態に挿入された第2カードが第2装着位置に装着された状態を示す平面図である。
上述した図3に示すカードが挿入されていない状態から、長さ寸法の短い第2カード2がハウジング3の挿入口3aから挿入されると、図12に示すように、第2カード2の前端部2aが第2係合部材11に当接し、図13に示すように、挿入された第2カード2の移動に伴って、この第2係合部材11を図示しないばねの力に抗して左回りに回動させる。これにより、同図13に示すように、第2係合部材11の突起部11bがスライド部材6の突起部6eに係合し、第2係合部材10のそれ以上の回動が阻止される。この間、第1係合部材10のガイド部10cは第2カード2の切欠き部2b内に位置する。したがって、第2カード2の挿入時に、この第2カード2と第1係合部材10との係合を生じることがない。
この状態から第2カード2がさらに押し込まれると、第2カード2の前端部2aによって、第2係合部材11が押され、スライド部材6が第2カード2の移動に伴って図示しない付勢部材の付勢力に抗して装置奥側に向かって摺動し、図14に示すように、第2カード2は第2装着位置5aに至る。この間、スライド部材6に支持された揺動部材8のカムピンがハートカム溝9の往路9a上を相対的に摺動し、ロック部9cにおいて係止される。これにより、スライド部材6がロックされ、第2カード2は第2装着位置5aに安定した状態で装着される。
このように、第2カード2が第2装着位置5aに装着された状態では、第2カード2の裏面に形成された図示しない接触部材が第2コンタクト端子5に接触し、この第2カード2に対する信号の送受信が可能となる。
[第2カードの排出]
図14に示すように、第2カード2が第2装着位置5aに装着されている状態から、第2カード2を装置奥側に押してオーバーストロークさせると、スライド部材6の移動に伴って揺動部材8のカムピンがハートカム溝9のロック部9cから外れる。これにより、スライド部材6のロックが解除され、図示しない付勢部材の付勢力によってスライド部材6が排出方向に摺動し、図12に示す状態となる。この間、揺動部材8のカムピンがハートカム溝9の復路9b上を相対的に摺動し、第2係合部材11は図示しないばねの力により右回りに所定位置まで回動する。
図14に示すように、第2カード2が第2装着位置5aに装着されている状態から、第2カード2を装置奥側に押してオーバーストロークさせると、スライド部材6の移動に伴って揺動部材8のカムピンがハートカム溝9のロック部9cから外れる。これにより、スライド部材6のロックが解除され、図示しない付勢部材の付勢力によってスライド部材6が排出方向に摺動し、図12に示す状態となる。この間、揺動部材8のカムピンがハートカム溝9の復路9b上を相対的に摺動し、第2係合部材11は図示しないばねの力により右回りに所定位置まで回動する。
図12に示す状態まで排出された第2カード2は、手前側端部2cを把持することにより、ハウジング3の挿入口3aから抜き取ることができる。第2カード2の抜き取りにより、上述した図3に示す初期状態に復帰する。
[第1カードの誤挿入]
図15は本実施形態に第1カードが前後を逆にして誤挿入された状態を示す平面図、図16は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第1カードが第1係合部材に接触した状態を示す平面図である。図17は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第1カードが規制部材に係合した状態を示す平面図、図18は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第1カードが規制部材に係合した後、さらに押し込まれてスライド部材がロックされた状態を示す平面図である。
図15は本実施形態に第1カードが前後を逆にして誤挿入された状態を示す平面図、図16は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第1カードが第1係合部材に接触した状態を示す平面図である。図17は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第1カードが規制部材に係合した状態を示す平面図、図18は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第1カードが規制部材に係合した後、さらに押し込まれてスライド部材がロックされた状態を示す平面図である。
図15に示すように、第1カード1が例えば前後を逆にして挿入口3aから誤挿入され、押し込まれると、図16に示すように、第1カード1の手前側端部1dが第1係合部材10のガイド部10cに係合する。したがって、さらにこの第1カード1が押し込まれると、図17に示すように、第1係合部材10が回動し、第2係合部材11とともに所定の退避位置、すなわち逃げ部6bに収容される。これとともに、第1カード1の手前側端部1dがスライド部材6に設けた規制部材12に係合する。
この状態からさらに第1カード1が押し込まれると、第1カード1の移動に伴ってスライド部材6が規制部材12を介して、図示しない付勢部材の付勢力に抗して装置奥側に向かって摺動する。この間、揺動部材8のカムピンがハートカム溝9の往路9a上を相対的に摺動し、図4に示したロック部9cに係止される。これにより図18に示す状態となり、スライド部材6がロックされる。
この状態にあっては、第1カード1の前端部1a付近に設けられた図示しない接触部材は挿入口3aの付近に、あるいは挿入口3aの外部に位置する。したがって、この第1カード1の接触部材と、第1装着位置4aの第1コンタクト端子4とが接触することがない。すなわち、第1カード1に係る信号の送受信を行なうことができない。
誤挿入であることに気付き、この第1カード1を装置奥側に押してオーバーストロークさせると、スライド部材6の移動に伴って揺動部材8のカムピンがハートカム溝9のロック部9cから外れる。これにより、スライド部材6のロックが解除され、図示しない付勢部材の付勢力によってスライド部材6が排出方向に摺動する。この間、揺動部材8のカムピンがハートカム溝9の復路9b上を相対的に摺動する。これにより第1カード1がスライド部材6の規制部材12を介して押し出され、図17に示す状態となる。
この状態において、第1カード1の前端部1aを把持することにより、この第1カード1をハウジング3の挿入口3aから抜き取ることができる。
なお、上記では第1カード1の前後を逆にして誤挿入された場合について述べたが、第1カード1の表裏を逆にして誤挿入された場合も上述と同様である。
[第2カードの誤挿入]
図19は本実施形態に第2カードが前後を逆にして誤挿入された状態を示す平面図、図20は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第2カードが第1係合部材に係合し、この第1係合部材が回動し始めた状態を示す平面図である。図21は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第2カードが規制部材に係合した状態を示す平面図、図22は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第2カードが規制部材に係合した後、さらにこの第2カードの前端部が挿入口に略一致するまで押し込まれた状態を示す平面図である。
図19は本実施形態に第2カードが前後を逆にして誤挿入された状態を示す平面図、図20は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第2カードが第1係合部材に係合し、この第1係合部材が回動し始めた状態を示す平面図である。図21は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第2カードが規制部材に係合した状態を示す平面図、図22は本実施形態に前後を逆にして誤挿入された第2カードが規制部材に係合した後、さらにこの第2カードの前端部が挿入口に略一致するまで押し込まれた状態を示す平面図である。
図19に示すように、第2カード2が例えば前後を逆にして挿入口3aから誤挿入され、押し込まれると、図19,20に示すように、第2カード2の手前側端部2cが第1係合部材10のガイド部10cに係合する。したがって、さらにこの第2カード2が押し込まれると、図21に示すように、第2係合部材12とともに、第1係合部材10が回動し、第2カード2の手前側端部2cがスライド部材6に設けた規制部材12に係合する。
この状態からさらに第2カード2が押し込まれると、第2カード2の移動に伴ってスライド部材6が規制部材12を介して図示しない付勢部材の付勢力に抗して装置奥側に向かって摺動する。この間、揺動部材8のカムピンがハートカム溝9の往路9a上を相対的に摺動する。
図22に示すように、第2カード2の前端部2aが挿入口3aに略一致するまでこの第2カード2が押し込まれても、揺動部材8のカムピンはハートカム溝9の往路9a上に位置する。このために、スライド部材6がロックされることがない。
したがって、誤挿入であることに気付き、第2カード2に与えていた押し込み力を除くことにより、図示しない付勢部材の付勢力によってスライド部材6がカード排出方向へ摺動する。その結果、このスライド部材6の規制部材12を介して第2カード2が図21に示す状態まで押し出される。
この状態において、第2カード2の前端部2aを把持することにより、この第2カード2をハウジング3の挿入口3aから抜き取ることができる。
なお、上記では第2カード2が前後を逆にして誤挿入された場合について述べたが、第2カード2の表裏を逆にして誤挿入された場合も上述と同様である。
[本実施形態の効果]
上述のように構成した本実施形態によれば、第2カード2が正しい形態で挿入口3aから挿入された際に、第2カード2の当接により第2係合部材11が第1係合部材10に対して回動することによって、第2カード2の押し込み力が第1係合部材10に伝えられることが抑えられる。すなわち、この第2カード2の挿入時において、第1係合部材10が所定の退避位置方向へ変位することが抑えられ、これに伴って第2係合部材11を所定の退避位置方向へ変位させることなく所定の突出位置に安定して保持でき、第2カード2と第2係合部材11との精度の高い係合を実現させることができる。これにより、仮に第2カード2が長期間使用された場合であっても、上述のようにこの第2カード2を第2装着位置5aに確実に装着させることができ、信頼性の高い装置とすることができる。
上述のように構成した本実施形態によれば、第2カード2が正しい形態で挿入口3aから挿入された際に、第2カード2の当接により第2係合部材11が第1係合部材10に対して回動することによって、第2カード2の押し込み力が第1係合部材10に伝えられることが抑えられる。すなわち、この第2カード2の挿入時において、第1係合部材10が所定の退避位置方向へ変位することが抑えられ、これに伴って第2係合部材11を所定の退避位置方向へ変位させることなく所定の突出位置に安定して保持でき、第2カード2と第2係合部材11との精度の高い係合を実現させることができる。これにより、仮に第2カード2が長期間使用された場合であっても、上述のようにこの第2カード2を第2装着位置5aに確実に装着させることができ、信頼性の高い装置とすることができる。
また、第1係合部材10を、第2カード2の挿入時に、この第2カード2と係合しない位置に配置したことから、第2カード2の挿入時において、第1係合部材10が所定の退避位置方向へ変位することを確実に防ぐことができ、第2カード2と第2係合部材11との精度の高い係合の実現に貢献する。
また、第1カード1の挿入時において、第1カード1の斜縁部1bによって第1係合部材10を第2係合部材11とともに確実に所定の退避位置へ変位させることができ、第1装着位置4aまで第1カード1を円滑に移動させることができ、この点でも信頼性の高い装置とすることができる。
また、第1係合部材10をスライド部材6に回動可能に支持させたことから、第1カード1の挿入時において、第1係合部材10を回動させて、この第1係合部材10を第2係合部材11とともに特に確実に所定の退避方向へ変位させることができ、第1カード1を第1装着位置4aまで円滑に移動させることができる。
また、第1カード1の挿入時において、第1係合部材10をスライド部材6の逃げ部6bに退避させることにより、この第1係合部材10の退避動作を円滑に行なわせることができる。
1 第1カード
1a 前端部
1b 斜縁部
1c 逃げ溝
1d 手前側端部
2 第2カード
2a 前端部
2b 切欠き部
2c 手前側端部
3 ハウジング
3a 挿入口
4 第1コンタクト端子
4a 第1装着位置
5 第2コンタクト端子
5a 第2装着位置
6 スライド部材
6a 当接部
6b 逃げ部
6c 穴部
6d ばね受け
6e 突起部
8 揺動部材(ロック手段)
8a 一端部
8b 他端部
9 ハートカム溝(ロック手段)
9a 往路
9b 復路
9c ロック部
10 第1係合部材
10a 軸部
10b 穴部
10c ガイド部
11 第2係合部材
11a 軸部
11b 突起部
12 規制部材
1a 前端部
1b 斜縁部
1c 逃げ溝
1d 手前側端部
2 第2カード
2a 前端部
2b 切欠き部
2c 手前側端部
3 ハウジング
3a 挿入口
4 第1コンタクト端子
4a 第1装着位置
5 第2コンタクト端子
5a 第2装着位置
6 スライド部材
6a 当接部
6b 逃げ部
6c 穴部
6d ばね受け
6e 突起部
8 揺動部材(ロック手段)
8a 一端部
8b 他端部
9 ハートカム溝(ロック手段)
9a 往路
9b 復路
9c ロック部
10 第1係合部材
10a 軸部
10b 穴部
10c ガイド部
11 第2係合部材
11a 軸部
11b 突起部
12 規制部材
Claims (5)
- 第1カード、及びこの第1カードに比べて長さ寸法の短い第2カードのそれぞれが装着される所定の装着位置を有するハウジングと、カード挿抜方向に摺動可能であって上記ハウジングの上記所定の装着位置に装着された上記第1カード、上記第2カードを挿入口の方向へ押し出すスライド部材と、このスライド部材をカード排出方向へ付勢する付勢部材と、上記スライド部材を、上記付勢部材の付勢力に抗して上記所定の装着位置に上記第1カード、あるいは上記第2カードが装着された状態でロックするロック手段とを備え、
上記スライド部材は、上記第1カードが当接し、この第1カードの移動に伴ってこのスライド部材を装置奥側へ摺動させる当接部を有し、
上記スライド部材に支持され、挿入された上記第1カードの移動を許容させる所定の退避位置と、挿入された上記第1カードと係合する所定の突出位置との間で変位可能な係合部材を備えるとともに、
この係合部材が、挿入された上記第1カードの移動に伴って上記所定の退避位置に変位する第1係合部材と、この第1係合部材に回動可能に保持され、挿入された上記第2カードと当接し、この第2カードの移動に伴って回動した後、上記スライド部材を装置奥側へ摺動させる第2係合部材とから成ることを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項1記載の発明において、
上記第1係合部材を、上記第2カードの挿入時にこの第2カードと係合しない位置に配置したことを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項1記載の発明において、
上記第1カードは、その前端部の隅部に、斜めに切欠き形成され、上記第1係合部材と係合する斜縁部を有し、
上記第1係合部材を、上記第1カードの上記斜縁部との係合によって上記所定の退避位置に変位するように配置したことを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項1記載の発明において、
上記第1係合部材を、上記スライド部材に回動可能に支持させたことを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項1項記載の発明において、
上記所定の退避位置が、上記スライド部材に形成され、上記第1係合部材が収容される逃げ部から成ることを特徴とするカード用コネクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005173912A JP2006351283A (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | カード用コネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005173912A JP2006351283A (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | カード用コネクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006351283A true JP2006351283A (ja) | 2006-12-28 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2005173912A Ceased JP2006351283A (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | カード用コネクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006351283A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009140660A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Alps Electric Co Ltd | カードコネクタ |
-
2005
- 2005-06-14 JP JP2005173912A patent/JP2006351283A/ja not_active Ceased
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009140660A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Alps Electric Co Ltd | カードコネクタ |
JP4510067B2 (ja) * | 2007-12-04 | 2010-07-21 | アルプス電気株式会社 | カードコネクタ |
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