JP2006350809A - 会員登録支援方法及び会員登録支援プログラム - Google Patents
会員登録支援方法及び会員登録支援プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 効率的に提携先企業への会員登録を行なうことができる会員登録支援方法及び会員登録支援プログラムを提供する。
【解決手段】 アカウント・アグリゲーションサービス登録依頼を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、既登録のログイン情報を会員登録データ記憶部23に記録する。次に、管理コンピュータ21は、会員登録を行なっていない未登録提携先企業に対する新規会員登録依頼を提携先サーバ40に送信する。新規会員登録希望対象の提携先企業について追加情報を必要とする場合、管理コンピュータ21は、追加情報入力用画面データを生成し、利用者端末10に送信する。入力データの送信指示があった場合、利用者端末10は、追加情報入力用画面データに埋め込まれたスクリプトにより、各入力欄に入力された追加情報を、それぞれの送信先アドレスの提携先サーバ40に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 アカウント・アグリゲーションサービス登録依頼を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、既登録のログイン情報を会員登録データ記憶部23に記録する。次に、管理コンピュータ21は、会員登録を行なっていない未登録提携先企業に対する新規会員登録依頼を提携先サーバ40に送信する。新規会員登録希望対象の提携先企業について追加情報を必要とする場合、管理コンピュータ21は、追加情報入力用画面データを生成し、利用者端末10に送信する。入力データの送信指示があった場合、利用者端末10は、追加情報入力用画面データに埋め込まれたスクリプトにより、各入力欄に入力された追加情報を、それぞれの送信先アドレスの提携先サーバ40に送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、提携先への会員登録を行なう場合に用いる会員登録支援方法及び会員登録支援プログラムに関する。
今日、商品購入等の決済時にポイントを利用者に付与し、他の決済時にポイント相当額の割引等のサービスを提供するポイントサービスを用いる販売促進が行われている。このポイントサービスを利用することにより、利用者の商品等の購入意欲を促進させることができる。また、利用者のポイント管理を行なうことにより、利用者の購買動向等のマーケティング情報を取得することができる。このため、各種ポイント管理方法が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。ポイント交換サービスシステムでは、パートナ・データベースは、発行機関が発行したポイントを基準ポイントに変換するための販売変換レートと、基準ポイントを発行機関が発行したポイントに変換するための購買変換レートとを、各発行機関に対応させて記憶している。ポイント情報提示部が提供するページ上で、ユーザが変換元ポイントから変換先ポイントへの変換を要求すると、ポイント演算管理部は、販売及び購買変換レートに基づいてユーザのポイントを変換する。これにより、発行されたポイントの利用効率及び回収率を高める。
また、インターネット等のネットワークを介して多様な顧客の利便性を図るために、ポータルサイトを通じて各種サービスを提供する金融サービスシステムが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。この金融サービスシステムの電子バンクセンタは、ネットワークを介して顧客端末群と接続される。そして、金融事業者の業務に係る情報の授受を行う金融ポータル処理部と非金融事業者の業務に係る情報の授受を行うECコミュニティ処理部とからなるサービスレイヤを備える。更に、このサービスレイヤと連携し、銀行業務を遂行する電子バンクコア処理部、顧客情報及びナレッジマネジメント情報の保存管理を担う共通レイヤを備える。これにより、インターネット等のネットワークを介し、金融サービスに関する多様な顧客ニーズを満たすことができる。
更に、利用者が資産管理を行なうために、インターネットを介して利用者に関する金融情報を収集し、利用者に提供するアカウント・アグリゲーションサービスも展開されつつある。ここで、アカウント・アグリゲーションサービスにおいては、まず、利用者に、複数の機関(銀行、証券会社、クレジットカード会社等)が提供するインターネットサービスのログインIDやパスワード等を予め登録してもらう。そして、このIDやパスワードを用いて複数の機関の情報(金融機関の資産情報等)を取得し、インターネット上で一覧表示できるようにするサービスである(例えば、特許文献3参照。)。この技術により、インターネットバンキングで取得できる金融機関毎の口座決済情報を用いて、利用者の資産管理を一括して行えるようになる。上述の技術では、複数の金融機関の口座を引落口座として振込処理を行なう場合であっても、各インターネットバンキングシステムにログインを繰り返す必要がなく、1回のログイン処理で振込処理を行なうことができる。
特開2002−298051号公報(図1)
特開2001−338125号公報(図1)
特開2001−306804号公報(第1頁、図1)
上述のポイントサービスを利用するには、予めポイント会員としての会員登録を行なっておく必要がある。しかし、会員登録時には各種情報を提供する必要があり、手続が煩雑
な場合、会員登録を諦めてしまう場合がある。これでは、利用者の利便性を図ることができない。また、加盟店側も販売促進の機会を逸することになる。
な場合、会員登録を諦めてしまう場合がある。これでは、利用者の利便性を図ることができない。また、加盟店側も販売促進の機会を逸することになる。
一方、アカウント・アグリゲーションサービスを利用する場合、利用者が各銀行や各サービスサイトを利用する権限を予め取得しておく必要がある。具体的には、銀行の場合、銀行口座を保有し、ネットバンキングを利用するためのパスワード等を取得しておく必要があり、ポイント会員の場合には、会員登録を行なっておく必要がある。
また、ポータルサイトにおいて、複数の加盟店に一括して会員登録を行なうことができる場合もあるが、利用者が既に会員登録を行なっている場合、重複して登録することになる。この場合、利用者にとっても、加盟店にとっても、重複による無駄が生じる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、効率的に提携先企業への会員登録を行なうことができる会員登録支援方法及び会員登録支援プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、利用者識別子及び提携先識別子毎に提携先サーバにログインを行なうための情報を記録したログインデータ記憶手段と、提携先識別子毎に会員登録のために必要な情報項目を記録した必要項目データ記憶手段と、利用者端末及び提携先サーバに接続可能な管理コンピュータとを備えたアグリゲーション管理システムを用いて会員登録を支援する方法であって、前記管理コンピュータが、利用者端末から、既に会員登録済みの提携先識別子と、この提携先サーバへのログインを行うためのログイン情報とを受信し、前記ログイン情報を利用者識別子と提携先識別子とに関連付けて前記ログインデータ記憶手段に記録する段階と、会員未登録の提携先識別子がある場合には、この利用者について、前記必要項目データ記憶手段に記録された情報項目に基づいて基本情報を取得し、提携先サーバに送信する段階と、会員登録のために必要な情報項目に不足がある場合には、前記登録のために必要な追加情報を入力するための入力欄と、前記入力情報を前記提携先サーバに直接送信するための追加情報送信手段を埋め込んだ画面データを生成し、前記利用者端末に送信する段階とを実行することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の会員登録支援方法において、前記基本情報の提携先サーバへの送信は、前記利用者端末を介して前記提携先サーバに転送させることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の会員登録支援方法において、前記管理コンピュータが、前記提携先サーバから新たに会員登録を行なった利用者に関するログイン情報を受信し、このログイン情報を前記ログインデータ記憶手段に記録する段階をさらに実行することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の会員登録支援方法において、前記追加情報送信手段は、不足する必要情報項目が複数の提携先において共通している場合、前記不足の情報項目の入力欄に対して各提携先サーバに直接送信することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、利用者識別子及び提携先識別子毎に提携先サーバにログインを行なうための情報を記録したログインデータ記憶手段と、提携先識別子毎に会員登録のために必要な情報項目を記録した必要項目データ記憶手段と、利用者端末及び提携先サーバに接続可能な管理コンピュータとを備えたアグリゲーション管理システムを用いて会員
登録を支援するプログラムであって、前記管理コンピュータを、利用者端末から、既に会員登録済みの提携先識別子と、この提携先サーバへのログインを行うためのログイン情報とを受信し、前記ログイン情報を利用者識別子と提携先識別子とに関連付けて前記ログインデータ記憶手段に記録する手段と、会員未登録の提携先識別子がある場合には、この利用者について、前記必要項目データ記憶手段に記録された情報項目に基づいて基本情報を取得し、提携先サーバに送信する手段と、会員登録のために必要な情報項目に不足がある場合には、前記登録のために必要な追加情報を入力するための入力欄と、前記入力情報を前記提携先サーバに直接送信するための追加情報送信手段を埋め込んだ画面データを生成し、前記利用者端末に送信する手段として機能させることを要旨とする。
登録を支援するプログラムであって、前記管理コンピュータを、利用者端末から、既に会員登録済みの提携先識別子と、この提携先サーバへのログインを行うためのログイン情報とを受信し、前記ログイン情報を利用者識別子と提携先識別子とに関連付けて前記ログインデータ記憶手段に記録する手段と、会員未登録の提携先識別子がある場合には、この利用者について、前記必要項目データ記憶手段に記録された情報項目に基づいて基本情報を取得し、提携先サーバに送信する手段と、会員登録のために必要な情報項目に不足がある場合には、前記登録のために必要な追加情報を入力するための入力欄と、前記入力情報を前記提携先サーバに直接送信するための追加情報送信手段を埋め込んだ画面データを生成し、前記利用者端末に送信する手段として機能させることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の会員登録支援プログラムにおいて、前記基本情報の提携先サーバへの送信は、前記利用者端末を介して前記提携先サーバに転送させることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の会員登録支援プログラムにおいて、前記管理コンピュータが、前記提携先サーバから新たに会員登録を行なった利用者に関するログイン情報を受信し、このログイン情報を前記ログインデータ記憶手段に記録する手段としてさらに機能させることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7のいずれか一つに記載の会員登録支援プログラムにおいて、前記追加情報送信手段は、不足する必要情報項目が複数の提携先において共通している場合、前記不足の情報項目の入力欄に対して各提携先サーバに直接送信することを要旨とする。
(作用)
請求項1又は5に記載の発明によれば、会員登録に必要な基本情報は、アグリゲーション管理システムから提供され、会員登録のために必要な情報項目に不足がある場合には、入力情報を提携先サーバに直接送信するための追加情報送信手段を埋め込んだ画面データを生成し、利用者端末に送信する。これにより、利用者は多様な提携先企業への会員登録を効率的に行なうことができる。
請求項1又は5に記載の発明によれば、会員登録に必要な基本情報は、アグリゲーション管理システムから提供され、会員登録のために必要な情報項目に不足がある場合には、入力情報を提携先サーバに直接送信するための追加情報送信手段を埋め込んだ画面データを生成し、利用者端末に送信する。これにより、利用者は多様な提携先企業への会員登録を効率的に行なうことができる。
請求項2又は6に記載の発明によれば、提携先サーバに送信される基本情報を、事前に利用者端末が受信するので、利用者が基本情報の内容を予め確認することができる。
請求項3又は7に記載の発明によれば、管理コンピュータは、提携先サーバから新たに会員登録を行なった利用者に関するログイン情報を受信し、このログイン情報をログインデータ記憶手段に記録するため、効率的にアカウント・アグリゲーションサービスを提供することができる。
請求項3又は7に記載の発明によれば、管理コンピュータは、提携先サーバから新たに会員登録を行なった利用者に関するログイン情報を受信し、このログイン情報をログインデータ記憶手段に記録するため、効率的にアカウント・アグリゲーションサービスを提供することができる。
請求項4又は8に記載の発明によれば、不足する必要情報項目が複数の提携先企業において共通している場合、不足の情報項目の入力欄に対して各提携先サーバに直接送信するため、利用者は効率的に会員登録に必要な情報を提供することができる。
本発明によれば、利用者にとっては効率的に提携先企業への会員登録を行なうことができる。提携先企業にとっては、効率的に会員数を増やすことができ、販売促進を図ることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜14に従って説明する。本実施形態では、銀行サーバ20がポータルサイトとして機能し、提携先企業が提供するポイントプロ
グラムの会員の登録や、会員と提携先企業との間の取引を支援する場合に用いる会員登録支援方法及び会員登録支援プログラムとして説明する。本実施形態では、銀行のネットバンキングサービスの利用登録を行なっている利用者に対して、銀行サーバ20がアカウント・アグリゲーションサービスを提供する場合を想定する。すなわち、このアカウント・アグリゲーションサービスにおいては、銀行サーバ20が、提携先企業において利用可能なポイントに関する情報を集約して利用者端末10に提供する。
グラムの会員の登録や、会員と提携先企業との間の取引を支援する場合に用いる会員登録支援方法及び会員登録支援プログラムとして説明する。本実施形態では、銀行のネットバンキングサービスの利用登録を行なっている利用者に対して、銀行サーバ20がアカウント・アグリゲーションサービスを提供する場合を想定する。すなわち、このアカウント・アグリゲーションサービスにおいては、銀行サーバ20が、提携先企業において利用可能なポイントに関する情報を集約して利用者端末10に提供する。
図1に示すように、銀行サーバ20がアカウント・アグリゲーションサービスに関する処理を行なう。この銀行サーバ20は、提携先サーバ40や利用者端末10に、インターネットIを介して接続される。
この銀行サーバ20は、アグリゲーション管理システムとして機能し、図1に示すように管理コンピュータ21を備え、アカウント・アグリゲーションサービスの管理処理等を行なう。管理コンピュータ21は、図示しないCPU等の制御手段、RAM及びROM等のメモリを有し、後述する処理(ログインデータ記憶手段に記録する段階、基本情報を提携先サーバに送信する段階、画面データを生成・送信する段階等を含む処理)を行なう。このための会員登録支援プログラムを実行することにより、管理コンピュータ21は、ログインデータ記憶手段に記録する手段、基本情報を提携先サーバに送信する手段、画面データを生成・送信する手段等として機能する。
また、銀行サーバ20は、利用者管理データ記憶部22、ログインデータ記憶手段としての会員登録データ記憶部23、及び必要項目データ記憶手段としての提携先管理データ記憶部24を備え、管理コンピュータ21に接続される。
利用者管理データ記憶部22には、図2に示すように、ネットバンキングサービスの利用者に関する利用者管理データ220が記録されている。この利用者管理データ220は、利用者に対してネットバンキングサービスの利用登録を行なった場合に設定される。本実施形態では、利用者管理データ220には、利用者毎に、利用者識別子、銀行用ログインパスワード、預金口座識別子及び銀行用ポイントに関するデータが記録される。
利用者識別子データ領域には、ネットバンキングサービスの利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。この利用者識別子を用いることにより、例えば利用者個人情報記憶部に登録された利用者の名前、住所等の各種属性情報を抽出することができる。この各種属性情報が、銀行サーバ20から提携先サーバ40に提供される基本情報を構成する。
銀行用ログインパスワードデータ領域には、ネットバンキングサービスを提供する場合のユーザ認証に用いるパスワードに関するデータが記録される。具体的には、利用者がインターネットIを介して銀行サーバ20にアクセスしてきた場合の利用者認証に用いられる。
預金口座識別子データ領域には、ネットバンキングサービスの対象の預金口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、預金口座識別子は、本支店コード、預金種目コード及び口座番号に関するデータを含んで構成される。
銀行用ポイントデータ領域には、この銀行が利用者に対して付与したポイント数に関するデータが記録される。このポイント数は、利用者が銀行のサービス(振込や振替等)を利用することにより付与される。
会員登録データ記憶部23には、図3に示すように、アカウント・アグリゲーションサ
ービスを利用する利用者に関して会員登録データ230が記録されている。この会員登録データ230は、利用者からのアカウント・アグリゲーションサービスの利用依頼に対して、提携先企業への会員登録が完了している場合に設定される。本実施形態では、会員登録データ230には、利用者及び提携先企業毎に、利用者識別子、提携先識別子、会員識別子、会員用ログインパスワードに関するデータが記録される。
ービスを利用する利用者に関して会員登録データ230が記録されている。この会員登録データ230は、利用者からのアカウント・アグリゲーションサービスの利用依頼に対して、提携先企業への会員登録が完了している場合に設定される。本実施形態では、会員登録データ230には、利用者及び提携先企業毎に、利用者識別子、提携先識別子、会員識別子、会員用ログインパスワードに関するデータが記録される。
利用者識別子データ領域には、アカウント・アグリゲーションサービスの利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。この利用者識別子により、利用者管理データ220との関連付け(リレーション)が行なわれる。
提携先識別子データ領域には、この利用者が会員登録した提携先企業を特定するための識別子に関するデータが記録される。
会員識別子データ領域には、この利用者が会員登録した提携先企業において、この利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。この会員識別子は、提携先企業により各会員に付与される。
会員識別子データ領域には、この利用者が会員登録した提携先企業において、この利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。この会員識別子は、提携先企業により各会員に付与される。
会員用ログインパスワードデータ領域には、提携先サーバ40にログインする場合のユーザ認証に用いるパスワードに関するデータが記録される。この会員用ログインパスワードと会員識別子とを用いて、提携先サーバ40が利用者認証を行なう。
提携先管理データ記憶部24には、図4に示すように、アカウント・アグリゲーションサービスにおいて利用される提携先サーバ40に関する提携先管理データ240が記録されている。提携先管理データ240は、各企業が銀行の提携先企業となった場合に設定される。提携先管理データ240は、提携先識別子、送信フォーマット、追加情報項目及び送信先アドレスに関するデータを含む。
提携先識別子データ領域には、この提携先企業を特定するための識別子に関するデータが記録される。この提携先識別子により、会員登録データ230との関連付け(リレーション)が行なわれる。
送信フォーマットデータ領域には、提携先企業において会員登録のために必要な情報項目や、利用者情報を提供する場合に各項目のデータ形式等、提携先企業が定めた規則(ルール)が記録される。この送信フォーマットは、例えば、「送り仮名は半角カタカナ」、「電話番号はハイフン(−)なし」のようなルールを含み、利用者情報を提携先企業が要求するフォーマットに変換を行なうために用いられる。
追加情報項目データ領域には、この提携先サーバ40を利用するために会員登録を行なうために必要な追加情報の項目に関するデータが記録される。この追加情報項目は、会員登録の際に、銀行サーバ20が提供する利用者情報の項目に不足がある場合のみ記録される。例えば、ログインパスワードの他に、取引を行なう場合に用いる第2パスワードを設定する必要がある場合には、そのための設定入力欄を表示するためのデータが追加情報項目として記録される。
送信先アドレスデータ領域には、この提携先企業に利用者情報を提供する場合の送信先に関するデータが記録される。この送信先には、例えば提携先サーバ40のIPアドレスを用いる。
図1に示すように、銀行サーバ20に接続されている提携先サーバ40は、この提携先企業が会員登録した利用者に関する各種データを管理するコンピュータシステムである。提携先企業には、銀行サーバ20から提供される利用者情報(基本情報)のみで会員登録
を認める企業と、基本情報の他に追加情報を加えて会員登録を認める企業とがある。前者の提携先サーバ40は会員データ記憶部42を備え、後者の提携先サーバ40は会員データ記憶部43を備える。
を認める企業と、基本情報の他に追加情報を加えて会員登録を認める企業とがある。前者の提携先サーバ40は会員データ記憶部42を備え、後者の提携先サーバ40は会員データ記憶部43を備える。
この会員データ記憶部42には、図5に示すように、会員データ420を記録する。この会員データ420は、会員登録の依頼を受けた場合に設定される。この会員データ420は、登録会員毎に、登録依頼識別子、基本情報、会員識別子、会員用ログインパスワード、決済方法及び会員ポイントに関するデータが相互に関連づけられて記録される。
登録依頼識別子データ領域には、銀行サーバ20から受信した会員登録依頼に付加された識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、銀行サーバ20が提携先サーバ40に会員登録依頼を行なう場合に、この依頼を特定するためにユニークな識別子を付与する。
基本情報データ領域には、銀行サーバ20から受信した利用者についての情報(基本情報)に関するデータが記録される。
会員識別子データ領域には、会員登録の依頼に対して登録した会員を特定するための識別子に関するデータが記録される。例えば、会員番号や会員IDを用いる。
会員識別子データ領域には、会員登録の依頼に対して登録した会員を特定するための識別子に関するデータが記録される。例えば、会員番号や会員IDを用いる。
会員用ログインパスワードデータ領域には、この提携先サーバ40にログインする場合のユーザ認証に用いるパスワードに関するデータが記録される。この会員用ログインパスワードと会員識別子とを用いて、提携先サーバ40が利用者認証を行なう。
決済方法データ領域には、この会員との間で取引を行なう場合の決済方法や、この決済に用いる預金口座を特定するためのデータが記録される。この決済方法は、利用者からの申請に基づいて記録される。
会員ポイントデータ領域には、提携先企業が、この会員に対して付与したポイント数に関するデータが記録される。このポイント数は、利用者が提携先企業のサービスを利用した場合や、商品購入等の取引を行なった場合に付与される。
また、基本情報だけでは会員登録のために必要な情報項目に不足がある企業の提携先サーバ40の会員データ記憶部43には、図6に示すように、会員データ430を記録する。この会員データ430には、会員データ420のデータの他に追加情報に関するデータが記録される。この追加情報データ領域には、利用者端末10から受信した追加情報に関するデータが記録される。
利用者端末10はインターネットIに接続可能であり、利用者が銀行サーバ20や提携先サーバ40にアクセスする場合に用いられるコンピュータ端末である。利用者端末10は、制御手段としてのCPU、記憶手段としてのRAM、ROMを備える。更に、利用者端末10は、表示手段としてのディスプレイ、入力手段としてのキーボード、マウス、記憶手段としてのハードディスク装置や通信手段としての通信インターフェースを備える。本実施形態では、利用者端末10はブラウザプログラムを格納し、HTML等で記述されたウェブページや、ウェブページ上で各種機能を実行するスクリプト(プログラム)を実行する。
上記のように構成されたシステムを用いて、ポイント会員登録の管理に関する処理手順を説明する。ここでは、新規会員の登録処理、新規提携先企業の登録処理、提携先サーバ40における取引処理の順に説明する。
(新規会員の登録処理)
まず、新規会員登録処理について、図7、8を用いて説明する。ここでは、銀行が提供するネットバンキングの利用者が、アカウント・アグリゲーションサービスの利用を希望する場合を想定する。この場合、既に会員となっている提携先企業の登録だけではなく、新たに会員登録を行なって、アカウント・アグリゲーションサービスへの利用登録を行なうことができる。
まず、新規会員登録処理について、図7、8を用いて説明する。ここでは、銀行が提供するネットバンキングの利用者が、アカウント・アグリゲーションサービスの利用を希望する場合を想定する。この場合、既に会員となっている提携先企業の登録だけではなく、新たに会員登録を行なって、アカウント・アグリゲーションサービスへの利用登録を行なうことができる。
まず、利用者端末10は、銀行サーバ20にログイン要求を送信する(ステップS1−1)。具体的には、アカウント・アグリゲーションサービスの利用を希望する利用者は、利用者端末10を用いて銀行サーバ20にアクセスし、ログイン画面をディスプレイに表示させる。このログイン画面には、利用者識別子入力欄や銀行用ログインパスワード入力欄を備える。そして、各欄に、この利用者のネットバンキング利用のための利用者識別子や銀行用ログインパスワードを入力し、ログイン要求の送信指示を行なう。この場合、利用者端末10は、ログイン画面に入力された利用者識別子や銀行用ログインパスワードに関するデータを含むログイン要求を、インターネットIを介して銀行サーバ20に送信する。
このログイン要求を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、利用者識別子や銀行用ログインパスワードを用いて利用者認証を実行する(ステップS1−2)。具体的には、管理コンピュータ21は、利用者識別子や銀行用ログインパスワードを含む利用者管理データ220が利用者管理データ記憶部22に記録されているかどうかを確認する。受信した利用者識別子や銀行用ログインパスワードを含む利用者管理データ220が利用者管理データ記憶部22に記録されている場合には利用者認証を完了する。そして、ログインを許可し、初期メニュー画面を含む許可通知を利用者端末10に送信する。なお、利用者管理データ220の記録がない場合にはログインを拒否する。
ログインの許可通知を受信した利用者端末10は、アカウント・アグリゲーションサービスの利用申込処理を行なう(ステップS1−3)。具体的には、ディスプレイに表示された初期メニュー画面においてアカウント・アグリゲーションサービスの利用申込ボタンが選択された場合、利用者端末10は、インターネットIを介して利用申込を銀行サーバ20に送信する。
この利用申込を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、アカウント・アグリゲーションサービスの提供が可能な提携先企業の抽出を行なう(ステップS1−4)。具体的には、管理コンピュータ21は、提携先管理データ記憶部24から提携先管理データ240を抽出することにより、アカウント・アグリゲーションサービスを提供可能な提携先企業を特定する。そして、管理コンピュータ21は、特定した提携先企業を一覧にして、利用者に選択させるための選択画面データを生成する。
この選択画面データを受信した利用者端末10は、アカウント・アグリゲーションサービスの登録希望の設定処理を行なう(ステップS1−5)。利用者端末10のディスプレイには、図12に示す表示画面500が出力される。利用者は、この表示画面500を用いて、アカウント・アグリゲーションサービスへの登録、提携先企業への会員登録を行なう。この表示画面500には、アカウント・アグリゲーションサービスを利用可能な提携先企業のホームページへのリンクボタン501、この提携先企業への会員登録希望の有無を選択する選択ボタン502、既に会員登録を行なっている場合には、会員ID、ログインパスワードを入力するための設定欄503を含む。そして、選択ボタン502を選択せず、かつ設定欄503に入力しない場合には、この提携先企業に関してはアカウント・アグリゲーションサービスの利用登録を行なわない。そして、各提携先企業に関する設定を行なった場合には、送信ボタン504をクリックする。この場合、利用者端末10は、表
示画面500に入力されたデータに基づいて、アカウント・アグリゲーションサービス登録依頼を、インターネットIを介して銀行サーバ20に送信する。このアカウント・アグリゲーションサービス登録依頼には、提携先識別子毎に、会員登録希望の有無を識別するためのデータを含む。更に、既に会員登録している提携先企業については、提携先識別子毎にログイン情報(会員識別子、会員用ログインパスワード)に関するデータを含める。
示画面500に入力されたデータに基づいて、アカウント・アグリゲーションサービス登録依頼を、インターネットIを介して銀行サーバ20に送信する。このアカウント・アグリゲーションサービス登録依頼には、提携先識別子毎に、会員登録希望の有無を識別するためのデータを含む。更に、既に会員登録している提携先企業については、提携先識別子毎にログイン情報(会員識別子、会員用ログインパスワード)に関するデータを含める。
アカウント・アグリゲーションサービス登録依頼を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、既登録のログイン情報を会員登録データ記憶部23に記録する(ステップS1−6)。まず、具体的には、管理コンピュータ21は、この利用者の利用者識別子、提携先識別子毎に会員登録データ230を生成する。そして、アカウント・アグリゲーションサービス登録依頼に含まれるログイン情報(会員識別子、会員用ログインパスワード)を、この提携先識別子の会員登録データ230に記録する。
次に、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、会員登録を行なっていない未登録提携先企業に対する新規会員登録依頼を、各提携先サーバ40に送信する(ステップS1−7)。具体的には、管理コンピュータ21は、アカウント・アグリゲーションサービス登録依頼において新規会員登録希望対象の提携先企業についての提携先管理データ240を提携先管理データ記憶部24から抽出する。そして、管理コンピュータ21は、この新規利用者依頼に対して登録依頼識別子を割り振る。この登録依頼識別子は、各会員登録データ230の会員識別子データ領域に仮登録する。そして、管理コンピュータ21が、ステップS1−2において利用者認証を行なった利用者識別子に基づいて、この利用者の情報(基本情報)を利用者個人情報記憶部から取得する。更に管理コンピュータ21は、提携先企業毎に、提携先管理データ記憶部24に記録された送信フォーマットに基づいて、基本情報中で提携先企業が要求する項目についての情報を特定し、更に各項目データのフォーマット変換を行なう(図13参照)。そして、管理コンピュータ21は、付与した登録依頼識別子とともに、基本情報を含む新規会員登録依頼を、インターネットIを介して提携先サーバ40に送信する。
この新規会員登録依頼を受信した提携先サーバ40は、新規会員登録の記録を行なう(ステップS1−8)。具体的には、提携先サーバ40は、銀行サーバ20から受信した基本情報を会員データ記憶部に記録する。この場合、提携先企業が追加情報を要求しない場合には、会員データ記憶部42に基本情報を記録して会員登録を完了する。一方、提携先企業が追加情報を要求する場合には、この段階では基本情報の仮登録となり、追加情報の提供を待つ。
そして、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、未登録提携先企業について追加情報が必要かどうかを確認する(ステップS1−9)。ここでは、管理コンピュータ21は、新規会員登録希望対象の提携先企業についての提携先管理データ240において、追加情報項目が記録されているかどうかを確認する。この追加情報項目の有無の確認は、すべての新規会員登録希望対象の提携先企業について行なう。すべての新規会員登録希望対象の提携先企業について追加情報を必要としない場合(ステップS1−9において「NO」の場合)には、銀行サーバ20の処理を終了し、後述する提携先サーバ40からの通知を待機する。
一方、新規会員登録希望対象の提携先企業について追加情報を必要とする場合(ステップS1−9において「YES」の場合)、管理コンピュータ21は、追加情報入力用画面データを生成する(ステップS1−10)。具体的には、管理コンピュータ21は、提携先管理データ記憶部24に記録された提携先管理データ240を用いて、各未登録提携先企業について追加情報項目を特定する。そして、図13に示すように、提携先企業毎に追加情報項目の入力欄511を含む追加情報入力用画面510を表示させるためのデータを
生成する。更に、送信ボタンがクリックされた場合に、各入力データを入力欄511に対応する提携先サーバ40に送信するための送信先アドレスを、入力欄511毎に追加情報入力用画面510のデータに含めておく。この送信は、追加情報入力用画面データに埋め込まれたスクリプト(プログラム)により実行される。更に、この追加情報入力用画面510には登録依頼識別子に関するデータを埋め込んでおく。そして、管理コンピュータ21は、生成した追加情報入力用画面データを、インターネットIを介して利用者端末10に送信する。
生成する。更に、送信ボタンがクリックされた場合に、各入力データを入力欄511に対応する提携先サーバ40に送信するための送信先アドレスを、入力欄511毎に追加情報入力用画面510のデータに含めておく。この送信は、追加情報入力用画面データに埋め込まれたスクリプト(プログラム)により実行される。更に、この追加情報入力用画面510には登録依頼識別子に関するデータを埋め込んでおく。そして、管理コンピュータ21は、生成した追加情報入力用画面データを、インターネットIを介して利用者端末10に送信する。
この追加情報入力用画面データを受信した利用者端末10は、追加情報の送信処理を実行する(ステップS1−11)。まず、利用者端末10は、ディスプレイに追加情報入力用画面510を出力する。この追加情報入力用画面510には、提携先企業毎に、提携先企業が要求する追加情報項目の入力欄が設けられている。なお、各項目の入力欄には、それぞれ送信先アドレス(ここでは、各提携先サーバ40のIPアドレスデータ)が埋め込まれている。そして、利用者は、追加情報入力用画面510を利用して必要な情報を入力し、入力を完了した場合、送信ボタンをクリックする。この場合、利用者端末10は、追加情報入力用画面データに埋め込まれたスクリプト(プログラム)により、各入力欄に入力された追加情報を、それぞれの送信先アドレス(ここでは各提携先サーバ40)に送信する。この追加情報には、登録依頼識別子に関するデータが付加される。
追加情報を受信した提携先サーバ40は、新規ログイン情報の設定を行なう(ステップS1−12)。具体的には、提携先サーバ40は、追加情報に付加された登録依頼識別子に基づいて、先に受信した基本情報を含む会員データ430を特定する。そして、提携先サーバ40は、基本情報及び追加情報の記録により、提携先サーバ40にログインを行なうための会員識別子や会員用ログインパスワードを付与する。なお、追加情報を必要としない提携先サーバ40は、銀行サーバ20から基本情報を受信した段階、すなわちステップS1−8の段階で新規ログイン情報の設定を行なう。
そして、図8に示すように、提携先サーバ40は、新規ログイン情報を会員データ記憶部(42、43)に記録する(ステップS1−13)。具体的には、各利用者に付与した会員識別子や会員用ログインパスワードを会員データ記憶部(42、43)に記録する。
そして、提携先サーバ40は、インターネットIを介して新規ログイン情報を銀行サーバ20に送信する(ステップS1−14)。この新規ログイン情報には、各利用者に付与した会員識別子や会員用ログインパスワードとともに登録依頼識別子、提携先識別子に関するデータを含む。
新規ログイン情報を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、新規ログイン情報を会員登録データ記憶部23に記録する(ステップS1−15)。具体的には、管理コンピュータ21は、提携先識別子や仮登録された登録依頼識別子に基づいて会員登録データ230を特定する。そして、この会員登録データ230に、受信したログイン情報(会員識別子や会員用ログインパスワード)を記録する。この場合、登録依頼識別子データは、会員識別子データにより上書きされる。
そして、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、新規ログイン情報を利用者端末10に送信する(ステップS1−16)。
この新規ログイン情報を受信した利用者端末10は、新規ログイン情報を記録する(ステップS1−17)。利用者が直接、提携先サーバ40にアクセスする場合には、この新規ログイン情報を利用する。
以上により、新規会員登録処理を完了する。
この新規ログイン情報を受信した利用者端末10は、新規ログイン情報を記録する(ステップS1−17)。利用者が直接、提携先サーバ40にアクセスする場合には、この新規ログイン情報を利用する。
以上により、新規会員登録処理を完了する。
(新規提携先企業の登録処理)
次に、新たにアカウント・アグリゲーションサービスを利用することができる提携先企業が加わった場合の処理を、図9に従って説明する。
次に、新たにアカウント・アグリゲーションサービスを利用することができる提携先企業が加わった場合の処理を、図9に従って説明する。
ここでは、提携先サーバ40は、新規に提携を行なうため、各種情報を銀行サーバ20に送信する(ステップS2−1)。この各種情報には、送信フォーマット、追加情報項目及び送信先アドレスに関するデータを含む。
銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、新規提携先企業の登録を行なう(ステップS2−2)。具体的には、管理コンピュータ21は、受信した各種情報を含む提携先管理データ240を提携先管理データ記憶部24に記録する。
そして、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、利用者に対して新規提携先企業の紹介を行なう(ステップS2−3)。これにより、利用者は、新規にアカウント・アグリゲーションサービスを利用することができるようになった提携先企業を把握することができる。
利用者は、利用者端末10を用いて新規に登録された提携先企業を確認し、この提携先企業についてもアカウント・アグリゲーションサービスの利用を希望する場合には、利用登録依頼を、インターネットIを介して銀行サーバ20に送信する(ステップS2−4)。なお、新規提携先企業において既に会員登録を行なっている場合には、この提携先企業におけるログイン情報(会員識別子、会員用ログインパスワード)を利用登録依頼に含めて送信する。
利用登録依頼を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21の処理は、会員登録が未登録の場合と、既登録の場合とによって異なる(ステップS2−5)。この新規提携先企業について利用者が既に会員登録を行なっている場合(ステップS2−5において「NO」の場合)、管理コンピュータ21は、ログイン情報を会員登録データ記憶部23に記録する(ステップS2−6)。
一方、この新規提携先企業についての会員登録が未登録である場合(ステップS2−5において「YES」の場合)、管理コンピュータ21は、ステップS1−7と同様に会員登録を行なっていない未登録提携先企業に対する新規会員登録依頼を提携先サーバ40に送信する(ステップS2−7)。この新規会員登録依頼を受信した提携先サーバ40は、ステップS1−8と同様に、新規会員登録の記録を行なう(ステップS2−8)。この場合、新規提携先企業が追加情報を要求しない場合には、会員データ記憶部42に基本情報を記録して会員登録を完了する。一方、新規提携先企業が追加情報を要求する場合には、この段階では基本情報の仮登録となり、追加情報の提供を待つ。
そして、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、新規提携先企業について追加情報が必要かどうかを確認する(ステップS2−9)。ここでは、管理コンピュータ21は、新規提携先企業についての提携先管理データ240において、追加情報項目が記録されているかどうかを確認する。新規提携先企業が追加情報を必要としない場合(ステップS2−9において「NO」の場合)には、銀行サーバ20の処理を終了し、後述する提携先サーバ40からの通知を待機する。
一方、新規提携先企業が追加情報を必要とする場合(ステップS2−9において「YES」の場合)、管理コンピュータ21は、追加情報入力用画面データを生成する(ステップS2−10)。具体的には、管理コンピュータ21は、提携先管理データ記憶部24に記録された提携先管理データ240を用いて、新規提携先企業について追加情報項目を特
定する。そして、追加情報項目の入力欄を含む追加情報入力用画面を表示させるためのデータを生成する。更に、送信ボタンがクリックされた場合に、各入力データを入力欄に対応する提携先サーバ40に送信するための送信先アドレスと送信を実行するスクリプト(プログラム)とを、入力欄毎に追加情報入力用画面のデータに含めておく。ここでは、送信先アドレスとして、新規提携先企業の各提携先サーバ40のIPアドレスを用いる。そして、ここでも、この送信先アドレスと送信を実行するスクリプト(プログラム)とが、入力情報を提携先サーバ40に直接送信するための追加情報送信手段として機能する。更に、この追加情報入力用画面510には登録依頼識別子に関するデータを埋め込んでおく。そして、管理コンピュータ21は、生成した追加情報入力用画面データを、インターネットIを介して利用者端末10に送信する。
定する。そして、追加情報項目の入力欄を含む追加情報入力用画面を表示させるためのデータを生成する。更に、送信ボタンがクリックされた場合に、各入力データを入力欄に対応する提携先サーバ40に送信するための送信先アドレスと送信を実行するスクリプト(プログラム)とを、入力欄毎に追加情報入力用画面のデータに含めておく。ここでは、送信先アドレスとして、新規提携先企業の各提携先サーバ40のIPアドレスを用いる。そして、ここでも、この送信先アドレスと送信を実行するスクリプト(プログラム)とが、入力情報を提携先サーバ40に直接送信するための追加情報送信手段として機能する。更に、この追加情報入力用画面510には登録依頼識別子に関するデータを埋め込んでおく。そして、管理コンピュータ21は、生成した追加情報入力用画面データを、インターネットIを介して利用者端末10に送信する。
この追加情報入力用画面データを受信した利用者端末10は、追加情報の送信処理を実行する(ステップS2−11)。まず、利用者端末10は、ディスプレイに追加情報入力用画面510を出力する。この追加情報入力用画面510には、新規提携先企業が要求する追加情報項目の入力欄が設けられている。なお、各項目の入力欄には、それぞれ送信先アドレスが埋め込まれている。そして、利用者は、追加情報入力用画面を利用して必要な情報を入力し、入力を完了した場合、送信ボタンをクリックする。この場合、利用者端末10は、追加情報入力用画面データに埋め込まれたスクリプト(プログラム)により、各入力欄に入力された追加情報を、それぞれの送信先アドレス(ここでは新規提携先企業の提携先サーバ40)に送信する。この追加情報には、登録依頼識別子が付加される。
追加情報を受信した提携先サーバ40は、新規ログイン情報の設定を行なう(ステップS2−12)。具体的には、提携先サーバ40は、追加情報に付加された登録依頼識別子に基づいて、先に受信した基本情報を含む会員データ430を特定する。そして、提携先サーバ40は、基本情報及び追加情報の記録により、提携先サーバ40にログインを行なうための会員識別子や会員用ログインパスワードを付与する。なお、追加情報を必要としない提携先サーバ40は、銀行サーバ20から基本情報を受信した段階、すなわちステップS2−8の段階で新規ログイン情報の設定を行なう。
以下、図8に示す新規会員の登録処理のステップS1−13以降と同様に処理が実行される。
以上により、新規提携先企業の登録処理を完了する。
以上により、新規提携先企業の登録処理を完了する。
(提携先サーバ40における取引処理)
次に、取引処理を、図10、11に従って説明する。
まず、利用者は、利用者端末10を用いて銀行サーバ20にログイン要求を行なう(ステップS3−1)。具体的には、利用者は、利用者端末10を用いて銀行サーバ20にアクセスし、ログイン画面をディスプレイに表示させる。このログイン画面には、利用者識別子入力欄や銀行用ログインパスワード入力欄を備える。そして、各欄に、この利用者のネットバンキング利用のための利用者識別子や銀行用ログインパスワードを入力し、ログイン要求の送信指示を行なう。この場合、利用者端末10は、ログイン画面に入力された利用者識別子や銀行用ログインパスワードに関するデータを含むログイン要求を、インターネットIを介して銀行サーバ20に送信する。
次に、取引処理を、図10、11に従って説明する。
まず、利用者は、利用者端末10を用いて銀行サーバ20にログイン要求を行なう(ステップS3−1)。具体的には、利用者は、利用者端末10を用いて銀行サーバ20にアクセスし、ログイン画面をディスプレイに表示させる。このログイン画面には、利用者識別子入力欄や銀行用ログインパスワード入力欄を備える。そして、各欄に、この利用者のネットバンキング利用のための利用者識別子や銀行用ログインパスワードを入力し、ログイン要求の送信指示を行なう。この場合、利用者端末10は、ログイン画面に入力された利用者識別子や銀行用ログインパスワードに関するデータを含むログイン要求を、インターネットIを介して銀行サーバ20に送信する。
このログイン要求を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、ステップS1−2と同様に、利用者識別子や銀行用ログインパスワードを用いて利用者認証を実行する(ステップS3−2)。受信した利用者識別子や銀行用ログインパスワードを含む利用者管理データ220が利用者管理データ記憶部22に記録されている場合には利用者認証を完了する。そして、ログインを許可し、初期メニュー画面を含む許可通知を利用者端末10に送信する。
ログインの許可通知を受信した利用者端末10は、アカウント・アグリゲーションサービスの利用要求処理を行なう(ステップS3−3)。具体的には、ディスプレイに表示された初期メニュー画面においてアカウント・アグリゲーションサービスの利用要求ボタンが選択された場合、利用者端末10は、インターネットIを介して利用要求を銀行サーバ20に送信する。
この利用要求を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、この利用者がアカウント・アグリゲーションサービスの登録を行なっている提携先サーバ40のログイン情報を取得する(ステップS3−4)。具体的には、管理コンピュータ21は、利用者認証行なった利用者識別子を含む会員登録データ230を会員登録データ記憶部23から抽出する。
そして、管理コンピュータ21は、各提携先サーバ40から、この利用者のポイント情報の取得する(ステップS3−5)。具体的には、ステップS3−4において抽出した会員登録データ230のログイン情報(会員識別子、会員用ログインパスワード)を用いて、この利用者が会員登録している提携先企業の提携先サーバ40にアクセスし、利用者の代わりにログインを行なう。
この場合、各提携先サーバ40は、この利用者のポイント情報を銀行サーバ20に提供する(ステップS3−6)。このポイント情報には、この提携先企業が利用者に提供し、会員データ記憶部(42、43)に記録されたポイント数に関するデータを含む。
提携先サーバ40からポイント情報を取得した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、一覧画面データを作成し、利用者端末10に送信する(ステップS3−7)。この一覧画面には、各提携先サーバ40から取得したポイント数が提携先企業毎に関する情報を含める。この一覧画面データを受信した利用者端末10のディスプレイには、図14に示す一覧表示画面520が出力される。この一覧表示画面520には、この利用者のアカウント・アグリゲーションサービスの登録対象企業毎にポイント数が表示される。
そして、提携先企業との間で取引を希望する利用者は、利用者端末10を用いて、提携先サーバ40へのログイン要求を送信する(ステップS3−8)。具体的には、一覧表示画面520に表示されたログインボタンを選択し、クリックすることにより行なわれる。このログイン要求には、選択した提携先識別子に関するデータを含む。この場合、利用者端末10は、ログイン要求を銀行サーバ20に送信する、そして、銀行サーバ20は、利用者識別子、選択された提携先識別子に基づいてログイン情報を会員登録データ記憶部23から抽出する。更に、銀行サーバ20は、利用者端末10に、この利用者のログイン情報(会員識別子、会員用ログインパスワード)を提供する。利用者端末10は、インターネットIを介して、このログイン情報を提携先サーバ40に転送する。
ログイン情報を受信した提携先サーバ40は、会員データ記憶部(42又は43)を用いて利用者認証を行なう(ステップS3−9)。利用者認証を完了した場合、提携先サーバ40は、利用者との取引を許可し、利用者端末10に商品一覧画面データを提供する(ステップS3−10)。これにより、利用者端末10との間での取引のセッションが実行され、利用者は、提携先サーバ40から提供された商品一覧画面を用いて購入希望の商品を選択し、利用者端末10を用いて商品購入依頼を提携先サーバ40に送信する(ステップS3−11)。
この場合、提携先サーバ40は、ポイントを利用する場合の請求金額を計算する(ステップS3−12)。具体的には、提携先サーバ40は、利用者からの商品購入依頼に基づ
き、この商品価格を特定する。更に、提携先サーバ40は、会員データ記憶部(42又は43)を用いて、この利用者に提供された会員ポイント数を特定する。そして、商品価格から会員ポイント数を差し引き、利用者に対する請求金額を決定する。
き、この商品価格を特定する。更に、提携先サーバ40は、会員データ記憶部(42又は43)を用いて、この利用者に提供された会員ポイント数を特定する。そして、商品価格から会員ポイント数を差し引き、利用者に対する請求金額を決定する。
そして、提携先サーバ40は、会員データ記憶部(42又は43)に記録された会員ポイントを更新する(ステップS3−13)。この場合、提携先サーバ40は、この取引において利用した会員ポイントを差し引き、更に請求金額に対して、予め定めたポイント率を乗算し、新たに付与するポイント数を算出し、会員ポイントに加算する。そして、提携先サーバ40は、このポイント数を会員データ記憶部(42又は43)に記録する。
次に、提携先サーバ40は、この取引における決済方法を特定する(ステップS3−14)。具体的には、会員データ記憶部(42又は43)に記録された決済方法を特定し、この決済方法による決済を行なうための処理を実行する。
提携先サーバ40は、利用者に対する請求を行なう(ステップS3−15)。この場合、提携先サーバ40は、利用者端末10に対して、特定した決済方法による支払を行なうための決済画面データを生成する。この決済画面データは、特定した決済方法を実行するためのデータ、この提携先サーバ40の提携先識別子、取引識別子や請求金額に関するデータを含む。そして、提携先サーバ40は、この決済画面データを、インターネットIを介して送信する。
利用者は、利用者端末10を用いて、決済指示を行なう(ステップS3−16)。例えばネットバンキングを行なう場合には、いわゆるリダイレクト処理により、提携先サーバ40から提供された画面に基づき、利用者端末10は銀行サーバ20へのアクセスを行なう。本実施形態では、ネットバンキングにより決済を行なう場合を想定する。この場合、利用者端末10は、取引を行なった企業の提携先識別子、取引識別子や請求金額に関するデータを含むネットバンキング要求を銀行サーバ20に転送する。
ネットバンキング要求を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、引落金額を計算する(ステップS3−17)。ここでは、銀行サーバ20は、利用者管理データ記憶部22から、この銀行が利用者に提供した銀行用ポイント数を特定する。そして、ネットバンキング要求に含まれる請求金額から、この銀行用ポイント数を差し引いて引落金額を計算する。
そして、管理コンピュータ21は、利用者管理データ記憶部22を用いて、この利用者の預金口座を特定し、口座引落を実行する(ステップS3−18)。
次に、管理コンピュータ21は、この利用者の銀行用ポイントを更新する(ステップS3−19)。この場合、管理コンピュータ21は、この口座引落引において利用した銀行用ポイントを差し引き、更にネットバンキングサービスの利用に対して付与するポイント数を算出し、銀行用ポイントに加算する。そして、管理コンピュータ21は、このポイント数を利用者管理データ記憶部22に記録する。
次に、管理コンピュータ21は、この利用者の銀行用ポイントを更新する(ステップS3−19)。この場合、管理コンピュータ21は、この口座引落引において利用した銀行用ポイントを差し引き、更にネットバンキングサービスの利用に対して付与するポイント数を算出し、銀行用ポイントに加算する。そして、管理コンピュータ21は、このポイント数を利用者管理データ記憶部22に記録する。
次に、管理コンピュータ21は、提携先企業の口座への入金処理を行なう(ステップS3−20)。具体的には、管理コンピュータ21は、ネットバンキング要求に含まれる提携先識別子に基づいて、この提携先企業の口座を特定する。そして、管理コンピュータ21は、利用者の預金口座から引き落とした金額に、銀行用ポイントの利用金額を補填して、この提携先企業の口座に入金する。
そして、管理コンピュータ21は、提携先サーバ40に入金を行なったことを通知する(ステップS3−21)。この通知には、取引識別子に関するデータを含める。
この通知を受信した提携先サーバ40は、取引識別子を用いて取引内容を特定し、この取引の売掛金の消込を行なう(ステップS3−22)。
この通知を受信した提携先サーバ40は、取引識別子を用いて取引内容を特定し、この取引の売掛金の消込を行なう(ステップS3−22)。
以上により、提携先サーバ40における取引処理を完了する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
○ 本実施形態においては、アカウント・アグリゲーションサービス登録依頼を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、既登録のログイン情報を会員登録データ記憶部23に記録する(ステップS1−6)。一方、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、会員登録を行なっていない未登録提携先企業に対する新規会員登録依頼を提携先サーバ40に送信する(ステップS1−7)。通常、複数のサーバから利用者情報を収集するアカウント・アグリゲーションサービスにおいては、既に登録されたログイン情報を管理する。一方、ショッピングモール等のポータルサイトにおいても複数の提携先企業を利用することは可能であるが、この場合には新たに会員登録を行なう必要がある。本実施形態では、既登録の会員データを活かしながら、未登録の提携先企業に関しては、新たに会員登録を行なうことができる。利用者においては効率的に会員登録を行なうことができ、提携先企業においても会員の拡大を促進することができる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
○ 本実施形態においては、アカウント・アグリゲーションサービス登録依頼を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、既登録のログイン情報を会員登録データ記憶部23に記録する(ステップS1−6)。一方、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、会員登録を行なっていない未登録提携先企業に対する新規会員登録依頼を提携先サーバ40に送信する(ステップS1−7)。通常、複数のサーバから利用者情報を収集するアカウント・アグリゲーションサービスにおいては、既に登録されたログイン情報を管理する。一方、ショッピングモール等のポータルサイトにおいても複数の提携先企業を利用することは可能であるが、この場合には新たに会員登録を行なう必要がある。本実施形態では、既登録の会員データを活かしながら、未登録の提携先企業に関しては、新たに会員登録を行なうことができる。利用者においては効率的に会員登録を行なうことができ、提携先企業においても会員の拡大を促進することができる。
○ 本実施形態においては、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、会員登録を行なっていない未登録提携先企業に対する新規会員登録依頼を提携先サーバ40に送信する(ステップS1−7)。この場合、管理コンピュータ21が、利用者識別子に基づいて、この利用者の情報(基本情報)をデータ記憶部から取得し、提携先管理データ記憶部24に記録された送信フォーマットに基づいて、提携先企業が希望する項目についての情報を特定し、更に各項目のデータのフォーマット変換を行なう。そして、付与した登録依頼識別子とともに、基本情報を含む新規会員登録依頼を、インターネットIを介して提携先サーバ40に送信する。これにより、利用者は入力の手間をかけずに効率的に会員登録を行なうことができる。また、基本情報は、銀行サーバ20から提携先サーバ40に直接、提供されるため、提携先企業は信頼度の高い情報を取得することができる。
○ 本実施形態においては、新規会員登録希望対象の提携先企業について追加情報を必要とする場合、管理コンピュータ21は、提携先管理データ記憶部24に記録された提携先管理データ240を用いて、各未登録提携先企業について追加情報項目を特定する。そして、提携先企業毎に追加情報項目の入力欄511を含む追加情報入力用画面510を表示させるためのデータを生成する。このため、利用者は、一つの画面を用いて、効率的に複数の提携先企業の会員登録を行なうことができる。従って、会員登録の際の煩わしさを軽減することができる。
○ 本実施形態においては、追加情報入力用画面510には、送信ボタンがクリックされた場合に、各入力データを入力欄511に対応する提携先サーバ40に送信するための送信先アドレスを入力欄511毎に含めておく。このため、各入力欄511に入力されたデータは、直接、各提携先サーバ40に送信される。これにより、各提携先サーバ40での会員登録の効率化を図ることができる。また、このデータ送信は、銀行サーバ20を経由しないため、不必要な個人情報の転々流通を抑制できる。
○ 本実施形態においては、会員登録を行なっていない未登録提携先企業に対する新規会員登録依頼を提携先サーバ40に送信する場合、管理コンピュータ21は、この新規利用者依頼に対して登録依頼識別子を割り振る。そして、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、付与した登録依頼識別子とともに、基本情報を含む新規会員登録依頼を、インターネットIを介して提携先サーバ40に送信する。更に、利用者端末10は、追加情報入力用画面510に埋め込まれた登録依頼識別子に関するデータを付加した追加情報を提携先サーバ40に送信する。このため、提携先サーバ40は、登録依頼識別子に基づいて
、銀行サーバ20から受信した基本情報と、利用者端末10から受信した追加情報とを合わせることにより会員登録に必要な情報を取得することができる。
、銀行サーバ20から受信した基本情報と、利用者端末10から受信した追加情報とを合わせることにより会員登録に必要な情報を取得することができる。
○ 本実施形態においては、決済を行なう場合、提携先サーバ40は、ポイントを利用する場合の請求金額を計算する(ステップS3−12)。具体的には、商品価格から会員ポイント数を差し引き、利用者に対する請求金額を決定する。更に、ネットバンキング要求を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、引落金額を計算する(ステップS3−17)。ここでは、ネットバンキング要求に含まれる請求金額から、この銀行用ポイント数を差し引いて引落金額を計算する。このため、利用者は、提携先サーバ40と銀行サーバ20において、提携先企業と銀行とから提供されたポイントの利益を享受することができる。
○ 本実施形態においては、新規会員登録を行なった場合、提携先サーバ40は、インターネットIを介して新規ログイン情報を銀行サーバ20に送信する(ステップS1−14)。そして、新規ログイン情報を受信した銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、新規ログイン情報を会員登録データ記憶部23に記録する(ステップS1−15)。提携先サーバから新たに会員登録を行なった利用者に関するログイン情報を受信し、このログイン情報をログインデータ記憶手段に記録するため、効率的にアカウント・アグリゲーションサービスを提供することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態では、新規会員登録希望対象の提携先企業について追加情報を必要とする場合、管理コンピュータ21は、提携先管理データ記憶部24に記録された提携先管理データ240を用いて、未登録提携先企業について追加情報項目を特定する。そして、提携先企業毎に追加情報項目の入力欄を含む追加情報入力用画面を表示させるためのデータを生成する。これに代えて、複数の提携先企業において共通する追加情報に関しては、一つの入力欄で入力できるようにしてもよい。この場合、この入力欄に対応して、追加情報を要求する複数の提携先サーバ40の送信先アドレスを関連付けて記録しておく。そして、送信ボタンがクリックされた場合には、関連付けられた送信先アドレスに、入力欄人注力されたデータを送信するためのスクリプト(プログラム)を含めておく。ここでも、この送信先アドレスと送信を実行するスクリプト(プログラム)とが、入力情報を提携先サーバ40に直接送信するための追加情報送信手段として機能する。これにより、利用者は1回の入力で複数の提携先企業に情報を提供することができ、利用者の利便性を図ることができる。
・ 上記実施形態では、新規会員登録希望対象の提携先企業について追加情報を必要とする場合、管理コンピュータ21は、提携先管理データ記憶部24に記録された提携先管理データ240を用いて、未登録提携先企業について追加情報項目を特定する。そして、提携先企業毎に追加情報項目の入力欄を含む追加情報入力用画面を表示させるためのデータを生成する。これに代えて、複数の提携先企業において共通する追加情報に関しては、一つの入力欄で入力できるようにしてもよい。この場合、この入力欄に対応して、追加情報を要求する複数の提携先サーバ40の送信先アドレスを関連付けて記録しておく。そして、送信ボタンがクリックされた場合には、関連付けられた送信先アドレスに、入力欄人注力されたデータを送信するためのスクリプト(プログラム)を含めておく。ここでも、この送信先アドレスと送信を実行するスクリプト(プログラム)とが、入力情報を提携先サーバ40に直接送信するための追加情報送信手段として機能する。これにより、利用者は1回の入力で複数の提携先企業に情報を提供することができ、利用者の利便性を図ることができる。
・ 上記実施形態では、銀行サーバ20の管理コンピュータ21は、会員登録を行なっていない未登録提携先企業に対する新規会員登録依頼を提携先サーバ40に送信する(ステップS1−7)。具体的には、付与した登録依頼識別子とともに、基本情報を含む新規会員登録依頼を、インターネットIを介して提携先サーバ40に送信する。これに代えて、利用者端末10を介して、基本情報を提携先サーバ40に送信してもよい。この場合には、追加情報入力用画面データに基本情報に関するデータをデフォルト値として埋め込んでおく。そして、このデフォルト値に対して、送信アドレスを関連付けておく。送信ボタンがクリックされた場合、この送信アドレスに基本情報が送信される。これにより、利用者は各提携先サーバ40に提供される基本情報を事前に確認することができる。また、提携先サーバ40も、基本情報と追加情報とを同時期に取得することができる。
・ 上記実施形態では、銀行サーバ20をポータルサイトとして機能させるが、利用者の基本情報を管理する機関であれば、本発明のアグリゲーション管理システムとして機能させることができる。
10…利用者端末、20…銀行サーバ、21…管理コンピュータ、22…利用者管理データ記憶部、23…会員登録データ記憶部、24…提携先管理データ記憶部、42,43…会員データ記憶部、40…提携先サーバ、511…入力欄。
Claims (8)
- 利用者識別子及び提携先識別子毎に提携先サーバにログインを行なうための情報を記録したログインデータ記憶手段と、提携先識別子毎に会員登録のために必要な情報項目を記録した必要項目データ記憶手段と、利用者端末及び提携先サーバに接続可能な管理コンピュータとを備えたアグリゲーション管理システムを用いて会員登録を支援する方法であって、
前記管理コンピュータが、
利用者端末から、既に会員登録済みの提携先識別子と、この提携先サーバへのログインを行うためのログイン情報とを受信し、前記ログイン情報を利用者識別子と提携先識別子とに関連付けて前記ログインデータ記憶手段に記録する段階と、
会員未登録の提携先識別子がある場合には、この利用者について、前記必要項目データ記憶手段に記録された情報項目に基づいて基本情報を取得し、提携先サーバに送信する段階と、
会員登録のために必要な情報項目に不足がある場合には、前記登録のために必要な追加情報を入力するための入力欄と、前記入力情報を前記提携先サーバに直接送信するための追加情報送信手段を埋め込んだ画面データを生成し、前記利用者端末に送信する段階と
を実行することを特徴とする会員登録支援方法。 - 前記基本情報の提携先サーバへの送信は、前記利用者端末を介して前記提携先サーバに転送させることを特徴とする請求項1に記載の会員登録支援方法。
- 前記管理コンピュータが、前記提携先サーバから新たに会員登録を行なった利用者に関するログイン情報を受信し、このログイン情報を前記ログインデータ記憶手段に記録する段階をさらに実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の会員登録支援方法。
- 前記追加情報送信手段は、不足する必要情報項目が複数の提携先において共通している場合、前記不足の情報項目の入力欄に対して各提携先サーバに直接送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の会員登録支援方法。
- 利用者識別子及び提携先識別子毎に提携先サーバにログインを行なうための情報を記録したログインデータ記憶手段と、提携先識別子毎に会員登録のために必要な情報項目を記録した必要項目データ記憶手段と、利用者端末及び提携先サーバに接続可能な管理コンピュータとを備えたアグリゲーション管理システムを用いて会員登録を支援するプログラムであって、
前記管理コンピュータを、
利用者端末から、既に会員登録済みの提携先識別子と、この提携先サーバへのログインを行うためのログイン情報とを受信し、前記ログイン情報を利用者識別子と提携先識別子とに関連付けて前記ログインデータ記憶手段に記録する手段と、
会員未登録の提携先識別子がある場合には、この利用者について、前記必要項目データ記憶手段に記録された情報項目に基づいて基本情報を取得し、提携先サーバに送信する手段と、
会員登録のために必要な情報項目に不足がある場合には、前記登録のために必要な追加情報を入力するための入力欄と、前記入力情報を前記提携先サーバに直接送信するための追加情報送信手段を埋め込んだ画面データを生成し、前記利用者端末に送信する手段
として機能させることを特徴とする会員登録支援プログラム。 - 前記基本情報の提携先サーバへの送信は、前記利用者端末を介して前記提携先サーバに転送させることを特徴とする請求項5に記載の会員登録支援プログラム。
- 前記管理コンピュータが、前記提携先サーバから新たに会員登録を行なった利用者に関するログイン情報を受信し、このログイン情報を前記ログインデータ記憶手段に記録する手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項5又は6に記載の会員登録支援プログラム。
- 前記追加情報送信手段は、不足する必要情報項目が複数の提携先において共通している場合、前記不足の情報項目の入力欄に対して各提携先サーバに直接送信することを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の会員登録支援プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2005177972A JP2006350809A (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 会員登録支援方法及び会員登録支援プログラム |
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Family Applications (1)
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