JP2006350409A - 文字入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパッドまたはタッチパネル上を指でなぞるという簡単な操作で、キーボードを使用しなくても効率の良い文字入力を行うことを目的とする。
【解決手段】タッチパッド上の文字入力開始範囲200に指を触れると、表示装置上に表示範囲330に文字が表示されて、指の移動に従って文字が変更される。目的の文字が表示されたときに指を離すとその文字が入力される。指が円を描くように移動すると文字を更新するように構成することで、タッチパッドの広さに制限されずに文字を変更するための必要な操作を加えることができる。指の移動方向を180度または90度にすると文字を変更する方法を変えるように構成することで、目的の文字を効率よく選択する。
【選択図】図2

Description

本発明は文字入力装置に関するものであり、特にタッチパッドやタッチパネルのように平板状のポインティングデバイスを持つノートパソコンやPDA(Personal Digital Assistance=個人用携帯情報端末)の文字入力装置に関するものである。
コンピュータの文字入力はキーボードを使用することが一般的である。
携帯を可能としたノートパソコンの場合は本体の一部がキーボードとなっているが、携帯性を向上させるために本体の小型化、軽量化を進めている機種では、キーボードも小さくなっている。しかし、使用者の指の大きさは変わらないのでキーボードを小型化するとキー入力をしにくくなるためキーボードの小型化には限界がある。
最近ではタブレットPCというキーボードを持たない機種もあらわれた。この機種では画像を表示するタッチパネルに直接スタイラスペンを接触させて画面上の部品を選択したり図形を入力することができる。この機種における文字の入力は、画面上にキーボードの図を表示して入力したい文字を選択するソフトウエアキーボードや、入力したい文字を画面に描き、その図形データから文字を判断する手書き文字認識がある。
PDAにも文字入力に小型のキーボードを使用する機種があるが、一般にPDAはノートパソコンよりも小さいため、キー一つ一つが小さくなりキー同士も接近しているため入力したい文字に対応するキーを押すことは難しくなる。PDAにも、他の文字入力方法としてソフトウエアキーボードや手書き文字認識がある。
平板状のポインティングデバイスを使用して文字入力を行なう装置には、「文字情報入力装置」(特許文献1)が考えられている。これは、タブレット上に鍵状のパターンを書いて仮想的な五十音表の行および段を指定し、ひらがなを入力する装置である。図15は上記「文字情報入力装置」(特許文献1)の仮想五十音表上を鍵状に操作して文字を選択する一実施の形態を示すものである。
特開平5−341903号公報
上述したように文字を入力するためにはキーボードを使用することが一般的である。しかし最近ではキーボードを持たないタブレットPCやPDAがある。また、携帯性を重視した小型ノートパソコンやPDAでは、キーボードが装備されていても小型になるため操作性は低下して入力が遅くなったり、キーの押し間違いが発生しやすくなる。
キーボードを使用しない文字入力の方法にソフトウエアキーボードがあるが、表示画面にキーボードの図を表示するため本来使用したい文章入力用ソフトウエアなどを表示する領域が狭くなる。また、ソフトウエアキーボードに表示されたキーはキーボードのキーのように触覚で区別できるものではないので、キーに描かれている文字を目で確認した上でポインティングデバイスで該当するキーを指定する必要がある。
別の文字入力の方法である手書き文字認識方式も入力したい文字を書き込む領域を設けるため、本来使用したい文章入力用ソフトウエアなどを表示する領域が狭くなる。また、全ての文字を1つ1つ書く必要がある。また、略した文字を書いた場合や書いた文字が不正確な場合は正しく認識されない。
「文字情報入力装置」(上記特許文献1)はオプション機器であるタブレットを使用しているため、外出先でノートパソコンやPDAに使用する場合にはタブレットも一緒に持ち歩かねばならず、携帯性を大きく損なう。また、この装置では必ず五十音表上の「あ」を基準にして文字を選択するため、「ん」などの五十音表で「あ」から離れた文字を入力するためには操作する距離が長くなり素早い入力はできない。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ノートパソコンまたはPDAが装備しているタッチパッドまたはタッチパネルを使用した文字入力装置を提供することを目的とする。この文字入力装置はタッチパッドやタッチパネル本来の機能であるマウスカーソルを移動したり画面に表示されている部品を選択する機能と文字を入力する機能を切り替えるための特別な処理を必要としないものである.
上記従来の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の発明は、タッチパッドに文字入力開始範囲を設け、タッチパッドに指が触れていない状態から文字入力開始範囲に指を触れると文字選択状態となり、文字を表示範囲に表示する。文字選択状態でタッチパッドに指を触れたまま移動させると、指の動きに応じて文字が変更され、その文字が表示範囲に表示される。目的の文字が表示されている状態で指を離すとその文字が入力される文字入力装置を提供する。本構成によって、使用者は表示装置を注視していればよく、視線を大きく動かすことなくタッチパッド上を指でなぞるという簡単な操作で文字入力を行うことができる。また、文字を選択しているときにのみ表示範囲が現れるため、常にキーボードの図が表示されているソフトウエアキーボードや手書き文字認識の書込み領域と異なり、画面を有効に使用できる。またタッチパッドに指が触れていない状態から文字入力開始範囲以外の範囲に指を触れると、通常のマウスカーソルを移動させる処理が行なわれる。マウスカーソルを移動させる処理が行なわれている状態で文字入力開始範囲に指が触れても文字選択状態には移らず、マウスカーソルを移動させる処理が継続される。
本発明の請求項2に記載の発明は、文字入力開始範囲に指を触れた直後では枠に沿って指を移動すると文字選択状態に入り、枠と直角に離れる方向に指を移動すると文字選択状態に入らないように構成する。これにより誤って文字入力開始範囲に指を触れた場合でも、簡単に本来の機能であるマウスカーソルを移動させる機能に移ることができる。また、文字選択状態では指の移動方向の変化が小さい場合は直前の文字の選択方法を継続するように構成する。これにより希望する文字を選択するためにはタッチパッド上の長い距離を指でなぞる必要がある場合でも、曲率の大きな曲線(例えば円)をなぞり続けることで有限の広さのタッチパッド上において必要なだけの距離をなぞることができるようにしたものである。本構成によって、使用者はタッチパッドなどのポインティングデバイスの広さに制限されずに必要な距離を操作することができる。また、タッチパネルなどの表示装置の上にポインティングデバイスがある場合であっても、本構成では操作の方向を厳密に規定していないために操作の自由度が大きくなり、文字を表示している場所を避けてなぞることができるために、常に選択された文字を確認しながら、指を移動させて文字を選択できるため操作性が向上する。
また、タッチパッド上を指でなぞって文字を選択しているときに指の移動方向の変化がほぼ180度の場合はそれまで文字を選択する順番とは逆の順番で文字を選択するように構成すれば、文字の選択中に目的とする文字を超えて選択してしまった場合でも指を戻す方向に移動すれば目的の文字を簡単に再度選択することができる。
また、文字を選択する手段にひらがなのあ段の文字を選択する方法とその行に含まれる文字を選択する方法と一つの清音に関連する濁音、半濁音、小さい文字を選択する方法を持ち、指の移動方向の変化がほぼ90度の場合はこの選択方法を変更するように構成すれば、ひらがなを入力するときではまず五十音表上の行を選択して、次に選択方法を変更して段を選択して清音を定め、さらに選択方法を変更してその清音に関連する濁音、半濁音、小さい文字を選択するように段階を経て文字を選択することで効率の良い文字入力ができる。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、タッチパッドに空白、記号、文書の制御コードや編集機能、かな漢字変換機能の変換や変換のための文字区切りを変更する指令などを選択できる文字入力開始範囲を設けて、文章の制御コードを入力する機能やかな漢字変換を行なう機能を追加して、本発明の文字入力装置で漢字の入力を可能としたものである。
本発明の文字入力装置によれば、タッチパッドまたはタッチパネル上を指でなぞるという簡単な操作で、キーボードを使用しなくても効率の良い文字入力を行うことができる。
本発明では、携帯デバイスの新しい文字入力装置として、タッチパッド、タッチパネル等の絶対位置の出力が可能なポインティングデバイスを使用する。
タッチパッドはノートパソコン等に広く使用されているが、一般に相対位置の変化としてマウスカーソルを移動させている。すなわち、指を離した状態からタッチパッドに触れたときは、その触れた位置がタッチパッド上のどこであってもマウスカーソルは移動せず、タッチパッドに指が触れた状態で指を移動するとその移動方向と距離に応じてマウスカーソルが移動するという制御方法である。しかし、タッチパッドには、例えば左下角をタップすればマウスカーソルを画面左下に移動する機能やタッチパッド右辺を上下に操作すれば選択する画面を上下にスクロールする機能が実現されている。これはタッチパッドが指で操作している絶対位置を検出できることを示している。本発明はこのタッチパッドが操作して入る位置を絶対位置で検出する機能を使用する。また、表示装置の上に接触を検知するための素子を配置した透明なスクリーンを設けたタッチパネルも絶対位置を検出できるため本発明の入力装置となりえる。
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるノートパソコンの全体図である。
図1において、1はノートパソコンであり、2はタッチパッド、3は作成した文章や計算結果やWEBなどの各種情報を表示する表示装置、4はキーボード、5は本体である。
図2は、本発明の実施の形態1におけるタッチパッドに設けられた文字入力範囲と最初の候補文字を関連付けた図である。200は円形のタッチパッド2上に設けられた数字・ひらがな記号用の文字入力開始範囲、220は空白・変換用の文字入力開始範囲、240は設定・確定用の文字入力開始範囲である。この例では、ひらがなを入力するために、文字入力開始範囲200をさらに12の範囲に分割して、それぞれの範囲に指を触れたときに選択される文字に「1」、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」、「、」を割り当てている。なお、図2の点線は各文字入力開始範囲の区分を示すためのものであり、実際にタッチパッド上に点線が印刷されることを必要とするものではない。
図3は、本発明の実施の形態1における表示装置3の表示の一例を示す図である。300は文章入力用ソフトウエア。310は文章入力用ソフトウエア300に入力された変換済みの文字列。320はかな漢字変換機能の未変換文字列。330は本発明の文字入力装置により選択中の文字を表示する表示範囲である。なお、図3の表示範囲330は選択の途中であることを強調するために四角で囲み大きな文字で表示しているが、かな漢字変換機能の未変換文字列の最後に追加して表示することもできる。また、表示範囲は未変換文字列の右下に表示されているが、この位置に限るものではない。
次に、文字を入力する場合の操作について説明する。
この文字入力装置を使用して数字、ひらがな、“、。?!ー「」”などの記号を入力して、かな漢字変換機能で漢字に変換する方法を示す。なお、かな漢字変換機能を有効に設定しておく。
文字入力装置は内部に数字、ひらがなの清音、記号を並べた文字列、すなわち{0123456789あいうえおか・・・(中略)・・・よらりるれろわをん、。?!ー「」}のデータを持つ。また、ひらがなの濁音、半濁音、小さい字はそれらの清音と関連付けられている。
指を離した状態から最初に指を触れた位置が文字入力開始範囲200に含まれていれば、指を触れた位置に割り当てられた文字を表示範囲330に表示する。使用者はその文字を確認して目的とする文字であるならそのまま指を離すと、表示範囲330が消え、そこに表示されていた文字がかな漢字変換機能の未変換文字列に追加される。目的とする文字でない場合は、表示範囲330に目的の文字が表示されるまでタッチパッドに指を触れたままタッチパッドの枠に沿って直線または大きな曲率の曲線を描いて指を移動させる。このとき適切な距離rだけ指が移動するたびに、上記の文字列の降順で候補文字が更新される。
また、使用者はマウスカーソルを移動する目的でタッチパッドに指を触れたのであって文字入力を意図しない場合は、タッチパッドに指を触れたままタッチパッドの中心に向かって指を動かせば、表示範囲330は消え、かな漢字変換機能の未変換文字列に文字を追加することなく、マウスカーソルを移動させることができる。なお、中心方向に指を動かせば文字入力機能が終了する機能は指を離した状態から最初に文字入力開始範囲内に指を触れた直後のみ有効であり、指を触れた後にタッチパッドの枠に沿って指を距離r以上移動して候補文字が更新された後では、終了する機能は無効になる。
図4はタッチパッド上の操作の一例を示す図である。400はタッチパッドの外周、401はタッチパッドの中心A、402は文字入力開始範囲の中にある最初に指を触れた位置B、403は位置Bを中心として距離rを半径とした円、404は位置Bとタッチパッドの中心Aを結ぶ線、405は文字入力開始範囲の境界、406は文字入力を行なうためにタッチパッドの枠に沿って指を移動したときの軌跡。407は406の軌跡のうち最初に位置Bから距離rだけ離れた位置C。408は位置Cを中心として距離rを半径とした円。409は406の軌跡のうち位置Cを通過したあと最初に位置Cから距離rだけ離れた位置D。410は406の軌跡のうち位置Dを通過したあと位置Dから最初に距離rだけ離れた位置E。411は406の軌跡のうち表示範囲330の文字を更新した位置J。412は位置Jを中心として距離rを半径とした円。413は406の軌跡のうち位置Jを通過したあと位置Jから最初に距離rだけ離れた位置K。414は位置Kを中心として距離rを半径とした円。415は406の軌跡のうち位置Kを通過したあと位置Kから最初に距離rだけ離れた位置L。416は406の軌跡のうち位置Lを通過したあと位置Lから最初に距離rだけ離れた位置M。417は406の軌跡のうち位置Mを通過したあと位置Mから最初に距離rだけ離れた位置Nである。
420は文字入力を無効にするためにタッチパッドの中心に向かって指を移動したときの軌跡。421は420の軌跡のうち最初に位置Bから距離rだけ離れた位置Pである。
タッチパッドの文字入力開始範囲に最初に指を触れたときに、文字入力装置は最初に指を触れた位置Bの座標と時間を記憶する。その後、指がタッチパッド上を移動するか一定時間が経過するごとに、指がタッチパッドに接触しているか接触していないか、接触している場合は指の位置を読み取る。位置Bから指が距離rだけ最初に離れた位置が、位置Cのようにその位置と位置Bを結ぶ直線とパッドの中心Aから位置Bを結ぶ直線とが成す角度が45度以上の場合は、指をタッチパッドの円周に沿って移動しているとみなして文字選択状態を継続する。このとき最初の位置Bから距離rだけ進んでいるので表示範囲に示された文字を一つ更新し、文字を更新するときの指の座標と時間を記憶する。さらに指が移動して位置Cから距離rだけ進んで位置Dに達したとき、その直前の指の移動である位置Bから位置Cを結ぶ角度と位置Cから位置Dを結ぶ角度の変化を計算して、変化した角度が45度以下であれば同一方向に進行していると見なして候補文字を一つ更新し、指の座標と時間を記憶する。このように角度の変化が45度以下であれば同一方向と見なすように構成することで、使用者が文字を選択する場合の指の移動方向の自由度が大きくなり、狭い範囲の操作であっても長い距離を必要とする操作ができるものである。なお、表示範囲に「ん」が表示されているときにさらに指を移動すると、上記の文字列に含まれる“、。?!ー「」”などの記号が表示され、さらに指を移動すると数字が表示される。
指を移動させて文字の選択が進み、位置Jおよび位置Kで表示範囲の文字を更新する。位置Kを超えたところで指を戻す方向すなわち位置Jに向かって移動させ、位置Kから距離r離れた位置Lに進む。このとき位置Jから位置Kへの角度と位置Kから位置Lへの角度が135度以上であるので文字列から文字を取り出す順番を逆にして表示範囲に表示する文字を一つ更新する。文字を取り出す順番を逆にした場合でも、もう一度指の移動方向を戻る方向に移動させると再度文字を取り出す順番を逆にするため、元の順番に戻る。このように構成することで入力したい文字を超えて操作をしてしまった場合でも、指を逆向きに移動すれば直ちに入力したい文字に戻ることができる。
さらに指を移動させて文字の選択が進み、位置Mで文字を更新する。ここで指を移動する方向を直角方向に曲げて、位置Mから距離r離れた位置Nに進む。このとき位置Lから位置Mへの角度と位置Mから位置Nへの角度が45度以上135度以下の場合は、表示範囲に表示する文字と小さい文字、濁音、または半濁音をつけた文字のなかから表示範囲に示す文字を選ぶようにする。つまり候補文字が「は」の場合は「ば、ぱ、は」、「つ」の場合は「っ、づ、つ」、「あ」の場合は「ぁ、あ」の中から一文字を選んで表示範囲に示す。なお、な行のように小さい文字、濁音、または半濁音をつけた文字がまったくない場合は元の文字が表示される。また元の文字が数字、記号の場合は、元の文字を表示しつづけても良いし、それぞれの文字や記号の全角と半角の文字を交互に表示してもよい。この濁音等への変更を行なっているときもう一度45度以上135度以下の方向に指を移動した場合は、候補文字を清音に戻して文字列の順で候補文字が更新される。また、文字選択状態で指が一定時間同じ場所に止まっているときに、濁音、半濁音、小さい文字、清音の変更を行なうこともできる。
以上の方法で入力したい文字が表示範囲に表示されるように選択してタッチパッドから指を離すと、かな漢字変換機能が有効の場合はかな漢字変換機能の未変換文字列に追加され、表示範囲は表示されなくなる。なお、かな漢字変換機能が無効の場合は、指を離したときに表示範囲に示された文字が、そのときに有効になっている文書作成ソフトウエアなどのアプリケーションに送られる。
次にかな漢字変換機能を制御する操作方法について述べる。
かな漢字変換機能の未変換文字列が表示されている状態で、空白・変換用の文字入力開始範囲に指を触れて距離rを移動する前に離すと、かな漢字変換機能に変換を開始させるコマンドを送る。使用者が意図する文字または文字列に変換されるまで空白・変換用の文字入力開始範囲に指を触れて離す動作を繰り返すか、空白・変換用の文字入力開始範囲に指を触れてタッチパッドの中心に向かって指を移動すると、適切な距離rだけ指が移動するたびに変換が実行される。指を移動して変換文字列を選択する場合は文字を選択している場合と同様に指を戻す方向に移動すると、以前変換された文字列に戻って表示する。かな漢字変換を行なう場合の文字の区切りである文節を変更する場合は、空白・変換用の文字入力開始範囲に指を触れてタッチパッドの枠に沿って指を右に移動すると、かな漢字変換の最初の文節に次に続く文字を追加して最初の文節を長くする。また空白・変換用の文字入力開始範囲に指を触れてタッチパッドの枠に沿って指を左に移動すると、かな漢字変換の最初の文節の最後の文字を文節から外して最初の文節を短くする。そして、最初の文節が正しく変換できれば、設定・確定用の文字入力開始範囲に指を触れて距離rを移動する前に離すと、最初の文節が確定して文書作成ソフトウエアなどのアプリケーションに送られ、次の文節が変換の対象となる。また、文字列を変換中に文字入力開始範囲に指を触れれば、変換中の文字列はすべて文書作成ソフトウエアなどのアプリケーションに送られ、あらたな文字を表示範囲に表示する。
なお、かな漢字変換機能の未変換文字列がない状態では、空白・変換用の文字入力開始範囲から空白、全角空白、タブコード、改行コード、改ページコードなどを入力できる。空白・変換用の文字入力開始範囲220に指を触れると表示装置に半角の空白を表す「(SP)」を表示する。タッチパッドに指を触れたまま枠に沿って指を移動すると、距離r進むごとに表示される文字が変更され、全角空白を表す「(空白)」、タブコードを表す「(TAB)」、改行コードを表す「(CR)」、改ページコードを表す「(改ページ)」のように変更される、さらに移動すると空白を表す「(SP)」に戻る。入力したい空白または制御コードが表示されている状態でタッチパッドから指を離すと表示されている空白または制御コードがアプリケーションに送られる。
また、かな漢字変換機能の未変換文字列がない状態で設定・確定用の文字入力開始範囲に指を触れると、本文字入力装置で入力する文字をひらがなか英字に設定する機能、またはかな漢字変換機能を有効または無効に設定する機能、または本文字入力装置の文字選択状態に移る動作を有効または無効に設定する機能を持つ。
以上の操作を行なう文字入力装置において、文字入力開始範囲をタッチパッドの周辺に配置することによって、タッチパッドと枠の境界に指を置くと確実に文字入力開始範囲を選択できるようになり操作性が向上する。また、タッチパッド上に文字入力開始範囲を示す図形を印刷すると、使用者が文字入力開始範囲の位置を認識することができるため操作性が向上する。
図5〜図10は以上に説明した実施の形態1において、文字入力(a)、文字選択処理(b)、文字列変換処理(c)、空白、制御コード選択処理(d)、文字列確定処理(e)、設定変更処理(f)のフローチャートである。
(実施の形態2)
図11は、本発明の実施の形態2におけるタッチパッドに設けられた文字入力範囲と選択される文字を関連付ける図である。600は長方形のタッチパッド2上に設けられた数字英字記号用の文字入力開始範囲、620は空白・変換用の文字入力開始範囲、640は設定・確定用の文字入力開始範囲である。この例では、全ての数字と英小文字、記号、すなわち{1234567890abcdefg・・・(中略)・・・vwxyz!”#$%・・・(中略)・・・,./¥}を文字入力開始範囲600に割り当てている。このとき左端および右端に指を触れれば確実に「1」と「¥」が入力できるように両端の「1」と「¥」は広く取っている。なお、図11の点線は各文字入力開始範囲の区分を示すためのものであり、実際にタッチパッド上に点線が書かれているのではない。
次に、文字を入力する場合の操作について説明する。
この文字入力装置を使用して数字と英字の大文字、小文字、記号を入力する方法を示す。なお、コンピュータにかな漢字変換機能がある場合は無効に設定しておく。
文字入力装置は内部に上記の数字と英小文字、記号を並べた文字列のデータを持つ。また、英大文字はそれらの小文字と関連付けられている。
指を離した状態から最初に指を触れた位置が文字入力開始範囲600に含まれていれば、指を触れた位置に割り当てられた文字を表示装置に表れた表示範囲330に表示する。使用者はその文字を確認して目的とする文字であるならそのまま指を離すと、表示範囲330が消え、そこに表示されている文字が文書作成ソフトウエアなどのアプリケーションに送られる。
目的とする文字でない場合は、指を触れた状態で指を右に適切な距離rだけ移動すれば上記の文字列の一つ後方にある文字が表示範囲に表示される。また、指を左に距離rだけ移動すれば文字列の一つ前方にある文字が表示される。その後は距離rだけ移動するたびに、その移動の方向と直前の移動の方向の差が45度以下であれば前回の順序で文字を更新する。また、直前に指を移動してきた方向に戻るように指を移動して今回と前回の方向の差が135度以上であれば、文字列から文字を選択する順序を逆にして表示範囲を更新する。また、今回と前回の方向の差が45度から135度のあいだであれば、候補文字が英字の場合はその文字の大文字または小文字に変更する文字選択方法になる。さらにその状態から指を移動する方向の差が45度から135度のあいだになるように指を移動したら、それ以降は候補文字に入れる文字を文字列から降順または昇順で選択する文字選択方法に戻す。このように使用者はタッチパッド上で指を移動して、目的とする文字が表示された状態で指を離すと、表示範囲330が消え、そこに表示されている文字が文書作成ソフトウエアなどのアプリケーションに送られる。ここで距離rは文字入力開始範囲600の横幅をその開始範囲に割り当てられた文字数で割って求められる1文字あたりの横幅よりも長く取ることができる。
また、文字入力を意図しないで文字入力開始範囲に指を触れた場合は、タッチパッドに指を触れたままタッチパッドの下に向かって指を動かせば、文書作成ソフトウエアなどのアプリケーションなどに文字を追加することなく表示範囲330は消え、マウスカーソルを移動させることができる。
なお、空白・変換用の文字入力開始範囲620から空白、タブコード、改行コード、改ページコードなどを入力できる。空白用の文字入力開始範囲に指を触れると表示装置に半角の空白を表す「(SP)」を表示する。タッチパッドに指を触れたままタッチパッドの枠に沿って指を移動すると、距離r進むごとに表示される空白や制御コードが変更され、タブコードを表す「(TAB)」、改行コードを表す「(CR)」、改ページコードを表す「(改ページ)」のように変更される、さらに移動すると空白を表す「(SP)」に戻る。逆方向に指を進めると空白や制御コードが逆の順序で表示される。入力したい空白または制御コードが表示されている状態でタッチパッドから指を離すと表示されている空白または制御コードがアプリケーションに送られる。この実施の形態ではかな漢字変換を無効にしているので、空白・変換用の文字入力開始範囲から漢字変換を行なうことはできない。
また、文字入力を意図しないで空白・変換用の文字入力開始範囲に指を触れた場合は、タッチパッドに指を触れたままタッチパッドの上に向かって指を動かせば、表示範囲330は消え、文書作成ソフトウエアなどのアプリケーションなどに空白を追加することなく、マウスカーソルを移動させることができる。
設定・確定用の文字入力開始範囲640に指を触れて特定の操作を行なった時に、直前の文字を1文字削除することができる。特定の操作として、1秒以内に距離5×rの移動を2往復行なう、といった操作例があげられる。この実施の形態ではかな漢字変換を無効にしているので、設定・確定用の文字入力開始範囲からかな漢字変換機能の変換文字列を確定することはできない。
図12は本発明の実施の形態2におけるタッチパッドの操作を示す図である。700は文字入力を行なうために指を移動したときの軌跡、701は文字入力開始範囲の中にある最初に指を触れた位置R、702は指を戻る方向に移動した位置S、703は指を直角方向に移動した位置T、704は指を離した位置Uである。また、710は文字を削除するために指を移動したときの軌跡である。
位置Rから指を右方向に移動しているので、位置Rから位置Sのあいだは距離rだけ指が移動するたびに候補文字は文字列の降順で更新される。位置Sで指を戻す方向に移動しているので文字列から文字を選ぶ順序が逆になり、位置Sから位置Tのあいだは距離rだけ指が移動するたびに候補文字は文字列の昇順で更新される。位置Tで指を直前の方向から直角の方向に移動しているのでその文字の大文字と小文字が変更される変更方法になり、位置Tから位置Uのあいだは距離rだけ指が移動するたびに文字は大文字と小文字が交互に選択される。位置Uで指を離したため、そのとき選択されていた文字が文書作成ソフトウエアなどのアプリケーションに送られる。
(実施の形態3)
図13は、本発明の実施の形態3におけるPDAのタッチパネルに設けられた文字入力範囲と選択される文字を関連付ける図である。800はタッチパネル8上に設けられたひらがなの行指定用の文字入力開始範囲、820はタッチパネル8上に設けられたひらがなの段指定用の文字入力開始範囲、840は選択中の文字を表示する表示範囲である。
次にこの文字入力装置を使用してひらがなを入力する方法ついて説明する。
使用者は、ひらがなの清音を選択するために、まずスタイラスペンで行指定用の文字入力開始範囲を指定する。選択中の文字を示す表示装置があらわれて、「た行」のようにスタイラスペンで指定された行を表示する。その行が目的の文字を含む行でない場合は、スタイラスペンを離して再度行指定用の文字入力開始範囲を指定するか、スタイラスペンをタッチパネルに接触させた状態で左右に移動して目的の行を選択する。たとえば、「た行」と表示されているときにスタイラスペンを右に移動すれば「さ行」、「か行」と表示が変更されていき、左に移動すれば「な行」、「は行」と表示が変更されていく。
目的の文字を含む行が表示されていればスタイラスペンをタッチパネルから離して、段指定用の文字入力開始範囲を指定する。指定した行が「さ行」で段が「う」であれば表示装置に「す」と表示される。その文字が目的の文字の清音でなければ、スタイラスペンを離して再度段指定用の文字入力開始範囲を指定するか、スタイラスペンをタッチパネルに接触させた状態で上下に移動して目的の段を選択する。目的の文字が表示された文字の濁音、半濁音、小さい文字のいずれかであるなら、スタイラスペンをタッチパネルに接触させた状態で左に移動すると、表示された文字の濁音、半濁音、小さい文字が順に表示される。また左に移動して表示が変更された後、右に戻すと表示も戻る。たとえば「へ」と表示されているときにスタイラスペンを左に移動すると「べ」、「ぺ」、「へ」と順に表示され、「ぺ」と表示された位置からスタイラスペンを右に移動すると「べ」、「へ」、「ぺ」と表示が戻る。また、「つ」と表示されているときにスタイラスペンを左に移動すると「づ」、「っ」、「つ」と順に表示される。目的の文字が表示されたところでスタイラスペンをタッチパネルから離し行指定用の文字入力開始範囲を指定すれば、目的の文字が決定してアプリケーションに追加され、次の文字を選択するための行を表示する。あるいは、次に入れる文字がない場合は、スタイラスペンで表示装置を指定すれば目的の文字が決定してアプリケーションに追加される。
図14は本発明の実施の形態3におけるタッチパネルの操作を示す図である。このときのPDAのタッチパネルで文字「じ」を入力する操作を示す。900はタッチパネルを操作するためのスタイラスペン、901は行指定用の文字入力開始範囲に最初にスタイラスペンを接触させた位置V、902は行指定用の文字入力開始範囲からスタイラスペンを離した位置W、903は段指定用の文字入力開始範囲にスタイラスペンを接触させた位置X、904は上方向に移動していたスタイラスペンを左方向に移動するように変更した位置Y、905はスタイラスペンを離した位置Z、906はスタイラスペンの動きである。906で実線はスタイラスペンをタッチパネルに接触させて移動した軌跡、点線はスタイラスペンをタッチパネルから離した状態での動きを示す。
使用者は行指定用の文字入力開始範囲に含まれる位置Vにスタイラスペンを接触させると、位置Vは「た行」にあたるので表示装置が表れ「た行」と表示される。目的の文字「じ」が含まれる行は「さ行」であるので、使用者は「さ行」と表示するまでスタイラスペンを右に移動する。位置Wまで移動すると「さ行」と表示するのでタッチパネルからスタイラスペンを離し、段指定用の文字入力開始範囲に含まれる位置Xにスタイラスペンを接触させる。位置Xは「う段」にあたるのでさ行のう段である「す」が表示装置に表示される。目的の文字「じ」の清音である「し」を表示するために、使用者はスタイラスペンを上に移動する。位置Yまで移動すると「し」と表示するので、ここでスタイラスペンを左に移動すると「じ」と「し」が交互に表示される。位置Zまで移動したとき「じ」が表示されたことを確認してスタイラスペンを離す。次にスタイラスペンを表示範囲に接触させると「じ」がアプリケーションに追加される。
本発明にかかる文字入力装置は、タッチパッドやタッチパネルなどの操作だけで文字入力が可能になるので、小型化の進むノートパソコンやPDAの文字入力装置として有用である。
本発明の実施の形態1におけるノートパソコンの全体図 本発明の実施の形態1におけるタッチパッドに設けられた文字入力範囲と最初の候補文字を関連付けた図 本発明の実施の形態1における表示装置3の表示の一例を示す図 本発明の実施の形態1におけるタッチパッドの操作の一例を示す図 本発明の実施の形態1におけるメインのフローチャート 本発明の実施の形態1における文字を選択するフローチャート 本発明の実施の形態1における文字を変換するフローチャート 本発明の実施の形態1における空白と制御コードを選択するフローチャート 本発明の実施の形態1における文字列を確定するフローチャート 本発明の実施の形態1における本文字入力装置の設定の変更を行なうフローチャート 本発明の実施の形態2におけるタッチパッドに設けられた文字入力範囲と選択される文字を関連付ける図 本発明の実施の形態2におけるタッチパッドの操作を示す図 本発明の実施の形態3におけるタッチパネルに設けられた文字入力範囲と選択される文字を関連付ける図 本発明の実施の形態3におけるタッチパネルの操作を示す図 従来の仮想五十音表上を鍵状に操作して文字を選択する一実施の形態を示す図
符号の説明
1 ノートパソコン
2 タッチパッド
3 表示装置
4 キーボード
5 本体
200 数字・ひらがな記号用の文字入力開始範囲
220 空白・変換用の文字入力開始範囲
240 設定・確定用の文字入力開始範囲
300 文章入力用ソフトウエア
310 変換済み文字列
320 未変換文字列
330 入力中の文字を表示する表示範囲
400 タッチパッドの外周
401 タッチパッドの中心A
402 最初に指を触れた位置B
403 位置Bを中心として距離rを半径とした円
404 中心Aと位置Bを結ぶ線
405 文字入力開始範囲の境界
406 文字入力を行なうときの指の軌跡
407 軌跡406上の位置C
408 位置Cを中心として距離rを半径とした円
409 軌跡406上の位置D
410 軌跡406上の位置E
411 軌跡406上の位置J
412 位置Jを中心として距離rを半径とした円
413 軌跡406上の位置K
414 位置Kを中心として距離rを半径とした円
415 軌跡406上の位置L
416 軌跡406上の位置M
417 軌跡406上の位置N
420 文字入力を中止するときの指の軌跡
421 軌跡420のうち最初に位置Bから距離rだけ離れた位置P
600 数字英字記号用の文字入力開始範囲
620 空白・変換用の文字入力開始範囲
640 設定・確定用の文字入力開始範囲
700 文字入力を行なうときの指の軌跡
701 軌跡700上の位置R
702 軌跡700上の位置S
703 軌跡700上の位置T
704 軌跡700上の位置U
710 文字を削除するときの指の軌跡
800 行指定用の文字入力開始範囲
820 段指定用の文字入力開始範囲
840 選択中の文字を表示する表示範囲
900 スタイラスペン
906 文字入力を行なうときのスタイラスペンの軌跡
901 スタイラスペンの軌跡906上の位置V
902 スタイラスペンの軌跡906上の位置W
903 スタイラスペンの軌跡906上の位置X
904 スタイラスペンの軌跡906上の位置Y
905 スタイラスペンの軌跡906上の位置Z

Claims (12)

  1. タッチパッド上に設けられた文字入力開始範囲において、
    前記文字入力開始範囲より指を離した状態から指を触れると文字選択状態に移行して入力候補となる文字を一つ選択し、
    前記タッチパッド上で指を移動すると前記入力候補となる文字を変更し、
    前記タッチパッドから指を離すとそのときに選択されている前記入力候補となる文字を表示手段に出力して前記文字選択状態を終了することを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記文字選択状態において、前記文字入力開始範囲に指を触れた直後はタッチパッド上を指が移動する角度により実行される機能を選択し、すでに指が移動した後は直前に指が移動した角度と次に移動した角度の差により実行される機能を選択することを特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
  3. 前記入力候補となる文字を選択することと同様に、記号、文書の制御コードや編集機能、かな漢字変換機能の変換や変換のための区切りを変更する指令などを選択して入力することができることを特徴とする請求項1または請求項2記載の文字入力装置。
  4. 前記タッチパッド上の文字入力開始範囲のうち、指を離した状態から最初に指を触れる場所に対応して最初に表示する前記候補となる文字を選択することを特徴とする請求項1から請求項3記載の文字入力装置。
  5. 前記文字入力開始範囲を前記タッチパッド上の周辺に配置したことを特徴とする請求項1から請求項4記載の文字入力装置。
  6. 前記文字入力開始範囲を前記タッチパッド上に複数設け、複数の文字入力開始範囲で選択した結果の組み合わせで出力する文字を決定することを特徴とする請求項1から請求項5記載の文字入力装置。
  7. 前記文字選択状態では前記タッチパッド上で指を移動してもマウスカーソルを移動しないことを特徴とする請求項1から6請求項記載の文字入力装置。
  8. 前記文字選択状態において、文字を入力することなく文字選択状態を終了する手段をもつことを特徴とする請求項1から請求項7記載の文字入力装置。
  9. 前記入力候補となる文字に選択される文字の種類を変更する手段、かな漢字変換機能の有効または無効を切り替える手段、または前記文字選択状態に移行する機能の有効または無効を切り替える手段をもつことを特徴とする請求項1から請求項8記載の文字入力装置。
  10. 前記表示手段に前記入力候補となる文字に加えて指の移動により入力候補となる予定の文字または以前の入力候補であった文字を表示するとともに、現在入力候補となる文字を他の表示された文字と区別して表示することを特徴とする請求項1から請求項9記載の文字入力装置。
  11. 前記タッチパッドの変わりにタッチパネルまたはタブレットとし、指はスタイラスペンまたは入力ペンなどの操作手段であることを特徴とする請求項1から請求項10記載の文字入力装置。
  12. 前記タッチパネルの文字入力開始範囲にあたる表示部には文字入力開始範囲を示す図形または前記入力候補となる文字を表示することを特徴とする請求項11記載の文字入力装置。

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