JP2006350225A - 地図画像合成装置、地図画像合成方法、地図画像合成プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

地図画像合成装置、地図画像合成方法、地図画像合成プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツ画像を地図画像に合成する際に、コンテンツ画像の分類毎の特徴を容易に把握できるようにする。
【解決手段】分類分けされた複数のコンテンツ画像を地図画像に合成する地図画像合成装置において、前記地図画像内に存在する存在コンテンツ画像数を分類毎に算出し、分類間での存在コンテンツ画像数の大きさの順位を決定する順位決定手段と、前記地図画像への合成対象となる分類毎のコンテンツ画像数を、前記存在コンテンツ画像数に前記順位の逆数を乗じた数に基づき決定する合成対象コンテンツ画像数決定手段と、前記地図画像への合成対象として決定された数のコンテンツ画像を分類毎に前記地図画像に合成する合成手段とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、地図画像上に多数のコンテンツ画像を合成する技術に関するものである。
従来から、地図画像上に他のコンテンツを表すアイコン画像を合成して表示することが広く行われている。例えば、地図画像提供サイトにおいて、目的とする場所やお店のある場所などを探す場合は、住所などを検索キーワードとして入力することにより、地図画像提供装置がその場所を含む地図画像を検索し、該当する地図画像を取得してユーザ端末に表示する。この地図画像には、店舗を示すアイコン画像等が地図画像に合成されて表示されており、ユーザがこのアイコン画像を選択することにより、店舗に関するコンテンツを取得できる。また、表示された地図画像をキーとして、表示された地図画像より縮尺の大きい地図画像や縮尺の小さい地図画像を取得できる。
特許文献1には、地図画像にテキスト情報を合成して表示する際に、ある縮尺で表示されていたテキスト情報が縮尺の変更により他のテキスト情報と重なって見え難くなることを回避するための技術が記載されている。具体的には、各テキスト情報に、そのテキスト情報をどの縮尺の地図画像上に表示するかを決定するためのフラグを持たせ、縮尺に応じてテキスト情報の表示/非表示を決定している。これにより、どの縮尺の地図画像でも見易いテキスト情報を合成することができる。
特開平5−61405号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、縮尺に応じてテキスト情報の表示/非表示を決定していることから、縮尺によっては重要なテキスト情報が表示されなくなるという問題がある。
また、縮尺の小さい(縮尺率が大きいことと同義)広域の地図画像では、主要なテキスト情報しか表示されないため、テキスト情報全体を概観できないという問題がある。この問題は、地図画像上に合成する画像がテキスト情報の場合だけでなく、コンテンツを表すアイコン画像である場合にも同様に発生する。なお、本願明細書及び特許請求の範囲における「コンテンツ画像」の用語は、テキスト情報やアイコン画像等を含み、地図画像上に合成する画像を総称するものである。
ここで、アイコン画像全体を概観できるようにするために、全てのアイコン画像(アイコン画像の種類がA、B、Cの3つに分類されているものとする)を地図画像上に合成した場合、図1に示すように多数のアイコン画像が重なることで、地図画像の特徴を把握することが困難になる。ここで、アイコン画像A、B、Cを個別に抽出し、それぞれのアイコン画像を単独で地図画像上に合成すると、アイコン画像Aのみを合成した画像は図2に示すようになり、アイコン画像Bのみを合成した画像は図3に示すようになり、アイコン画像Cのみを合成した画像は図4に示すようになる。これらの図からわかるように、アイコン画像Aの数が最も多く、次にアイコン画像B、アイコン画像Cの順に数が多い。しかし、全てのアイコン画像を合成した図1では、このアイコン画像別の特徴を把握することが困難である。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、コンテンツ画像の分類毎の特徴を容易に把握できるように、コンテンツ画像を地図画像に合成する技術を提供することを目的とする。
上記の課題は、分類分けされた複数のコンテンツ画像を地図画像に合成する地図画像合成装置であって、前記地図画像内に存在するコンテンツ画像数を分類毎に算出し、分類間でのコンテンツ画像数の大きさの順位を決定する順位決定手段と、前記地図画像への合成対象となる分類毎のコンテンツ画像数を、前記存在コンテンツ画像数に前記順位の逆数を乗じた数に基づき決定する合成対象コンテンツ画像数決定手段と、前記地図画像への合成対象として決定された数のコンテンツ画像を分類毎に前記地図画像に合成する合成手段とを有することを特徴とする地図画像合成装置により解決される。
前記地図画像合成装置は、元の地図画像を複数のブロックに分割する分割手段を更に備えてもよく、当該分割手段により分割した各ブロックの地図画像に対して、前記順位決定手段、前記合成対象コンテンツ画像数決定手段、及び前記合成手段による処理を施すことにより、コンテンツ画像が合成された地図画像を生成することができる。
本発明によれば、分類間でのコンテンツ画像数の大きさの順位が高いほど存在コンテンツ画像数を減じる割合が小さくなるため、コンテンツ画像数の多いものを強調して表示できる。また、順位の低いコンテンツ画像を順位の高いコンテンツ画像を合成した後に合成することにより、順位の低いコンテンツ画像も順位の高いコンテンツ画像に隠れずに強調して表示できる。よって、本発明によれば、コンテンツ画像の分類毎の特徴を容易に把握できるようになる。
また、元の地図画像をブロックに分割し、ブロック毎に本発明の合成処理を行うことにより、元に地図画像内での位置により分類毎のコンテンツ画像数に偏りが有る場合でも、コンテンツ画像の分類毎の特徴を容易に把握できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、地図の“縮尺”は一般的な意味で用いている。すなわち、“縮尺を大きくする”とは、縮尺を1/Xとした場合に分母のXを小さくすることであり、“縮尺を小さくする”とは、縮尺を1/Xとした場合に分母のXを大きくすることである。
本発明の実施の形態では、地図画像上に合成するコンテンツ画像としてアイコン画像を例にとる。また、本発明の実施の形態は、地図画像合成装置とユーザ端末とがインターネット等のネットワークを介して接続された構成を有する。また、地図画像合成装置は、ユーザ端末から送信される命令に応じて、アイコン画像が合成された種々の縮尺、範囲の地図画像をユーザ端末に提供する機能を有しているが、以下の各実施の形態では、地図画像合成装置における地図画像合成に係る機能のみを示している。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態について説明する。図5に、本実施の形態における地図画像合成装置1の構成図を示す。図5に示すように、本実施の形態の地図画像合成装置1は、優先度算出部11、地図画像合成部12、地図画像本体データベース(DB)13、コンテンツデータベース14、地図画像プロファイルデータベース15、合成地図画像本体データベース16を有している。
この地図画像合成装置1は、CPU、記憶装置等を有するコンピュータに、各データベースのデータを格納し、優先度算出部11及び地図画像合成部12の機能を実現するプログラムを搭載することにより実現可能である。また、1つのコンピュータを使用する代わりに、所定の機能について別のコンピュータを用いてもよい。例えば、地図画像本体データベース13を、優先度算出部11及び地図画像合成部12を有するコンピュータとは別のコンピュータを用いて実現することができる。上記プログラムは、CD−ROM、電子メモリ等の記録媒体に格納して提供することもできるし、ネットワークを介して配信することもできる。
地図画像合成装置1における地図画像本体データベース13には、縮尺毎に地図画像が格納されている。コンテンツデータベース14には、コンテンツを表すアイコン画像に対応するコンテンツ情報として、図6に示すようなコンテンツID、タイトル、分類情報、X座標、Y座標、優先度が格納されている。すなわち、アイコン画像は分類分けされており、各分類に分類情報が割り当てられている。また、アイコン画像もコンテンツデータベース14に格納されているものとする。合成地図画像本体データベース16には、アイコン画像が合成された地図画像が格納されている。地図画像プロファイルデータベースには、地図画像に対応する地図画像プロファイル情報として、図7に示すような地図画像ID、地図画像の格納場所、地図画像の左上X座標、左上Y座標、右下X座標、右下Y座標、縮尺定数を格納している。縮尺定数は、地図画像の縮尺等に応じて予め定められた定数である。
本実施の形態では、縮尺定数を、縮尺1/10000では2、縮尺1/5000では1、縮尺1/2500では1とする。なお、縮尺は、実際の距離を分母に、(所定の画面上での)地図画像上の距離を分子とする分数で表わされる。また、合成するコンテンツのアイコン画像の大きさ(初期サイズ)を100とする。なお、100の単位は、例えば所定の画面上の画素数である。
以下、図8のフローチャートを参照して、本実施の形態における地図画像合成装置1の処理内容を説明する。以下の処理は、地図画像合成装置1に対して、特定の縮尺の特定の範囲の地図画像表示が要求された後の処理である。
ステップ1:まず、優先度算出部11が地図画像プロファイルデータベース15にアクセスし、地図画像プロファイルデータベース15から、要求に対応する地図画像プロファイル情報を地図画像ID毎に全て抽出する。
ステップ2:優先度算出部11が、それぞれの地図画像ID毎の地図画像プロファイル情報に対して、地図画像内に含まれるコンテンツのアイコン画像数を分類情報毎に計算する。地図画像ID毎に同様の処理が行われるので、図7に示す地図画像IDがA1−1の地図画像を例にとり具体的処理内容を説明する。
優先度算出部11は、コンテンツデータベース14にアクセスし、A1−1の地図画像プロファイル情報中の左上X座標、左上Y座標、右下X座標、右下Y座標に基づき、アイコン画像のX座標がA1−1の左上X座標から右下X座標の範囲内であり、かつ、アイコン画像のY座標が左上Y座標から右下Y座標の範囲内にあるアイコン画像を検索することにより、A1−1の地図画像の領域に含まれるアイコン画像を全て抽出し、アイコン画像の個数を分類情報毎に求める。
ここでは、A1−1内の分類情報毎のアイコン画像数が以下のように算出されたものとする。
・分類情報1:145個
・分類情報2:68個
・分類情報3:164個
・分類情報4:98個
・分類情報5:12個
ステップ3:次に、アイコン画像の分類情報毎に優先順位を算出する。すなわち、優先度算出部11は、ステップ2で算出した分類情報毎のアイコン画像数に基づき、最もアイコン画像数の多い分類を1位、次に多いものに2位というように順位を付ける。A1−1の場合は、分類情報3が1位、分類情報1が2位、分類情報4が3位、分類情報2が4位、分類情報5が5位となる。
優先度算出部11は、これらの順位とアイコン画像数とをカンマで区切り、図9に示すように、分類情報毎に地図画像プロファイル情報に追加する。
優先度算出部11は、ステップ1で抽出した全ての地図画像IDの地図画像プロファイル情報に対してステップ2、3の処理を行う。
ステップ4:続いて、地図画像合成部12は、地図画像プロファイルデータベース155にアクセスして地図画像プロファイル情報を抽出し、抽出した地図画像プロファイル情報における縮尺定数を用いて、合成するアイコン画像の大きさを以下の計算式を用いて決定する。
アイコン画像の大きさ = 初期サイズ × 1/縮尺定数
ここで、A1−1を例にとると、A1−1の縮尺は1/10000のため縮尺定数は2であり、合成するアイコン画像の大きさは以下の通りとなる。
アイコン画像の大きさ = 100 × 1/2 = 50
なお、縮尺に応じてアイコン画像の大きさを変えることは必須ではない。
ステップ5:続いて、地図画像合成部12は、分類情報付きの地図画像プロファイル情報を参照し、分類情報順位に基づき、分類情報毎の優先割合を算出する。ここでは、下記の計算式(優先割合関数)を用いて算出する。
ある分類のアイコン画像の優先割合 = 1/順位
従って、分類情報毎の優先割合は以下の通りとなる。
(分類情報1) 優先割合 = 1/順位 = 1/2
(分類情報2) 優先割合 = 1/順位 = 1/4
(分類情報3) 優先割合 = 1/順位 = 1/1
(分類情報4) 優先割合 = 1/順位 = 1/3
(分類情報5) 優先割合 = 1/順位 = 1/5
ステップ6−1:次に、地図画像合成部12は、ステップ5で算出した分類情報毎の優先割合と地図画像に含まれるアイコン画像数、及び地図画像の縮尺定数を乗算して、合成するアイコン画像数を分類情報毎に算出する。A1−1に対する算出結果を以下に示す。
(分類情報1)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1/2 × 145 × 1/2
= 36.25
(分類情報2)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1/4 × 68 × 1/2
= 8.5
(分類情報3)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1 × 164 × 1/2
= 82
(分類情報4)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1/3 × 98 × 1/2
= 16.3
(分類情報5)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1/5 × 12 × 1/2
= 1.2
上記の結果から、地図画像A1−1におけるアイコン画像合成個数は、分類情報1のアイコン画像が36個、分類情報2のアイコン画像が8個、分類情報3のアイコン画像が82個、分類情報4のアイコン画像が16個、分類情報5のアイコン画像が1個となる。
ステップ6−2:続いて、地図画像合成部12は、分類情報毎に、コンテンツデータベース(図6)に記載された優先度の高いほうからステップ6−1で求めたアイコン画像合成個数分のアイコン画像を選択して地図画像への合成対象アイコン画像とする。
具体的には、地図画像A1−1の場合において、分類情報1のアイコン画像については優先度の高い上位36個を選択し、分類情報2のアイコン画像については優先度の高い上位8個を選択し、分類情報3のアイコン画像については優先度の高い上位82個を選択し、分類情報4のアイコン画像については優先度の高い上位16個を選択し、分類情報5のアイコン画像については優先度の高い上位1個を選択し、地図画像への合成対象アイコン画像とする。
ステップ6−3:そして、地図画像合成部12は、ステップ3で求めた分類情報毎のアイコン画像数の順位を用い、最初に、順位が1位の分類情報に対応するアイコン画像を地図画像に合成し、次に、2位、3位、..、の順番でアイコン画像を地図画像に合成する。アイコン画像を地図画像に合成する場合には、各アイコン画像をステップ4で求めた大きさとし、コンテンツデータベース14内のX座標、Y座標を参照して対応する地図画像上に合成する。
地図画像合成部12は、ステップ4、ステップ5、ステップ6−1〜6−3の処理を表示対象となっている全ての地図画像に対して行う。
なお、上記の例での優先度算出部11、地図画像合成部12の処理内容は一例であり、優先度算出部11で行っている処理の一部を地図画像合成部12で行ってもよいし、地図画像合成部12で行っている処理の一部を優先度算出部11で行ってもよい。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、各地図画像IDの地図画像毎に、地図画像を複数のブロックに分割し、分割したそれぞれのブロックに対して合成処理を行う例について説明する。
図10に、本実施の形態における地図画像合成装置2の構成図を示す。図10に示すように、本実施の形態の地図画像合成装置2は、ブロック算出部21、優先度算出部22、地図画像合成部23、地図画像本体データベース24、コンテンツデータベース25、地図画像プロファイルデータベース26、ブロックプロファイルデータベース27、合成地図画像本体データベース28を有している。
第1の実施の形態と同様に、この地図画像合成装置2は、CPU、記憶装置等を有するコンピュータに、各データベースのデータを格納し、ブロック算出部21、優先度算出部22及び地図画像合成部23の機能を実現するプログラムを搭載することにより実現可能である。また、1つのコンピュータを使用する代わりに、所定の機能について別のコンピュータを用いてもよい。例えば、地図画像本体データベース24を、ブロック算出部21、優先度算出部22及び地図画像合成部23を有するコンピュータとは別のコンピュータを用いて実現することができる。
地図画像合成装置2における地図画像本体データベース24には、縮尺毎に地図画像が格納されている。コンテンツデータベース25には、コンテンツを表すアイコン画像に対応する情報として、図11に示すようなコンテンツID、タイトル、分類情報、X座標、Y座標、優先度が格納されている。また、アイコン画像もコンテンツデータベース11に格納されているものとする。合成地図画像本体データベース28には、アイコン画像が合成された地図画像が格納されている。地図画像プロファイルデータベース26には、地図画像に対応する情報として、図12に示すような地図画像ID、地図画像の格納場所、地図画像の左上X座標、左上Y座標、右下X座標、右下Y座標、縮尺定数を格納している。縮尺定数は、地図画像の縮尺等に応じて予め定められた定数である。
以下、図13のフローチャートを参照して、本実施の形態における地図画像合成装置2の処理内容を説明する。以下の処理は、地図画像合成装置2に対して、特定の縮尺の特定の範囲の地図画像表示が要求された後の処理である。
ステップ1:まず、ブロック算出部21が地図画像プロファイルデータベース26にアクセスし、地図画像プロファイルデータベース26から、要求に対応する地図画像プロファイル情報を地図画像ID毎に全て抽出する。
ステップ2:続いて、ブロック算出部21が、各地図画像を予め設定したブロック数である縦2分割・横2分割で分割する。地図画像IDがA1−1の地図画像を例にとって説明すると、図14に示すように4分割される。次に、分割したそれぞれのブロックにブロックID:block1〜block4を付与し、ブロックプロファイルデータベース27に、ブロックID、元の地図画像ID、左上X座標、左上Y座標、右下X座標、右下Y座標を格納する。block1〜block4を含むブロックプロファイル情報を図15に示す。
ステップ3:次に、ブロック算出部21は、ステップ2で生成したブロックプロファイルデータベース27内のそれぞれのブロックID毎のブロックに対して、ブロック内に含まれるコンテンツのアイコン画像数を分類情報毎に計算する。ここでは、ブロックIDがblock1のブロックに対する処理について説明する。
ブロック算出部21は、コンテンツデータベース25にアクセスし、block1のブロックプロファイル情報中の左上X座標、左上Y座標、右下X座標、右下Y座標に基づき、アイコン画像のX座標がblock1の左上X座標から右下X座標の範囲内であり、かつ、アイコン画像のY座標が左上Y座標から右下Y座標の範囲内にあるアイコン画像を検索することにより、block1の領域に含まれるアイコン画像を全て抽出し、アイコン画像の個数を分類情報毎に求める。
ここでは、block1内の分類情報毎のアイコン画像数が以下のように算出されたものとする。
・分類情報1:100個
・分類情報2:50個
・分類情報3:80個
・分類情報4:90個
・分類情報5:10個
ステップ4:次に、アイコン画像の分類情報毎に優先順位をブロック毎に算出する。すなわち、ブロック算出部21は、ステップ3で算出した分類情報毎のアイコン画像数に基づき、最もアイコン画像数の多い分類を1位、次に多いものに2位というように順位を付ける。block1の場合は、分類情報1が1位、分類情報4が2位、分類情報3が3位、分類情報2が4位、分類情報5が5位となる。
ブロック算出部21は、これらの順位とアイコン画像数とをカンマで区切り、図16に示すように、分類情報毎にブロックプロファイル情報に追加する。
なお、ブロック算出部21は、ステップ1で抽出した全ての地図画像IDの地図画像プロファイル情報に対してステップ2〜4の処理を行う。
ステップ5:続いて、地図画像合成部23は、地図画像プロファイルデータベース26にアクセスして対象となっている地図画像プロファイル情報を抽出し、抽出した地図画像プロファイル情報における縮尺定数を用いて、合成するアイコン画像の大きさを以下の計算式を用いて決定する
アイコン画像の大きさ = 初期サイズ × 1/縮尺定数
ここで、A1−1を例にとると、A1−1の縮尺は1/10000のため縮尺定数は2であり、合成するアイコン画像の大きさは以下の通りとなる。
アイコン画像の大きさ = 100 × 1/2 = 50
続いて、地図画像合成部23は、優先度算出部22に処理依頼と、処理対象となっている地図画像ID(ここではA1−1とする)を送信する。
ステップ6:優先度算出部22が処理依頼と地図画像IDを受信すると、優先度算出部22は、ブロックプロファイルデータベース27にアクセスし、受信した地図画像IDに対応するブロックプロファイル情報を抽出する。受信した地図画像IDはA1−1なので、優先度算出部22はblock1、block2、block3、block4のブロックプロファイル情報を抽出する。
ステップ7:続いて、優先度算出部22は、ステップ6で抽出したブロックプロファイル情報に含まれる分類情報毎順位に基づき、分類情報毎のアイコン画像の優先割合を算出する。ここでは、下記の計算式(優先割合関数)を用いて算出する。
アイコン画像の優先割合 = 1/順位
block1を例にとると、分類情報毎の優先割合は以下の通りとなる。
(分類情報1) 優先割合 = 1/順位 = 1/1
(分類情報2) 優先割合 = 1/順位 = 1/4
(分類情報3) 優先割合 = 1/順位 = 1/3
(分類情報4) 優先割合 = 1/順位 = 1/2
(分類情報5) 優先割合 = 1/順位 = 1/5
ステップ8−1:次に、優先度算出部22は、ステップ7で算出した分類情報毎の優先割合とブロックに含まれるアイコン画像数、及び地図画像の縮尺定数を乗算して、合成するアイコン画像数を分類情報毎に算出する。block1に対する算出結果を以下に示す。
(分類情報1)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1/1 × 100 × 1/2
= 50.00
(分類情報2)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1/4 × 50 × 1/2
= 6.25
(分類情報3)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1/3 × 80 × 1/2
= 13.33
(分類情報4)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1/2 × 90 × 1/2
= 22.50
(分類情報5)
合成するアイコン画像数
= 合成するアイコン画像の優先割合 × アイコン画像の個数 × 1/縮尺定数
= 1/5 × 10 × 1/2
= 1.00
上記の結果から、block1におけるアイコン画像合成個数は、分類情報1のアイコン画像が50個、分類情報2のアイコン画像が6個、分類情報3のアイコン画像が13個、分類情報4のアイコン画像が22個、分類情報5のアイコン画像が1個となる。優先度算出部22は、算出結果を地図画像合成部23に送信する。
ステップ8−2:続いて、地図画像合成部23は、分類情報毎に、コンテンツデータベース25(図11)に記載された優先度の高いほうからステップ8−1で求めたアイコン画像合成個数分のアイコン画像を選択して地図画像への合成対象アイコン画像とする。
具体的には、block1の場合において、分類情報1のアイコン画像については優先度の高い上位50個を選択し、分類情報2のアイコン画像については優先度の高い上位6個を選択し、分類情報3のアイコン画像については優先度の高い上位13個を選択し、分類情報4のアイコン画像については優先度の高い上位22個を選択し、分類情報5のアイコン画像については優先度の高い上位1個を選択し、地図画像への合成対象アイコン画像とする。
ステップ8−3:そして、地図画像合成部23は、ステップ4で求められた分類情報毎のアイコン画像数の順位を用い、最初に、順位が1位の分類情報に対応するアイコン画像を地図画像に合成し、次に、2位、3位、..、の順番でアイコン画像を地図画像に合成する。アイコン画像を地図画像に合成する場合には、各アイコン画像をステップ5で求めた大きさとし、コンテンツデータベース内のX座標、Y座標を参照して対応する地図画像上に合成する。
地図画像合成装置は、ステップ5、ステップ6、ステップ7、ステップ8−1〜8−3の処理を表示対象となっている全ての地図画像に対して行う。
[効果について]
膨大な数のアイコン画像を地図画像上に合成する際に、従来手法であれば図17に示したように数の多いアイコン画像が他のアイコン画像と重なって強調されない。また、4つのブロックに分割してみると、ブロック1、2ではAが多く、ブロック3ではCが多く、ブロック4ではBが多いが、図17からはその特徴が明瞭でない。本実施の形態で説明した地図画像合成装置によれば、図18に示すように、各ブロックでコンテンツ数の多いコンテンツが強調され、かつ、コンテンツ数の少ないコンテンツも他のコンテンツに隠れずに強調される。
また、本実施の形態で説明した地図画像合成装置によれば、特定の縮尺の特定の範囲の地図画像表示要求に応じて、その縮尺、範囲に適合した合成地図画像を生成するので、地図画像の範囲、縮尺等を切替えながら表示する際には、切り替え後の地図画像を動的に生成でき、アイコン画像数の多さ、少なさを強調した連続的な地図画像の表示が可能となる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
従来技術において地図画像上にアイコン画像を合成した例を示す図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 第1の実施の形態における地図画像合成装置の構成図である。 第1の実施の形態におけるコンテンツ情報を示す図である。 第1の実施の形態における地図画像プロファイル情報を示す図である。 第1の実施の形態における地図画像合成装置の処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における分類情報付きの地図画像プロファイル情報を示す図である。 第1の実施の形態における地図画像合成装置の構成図である。 第2の実施の形態におけるコンテンツ情報を示す図である。 第2の実施の形態における地図画像プロファイル情報を示す図である。 第2の実施の形態における地図画像合成装置の処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における地図分割画像を示す図である。 第2の実施の形態におけるブロックプロファイル情報を示す図である。 第2の実施の形態における分類情報付きのブロックプロファイル情報を示す図である。 本発明の効果を説明するための従来技術に基づく合成画像例である。 本発明の効果を説明するための合成画像例である。
符号の説明
1 地図画像合成装置
11 優先度算出部
12 地図画像合成部
13 地図画像本体データベース
14 コンテンツデータベース
15 地図画像プロファイルデータベース
16 合成地図画像本体データベース
2 地図画像合成装置
21 ブロック算出部
22 優先度算出部
23 地図画像合成部
24 地図画像本体データベース
25 コンテンツデータベース
26 地図画像プロファイルデータベース
27 ブロックプロファイルデータベース
28 合成地図画像本体データベース

Claims (6)

  1. 分類分けされた複数のコンテンツ画像を地図画像に合成する地図画像合成装置であって、
    前記地図画像内に存在する存在コンテンツ画像数を分類毎に算出し、分類間での存在コンテンツ画像数の大きさの順位を決定する順位決定手段と、
    前記地図画像への合成対象となる分類毎のコンテンツ画像数を、前記存在コンテンツ画像数に前記順位の逆数を乗じた数に基づき決定する合成対象コンテンツ画像数決定手段と、
    前記地図画像への合成対象として決定された数のコンテンツ画像を分類毎に前記地図画像に合成する合成手段と
    を有することを特徴とする地図画像合成装置。
  2. 前記地図画像合成装置は、
    元の地図画像を複数のブロックに分割する分割手段を更に有し、
    当該分割手段により分割した各ブロックの地図画像に対して、前記順位決定手段、前記合成対象コンテンツ画像数決定手段、及び前記合成手段による処理を施すことにより、コンテンツ画像が合成された地図画像を生成する請求項1に記載の地図画像合成装置。
  3. 分類分けされた複数のコンテンツ画像を地図画像に合成する地図画像合成装置が実行する地図画像合成方法であって、
    前記地図画像内に存在するコンテンツ画像数を分類毎に算出し、分類間でのコンテンツ画像数の大きさの順位を決定する順位決定ステップと、
    前記地図画像への合成対象となる分類毎のコンテンツ画像数を、前記存在コンテンツ画像数に前記順位の逆数を乗じた数に基づき決定する合成対象コンテンツ画像数決定ステップと、
    前記地図画像への合成対象として決定された数のコンテンツ画像を分類毎に前記地図画像に合成する合成ステップと
    を有することを特徴とする地図画像合成方法。
  4. 前記地図画像合成方法は、
    元の地図画像を複数のブロックに分割する分割ステップを更に有し、
    当該分割ステップにおいて分割された各ブロックの地図画像に対して、前記順位決定ステップ、前記合成対象コンテンツ画像数決定ステップ、及び前記合成ステップによる処理を施すことにより、コンテンツ画像が合成された地図画像を生成する請求項3に記載の地図画像合成方法。
  5. 分類分けされた複数のコンテンツ画像を地図画像に合成する機能をコンピュータに実現させるための地図画像合成プログラムであって、コンピュータを、
    前記地図画像内に存在するコンテンツ画像数を分類毎に算出し、分類間でのコンテンツ画像数の大きさの順位を決定する順位決定手段、
    前記地図画像への合成対象となる分類毎のコンテンツ画像数を、前記存在コンテンツ画像数に前記順位の逆数を乗じた数に基づき決定する合成対象コンテンツ画像数決定手段、
    前記地図画像への合成対象として決定された数のコンテンツ画像を分類毎に前記地図画像に合成する合成手段、
    として機能させるための地図画像合成プログラム。
  6. 請求項5に記載の地図画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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