JP2006349864A - 化学増幅型レジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液浸リソグラフィにおいて、化学増幅型レジスト膜の溶解性の低下を防止して、良好な形状を有する微細パターン形成できるようにする。
【解決手段】基板101の上に、ヘミアセタール又はヘミケタールを有するポリマーを含む化学増幅型レジストよりなるレジスト膜102を形成する。続いて、形成したレジスト膜102の上に液体104を配した状態で、レジスト膜102に露光光105を選択的に照射することによりパターン露光を行なう。その後、パターン露光されたレジスト膜102に対して現像を行なうことにより、レジスト膜102から良好なパターン形状を有するレジストパターン102aを得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置の製造プロセス等において用いられる、液浸リソグラフィ用の化学増幅型レジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法に関する。
半導体集積回路の大集積化及び半導体素子のダウンサイジングに伴って、リソグラフィ技術の開発の加速が望まれている。現在のところ、露光光としては、水銀ランプ、KrFエキシマレーザ又はArFエキシマレーザ等を用いる光リソグラフィによりパターン形成が行なわれている。これと共に、より短波長の157nmの波長を持つF2 レーザの使用も検討されているが、露光装置及びレジスト材料における課題が未だ多く残されているため、より短波長の露光光を用いる光リソグラフィの実用化の時期は未だ先になっている。
このような状況から、最近従来の露光光を用いてパターンの一層の微細化を進めるべく、液浸リソグラフィ(immersion lithography)法が提案されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
この液浸リソグラフィ法によると、露光装置内における投影レンズとウエハ上のレジスト膜との間の領域が屈折率がn(n>1)である液体で満たされることになるため、露光装置のNA(開口数)の値がn・NAとなるので、レジスト膜の解像性が向上する。
また、近年、液浸リソグラフィ法において、屈折率をさらに高めるべく、液浸露光用の液体に酸性溶液を用いる提案もなされている(例えば、非特許文献2を参照。)。
以下、第1の従来例に係る液浸リソグラフィを用いたパターン形成方法について図11(a)〜図11(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンメトキシメチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(酸発生剤)
……………………………………………………………………………………………0.04g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図11(a)に示すように、基板1の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜2を形成する。
次に、図11(b)に示すように、レジスト膜2の上に、液浸露光用の液体である水4を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなりマスク6を透過した露光光5を水4を介してレジスト膜2に照射して、パターン露光を行なう。
次に、図11(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜2に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱した後、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図11(d)に示すように、レジスト膜2の未露光部よりなり0.09μmのライン幅を有するレジストパターン2aを得られる。
さらに、第2の従来例として、レジスト膜の上にバリア膜を設ける液浸リソグラフィによるパターン形成方法について図12(a)〜図12(d)、図13(a)及び図13(b)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンメトキシメチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(酸発生剤)
……………………………………………………………………………………………0.04g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図12(a)に示すように、基板11の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜12を形成する。
次に、図12(b)に示すように、例えばスピン塗布法により、レジスト膜12の上に以下の組成を有するバリア膜形成用材料から、厚さが0.03μmのバリア膜13を成膜する。
ポリビニールヘキサフルオロイソプロピルアルコール(ベースポリマー)…………1g
n−ブチルアルコール(溶媒)…………………………………………………………20g
次に、図12(c)に示すように、成膜されたバリア膜13をホットプレートにより120℃の温度下で90秒間加熱する。
次に、図12(d)に示すように、バリア膜13の上に、液浸露光用の液体である水14を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなりマスク16を透過した露光光15を水14及びバリア膜13を介してレジスト膜12に照射して、パターン露光を行なう。
次に、図13(a)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜12に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱した後、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図13(b)に示すように、レジスト膜12の未露光部よりなり0.09μmのライン幅を有するレジストパターン12aを得られる。
M. Switkes and M. Rothschild, "Immersion lithography at 157 nm", J. Vac. Sci. Technol., Vol.B19, p.2353 (2001) B. W. Smith, A. Bourov, Y. Fan, L. Zavyalova, N. Lafferty, F. Cropanese, "Approaching the numerical aperture of water - Immersion lithography at 193nm", Proc. SPIE, Vol.5377, p.273 (2004)
ところが、第1の従来例に係る図11(d)及び第2の従来例に係る図13(b)に示すように、前記従来のパターン形成方法により得られる各レジストパターン2a及び12aのパターン形状はいずれも不良であった。
本願発明者らは、第1の従来例に係る液浸リソグラフィにより得られるレジストパターン2aの形状が不良となる原因を種々検討した結果、以下のような結論を得ている。すなわち、第1の従来例のように、レジスト膜2の上に液浸露光用の水4を直接に配する液浸リソグラフィにおいては、水4がレジスト膜2と接触することにより、レジスト膜2の表面が変性(例えば、酸発生剤の溶出等)して、該レジスト膜2の露光部分の溶解性が低下するというものである。また、もともと、このようなレジスト膜2の水4による変性(性能劣化)を防止するために、レジスト膜12の上にバリア膜13を設ける第2の従来例であっても、やはり、バリア膜13がレジスト膜12と接触することにより、レジスト膜12の表面が変性してしまい、該レジスト膜12の露光部分の溶解性が低下するということを突き止めた。
具体的には、レジスト膜2、12の表面が変性すると、レジスト膜2、12の各露光部分は通常、酸脱離基における酸脱離反応が起こるが、レジスト膜2、12の表面が、水4又はバリア膜13によって変性することにより酸脱離反応が阻害される結果、レジスト膜2、12における露光部分の溶解性が低下し、レジストパターン2a、12aに表面難溶化層が形成される。その結果、パターン形状が庇状(T−top)状の不良となる。なお、この変性によるパターン不良はポジ型に限られず、ネガ型のレジスト膜の場合には、水又はバリア膜により生じた変性により、露光部分の架橋反応が十分に進行せず、ポジ型と同様にパターン不良が発生する。
このように形状が不良なレジストパターン2a、12aを用いて被処理膜に対してエッチングを行なうと、被処理膜から得られるパターンの形状も不良になってしまうため、半導体装置の製造プロセスにおける生産性及び歩留まりが低下してしまうという問題が発生する。
前記従来の問題に鑑み、本発明は、液浸リソグラフィにより良好な形状を有する微細パターンを得られるようにすることを目的とする。
本願発明者らは、化学増幅型レジストに、ヘミアセタール基又はヘミケタール基を有するポリマーを用いると、例えばポジ型の場合にはレジストの露光部分が溶解し易くなって、現像時のレジスト膜に表面難溶化層が生じなくなるという知見を得ている。これは、ヘミアセタール基又はヘミケタール基には水酸基(OH基)が存在することにより、アルカリ水溶液に対する溶解性が向上するためである。すなわち、ヘミアセタール又はヘミケタールは、酸との反応によってOH基を生成する置換基を有しているため、レジスト膜の露光部分であって酸が発生した部分にOH基が生成され、一方、未露光部分にはOH基が生成されることがない。このため、レジスト膜の露光部分においては置換基によりOH基の数が増加し、該OH基はアルカリ性溶剤との反応性が高いので、露光部分の溶解性が向上する。従って、露光部分はOH基が生成されない未露光部分と比べてよりレジストの除去効率が高くなることから、レジスト膜の露光部分と未露光部分とのコントラストを向上することができる。
具体的には、これらの基にOH基が含まれていることから、酸脱離反応による脱離ユニットがアルコールのみになるためと考えられる([式1]及び[式2]を参照。)。
[式1]
ヘミアセタール基:RCHOH(OR’)+2H+ → RCH2OH + R’OH
[式2]
ヘミケタール基:RCR0OH(OR’)+2H+ → RCR0HOH + R’OH
これに対し、従来のアセタール基又はケタール基においては、酸脱離反応による脱離ユニットが水の存在下でアルデヒド又はケトンとアルコールとになるため、アルデヒド又はケトンが現像液に対する溶解性を阻害して、露光部分の溶解性が低下する([式3]及び[式4]を参照。)。
[式3]
アセタール基:RCH(OR’)(OR”)+2H+
→ RCH(=O) + R”OH + R’OH
[式4]
ケタール基:RCR0(OR’)(OR”)+2H+
→ RCR0(=O) + R”OH + R’OH
本発明は、前記の知見に基づいてなされ、化学増幅型レジストの所期の性能を維持できるようにするものであって、具体的には以下の構成によって実現される。
本発明に係る化学増幅型レジスト材料は、液浸リソグラフィに用いる化学増幅型レジスト材料を対象とし、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含むことを特徴とする。
本発明の化学増幅型レジスト材料によると、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含み、該ヘミアセタール又はヘミケタールはOH基と置換される置換基を有しているため、本発明のレジスト材料からなるレジスト膜の露光部分には置換されたOH基の数が増加する。このアルカリ性溶剤との反応性が高いOH基が露光部分に増大するため、レジスト膜の表面部分から酸発生剤が溶出する等の変性が生じたとしても、レジスト膜の露光部分の溶解性の低下が補償される。その結果、未露光部分とのコントラストが向上するので、良好な形状を有する微細パターンを得ることができる。
本発明の化学増幅型レジスト材料において、第1のポリマーは、アセタール又はケタールを含んでいてもよい。
また、本発明の化学増幅型レジスト材料は、アセタール又はケタールを有する第2のポリマーを含んでいてもよい。
アセタール又はケタールは、酸による脱離の活性化エネルギーが低いため、未露光部分と露光部分との溶解のコントラストを向上させることができる。すなわち、アセタール又はケタールを添加すると、脱離反応が低エネルギーで進行して、露光によりOH基が生成される。従って、アセタール又はケタールは、本発明に係る化学増幅型レジスト材料の溶解性を向上させる補助剤となる。
アセタール又はケタールのヘミアセタール又はヘミケタールに対する割合は、露光部分の溶解性を大きく損なうことがないように、それぞれのmol%で50%よりも小さく、より好ましくは20%程度かそれ以下である。但し、本発明はこの数値範囲には限定されない。
本発明の化学増幅型レジスト材料において、ヘミアセタールには、ヒドロキシメチルカルボキシレート又はヒドロキシエチルカルボキシレートを用いることができる。
本発明の化学増幅型レジスト材料において、ヘミケタールには、ヒドロキシイソプロピルカルボキシレートを用いることができる。
本発明の化学増幅型レジスト材料において、第2のポリマーのアセタールには、メトキシメチルカルボキシレート、エトキシメチルカルボキシレート、メトキシエチルカルボキシレート、エトキシエチルカルボキシレート、アダマントキシメチルカルボキシレート又はアダマントキシエチルカルボキシレートを用いることができる。
本発明の化学増幅型レジスト材料において、第2のポリマーのケタールには、メトキシイソプロピルカルボキシレート、エトキシイソプロピルカルボキシレート又はアダマントキシイソプロピルカルボキシレートを用いることができる。
本発明に係る第1のパターン形成方法は、基板の上に、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含む化学増幅型レジストよりなるレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に液体を配した状態で、レジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なうことにより、レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第1のパターン形成方法によると、レジスト膜を構成する化学増幅型レジストは、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含み、ヘミアセタール又はヘミケタールはOH基と置換される置換基を有しているため、レジスト膜の露光部分には置換されたOH基の数が増加するので、該露光部分の溶解性の低下が補償される。その結果、露光部分と未露光部分とのコントラストが高くなるので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
本発明に係る第2のパターン形成方法は、基板の上に、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含む化学増幅型レジストよりなるレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上にバリア膜を形成する工程と、バリア膜の上に液体を配した状態で、バリア膜を介してレジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なって、バリア膜を除去すると共にレジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第2のパターン形成方法によると、レジスト膜の上にバリア膜を設ける構成であって、該レジスト膜を構成する化学増幅型レジストは、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含み、ヘミアセタール又はヘミケタールはOH基と置換される置換基を有しているため、レジスト膜の露光部分には置換されたOH基の数が増加するので、該露光部分の溶解性の低下が補償される。その結果、露光部分と未露光部分とのコントラストが高くなるので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
本発明に係る第3のパターン形成方法は、基板の上に、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含む化学増幅型レジストよりなるレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上にバリア膜を形成する工程と、バリア膜の上に液体を配した状態で、バリア膜を介してレジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、バリア膜を除去する工程と、バリア膜を除去した後、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なうことにより、レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第3のパターン形成方法によると、レジスト膜の上にバリア膜を設ける構成であって、該レジスト膜を構成する化学増幅型レジストは、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含み、ヘミアセタール又はヘミケタールはOH基と置換される置換基を有しているため、レジスト膜の露光部分には置換されたOH基の数が増加するので、該露光部分の溶解性の低下が補償される。その結果、露光部分と未露光部分とのコントラストが高くなるので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
このように、本発明に係るバリア膜を設けるパターン形成方法は、バリア膜を現像時に除去しても又は現像前に除去しても良く、いずれにおいてもそれぞれに利点がある。まず、第2のパターン形成方法のように、バリア膜をレジスト膜の現像時に除去すると、レジスト膜の溶解特性をコントロールして向上させることができるという利点がある。言い換えれば、現像時にバリア膜をも同時に除去すると、レジスト膜の溶解特性をある程度は制御することが可能となる。また、第3のパターン形成方法のように、現像前にバリア膜を除去すると、その後の現像工程をスムーズに行なうことができる。
ここで、レジスト膜の溶解特性について図14を参照しながら説明する。一般に、溶解特性に優れるとされる場合は、露光量がある閾値(図14の閾値領域)を越えるとに、急激に溶解速度が向上するような場合である(図14の破線グラフA)。露光量に対する溶解速度が急激に変化すればする程、レジスト膜における露光部と未露光部との間で溶解性の差を出しやすくなるため、良好なパターン形成を行ないやすくなる。従って、現像時にバリア膜を除去する場合は、バリア膜を除去する必要がある分だけ、溶解速度が全体に低下するので、図14に示す円Cで囲んだ領域の溶解速度をより平坦なグラフにすることができる。その結果、実際のレジスト膜の溶解特性がグラフBで示すような場合において、露光量が少ない場合の溶解速度を、その少ない露光量にある程度のばらつきがあったとしても、遅い溶解速度で比較的に均等な状態となるように調整することができる。すなわち、レジスト膜の露光部と未露光部との間で溶解性の差が出やすくなるため、良好なパターン形状を得やすくなる。
第3のパターン形成方法において、バリア膜を除去する水溶液には、該バリア膜を溶解する水素イオン指数(pH)を持つ水溶液を用いればよい。例えば、現像液又は希釈現像液等を用いることができる。希釈現像液の希釈の程度は、通常の現像液である濃度2.38%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液よりも濃度が低ければ良く、例えば0.001%以上で且つ2%以下であることが好ましい。但し、本発明はこの濃度範囲に限定されない。
また、第1〜第3のパターン形成方法において、化学増幅型レジストにおける第1のポリマーには、アセタール又はケタールを含んでいてもよい。
また、第1〜第3のパターン形成方法において、化学増幅型レジストには、アセタール又はケタールを有する第2のポリマーを含んでいてもよい。
第1〜第3のパターン形成方法は、バリア膜を形成する工程と、パターン露光を行なう工程との間に、成膜されたバリア膜に対して加熱処理を行なう工程をさらに備えていることが好ましい。このようにすると、バリア膜の緻密性が増すため、露光時にその上に配される液体に対してより難溶性が増す。なお、バリア膜の緻密性を過度に増大させることは、該バリア膜を溶解して除去することが困難となるため、適当な温度範囲で加熱する必要がある。例えば、80℃以上且つ130℃以下が好ましい。さらには、90℃以上且つ120℃以下が好ましい。
第1〜第3のパターン形成方法において、液体には水又は酸性溶液を用いることができる。
この場合に、酸性溶液には、硫酸セシウム(Cs2SO4)水溶液又はリン酸(H3PO4)水溶液を用いることができる。
第1〜第3のパターン形成方法において、露光光には、KrFエキシマレーザ光、Xe2 レーザ光、ArFエキシマレーザ光、F2 レーザ光、KrArレーザ光又はAr2 レーザ光を用いることができる。
本発明に係る化学増幅型レジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法によると、レジスト膜がその上に配される液浸露光用の液体又はバリア膜による変性を抑制でき、溶解特性の低下を防止できるため、良好な形状を有する微細パターンを得ることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法について図1(a)〜図1(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヒドロキシメチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(酸発生剤)…………………………………………………………………………………………………………0.04g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図1(a)に示すように、基板101の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜102を形成する。
次に、図1(b)に示すように、レジスト膜102と、投影レンズ106との間に、例えばパドル(液盛り)法により水よりなる液浸露光用の液体104を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光105を、液体104を介してレジスト膜102に照射してパターン露光を行なう。
次に、図1(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜102に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により、ベークされたレジスト膜102に対して現像を行なうと、図1(d)に示すように、レジスト膜102の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で表面難溶化層を生じない良好な形状を有するレジストパターン102aを得ることができる。
このように、第1の実施形態によると、レジスト膜102を構成する化学増幅型レジスト材料に、ヘミアセタールであるヒドロキシメチルカルボキシレートを有するポリマーを含む。前述したように、ヘミアセタールはOH基を生成する置換基を有しているため、レジスト膜102の露光領域にはアルカリ性現像液との反応性が高いOH基が増大する。その結果、たとえレジスト膜102の液体104との界面付近が該液体104との接触により変性したとしても、レジスト膜102の露光領域の溶解性の低下が補償されて、レジスト膜102における露光領域と未露光領域とのコントラストが高くなるので、レジストパターン102aの形状が良好となる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法について図2(a)〜図2(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヒドロキシイソプロピルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(第1のベースポリマー)………………………2g
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンメトキシメチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(第2のベースポリマー)…………………………0.08g
トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(酸発生剤)…………………………………………………………………………………………………………0.04g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図2(a)に示すように、基板201の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜202を形成する。
次に、図2(b)に示すように、レジスト膜202と、投影レンズ206との間に、例えばパドル(液盛り)法により水よりなる液浸露光用の液体204を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光205を、液体204を介してレジスト膜202に照射してパターン露光を行なう。
次に、図2(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜202に対して、ホットプレートにより205℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により、ベークされたレジスト膜202に対して現像を行なうと、図2(d)に示すように、レジスト膜202の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で表面難溶化層を生じない良好な形状を有するレジストパターン202aを得ることができる。
このように、第2の実施形態によると、レジスト膜202を構成する化学増幅型レジスト材料に、ヘミケタールであるヒドロキシイソプロピルカルボキシレートを有する第1のポリマーを含む。前述したように、ヘミケタールはOH基を生成する置換基を有しているため、レジスト膜202の露光領域にはアルカリ性現像液との反応性が高いOH基が増大する。その結果、たとえレジスト膜202の液体204との界面付近が該液体204との接触により変性したとしても、レジスト膜202の露光領域の溶解性の低下が補償される。
その上、第2の実施形態においては、化学増幅型レジスト材料に第2のベースポリマーとして、アセタールであるメトキシメチルカルボキシレートを4mol%程度含んでいる。アセタールは、酸による脱離の活性化エネルギーが低いため、レジスト膜202における露光領域と未露光領域との溶解のコントラストがより向上するので、レジストパターン202aの形状がさらに良好となる。
なお、第2の実施形態においては、化学増幅型レジスト材料にアセタールを有する第2のベースポリマーを添加したが、第1のベースポリマー自体にアセタール又はケタールを含ませても、同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法について図3(a)〜図3(d)、図4(a)及び図4(b)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヒドロキシエチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(酸発生剤)…………………………………………………………………………………………………………0.04g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図3(a)に示すように、基板301の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜302を形成する。
次に、図3(b)に示すように、例えばスピン塗布法により、レジスト膜302の上に以下の組成を有するバリア膜形成用材料から、厚さが0.03μmのバリア膜303を成膜する。
ポリビニールヘキサフルオロイソプロピルアルコール(ベースポリマー)…………1g
n−ブチルアルコール(溶媒)…………………………………………………………20g
次に、図3(c)に示すように、成膜されたバリア膜303をホットプレートにより120℃の温度下で90秒間加熱して、バリア膜303の緻密性を向上させる。
次に、図3(d)に示すように、加熱処理されたバリア膜303と、投影レンズ306との間に、例えばパドル(液盛り)法により水よりなる液浸露光用の液体304を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光305を、液体304及びバリア膜303を介してレジスト膜302に照射してパターン露光を行なう。
次に、図4(a)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜302に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液によりバリア膜303を除去すると共に、さらにベークされたレジスト膜302に対して現像を行なうと、図4(b)に示すように、レジスト膜302の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で表面難溶化層を生じない良好な形状を有するレジストパターン302aを得ることができる。
このように、第3の実施形態によると、レジスト膜302を構成する化学増幅型レジスト材料に、ヘミアセタールであるヒドロキシエチルカルボキシレートを有するポリマーを含む。ヘミアセタールはOH基を生成する置換基を有しているため、レジスト膜302の露光領域にはアルカリ性現像液との反応性が高いOH基が増大する。その結果、たとえレジスト膜302のバリア膜303との界面付近が該バリア膜303との接触により変性したとしても、レジスト膜302の露光領域の溶解性の低下が補償されて、レジスト膜302における露光領域と未露光領域とのコントラストが高くなるので、レジストパターン302aの形状が良好となる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法について図5(a)〜図5(d)、図6(a)及び図6(b)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヒドロキシエチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(第1のベースポリマー)………………………………2g
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンメトキシイソプロピルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(第2のベースポリマー)……………………0.1g
トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(酸発生剤)…………………………………………………………………………………………………………0.04g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図5(a)に示すように、基板401の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜402を形成する。
次に、図5(b)に示すように、例えばスピン塗布法により、レジスト膜402の上に以下の組成を有するバリア膜形成用材料から、厚さが0.07μmのバリア膜403を成膜する。
ポリビニールヘキサフルオロイソプロピルアルコール(ベースポリマー)…………1g
n−ブチルアルコール(溶媒)…………………………………………………………20g
次に、図5(c)に示すように、成膜されたバリア膜403をホットプレートにより120℃の温度下で90秒間加熱して、バリア膜403の緻密性を向上させる。
次に、図5(d)に示すように、加熱処理されたバリア膜403と、投影レンズ406との間に、例えばパドル(液盛り)法により水よりなる液浸露光用の液体404を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光405を、液体404及びバリア膜403を介してレジスト膜402に照射してパターン露光を行なう。
次に、図6(a)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜402に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液によりバリア膜403を除去すると共に、さらにベークされたレジスト膜402に対して現像を行なうと、図6(b)に示すように、レジスト膜402の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で表面難溶化層を生じない良好な形状を有するレジストパターン402aを得ることができる。
このように、第4の実施形態によると、レジスト膜402を構成する化学増幅型レジスト材料に、ヘミアセタールであるヒドロキシエチルカルボキシレートを有する第1のポリマーを含む。ヘミアセタールはOH基を生成する置換基を有しているため、レジスト膜402の露光領域にはアルカリ性現像液との反応性が高いOH基が増大する。その結果、たとえレジスト膜402のバリア膜403との界面付近が該バリア膜403との接触により変性したとしても、レジスト膜402の露光領域の溶解性の低下が補償される。
その上、第4の実施形態においては、化学増幅型レジスト材料に第2のベースポリマーとして、ケタールであるメトキシイソプロピルカルボキシレートを5mol%程度含んでいる。ケタールは、酸による脱離の活性化エネルギーが低いため、レジスト膜402における露光領域と未露光領域との溶解のコントラストがより向上するので、レジストパターン402aの形状がさらに良好となる。
なお、第4の実施形態においては、化学増幅型レジスト材料にケタールを有する第2のベースポリマーを添加したが、第1のベースポリマー自体にアセタール又はケタールを含ませても、同様の効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法について図7(a)〜図7(d)及び図8(a)〜図8(c)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヒドロキシイソプロピルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(酸発生剤)…………………………………………………………………………………………………………0.04g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図7(a)に示すように、基板501の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜502を形成する。
次に、図7(b)に示すように、例えばスピン塗布法により、レジスト膜502の上に以下の組成を有するバリア膜形成用材料から、厚さが0.03μmのバリア膜503を成膜する。
ポリビニールヘキサフルオロイソプロピルアルコール(ベースポリマー)…………1g
n−ブチルアルコール(溶媒)…………………………………………………………20g
次に、図7(c)に示すように、成膜されたバリア膜503をホットプレートにより110℃の温度下で90秒間加熱して、バリア膜503の緻密性を向上させる。
次に、図7(d)に示すように、バリア膜503と投影レンズ506との間に、例えばパドル(液盛り)法により水よりなる液体504を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光505を、液体504及びバリア膜503を介してレジスト膜502に照射してパターン露光を行なう。
次に、図8(a)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜502に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、図8(b)に示すように、例えば濃度が0.005wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液(アルカリ性希釈現像液)によりバリア膜503を除去した後、ベークされたレジスト膜502に対して、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図8(c)に示すように、レジスト膜502の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で表面難溶化層を生じない良好な形状を有するレジストパターン502aを得ることができる。
このように、第5の実施形態によると、レジスト膜502を構成する化学増幅型レジスト材料に、ヘミケタールであるヒドロキシイソプロピルカルボキシレートを有するポリマーを含む。ヘミケタールはOH基を生成する置換基を有しているため、レジスト膜502の露光領域にはアルカリ性現像液との反応性が高いOH基が増大する。その結果、たとえレジスト膜502のバリア膜503との界面付近が該バリア膜503との接触により変性したとしても、レジスト膜502の露光領域の溶解性の低下が補償されて、レジスト膜502における露光領域と未露光領域とのコントラストが高くなるので、レジストパターン502aの形状が良好となる。
(第6の実施形態)
以下、本発明の第6の実施形態に係るパターン形成方法について図9(a)〜図9(d)及び図10(a)〜図10(c)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヒドロキシメチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(第1のベースポリマー)………………………………2g
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンエトキシメチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(第2のベースポリマー)…………………………0.01g
トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(酸発生剤)…………………………………………………………………………………………………………0.04g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図9(a)に示すように、基板601の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜602を形成する。
次に、図9(b)に示すように、例えばスピン塗布法により、レジスト膜602の上に以下の組成を有するバリア膜形成用材料から、厚さが0.07μmのバリア膜603を成膜する。
ポリビニールヘキサフルオロイソプロピルアルコール(ベースポリマー)…………1g
n−ブチルアルコール(溶媒)…………………………………………………………20g
次に、図9(c)に示すように、成膜されたバリア膜603をホットプレートにより110℃の温度下で90秒間加熱して、バリア膜603の緻密性を向上させる。
次に、図9(d)に示すように、バリア膜603と投影レンズ606との間に、例えばパドル(液盛り)法により、濃度が5wt%の硫酸セシウム(Cs2SO4)を含む水溶液よりなる液体604を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光605を、液体604及びバリア膜603を介してレジスト膜602に照射してパターン露光を行なう。
次に、図10(a)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜602に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、図10(b)に示すように、例えば濃度が0.005wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液(アルカリ性希釈現像液)によりバリア膜603を除去した後、ベークされたレジスト膜602に対して、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図10(c)に示すように、レジスト膜602の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で表面難溶化層を生じない良好な形状を有するレジストパターン602aを得ることができる。
このように、第6の実施形態によると、レジスト膜602を構成する化学増幅型レジスト材料に、ヘミアセタールであるヒドロキシメチルカルボキシレートを有する第1のポリマーを含む。ヘミアセタールはOH基を生成する置換基を有しているため、レジスト膜602の露光領域にはアルカリ性現像液との反応性が高いOH基が増大する。その結果、たとえレジスト膜602のバリア膜603との界面付近が該バリア膜603との接触により変性したとしても、レジスト膜602の露光領域の溶解性の低下が補償される。
その上、第6の実施形態においては、化学増幅型レジスト材料に第2のベースポリマーとして、アセタールであるエトキシメチルカルボキシレートを0.05mol%程度含んでいる。アセタールは、酸による脱離の活性化エネルギーが低いため、レジスト膜602における露光領域と未露光領域との溶解のコントラストがより向上するので、レジストパターン602aの形状がさらに良好となる。
なお、第6の実施形態においては、化学増幅型レジスト材料にアセタールを有する第2のベースポリマーを添加したが、第1のベースポリマー自体にアセタール又はケタールを含ませても、同様の効果を得ることができる。
また、第1〜第4の各実施形態において、バリア膜の膜厚は0.03μm〜0.07μmに設定したが、この数値範囲に限られず、その下限値はレジスト膜中の成分が液浸露光用の液体に溶出すること又は該液体がレジスト膜中に浸透することを防止できる程度の膜厚であり、また、その上限値は露光光の透過を妨げず且つ容易に除去できる程度の膜厚である。
また、第3〜第6の各実施形態においては、各バリア膜に対して膜質を緻密にする加熱処理を行なったが、バリア膜に対する加熱処理は必ずしも行なう必要はなく、成膜するバリア膜の組成又はバリア膜の膜厚等により適宜行なえばよい。
また、第1〜第5の実施形態においても、第6の実施形態と同様に、液浸露光用の液体に硫酸セシウムを添加して、該液体の屈折率を高めてもよい。なお、添加する化合物は硫酸セシウムに限られず、リン酸(H3PO4)を用いることができる。さらには、液浸露光用の液体に界面活性剤を添加してもよい。
また、第1〜第6の各実施形態において、露光光にArFエキシマレーザ光を用いたが、これに限られず、露光光として、KrFエキシマレーザ光、Xe2 レーザ光、F2 レーザ光、KrArレーザ光又はAr2 レーザ光を用いることができる。
また、各実施形態においては、バリア膜の上に液体を配する方法にパドル法を用いたが、これには限られず、例えば基板ごと液体に漬けるディップ法等を用いてもよい。
また、各実施形態においては、レジスト膜にポジ型の化学増幅型レジストを用いたが、ネガ型の化学増幅型レジストに対しても本発明は適用可能である。
本発明に係る化学増幅型レジスト材料又はそれを用いたパターン形成方法は、液浸露光用の液体又はバリア膜によるレジストの変性に起因する溶解性の低下を防止して、良好な形状を有する微細パターンを得ることができるという効果を有し、半導体装置の製造プロセスにおいて用いられる微細なパターン形成等に有用である。
(a)〜(d)は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(c)は本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第6の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(c)は本発明の第6の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は第1の従来例に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は第2の従来例に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は第2の従来例に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 本発明のパターン形成方法を用いたレジストの溶解性の制御を説明するグラフである。
符号の説明
101 基板
102 レジスト膜
102a レジストパターン
104 液体
105 露光光
106 投影レンズ
201 基板
202 レジスト膜
202a レジストパターン
204 液体
205 露光光
206 投影レンズ
301 基板
302 レジスト膜
302a レジストパターン
303 バリア膜
304 液体
305 露光光
306 投影レンズ
401 基板
402 レジスト膜
402a レジストパターン
403 バリア膜
404 液体
405 露光光
406 投影レンズ
501 基板
502 レジスト膜
502a レジストパターン
503 バリア膜
504 液体
505 露光光
506 投影レンズ
601 基板
602 レジスト膜
602a レジストパターン
603 バリア膜
604 液体
605 露光光
606 投影レンズ

Claims (20)

  1. 液浸リソグラフィに用いる化学増幅型レジスト材料であって、
    ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含むことを特徴とする化学増幅型レジスト材料。
  2. 前記第1のポリマーは、アセタール又はケタールを含むことを特徴とする請求項1に記載の化学増幅型レジスト材料。
  3. アセタール又はケタールを有する第2のポリマーを含むことを特徴とする請求項1に記載の化学増幅型レジスト材料。
  4. 前記ヘミアセタールは、ヒドロキシメチルカルボキシレート又はヒドロキシエチルカルボキシレートであることを特徴とする請求項1に記載の化学増幅型レジスト材料。
  5. 前記ヘミケタールは、ヒドロキシイソプロピルカルボキシレートであることを特徴とする請求項1に記載の化学増幅型レジスト材料。
  6. 前記アセタールは、メトキシメチルカルボキシレート、エトキシメチルカルボキシレート、メトキシエチルカルボキシレート、エトキシエチルカルボキシレート、アダマントキシメチルカルボキシレート又はアダマントキシエチルカルボキシレートであることを特徴とする請求項2又は3に記載の化学増幅型レジスト材料。
  7. 前記ケタールは、メトキシイソプロピルカルボキシレート、エトキシイソプロピルカルボキシレート又はアダマントキシイソプロピルカルボキシレートであることを特徴とする請求項2又は3に記載の化学増幅型レジスト材料。
  8. 基板の上に、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含む化学増幅型レジストよりなるレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上に液体を配した状態で、前記レジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なうことにより、前記レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  9. 基板の上に、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含む化学増幅型レジストよりなるレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上にバリア膜を形成する工程と、
    前記バリア膜の上に液体を配した状態で、前記バリア膜を介して前記レジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なって、前記バリア膜を除去すると共に前記レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  10. 基板の上に、ヘミアセタール又はヘミケタールを有する第1のポリマーを含む化学増幅型レジストよりなるレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上にバリア膜を形成する工程と、
    前記バリア膜の上に液体を配した状態で、前記バリア膜を介して前記レジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、
    前記バリア膜を除去する工程と、
    前記バリア膜を除去した後、パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なうことにより、前記レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  11. 前記化学増幅型レジストにおける前記第1のポリマーは、アセタール又はケタールを含むことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  12. 前記化学増幅型レジストは、アセタール又はケタールを有する第2のポリマーを含むことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  13. 前記ヘミアセタールは、ヒドロキシメチルカルボキシレート又はヒドロキシエチルカルボキシレートであることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  14. 前記ヘミケタールは、ヒドロキシイソプロピルカルボキシレートであることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  15. 前記アセタールは、メトキシメチルカルボキシレート、エトキシメチルカルボキシレート、メトキシエチルカルボキシレート、エトキシエチルカルボキシレート、アダマントキシメチルカルボキシレート又はアダマントキシエチルカルボキシレートであることを特徴とする請求項11又は12に記載のパターン形成方法。
  16. 前記ケタールは、メトキシイソプロピルカルボキシレート、エトキシイソプロピルカルボキシレート又はアダマントキシイソプロピルカルボキシレートであることを特徴とする請求項11又は12に記載のパターン形成方法。
  17. 前記バリア膜を形成する工程と、前記パターン露光を行なう工程との間に、成膜された前記バリア膜に対して加熱処理を行なう工程をさらに備えていることを特徴とする請求項9又は10に記載のパターン形成方法。
  18. 前記液体は水又は酸性溶液であることを特徴とする特許請求項8〜10のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  19. 前記酸性溶液は、硫酸セシウム水溶液又はリン酸水溶液であることを特徴とする請求項18に記載のパターン形成方法。
  20. 前記露光光は、KrFエキシマレーザ光、Xe2 レーザ光、ArFエキシマレーザ光、F2 レーザ光、KrArレーザ光又はAr2 レーザ光であることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
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