JP2006349085A - シフト変更制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1作動モード(A)で閉鎖され、第2作動モード(B)で開放されるカプラを各々含む少なくとも2つの並列カップリング回路からなり、2つのカプラがシフトにおける待機時間中に同時に閉鎖され、シフトするために閉鎖すべきカプラの端子間の速度差(DWb,DWa)が予め設定された第1閾値(SNb,SPa)を超える場合、シフト変更がトランスミッションに課せられることを特徴とする複数の作動モード(A,B)を有する無限変速トランスミッションのシフト変更制御方法。
【選択図】 図1
Description
DWb=Fb(Win,Wout)
CDWa=Fa(CWin,Wout)
CDWb=Fb(CWin,Wout)
最適シフトポイントが、DWaとDWbとがゼロであるとすると、各作動モードでトランスミッションの可動部分により許容される範囲は、次のように構成される。すなわち、モードAにおいてはDWa=0、DWb>0であり、モードBにおいてはDWa<0、DWb=0である。しかしながら、DWaとDWbとは、全く慣用的であり、本発明が次式が成り立つと考えられるトランスミッションに同じ条件で適用されることを考慮しなければならならず、モードAにおいてはDWb<0とし、モードBにおいてはDWa>0としてもよい。
DWb=Fb(Win,Wout)
また、モードシフトが、2つのカプラの滑らない同時閉鎖段階を含むことから、本発明の方法は、次のように想定する。すなわち、2つのカプラが閉鎖される段階を経る。また、シフト時間中にDWa=DWb=0が成り立つように、予めカプラの位置決めをする。
DWb=Fb(Win,Wout)
CDWa=Fa(CWin,Wout)
CDWb=Fb(CWin,Wout)
本発明によれば、シフト変更制御には、次の変数すなわちカプラAとカプラBとの端子間の予測差動速度値変動(導関数、勾配、スライディンググラジェントなど)gradCDWa、gradCDWb、カプラAとカプラBとの端子間の差動速度変動(導関数、勾配、スライディンググラジェントなど)gradDWa、gradDWb、カプラAとカプラBとの閉鎖時間xa、xb、現在の瞬間tからxaとxb秒後に達するカプラAとカプラBとの端子間の予測差動回転速度DWa(t+xa)とDWb(t+xb)も活用される。
最適シフトポイントが、DWaとDWbとがゼロであるとすると、各作動モードでトランスミッションの可動部分により許容される範囲は、次のように構成される。すなわち、モードAにおいてはDWa=0、DWb>0であり、モードBにおいてはDWa<0、DWb=0である。しかしながら、DWaとDWbとは自由に選択されており、逆式も同様に採り入れることができ、次のように構成してもよい。すなわち、モードAにおいてはDWb<0とし、モードBにおいてはDWa>0としてもよい。
Claims (18)
- 第1作動モード(A)で閉鎖され、第2作動モード(B)で開放されるカプラを各々含む少なくとも2つの並列カップリング回路からなり、2つのカプラがシフトにおける待機時間中に同時に閉鎖され、シフトするために閉鎖すベきカプラの端子間の速度差(DWb,DWa)が予め設定された第1閾値(SNb,SPa)を越える場合、シフト変更がトランスミッションに課せられることを特徴とする複数の作動モード(A,B)を有する無限変速トランスミッションのシフト変更制御方法。
- アクティブモードで開放されるカプラの端子間の速度差(DWb,DWa)が第1閾値の反対符号である予め設定された第2閾値(SPb,SNa)を越える場合、上記モードがそのまま保存されることを特徴とする請求項1に記載のシフト変更制御方法。
- 2つの閾値(SNb,SPa;SPb,SNa)の間で、開放されたカプラの速度差予測値(CDWb,CDWa)にシフト変更が依存することを特徴とする請求項2に記載のシフト変更制御方法。
- アクティブモードで開放されるカプラの端子間の速度差(DWb,DWa)が最初の2つの閾値(SNb,SPa;SPb,SNa)の間に位置し、上記速度差の予測値(CDWb,CDWa)が予め設定された第3閾値(SCb,SCa)を越える場合、シフト変更が課せられることを特徴とする請求項3に記載のシフト変更制御方法。
- シフトが実行中で、閉鎖すべきカプラの端子間の速度差予測値(CDWb,CDWa)が予め設定された第3閾値(SCb,SCa)を越える場合、実行中のシフトが中断することを特徴とする請求項3または4に記載のシフト変更制御方法。
- シフト操作が、第1モードで開放されているカプラを閉鎖し始める前に上記カプラの入出力間の速度差(DWa,DWb)をなくすための準備段階(1a,1b)を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のシフト変更制御方法。
- シフト操作が、第1カプラが閉鎖され(2a,2b)、2つのカプラが同時に閉鎖されたままの位置にあり(3a,3b)、上記第1カプラが閉鎖されたままの位置で第2カプラが開放される(4a,4b)過渡的段階を伴った前記第1カプラの内側で滑らない準備段階(1a,1b)を有することを特徴とする請求項6に記載のシフト変更制御方法。
- 第1カプラの入出力間の速度差がその閉鎖段階(2a,2b)においてゼロに調整されることを特徴とする請求項7に記載のシフト変更制御方法。
- 2つのカプラがそれらの同時閉鎖段階において全く滑らないことを特徴とする請求項6、7または8に記載のシフト変更制御方法。
- シフト指示が変更されると直ぐにシフト操作制御ループが初期設定されることを特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記載のシフト変更制御方法。
- カプラの閉鎖段階(2a,2b)における逆のシフト指示が逆のシフト操作における同一カプラの開放段階(4b,4a)への直接移行となって現れることを特徴とする請求項6ないし10のいずれかに記載のシフト変更制御方法。
- カプラの開放段階(4a,4b)における逆のシフト指示が逆のシフト操作における同一カプラの閉鎖段階(2b,2a)への直接移行となって現れることを特徴とする請求項6ないし11のいずれかに記載のシフト変更制御方法。
- 予め設定されたxa,xb時間後に現在のモードで開放されているカプラの端子間の速度差[DWa(t+xa),DWb(t+xb)]が現在のモードの範囲を離れれば、シフトが瞬間tにおいて前もって変更されることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載のシフト変更制御方法。
- xa,xb時間後の速度差[DWa(t+xa),DWb(t+xb)]が瞬間tにおける上記速度差の反対符号である場合、シフトが変更されることを特徴とする請求項13に記載のシフト変更制御方法。
- 瞬間tと瞬間t+a,t+bとの間の予測速度差変動(gradCDWa,gradCDWb)が予め設定された第1変動閾値(SG1CDWa,SG1CDWb)に等しいかそれ以下の場合、シフトが変更されることを特徴とする請求項13または14に記載のシフト変更制御方法。
- 新たにターゲットに定められたモードで閉鎖すべきカプラの端子間の差動速度予測値(CDWa,CDWb)が予め設定された第1予測速度閾値(S1CDWa,S1CDWb)以下の場合、シフトが変更されることを特徴とする請求項15に記載のシフト変更制御方法。
- 再び上記モードにするために閉鎖すべきカプラの端子間の予測速度差変動(gradCDWa,gradCDWb)が予め設定された第2変動閾値(SG2CDWa,SG2CDWb)以下の場合、逆のシフト変更になることを特徴とする請求項13ないし16のいずれかに記載のシフト変更制御方法。
- 上記カプラの端子間の差動速度予測値(CDWa,CDWb)が予め設定された第2予測速度閾値(S2CDWa,S2CDWb)以下の場合、逆のシフト変更になることを特徴とする請求項17に記載のシフト変更制御方法。
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JP2003014098A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-15 | Nissan Motor Co Ltd | 変速比無限大無段変速機の制御装置 |
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