JP2006348412A - 靴下類 - Google Patents

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Takashi Kawai
孝 河合
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Abstract

【課題】本発明は、着用形態において、損傷の激しい足底部、とりわけヒール部の耐久性を高めて長期の着用を可能とし、また、着用に際しては左右、表裏を意識することなく着用できる利便性と、従来にない意匠的価値を高めることのできる新規な構成の靴下類に関する。
【解決手段】本発明は、膨出したヒール部を形成して成る靴下類の構成において、当該ヒール部に対応する足首部の前側に同様の膨出部を形成して成ること、靴下類が指付であることを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、新規な構成の靴下類の提供に関する。
ソックス、ストッキング、タイツ、パンティストッキング等の靴下類においては、人体の足形状にマッチさせてヒール部を形成するのが一般的である。
当該部の構成は、例えば、編機の回転を正回転から正逆往復回転に切り替えて行うコンベンションヒール編、ヒール編成時にヒールの先端部に向かってループ長を大きく編成する立体ヒール編、筒状に編成した編地を人体足型にて熱セットしてヒール部を形成する熱セット法等がある。
これらによって形成されるヒール部(膨出部)は何れの場合も通常1つである。
一方、前記のヒール部の他に同様の技術を用いて複数の膨出部を構成したものとして、例えば、以下のものがある。
特許文献1;同文献には、通常のヒールに加え、脚部背面に増目部を設け、ずり落ちを防止した構成が示される。
特許文献2;同文献には、穿き口背面に膨出部を設け、前記と同様にずれやずり落ちを防止した構成が示される。
特許文献3;同文献には、膝部に膨出部を設け、膝部への密着性を高めた構成が示される。
特許文献4;同文献には、穿き口背後に膨出部を設け、当該部を折り返したとき舌片形状の把持部となり、装着を容易としたものが示されている。
実開昭48−65426号公報 実開平6−51206号公報 実開平6−85307号公報 特開2002−173801号公報
本発明は、かかる従来のものと異なる目的、構成をもって2つの膨出部を構成したこと、即ち、従来の1つのヒール部を有する商品における当該部の磨耗による劣化の課題、或いは、左右、表裏を区分して着用することの煩わしさを解消した従来にない新規な構成の靴下類を提供するものである。
即ち、本発明は、膨出したヒール部を形成して成る靴下類の構成において、当該ヒール部に対応する足首部の前側に同様の膨出部を形成して成ること、及び、靴下類が指付であることを特徴とするものである。
本発明においては、通常のヒール部に対応する前側にもう1つヒール形状の膨出部を構成したので着用に際し、上下を逆にし、天地替して着用することによって、ヒール部の損傷の程度をやわらげ、結果として当該部の寿命を高め、また、着用に際しては左右、表裏を意識することなく着用できる利便性を備えたもので、更に、従来にない意匠的外観を呈する。
特に、5本指等の指付の靴下類においては、左右を気にすることなく、着用がスムーズであり、また、複数の同種の靴下を揃えておけば、ペアリングも容易で、着回しによる耐久性も一段と向上する。また、上下天地替えして着用できることは、ヒール部のみならず、つま先を含めた足裏全体の耐久性をも高めることができる。
本発明を構成する靴下類は、ソックス、ストッキング、タイツ、パンティストッキング等、ヒール部を有するものを含む。
膨出したヒール部の構成は、前記した、例えば、編機の回転を正回転から正逆往復回転に切り替えて行うコンベンションヒール編、ヒール編成時にヒールの先端部に向かってループ長を大きく編成する立体ヒール編、筒状に編成した編地を人体足型にて熱セットして膨出するヒール形成等、何れの方法でもよく、編成により構成する場合は、表裏対称の位置にヒール部が形成されるよう編機の制御を行う。また、足型によりセットする場合には、2つのヒール部を有する足型によるか、1つの足形を用い、位置をずらせてセットを行うことで可能である。
使用できる編機としては、従来より公知のソックス編機、ストッキング編機を用いることができるが、特に、フルコンピューター制御の可能な島精機(株)製横編機、ロナティ社(仏)製編機が好適に例示できる。
また、使用される素材は、従来より靴下類の編成素材として用いられる合成繊維、天然繊維、半合成繊維等を所望により適宜選択して用いるものである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されない。
使用編機;フルコンピューター制御の島精機(株)横編機10G/13G,Xマシーン96N/156Nを使用。
使用素材;表糸として、綿100%、裏糸として、ウーリーナイロン糸を使用。

ヒール部形成のための編機の制御法;フルコンピューター制御の編み立てプログラムにて、通常のヒール部、これに対応する足首前側にコンベンション編みによる膨出部を形成し、先端は5本指を形成する編組織とした。
前記により得た本発明の靴下の構成を例示した図面によって説明する。
図1は、斜視図を示し、5本の指付靴下1の構成において、膨出した2つのヒール2、3を有する。かかるヒール部は、図2の側面図に示すように側面中心から対称の位置に同一形状、大きさのヒール部2,3が構成されたものである。
図3、図4にこれの着用形態を例示する。図3に示すものは、膨出した上側のヒール部2を上側に折り重ねた使用形態を、また、図4は逆に内側に挿入した形態を示す。かかる図4の形態とした場合、挿入したヒール部が袋状のポケットとなるため、コイン、香料、消臭剤等を適宜収納することができる。
なお、次に着用する場合は、ヒール部を逆にし、即ち、下側を上側に、上側を下側にして着用することにより損傷の程度が2分されるため、結果的に長持ちする。また、このような着用形態による外観は従来に見られないもので、独特の趣味感を呈する。
以上の結果は、着用形態を変えることによってヒール部を含めた足裏の耐久性を高め、また、迅速な着用とペアリングを可能とする。
本発明を例示した斜視図。 図1の側面図。 着用状態を例示した側面図。 他の着用状態を示した側面図。
符号の説明
1 指付靴下
2 ヒール部(上側)
3 ヒール部(下側)
4 足

Claims (2)

  1. 膨出したヒール部を形成して成る靴下類の構成において、当該ヒール部に対応する足首部の前側に同様の膨出部を形成して成ることを特徴とする靴下類。
  2. 靴下類が指付である請求項1記載の靴下類。
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