JP2006348230A - 接着剤用紫外線硬化性液状組成物及び接着剤 - Google Patents

接着剤用紫外線硬化性液状組成物及び接着剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2006348230A
JP2006348230A JP2005178609A JP2005178609A JP2006348230A JP 2006348230 A JP2006348230 A JP 2006348230A JP 2005178609 A JP2005178609 A JP 2005178609A JP 2005178609 A JP2005178609 A JP 2005178609A JP 2006348230 A JP2006348230 A JP 2006348230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
component
adhesive
compound
liquid composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005178609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4802567B2 (ja
Inventor
Shinji Tonsho
真司 頓所
Satoshi Futami
聡 二見
Takayoshi Tanabe
隆喜 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
JSR Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JSR Corp filed Critical JSR Corp
Priority to JP2005178609A priority Critical patent/JP4802567B2/ja
Publication of JP2006348230A publication Critical patent/JP2006348230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4802567B2 publication Critical patent/JP4802567B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

【課題】365nmの紫外線で硬化させる際に、硬化不良が生じず、接着性に優れるとともに、硬化速度が適度で、形成される硬化膜の反りが少ない接着剤用紫外線硬化性液状組成物を提供する。
【解決手段】組成物の全量に対して、(A)2個以上の重合性不飽和基を有する化合物30〜98質量%、及び(B)0.1質量%溶液の365nmにおける吸光度(光路長1cm)が0.2以上である光重合開始剤0.1〜15質量%を含み、(A)成分が、その全量を100質量%として、2個の重合性不飽和基を有する化合物50〜80質量%、及び3個の重合性不飽和基を有する化合物10〜40質量%を含み、かつ、(A)成分が、その全量を100質量%として、メタクリレート化合物1〜20質量%を含む接着剤用紫外線硬化性液状組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、高分子材料等の接着剤に適した紫外線硬化性液状組成物に関する。詳細には、光ディスク(DVD等)、各種建装材料、包装材料、印刷材料、表示材料、電気電子部品材料、光学部品材料、液晶パネル等の分野における接着剤用紫外線硬化性液状組成物に関する。
情報通信機器の発展に伴って、これら情報通信機器のための種々の表示手段が開発されている。かかる表示手段の例としては、CRTや、液晶パネルや、スクリーンへの投光により映写を行うものや、PDPパネル等が挙げられる。これらの表示手段においては、種々の光学的特性を持つ高分子フィルムや高分子レンズ等を組み合わせて、表示性能を向上させることが行われている。例えば、レンズの表面を光学的に処理するために、高分子フィルムを用いる方法が知られている。この場合、高分子フィルムは、接着剤を介してレンズ本体に接着される。
一般に、高分子材料の接着には、種々の接着剤を用いることが可能である。例えば、(a)数平均分子量が5,000〜15,000であるウレタン(メタ)アクリレート、(b)アクリロイルモルフォリン、ジメチルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミド及びジイソプロピルアクリルアミドから選ばれる化合物、及び(c)フェノキシポリエチレングリコールアクリレートを含有する液状硬化性の粘・接着剤組成物が、PVCやPETに対して優れた接着性を有することが報告されている(特許文献1参照)。
高分子材料の接着手段に対して、生産性の向上や、溶媒を使用しない環境保護に優れた無溶媒系接着剤の使用を望む傾向が、近年は強まってきている。放射線、特にUV光を照射して接着させることができる無溶媒系の接着剤は、このような要望を満たす材料として期待されている。
種々の光学的特性を持つ高分子材料同士を、接着剤を介して貼り合わせる場合、その接着剤は、加熱や紫外線への暴露等によって、色相が変化しないことが必要である。しかし、この要望を十分に満たす材料は得られていない。
一方、(1)ウレタン(メタ)アクリレート、(2)メルカプト基を有するシラン化合物、(3)光重合開始剤、(4)アミノ基を有するエチレン性不飽和モノマー、及び(5)(メタ)アクリレート化合物を含有する光硬化性液状組成物が、光ファイバユニットのテンションメンバとして用いられる銅被覆された銅線に対する被覆層として有用であることが、報告されている(特許文献2参照)。
さらに、特許文献3には、多層被覆において特定のフェノール性化合物を使用すると、蛍光灯による黄変が改善されることが記載されている。しかし、接着剤として使用することは、記載されていない。
また、近年、コンピューター装置技術、コンピューターソフトウエア技術、通信技術等をはじめとする情報技術の発展により、より多くの情報を高速に伝達することが可能となってきている。これに伴い、より多くの情報を高密度に記録することができる記録媒体が望まれ、その開発が進められつつある。
このような高密度記録媒体として、DVD(デジタルビデオディスク)が、次世代の汎用の記録媒体として開発されている。DVDは、従来のCD(コンパクトディスク)と異なり、2枚のディスクを貼り合わせて製造されるために、貼り合わせのための接着剤が必要である。
かかる接着剤として、ホットメルト接着剤、熱硬化型接着剤、嫌気硬化型接着剤等を用いることが試みられている。
しかし、ホットメルト接着剤を用いた場合、熱安定性や耐候性が十分ではなく、高温環境下で軟化するため、接着強度が低下して、貼り合わせたディスクが剥がれたり変形したりする問題がある。また、透明性が高くないため、記録膜として半透過膜を有する二層構造のDVDに対しては、使用が困難である。
また、熱硬化型接着剤を用いた場合、硬化する時の熱によって、ディスクを構成する基材が変形したり、硬化に長時間を要する等の問題がある。
さらに、嫌気型接着剤を用いた場合、硬化に長時間を要するため、生産性が低いという問題がある。
そこで、このような種々の問題を解決するために、光硬化型の接着剤が提案されている。例えば、特許文献4〜6には、ウレタンアクリレートを主成分とする紫外線硬化型樹脂接着剤が開示されている。
特開平7−310067号公報 特開2000−198824号公報 特開2002−264276号公報 特開昭61−142545号公報 特開平6−89462号公報 特開2004−139706号公報
上述のように、高分子材料同士を接着するための種々の接着剤が提案されている。
しかしながら、特許文献1、2の組成物は、接着力が十分でない等の問題があった。
また、特許文献4、5等の従来の光硬化性樹脂は、次のような問題があった。すなわち、365nmにシャープな発光スペクトルを持つLED光源は、従来の水銀ランプやメタルハライドランプよりも寿命が長く、また、照射強度のバラツキを大きく低減させる特長があり、光硬化性接着剤を用いたDVDの構成部品同士の貼り合わせに有用である。しかし、接着後の光硬化性接着剤からなる硬化膜は、硬化不良を生じる傾向があった。また、DVDの記録層である金属蒸着膜の水分による腐食を十分に防止できる光硬化性樹脂は、得られていなかった。さらに、光硬化性接着剤の硬化速度が過大であると、硬化膜(接着剤層)に反りを生じる結果、DVDディスク等の接着対象物が変形する問題があった。
したがって、本発明の目的は、365nmの光(紫外線)で硬化させる際に、硬化不良が生じず、接着性に優れるとともに、硬化速度が適度で、硬化膜(接着剤層)の反りが少ない接着剤用紫外線硬化性液状組成物を提供することである。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究を行った結果、所定の種類のモノマーを所定の配合割合で用い、かつ、365nmにおける吸光度が所定の値以上である光重合開始剤を用いることによって、紫外線硬化性液状樹脂の硬化性が改善され、接着剤として用いたときの接着性が向上するとともに、硬化速度が適度の大きさになり、硬化膜(接着剤層)の反りが軽減されることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記の[1]〜「5」を提供するものである。
[1]組成物の全量に対して、
(A)2個以上の重合性不飽和基を有する化合物30〜98質量%、及び(B)0.1質量%溶液の365nmにおける吸光度(光路長1cm)が0.2以上である光重合開始剤0.1〜15質量%を含み、(A)成分が、その全量を100質量%として、2個の重合性不飽和基を有する化合物50〜80質量%、及び3個の重合性不飽和基を有する化合物10〜40質量%を含み、かつ、(A)成分が、その全量を100質量%として、メタクリレート化合物1〜20質量%を含むことを特徴とする接着剤用紫外線硬化性液状組成物。
[2]前記(A)成分中の前記3個の重合性不飽和基を有する化合物は、その全量を100質量%として、メタクリレート化合物5〜30質量%を含む前記[1]に記載の接着剤用紫外線硬化性液状組成物。
[3]前記組成物に含まれる重合性不飽和基を有する化合物は、その全量を100質量%として、前記(A)成分を80質量%以上の含有率で含む前記[1]又は[2]に記載の接着剤用紫外線硬化性液状組成物。
[4]前記(A)成分は、トリメチロールプロパンEO変性トリアクリレート及びトリメチロールプロパンEO変性トリメタクリレートを含む前記[1]〜[3]のいずれかに記載の接着剤用紫外線硬化性液状組成物。
[5]前記[1]〜[4]のいずれかに記載の紫外線硬化性液状組成物からなることを特徴とする接着剤。
本発明の紫外線硬化性液状組成物は、光ディスクの部品同士等における接着剤として用いる場合、LED光源から発せられた365nmの光(紫外線)で硬化させる際に、硬化不良が生じず、接着性に優れるとともに、硬化速度が適度で、硬化膜(接着剤層)の反りが少なく、光ディスク等の接着対象物の変形が少ないという利点を有する。
本発明の紫外線硬化性液状組成物は、例えば、DVD−Rにおける銀もしくは銀合金からなる部材の面とポリカーボネートからなる部材の面とを当接させて貼り合わせるための接着剤として有用である。
また、本発明の紫外線硬化性液状組成物は、無溶媒であるため、環境保護の観点から好ましい。
また、本発明の紫外線硬化性液状組成物は、使用時(塗布時)に適度な粘度を有するので、作業性が良好である。
さらに、本発明の紫外線硬化性液状組成物は、高温雰囲気下や紫外線への暴露下においても色相変化が少ないため、DVD以外の光学装置や、各種建装材料、包装材料、印刷材料、表示材料、電気電子部品材料、光学部品材料、液晶パネル等に好適に用いることができる。
本発明の接着剤用紫外線硬化性液状組成物は、(A)2個以上の重合性不飽和基を有する化合物30〜98質量%、及び、(B)0.1質量%溶液の365nmにおける吸光度(光路長1cm)が0.2以上である光重合開始剤0.1〜15質量%を含むものである。
ここで、(A)成分は、その全量を100質量%として、2個の重合性不飽和基を有する化合物50〜80質量%、及び3個の重合性不飽和基を有する化合物10〜40質量%を含むものである。
また、(A)成分は、その全量を100質量%として、メタクリレート化合物1〜20質量%を含むものでもある。
以下、本発明の組成物を構成する(A)成分、(B)成分、及び必要に応じて配合しうる他の任意成分について、詳しく説明する。
[(A)成分]
(A)成分は、2個以上の重合性不飽和基を有する化合物である。
(A)成分としては、例えばトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンEO変性トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンPO変性トリ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルの両末端(メタ)アクリル酸付加物、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ポリエステルジ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドの付加体であるジオールのジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールAのエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドの付加体であるジオールのジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジビニルエーテル等が挙げられる。
ここで、上記例示物の中で、「EO」とは、エチレンオキシドを示し、「PO」とは、プロピレンオキシドを示す。
(A)成分としては、2〜6個の重合性不飽和基を有する化合物が一般的であるが、2〜3個の重合性不飽和基を有する化合物を主体として用いることが好ましい。
具体的には、(A)成分の全量(100質量%)中に占める2個の重合性不飽和基を有する化合物の割合は、50〜80質量%、好ましくは50〜70質量%である。
(A)成分の全量(100質量%)中に占める3個の重合性不飽和基を有する化合物の割合は、10〜40質量%、好ましくは20〜40質量%である。
(A)成分の全量(100質量%)中に占める2個の重合性不飽和基を有する化合物及び3個の重合性不飽和基を有する化合物の合計量の割合は、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上、特に好ましくは80質量%以上である。
本発明の組成物の硬化速度は、主として(A)成分と(B)成分により制御することができる。硬化速度を制御して硬化膜の反りを抑制するためには、(A)成分中にメタクリレート化合物が含まれていることが好ましい。メタクリレート化合物を配合することにより、硬化速度が過大になることを防止して、硬化膜の反りを低減することができる。
メタクリレート化合物の含有量は、(A)成分の全量(100質量%)中、1〜20質量%、好ましくは1〜10質量%である。メタクリレート化合物の含有量が過少であると、硬化速度が大きくなりすぎて、硬化膜に反りが生じやすい。メタクリレート化合物の含有量が過大であると、硬化速度が低下しすぎるため、特に空気との界面における硬化が不十分となって、接着面にべたつきが生じるなど、表面性が悪化することがある。
メタクリレート化合物は、3個の重合性不飽和基を有することが好ましい。
本発明の組成物に含まれる3個の重合性不飽和基を有する化合物の全量(100質量%)中、3個の重合性不飽和基を有するメタクリレート化合物の割合は、好ましくは5〜30質量%、より好ましくは5〜20質量%である。
成分(A)として用いうる化合物の中でも、トリメチロールプロパンEO変性トリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルの両末端(メタ)アクリル酸付加物、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等が、特に好ましい。
成分(A)の市販品としては、例えばユピマーUV、SA−1002(以上、三菱化学社製)、アロニックスM−215、M−315、M−325、TO−1210(以上東亞合成社製)、GX−8345(第一工業製薬社製)、KS−TPGDA、KAYARAD R−115(以上、日本化薬社製)、ビスコート#360(大阪有機化学工業社製)、ライトエステルTMP(共栄社化学社製)、NKエステル TMPT−9EO(新中村化学工業社製)等を使用することができる。
本発明の組成物の全量(100質量%)中の成分(A)の配合割合は、好ましくは30〜98質量%、より好ましくは50〜98質量%、特に好ましくは70〜98質量%である。
本発明の組成物に含まれる重合性不飽和基を有する化合物の全量(100質量%)中の成分(A)の配合割合は、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上、特に好ましくは100質量%である。
[(B)成分]
(B)成分は、0.1質量%溶液の365nmにおける吸光度(光路長1cm)が0.2以上の光重合開始剤である。
(B)成分の吸光度が前記の数値範囲内であることによって、365nmにシャープな発光スペクトルを持つLED光源を用いた場合に、優れた硬化性を得ることができる。
「0.1質量%溶液の365nmにおける吸光度(光路長1cm)」は、365nmの波長の光に対して実質的に吸収を有しない適当な有機溶剤(例えば、トルエン、アセトニトリル等)に、(B)成分を0.1質量%の濃度となるように溶解して、(B)成分を含む試料を調製した後、(B)成分を含む試料と、有機溶剤のみからなる試料を、各々、光路長1cmの測定セル中に収容し、これらの試料の吸光度をUV分光光度計によって測定することによって算出することができる。
なお、吸光度の算出は、次の式による。
吸光度=log10(S/S
[式中、Sは、有機溶剤のみからなる試料を収容したセルの透過光強度を示し、Sは、(B)成分を含む試料を収容したセルの透過光強度を示す。]
成分(B)の好ましい具体例としては、例えば、(i)2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド(前記の吸光度:0.7)、(ii)2−メチル−1−[4−メチルチオフェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン(前記の吸光度:0.4)、(iii)2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタノン−1(前記の吸光度:1以上)等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
成分(B)である上記4種の化合物としては、市販品を用いることができる。具体的には、(i)2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイドとして、Lucirin TPO(BASF社製);(ii)2−メチル−1−[4−メチルチオフェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オンとして、Irgacure907(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製);及び(iii)2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタノン−1として、Irgacure369(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)がそれぞれ挙げられる。
0.1質量%溶液の365nmにおける吸光度(光路長1cm)が0.2未満であるため、成分(B)に該当しない光重合開始剤の具体例としては、ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン等が挙げられる。
本発明においては、これらの光重合開始剤も併用することができる。
本発明の組成物の全量(100質量%)中の成分(B)の配合割合は、好ましくは0.1〜15質量%、より好ましくは0.3〜10質量%である。該配合割合が0.1〜15質量%の範囲内であれば、接着剤として用いた場合に、硬化不良が生じず、接着性に優れた硬化膜を形成することができる。
[成分(C)]
本発明の紫外線硬化性液状組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内で、(C)酸化防止剤を配合することができる。(C)酸化防止剤を配合することにより、本発明の組成物からなる硬化膜の黄変を有効に抑制することができる。
(C)成分としては、公知の酸化防止剤を用いることができる。例えば、Irganox1035(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)等のヒンダードフェノール系化合物や、メルカプトベンゾチアゾール等のイオウ系化合物が好ましい。
本発明の組成物の全量(100質量%)中の成分(C)の配合割合は、好ましくは0.1〜5質量%、より好ましくは0.1〜3質量%である。
[他の成分]
本発明の組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内で、1個の重合性不飽和基を有する化合物を配合することもできる。
1個の重合性不飽和基を有する化合物としては、例えばN−ビニルピロリドン、イソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、4−ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、アクリロイルモルフォリン、ビニルイミダゾール、ビニルピリジン、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
本発明の組成物の全量(100質量%)中の1個の重合性不飽和基を有する化合物の配合割合は、好ましくは0〜20質量%、より好ましくは0〜10質量%である。
である。
本発明の紫外線硬化性液状組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内で種々の任意成分を加えることもできる。例えば、前記成分(A)以外のウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、紫外線吸収剤、シランカップリング剤、光安定剤、老化防止剤、消泡剤、レベリング剤、帯電防止剤、界面活性剤、保存安定剤、熱重合禁止剤、可塑剤、濡れ性改良剤等を必要に応じて配合することもできる。
本発明の紫外線硬化性液状組成物は、次のようにして製造される。
本発明の組成物は、撹拌機を備えた反応容器に、(A)成分、(B)成分及び必要に応じて配合される他の成分を仕込み、均一な溶液になるまで液温を20〜60℃に保ちつつ撹拌して得られる。
本発明の紫外線硬化性液状組成物は、特に365nmの波長の光(紫外線)によって硬化させた場合に特に優れた硬化性を示すが、通常の光硬化型液状組成物の場合と同様に、紫外線(波長365nm以外のもの)、可視光線、電子線などの放射線照射により硬化させることもできる。
上記のごとく調製された紫外線硬化性液状組成物の硬化物の高分子製材料に対する接着力は、例えば、PETフィルムとPETフィルムの接着においては、10N/m以上のピール強度である。
本発明の紫外線硬化性液状組成物は、ポリカーボネート(PC)やポリメタクリル酸メチル(PMMA)等のプラスチックや、金、アルミニウム、銀、シリコン等の金属や、ガラス等の無機化合物や、これら各種の材料間等に良好な接着力を示し、特に、光ディスク用接着剤として好適である。
本発明の紫外線硬化性液状組成物は、365nmにシャープな発光スペクトルを持つLED光源を用いて、光ディスク(例えば、DVD等)の貼り合わせを行う場合、特に良好な硬化性及び接着性を示し、光ディスク(DVD)用接着剤として有用である。
本発明のDVD用接着剤を用いた、光ディスクの貼り合わせは、例えば、本発明の組成物を、硬化膜(接着剤層)の厚みが10〜100μmになるように被着体間に満たした後、上記LED光源により、365nmの光(紫外線)を照射することで硬化させて、被着体同士を強固に接着することによって行われる。
本発明の紫外線硬化性液状組成物は、優れた接着性に加えて、耐熱性、耐水性、成形加工性にも優れるため、DVD用接着剤としての用途の他、光学特性が要求される高分子フィルム(例えば、MSフィルムやPETフィルム)、合成樹脂板、ガラス、建装材料、包装材料、印刷材料、表示材料、電気電子部品材料、光学部品材料、液晶パネル等の分野における接着剤として用いることができる。
例えば、塩ビシートにMSフィルムやPETフィルムをラミネートする用途に、本発明の組成物を用いることができる。
以下、実施例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
[実施例1]
撹拌機を備えた反応容器に表1に示す配合比(質量部)で化合物を仕込み、均一な溶液になるまで液温度50℃で撹拌し、紫外線硬化性液状組成物を得た。
[実施例2、比較例1〜2]
表1に示す割合で各成分を配合した以外は実施例1と同様にして液状組成物を得た。
得られた液状組成物の硬化収縮及び重合速度を評価した。評価結果を表1に示す。
硬化収縮及び重合速度の測定方法は次の通りである。
<硬化収縮>
ガラス基板上に、液状組成物を塗布し、空気中、メタルハライドランプの光を照射量1.0J/cmの条件で照射して、厚さ200μmの硬化膜を作製した。得られた硬化膜を5cm角に切り出し、このフィルム片の重量を天秤で測定すると共に、フィルム片を糸でぶらさげて水中に入れた時の糸の張力変化から浮力を測定して、フィルム片の体積を算出し、これらの値から硬化膜の比重を得た。一方、光照射前の液状組成物の比重を比重瓶を用いて測定した。得られた硬化膜の比重と光照射前の液状組成物の比重から、次式を用いて硬化収縮率を算出した。
硬化収縮率(%)={1−(光照射前の液状組成物の比重/硬化膜の比重)}×100
硬化収縮の評価基準は、次のとおりである。
◎:7.7(%)以下
○:7.7(%)を超えて7.9(%)以下
×:7.9(%)を超える
なお、硬化収縮の評価が良好であることは、本発明の組成物からなる硬化膜(接着剤層)の反りが小さく、DVD等の接着対象物の変形を生じ難いことを示す。
<重合速度>
アルミ基板上に、液状組成物を厚さ10μmで塗布した測定試料を、FT−IR(フーリエ変換赤外分光光度計:FTS6000、BIO−RAD社製;UV照射装置:USHIO SPOT CURE SP−3、ウシオ電機社製)にセットした。窒素雰囲気下で、樹脂の赤外吸収スペクトルを45ミリ秒毎に測定を開始した後、水銀ランプの光を365nmバンドパスフィルターを通して、照度20mW/cmの条件で照射した。光照射開始後のアクリル基の810cm−1の吸収強度を、光照射開始から60秒間測定した。下式(1)により45ミリ秒毎のRpの値を算出し、前記60秒間のRpの極大値を樹脂の硬化速度(重合速度)とした。

=[M]×(A810 −A810 t+Δt)/Δt (1)

[式中、[M]は、光照射前の液状組成物単位重量当たりのビニル基の濃度(mmol/g)であり、A810 とA810 t+Δtは、それぞれ、光照射t時間後とその45ms後の810nmの吸収強度であり、Δtは、45msである。]
なお、重合速度が600以下であると、接着の効率が低下し、硬化不良になり易い。逆に、重合速度が800を超えると、本発明の組成物からなる硬化膜(接着剤層)の反りが大きくなり、DVD等の接着対象物の変形を生じ易い。
Figure 2006348230
表1中の[M]は、前記式(1)の[M]である。また、各成分の詳細は、次の通りである。
[成分(A)]
(1)トリプロピレングリコールジアクリレート:KS−TPGDA(日本化薬社製)
(2)ビスフェノールAジグリシジルエーテルの両末端アクリル酸付加物:KAYARAD R−115(日本化薬社製)
(3)トリメチロールプロパンEO変性トリアクリレート:ビスコート#360(大阪有機化学工業社製)
(4)トリメチロールプロパントリメタクリレート:ライトエステルTMP(共栄社化学株式会社)
(5)トリメチロールプロパンEO変性トリメタクリレート(EO:9モル):NKエステル TMPT−9EO(新中村化学工業社製)
[成分(B)]
(1)Lucirin TPO:2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド(BASF社製)
[成分(C)]
(1)Irganox1035:2,2’−チオジエチル−ビス−[3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
(2)メルカプトベンゾチアゾール:2−メルカプトベンゾチアゾール(東京化成工業社製)

Claims (5)

  1. 組成物の全量に対して、
    (A)2個以上の重合性不飽和基を有する化合物30〜98質量%、及び
    (B)0.1質量%溶液の365nmにおける吸光度(光路長1cm)が0.2以上である光重合開始剤0.1〜15質量%
    を含み、
    (A)成分は、その全量を100質量%として、2個の重合性不飽和基を有する化合物50〜80質量%、及び3個の重合性不飽和基を有する化合物10〜40質量%を含み、かつ、
    (A)成分は、その全量を100質量%として、メタクリレート化合物1〜20質量%を含むことを特徴とする接着剤用紫外線硬化性液状組成物。
  2. 前記(A)成分中の前記3個の重合性不飽和基を有する化合物は、その全量を100質量%として、メタクリレート化合物5〜30質量%を含む請求項1に記載の接着剤用紫外線硬化性液状組成物。
  3. 前記組成物に含まれる重合性不飽和基を有する化合物は、その全量を100質量%として、前記(A)成分を80質量%以上の含有率で含む請求項1又は2に記載の接着剤用紫外線硬化性液状組成物。
  4. 前記(A)成分は、トリメチロールプロパンEO変性トリアクリレート及びトリメチロールプロパンEO変性トリメタクリレートを含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の接着剤用紫外線硬化性液状組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の紫外線硬化性液状組成物からなることを特徴とする接着剤。
JP2005178609A 2005-06-17 2005-06-17 接着剤用紫外線硬化性液状組成物及び接着剤 Expired - Fee Related JP4802567B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005178609A JP4802567B2 (ja) 2005-06-17 2005-06-17 接着剤用紫外線硬化性液状組成物及び接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005178609A JP4802567B2 (ja) 2005-06-17 2005-06-17 接着剤用紫外線硬化性液状組成物及び接着剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006348230A true JP2006348230A (ja) 2006-12-28
JP4802567B2 JP4802567B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=37644398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005178609A Expired - Fee Related JP4802567B2 (ja) 2005-06-17 2005-06-17 接着剤用紫外線硬化性液状組成物及び接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4802567B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126542A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Panasonic Electric Works Co Ltd Uv硬化性樹脂組成物およびこれを用いた接着方法
JP2012041410A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Jsr Corp 感光性接着剤組成物、前記組成物を用いる積層体または固体撮像素子の製造方法、および固体撮像素子
JP2013112715A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Toagosei Co Ltd 活性エネルギー線硬化型接着剤組成物
JP2018504476A (ja) * 2014-12-23 2018-02-15 エルジー・ケム・リミテッド 光学用粘接着組成物、これを多段硬化させる方法、及び画像表示装置
CN109504324A (zh) * 2017-09-14 2019-03-22 湖北银琅兴科技发展有限公司 一种激光全息图像转印用uv固化胶及其制备方法

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62119217A (ja) * 1985-11-20 1987-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスク基板
JPS6369045A (ja) * 1986-09-11 1988-03-29 Seiko Epson Corp 光記録媒体
JPH03104689A (ja) * 1989-09-18 1991-05-01 Nisshinbo Ind Inc 昇華型感熱転写受像紙
JPH09316114A (ja) * 1996-05-29 1997-12-09 Sekisui Chem Co Ltd 光重合性組成物及びアクリル系粘着剤
JPH11100419A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Jsr Corp 放射線硬化性樹脂組成物
JP2000063766A (ja) * 1998-08-20 2000-02-29 Jsr Corp 光ディスク用接着剤
JP2000103815A (ja) * 1999-07-19 2000-04-11 Nippon Shokubai Co Ltd トリメチロ―ルプロパントリ(メタ)アクリレ―トおよびその製造方法
JP2000186253A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Three Bond Co Ltd 光ディスク用接着剤組成物
JP2001240842A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Nitto Denko Corp 紫外線硬化型粘着剤組成物とその粘着シ―ト類
JP2003034776A (ja) * 2001-05-17 2003-02-07 Nippon Kayaku Co Ltd 光ディスク用接着剤および光ディスク
JP2003277447A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Nippon Kayaku Co Ltd 光ディスク用樹脂組成物及びその硬化物
JP2004359779A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Cemedine Co Ltd 光ディスク用接着剤組成物
JP2005015764A (ja) * 2003-06-04 2005-01-20 Keyence Corp 紫外線照射装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62119217A (ja) * 1985-11-20 1987-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスク基板
JPS6369045A (ja) * 1986-09-11 1988-03-29 Seiko Epson Corp 光記録媒体
JPH03104689A (ja) * 1989-09-18 1991-05-01 Nisshinbo Ind Inc 昇華型感熱転写受像紙
JPH09316114A (ja) * 1996-05-29 1997-12-09 Sekisui Chem Co Ltd 光重合性組成物及びアクリル系粘着剤
JPH11100419A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Jsr Corp 放射線硬化性樹脂組成物
JP2000063766A (ja) * 1998-08-20 2000-02-29 Jsr Corp 光ディスク用接着剤
JP2000186253A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Three Bond Co Ltd 光ディスク用接着剤組成物
JP2000103815A (ja) * 1999-07-19 2000-04-11 Nippon Shokubai Co Ltd トリメチロ―ルプロパントリ(メタ)アクリレ―トおよびその製造方法
JP2001240842A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Nitto Denko Corp 紫外線硬化型粘着剤組成物とその粘着シ―ト類
JP2003034776A (ja) * 2001-05-17 2003-02-07 Nippon Kayaku Co Ltd 光ディスク用接着剤および光ディスク
JP2003277447A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Nippon Kayaku Co Ltd 光ディスク用樹脂組成物及びその硬化物
JP2004359779A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Cemedine Co Ltd 光ディスク用接着剤組成物
JP2005015764A (ja) * 2003-06-04 2005-01-20 Keyence Corp 紫外線照射装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126542A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Panasonic Electric Works Co Ltd Uv硬化性樹脂組成物およびこれを用いた接着方法
JP2012041410A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Jsr Corp 感光性接着剤組成物、前記組成物を用いる積層体または固体撮像素子の製造方法、および固体撮像素子
JP2013112715A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Toagosei Co Ltd 活性エネルギー線硬化型接着剤組成物
JP2018504476A (ja) * 2014-12-23 2018-02-15 エルジー・ケム・リミテッド 光学用粘接着組成物、これを多段硬化させる方法、及び画像表示装置
CN109504324A (zh) * 2017-09-14 2019-03-22 湖北银琅兴科技发展有限公司 一种激光全息图像转印用uv固化胶及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4802567B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101553079B1 (ko) 활성 에너지선 경화성 수지 조성물, 경화막, 적층체, 광 기록 매체 및 경화막의 제조 방법
JP4669897B2 (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物及びその用途
TWI625340B (zh) Sclerosing composition
KR100813953B1 (ko) 대전방지성을 갖는 광경화성 수지 조성물
JP5779039B2 (ja) ハードコート性樹脂組成物及びその硬化物
JP2007023147A (ja) 光学材料用活性エネルギー線硬化型組成物
JP2006307049A (ja) 活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物
JP4802567B2 (ja) 接着剤用紫外線硬化性液状組成物及び接着剤
JP5556766B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型光学材料用組成物
CN102640220A (zh) 光盘用紫外线固化型树脂组合物及其固化物
JP5182465B2 (ja) プラスチック基板接着用紫外線硬化樹脂組成物
EP1566422B1 (en) Uv-cure adhesive composition for optical disk, cured material and goods
JP2006152273A (ja) 放射線硬化性組成物及びその硬化物、並びにその積層体
JP2003238904A (ja) 光硬化型光学用接着剤組成物
JP2006124549A (ja) 光硬化性樹脂組成物及び光ディスク用接着剤
KR20080031792A (ko) 적층체
JP5212368B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型組成物及び光学材料
JP2008062571A (ja) 光硬化性粘着フィルム
JP4107472B2 (ja) 光ディスク用接着剤、硬化物および物品
JP2010276870A (ja) 防眩フィルム、偏光板、及び、液晶表示素子
JP4900144B2 (ja) 積層体
KR101246684B1 (ko) 광학필름용 수지 조성물, 이를 이용한 광학필름 및 그 제조 방법
JP4759650B2 (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物、硬化物及び物品
JP2009230800A (ja) 接着剤用放射線硬化性樹脂組成物
JP4102890B2 (ja) 接着剤用放射線硬化型樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4802567

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees